強気な人の努力と苦労が見えたとき
週末に、「笑っていいとも増刊号」を見ていたら、
お笑いの「にしおかすみこ」がゲストで出ていた。【わたしだよー】というSMキャラで売っている女性。
番組の中で、鞭を出したり、さけんだり、なじったり・・・正直、眉をひそめる女性も多いキャラかもしれない。この日は生でのタイミングがズレて、しまったが相変わらずのキャラで存在を出していた。
なんだけど、
「笑っていいとも増刊号」は、生放送一週間分の面白いところだけを編集し、
さらに、生ではうつっていなかったコマーシャル中の様子なども流すのがウリ。
この日、コマーシャルに入ったとたんに、彼女は泣き出した。
「どうしたんだよー」と爆笑問題が、声をかけると、
「緊張しすぎて・・・失敗してしまいました。
だって、だって、芸歴11年。子供のころから、ずっと見てきたこの番組に、
やっと出られて、緊張しすぎて。タモリさんが目の前にいるだけで・・・。
キャラを14回も変えて、やっとやっと出られた」
と泣きじゃくった。
タモリさんが、「え?キャラをそんなに変えたの?ほかには何?」
というと、「女王様キャラが14案目・・・。ほかには、お花マンとか・・・」と次々、過去のウケなかった
キャラを披露し、かなりの時間放映で、おいしい役となった??
タモリさんに向かって、
「タモリーお前すごいよー。私が小さいときから、ずっと生放送に出てるんだろう?すごすぎるよ」
と、またまた泣いた。
実際のところ、SMキャラのプロ芸人がなきじゃくってしまったのはまずいのかもしれないが、
わが家で家族で見ていると、娘が横で、「この人、キャラは生意気だけど、こういう部分があるからにくめないのよね」とつぶやいた。
たしかに憎めない。
何より、SMキャラがどうかというより、女性がひとりで、10年以上、芸能界で、14回もキャラを考えて考えてウケナイまま今日までがんばってきたのか、と思うと、
本当に、売れるというのは、芸人にとっては、
すごいことなのだ、とあらためて感じた。
思わずヤフーで調べてしまった(私もヒマ?)
なんと、タレント年鑑の西岡すみこが出てきた。びっくり。かなりイメージが違う。アイドル風・・・。
決して、ワイドショウ的好奇心ではなく、ひとりの働く女性として
業界は違っても、通じるものを感じた。
32歳になる女性が、身体をはって、ひっしで20代にもがき、30代になって売れた。
何度もあきらめようとしたことだろうと思う。
芸人にはこういう人も多いだろうし、売れないままという人も多い。
来年ブレイクするかも。今年いけるかも。
と、「今か、今か」と、あきらめきれずにいる人が多いと思う。
でも、とにかく執着し、どんどん新案を考え、あきらめない努力は
無駄にはならないはず。
休日のテレビで、なんだかもらい泣きしました。

