人前で話す
おととい、昨日と長野県内三箇所で講演をしてきました。
巡業とでもいいましょうか。同じ内容で、会場を移動するというものです。さすがにこうした連続講演ははじめてですので、楽しみ半分、緊張半分でした。
でも、同じ内容を続けて数時間後に相手をかえて話しをしていく、というのは意外に難しいものです。自分の中に新鮮度や興奮やノリがなかなか作り出せないので、できるだけ参加の方々の顔を見ながら、はじめて会う方に、どう理解していただこうか、という思いで、目の前にいる人に語りかけるつもりで行いました。
「人前で上手に話すにはどうしたらいいでしょうか」とよく聞かれます。
私の方法は、以下です。
1,できるだけたくさんの情報を事前に頭に入れておく。関連の業界データ、情報などをネットで調べる。
2,レジメタイトルを書き出す。時間配分を大枠決めておく。相手によっては、事前にパワーポイントで話す内容をまとめたものを用意する。大勢の人が集まるところは、プロジェクター。数十人の会場ではホワイトボードを使用。
3,レジメタイトルにあわせて、話す内容を集めている情報の中から、ふりわけて、メモ書きで出してみる。(細かく内容はかかない。話す内容のタイトルメモ程度を紙に書き、自分でしゃべってみる)
4,できるだけ相手の立場、仕事、商売に合わせた事例を用意する。事例は具体的な企業名、人の名前も入れる。インターネット関連の話しのときは、実際のホームページURLを用意しておく。
5,専門用語は極力避ける。使う場合は、その意味を補足する。
6,言葉を出して、ざっと講演のつもりで流してみる。
だいたいは以上です。話し方のコツは、「自分の言葉で話す」「情景を沸かせる工夫をする」(たとえば、ドキドキといった擬声語や、それでさぁといったような話し言葉を入れる」、「スピードを変化させる」(早く話すところは山場、出だしと最後はゆっくり、間をとって情感を入れる)などができると最高でしょう。
実は私は講演で何回か、とても大失敗をしています。立ち直れないぐらいの失態です。そのおかげで一時、講演ができないというトラウマをもったことがありました。それを乗り越えるためにはやっぱり講演をすることでしかできませんでした。人の前に立つことはとても怖くて緊張します。でも、自分に与えられたプレゼンテーションの場であり、いかに自分が自分の仕事を愛しているのか、人生に後悔をしていないか、を自分の言葉として話せるようになると、講演はテクニックではなくなり、自分語りの場に変わってきました。
あなたなりのプレゼン方法を見つけてください。
リーダーをする人は、人に伝わる(伝わらない話方もありますからね)話し方ができることは重要な要素です。人には話さなければ伝わらないことばかりです。アメリカの大統領選挙も演説で好感度評価が行われます。話せなければ人は動かないし、人を巻き込めないし、共感に導きません。
苦手でも理由にならないのが、話し方です。努力をぜひしてみてください。周囲が大きく変わっていきます。


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