武士の一分
日曜日に、時間があいたので、品川プリンスホテル内のシネマで、「武士の一分」を観ました。
そう、、、私は木村拓哉の長年のファンです。
起業家として言い訳もすると、ジャーニーズ事務所の商魂に学ぶところ大です。
基本的に、ジャニーズは私にとっては癒しの世界&大衆マーケットを学ぶリアル教材です。
講演などで、この話しをすると笑われるのですが、でも、コンサートにもかなり行っています。
今年はKAT-TUNの赤西仁にもハマッたのですが、休業宣言をしているのが残念です。私の携帯の待ちうけ画面は、今でも赤西君です。
あ、そんな話しではなくて、「武士の一分」の話しでしたね。。。
今朝の朝のワイドショーでは、日本アカデミー主演男優賞を木村拓哉が受賞だったようですが辞退したらしいです。
ジェニーズは、国内の受賞合戦は全て辞退をしているので、レコード大賞などにもずっと出ていません。
映画の内容ですが、ストーリィは地味です。
主役の木村拓哉の役は、三十石の下級武士。毒見役というさえない仕事をしている侍です。
でも、だからこそ、今の時代に忘れていた「日本人の心」がジワジワと響く映画です。ドーンとしたインパクトはありません。
ストーリィが地味な上に、山田洋二監督ということもあって、特殊撮影、CGなど、今流行の技術は一切ありません。
それどころか、監督は、作業工程でコンピューターを使うことさえ嫌がったと聞きます。
でも、途中から盲目となる木村拓哉の剣術のシーンや果し合いのシーンは、演技力を超えたホンモノで、特殊撮影などがまったくない分、体当たりの演技がそのまま映像となりますから、その無心の演技力は凄いものがあります。
そういう意味では、内々に主演男優賞受賞になったことは頷けます。
アイドルとか、スターという立場ではありますが、ここまで純粋に演技力で勝負できることそのものに、
本物の総合力を持ったスターなのだなぁ、と感じました。
今年でアンアンの男性人気タレント連続13年を達成しています。(13年もトップになれる人は後にも先にもない気がします)
脇役を固める方々は豪華ですが、登場人物の数、出てくる場面もほとんど変化が少なく、家の中での主役の暮らし、気持ちの変化、妻との関係などだけで展開していきます。
でも、日本に事実、こんな時代があったのだ、ということ。
こんな武士の暮らし、夫婦関係が普通に存在したのだ、ということそのものが、後世の私たちに教えるてくれていることは多々あります。
日本独自の文化・・・下級であっても武士というプライドの存在、家督を守ることへの強い執着、切腹など、今見ると尋常ではない「日本人文化」。
同じこの日本に事実としてあったことそのものを再認識させられる映画でした。
海外の人たちは、こうした日本人の下層の武士たちにも徹底していた「武士魂」に、不思議な魅力や怖さ、そして神秘を感じるのでしょうね。
今、この神秘性は、本当になくなりつつあります。
「美しい日本」と、どなたかが言われていますが、「美しい日本」という独自の文化を考えるのにも、
さりげなく、自然に、いろんなことを教えていただけた良作の映画だと思います。


