資源を生かす

昨日は、福井市で講演でした。豪雪だったようで、町の中にも除雪した雪が左右に1mぐらい積まれていました。

講演が終わってから、地元の会社に訪問しました。創業400年の呉服屋さんです。堂々とした門構え、店の中は本物の呉服屋ならではの空間です。奥に広い畳があり、店の中に立っているだけで、「日本ってすばらしい」と感じる空気です。
ご自宅を併設されているので、そちらでお茶をいただきました。数年前まで、ここで働いている人たちはみんな高校を出たら、住み込みで暮らし、食事も部屋も用意され、結婚するまで勤めている、という女性たちが巣立っていっていたそうです。長年、それが代々継承されてきた奉公人制度だったようです。
そういえば、少し前に愛知で訪問した墓石屋さんも同じでした。全国から石屋の息子たちが集まっていて、今でも住み込みで修行を積んで、実家のあとを継ぐというものでした。
「さすがにこうした制度は今の人たちには流行らなくてね」と着物屋の社長さま。もちろんそうでしょうが、この空間、空気、そしておもてなし、呉服屋という文化は、直接ふれた私には、「宝」と感じました。
こうした企業を今だからこそ、多くの人に知ってほしいし、ふれてほしい。本物や伝統とはどういうものなのか。ここには、安土桃山時代や江戸時代の着物が残っている。残念ながら写真で拝見したが、どんなに復刻や模倣の技術が進んでも、目に飛び込んでくる着物の存在感がまったく違うのだ。

古きよき日本の商売を残したい。消えてほしいくない。このまま継承して発展してほしい。全国でさまざまな事業を見せていただく機会をいただけばいただくほど、強くそう感じる。
私にできることは何か・・・がまだまだたくさん残っていそうだ。

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日野佳恵子(ひの・かえこ)。島根県生まれ。90年創業。女性(主婦)マーケティングの パイオニア企業として注目を集める。企業・主婦・ハー・ストーリィの三者共働型マーケティングを開発する。「クチコミュニティ・マーケティング」は登録商標。 [ 続きを読む ]

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日野佳恵子の著書
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ハー・ストーリィは、主婦マーケット専門のマーケティング会社です。「主婦の力をプロデュース」を合言葉に、web媒体とリアルネットワークを活用し、主婦のおしゃべりをコンテンツにするクチコミュニティ®・マーケティングという独自の名称で、事業を展開しています。

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