広島の味、「むすびのむさし」

musasi2.jpg広島で弁当を買うなら、「むすびのむさし」です。

いろんな街の、いろんな駅で、いま、「美味しそう」で、「華やか」で、「豪華風」な駅弁が増えていますが、広島人にとって、弁当は、「むすびのむさし」なのです。(・・・と言い切る!)

もちろん、駅弁を買うときは、広島駅弁という美味しくて工夫された広島らしい駅弁もあります。

「むすびのむさし」は、駅弁というような限定範囲ではなく、「むすび」屋として、広島の町の中に店舗であちこちあります。

広島に帰ったら、無償にこの「むさし」が食べたくなります。新幹線駅改札内にある出店か、新幹線口の店舗で、絶対に買って新幹線に乗ります。

広島人にとっての「おふくろの味」かもしれません。

何が違うって、シンプルで素朴で、「むすび」で勝負です。塩加減が違うのです。まるで、おばあちゃんが手で、目の前で握ってくれたかのような・・・。

(事実、この「むすびのむさし」は、創業は、おばちゃんが、手で握って、市場の人たちに振舞ったところから評判になって、店舗展開へと発展し、今日、広島人に愛されています。)

人気は、「からあげ弁当」。若い子はとくにコレです。

山賊むすび、とか、花かご弁当とか、どれも美味しいです。この写真は、社員の泰永の膝の上で、撮りました。見ているだけで、「むすび」の味が浮かびます。

どんどん凝った弁当が増え、「空弁」とか話題になりますが、こんなに素朴な昔風のお弁当が、ずっと愛されているのは、「美味しいむすび」という、日本人の原点にこだわり続けているからでしょうか。

郷愁だけではない、何かが、この「むすび」にはあります。人が食べたくなる味は、そんな単品への徹底したこだわりが基本ではないだろうか・・・と、いつも「むすびのむさし」を食べながら、考えさせられたりもしています。

そうそう、お弁当の下にひいているのは、包装紙です。

この包装紙も、ずっと昔から、内側に、広島市内地図が書かれています。

こんなところにも、「広島を愛している」「広島の味」「広島を伝えたい」という想いが、さりげなく伝わります。もうずっと昔から、変らずに、この姿勢と味を守り続けているという会社があることは、なんだか、最近の忙しい、変化の激しい時代の中では、かえって、ほっとします。

 

Profile

日野佳恵子(ひの・かえこ)。島根県生まれ。90年創業。女性(主婦)マーケティングの パイオニア企業として注目を集める。企業・主婦・ハー・ストーリィの三者共働型マーケティングを開発する。「クチコミュニティ・マーケティング」は登録商標。 [ 続きを読む ]

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日野佳恵子の著書
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ハー・ストーリィは、主婦マーケット専門のマーケティング会社です。「主婦の力をプロデュース」を合言葉に、web媒体とリアルネットワークを活用し、主婦のおしゃべりをコンテンツにするクチコミュニティ®・マーケティングという独自の名称で、事業を展開しています。

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