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2001/08/04 発行 - クチコミで会社を伸ばす方法

マスコミ活用の方法

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           会社をクチコミで伸ばす方法
         『クチコミュニティ・マーケティング』
         http://www.herstory.co.jp/mm/mw.html
                              kaeko hino
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             マスコミ活用の方法

■今号は先週と今週分です。長いのでお暇なときにコーヒーでも飲みながら。
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小さな会社が資金も人脈もなく、できるだけ多くの人に知られる会社になるに
は、やっぱりマスコミの力を借りるのがもっとも早い。
大手企業なら広報部なども整備していて、社内情報を新聞社に記者発表するの
は当たり前、というのもあるだろうが、多くの中小企業、零細、小売店では、
そんな体制も機会もシステム化できているところは少ない。

では、マスコミに載るにはどうしたらいいか。
まず、マスコミネタになる企画を創りだすことが必要だ。それは、できる限り
社会性や話題性など、多くの人に伝えるに値するネタであることが大切だ。

私は創業当時、主婦の在宅ワーカーとモニターを集めて、企業の仕事のアウト
ソーシングやマーケティング業務を請負いたい、と友人と旗揚げした。
しかし、法人の人脈は少なく、飛び込み営業をしても1日に回る件数は1人で
は限られる。その上、成約率や成果の確率はとても低い。
そこで、「登録会員を増やす」という方法と「企業に社名を知ってもらう」と
いう両方を一石二鳥で考えた。(というより求人広告費を掛ける予算もなく、
優秀な営業を採用するゆとりもなかったので「一石二鳥&儲かる企画」を模索
した)
その年考えたのが「元気な女性を取材して紹介する雑誌の発行と広告営業」だ
った。【じぶんさが誌】と名づけたこの雑誌は、地域で活躍するネットワーク
力やクチコミ力のある女性リーダー(ボランティア団体のリーダー、雑貨店経
営者、アナウンサー、レストラン経営者、地域活動のリーダーなど)を取材。
また、各ページの下に広告枠を用意し、ホテル、婦人服店、銀行、デパートな
どを回り広告をお願いした。

その結果、多くの女性リーダーと知り合うことができ、発言力のある人たちに
知られたことで、社名の伝達スピードは確実に早まったと思う。
また、「広告」という営業に行く理由が持てたことで、企業に飛び込みやすく、
締め切りも設定でき、説明もしやすかった。
そして話しているうちに、「何の会社なの」という関心を持っていただくこと
ができ人脈づくりができた。
この時大きな収穫は、当時ソニーミュージックを辞めたばかりの女性に出会い、
主旨に賛同したと言って、ミュージシャンの矢野顕子さんが巻頭インタビュー
に登場となったことだ。思いつきではじめた地方の企画雑誌の巻頭に、矢野顕
子さんを迎え、雑誌が一段と価値の高いものになったことは発行人の私も予想
していない感激だった。

さて、この雑誌は翌年も2号を出したが、定期刊行物でもない【単発の企画物
だ】。マスコミネタになるには【旬】が大切だ。
本が発行すると同時に、私達はマスコミに一斉にニュースリリース(取材をし
てください、とマスコミにお願いの手紙と主旨、概要などを書いた手紙を送る
こと)をファックスや郵送で送った。
その結果、数々の地域新聞、雑誌はもとより、全国雑誌で主婦に人気の【素敵
な奥さん】にカラーで4ページの記事になった。
また運のいいことに、本を編集中に、副社長が街で昔の友人の地方テレビ局の
ディレクターに出会い、この話しをしたら、発刊までの一部始終をドキュメン
タリー番組にしたい、といい出し、なんと私達の会社だけの特別番組が放映さ
れた。・・・さらにさらにそれを見たNHKが、今度は別の角度からドキュメ
ンタリーをとりたい、とやってきた!
この年、私達の会社はテレビの30分のドキュメンタリー番組が2本もできた。
嘘のような本当の話しだ。

ご想像とおりこの反響は、凄いというより壮絶だった。
地方局、NHK、素敵な奥さん、地元新聞・・・というマス媒体の効力で、私
の会社に会員登録者が殺到し、仕事の依頼も次々と舞い込んだ。
さらに買い物に行けば「確かテレビに出てましたよね?」といわれ、映像の力
を知ると同時に、以外に人は記憶力があるものなんだ!!とびっくりした。

こうした経験を積み重ね、私は社内で何かをはじめる度にマスコミに伝え、ど
うしたら掲載されるかという実証を重ねてきた。
ではマスコミに情報を流すときの方法を記します。

一番簡易で誰もができるのは、プレスリリース代行サイトの活用。しかし、よ
ほどの大物ネタでなければ利用者の方が多く、マスコミへの到達率と掲載率は
低い。
■無料のプレスリリースサイト「プレスネットワーク」の中のプレスリリース
の書き方参照↓
http://www.pressnet.tv/format.html

では、より掲載される率を高めるにはどうしたらいいのか。
それは、やっぱりワンツゥーワンだ。マスコミの人といえど人間。もっといえ
ば個々に行動をしていて、隣の記者は何をする人ぞ、というぐらい、横のつな
がりのないのがマスコミ人の現実。記者同士でネタを競っていることを考えれ
ば、編集部宛に○○様宛と個人名で送る方が確率が高い。

1,まずは、用意したマスコミリスト(これは自分たちで地元の局や情報番組
を調べてつくる)に電話をする。「○○番組に情報を流したいのですが、ご担
当のお名前を教えてください」と事前に担当の名前を聞き、その方宛に情報を
流すのがベスト。雑誌の場合も同じ。担当名が不明の場合は、番組名や新聞の
○面、○○コーナー担当の方、とあて先を明記し、ファックスを手にした人が
手渡す部署が分かるようにする。
2,テレビの場合は最後に出るテロップで制作ディレクターやプロデューサー、
プロダクションの名前が出るので、その人宛に送る。雑誌、新聞の場合、記事
に署名が載っていることも多いので署名宛に送る。

■私がよく使っていたのはメディア・リサーチ・センターが発行する「雑誌新
聞総カタログ」↓
http://www.databank-mrc.co.jp
■宮脇書店のサイトの中の「雑誌カタログ」はターゲットに関する説明があっ
て買う前に見ると便利で失敗がない。
http://www.miyawakishoten.com/
■実は各雑誌の担当者名やメールアドレスまでがリスト化されているものも世
の中にはあるのだけど、これはちょっとお教えできない。。。。m_ _m

3,さらに効果を高めるためには、ファックスや郵送で資料をお送りした後、
電話で「届きましたか」とご説明をする方が好感度がある。

4,地方の場合、地元情報を出す番組や新聞のコーナーがあるので、マメに探
して情報提供を行う。半年に1回番組が変わるので、常に新鮮な番組構成を把
握する。

5,裏ワザ
プレスリリースはどこまでいっても形式ばった文章のイメージ。実はファック
ス用紙に手書きで書いたり、封書に手書きの手紙を入れて送る方がずっと採用
される確率が高い。

6,さらに裏ワザ
マスコミがもっとも取り上げてくれるのは「読者の声」や推薦だ。
例えば警備会社の最大手セコムの創業者飯田亮(いいだ まこと)氏の経験談に、
創業期に警備会社の社会的認知がなかなかとれなかった時、お母様が「世の中
のためにしているのに」と怒り、新聞の読者投稿欄に自分の言葉で投稿をした
ら、反響になり、それからマスコミが取材に来るようになった、というエピソ
ードが出てくる。
弊社は、女性在宅ワーカーにお願いして投稿を頻繁に行う。最近は、マスコミ
プロモーションというメニューで仕事としても代行していて、先週はある食品
会社がFMで紹介され、結果、大手スーパーの仕入れ担当から連絡が行き、直接
口座が開けたと大変喜んでいただいた。

私は営業力のなさ(時間・人・人脈・知名度など)をカバーするため、10年
以上もこんなことを積み重ねてきた。そうすればどんな小さな会社だって、身
分不相応なまでに知名度を上げることは可能だ。一時、知名度に比べて身分不
相応な会社であることに悩んだが、なんと知名度が上がればおのずと情報や人
材が集まってきて、ある時、突然に悩みまでが一気に解決しはじめる。
悩んだ時に、元気が出たのは、人材派遣会社の最大手株式会社パソナグループ
代表の南部靖之氏の記事だった。
「会社が小さい時から、こまめに社内情報を集めて、どんな小さなニュースも
毎日のようにマスコミに流しす担当を置いていた」という。
やはり成長していく会社は、社名の露出度を上げる努力しているんだ、と妙に
元気になったことがあった。

マスコミに載ることは「クチコミか」。
そうです。知名度がでると周囲の態度は間違いなく変わる。社員の家族も見る
目が変わる。「あの会社、よく知っているよ」とあまり親しくない人までが、
知り合いを連れてやってくる。仕事はほっといても外から来る。しかもこちら
に有利な雰囲気で・・・。
あとは、自分の力を錯覚せず、コツコツといただいた仕事に成果を出し、地道
に業績アップに精を出し、存在し続けるのみだ。

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■バックナンバー→→http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000069203
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■弊社のクチコミュニティの仕掛けが日経新聞に載りました!ご覧ください。
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