評価とは自分の過去

先日、ある設備機器会社の部長さまとお話をさせていただく機会があった。
現在、55歳。営業現場で鍛えられ、常に営業のトップで目標を伸ばし続けたというエピソードのある方。
その腕とセンスを買われて、その後、CS(顧客満足)部門の統括部長になられ、今では、営業とお客さまの間に立った仕事をされている。クレームでお詫びに飛んでいった数も数え切れず、中には、ドスを喉につきつけられたり、ということも数回あるそうです。

こういう方とお話をしていると、本当に「動じない」落ち着きがある。
どんなお話にも説得力があり、理論や理屈ではなく、経験の数の蓄積から出るひと言ひと言は重みがある。中でも私が思わずメモをとったのが、タイトルの「評価は過去」という言葉。

「人は過去で評価をする」

「今日からします」
「がんばります」は評価にはならない。「したこと」が評価であり、「していないこと」は評価できない。
だからこそ、一日一日が大切。

「過去を作るのは今日」だからだ。

「今日は明日にとっての昨日」
「今日は、昨日にとっての未来」

また、「過去は評価ではあるが、過去の成功体験もまた過去である。だから常に目の前の新しいこと、新鮮なことに関心と興味を示し、今日を真剣に楽しむ」そうだ。それがまた、「自分の未来へつながっていく」という。
時として、人間は、経験が豊かになればなるほど過去の体験、経験に左右され、新しいことや未経験のことを受け入れにくくなる。

日々を真剣に積み重ねていくこと+新しいことを素直に受け入れる柔軟性

この2つが、魅力的な人に成長できるポイントなのかもしれない。
こうして人生の先輩のお話を聞けることは本当にありがたい。私は仕事を通じて、多くの出会い、学びの機会をいただいている。仕事をしていて本当によかった、と思えるひとときだった。

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日野佳恵子(ひの・かえこ)。島根県生まれ。90年創業。女性(主婦)マーケティングの パイオニア企業として注目を集める。企業・主婦・ハー・ストーリィの三者共働型マーケティングを開発する。「クチコミュニティ・マーケティング」は登録商標。 [ 続きを読む ]

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