答えは現場が持っている
映画「踊る大捜査線」の名台詞に、「事件は会議室で起きているんじゃない」というのがありましたが、ビジネス成功のヒントは、すべて現場にある!というあたり前のことを飛ばしてしまう会社がとても多いのには驚きます。中でも、売り場の人、お客様、新人、事務員、パートなど、実は、経営幹部が直接、話をすることの少ない人たちのほうが、客観的に会社を見ています。
いくつかの企業様の経営企画室や戦略室などの会議に出席させていただくことがあるのですが、「最近は、顧客変化も激しくて、ヒットしても長くない」「新規のお客様づくりが難しくなっている」という相談をうけたときに、「お客様に直接、お話を聞いてみられましたか?」「売り場の人たちと話しをしてみましたか?」というと、「アンケートはとっている」とか、「外部の経営コンサルタントに調査を依頼した」という回答があることがあります。
ハー・ストーリィも座談会や調査をする会社ですが、その目的は、「お客様と対話する場面を実際に作る」ということにも重きを置いています。
実は、お客様の声よりも、「聞く側の感度を作る」ことのほうが、もっと大切な機会になります。
経営幹部、関係者に同席いただくことで、『お客様の本音を自分自身の感度で感じる自分のセンスを高めてもらう』ことのほうが、ビジネスのいろんな現場に生きてきます。
お客様は、驚くほど、課題の解決ヒントをくれます。
現場は、成功事例、失敗事例の宝庫です。
まずは、「声を聞く機会を社員や幹部が増やす」このことで、顧客視点の感度を高める自分をつくれば、さまざまな場面に応用の利く、ビジネス感度の高い人材ができます。

