期待水準
土曜日にコンサルタントの五十棲さんの指導日だったので、社員の前で2時間、話をしていただいた。厳しい話かな?と思ったら、とっても身近だった。中でも若手にも分かりやすかったのが、仕事ができるという評価は「期待水準を超えること」だという話だった。
新卒には即戦力は期待していない。書類づくりを5日でしろ、といわれたら4日でする。「まだそんなにこの仕事は無理だろう」と思われる期待を常に裏切り続けると、必ず責任ある仕事が回ってくる、という話だった。優秀か優秀でないかは、常に期待水準を越えることにあるという。経営者が財務諸表を読めなきゃ、だめな経営者といわれるが、社員が読めなくても怒られない。そんな風に仕事には役割やポジションの期待値が必ずある、というものだった。
私たちはついつい、いろんな立場からいろんな物事を混同してみてしまいがちだ。論理的にいわれるとなるほど・・・と思うことも、日常になると見えなくなることが多い。期待水準もそのひとつかもしれない。自分の期待水準を明確にし、自己評価ではなく、他人評価を高めることが自分の付加価値を高めること。
しかし・・・五十棲氏の学生時代から現在の38歳までの話を聞いたが、与えられた目標を落としたのは、西武百貨店時代に不採算店の活性化に行ったその月の一度だけだという。その後、転職を2回して、一度も与えられた目標を下回ったことはないそうだ。
これはある意味、すごいとか自慢とかいう次元ではなく、自分にかなり厳しい人なのではないだろうかと感じた。楽々クリアしてきたように見えるけど、かならずそこにはクリアするための戦略や工夫、アイディア、行動が話しの中に見え隠れした。そして根底は本物の負けず嫌いでもあるのかもしれない。自分自身に勝つことができなければ、目標はクリアできない。


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