利用者が多いのは「メーカーサイト」より「クチコミサイト」。「身近なクチコミ」は利用率に世代差なし。
美容に関して利用している情報源は(Q1複数回答)、「雑誌記事」(64.7%)がトップ、次いで「TV番組」(55.4%)、
「身近な人からのクチコミ」(51.6%)となりました。「化粧品メーカーなど企業のインターネットサイト」(34.8%)より
「インターネット上のクチコミ情報」(39.4%)が高いことや、
美容のために利用するサイト(Q4)が圧倒的に「アットコスメ」(利用率13.9%、2位以下はすべて2.0%以下)であること
からもわかるように、
CMや広告・店頭情報など販売サイドが発信する情報よりも、マスメディアやクチコミなど第三者が提供する情報が
好まれていることがわかります。
年代別に見ると、「雑誌記事」は若い世代ほど高く、「新聞記事」は上の世代ほど高くなりますが、
「新聞記事」は最大で39.1%(50代以上)の一方、「雑誌記事」は全世代で5割を超えており、
世代によって好まれる媒体に差はあるものの、「雑誌記事」はもっとも広くに利用されているといえます。
また、若い世代ほど「インターネット上のクチコミ情報」「店頭POP」が高いという傾向も見られ、
若い世代ほど多様な情報源を駆使している様子がうかがえます。「身近な人からのクチコミ情報」はほぼ世代差がなく、
身近なクチコミを利用する傾向は全世代共通であることがわかります。
また、若い世代ほど「インターネット上のクチコミ情報」「店頭POP」が高いという傾向も見られ、
若い世代ほど多様な情報源を駆使している様子がうかがえます。
「身近な人からのクチコミ情報」はほぼ世代差がなく、身近なクチコミを利用する傾向は全世代共通であることがわかります。 |
「インターネット上のクチコミ情報」は利用が頻繁。一番信頼できるのは「身近な人からのクチコミ」
もっともよく利用する情報源(Q2)の順位は利用率の順位とほぼ変わりませんが、利用率では6番目の
「インターネット上のクチコミ情報」が、頻度の高さでは3番目となります。
インターネット上のクチコミ情報は他の情報源にくらべ頻繁な利用が多いといえます。
年代別に見ると、20代以下は約3分の1(31.0%)が「雑誌記事」に集中する一方、
50代以上は「TV番組」と「TV−CM」があわせて34.8%となり、TVが約3分の1を占めます。
一番参考になる、信頼できる情報源(Q3)は、「身近な人からのクチコミ」(24.7%)がトップとなりました。
3番目も「インターネット上のクチコミ情報」(14.3%)となり、利用経験者の生の声が「もっとも信頼できる」と感じられているようです。
「身近な人からのクチコミ」をもっとも信頼する傾向は全世代共通です。20代以下・30代は、次いで「インターネット上のクチコミ情報」を
信頼しますが、40代は「TV番組」、50代以上は「新聞記事」「TV−CM」となりました。
よく利用する情報と信頼できる情報を比較すると、
「身近な人からのクチコミ」と「新聞記事」は信頼性が頻度の高さを大きく上回り、
「雑誌記事」「TV−CM」は頻度の高さが信頼性を大きく上回りました。
必ずしも「よく利用する情報を一番信頼する」わけではなく、利用しやすい情報は頻繁に利用して情報を集め、自分と同じ立場の消費者の声を
重視して参考にしている様子がうかがえます。
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「雑誌記事」は情報量、「TV番組」は楽しさ、「身近なクチコミ」はリアルで正確、「ネット上のクチコミ」は利便性が特性
利用頻度の高い情報ソース4つ(雑誌記事/TV番組/身近な人からのクチコミ/インターネット上のクチコミ情報)について、
それぞれイメージを確認しました(Q5〜8)。
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雑誌記事: トップ3は「情報が多い」(48.6%)、
「気軽に情報が得られる」(43.7%)、「信頼できる情報か判断しにくい」(42.0%)です。
「情報量」「気軽さ」「詳しさ」の項目で4ソース中1位となり、平均点の高さが魅力です。
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| ● |
TV番組: トップ3は「気軽に情報が得られる」(36.4%)、
「信頼できる情報か判断しにくい」(35.7%)、「情報が多い(たくさんの情報が得られる)」(29.3%)です。
「楽しい、面白い」が4ソース中1位となり、他の情報源にくらべて娯楽性が高い点が特徴的です。
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身近な人からのクチコミ: トップ3は「リアルな体験談が聞ける」(55.3%)、
「気軽に情報が得られる」「情報が正確、信頼できる」(ともに33.7%)です。
「リアル」で「正確」というメリットが他ソースを大きく上回る一方、「情報が少ない」というデメリットでもトップとなります。
また、「身近なクチコミ」の利用頻度がもっとも高い50代以上では「信頼できる情報か判断しにくい」とのイメージが
2番目に高いのは興味深い結果です。この世代は利用頻度が高い分、情報が必ずしも正確ではないことを実感しているようです。
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インターネット上のクチコミ情報: トップ3は「情報が多い」(47.3%)、
「信頼できる情報か判断しにくい」(37.8%)、「気軽に情報が得られる」(33.9%)です。
「欲しい情報がすぐに得られる」という点で他ソースを大きく上回る一方、
「情報が不正確、信頼できない」も4ソース中トップとなりました。
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まとめ
利用率・利用頻度ともに「雑誌記事」がトップとなりましたが、雑誌記事の情報を「信頼できる情報か判断しにくい」とした
主婦は42.0%にのぼります。「TV番組」「ネット上のクチコミ」でも「信頼できるか判断しにくい」が
上位に入り、「身近なクチコミ」では「情報が正確、信頼できる」が上位に入ったように、
どの情報ソースを利用するにも、情報の信頼性を常に意識している様子が明らかです。
同じクチコミでも「ネット上のクチコミ」よりも「身近なクチコミ」を重視する傾向からも、
不確かな情報に振り回されまいと自衛している主婦の姿が浮かび上がります。
もっとも手軽な自己投資である美容に関して、主婦は真剣に情報収集しているといえそうです。
メーカーサイトよりもクチコミサイトの利用率が高く、
「もっとも参考になる、信頼できる情報源」は約4割をクチコミ情報が占めることから、消費者は「利用者の声」を非常に重視している
ことがわかります。
商品の販売サイトでも「利用者の声」を掲載するなどして、客観性の高い情報を提供していくことがサイトの訴求力を高めるでしょう。
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