私の周りには、ご主人が社長だったけど、倒れてしまったり、自ら命を絶ったり・・・の結果、妻が社長を引き継ぐことになった、という女性が数人います。
彼女たちと話しをしていると、驚くほどのパワーがあります。
どこからそんなパワーがみなぎるのか・・・と思うほどです。
ニュースでは、責任ある人たちが、不祥事を起こして自殺をすることが伝えられます。
まるで、何かミスをしたら、死んで責任をとることのほうが、正しいとでも思うかのようにです。
高校の履修問題で、校長先生が自殺をするニュースなど、情けなさすぎて言葉が出ません。
これは、日本の切腹などの名残なのでしょうか。
そのあとに残った家族、そして子供たちへの影響がどうなるのかをを考えないのでしょうか。
幸せな奥様で、子供が3人も4人もいる女性が、ある日突然、社長になります。
そして、彼女たちは必ず異口同音にいいます。「子供のために死ねない」「意地でも、成功する」と。
先日、一年前に、ご主人が数億円の借金をしたまま倒れ、返済が回らなくなった・・・という友人が、社長を引き継ぎ、「会社再建までは当分会えないかもしれない」といっていたのですが、久し振りに電話をくれました。「やっと会えそうよ」と。
どれほど苦労しただろう、と心配してあうと、なんと、出会った彼女は、一年前とは別人のように「美しく大変身」していたのです。
驚いて、「どうしたの?」と聞くと、「そうよ。大変すぎて死にそうで、どん底だったから、ほっとくと顔はみすぼらしくなって、老人のようになりそうだったから、逆に、めいっぱい美しくなろうと決めたの。落ちぶれた姿をしていると人が去るけど、元気にしていると、あれ?大丈夫みたい、って思うでしょ。肌の手入れをきっちりして、体力が勝負だから、体も鍛えて、美貌を手に入れるときめたの。そしたら、会社も元気になってきたわ」というのです。
キラキラした目、ぷりぷりした肌で、「でも、死にそうだったわー。娘を嫁に出すためにも、やらなきゃねー」というのです。
さらに、別の友人は、一年半前に、4人の子供がいる専業主婦だったにもかかわらず100人近く社員のいる会社を継承しました。
こちらも、「楽しくってしょうがない」というのです。
「私は専業主婦だったから、みんな何もしらない奥様がきたから、しょうがない・・・と思ってあきらめているせいか、逆にすごくチカラになってくれるの。中には、やっと組織が変わってうれしい、という社員もいて、何も知らないほうがよかったみたい」とくったくがないのです。
そして、2人とも、「子供をたくさん育ててきたでしょう?会社って子育てと同じだものね。大変だけど、育てがいがあるわ。私があきらめたら終わり。どうせなら、思いっきり楽しまなきゃ」というのです・・・・
そして、「ダメでも命までとられないでしょ」「どうにか生きていけるんだったら、やれるところまでやらなきゃ」というのです。
命を失うとか、命を捨てる、という発想ではなく、命とられないんだから、どうせならやろうよ、なのです。こういうのを肝っ玉というのでしょうか。
女はすごい・・・母は強しです。。。。
先日、大企業のある大物会長におめにかかったときに・・・
「女が事業をすると、もともと右脳なのに、左脳を鍛えるから、かなわん。男には右脳がない。左脳だけの男と、両脳の女が事業をしたら、いざという困難なときには、母親には勝てんのよ」「男は永遠に息子。女は永遠に母親」とつぶやかれたのを思い出しました。
白髪の翁の言葉は、説得力があったのですが、このことか・・・と思い出しました。