非日常へ
2日間、ネットもできず、テレビもない場所にいました。携帯電話だけは飛びます。
でも、とても充実した時間でした。
瀬戸内海に浮かぶ「直島」のベネッセハウスにいました。
名前のとおり、ベネッセコーポレーションが所有する空間です。
全島がベネッセというわけではなく、この島で暮らしている人たちもたくさんおられますが、島の南側に、現代アート作品が点在し、ベネッセハウスそのものは、美術館兼ホテルです。宿泊棟そのものもアート作品で、幻想的な空間の中で過せます。中でも、地中美術館は、その名のとおり、地中に作った美術館で、島の高台、突端に、その風景を崩さないように地中に掘った美術館で、中にはあのクロード・モネの作品も飾られています。しかし、それ以外は、いわゆる絵や作品が飾ってある美術館とはまったく異なり、「空間を感じる作品」が基本です。ですから建物そのものが全て作品なのです。
今回は、プライベートではなく、私が入っているニュービジネス協議会の中国五県の女性部会交流会で、各地から女性経営者が35人集まりました。
なんといってもハイライトは、ベネッセをここまでした福武会長の2時間の講演を直接、お聞きし、奥様に接待役をしていただいた2日間だったことです。
大変、勉強にもなり、リフレッシュもでき、有意義かつ贅沢な時間でした。
福武会長の講演の中には、「非日常」という言葉が何度かでました。また、「非常識」という言葉もたびたび出ました。目に見えているいつもの世界、いつもの日常から離れて自分や会社を見ること。また、自分の思っている常識を疑ってみることが経営者としてもっとも大切・・・ということです。
たとえば会社は、どんなに大きくなっても、ベネッセは、地方に本社を置くことで、東京、世界で仕事をしている現実や自分と、本来の人間性を取り戻すバランスを大切にしているといわれます。
東京は、日本における異常で、つまりは非日常の世界。その場所で日本の未来を考えたり、政治をする人たちが集中すると危険といわれていました。また、日本の常識は海外の非常識であり、自分の考えは決して常識ではない、ということが物事を見るうえで、アイディアやヒントを生み出すといわれます。
そのため「バランスの重要性」も繰り返し言われました。偏らないこと、片方から見ないこと・・・ビジネスの基本姿勢を学びました。
ホテルの快適な部屋は、まさに地中海のリゾート地のような空間。テレビは置いてなく、CDデッキとジャズのCDだけは置いてあります。ビーチは目の前に広がり、海の音を聞きなが過す時間は、本当に最高です。ここは完全な大人向けの場所。ぜひ、喧騒を離れて時間をとりたい方にはおすすめです。
お気に入りの本やCDを抱えておでかけください。こんな場所で事業を考えると、すばらしいビジネスモデルも浮かぶ気がします。
でも、やっぱり恋人同志に似合う場所かな・・・。


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