モチベーションのグラフ化

先日、新入社員がフォローアップ研修で、「入社してからの半年間をモチベーショングラフにする」というものを創ったといってみせてくれた。

下には横軸に月が書いてあり、縦軸はモチベーション度。
0から100という数値を縦軸にいると、山と谷がはっきりと出ていた。
その山と谷のときが、仕事で何があったのか、どういう時期だったのか、を自分自身でコメントを書くという表だった。

これは、本人たちにとってグラフすることで、自分自身を俯瞰してみることができるだけでなく、上司にとっても大変いいと思った。
社員がどういうときにモチベーションが下がり、どういうときに上がるのかが一目瞭然となる。
何よりも、本人が書いているグラフなので、こちらがいい、と思っていることでも、本人がどう受け止めていたのかが、はっきりと分かる。

互いに見せ合うことで、正直に気持ちが吐露できるし、他人と自分の比較によって、みんな同じうように悩むということも知ることができるし、いかにモチベーションによって仕事に対する意欲が変わるかも分かる。

以前、別の研修で、自分のすべきことをポストイットに1つずつ書いて、優先順位をつけたり、重要度別にしたりする表づくりをしたことがある。
自分のすべきことが、頭の中ですべて同じように扱われていたことがよくわかる。そして、整理することによって、気分がとても楽になっていくことも分かる。

新人たちが、「たった一日でしたが、どんどん重いものがとれていく感じがしました」といっていた。
私たちは、仕事のスキルも大事だけど、案外、気持ちを楽にする方法を知っているほうが、ずっと伸びるのかもしれない。

業務を視覚化する、という方法は、これからいろんな場面に取り入れてみたい手法である。

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日野佳恵子(ひの・かえこ)。島根県生まれ。90年創業。女性(主婦)マーケティングの パイオニア企業として注目を集める。企業・主婦・ハー・ストーリィの三者共働型マーケティングを開発する。「クチコミュニティ・マーケティング」は登録商標。 [ 続きを読む ]

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