≪雑誌連動企画≫「眠りの悩み」はシングル女性に多い…?「眠りについてのアンケート」調査結果
≪雑誌連動企画≫「眠りの悩み」はシングル女性に多い…?「眠りについてのアンケート」調査結果
2013年4月16日
美容・健康
女性トレンド総研
女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、眠りについて全国の20代~60代の女性生活者230人にアンケート調査を実施しました。
目次
1.眠りに関する悩み
1.1.昼間に眠くなってしまう
1.2.朝すっきりと起きることができない
1.3.布団に入ってもなかなか寝付けない
1.4.熟睡できず眠りが浅くすぐに目が覚める
1.5.睡眠時間が少ない
1.6.夜中にトイレに行きたくなり目が覚める
1.7.いびきや歯ぎしりをする
1.8.その他
2.よい眠りのために
3.調査概要
気持ちよく眠れていますか。
春眠暁を覚えず。
いくらでも眠れる季節になりました。「寝ても寝ても寝足りない」なんて言葉をよく聞きますが、その眠りはどんな眠りなのでしょう?
女性は質の良い眠りをとれているのでしょうか。
からだにいいこと×ハーストーリィのコラボ企画第6弾は、「眠り」について。
20代~60代の女性230人を対象に「眠り」に関するアンケートを実施し、眠りに関する悩みを7項目から選択(複数選択可)してもらいました。
■眠りに関する悩み
「眠りについての悩みは無い」と答えたのは全体の8.7%。10人に9人以上の割合で、眠りに関して何らかの悩みを持っていることがわかりました。悩みの平均個数は1人2.3個。最も多かった悩みは、「昼間に眠くなってしまう」で41.7%。次いで「朝すっきり起きることが出来ない」で41.3%、「布団に入っても寝付けない」が33.0%でした。
年代によって悩みの内容は変わっており、20代30代の女性では「朝すっきりと起きることができない」が50%をこえて1位ですが、40代以降では30%前後にとどまっています。また60代以降になると3人に2人が「夜中にトイレに行きたくなって目が覚める」ことに悩んでいます。
昼間に眠くなってしまう
睡眠時間は6時間以上取っているのにほぼ毎日昼間に眠くなります。何をしても眠気が治まらず頭がボーっとしてしまう日もあります。(東京都 30代)
専業主婦のため家族の生活に合わせて生活していますが、帰宅もまちまちで寝る時間も決まらない為いつも頭がスッキリしません。(埼玉県 50代)
夜はぐっすり休んでいるのに、午前中、夕方に食後でもないのに眠くなってしまいます。無理して起きていると頭痛がすることがあります。(岩手県 50代)
朝すっきりと起きることができない
朝起きるのが辛く、でも頑張って起きて朝食を作り、主人を送り出したら昼寝?してしまいお昼頃まで寝てしまいます。(北海道 20代)
寝起きで既に疲れてます。(東京都 40代)
朝、目が開きません。目疲れが回復せず頭痛がすることもあります。(愛知県 40代)
低血圧のせいもあって目がすっきり覚めません。昼間も眠いことが多いです。(岡山県 30代)
布団に入ってもなかなか寝付けない
布団に入っても、スマホなどを見てしまう。眠りに悪影響でもなかなかやめられない。(愛知県 30代)
疲れているから早く寝なきゃと思えば思うほど寝付けない。(東京都 40代)
冷え症なので、特に寒い季節は足が暖まるまで眠れません。(埼玉県 50代)
熟睡できず眠りが浅くすぐに目が覚める
子供がまだ小さい為夜中の授乳に加え、子供の寝返りなどで熟睡出来ず眠りが浅い。(兵庫県 30代)
子供2人に挟まれて寝ているので、子供のねぞうが悪かったり、寝言やいびき、咳などですぐに目が覚めてしまいます。長い時間寝ないとすっきりしません。(神奈川県 40代)
鼻の詰まりやのどの渇きで目が覚めてしまうことが多い。(東京都 30代)
睡眠時間が少ない
子育て中でとにかく睡眠不足で、どこか毎日イライラしてしまっている。(長野県 40代)
夜帰りが遅い夫、朝出かけるのが早い息子に合わせて生活しているので、結果的に睡眠時間が少なくなってしまいます。(東京都 50代)
育児中なので、子ども達が寝た時間を利用して家事をこなすので、どうしても睡眠時間が少なくなります。(大阪府 30代)
夜中にトイレに行きたくなり目が覚める
トイレに夜中行くと無意識でテレビを付けるのか、朝気づくと自分の部屋のフローリングで寝ていて体が痛い。(東京都 30代)
夜中に数回トイレに行くと翌日は決まって睡眠不足で頭が働かないので悩んでいます。(東京都 50代)
いびきや歯ぎしりをする
いびきは特に悩んでいます。疲れている時は自分のいびきで起きるぐらいひどい時があります。続くと体にどんな影響があるのか心配です。家族の安眠を妨げにならないかも心配です。(福岡県 30代)
いびきについて悩んでいます。電車やその他でうとうとすると起きた時にまわりに迷惑をかけていなかったか心配になります。(山口県 30代)
その他
昼間でもいつもちょっとだけ寝るつもりが長時間眠ってしまう事です。いくらでも寝れるのでこれも一種の病気じゃないかと心配。(大阪府 40代)
寝起きにとても肩がこっている。布団の中にいるのに、冷えを感じて目覚めることがある。(神奈川県 40代)
朝起きると身体が痛いなど、寝る体勢がよくないみたいで悩んでいます。(東京都20代)
■よい眠りのために
今回とても興味深かったのは、既婚者・未婚者、同居の子どもの有無で大きな差が出たことです。自分だけのタイムスケジュールで生活することが難しい既婚者や子育て中の女性に眠りの悩みが多いのでは? と予想していましたが、アンケート結果は逆。
「睡眠時間が少ない」以外の項目全てで、既婚者より未婚者が、同居の子ども有より同居の子ども無が、ポイントが高い結果となりました。
自分の思い通りに時間が使える事が、逆に生活リズムの乱れや日中の活動不足を招く要因になっているのかも知れないですね。
パートナーや子どもに合わせた生活は寝不足にはなりがちですが、その半面、強制的に規則正しい生活を過ごすようになり、結果として眠りに関する悩みが少なくなっているのかもしれません。
最後に、「特に眠りについての悩みは無い」と答えた人の「眠りのために気を付けていること」を見てみましょう。
午後はカフェインを控える、眠る2時間前位は、テレビ、パソコンは見ない。(神奈川県 40代)
とにかく真っ暗にすること。あとはお昼にうんと疲れること。(京都府 20代)
寝る前にヨガの先生に教わった足指マッサージをします。足が暖まり寝つきがよくなります。(長崎県 40代)
昼間、よく体を動かす。寝る直前にはできるだけインターネットやテレビなどを目にしないようにする。(埼玉県 40代)
部屋を適温にしておく(広島県 30代)
具体的なアクションプランとして参考になる部分も多いですね。ぜひ実践してみてくださいね。
■調査概要
※20代~60代の女性生活者230人に、家庭の生活費を調査
【調査期間】2013年
【調査方法】 インターネット調査
【調査対象】 全国の20代~60代の女性生活者 230人
【お問い合わせ】https://herstory.co.jp/contact
日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。