【購入時】 検討者の8割が「折り込みチラシ」をチェック。決定に寄与するのは展示場や不動産屋で得られる一次情報。
最近5年以内に住宅の購入検討経験があるのは576名(全体の62.0%)です(Q1)。
その際に参考にした情報源(Q2複数回答)と最も参考にした情報源(Q3)を確認すると、以下のような傾向が浮かび上がります。
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利用率が高い情報源は、「折り込みチラシ」(78.1%)と「住宅展示場」(64.4%)。 |
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最も参考にした情報源では「住宅展示場」(35.2%)が「折り込みチラシ」(17.9%)を上回る。 |
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「インターネット情報(販売メーカーHP、クチコミ)」は利用率は高いが重視率は低く、「不動産屋」は利用率は低いが重視率は高い。
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30代は「住宅展示場」「不動産屋」に55.5%が集中(他世代は4割程度)、
20代はインターネット情報が13.8%とやや多く(他世代は8〜9%)、
40代以上は「折り込みチラシ」「住宅専門雑誌」が38.8%と多い(他世代は23〜32%)。
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家でじっくり目を通せる媒体は広く利用されているものの、
決定に大きく寄与するのは実物を見たり業者と話したりして得られる一次情報という結果になりました。
住宅は大きな買い物のため、幅広い情報源で様々な情報を検討した後、自分の目や耳でよく確認して決断するという
慎重な行動が取られている様子がうかがえます。
30代は一次情報をよく重視していることから、情報収集に意欲的な世代といえるでしょう。
40代以上は紙媒体を好み20代はインターネットを好むという傾向は、住宅に限らずどの分野でも見られる世代的特徴といえるでしょう。
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【賃貸時】利用・重視ともに「不動産屋」がトップ。情報収集行動は購入時より画一的。
最近5年以内に賃貸住宅への引越し検討経験があるのは462名(全体の49.7%)です(Q5)。
その際に参考した情報源(Q6複数回答)と最も参考にした情報源(Q7)を確認すると、以下のような傾向が浮かび上がります。
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利用率は「不動産屋」(72.7%)、「賃貸雑誌」(54.5%)、
「インターネットの不動産情報」(54.1%)が上位。
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最も参考にした情報源は「不動産屋」が56.1%を占め、
「インターネットの不動産情報」(17.1%)が「賃貸雑誌」(11.9%)を上回る。
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若い世代ほど「不動産屋」重視に集中し(20代60.9%、40代以上36.4%)、
上の年代ほど「折り込みチラシ」(40代以上18.2%、20代2.3%)と「友人、知人からのクチコミ」(40代以上11.4%、20代3.0%)が増え
バラエティに富む。
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賃貸時は利用・重視ともに「不動産屋」がトップとなり、
情報源の種類も購入時ほどバラつかないことから、賃貸時の情報収集行動は(購入時よりも)画一的であるといえるでしょう。
上の世代は二次情報(メディアやクチコミ利用)重視が多いことから「じっくり検討」派が多く、
「不動産屋」重視に集中する若い世代は「即決」派が多いことも考えられます。
利用率に差がない「賃貸雑誌」と「インターネットの不動産情報」が重視率では「インターネット〜」が高くなるのは、
賃貸物件は動きが早いため、情報更新が早いインターネットが好まれるのではないでしょうか。
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【主導権】 決定権は妻にも夫にも偏らないが、情報収集は7割の家庭で妻が主導権を握る
住宅購入時の情報収集は「妻主導」対「夫主導」の比率が7対3となり(Q4)、購入決定時は5対5です(関連アンケートQ2)。
「夫婦で〜」の割合は情報収集70.3%、購入決定77%となります。
以上より、「決定時は夫婦で決める家庭が8割で決定権は妻にも夫にも偏らないが、情報収集時は夫婦でする家庭が若干少なく、
7割の家庭で妻が情報収集主導権を握る」といえます。
賃貸時の情報収集は「妻主導」対「夫主導」の比率が7対3となり(Q8)、購入決定時は6対4です(関連アンケートQ4)。
「夫婦で〜」の割合は情報収集67.1%、購入決定65%となります。
以上より、「決定時・情報収集時とも妻主導の家庭が多いが、決定時は若干夫の発言権が増す」といえます。
年代別に見てもこの傾向はほぼ共通ですが、購入時・賃貸時ともに40代以上は「妻単独」が高く、
若い世代よりもやや「妻任せ」の傾向が強く見られます。
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まとめ
住宅に関する情報収集は、購入時は「幅広い情報を踏まえて一次情報で決断」、
賃貸時は「不動産屋利用に集中」という傾向が確認できました。
「購入時はより入念な情報収集をするが、賃貸時はそれほどでもない」ともいえそうです。
メディアの利用に注目すると、購入時は折り込みチラシの利用者が圧倒的に多く、
賃貸時は賃貸雑誌が多くなりました。インターネット利用も半数程度にまで上りますが、
従来型メディアの影響力はインターネットに勝るとも劣らないといえるでしょう。
情報収集の主導権は決定時よりも「妻主導」が多く、同じ傾向はレジャー時にも
見られることから、「情報収集活動は主婦の役割のひとつとなっている」と考えても良いのではないでしょうか。
これは、「主婦には情報収集に割ける時間がある」ことに加え、「男性より女性のほうが情報収集が得意」という性差があるのかもしれません。
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