一昨日の日曜日夜の番組、「行列のできる法律相談所」にゲストで出ていた新庄剛志を見た人は、ファンでなかった人や好きでなかった人も、なかなかのインパクトと感動を与えたと思います。
※思わず、名前のところに公式サイトをリンクしました(笑)
今日、会社で、この話題を数人から聞きました。
そして、私自身も、たまたまテレビを見ていたのでラッキーでした!
はっきりいってこの番組・・・法律相談といっているけど、最近は、弁護士の登場や相談より、島田紳介の独断トークショー。ときどき、「何の番組?」とあきれるほどなのだけど、とにかく昨日は、多くの女性たちを新庄剛志は、虜にしたと思います。
彼の話しは、業界を問わず、働く人、起業家に共通して持ちたい「集客力」「反響力」についてセンスを感じました。そして、「市場価値を上げること」が天性で分かっている人とも思います。
多分、これから彼は、業界を去って、まったく関係ない会社に勤めても、能力と成果を発揮するのではないか、と思います。
そう感じさせるビジネスマインドやエンターテイメントを持っています。
何よりも、自分の立場や役割に固執せず、「お客様を喜ばせること」がプロとしての最大の仕事だ、ということをここまで分かっている人って、日本人には本当にめずらしいでしょう。
たとえば、記憶をたどって会話の幾つか・・・
「なぜ?日ハムに?」(紳)
「だって、日ハムですよ?北海道ですよ。優勝するわけないじゃないですか。ありえないでしょう。だからこそ、北海道と日ハムをどこまで、盛り上げられるか、やってみたかったんです」(剛)
「春に引退を発表したのはなぜ?」(紳)
「お客様の入りがイマイチ減ってきた。ここで何か話題性を作れないかといろいろ考えました。一番、みんなが興味をもってくれることは?と考えたら、【引退発表】だった(笑)」(剛)
「本当に体力的に限界はあったの?」(紳)
「実は、太ももを触ってください。太ももがボコボコでているので。。(女子アナが触ってびっくりしていた)二本の線を切っています。でも、言うと二軍落ちになるので言わないままにテーピングしたりして、やってきました」(剛)
「なんかいつも笑ってましたよね」(紳)
「とにかく試合に負けても笑え、笑えってベンチにいってきました。そしたら楽しくなるし、落ち込まない」(剛)
「もっとしたかったことはある?」(紳)
「残念だったのは、日本シリーズで速めに勝ったこと。もっとお客さんに楽しんでもらいたかったから、ぎりぎりまで勝ち負けを繰り返して、あと三ヶ月はひっぱりたかった。そしたらもっと野球を楽しんでもらえたのに、早く勝ちすぎたことが残念」(剛)
「あれだけ派手な服や買物をしているからお金がないのでは?」(ゲスト)
「はい。でも、お金を使えば使うほど、入ってくるようになりました。とにかくどうやって人を楽しませようか、を考えるのが好きです」(剛)
「今、おおくの人を敵に回したぞ(笑)」(紳)
「これからどんな仕事をしますか」
「人を喜ばせる仕事をしてみたいです。もしも監督になったら、真面目すぎる人が多いので、僕ならジーパンでベンチ入りしたいなー」(剛)
・・・とまあ、こんな感じでしょうか。
とにかく、「球場にお客様を呼ぶには・・・」「楽しくなければ人は来ない」「プロは、お客様が集まってこそお金がもらえている」という根本的なことを理解している人だと思いました。
もちろん、コツコツとまじめは、とても大事で、笑いやお調子者はスポーツの世界では避けられる気がします。
ただし、業界を盛り上げ、お金も集まり、子供や若者が集まる場にしなければ、衰退します。
エンターテイメント性もなければ、スーパースターは生まれないし、なりたいという人も多く出てきません。
多くの若者が、スーパースターに憧れるのは、有名になったり、一流の選手になることもですが、それは同時に、億万長者になったり、貧乏な環境からアメリカンドリームを手に入れることも含まれているのでしょう。
新庄のような感性は、ビジネスの世界では、重要な視点です。
スポーツ選手では、希少でしょうが、対照的であっても、「集客」や「スター性」「ファッショナブルなかっこよさ」を追求しているのは、イチローや中田にも通じるところがある気がします。
ときどき、「日野さんって野球好きですか?」と聞かれますが、いいえ違います。
どこの世界の人か、というより、「生き様」「生き方」を見るのが好きなだけです。
個人的には、シャープで冷たい感じのイチローが好きですが(笑)、新庄の「観客をひきつけるマジック」は、とても感激しました。
こんな部長や役員がくると、会社はめちゃくちゃ面白くなって、若手はぐんぐん伸びる気がします。
東ハトが中田をブランディング担当として、契約していましたが、新庄を単なるCMキャラクターではなく、会社の宣伝プロデューサーとして採用したい、という会社が出てくる気がします。
で、なんだか成功する気がするのです。
私もお金があったら、来ていただきたい・・・本当に、そう思わせていただきました。