就職した頃から独立の夢はあったんですが、これもまだ漠然としてて、ただ、次の就職を考えると、「実務3年」っていう経歴は欲しかったので、何が何でも3年はここで、と思ってました。その間に次のことを考えようと……
その間に、それまでの夢だった「絵を描く」ということもし始めて、手描きのポストカードをフリーマーケットで売ったりということをやってました。1枚100円とか200円とかなんですが、自分の描いた物に価値がつく、というのがすごくうれしくて、自信にもつながったなぁと思います。 結局2年半で自分で仕事を取るようになって、残りの半年は会社と掛けもち状態だったんですが、DTPの仕事でSOHOの道に入ったんです。DTPの仕事をしていたといっても、お客様と直接話すのは営業の人なのでコネがあるわけでもなくて、仕事を取るのが最大の難関でした。 もともとは、絵を描きたいというのが動機でもあったので、illustratorという肩書きで、DTPも出来るよ、みたいな感じで仕事を始めたんです。最初のうちは会社と掛け持ちだったので、会社から帰って、インターネットのお仕事情報を探して応募したり、というのがメインでした。怪しげなものは除外しているつもりでも、登録だけして結局音沙汰がなかったり(お金は発生してませんが)と、結構失敗もありました。最初にお仕事をいただいたのは、オリジナルストローのパッケージというコンペでしたが、決まった時にはPCの前で「ありがとうございます!」って言っちゃいました(笑) 完全に独立するためには仕事を増やさなくちゃと思って、今考えるとかなり無謀で迷惑な話なんですが、地元の制作会社や出版社に売り込みのメールを送ったんです。たくさん送った中で、唯一お返事を下さった社長さんが、イラストレーターのさとうみどりさん(ハー・ストーリィの副社長)を紹介して下さいました。独立した初期の段階で、さとう副社長にはご挨拶に伺っているんです。 その後ある程度DTPのお仕事も増えて、それなりにお仕事もこなしていたんですが、「ホームページは作れないの?」という声がたくさんあって……。自分のサイトは早い段階で作っていたんで、それなりに、という感じではあったんですが、仕事にするだけのものなのかというところでは自信がなかったので、気心の知れたお客様のところだけ、自分のサイトを見せて「この程度ならできます」という形で、WEBの仕事もするようになったんです。 WEBの方が覚えることはいっぱいあるし、どんどん進化で日々勉強だし、なんですが、何となくWEBの仕事の方が自分のスタイルに合っている気がして、請ける仕事も、DTPよりもWEBの方が多くなってきて、2006年からは完全にWEBデザイナーを名乗って仕事をしています。 |