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木田理恵の「今日の視点」

こんにちは!女性マーケッター養成講座、講師の木田理恵です。
ここでは、私自身の仕事やプライベートの体験の中から、生活者視点マーケティングのヒントになりそうなことをピックアップしてご紹介しています。受講生やこの講座に興味を持たれた方々と「気づき」をシェアできればと思いますので、皆様の体験・感想をお待ちしております。

カテゴリー:木田の毎日がマーケティング!トピック一覧

2008/07/31

20周年のご褒美

B`Zが今年、結成20周年を迎えた。
デビュー当時、大阪ではFM802というラジオ局が開局し、
デザイン事務所に就職して1年目の私は、毎日かかるB`Zの曲を
聞きながら、社会人としての1歩を踏み出していた…。(懐かしい)

と言うことは、私もデビュー20周年??

よく20年、途中で休憩することもなく続いたものだ。
ここいらで、ちょっと自分にご褒美あげてもいいんじゃない?

最近、物欲はめっきり減ってきたけれど、
日常を忘れてゆったり旅行なんてどうかしら…?

とはいえ、大きなお腹を抱えて、遠出はできない。
近場の温泉くらいなら大丈夫かも…。

候補地に選んだのは、伊豆。
要となるなるのは宿選び。温泉雑誌を片手にいろいろ探した。

ご褒美旅行なんだもの。

 “絶対に失敗したくない”

 “思い出に残るような感動的な体験をしたい”

 “日常をすっかり忘れて、癒されたい”

 “ご褒美に相応しい贅沢がしてみたい”

散々、悩んだ挙句「月のうさぎ」に宿泊することに決めた。
「月のうさぎ」といえば、伊豆では超有名なお宿。
なかなか、予約が取れないことでも有名だ。
真夏の平日、たまたまキャンセルが出たことも重なり、
ラッキーにも予約が取れた。

我ながら、ベタというか、オーソドックスな選択だなと思ったが、
「月のうさぎ」は、ご褒美旅行の条件をすべてクリアしていた。

1.いまだに、予約がいっぱいで、毎年記念日に宿泊する
  リピーターが絶えないこと。(=失敗はないはず)

2.部屋にある露天風呂から広がる海。この絶景は何度もTVや
  雑誌でみている。(=実際に体験したら感動するに決まってる)

3.竹林に立つ離れの部屋は全部で8棟。食事もお風呂も完全に
  プライベート空間。海と竹林と露天風呂。ただそれだけ。
           (=日常では滅多に味わえない癒しの空間)

4.1泊5万円(サービス込み)。普通の会社員にはとっても
  贅沢。普段なら、ちょっと手が出ない。
              (=だからこそ、ご褒美に相応しい)


宿泊の感想は?
もちろん、大満足。

お迎えから、お見送りまで専属の仲居さんが心を尽くした対応を
してくれ、露天風呂から見える景色も、お料理も最高!
思い出に残る旅行となった。

月のうさぎ
http://www.tsuki-u.com/open.html
キャッチコピーもいいですね!
 「少し疲れたな…と思ったら 月のうさぎへおいでなさい。」
 「何もしないという最高の贅沢」


女ゴコロを掴むキーワードの7つ目は、「ご褒美」

女は、誕生日や結婚記念日など、メジャーな記念日だけでなく、
自分だけの節目や記念日に、自分自身にご褒美をあげる。

節目・記念日だから、ご褒美をあげたいのか?
自分にご褒美をあげたいから、my節目・記念日をつくっているのか?

たまには、日常を忘れて癒されたい。
ちょっと、贅沢してみたい。

そんな購買行動の言い訳に「だって、ご褒美なんだもん」
ぴったりな言葉なのだ。

日常使いの食品や日用品の物価が高くなり、ますます女性の財布の紐は
締まってくる。
反面、ストレスもたまってくるに違いない。
「日ごろ、がんばって節約している私へのご褒美なんだもん。たまには…」
そんな動機の買物も増えるのではないだろうか?


続きは…、
「彼女があのテレビを買ったワケ」 エスクナレッジ出版
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2008/07/14

結婚指輪の価値

7月に入り、今年も折り返し地点を過ぎてしまったのだな〜と
この半年間を振り返ると、本の出版、記念イベント、結婚、妊娠
と、今さらながら怒涛のような半年だったことに気づく。

いや〜、よく乗り切った!

「自分で自分を褒めてあげたい」
と、一昔前のセリフを一人つぶやいてみる…。

そういえば、結婚指輪さえ買っていない。

結婚式は、いろんなことが落ち着いてからと
あきらめてはいたのだけれど…。
指輪くらいは買っておこうかと早速、お店回りをはじめてみた。


カルティエティファニーなど、定番ブランドから
ブライダル専門ショップまで

結婚指輪って、デザインはとってもシンプルなので、
はっきり言って、どこで買っても同じようなモノが買えちゃう。

でも、店を回っていると
本当に違う。

モノそのものが違うのではなく
その周辺にある【価値(バリュー)】が全く違うのだ。

カルティエやティファニーなどは、言わずもがな
老舗ブランドが持つ“格式”が一つの価値になっている。
でも、何かこうド定番なような気がして、捻りがないかな…。
しかも、店員さんはちょっと横柄な感じ…。
「買っていただく」ではなく「売ってやる」という感じが否めない。

折角の記念だもの。
お店の人にも祝福されて、気持ちよく指輪を買いたい。

いろいろ、見て回って私がここだったらと気に入った店は

ケイ・ウノ
http://www.k-uno.co.jp/

名古屋が本社の結婚指輪、婚約指輪の専門店だ。

家(自由が丘)のすぐ近くにもお店があり、素敵なお店だな〜と
いつも気になっていた。

「こんにちは!」

と店内に入り、結婚指輪を見に来たことを告げると
担当の女性は満面の笑みをうかべて、

「おめでとうございます!!」

と答えてくれた。
(当たり前のようなことだけど、ここに来るまで5〜6店回り
 こんなに祝福してくれたのは、この店が初めてだった…)

あっ、何だかやっと素敵な店に出会えたのかしら…。

それから真摯にデザインの好みや付け易さなど
相談に乗ってもらったのだが、なかなか、これっと決まらない。

それだったらと、
常駐している専属デザイナーに、デザイン画を書いてもらう
ことになった。

世界で一つだけの自分たちだけのデザインだ。

カフェ風の接客テーブルに通され、上質な飲み物と甘いチョコレート
をいただきながら、自分のためだけにデザインを何点か書いてもらう。
聞くと、リングのデザインだけでなく、刻印のデザインもオリジナル
で彫ってもらえるという。

何点かデザインを書いてもらい、カタログも持ち帰り検討することに…。
一生に一回のものだもの。(多分…)
慎重に、納得いくまで考えたい。

数日後、お店の人から手紙が来た。

丁寧な手書きの文章には、結婚を祝う言葉と共に

「お二人の大切な記念のリング選びをお手伝いさせていただけたら
 とても幸せです」

という言葉が添えてあった。


女ゴコロを掴むキーワードの6つ目は、「特別」

記念の指輪選びって、女性にとっては特別の買い物。
指輪に限らず、「特別の買い物」をするときって、
一年の内(?)、一生の内、そう何度もやってこない。

そんな特別な買い物をするお客さまには、
特別な空間、接客・サービス、商品で感動を与えたい。

「私って特別」と思ってもらえるような感動だ。

私の特別な買い物に相応しい、
私を特別にもてなしてくれる、
私にとって特別な店だわ。


お客さまにとって特別な存在になれたら、
そこには競合は存在しなくなる


続きは…、
「彼女があのテレビを買ったワケ」 エスクナレッジ出版
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2008/06/24

私のココロを掴んだヘアサロン

すでに、女性マーケッター養成講座10期生の方には、
ご報告したのですが、私、第一子を身ごもりました…。
予定日は11月初旬…。

日々、大きくなっていくお腹を見ながら、今まで体験
したこともない出来事に遭遇し、刺激的かつおもしろい
毎日を送っています。

今日は、妊婦だからこそ体験できたエピソードを一つご報告。


30代半ばから、定期的にヘアサロンで髪を染めていた私。
特に人の前で話をすることが多いので、妊婦といえども
きちんとしていたい…。

でも、妊娠中の毛染めって、胎児への影響あるとかないとか
賛否両論なんですよね…。
インターネットで調べれば調べるほど、確かな情報や不安を
払拭してくれるヘアサロンもなく、そんなこと気にする妊婦は、
「神経質な人」って感じで扱われるのもしばしば。

ますます不安になって、落ち込む私…。

何十件と調べた結果、見つけました。
妊婦にやさしいヘアサロン。
名前は「リゾートヘアーサロン・フルー」(自由が丘にあります)

電話で問い合わせたら、とても対応が良かったので、早速
行ってみた。

中に入って、予約の旨を伝えると奥の落ち着いた席に案内
され、まずは説明を受ける。

使用する溶剤の安全性や、施術中もどのように安全を
確保しているかの説明をひとしきり受け、

今度は、妊娠週数や体調、つらい姿勢はないかなど丁寧に
ヒアリングを受ける。

ずっと、ずっと不安に思っていたこと。
すっと、ずっと私って神経質なのかしらとブルーになっていた気持ち。

全部が、施術の前にす〜っと晴れて行く。
 「あ〜、この美容室に来てよかった。」

私の不安に向き合ってくれたことが何より嬉しかった…。

ちょっとした待ち時間に、鏡の前に置かれたアルバムを開くと、
このお店のコンセプトや使用溶剤へのこだわり、メニュー、
各スタッフの顔写真とともに、この店に入った理由とメッセージが
書かれてあった。


その後の施術中も、何度も

 「気分は大丈夫ですか?」
 「今から〜をするので、〜な感じがすると思いますが、
  気になったら何でも言って下さい」
 「あと、何分くらいで終わります」

と声をかけてくれる。
不安になる前に、きちんと声がけしてくれるのだ


その他、妊娠中に手入れのしやすい髪型や手入れの仕方をアドバイス
してくれたり、帰りは全員でお見送りしてくれたりと大満足の
ヘアサロン体験だった。

と言うわけで、
きっと、相手が妊婦でなくったって、この店はちゃんとしているん
だろうな〜ということで、勝手にクチコミ活動しちゃってます(笑)。

女ゴコロを掴むキーワードの5つ目は、「誠実」


私が、この店を好きになったのは、“顧客の不安”に対して、
先回りし、とことん、誠実に向き合っていたからだ。

はっきり言って、技術の良さ(素人には見極められない)
とか空間のよさではない。

ポイントは、“顧客の不安”に対してどう応えるかという
姿勢。自分の不安に気づき、誠実に応えてくてた企業や店を
女性は好きになる。

とことん顧客視点になり、顧客が今、目の前で直面して
いる不安や問題に向き合おう。


リゾートヘアーサロン・フルー
http://beautynavi.woman.excite.co.jp/salon/18781


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2008/06/05

我が家のおすそわけを商品に?!

スーパー通いは、ビジネスのONモード
生活者としてのOFFモードにしてくれる私にとって貴重な存在だ。


それに、スーパーはご家庭の台所をウォッチングするのに最適。
売れていそうな商品や、レジに並ぶ主婦やカップルの買物カゴの
中身を覗いては、ライフスタイルを想像してみたり…。

これがまた、結構楽しい。


最近、忙しさにかまけての深夜のコンビニ通いを反省し、
極力スーパーで買い物をし、手作りの夕食を作るようになった私。

早速、スーパーでおもしろい商品を見つけた。

「栗原さんちのおすそわけ」

料理研究家の“栗原はるみ”さんがプロデュースした
プリンとパンナコッタのデザートだ。

キャッチコピーに
“わが家の味を召し上がれ。栗原はるみさんのデザート”

と書いてある。

発売しているのはメグミルクで、もちろん大量生産
栗原さんが、毎日家で手作りしてスーパーへ持ってきている
なんて考える人はあるまい。

でも、やっぱり
このネーミング、このキャッチコピーに私はやられてしまった…。

原油高の影響でいつもの食材が50円、100円高いわ、どうしよう?
なんて節約モードに入っていた私が、
迷わず、買い物カゴへ…。


 “私も栗原さんにおすそわけがもらいたい…!”

一瞬、日ごろ、仕事仕事で忙しい自分が
栗原さんのご近所に住んでいる、優雅なママ友になった気分になった。

「栗原さんちのおすそわけ」公式サイト
http://kuriharasanchi.com/

開発秘話
http://kuriharasanchi.com/product/detail/panna01.html

お客さまのメッセージ
http://kuriharasanchi.com/product/index.html


女ゴコロを掴むキーワードの4つ目は、「共感」


女性は、モノではなく「共感」や「絆」を買っている。
単にとっても“おいしい”といわれるよりも
どんな人が、どんな思いでその商品をつくったか、
その人柄、そのストーリィに共感すると、その商品そのものが
まったく違ったものに見えてくる。

「栗原さんちのおすそわけ」は、作り手である栗原はるみの
思いと、その人柄、思いに共感するファンに支えられている。

あなたのまわりにも、そんな商品ないですか?


続きは…、
「彼女があのテレビを買ったワケ」 エスクナレッジ出版http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4767806976/herstory-22/ref=nosim

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2008/05/08

選ぶって難しい、選ぶって楽しい

この言葉を聞いたとき、ハッとした。
そうそう、その通り…。
「選ぶって難しい、選ぶって楽しい。」

三菱UFJ証券のCMだ。
松たか子がガラス細工のお店を訪ね、
自分のお気に入りの一つを手に入れる。

たくさんある選択肢の中から、自分にぴったりのお気に入りに
出会えた時って本当にうれしいもの。

でもこれが、難しいんだな〜。

先日から、新居のリビングに合うカーテン選びに
四苦八苦している私…。


折角、買うんだから。
(しかも、結構値が張るし、環境保護の観点からも
 一回買ったら、永〜く使ってやるぞと覚悟の買い物)

そう、失敗はしたくない。絶対に!!


壁・床・天井・照明・家具etc…、
全体に調和して、それでいてセンスがキラりと光るものにしたい!

だけど、ほんと難しいですね。
なにせ、店に行ったら、自分の部屋のことが鮮明に思い出せない。
このカーテンが壁にかかっていたら

  「地味かな〜?」
  「暗いかな〜?」
  「柄がうるさすぎるかな〜?」
  「飽きが来ないかな〜?」
  「重いかな〜?」

あ〜、イメージができない!(自分の記憶力、想像力のなさにもガックリ…)


すっかり、カーテン選びの自信をなくした私…、
でも、そんな私をサポートしてくれるいいお店を見つけた。


自由が丘のsmartというお店では、気に入ったカーテンを3枚まで
1週間、無料でレンタルしてくれる。


早速、気になったカーテンを3枚お持ち帰り。
毎日、リビングに掛けかえてどんな気分になるか試してみる。

 ○朝起きて、カーテンから透ける柔らかな朝日を感じてみる

 ○ソファに座り、風に揺れるカーテン越しに外の景色を眺める

 ○夜、家に帰ってきて、照明をつけ、最初に目に入るカーテンの
  印象を見る


今まで、何がいいのかわからなくなって、苦痛さえ感じ始めていた
カーテン選びが、とたんに楽しくなった。

  「へぇ〜、店で見るのと随分印象が違うな…。」
  「カーテン一枚で、ガラッと部屋の雰囲気が変わった!」


こうして、納得して買ったカーテンには、当然愛着もわく。
毎日、ソファにかけカーテンを眺めては、

「やっぱり私の選択は間違いなかったわ!満足、満足!」

という気分になる。

そうです。


女ゴコロを掴むキーワードの3つ目は、「選ぶ」


女性は、特に選ぶというプロセスを大切にする生き物。
どんな風に、たくさんの中から自分にぴったりを選び出したかが、
商品の価値や、その後の商品、店との関係性にも影響を与える。

しかし、現実には自分にぴったり、自分らしい選択とは何かなんて
わかる人はそうそういない。
しかも、現代は、情報過多、モノあまりの時代。

迷える子羊が、自分らしい選択をしようとすればするほど、
何がいいのかわからなくなって、買い物に疲れ果てる。

そんなところにビジネスチャンス!

「選ぶ」プロセスを楽しく演出し、この選択があなたらしいのよ、
間違いないのよ、と背中を押してあげるサービスや接客。

あ〜、そんなお店で買い物を楽しんでみたい!!


続きは…、
「彼女があのテレビを買ったワケ」 エスクナレッジ出版
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=32034655

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2008/04/03

ご意見番のはずが、いつのまにかファンに?

私は今、とあるショールームのコンサルをしている。
女性視点を取り入れた、
女性が行きたくなる、女性がクチコミしたくなるショールームだ。

実は、このショールームのスタッフの方々は、
今まで、女性視点には程遠い、営業スタイルをとられていた。

なので、オープンの4ヶ月前から、地域の女性に協力を依頼し、
月に2回、とある場所に集まっては、

女性にとって、行きたくなるショールームは?
女ゴコロを掴む接客とは?

と様々なご意見を伺ってきた。


そのショールームのオープンがいよいよ1ヶ月後に迫ったある日…。

スタッフ 「あのう…、やっとショールームのチラシができたので、
      皆さんにお披露目をしたいのですが」

ご意見番 「え〜、どれどれ、よくできてるじゃない。これ何部
      もらえるの?」

スタッフ 「えっ、余分にもらってどうするんですか?」

ご意見番 「どうするって、私の友達や近くに住んでる知り合いに
      配るわよ!20枚くらい、ちょうだい!」

その他  「あっ、私も、私も!」


きょとんとする、スタッフ。
ニコニコ笑いながらチラシを持ち帰る女性たち。


そうです。


女ゴコロを掴むキーワードの二つ目は、「育む」


女性たちは、ご意見番としてショールームに意見し、
スタッフとコミュニケーションを取るうちに
すっかり身内感覚の応援団に! 
つまりコアなファンへと成長していたのです。


女性は特に、母性本能からか、世話好きな人多いですね。

自分が関わり、一緒に何かを作り上げている(育んでいる)という感覚が
企業や施設、商品の強固なファンを作り上げていく…。


続きは…、
「彼女があのテレビを買ったワケ」 エスクナレッジ出版
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4767806976/herstory-22/ref=nosim

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2008/03/21

あなたは何をケータイしていますか?

先日、渋谷を歩いていたら、TOKIOの長瀬智也くんの
でっかいポスターが目に入った。

「ううっ、やっぱりかっこいい!」

DoCoMo2.0のCMに長瀬くんが出始めてから随分経つが、
共演しているタレントの個性や、シチュエーション、ストーリーが
おもしろいので、ついつい目がいってしまう。


でも今回は、長瀬君くんのかっこよさやシチュエーションよりも
私の心を掴んで離さなかったのは、


  “幸せを、ケータイしている”

という、キャッチコピーだった。


やられた!
グッグッときた!


そうだよね。
改めて、携帯電話って、私にとって何だろう?? と問うてみる。


  大好きな人からのラブコール
  
  元気がないときにタイミングよくかかってくる家族からの電話

  遠く離れていてもすぐそばにいるように感じる友達からのメール


誰かと繋がっている幸せ。
誰かに気遣われている幸せ。
誰かを気遣う幸せ。

そっか、私って、“幸せを、ケータイ”していたんだな…。
なんて、しみじみ、自分の携帯電話を眺めながら考えてみた。

女ゴコロを掴むキーワードの一つ目は、「幸せ」

私たちは、携帯電話が欲しいから携帯電話を買っているんじゃない。
その先にある、「幸せ」が欲しいから携帯電話を買ってる。

ダイエット、化粧品、服も、鞄 etc
家、車、家具、食器 etc

その先にある「幸せ」をイメージさせるのが、
女ごころを掴むポイント!

続きは…、
「彼女があのテレビを買ったワケ」 エスクナレッジ出版http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4767806976/herstory-22/ref=nosim

2008/03/04

いよいよ3月10日発売です!

今年の1月に出版が決まりましたとご報告いたしましたが、
今日は、2回目のご報告があります!!

じゃじゃ〜んっ!

発売日が決定しました!
3月10日(月) 書店、アマゾンにて発売開始です。
とはいえ、初版5,000部…。

kanotele_150.jpg

お店に行っても並んでないっ!!なんてことが、もしかしてあるかも…。

そんな時には、皆さん、諦めず&恥ずかしがらずに


「すいませんっ!エスクナレッジから出版されている

 “彼女があのテレビを買ったワケ” って本ありますか?」


と書店のスタッフに『なんで置いてないの?』という雰囲気を醸し出し
つつ、聞いてみてください(笑)。

そんなのメンドクサイ…、という方は、アマゾンでも買えますので
クリックしてみてください!!
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4767806976/herstory-22/ref=nosim


ちなみに…

  「彼女って誰だよ」
  「なんでテレビなの…?」

なんて疑問を持った方。
ありがとうございます!!
その辺のところは、本にたっぷり書いておりますので、お楽しみに!!!

あと、本の出版にちなんで、4月15日イベントやります!
あのキッザニアやクックパッドから豪華ゲストを呼んじゃいます!!
100名限定なので、気になる方は早めにお申し込みを!
http://www.herstory.co.jp/cms/seminar/contents/2008_04_15_831.html

なんだか、今回は宣伝っぽくってすいません!

 ■■■■■「あなたの○○買ったワケ」コメント募集!!■■■■■

 最近、買っちゃったものについて、「なんでこれを買うことにしたのか?」
「あなたの心を動かしたポイントは?」というものをコメントください!!
 抽選で、ハー・ストーリィの“さとみどグッズ”当たっちゃいます!

 http://ameblo.jp/kanotele/entry-10076045192.html

2008/02/12

一石三鳥のカレンダー

いつも面白い商品を見つけては会社でお披露目をしてくれる
わが社の主婦マーケッター“樋口”さん。

「○○店の、○○がとっても人気で、女の子の行列ができているんですよ」
「今、こんなお菓子が流行ってて、ネットでもキャンペーンやってますよ」

主婦として、一児の母として、好奇心旺盛な女性としての彼女のアンテナに
私はいつも注目している。

そんな“樋口”さんが新しいオフィスに合わせて、インテリアにもなる
カレンダーを新しく買ってきてくれた。

それは…、

“雑貨カタログ”カレンダー!(主婦の友社)

Image217.jpg


かわいい!
でもかわいいだけではない!

使い勝手のいい、53週の週めくりカレンダーには
1ページに1店舗づつ、過去“雑貨カタログ”に掲載された雑貨店の
紹介写真と記事が掲載されている。

へ〜っ、すごい!
よく考えてる〜!

1.個性的な雑貨店の写真と読み物が週代わりで見られるのは雑貨好きにはたまらない!
2.掲載されている店舗は、HPや地図も載ってて広告にもなってうれしい!
3.出版社は、雑誌の広告にもなってうれしい!

思わず買いたくなって、広告にもなる。
そんな考え方でカレンダーを作れたらとあれこれ考えてみた。

全国のケーキ店、カフェ、おとりよせグルメ、スナック菓子、全国観光マップ、
注文住宅、ペット洋品、レシピ&調味料 etc…

ねっ、おもしろそうだと思いません?


【今日の気づき】
●日にちを確認するだけがカレンダーの役割じゃない!
●掲載する人も、見る人も嬉しいカレンダーは広告でもあり、インテリアでもある

2008/01/24

Henry(ヘンリー)くんがやってきた!

Henry(ヘンリー)くんが広尾のオフィスにやってきました!
赤いお顔に、黒い帽子、長い鼻…。
えっ、どこの国の人かって?

人ではありません。
今度、オフィスのお掃除用に購入した掃除機です。

Henry(ヘンリー)くんは、
「少しでも掃除が楽しくなると皆が進んで掃除をするのでは?」
という総務スタッフの小粋な演出でわがオフィスにはるばるやってきたのです。

  「Henry(ヘンリー)くんが来たよ〜!」
  「うわぁ〜!かわいいっ!」
  「きゃ〜!これどうなってるの〜!」
  「見て、見て〜!」

Henry(ヘンリー)くんがやってきた日、オフィスは一次騒然となりました。

  「こんなふざけた形の掃除機、業務用に使えるのかしら…。」
  「毎日、使うものだから、かわいさよりも機能性が大事じゃないの?」

一部の冷静な意見を粉々に吹き飛ばす程、
Henry(ヘンリー)くん、かわいいっ!!!!

Image202.jpg


壁際に映っているのは取り扱い説明書。
何と、A4サイズ二つ折り(4ページ)。中は文章一切なし!イラストのみで組み立て方を解説。

  「えっ?まさか説明書はこれだけ???」

そうなんです。あまりに機能が単純かつ、原始的なので1枚で十分なんです。

手前に映っているのは、Henry(ヘンリー)くんのミニチュア・チョロQ。

  「きゃははっ!無駄〜!でもかわいい!素敵っ!」

こんなところにお金を掛けるんだったら、もっと掃除機の機能向上にお金掛けたら?
と思いつつ、あまりの茶目っ気に思わず、顔がほころんでしまいます。

このHenry(ヘンリー)くん、普段は倉庫にしまっておく?といったら、
スタッフから、「私の席の隣に置かしてください!」との声。
おおっ、いつでも掃除スタンバイ?と思いきや、
かわいいから、隣にいるだけで心が和むんだとか。

また、昨日も掃除をしようと、Henry(ヘンリー)くんを連れたスタッフが、
  「あははっ、この掃除機使いにくいっ」となぜだか、満面の笑顔。


掃除機は、できたら隠しておきたいもの。(かわいくない)
掃除は、できたらやりたくないもの。(おもしろくない)

を見事に払拭し、わがオフィスを笑顔と和みに包み込む
Henry(ヘンリー)くん、恐るべし…。

【今日の気づき】
●機能性の追求以外にも、商品価値はつくれる
●「楽しくないもの」を「楽しいもの」へ、逆転の発想が商品価値をつくる

2007/12/25

私のことをもっとわかってほしいのよ!

皆さんに重大なお知らせがあります!
来年の1月20日にハー・ストーリィの東京支社が品川から広尾へ引越します
女性のマーケティングをする会社らしく、事務所の立地も
女性が多く集まる街にしたいと、かねてから考えていたのですが、
いよいよ、来年、実現することになりました。

新オフィスのある通りを見渡せば、主婦と女子大生の群れ(笑)。
さらに企画魂が沸くことに違いありません!!!

さて、オフィス移転をきっかけに私自身も念願の引越しを計画中

12月に入ってから、合計5社の不動産屋に足を運んだのですが、
いや〜、いろんな不動産屋がありますね!勉強になります。

どこの不動産屋も、まず、カウンターに座ると受付カードに
個人情報や、希望する立地や間取り、条件などを記入するところまでは同じ。

問題はそこから。


1.一般的な不動産屋

家賃や立地、㎡数などでざっくり検索し、「いいのはありますか?」と投げかける。
紹介してくれる数はやたらと多いけど、的外れな物件が多く、
希望した周辺環境については、聞かれて初めて地図で調べる程度。
わざわざ受付カードに書かされた要望事項は何の意味があるのだろうか?
(う〜ん、これでは自分でネット検索したほうがましじゃない??)


2.できる不動産屋

家賃や立地、㎡数など基本条件をクリアしていることは勿論のこと、
周辺環境(スーパーが近くにある、騒音の心配がない、日当たりがいい等)
についても、こちらが事前に話をした条件に合うかどうか、調べた上で
提案してくれる。
(当たり前のようで、これができる不動産屋って、とっても少ない!)


3.もっとできる不動産屋

上記の水準をクリアした上で、物件を実際に見た後も、
  「どの物件の間取りがイメージにぴったりだったか」
  「周辺環境や立地で気になることがあったか」
など、今後の物件紹介の為に詳しく感想を聞かせて欲しいとフォローがある。
しかも、
  「長く住むところですから、じっくりと考えてくださいね」
と、無理に契約を急がせない。
(この人なら信頼できる!私にぴったりの物件を探してくれそう!)


以前、信頼のできる販売員とは?という調査をしたことがある。

男性の1位は、“商品知識があること”
女性の1位は、“私のことをわかってくれること”

私も女性のはしくれ、

紹介してくれる物件の数より、
私のことをわかってくれる(もっとわかろうと努力してくれる)不動産屋さんに
心惹かれるのでした。

【今日の気づき】
●女性は“私のことをわかってくれる”販売員が好き
●“お客さまのことをもっと知りたいのです”という姿勢を示すこと
 から信頼関係が始まる

2007/12/12

親の足を洗う

うちの会社の社員になるためには親の足を洗わなければなりません。
そう語ったのは九州で6店舗を経営する美容室「BAGZY」の社長、久保さん。
前回、メルマガでご案内した、ウーマンズ・ライフスタイル・フォーラム
ゲストスピーカーとして出演され、ラッキーにも、感動を呼ぶ接客で有名な
「BAGZY」の社長のお話を聞くことができた。
(クラーク・フューチャー・コンサルタンツの赤木社長、ご招待ありがとうございました!)

何てったって、あのディズニーランドが(の誰とおっしゃってたかは忘れてたけど…)
視察に来てその接客に涙を流して(と言うのは社長談)感動し、
翌年の「BAGZY」の入社式に新入社員全員へガラスの靴を贈ったという
伝説のようなほんとの話が残るほど。

で、話を戻そう。
なんで、「BAGZY」の社員は親の足を洗うのか?って?
それは、親孝行できない人が、お客さまに優しさや思いやりの
溢れる接客などできない。という考え方から来たもの。

で、足を洗うことが何で親孝行なのって?

私も同じような体験があったので、よ〜くわかります。


足ではなく、手。

洗ったのではなく、ハンドマッサージだったのですが…。


たまたま、アロマセラピーの教室でハンドマッサージを習って帰った私。
ハンドマッサージは、気軽に覚えられるところはいいけれど、
自分で自分にできないのが難点。

折角、覚えて帰ったマッサージを忘れる前に練習したい。
と軽い気持ちで、

「ねぇ、お母さん、ハンドマッサージしてあげる」

と練習台になってもらった。

最初は軽い気持ちで母の手のマッサージを始めた私だが、
だんだんと気持ちに変化がでてきた。

胸が熱くなって、涙が溢れてきた。

「あ〜、お母さんの手をこうやって握ったのって何年ぶりだろう?」
「大きいと思っていた手が、私よりも小さくなった?」

少し痩せてしまった手を丁寧にマッサージをしながら、
今まで育ててくれたことへの感謝と、これまでの親不孝に対する
少しの後悔…。

母の顔をそっと見上げると、母の瞳も、涙で潤んでいた。
二人で、照れを隠して、泣き笑いをした。

そんなことがあったのを「BAGZY」の久保社長は思い出させてくれた。

「何事にも一生懸命に取り組むあなたを、私は誇りに思っています。
 どうか身体には気をつけて。」

私が、ハー・ストーリィに入社するため、大阪から広島へ単身、
引っ越すときに、母からもらった手紙。

その思いに恥ずかしくない仕事をできているだろうか?
いつも心に問いかける。


今年は、仕事が忙しく、一度も実家の大阪へ帰ることがでず、
この年末、一年ぶりの里帰りとなる。
感謝の気持ちを込めて母にまた、マッサージをしてあげようと思う。


【今日の気づき】
●親を大切にできない人は、他人も大切にできない
●親孝行で気づく、感謝の気持ち、優しい気持ち

「BAGZY」優しさと愛が溢れる美容室
http://www.doit-fun.jp/basket/goods_detail.php?id=1_75

2007/11/28

電車バナナと田辺さんからの手紙

“電車バナナ”と聞いて、何を想像しますか?

また、新しいネット小説??

いえいえ、これ、文字通りスーパーに売っている果物のバナナです。
パッケージには、電車の写真が…。
何だかよくわからないけど、ものめずらしくて手にとってしまいました。

どうやら、私鉄系スーパーマーケット8社が共同で商品開発した代物
らしいということはわかりましたが、それ以外は意味がわからない…。

え〜、何で電車の写真なの〜?
何で、数ある商品の中から、バナナを選んだの〜?

  8本のバナナに各社の電車と愛称のシールが貼ってあって、
  バナナの皮を剥くたびに、ちょっぴり楽しい!

              とか

  皮をめくったら、電車が出てくるマスコットが抽選であたる

              とか

  商品開発チームの鈴木さんが、どうにもバナナが大好きで、
  今回、念願かなって自分好みのこだわりぬいたバナナをつくった

              とか

何か“ひねり”は無いのかしら?
これでは、道で声をかけられ、笑顔で振り向いた瞬間に、無視された気分…。
惜しいな〜。


で、そんなこんなで、ついでにバナナコーナーを見ていると、
1本150円もする、高級バナナがあったりして結構おもしろい。


私が特に気になったのは、

“手紙のついた果物”シリーズの田辺農園バナナ


「エクアドルの田辺農園から手紙が届いています」というメッセージ
に惹かれ、パッケージについてあるQRコードにアクセスすると
社長の田辺さんが、エクアドルでバナナ農園を始めたきっかけや、
農園が軌道にのるまでの苦労、バナナ栽培へのこだわりなど
実直に思いを綴った手紙が、画像付きで見ることができた。


一瞬、エクアドルに住む田辺さんと繋がった気がした。


田辺さんの思いに触れ、普段は買わないバナナを買い物カゴの中に
入れている自分がいた。(電車バナナは買わなかったけど…)

【今日の気づき】
●奇をてらったネーミング、それだけでは買うきっかけにならない
●ネーミングと商品、販促それらを繋ぐ思い(メッセージ)が
 一貫していて、お客様の共感を呼ぶものをブランドという

2007/11/12

“ご褒美”と財布の紐

先日、妹の誕生日プレゼントを買いに、今、話題の銀座へ出かけた。
通算すると、30回近く誕生日プレゼントを贈り続けていることになる。
(あれ?歳がバレる?!)

毎年同じ季節にプレゼントとなると、これまでとかぶらないモノを
考えるだけでも結構大変な作業(?)となってきた。

折角プレゼントするなら、喜んでもらえるものにしたいし…、

あれこれ悩んでいるうちに、“ええぃ、本人に聞いてしまえ!”
と思い、携帯電話を手に取った。(本当に、今の時代は便利です)


「あっ、お姉ちゃん?もうすぐ誕生日だから、そろそろ電話かかって
  くるかなと思って待ってたの」

「(まったく、ちゃっかりした妹だ)
  じゃあ、ちょうどよかった。プレゼント何がいい?」

「あのね。母の日にお母さんにプレゼントしてくれた、
  ロクシタンのシャンプーとリンスがいい!
  ちょっと使わせてもらってすっかり気に入っちゃって、
  自分用に買おうと思ったんだけど、
  お店まで行って、あんまりにも高かったから諦めたの。
  洋服なら簡単に出せる値段が、何でシャンプーとリンスとなると
  躊躇しちゃうんだろうねぇ(笑)。

  ということで、誕生日が来たら、お姉ちゃんにおねだりしようと
  思って待ってたの。

  このシャンプーとリンスほんとにいいよ。
  お姉ちゃんも使ってみたら?」

「へぇ〜、何か簡単に決まっちゃって拍子抜けだけど、そんなに
  欲しかったんなら、そうする。
  ついでに自分用にも買ってみようかな?」


そうして、今回の妹への誕生日プレゼントは一件落着したのでした。


  “で、自分用にシャンプーとリンスは買ったのかって?”


それが…、

やっぱり、何か“理由”というか“きっかけ”がないと買えないんですよね〜
1本(500ml)3000円を超えるシャンプーって言うのは…。


今年の年末、1年間がんばった“私へのご褒美”に思い切って
このシャンプーとリンス、それから気になってたボディケアグッズも
一式揃えて買おうかしら…。

そんな風に売場を見ていたら、
ロクシタンの店内にはギフトセットやかわいいラッピングが溢れ、
新商品には、「うっとり、ごほうび肌。」というキャッチコピーが

日常の生活の中では、はなかなか手が届きにくい商品も
“ギフト”や“ご褒美”が切り口になると、
女の財布の紐は一気にゆるむとつくづく思う。

【今日の気づき】
●女性の財布の紐が緩む切り口は“ギフト”と“ご褒美”
●ちょっと贅沢な商品は、とびっきり素敵な演出で特別な時にこそ
 買いたいと思う気持ちにさせよう

 

<今回のプレゼントに選んだのはコレ!>
■スリーハーブス I シャンプー&リンス
http://www.loccitane.co.jp/shop/product_loccitane_info/171.html

2007/10/31

子どもの夢は一生もの?

「ぼく、パイロットになりたい!」
「私は、デパートの販売員さんになりたい!」

キッザニアは、子供たちが楽しみながら職業体験のできる
エデュテイメント・テーマパークだ。

注:エデュテイメント=エデュケーション(学び)とエンターテイメント(遊び)
  を組み合わせた造語

大人と同じように、約70ある企業が提供しているパビリオンで仕事をすると
キッゾ(専用通貨)がもらえ、買物や習い事になどに使うことができる。
キッザニア内には銀行もあり、たまったキッゾを預金し、次回訪れたときには
キャッシュカードで預金を引き出せるしくみまであるというから、驚きだ。

サイトを見ると、子どもたちの笑顔がほんとにイキイキしていて、

「あ〜、私も子どもに混じって遊びたい!!」

と思うのですが、残念ながら体験できるのは子どもだけ。
大人は同伴者のみ入場可能で、見学のみなんです。トホホ…。


このキッザニアは“ららぽーと豊洲”の3Fにオープンしてから、
約一年が経つのだが、未だに土日は5ヶ月先までほぼ予約でいっぱいの
盛況ぶり。中には10回以上も通っているというヘビーユーザーもいるとのこと。

小さなうちから、職業に対して興味を持つ機会ができるというのは、
子どもの夢と可能性を育むという意味でとてもすばらしいことだと思う。

親にとっても、子どもを遊ばせるのであれば“少しでも役に立つものを”
というニーズにマッチしていて、親のハートも見事につかんでいる。

しかし、ここで注目したいのは、企業のPR効果だ。

本物仕様のロゴ入りユニフォームを着て、憧れのキャビンアテンダントや
トラベルセンターのツアープランナーに。
子どもは、企業のパビリオンで体験したワクワク、ドキドキの体験をおそらく
一生忘れないのではないだろうか?

私自身、小学生の頃、社会見学で訪れた山崎パン工場のおいしい匂い、
工場のおじさんのかっこいい姿(なんでもできる魔法使いのように見えた!)
ポートピア博覧会(神戸)で訪れたUCCコーヒー館や大阪ガス館の
パビリオンで見たもの、体験したこと
そのときのワクワクした感じは30年近くたった今でも鮮明に覚えている。

そして、無条件にその企業に対しては親近感を覚えている。

大人になってから何十回、何百回と広告宣伝やロゴマークを見ようとも
子どものときに受けた純粋な感動と強烈な印象には勝てないものだ。

そんなことを考えながら、電車に乗っていたら、
“とうきゅうキッズプログラム”という何ともかわいい車内吊りをみつけた。

この冬休み、東急沿線の各施設で東急グループの各企業が先生となり、
楽しみながら学べる親子体験イベントをするとのこと。
キャッチコピーは、
“町中が、ボクらの先生になる”


“子供”“エデュテイメント”“企業”
これからのキーワードになりそうだ。


【今日の気づき】
●子どもの時に体験したドキドキ、ワクワクは大人になっても忘れない
●子どもの夢や憧れを育み、一生のファンづくりを

キッザニア東京
http://www.kidzania.jp/index.html

とうきゅうキッズプログラム
http://www.tokyu-mirai.com/kids/

2007/10/18

ティッシュペーパーが気になるんです!

今日、何気なくテレビを見ていたら雑学クイズ番組で
こんな情報を仕入れました。

“日本のティッシュペーパーの消費量は世界一”

なんと、日本人一人が年間に消費するティッシュペーパーは4.5kg。
アメリカ人は1.3kgというから驚きだ。

どうしてだろう?
風邪を引くことが多いから? それとも花粉症の人が多いから?

かくゆう私もアレルギーもちで朝晩は鼻がグシュグシュ、ティッシュが欠かせない。
ついつい、鼻をかみすぎて鼻が真っ赤に…。なんてこともしばしば。
 
「お姉ちゃん、人の前に出て話をする仕事してるんだったら、鼻くらい
セレブにしとかんとあかんよ!」

と妹に進められたのは、CMでもおなじみのネピア“鼻セレブ”
ひと箱300円近くする高級保湿ティッシュペーパーだ。
箱のデザインも、ティシュペーパーの箱にしては珍しく、おしゃれでかわいい。
ちなみに私は、白うさぎバーションが好き!
鼻がムズムズする不快感も、白うさぎちゃんが私を癒してくれます。

あっ、“鼻セレブ”知らない人はサイトをチェック!http://www2.nepia.co.jp/homeuse/product/celebrity.html


癒し系ティッシュでは“鼻セレブ”の右にでるものはないだろうと
勝手に思い込んでいたら、最近、コンビニエンスストアでおもしろいものを
発見しました。

“やさしい空気もつくる箱”

クレシアのアロエローションティシュだ。
ティッシュ自体にアロエやコラーゲンが入っていてしっとり感もいい感じ
なのだけど、私がもっと気になったのは、やっぱり箱。

なんと、箱に光触媒のコーティングをし、
タバコやペットの臭い、シックハウス症候群の原因といわれる
ホルムアルデヒドまで、分解して空気をきれいにするという。

ミーハーな私は思わず即買いっ!

もしかして、一粒で二度おいしいとはこのこと?

もはや、ティッシュペーパーは紙の質だけでは差別化が難しく、
箱も含めた商品価値が問われるようになりました。
これは、消費者にとっては大歓迎!

結構、目立つところで場所をとる、単なる紙の入った箱(大体ダサい)
そこにいて欲しい、私を癒してくれる意味ある箱になるのだもの。

さぁ、次はどんな商品がでてくるのか、楽しみ!

あっ、でも環境のために紙の使いすぎには注意しましょうね!


【今日の気づき】
●“不快”な気分を一転し“癒して”くれる演出に感動
●たかが箱、されど箱。箱は時に中身よりも商品価値を主張する

2007/09/20

宅配のダンボールが教えてくれたこと

私の家の近くには、新鮮な食品を扱うスーパーがありません。

これは、手料理をつくっておいしくいただくのがストレス発散法の私にとって、
とってもストレスなこと…。
(意外に思われるのですが、これでも料理好きなんです)

東京へ転勤が決まり、土地勘もないままバタバタと引越してしまったのが
いけなかった。次に引っ越す時には、絶対、いいスーパーの近くにしようと
心に決めて、もう2年と半年が経とうとしています。


そんな私の強い味方を見つけました。

     “インターネットの食品スーパー”

えっ、気づくのが遅いって?

いえ、気づいてはいたんですが、食品の宅配って配達日が決まっていたり、
注文してから配達日まで時間がかかったりと、結構めんどくさいものが多くて
ちょっぴり、敬遠していていたんです。

でも、ものの試しにチャレンジしてみようと、先日、初めて注文してみたんです。

選んだのは、Oisix(おいしっくす)という会社。
キャッチコピーの“感動食品専門スーパー”というのが気に入りました。

結局、注文を受けてから各産地に発注を掛けるとかで、新鮮野菜とご対面できたのは
注文3日後でした。

宅配業者さんから、箱を受け取り、さあ開けようと思った瞬間、
箱に書いた文字が目に入りました。

「運送会社ドライバー様へ」(必ずお読みください)

いつも運送ありがとうございます。
この箱の中にはお客さまにお届けする大事な食材が入っています。
取り扱いには十分注意し、また指定時間には、必ずお届けするよう
お願いいたします。

※万一、配送のトラブルがあった場合は、必ず事前に
 ○○○○-○○○-○○○までご連絡ください。


今まで、通販で商品を注文したことは何度もあるけれど、
ダンボール箱に運送会社宛のメッセージが書いてあったのは初めて。

箱を開けて中身を見る前なのに、何だか野菜が愛おしく感じてしまいました。

「ああ、きっと、この野菜は私に届けられるために大切に大切に扱われて
 ここまでやってきたんだな〜。

 あのおじさん、そういえば大事そうにこの箱、抱えていたもんな〜。

 私も、このお野菜、大切に大切にいただこう!」


通販会社が直接、配送まで行うところは少ない。
ピンポーンとベルが鳴り、気になっていた商品と対面するときが、
お客さまにとってもっともワクワクする瞬間なのに、通販会社は
その感動のシーンを運送会社に託さなければならない。

そう、「大切な商品」「お客さまへの思い」を託しているのです。


ダンボール箱に大きく書かれたメッセージ。


それは、生産者と販売会社と運送会社、そしてお客さまとの“約束”
目に見える形で表現していました。

【今日の気づき】
●“取扱注意”よりも“お客さまに届ける大事なもの”と一言添える心遣い
●“約束”は“見える化”することで波及効果が高まる

2007/09/04

黒川温泉で出会った本質のサービス

先日、熊本のある企業さまで“出張女性マーケッター養成講座”をさせていただきました。

折角、熊本まで行くのだもの、たまには自分へのご褒美をあげなくてはと、
足を伸ばして黒川温泉に行ってきました!!
黒川温泉といえば、各旅館が一体となった街づくりと「温泉手形」が有名ですよね!

そこで、私は面白い体験をしました。

私の宿泊した旅館は、黒川温泉内では一番大きく、趣向を凝らしたお風呂が
7種類も楽しめて、お風呂自慢の宿ランキングでも上位のお宿。
お料理も、お部屋も、お風呂もまずまず、期待通りだったんです。

でも、そんな旅館で私が感心したのは、お部屋にシャンプーとリンスの
お取り寄せ一覧があったことです。
10種類くらいのシャンプーとリンスの商品写真が一覧となっていて、
フロントに行ったら、貸し出ししてくれるとのこと。

温泉に行くときってシャンプーとリンスどうしてますか?

私は、いつも使っているのは持っていくと重いし‥‥、
かといって小瓶に詰め替えて持って行くのはメンドクサイし‥‥、
いつも、どこかでもらった試供品か、お風呂に備え付けてるもので
済ましてたんです。

結局、いつもと使用感が違って、翌朝ゴワゴワってこともしばしば(笑)。

そんな、女ゴコロを察してか

「いつものお気に入りのシャンプーを気軽に使ってくださいね。」

というサービスにとても感心しました。

がっ! しかし‥‥、

翌日、「温泉手形」を使って露天風呂まわりをしていたときに事件(ちょっと大げさ!)
が起こったのです。


立ち寄ったのは、前泊していた近代的な旅館とは正反対の野趣溢れる旅館
対照的で楽しめていいんじゃない?と思って足を運びました。

まず、お庭や施設を見渡して気づいたこと。
自然のままの素朴な旅館と思っていたのですが、庭に植え込まれた草木の一つ一つまで
細やかな配慮がされていて、どの場所から眺めてもビューティフル!!
ただ自然に任せて放置してるのとは大違い。
(そういえば、前泊した宿は外から見ると外装工事中とかで青いビニールシートが目立ってたな‥。)

さて、こんな旅館のお風呂はもっともっと素敵じゃない?
と期待を持っていざ露天風呂へ!

そこで、気づいたのは
お風呂には必ずといっていいほど、あるはずの
シャンプー、リンス、石鹸がないこと。

張り紙をみると、

「“蛍”や“かじか”の生息する筑後川の源流を守り、皆様にいつ来ても自然そのもの
がおりなす癒しをご提供するため、露天風呂にはシャンプーや石鹸を置いておりません。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。」

と書いてあった。

う〜ん、納得。

確かにシャンプーや石鹸が使えないのは、不便だけど
そもそも温泉って自然の恵みをおすそ分けいただくこと。

自分が癒されるために、自然を汚している行為に、いつも少し罪悪感があったんですが、
この旅館のポリシーに感動さえ覚えたのでした‥‥。

皆さんは、この対照的な二つの旅館をどう捉えますか?

【今日の気づき】
●細かな配慮に女ゴコロは刺激される
●でも、本質を追求したサービスには、男女関係なく人は心打たれる

2007/08/22

みんなでブランドをカタチにする会社

今日は、皆さんにご紹介したい会社があります。
その名は、株式会社サンリツさんです。関西を中心にアロマセラピーサロンや
アロマセラピスト育成スクールなどを経営されています。
今回は、特に女性の企画担当の方々に素敵な女性たちが中心となって活躍している
サンリツ様のご紹介を通して、エールを送りたいと思います。

私は、昨年の6月から、この会社のブランディングのお手伝いをさせていただいて
いるのですが、何事もスタッフの皆さんと、とことん話し合い、一人ひとりが真剣に
ブランドと向き合う姿勢に多くを学ばせていただきました。
なんと、このサンリツさんも、社長を筆頭にごく数名の男性を除けば、ほとんどが
女性スタッフの皆さんです。(ハー・ストーリイより女性比率が高い!)
ブランディングの中心メンバーで活躍されたゼネラルマネージャーさんたちも全員女性。いつも、会議は白熱状態です。
社長に対しても、自分たちの思いをしっかり、はっきり伝える情熱的で素敵なリーダー
ばかり。また、そういう雰囲気や場を提供している社長もとっても素敵です。
社長さまのブランディング決意表明(2006年11月)はこちら。
(私もどこかに映ってます。わかるかな?)
http://www.montsaintmichel.jp/contents/ceo_diary/post_26.php


私は仕事を通じてサンリツ様のお手伝いをするようになったのですが、
社長はじめ、スタッフの皆さんの人柄に触れ、すっかりこの会社のファンになって
しまったのでした‥‥。


サンリツ様と私たちが取り組ませていたのは、
一方的な発信ではなく「共感」されるブランドづくり、お客さまにも社員にも
双方に「しあわせ」を感じてもらうブランドづくりです。

この一年で、クレドやブランドを表すキャッチコピー、キービジュアルづくり、
名刺、社内報、コンセプトブック、リーフレットなどの制作のお手伝いをしました。

特にクレドは、ゼネラルマネージャーさんたちが考えに考え抜いた皆さんの理想のカタチ(心)が
綴ってあります。(サイトからも見れるのでどうぞご覧ください)
サイトは、私たちが提案したマスタープランをもとに、ウェブ担当の方が、一生懸命カタチに
されました。どうです?なんだか、しあわせな気分になれるサイトでしょう?


サンリツHP(ヒーリングサロン「モンサンミッシェル」http://www.montsaintmichel.jp/

クレドhttp://www.montsaintmichel.jp/img/company_cred.pdf

行ってみたいなと感じた方は、関西だけでなく、東京、金沢店もありますので
たまには自分へのご褒美をしてあげてくださいね。


サイト担当者(藤田さん)からのお便りをご紹介します。

続きを見る

2007/07/01

風速40メートルの台風にも

久しぶりに、お米屋さんに、お米を買いに行きました。

いつもは、近所のスーパーやコンビニエンスストアで済ませているのですが、
たまのお休みなので、ちょっとこだわって食材を買いたいなと思ったのです。

が、

悲しいことに、お米の知識に乏しい私。

とりあえず、魚沼産、コシヒカリっておいしいんでしょ。くらいしかわかりません。

でも、せっかくなので、無難なブランド米に落ち着くのもな〜と思っていると…、

発見しました。


風速40mの台風にも負けなかった元気なお米
“川上幸男夫妻の元気!こしひかり”


なんじゃそら〜っ?


とっても気になったので、パッケージの隅々まで読んでみると、

この特別栽培米は農薬を6.4割減で、科学肥料不使用だとか、
でも、もっと気になったのは、

「米作りに決して手を抜かない川上夫妻のこのコシヒカリは、
 台風の風速40メートルの暴風雨で周りの田んぼの稲が
 倒れてしまったときでも、びくともしませんでした。
 もちろん味もおすみつき…     」

との解説と、夫妻の仲むつまじい写真と、その台風のときの写真が
シールになって、貼っつけてありました。


思わず、


その心意気、買った!!

とばかりにお米を抱えてレジへ。


このお米、結局、産地は千葉県産、一般的にお米がおいしいとイメージ
されているブランド米ではなかったのですが、

十分、一本立ってますよね。

家で、お米を炊くたびに思います。

「あ〜、一粒一粒、川上さんに大切に、そして丈夫に育てられたド根性の
 ある、お米を食べてるんだな〜。なんか元気になりそう!」


【今日の気づき】
●著名な産地、ブランドの名がなくても心に刺さるブランドは創れる
●作り手の心意気、作られるプロセスのドラマが商品価値を創る

2007/03/11

女の子は色々選べるのがお好き

携帯電話を4年ぶりに買い換えました!これまで、周りから馬鹿にされながら頑なに機種を換えられなかったのには訳があるのです。

1.携帯電話番号を変えたくなかった。
2.長年使ってきた携帯電話のデザイン・触り心地に愛着があった。
3.最新機種が出るたびに、機能を理解するのが面倒だった。
4.ナンバーポータビリティ制度が導入されて、これでやっと好きな携帯がフリーに選べると思ったら、各社の料金体系や携帯の特徴が理解できず、ますます混乱の中に…。

などなど、理由を挙げればきりがないのだけれど、いよいよ、充電時間がもたなくなったので、データがぶっ飛んでしまう前にっ!と、携帯電話サービスショップに飛び込みました。
サービスショップでの気づきは、たくさんあるのだけれど、それは今度の機会として、今日は、迷いに迷ったあげく、私が買った携帯電話から、女性の生態を考えてみましょう。

私が購入した携帯は…、

softbankの812SH(色見本帳で知られる米パントーン社と提携した20色のカラーバリエーションがある携帯。ほら、あのキャメロン・ディアスがCMでてるやつです。)

でも、最初に買いたかったのは、これじゃなかったんですよね…。

私が最初に目を付けていたのは、5メガピクセルの高画質カメラを搭載した携帯電話。
ちょうど、デジカメも買い換えたかったし、携帯で撮った高画質の画像を気軽にメールでPCに送れれば、とても便利。1台で携帯電話もデジカメも手に入るなんて、ラッキーと、
ほとんど、この機種に決めかけていたのです。

しかし、いざ、売場に行ってみると、このデジカメ携帯、なんだかしっくりこない…。
写真で見ると素敵なんだけど、手になじまないというか…。
また、カメラ機能が目玉なのに、店にはモアップしかなく、レンズを覗いたときの感じやズーム機能とかも実感としてわからない…。

どうしようかと迷っていたら、出会っちゃったんです。

「PANTONE」20色展開ディスプレイに。

かわいい! 楽しい! しかも、あのPANTONEと提携?(デザインをやっている人にはとてもブランドイメージいいんじゃないでしょうか?そういえば、先日、店でかわいい!と思って買ったスリッパも「PANTONE」のカラーシリーズだったな)

最初は、買うつもりもなく、ただ、機能だとかをまじめに比較するのに疲れ果てた私は、息抜きに友人と、

「私だったらこの色がいい」

などと触って楽しんでいるうちに、

「何だか、この携帯、手によくなじまない?」
「ほんとだ、握った感じも、ボタンを押した感じもいいかも」

となり…。

最終的には、「PANTONE」のゴールドカラーを買うことになっていました。

「ゴールドカラーといえば、そんなに珍しくもなく、他の機種にもあったのだけれど…。
 何せ20色の中から私にぴったりを選んだんだもの。他のゴールドとは、意味が違うわ。」

買物脳テスト5点の、生粋の女脳の私。
右脳が左脳に勝つという、模範的な買物体験をしてしまいました。

現在、「何で、その携帯にしたの?」と聞く友人に

「だって、かわいかったんだもん!」

という、毎日が続いています。


【今日の気づき】
●たった一つを選ぶのに、いろんな色から私にあった1番を選ぶ喜び
●女の子は機能をロジカルに理解するより、見た感じ、触った感じに心が動く!

2007/02/21

売り方、届け方は無限大

先日、ゴマブックス株式会社の嬉野社長のお話を伺う機会がありました。
ゴマブックスといえば、23歳の主婦が書いた恋愛小説「赤い糸」が発売1週間で100万部を超えるヒットとなった火付け役。

書店には本が溢れ、若者の文字離れが進む中、1週間で100万部とはすごい数字ですね。
小説化される前に、携帯コミュニティサイトで配信されていた時にすでに述べ800万人のアクセスがあったというので、潜在顧客はいたにせよ、書籍販売とリンクして、人気インディーズバンドとのコラボレーションCMやオフィシャルサイトを活用した読者のエピソード投稿など、新たな読者層開拓、共感からクチコミを起こす仕掛けもおもしろいです。

続きを見る

2007/01/30

マーケッターなら知っておきたい脳のしくみ

“脳は言葉の言い回しの否定形を理解できない”

こんな話を聞いたことがありますか?
えっ、何のことかわからない?(確かに)

では、

「ピンクのゾウが横断歩道を渡っているところを想像しない」

どうですか?
ピンクのゾウが歩いているところを想像しちゃった人、結構いるんじゃないでしょうか?
人間の脳は“〜をしない”と言葉(左脳)でいくら否定をしても、最初の言葉でイメージ(右脳)
したものはなかなか否定できないようになっているらしいのです。

私が企業様の会社案内やパンフレットを作成する際に、常に気をつけていることがあります。

それは、
「マイナスを想像するような言葉をすべてプラスに受け取れる言葉に言い換えること」

例えば会社案内

“つらいこともあるけれど、〜だからがんばれます”
“仕事はきついですが、〜できます”
“大変ですが、やりがいはあります”
“不安なこともあると思いますが、一緒にがんばりましょう”

皆さん、どんな会社を想像されましたか?
ここで働きたいと思いましたか?

これって在職者に取材をすれば必ずといっていい程、あがってくる言葉なんですが、ツールにするときは注意が必要です。
初めてこの会社のことを知る人にとって、 “つらい”“きつい”“大変”“不安”という言葉が先に出てしまうとそのマイナス言葉のパワーが強すぎて、いくらその後、即座に否定形をしてみてもなかなかそのイメージは払拭できないのです。
特に、「若いときの苦労は買ってでもしろ」なんて言葉が好まれなくなった時代、ますます注意が必要と思います。


では、これを、私たちの周りの商品や商業施設に置き換えるとどうでしょう?

例えば…

●商業施設の回転扉
●家電商品や携帯電話の取扱説明書

警告!注意!危険!のオンパレードですね。
ワクワクして、商業施設の扉をくぐろうとすると、あちらこちらから文字と音声で注意され、買物を楽しみにこようとして、なんでこんなに注意されなきゃいけないの?と気分が盛り下がったり…

ワクワクしながら、買ってきた家電商品の箱を開けると、取扱説明書が1冊。
「数ある商品の中から選んでくれてありがとう」とか「これからよろしく!」(笑)とか、「楽しんでね!」とかそんな、ウェルカムな言葉ではなく、注意や警告の文字だらけ…。

あ〜、面倒なものを買ってしまったかもしれない…。これから、やってはいけないことを勉強するためにこの分厚い取扱説明書を読まないといけないのかと、ちょっぴり気分がなえてしまうのは私だけでしょうか。


【今日の気づき】
●脳は一旦イメージしてしまったものを、言葉で否定することができません
●「楽しい」「幸せ!」「ワクワク」etc、まずは初めに良いイメージをさせる工夫が人の心を掴む

2007/01/26

母⇔娘クチコミュニケーション

買ってしまいました。自分でも驚きです。なっなっんと、1万6千円のドライヤー。
前にドライヤーを買ったのはいつだったろう?確か8年ほど前に購入した最新機種とシールが張ってあるそのドライヤーは5千円くらいだっただろうか?
私が今回、1万6千円のドライヤーを買ったきっかけは母のクチコミでした。
それは、お正月に実家(大阪)に帰った時のこと。

 「理恵、お母さん、お父さんに内緒で買っちゃったのよドライヤー。1万6千円もしちゃった。」

 「えっ、何?そんな高いドライヤーどうしたの?」

 「お母さん、最近、髪の健康についてとても気になってて。毛染めも天然素材のヘナに変えたんだけど、髪の健康にはドライヤーもいいのを使ったほうがいいって聞いて…。ほら、イオンって言うの?それがドライヤーからでて、髪と地肌にすごくいいんだって。あなたもそろそろ、きちんと自分のケアをしないとダメよ」

そこから延々と店の販売員から聞いたクチコミや、テレビ・インターネットから仕入れた情報を私に詳しく語ってくれました。
(仕入れた情報は話さずにはいられないらしい…。)

母は、健康・美容用品に目がありません。娘から見てもかなりの情報通なのです。
特にアンチエイジング関係の化粧品は、母の情報は結構役に立ちます。何せ、大先輩ですから。
母の影響で購入に至った買物も少なくありません。
私は年に数回、実家に帰るのですが、そのたびに母が新しく購入した新しい化粧品を試せるのが楽しみ。
逆に母も私にクチコミするのが楽しいらしいというか、遠く離れた娘のカラダを気遣い、自分が試してよかったものを娘に勧めることを使命と感じているようです。

そんな母から、クチコミされた今回のドライヤー。
でも、化粧品ならともかく、ドライヤーは家に1台あれば十分。

今回ばかりは人ごとのように聞いていたのですが…。

なっ、なんと、実家から帰って数日後、使っていたドライヤーが突然壊れてしまったのです。
1月の寒い夜に、1日でも髪を乾かさずに寝るなんて考えられません。

慌てて、家電量販店にドライヤーを買いに行きました。
3千円〜1万6千円くらいの価格帯に20種類はあったでしょうか…。
シンプル機能から、強力、静音機能やイオンやナノなど髪の美容効果をうたうものetc…。
迷いに迷った挙句、結局私の背中を押したのは、母からのクチコミと、店頭のPOPでした。

“美容室に3回トリートメントに通う値段で、自宅で毎日、髪のエステができます”

このPOPは「お母さん、いいのはわかるけど、やっぱり高いわよ…。」という私に格好の言い訳を与えてくれました。


【今日の気づき】
●美容・健康・アンチエイジング商品は、お互いの美と健康を気遣う母⇔娘のクチコミを狙えっ!
●高額・高付加価値商品は、決断の言い訳をつくってあげると消費者は背中を押される

2007/01/18

贈る言葉

講座に参加された方はご存知だと思いますが、ハー・ストーリィという会社は私にとって4度目の転職先です。
これまで、テキスタイルデザイン会社、商業コンサルタント会社、セールスプロモーション企画会社と経てきましたが、中でも9年間在籍した、商業コンサルタント会社での経験が今の私を育てたといっても過言ではありません。
その会社を退職するとき、苦労も喜びも分かち合ってきた女性の上司から、餞別としてある詩集をいただきました。
2人とも、何でこんなに涙が溢れてくるのといった感じで、お別れのときはほとんど会話ができなかったのだけど、帰って、その詩集を開くとこんなメッセージカードが入っていました。

「私には、あなたを見送る素敵な言葉が見つからないので、私が大好きなこの詩集を贈ります」

タイトルは「おんなのことば」“茨木のりこ”という方の詩集でした。

今日は、その中の私の一番のお気に入りを紹介したいと思います。

自分の感受性くらい


ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

皆さんは、この詩を読んでどう思われましたか?
日々、思い通りに行くことなんてそんなにないですよね。
うまくいかない自分や周りに、苛立ったり、希望を見失いかけたりすると、心の目が曇り、感じで受け取る力が弱くなるような気がします。

私ははっきりと原因を自覚していなくても、心に違和感を感じたときはこの詩を読むようにしています。
この詩に叱咤激励され、元気がでてきます。
自分の心の目が開く感じがします。

女性マーケッター養成講座の1期生が卒業されてもう2ヶ月、皆さん、がんばってますか?
この詩が、今の皆さんへの贈る言葉になればと思います。

【今日の気づき】
●自分の感受性を磨き、守れるのは自分しかいません。
●心の目を開いて街に出よう。人に会ってみよう。今まで気づかなかった“アイデア”の素がきっと見つかる。

2006/12/04

意識するって大事!

“ドリームマップ”で有名な、秋田稲美さんの「キャリア&ライフビジョン研修」に行ってきました。
秋田さんとは、ハー・ストーリィのセミナーにお越しいただいた縁で、お付き合いをさせていただいています。
“ドリームマップ”のお話はおいおいさせていただくとして、今日は、その研修中にした不思議体験についてお話したいと思います。
秋田さん曰く、なりたい自分になるためには、常になりたい自分を意識すること。

秋田先生 「皆さん、教室の中をぐるっと見渡してください。」
秋田先生 「目を閉じてください。教室の中に赤色のものはどれだけありましたか?」
生徒    「……。(思い出せない!)」
秋田先生 「では、目を開けて。赤いものはありますか?」
生徒    「!!!(不思議!赤いものが目の中にバンバン飛び込んできます)」

次に緑色、青色と、色をかえて何度、実験しても同じことがおこります。
意識をせず、ただ、漠然と景色をみるのと、例えば「赤」というアンテナを立てて景色を見るのとでは、情報をキャッチする精度が全然違うということが体感できました。
これって、私たちの日々の仕事にも通じることですよね!
特にマーケッターにとっては重要です。
言葉で理解していても、「意識をする」と「意識をしない」の差についてイマイチ、ピンとこないという方、是非、実験してみてください。

【今日の気づき】
●意識をすると、必要な景色(情報)が勝手に目に飛び込んでくるから不思議
●商品について、販促について、生活者の買物行動について常に意識をして街を歩いてみよう!

2006/12/01

女性プロジェクトチームのコンサルティングがスタート!

ある企業の女性プロジェクトチームのコンサルティングをしています。
女性向けの商品なので、女性の感性と決め細やかさを活かして、新しい販売促進方法の導入と顧客コミュニティづくりをしたいという社長様の強い思いと期待を込めたプロジェクトチームです。

昨日、その第一回目のミーティングがあり、メンバーと初顔合わせがありました。
男女の価値観とライフスタイル、特性の違い、そして、それぞれが今後求められる役割とその意義について、全社員に向けての講義をした後、いよいよ、女性プロジェクトチームの方々とディスカッション開始。
最初は不安げな表情だった彼女たちが、ディスカッションを進めるうちに、

「やりたいこと、気になっていたことがいっぱい!何から手をつけたらいいのか…。」
「絵本を見ていたら、このストーリーを販促物に展開できないかと思いついたんです!」

みんなの逸る気持ちを抑えるのが大変なくらい、たくさんの日ごろの気づきやアイデアがでてきました。いきいきと話すメンバーの表情を見ていて、仕事としてだけでなく、彼女らの思いを何とか形にするお手伝いがしたいと心から思いました。

これから、クチコミュニティ・マーケティングのレクチャーや、アイデア出し、企画・計画・提案・実行と彼女たちのサポートをしていく予定です。
いきなりホームランを狙うのではなく、小さな成功事例を積み重ねて、女性メンバーには本当の実力と自信を、社内の男性管理職の方々には女性の感性や経験を現場に活かせば結果に結びつくことを実感してもらえるようがんばります!!

【今日の気づき】
●女性は日々、自社の商品・サービスについて「こうだったらいいのに」と感じている
●それを活かすためには“場”と“トレーニング”とちょっぴりの“勇気”を与えることが必要

2006/11/28

一粒たりとも無駄にできない

講師の木田です。皆さん、毎日マーケティングしてますか?
私は、先週の休みを利用し、長野で半自給自足をしている友人宅に行ってきました。
「1日1日を丁寧に生きたい」をポリシーに脱サラをして、長野に移り住んで3年目の彼は、畑仕事に、地域活動に、将来の夢の実現に大忙しで、なんと、今は市のまちづくり委員会の委員にもなっているというから驚きです。
「何でもやりたいことを言い続けると、自然に情報や支援者が現れ、夢はかなう」というのが彼の持論。
説得力があります。
さて、今回の滞在の目的は、日ごろの都会の喧騒の中で忘れかれていた土に触れ、自然の恵みを味わうことと言えばかっこいいのですが、要は畑仕事を手伝って、地場のおいしいものをいただくというものです。
みんなで、黙々と収穫し干していた黒豆を房から取り出す作業をしていたときのこと。(この作業、結構地味で大変なんです…)
「種を植え、長い間かかって丹精込めて育てて、収穫し、一粒一粒、房から取り出す。全部にかかった人件費を考えると、買ったほうが早いし、断然安いと思う。都会では考えられへんことやけど、こうやって育てた豆の味は格別。ましてや、この一粒が来年はたくさんの実をつける種になるかもと思うと、一粒たりとも無駄にできないんや。」と彼がつぶやきました。
その晩、ご馳走になった黒豆の味は格別で、こんなにおいしい枝豆は食べたことがないと思いました。

日ごろ、商品販促を提案する際、お客様に「生産者の顔を見せよう」「つくるプロセスを見せよう」といっている私ですが、改めてその意味を実体感しました。

ちなみに、その日の夕食のメインは、みんなで打った“そば”と畑で採れた“野菜のてんぷら”どれも本当においしかった!

“黒豆”も“そば”も“てんぷら”も不揃いで売り物にはならないかも知れないけれど、お店で買う誰が作ったかわからないキレイな食品よりも、味があって、こころが満たされる感じがしました。

来年になったら、現在計画中の彼の喫茶店で出す、手作りクッキーの試作会をする予定です。どんな商品だったら、名物になり田舎のまちに集客できるのか?ネットでも販売しようよ!なんて今から盛り上がっています。
良いアイデアがあったら教えてくださいね!

【今日の気づき】
●誰がつくったのか、どうやってつくったのかがモノの価値を高め、時には感動を与える
●でも、もっと愛着や価値をもっていただくには、お客様にプロセスに関わっていただくこと

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