気になる企業No1は「トヨタ自動車」。“世界一”が広い注目を集め、環境への取組みも高評価。
気になる企業の年間トップは「トヨタ自動車」です。
商品への高評価に加え、エコカーの開発・普及など環境への積極的な取組みへの好感度が高く、
男女共から継続的な注目を集め6月・12月ともに高い得票率です。
また、“世界一”というわかりやすさから男性のみならず女性も「業績」を注目理由に挙げました。※業績への注目傾向は通常女性より男性に見られます(後述)。
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「ネガティブな注目」VS「ポジティブな注目」
「気になる企業」年間上位10社のうち、3社はネガティブな理由(および話題性)、7社はポジティブな理由によるランクインです。
不祥事が大きく報道された企業はネガティブ理由が圧倒的で、
得票時期も偏ります(ポジティブ理由の企業は6月・12月とも得票)。
また、回答者はひとり3社まで企業を挙げられる中、「最も気になる企業」にはネガティブ理由の企業を挙げる傾向が見られました。
したがって、ネガティブな注目は「強く」「一気に」高まる一方、
ポジティブな注目は「低め安定」的であり、
企業イメージの「急落」は容易に起こり得る一方で「急上昇」は起こりにくいといえます。
そんな中、「松下電器産業」はリコール対応が「誠実」「社会的責任を果たしている」と支持されてポジティブな評価が伸び、イメージを挽回している様子がうかがえます。
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ポジティブな注目を集めるには?
「気になる理由」のポジティブ意見は「商品・サービス」への評価が「企業姿勢」への評価を大きく上回り、
やはり消費者が企業に注目するきっかけは「商品・サービス」であるといえます。
ただし、上位企業に限ると「商品・サービス」と同等かそれ以上に「企業姿勢」への評価・共感が挙げられています。
商品・サービスが身近であったり魅力的であったりするだけでなく、
環境への取組み/地域貢献/従業員への福利厚生などで生活者の共感を得られる企業姿勢を示せるかどうかが
注目度を高める鍵といえます。
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女性の注目ポイント、男性の注目ポイント
男女別にみると、以下のような違いが見られました。
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女性はネガティブ理由や話題性から注目しやすい・・・
女性が気になる上位10社は男性の上位10社よりネガティブ理由の企業を多く含み、ネガティブ理由の企業の得票率も男性より高くなります。
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女性は「商品・サービス」で企業を見、男性は「経営」で企業を見る・・・
「気になる理由」のポジティブ意見は、女性は「商品・サービスを利用している/利用したい」が突出する一方、
男性は「業績」が「商品・サービス」を上回ります。 |
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女性は「出産・育児支援」に大注目・・・
男性の「ソフトバンク」への注目理由は新料金プラン/CM/事業展開に限られますが、
女性では「手厚い出産・育児支援」への支持が多数挙げられ、男女差が顕著に現れました。 |
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企業に期待すること
企業に期待することは、「環境への取組み」と「コンプライアンス/情報公開」が僅差で並び、次いで「社会貢献/地域貢献」「消費者第一」が続きます。
男女別にみると、女性は「環境への取組み」が「コンプライアンス/情報公開」をわずかながら上回る一方、
男性は「コンプライアンス/情報公開」が「環境への取組み」を上回ります。
また、女性の具体的コメントには「子供たちの未来/将来のために」という記述が非常に多く、
男性は「企業がつくる今」への期待が高く、女性は「企業がつくる未来」への期待が高いといえそうです。
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まとめ
「ネガティブな報道や風評に反応しやすい」という女性像が確認できたにもかかわらず、
企業不祥事が相次いだ2007年に生活者が選んだ「気になる企業No1」は、
ポジティブな理由で支持を得た「トヨタ自動車」となりました。
ゴミ分別などで日常的に環境を意識することの多い女性は、企業の環境活動もよく見ています。
トヨタへの注目度の高さはその好例であり、
同社の環境への取組みの高さが生活者によく浸透していることの現れともいえます。
また、イオングループの「買物袋持参運動(マイバック&マイバスケット)」「幸せの黄色いレシートキャンペーン」といった
消費者が身近に接することができる活動も、女性のダイレクトな支持を集めました。
環境への取組みや社会貢献活動を企業への注目度アップやイメージ向上につなげるには、
「生活者に届く広報」や「活動そのものが生活者の目に触れること」が不可欠といえるでしょう。
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