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「主婦」って何もの?<2006年版>

いまどきの主婦は、「主婦」である自分自身をどのようにとらえているのでしょうか。 また、主婦自身の考える「主婦」像とはどのようなものでしょうか。 2005年に引き続き、いまどきの主婦の「主婦」観を調査します。
2006年10月19日 500名

関連アンケート : 「『主婦』ってなにもの?」 (2005年10月実施)

既婚女性の45.4%は「自分は主婦」という認識にゆらぎを感じている
既婚女性の45.4%は「自分は主婦」と言い切ることに躊躇する
 明確な主婦意識をもつ女性(「自分は主婦にあてはまる」)は54.6%です(Q1)。 ※昨年は選択肢が2択のため89.8%(今年は5段階評価)。 逆に言うと、45.4%の女性は自分を「主婦」と言い切ることに躊躇を感じています。
 仕事をもつ主婦は主婦意識がゆらぎやすく、明確な主婦意識はパートタイム就業層で38.7%、 フルタイム就業層で15.6%にまで落ち込みます(専業主婦層66.0%)。
 面白いことに、専業主婦でも「将来的な意向」の違いによって自己認識が変わります。 ずっと専業主婦でいたい層は82.4%に明確な主婦意識がある一方、就業志向の強い専業主婦では59.8%にまで下がります。 つまり、「主婦」と呼ばれてしっくり感じるかどうかは、現在の自分像だけでなく将来的な自分像も関係することになります。
主婦と呼ばれる気持ちは?
「主婦」と呼ばれる気持ちは昨年同様「何とも思わない」がもっとも多いものの、 今年は微妙な感情を抽出しやすい設問に変更した結果、 「嬉しい」(22.6%)、「抵抗がある」(19.0%)、「嬉しさと抵抗感が同程度」(20.6%)がそれぞれ2割程度となり、 「主婦」という言葉が引き起こすアンビバレントな心理状態が浮き彫りになりました(Q2)。 とくに、主婦意識にゆらぎがある層(「どちらかといえば自分は主婦」)は「嬉しさと抵抗感が同程度」が31.5%と大きく、 相反する感情の間で揺れている様子が顕著に見られます。
「主婦」と呼ばれることに抵抗感をもつ理由
 「主婦」の呼称の抵抗感は、「主婦」という言葉がもつネガティブ・イメージが主な原因です (今年65.7%、昨年57.5%※昨年とは回答対象者の範囲が異なるため一概に比較はできません。)(Q3フリー記述)。 小分類項目では「楽している人・暇な人・何もしていない人のイメージ」(23.2%)と「蔑視・偏見を感じる、社会的評価が低い」(15.2%) の高さが目立ち(昨年は「仕事をしているから」20.8%が突出)、 「『ヒマでお気楽』と下に見られている」という感覚が抵抗感の核となっています。
「主婦」ってどんな人?
 主婦自身の考える主婦像は、「家事のプロ、家事が好き」(今年17.0%、昨年9.0%)、 「家庭を守り支える」(今年13.6%、昨年9.4%)が昨年より伸びています(Q4フリー記述)。 「時間がある、楽、三食昼寝つき」(今年2.8%、昨年0.9%)もわずかながら増加傾向にあり、前項と同様、 「ヒマでお気楽」な主婦像が伸びている傾向が見られます。
まとめと考察
  今年の調査では、「既婚女性の45.4%は『自分は主婦』と言い切ることに躊躇する」 という心理をとらえることができました。
 「自分は主婦」という認識のゆらぎは、 「現在仕事をしている主婦」だけでなく、「将来的には働きたいと感じている専業主婦」にも見られます。 このことから女性の自己認識は現在の自分像だけで規定されていないことがわかり、 たとえば「今は専業主婦だけど、それは仮の姿」といった自己認識があることが考えられます。
 昨年調査結果との比較では、 主婦自身の考える主婦像として「家事のプロ」の比率が増大していることがわかり、 「ヒマでお気楽」という世間的イメージとの乖離が進行している様子がうかがえました。

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性別 人数 比率
女性 500 100.0%

婚姻区分 人数 比率
既婚 500 100.0%

年代 人数 比率
20代 102 20.4%
30代 249 49.8%
40代 125 25.0%
50代 23 4.6%
60代 1 0.2%
合計 500 100.0%

地域 人数 比率
北海道 26 5.2%
東北
(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)
24 4.8%
関東
(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川)
187 37.4%
中部
(岐阜・静岡・愛知・三重・山梨・長野・新潟
・富山・石川・福井)
66 13.2%
関西
(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)
85 17.0%
中国
(鳥取・島根・岡山・広島・山口)
57 11.4%
四国
(徳島・香川・愛媛・高知)
16 3.2%
九州・沖縄
(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎
・鹿児島・沖縄)
39 7.8%
合計 500 100.0%
属性・回答とも、比率は小数点以下を四捨五入しているため合計で100%にならないことがあります。

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あなたは、『主婦』という呼び名はご自分にあてはまると思いますか?
回答 人数 比率
自分にあてはまる 273 54.6%
どちらかといえば自分にあてはまる 130 26.0%
どちらともいえない 48 9.6%
どちらかといえば自分にあてはまらない 35 7.0%
自分にあてはまらない 14 2.8%
合計 500 100.0%
     
■ 就業状況(Q5回答)別にみる傾向

■ <専業主婦限定>将来の就業志向(Q6回答)別にみる傾向

あなたは、『主婦』と呼ばれることをどう感じますか?

回答 人数 回答率
嬉しい 32 6.4%
どちらかといえば嬉しい 81 16.2%
嬉しい気持ちと抵抗を感じる気持ちが同じくらいある 103 20.6%
どちらかといえば抵抗を感じる 67 13.4%
抵抗を感じる 28 5.6%
とくに何とも思わない 189 37.8%
合計 500 100.0%
  
■ 主婦意識(Q1回答)別にみる傾向


質問2で「抵抗を感じる」を含む回答を選んだ方にお聞きします。
      『主婦』と呼ばれて抵抗を感じる理由を具体的にお書きください。【フリー記述】

Q2で「抵抗を感じる」を含む回答を選んだ198名対象
回答 人数 回答率
「主婦」には良くないイメージがあるから 130 65.7%
 「楽している人」「暇な人」「何もしていない人」 46 23.2%
 蔑視・偏見を感じる、社会的評価が低い 30 15.2%
 「おばさん」のイメージ 19 9.6%
 「無能な人」のイメージ 9 4.5%
 夫に仕え従うイメージ 4 2.0%
 家政婦みたいなイメージ 3 1.5%
 言葉・響きが嫌い 2 1.0%
 その他(所帯じみた、平凡、主婦って何?等) 17 8.6%
自分に「主婦」的でない面があるから 45 22.7%
 仕事をしている(専業主婦でない) 21 10.6%
 ひとくくりにされていると感じる 8 4.0%
 家事をちゃんとしていない 7 3.5%
 まだ実感がない(最近結婚した等) 4 2.0%
 働きたいと思っている 1 0.5%
 その他(自由気ままにしている等) 4 2.0%
なし 23 11.6%
 なし、何となく 23 11.6%




あなたが考える『主婦』とは、どんな人ですか?【フリー記述】

回答 人数 回答率
家事従事者 221 44.2%
 家事のプロ、家事が好き 85 17.0%
 家事をする人 69 13.8%
 家事が(主な)仕事 67 13.4%
家庭の要 120 24.0%
 家庭を守り支える 68 13.6%
 家庭の管理・切り盛りをする 26 5.2%
 家庭を第一に考える 10 2.0%
 家庭の中心・要 10 2.0%
 快適な家庭をつくる 6 1.2%
基本属性 46 9.2%
 既婚、妻 36 7.2%
 お母さん 10 2.0%
就業状態 39 7.8%
 仕事をもたない(専業主婦) 35 7.0%
 仕事と家庭を両立させている 4 0.8%
その他 58 11.6%
 時間がある、楽、三食昼寝つき 14 2.8%
 良妻賢母、よく働く 7 1.4%
 おばさん 7 1.4%
 家にいる 5 1.0%
 その他(井戸端会議好き、家庭的、等) 25 5.0%
なし 16 3.2%
 なし 16 3.2%




現在のあなたの就業状況をお選びください。
※会社勤務・自営業・SOHOなど就業形態は問いません。仕事をしている日数・時間数でお答えください。
回答 人数 比率
仕事をしていない(専業主婦) 321 64.2%
パートタイムで仕事をしている
(1日8時間未満・月20日未満)
106 21.2%
フルタイムで仕事をしている
(1日8時間以上・月20日以上)
45 9.0%
その他 28 5.6%
合計 500 100.0%


質問5で「仕事をしていない(専業主婦)」を選んだ方にお聞きします。将来的に、仕事をしたいと思いますか?
       ※会社勤務・自営業・SOHOなど就業形態は問いません。
「仕事をしていない(専業主婦)」を選んだ321名対象
回答 人数 比率
将来的には仕事をしたい 132 41.1%
どちらかといえば
将来的には仕事をしたい
54 16.8%
仕事をしたい気持ちと専業主婦で
いたい気持ちが同じくらいある
74 23.1%
どちらかといえば
ずっと専業主婦でいたい
25 7.8%
ずっと専業主婦でいたい 26 8.1%
わからない 10 3.1%
合計 500 100.0%


同居しているお子様のうち、一番年少のお子様の年齢をお選びください。
       同居のお子様がいない方は「子供はいない」をお選びください。
回答 人数 比率
乳児(0〜2歳) 155 31.1%
幼児(3歳〜小学校入学前) 98 19.7%
小学生 74 14.9%
中学生 18 3.6%
高校生 19 3.8%
大学生・社会人 19 3.8%
子供はいない 117 23.5%
合計 500 100.0%


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