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木田理恵の「今日の視点」

こんにちは!女性マーケッター養成講座、講師の木田理恵です。
ここでは、私自身の仕事やプライベートの体験の中から、生活者視点マーケティングのヒントになりそうなことをピックアップしてご紹介しています。受講生やこの講座に興味を持たれた方々と「気づき」をシェアできればと思いますので、皆様の体験・感想をお待ちしております。

2007/02/21

売り方、届け方は無限大

先日、ゴマブックス株式会社の嬉野社長のお話を伺う機会がありました。
ゴマブックスといえば、23歳の主婦が書いた恋愛小説「赤い糸」が発売1週間で100万部を超えるヒットとなった火付け役。

書店には本が溢れ、若者の文字離れが進む中、1週間で100万部とはすごい数字ですね。
小説化される前に、携帯コミュニティサイトで配信されていた時にすでに述べ800万人のアクセスがあったというので、潜在顧客はいたにせよ、書籍販売とリンクして、人気インディーズバンドとのコラボレーションCMやオフィシャルサイトを活用した読者のエピソード投稿など、新たな読者層開拓、共感からクチコミを起こす仕掛けもおもしろいです。

そんな嬉野社長のお話の中で、私が一番、興味を持ったお話は…、

「出版業界は古い業界、だけど、売り方、届け方は時代に合わせて考えられる」

ということです。

確かに、本という商品の形態自体は昔も今も変わりません。(基本的に、紙に活字が並んでいる…)
でも、売り方はここ数年で時代に合わせて大きく変化しましたね。
本の通販サイト「amazom」で、本を購入される方は多いと思いますが、カスタマーレビューや関連商品のおすすめ、アフィリエイトなど通販をされている方以外にも参考になる販売促進の手法がたくさん導入されています。

また、今回のような携帯電話やインターネットを活用した読者層の囲い込みや発売前からのファン作り。
話題性、クチコミを促進するインフルエンサー(影響力のある人)、他のメディアとのコラボレーション。

コレクター心をくすぐる「ディアゴスティーニ」のシリーズ雑誌は創刊号が半額くらいでお試しできたり、自宅に届けてくれたり、専用バインダーを別販売していたり…。
(ちなみに私は、週刊ガンダム・ファクトファイルを買っちゃいました。創刊号がとても安いので試しに買うと、コレクター心に火がついて辞められなくなっちゃうんですよね…)


こうやって本の業界を観察してみると、
私たちが、今まで、売れないな…。と思っていた商品も、時代にフィットした売り方、届け方次第で劇的に売れるようになるかも知れないという気になりませんか?

何を売るのか?(商品の先にある価値感、世界感)
どこで売るのか?
誰に売るのか?
どのように売るのか?
いつ売るのか?

こんなことを考えながら、あれこれアイデアを巡らせ一人、ワクワクする1日でした。
嬉野社長、ありがとうございました!


【今日の気づき】
●変わらない商品でも、時代に合わせた売り方、届け方でヒット商品に!
●話題性、クチコミ、ファンコミュニティ、メディアコラボレーションetc、売り方は無限大

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