さて5日になりました。明日から仕事はじめて゛す。本年もどうぞご愛顧ください。
みなさまのお正月はいかがでしたか?
私は例年は実家や夫の家に行くことが多かったのですが、今年は自宅で過ごしました。めったにないけど、家でもやっぱり正月気分だけは味わいたいと、お重2段で御節を用意しました。自宅に重箱がないので、わざわざこのために百貨店に行って買ったほど(笑)いいお重って何万円もするのですね。びっくりです。料理ははっきりいって、買ったものと手作りとの寄せ集め。決してまともな御節ではないですが、おかしら付の立派な海老やぶりの照り焼きなどで格好がつきました。
私は島根県の田舎町の出身で、小さな頃はずっと正月に親戚中が集まってきて、大広間でひとりずつの膳と座布団に座って新年を迎えるというのが記憶の風景です。決して立派な家ではないのだけど子供心に正月とはそういうものだと思ってきました。
31日は、朝から昼までが母と子供たちの大掃除時間。古いだけの大きな商家で部屋は十室以上あって、ぐるりと縁側。庭も木々が多くそれはそれは大変な掃除でした。午後からは母が台所で御節づくりを開始。傍でゆで卵を向いて菓子をつくる手伝いをしたり、盛り付けを手伝ったりしたのもよく覚えています。父がなくなり、両親も離婚をし、いつしか大家族で集まる正月がなくなり、今はとても懐かしい思い出と風景です。
年々、私も歳を重ねるごとに、あの頃のような行事の大切さと家族での行動や風景が心を支えていることに気づかされます。子供がひとりの今、娘にそんな正月は体験させてやることができませんが、年越し、正月といった季節感だけは思い出として作っていきたいと感じています。
日本の行事って素敵です。コンビ二が増えて、お店も早くからあいていて、日本国旗を出す家もめっきりなくなり、しめ縄を付けている車もさっぱり見なくなり、何をするにも新鮮な感動やメリハリがなくなってきましたが、だからこそ季節感と行事は一層価値を持ってくる時代だと思います。
だめな母親に変りはないけど、私が親から教わった思い出のかけらだけでも娘には伝えて行きたいと感じるようになっています。
マーケティングにおいてもこうした【失われたものへの価値】に付加価値が高まる一方です。
今年はどんな一年になるでしょうか。ハー・ストーリィはとっても楽しみな会社です。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。