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「主婦」って何もの?

いまどきの主婦は、「主婦」である自分自身をどのようにとらえているのでしょうか。また、どのように「主婦」を定義しているのでしょうか。 「主婦」という呼称への反応を含め、いまどきの主婦の「主婦」観に迫ります。
2005年10月 1010名


「主婦は家庭の要」。8割の女性は「主婦」の呼称に抵抗なし。
既婚女性の9割は自分自身を「主婦」だと思う
 既婚女性の89.8%は、自分自身を「主婦」と認識しています(Q2)。では、「主婦」とはどんな人でしょうか?
「主婦」ってどんな人?
 「既婚女性は皆、主婦である」という考え方は7.1%です(Q5フリー記述)。女性は結婚して自動的に「主婦」になるのでなく、家事や家庭の管理をおこなってこそ「主婦」との考えが7割を占めます。
主婦とは「家事従事者」である(47.8%)・・・単なる家事従事者でなく「家事のプロ」だとする意見も含みます。
主婦とは「家庭の要」である(22.3%)・・・家庭を管理し、守り支え、快適な家庭をつくる役割を担うという意見です。
家族構成で規定される(10.0%)・・・既婚女性・妻・母など、基本属性(家族構成)で規定する意見です。
就業状態で規定される(9.4%)・・・「仕事をもたない」が多数ですが、 「仕事をもつ」との少数意見もあります。
その他の意見(6.6%)・・・「良妻賢母」「三食昼寝つき」「おばさん」「普通の人」「今の自分」など
「主婦」と呼ばれてどんな気持ち?
 自分自身を「主婦」と認識する女性は、「主婦」と呼ばれてどのように感じるのでしょうか。 「抵抗がある」「うれしく思う」はどちらも少数で(11.7%、4.6%)、82.7%は「何とも思わない」「その通り」を選び、 圧倒的多数は「主婦」という呼称を自然に受け入れていることがわかります(Q3)。
「主婦」と呼ばれることに抵抗感をもつ理由
 「主婦」の呼称に抵抗を感じる理由は、「『主婦』には良くないイメージがあるから」(57.5%)と 「自分に『主婦』的でない面があるから」(41.5%)の2タイプがあります(Q4フリー記述) 。 前者は胸を張れる「ポジティブな呼称」を求め、 後者はいまどきの主婦の多様なあり方を踏まえた、 ひとくくりにしない「多様な呼称」を求めている女性であることが考えられます。
「主婦」のネガティブ・イメージ・・・「おばさん」「楽している」「何もしていない」 「無能」「夫に仕え従う」「社会的評価が低い」といったイメージがあり、こうしたイメージが 「蔑視・偏見を感じる」「響きがきらい」という反応につながっています。
自分の「主婦」的でない面とは?・・・「仕事をしている」がもっとも多く、 「主婦」=「専業主婦」のイメージが強い様子です。 「家事をちゃんとしていない」「まだ実感がない(最近退職)」「働きたいと思っている」などの少数意見もあります。

まとめ
 「女性がパワフルになった今、『主婦』という呼称に抵抗を感じる女性が多いのでは」という予想に反し、 既婚女性の89.8%は自分自身を「主婦」と認識し、そのうち87.3%(全体の79.4%)は「主婦」の呼称を抵抗なく受け入れています。 その背後には、「主婦は家事を取り仕切り、快適な家庭をつくる役割を担う『家庭の要』である」という自負があります。
 一方で、自分を「主婦」と認識していても、11.7%の女性は「主婦」のネガティブなイメージや限定的なイメージに抵抗感をもち、 「ポジティブな呼称」「多様な呼称」の潜在的ニーズも感じられます。
 主婦のあり方が多様化し、一律に定義することが難しくなっている「主婦」ですが、 「主婦のアイデンティティ・クライシス」と呼べるような大きな流れは今のところ見られないことがわかりました。

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性別 人数 比率
女性 1010 100.0%

婚姻区分 人数 比率
既婚 1010 100.0%

年代 人数 比率
20代 180 17.8%
30代 560 55.4%
40代 222 22.0%
50代 47 4.7%
60代 1 0.1%
合計 1010 100.0%

地域 人数 比率
北海道 53 5.2%
東北
(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)
47 4.7%
関東
(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川)
380 37.6%
中部
(岐阜・静岡・愛知・三重・山梨・長野・新潟
・富山・石川・福井)
141 14.0%
関西
(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)
185 18.3%
中国
(鳥取・島根・岡山・広島・山口)
71 7.0%
四国
(徳島・香川・愛媛・高知)
31 3.1%
九州・沖縄
(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎
・鹿児島・沖縄)
102 10.1%
合計 1010 100.0%
属性・回答とも、比率は小数点以下を四捨五入しているため合計で100%にならないことがあります。

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お子さんはいらっしゃいますか?
回答 人数 比率
いる 793 78.5%
いない 217 21.5%
合計 1010 100.0%

あなたはご自分を『主婦』だと思いますか?

回答 人数 回答率
思う 907 89.8%
思わない 103 10.2%
合計 1010 100.0%


あなたは『主婦』と呼ばれることをどう感じますか?
      質問2で『思わない』と回答された方は、『該当しない』を選んでください。

自分を『主婦』だと思う907名対象
回答 人数 回答率
何とも思わない 393 43.3%
その通りだと思う 357 39.4%
『主婦』と呼ばれることに抵抗がある 106 11.7%
うれしく思う 42 4.6%
その他 9 1.0%
合計 907 100.0%


質問3で『抵抗がある』と答えた方に伺います。どうしてですか?具体的にお答えください。
      (例:専業主婦ではないから) それ以外のお答えの方は、『なし』とお答えください。【フリー記述】

自分を『主婦』だと思うが、そう呼ばれることに抵抗を感じる106名対象
回答 人数 回答率
「主婦」には良くないイメージがあるから 61 57.5%
 「おばさん」のイメージ 14 13.2%
 「楽している人」「暇な人」「何もしていない人」 13 12.3%
 蔑視・偏見を感じる、社会的評価が低い 11 10.4%
 「無能な人」のイメージ 6 5.7%
 言葉・響きが嫌い 6 5.7%
 夫に仕え従うイメージ 2 1.9%
 その他(古い、所帯じみた、野暮ったい等) 9 8.5%
自分に「主婦」的でない面があるから 44 41.5%
 仕事をしている(専業主婦でない) 22 20.8%
 家事をちゃんとしていない 6 5.7%
 まだ実感がない(最近退職した、など) 4 3.8%
 働きたいと思っている 4 3.8%
 ひとくくりにされていると感じる 4 3.8%
 家族構成上の理由(子供なし、夫と別居) 2 1.9%
 その他(主婦に適していない、など) 2 1.9%
なし 1 0.9%
 なし 1 0.9%




あなたが考える『主婦』とは、どんな人ですか?【フリー記述】
回答 人数 回答率
家事従事者 483 47.8%
 家事をする人 287 28.4%
 家事が(主な)仕事の人 105 10.4%
 家事のプロ、家事が好き 91 9.0%
家庭の要 225 22.3%
 家庭を守り支える 95 9.4%
 家庭の管理・切り盛りをする 55 5.4%
 快適な家庭をつくる 33 3.3%
 家庭を第一に考える 22 2.2%
 家庭の中心、要 20 2.0%
基本属性 101 10.0%
 既婚、妻 72 7.1%
 子供がいる、子育て中 19 1.9%
 家族がいる 5 0.5%
 女性 5 0.5%
就業状態 95 9.4%
 仕事をもたない(専業主婦) 81 8.0%
 フルタイムの仕事をもたない 7 0.7%
 仕事と家庭を両立させている 7 0.7%
その他 67 6.6%
 良妻賢母、よく働く 19 1.9%
 時間がある、楽、三食昼寝つき 9 0.9%
 家にいる 8 0.8%
 おばさん 7 0.7%
 その他(普通の人、今の自分、など) 24 2.4%
なし 39 3.9%
 なし 39 3.9%




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