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2001/09/23 発行 - クチコミで会社を伸ばす方法

ネット時代の手書きの効力

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           会社をクチコミで伸ばす方法
         『クチコミュニティ・マーケティング』
         http://www.herstory.co.jp/mm/mw.html
                              kaeko hino
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            ネット時代の手書きの効力
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私の会社は、いつの間にかメールがなければ仕事ができない日々です。
メールに依存して仕事をするようになると、急ぎの仕事までメールだけで完結
しようとしてしまう自分に時々気づきます。

しかし、クチコミの原点は、人と人です。ネット時代になればなるほど、私は
大切なときに「筆で手紙を書く」という行為を忘れないようにしています。
そういえば、どうしても仕事がしたい、と思った相手には、今でも筆で手紙を
書きます。この効力は、開封率100%です。

数年前、ある新聞で酒造メーカーが女性向けのお酒を発売するにあたりネーミ
ング募集を一般公募していました。
以前から女性向けの日本酒の開発に仕事で携わってみたいと思っていた私は、
コレだ!と思い、この会社の社長に手紙を出しました。
ネーミングに応募したのではなく、毛筆で手紙を書くという営業作戦をとった
のです。
内容は、「私の会社は企画会社なので素人としてネーミング募集に応募をした
くない。しかし、以前から日本酒の仕事がしたかったので、ネーミングと合わ
せて、できれば販売促進も含めて企画会社として仕事をさせてほしい」といっ
た売り込みだったと思います。
半月後に、先方の社長から直接電話があり、手紙を見て興味を持った、といわ
れ商談に成功しました。そして完成したお酒が「藍人」というお酒です。
http://www.kamoizumi.co.jp/product2_2_4.html
これは美しいブルーのボトルに合わせて命名したもので、冷たく冷やして飲ん
でほしいお酒だったので蓋に藍染めの布が巻かれています。たまたま社長の奥
様が藍染めを趣味にしている、ということがヒントになりました。
飲むときに水滴のついたグラスに添えたり、コースターとして使えます。

これはほんの一例ですが、雑誌などを読んでいると、インタビュー記事の多く
は、その人物の企業名、部門、お名前を掲載しています。
そこで、その方宛てに手紙を書いたり、ファックスを送って、自分の考えや閃
きを提案します。この方法は、とても効果があります。なによりもインタビュ
ーなどに登場する人に連絡をするのですから、決定権や発言権のある方も多く、
その後の人脈にも大きな影響を与えてくれます。
大切なことは、単なる自分の売り込みや商品の宣伝ではなく、相手にとっても
メリットのある話をかならず用意して提案することです。

クチコミと手書きの手紙の営業作戦がどう関係あるのか。
大いにあります。
クチコミとは「人の心を動かすこと」から始まります。印刷されたダイレクト
メールより、一筆箋に手書きでお礼が書いてあるほうが人は感動します。
そんな事を書くとすぐに「一通ずつ手書きで書くなんて非効率なことができる
か!」とお叱りを受けそうですが、自分の思いを書いた手紙をコピーしてチラ
シとして送ったとしても、カラーの美しいチラシより目立つし、熱意が伝わる
ものです。
そういえば、島根県の田舎町にある雑貨&パッチワークのメーカー「ブラハウ
ス」のDMは、いつもオーナーのメッセージがこめられた手書きのDMが季節ご
とに届きます。印刷されているのですが、手書きというのが、この時代には、
かえって心温まり、ほっとします。
http://ohda.iwamigin.or.jp/shokokan/02map/shop/matsuda.htm

随分前に知り合った、ある珍味会社のDMには、かならす゛手書きでひと言メッ
セージがついているので、社長にどうしているのか、とお尋ねしてみたら内職
の方に頼んで手書きをつけるようにしたら、売上が1,7倍に伸びた、といっ
ておられました。
このメルマガの第6号「マスコミの活用法」では、マスコミに売りこむときに、
手書きのファックス用紙や手紙で売りこみをした方が、記事掲載される効力が
高くなるという話を書きましたが、「人が人に訴える」という意味で同じです。

この際、字のきれい、汚いは二の次です。クチコミは発信者の「熱意」を感じ
させる【仕組みづくり】がコツです。

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