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- 空き家リノベ「家継ぎ」サービスに約7割が魅力
~地方移住への関心は約5割、人気移住先1位は長野県~ 近年、物価高や住宅価格の高騰、将来への経済的不安、子育て環境への関心などを背景に、地方移住や空き家活用への注目が高まっています。 女性インサイト総研 株式会社ハー・ストーリィ(本社:東京都世田谷区、代表取締役:日野佳恵子)では、全国の生活者を対象に、移住意向や理想の住環境、古民家・空き家活用に関する意識調査を実施しました。 調査の結果、地方移住に関心がある人は46.8%に上る一方、具体的に行動へ移せていない人が85.7%を占めることが判明。行動に移せない理由としては「資金面の不安」や「移住ノウハウ不足」が上位となりました。また、古民家を活用した住まいへの関心も高く、空き家リノベ「家継ぎ」サービスについては68.4%が魅力を感じると回答しました。 ■ 調査概要 調査名称:「移住に関する調査」 調査期間:2026年7月15日〜7月23日 調査対象:全国の20歳以上の男女528名 調査方法:インターネット調査 実施機関:株式会社ハー・ストーリィ ■ 主な調査結果 ①「地方移住への関心は46.8%。 約半数が地方での暮らしに興味 Q.あなたは、現在お住まいの地域とは別の地域への移住にどの程度興味がありますか。(n=344) 地方移住に「とても興味がある」「やや興味がある」と回答した人は46.8%と、約半数が移住に関心を持っていることが分かりました。 ②人気の移住先1位は長野県(14.3%) Q.現在、移住先として考えている地域として当てはまるものを全てお選びください。(n=161) 順位 希望都道府県 1位 長野県(14.3%) 2位 北海道(11.2%) 3位 神奈川県(9.9%) 4位 千葉県(9.3%) 5位 栃木県 / 沖縄県(各 7.5% ) 6位 静岡県(6.8%) 7位 東京都 / 兵庫県 / 福岡県 / 鹿児島(各 6.2% ) 8位 宮城県 9位 山梨県 / 京都府 / 広島県(各 5.0% ) 10位 埼玉県 / 滋賀県 / 大阪府(各 4.3% ) 自然環境に恵まれながらも、生活環境や都市部へのアクセスを確保しやすい地域が上位に挙がっており、地方でありながら暮らしやすさを備えたエリアへの関心が高いことが分かります。 ③移住検討者の8割以上が具体的な行動に移せていない Q.現在の移住に関する検討状況について、最も近いものをお選びください。(n=161) 移住を検討している人のうち、約8割が「具体的な行動に移せていない」と回答しました。 (「特に具体的な行動はしていない」(61.5%)と「まだ漠然と考えている」(24.2%)を合わせた数値。) 多くの人が移住への関心を持ちながらも、情報収集や物件探しなどの具体的な行動には至っていない実態が明らかになりました。 ④行動に移せない要因は資金面への不安と移住ノウハウ不足 Q.移住に興味はあるものの、実際の行動に移せていない理由をすべてお選びください。(n=161) 移住を検討しながらも行動へ移せない理由として最も多かったのは、「資金面への不安」(49.1%)でした。 次いで、「何から始めればよいかわからない」(46.0%)、「仕事の見通しが立たない」(32.3%)が続き、費用面だけでなく、移住までの進め方や情報不足も大きな障壁となっていることが分かりました。 ⑤古民家へ求められる「改修済み」「設備が整った住まい」 Q.仮に、古い日本家屋に住むとした場合、どのような条件であれば検討したいですか。(n=344) 古民家を住まいとして検討する際には、「リフォーム済みであること」(60.2%)、「設備が一定整っていること」(58.1%)、「改修・購入費用の補助があること」(56.4%)が上位となりました。 この結果から、移住希望者は古民家そのものよりも、「安心してすぐ暮らせる状態」の住まいを求めていることが分かりました。 ⑥空き家リノベ「家継ぎ」サービスに魅力を感じる人は68.4% Q.(家継ぎサービスについて閲覧後)このサービスは魅力的だと思いましたか。(n=527) 空き家リノベ「家継ぎ」サービスについて、「非常に魅力を感じる」「やや魅力を感じる」と回答した人は68.4%となり、約7割が魅力を感じていることが分かりました。 今回の調査では、移住希望者が求めているのは、単に古民家へ住むことではなく、「安心して暮らし始められる住まい」や「移住を後押しする仕組み」であることが明らかになりました。 こうした生活者ニーズに応える取り組みとして、空き家リノベ「家継ぎ」サービスへの期待も高いことがうかがえます。 ■ 考察:地域の魅力発信だけでは、移住は進まない。移住促進の鍵は、「住まいの安心」と「情報提供」 今回の調査では、地方移住に関心を持つ人は46.8%と約半数にのぼる一方、移住を検討している人の85.7%が、具体的な行動に移せていないことが分かりました。移住への関心は決して低くないものの、資金面への不安や「何から始めればよいかわからない」といった情報不足が、行動をためらう大きな要因となっています。 また、移住先として人気を集めたのは、豊かな自然と生活利便性を兼ね備えた地域でした。さらに古民家を検討する際には、「リフォーム済み」「設備が整っている」「費用補助があること」が重視されており、生活者が求めているのは、安心して新生活を始められる住環境であることが明らかになりました。 今後の移住促進では、地域の魅力を発信するだけではなく、改修済み住宅の提供や補助制度の充実、移住までの相談・伴走支援など、移住希望者が安心して一歩を踏み出せる仕組みづくりが重要になると考えられます。 移住希望者の不安を解消する住まいや支援体制を整えることは、移住の促進だけでなく、空き家・古民家の利活用や地域への新たな人の流れを生み出すことにもつながるでしょう。 ■ 女性インサイト総研 株式会社ハー・ストーリィについて 私たちは【女性の買う理由を世帯から読み解く】専門機関です。 日本の世帯消費の7割(※当社調べ)を握る女性。その意思決定はライフステージやライフイベントで複雑に変化します。私たちは、データや数値の背景にある女性の選択理由を掘り下げ、経営者の意思決定や商品開発、マーケティングに即活かせる調査・コンサルティングの専門会社です。 事業内容:女性インサイトマーケティング事業(専門研究/コンサルティング/専門情報出版/マーケティング支援/人材育成支援) 代表取締役:日野 佳恵子 URL:https://www.herstory.co.jp/ 移住希望者の不安を解消する住まいづくりの一例として、谷口工務店では「家継ぎプロジェクト」を展開しています。 谷口工務店が運営する、『家継ぎプロジェクト』では、空き家・古民家を活用しながら、安心して新しい暮らしを始められる住まいづくりに取り組んでいます。 プロジェクトの詳細については、家継ぎプロジェクト公式サイトをご覧ください。 ▼家継ぎ(YATSUGI) https://www.yatsugi-project.com/ 運営会社:株式会社 木の家専門店 谷口工務店
- 真実は、暮らしの中にある。【第4回】ブランドは「伝えたこと」ではなく、「理解されたこと」で決まる
AI時代のブランドマネジメント ~AI時代になるほど生活者理解が重要となる~ ある企業のブランド担当者と話をしていたとき、私はこんな質問をしました。 「御社のブランドを、お客様は一言でどう説明していると思いますか。」 少し考えたあと、その方はこう答えました。 「安心感のある会社、でしょうか。」 そこで実際に生活者へ聞いてみると、返ってきた答えは違いました。 「品質は良さそう。」 「価格が高そう。」 「私には少し敷居が高い。」 企業が思い描いていたブランドと、生活者が理解していたブランドは、少しずつずれていたのです。 私は、このような場面を何度も見てきました。 ブランドは企業のものではない ブランドというと、企業がつくるものだと思われがちです。 しかし私は、ブランドとは、企業の所有物ではないと思っています。 ブランドは、生活者の頭の中にあります。 生活者が 「この会社は私に合っている。」 「この会社は信頼できる。」 そう思った瞬間に、ブランドが生まれます。 だからブランドは、企業が決めるものではありません。 生活者が理解した結果なのです。 「知っている」と「理解している」は違う 企業は、認知度を測ります。 ブランド認知 商品認知 広告認知 しかし、認知と理解は違います。 企業名を知っている。 CMを見たことがある。 商品名を聞いたことがある。 これは認知です。 一方で、 その会社は何を大切にしているのか。 自分にどんな価値を届けてくれる会社なのか。 ここまで理解されて初めて、ブランドになります。 私は、これから企業が測るべきものは、認知ではなく、ブランド理解ではないかと思っています。 女性はブランドではなく、「自分との関係」を見ている HERSTORYでは35年以上、女性へのインタビューを続けてきました。 その中で気づいたことがあります。 企業は商品の魅力を語ります。 女性は、「それは私の暮らしにどう関係するのですか。」を考えています。 企業は性能を説明します。 女性は、「それで私は少しラクになりますか。」と考えています。 ブランドとは、企業が語る物語ではありません。 生活者が、「これは私の話だ。」と思える物語です。 AI時代は「ブランド理解」を確認する時代 AIは、企業の情報を整理します。 生活者は、暮らしの中で意味をつくります。 だから企業には、もう一つ必要な仕事があります。 それは、ブランドがどう理解されているかを確認すること。 企業が伝えたいブランド。 AIが解釈するブランド。 生活者が理解するブランド。 この三つは、本当に一致しているでしょうか。 もし一致していなければ、どこかでブランドの意味が変わっています。 私は、これからのブランド戦略とは、広告をつくることではなく、ブランド理解を確認し続けることだと思っています。 HERSTORYが見てきたこと 私たちは35年以上、女性の暮らしを見続けてきました。 商品への不満より、企業への誤解のほうが多いことがあります。 企業は、「ここが強み」と思っている。 しかし生活者は、まったく違うところに価値を感じている。 逆に、企業が当たり前だと思っていたことが、生活者には一番魅力だった。 そんな場面を何度も見てきました。 だから私たちは、商品を評価する前に、ブランドがどう理解されているかを確認します。 そこから、本当のブランドづくりが始まると考えています。 おわりに AI時代になって、ブランドはますます「意味」の時代になりました。 企業が伝えたい意味。 AIが解釈する意味。 生活者が理解する意味。 この三つが重なったとき、ブランドは初めて強くなります。 だから、ブランド戦略とは、「伝える仕事」ではありません。 理解を設計し、理解を確認し続ける仕事です。 次回は、「AIが進化するほど、生活者インサイトの価値は高まる」という、一見すると矛盾しているように見えるテーマについて考えてみたいと思います。 HERSTORY NOTE ブランドは企業が伝えたことで決まるのではない。 ブランドは生活者が理解したことで形成される。 認知と理解は異なる。 AI時代に企業が確認すべきなのは「ブランド理解」である。 ブランドの意味は、企業だけでは確認できない。女性インサイトを通して初めて、暮らしとの接点が見えてくる。 筆者プロフィール 日野佳恵子 女性インサイト総研 株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役社長一般社団法人女性のあしたアカデミー 代表理事 島根出身。1990年創業。女性の購買行動とライフコースの関連がマーケティングに影響を及ぼすことに着眼し、女性インサイト理論を独自開発。学習院大学、成城大学、大阪公立大学の専門教授らと「男女の消費行動研究」を発表している。クライアントは生活消費財を中心にメーカーから小売まで幅広く、「女性顧客起点の専門家」として多数の企業のアドバイザーを行う。 <代表的な受賞ほか> 経済紙Forbes Japan「日本の社長100人」、日経WEBCOMPANYが選ぶ「21世紀 時代のキーパーソン51人」、日経ウーマン・ウーマン・オブ・ザ・イヤー2003リーダー部門第9位、2013世界女性リーダースティビーアワード銀賞、日本の残したい企業100社、2021Forbes Woman Award300人未満全国第2位など個人、企業活動と両面で広く評価されている。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、最新記事の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 <連載ページ> 【第1回】女性は企業の言葉をどう翻訳しているのか 【第2回】AIはブランドをどう解釈しているのか 【第3回】女性は企業の言葉をどう翻訳しているのか 【第4回】ブランドは「伝えたこと」ではなく、「理解されたこと」で決まる 【第5回】AIが進化するほど、生活者インサイトの価値は高まる 【第6回】暮らしを見なければ、ブランドは理解できない 【第7回】AIに選ばれる企業より、人に理解される企業へ 【第8回】一次データがブランド資産になる時代 【第9回】ブランドは、生活者との対話で育つ 【第10回】HERSTORYが考えるAI時代の生活者理解
- 真実は、暮らしの中にある。【第1回】「検索される会社」から「正しく理解される会社」へ
AI時代のブランドマネジメント~AI時代になるほど生活者理解が重要となる~ ある日の出来事 先日、仕事用のジャケットを探していて、私は検索サイトではなく、ChatGPTにこう質問しました。 「ビジネスでもカジュアルでも着られて、知性を感じるけれど個性的すぎないブランドを教えてください。」 以前なら、 「40代 レディース ジャケット」 「ビジネス カジュアル ブランド」 といったキーワードを考えながら検索していたと思います。 ところがAIは、商品名を並べるのではなく、まず私の好みや価値観を整理し、「あなたは華やかさよりも、造形性や世界観を大切にしているようですね。」と返してきました。 この瞬間、「検索」の時代とは何かが変わった、と感じました。 AIは商品ではなく企業を説明する 検索エンジンは、入力された言葉に近いページを探します。 一方、生成AIは違います。 ホームページ 商品ページ ニュース プレスリリース SNS 採用情報 ―― さまざまな情報を読み込み、「この会社は何者なのか。」という一つの企業像を組み立てて答えます。 つまりAIは、キーワードではなくブランドを説明しています。 ここに、これまでの検索対策との大きな違いがあります。 問われるのは検索対策ではない AI時代になると、「何と検索されるか」よりも、「自分たちは何者なのか」のほうが重要になります。 誰のために存在する会社なのか。 どんな暮らしを支えようとしているのか。 何を約束するブランドなのか。 この軸が定まっていなければ、 商品ページ ニュース プレスリリース SNS 採用情報 それぞれが違う会社を語り始めます。 人が理解しにくい企業は、AIにとっても理解しにくい企業です。 企業の言葉と生活者の言葉は違う しかし、もう一つ大切なことがあります。 企業が「上質」と言っても、生活者は「価格が高そう」と思うかもしれません。 企業が「革新的」と言えば、生活者は「難しそう」と感じるかもしれません。 企業が発した言葉は、そのまま届くわけではありません。 暮らしの中で意味が変わります。ここにブランドづくりの難しさがあります。 HERSTORYが見続けてきたもの HERSTORYは36年間、女性を調査してきた会社ではありません。 女性を通して、暮らしを見続けてきた会社です。 同じ40代女性でも、 ひとり暮らしなのか。 子育て中なのか。 夫婦二人暮らしなのか。 親の介護が始まっているのか。 暮らしが違えば、ブランドの意味も変わります。 私たちが見続けてきたのは、企業の言葉が、暮らしの中でどのような意味へ翻訳されるかでした。 AI時代になった今、その価値はますます大きくなっています。 AI時代にブランドが問われるもの これまで企業は、検索されることを考えてきました。 これからは、理解されることを考える時代です。 AIが企業を説明し、生活者がその意味を受け取る。 そのとき、企業が伝えたいこと、AIが理解したこと、生活者が受け取ったこと。 この三つが一致している企業ほど、強いブランドになります。 ブランドとは、発信した情報ではありません。理解された意味です。 おわりに AIは企業の情報を整理できます。 しかし、その言葉が暮らしの中でどんな意味になるのかは、生活者に聞かなければ分かりません。 私たちHERSTORYは、女性インサイトを通して、暮らしの変化を見続けてきました。 AI時代だからこそ、その視点はさらに重要になると考えています。 次回は、「AIはブランドをどう理解しているのか」について、もう一歩踏み込んで考えてみたいと思います。 HERSTORY NOTE AIはホームページだけではなく、企業全体の情報からブランドを解釈している。 AI時代に問われるのは、検索されることではなく、正しく理解されることである。 ブランドとは、企業が伝えたことではなく、生活者が理解した意味である。 HERSTORYは女性インサイトを通して、企業の言葉が暮らしの中でどう翻訳されるかを見続けてきた。 筆者プロフィール 日野佳恵子 女性インサイト総研 株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役社長一般社団法人女性のあしたアカデミー 代表理事 島根出身。1990年創業。女性の購買行動とライフコースの関連がマーケティングに影響を及ぼすことに着眼し、女性インサイト理論を独自開発。学習院大学、成城大学、大阪公立大学の専門教授らと「男女の消費行動研究」を発表している。クライアントは生活消費財を中心にメーカーから小売まで幅広く、「女性顧客起点の専門家」として多数の企業のアドバイザーを行う。 <代表的な受賞ほか> 経済紙Forbes Japan「日本の社長100人」、日経WEBCOMPANYが選ぶ「21世紀 時代のキーパーソン51人」、日経ウーマン・ウーマン・オブ・ザ・イヤー2003リーダー部門第9位、2013世界女性リーダースティビーアワード銀賞、日本の残したい企業100社、2021Forbes Woman Award300人未満全国第2位など個人、企業活動と両面で広く評価されている。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、最新記事の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 <連載ページ> 【第1回】女性は企業の言葉をどう翻訳しているのか 【第2回】AIはブランドをどう解釈しているのか 【第3回】女性は企業の言葉をどう翻訳しているのか 【第4回】ブランドは「伝えたこと」ではなく、「理解されたこと」で決まる 【第5回】AIが進化するほど、生活者インサイトの価値は高まる 【第6回】暮らしを見なければ、ブランドは理解できない 【第7回】AIに選ばれる企業より、人に理解される企業へ 【第8回】一次データがブランド資産になる時代 【第9回】ブランドは、生活者との対話で育つ 【第10回】HERSTORYが考えるAI時代の生活者理解
- 真実は、暮らしの中にある。【第2回】AIはブランドをどう解釈しているのか
AI時代のブランドマネジメント~AI時代になるほど生活者理解が重要となる~ 「この会社を一言で説明してください」 最近、私は生成AIにこんな質問をすることがあります。 「○○という会社を一言で説明してください。」 返ってくる答えは、意外なものでした。 AIは会社概要をそのまま読むのではありません。 「○○分野に強みを持つ会社です。」 「△△という価値観を大切にしている企業です。」 まるで初対面の人を紹介するように、一つの人物像として企業を説明するのです。 このやり取りを繰り返すうちに、私は一つのことに気付きました。 AIは企業を「理解」しているのではありません。 企業という存在を、自分なりに「解釈」しているのです。 AIは企業全体を読んでいる 以前の検索では、生活者自身が情報を集めていました。 ホームページを見る 商品ページを見る 口コミを読む ニュースを探す SNSを見る そして最後は、自分で判断していました。 ところが生成AIは違います。ホームページだけではありません。 プレスリリース ニュース記事 採用ページ 社長メッセージ 商品紹介 第三者の記事 公開されている情報を横断的に読み込み、「この会社とは何者なのか。」という一つのブランド像を組み立てています。 つまりAIは、一つのページを読んでいるのではなく、企業全体を読んでいます。 AIは企業を一人の人として見ている 私は、この変化をとても興味深く感じています。 私たちも誰かを紹介するとき、 「あの人は誠実な人です。」 「挑戦する人です。」 「人を大切にする人です。」 と、一人の人物として語ります。 AIも企業に対して同じことをしています。 この会社は、 挑戦する会社なのか 技術を大切にする会社なのか 生活者を大切にする会社なのか 社会課題に向き合う会社なのか 企業全体から、その人格を読み取ろうとしているのです。 AIの答えは、企業自身の鏡でもある もちろん、AIの回答が常に正しいわけではありません。 AI自身も、「情報が不完全な場合があります。」と前置きすることがあります。 しかし、その理由を考えると興味深いことが見えてきます。 企業から発信されている情報が一貫していなければ、AIも一つのブランド像を組み立てることが難しくなるのです。 ホームページでは「革新」 採用ページでは「人を大切にする会社」 営業資料では「価格競争力」 SNSでは親しみやすさ どれも間違いではありません。 しかし、それらをまとめたとき、「結局、この会社は何を大切にしているのだろう。」という印象になることがあります。 人が理解しにくいブランドは、AIも理解しにくいブランドです。 ブランドは情報の総和になる これまでブランドというと、 ロゴ 広告 デザイン テレビCM そんなものを思い浮かべることが多かったでしょう。しかしAI時代には、それだけではありません。 企業が社会へ発信している情報すべてが、一つのブランドになります。 ホームページだけでは足りません。 SNSだけでも足りません。 商品説明だけでも足りません。 企業全体として、 誰のために存在し、どんな価値を届けようとしているのか。 それが一貫していて初めて、AIはブランドを説明できます。 しかし、それでも終わりではない ここで、一つ忘れてはいけないことがあります。 AIが企業をどう解釈するかと、生活者がブランドをどう理解するかは、同じではありません。 AIは情報を整理して企業像をつくります。 一方、生活者は、そのブランドを自分の暮らしに置き換えて意味づけます。 この違いは、とても大きな違いです。 AIが「高品質」と説明しても、生活者は「価格が高そう」と受け取るかもしれません。 AIが「革新的」と説明しても、生活者は「少し難しそう」と感じるかもしれません。 ブランドは、情報だけでは決まりません。暮らしの中で意味を持って初めてブランドになります。 HERSTORYが見てきたこと 私たちは36年間、女性の暮らしと買物行動を見続けてきました。 同じブランドでも、ある人は「安心」と感じ、ある人は「自分には関係ない」と感じます。 企業の言葉は、そのまま生活者へ届いているわけではありません。 暮らしの中で、一人ひとり違う意味へ翻訳されています。 だから私たちは、AIがブランドをどう解釈するかだけでなく、生活者がその言葉をどう受け止めているのかを確かめることが、これからますます重要になると考えています。 おわりに AIは企業を説明できます。 しかし、ブランドの意味を決めるのは、最後は生活者です。 AIがブランドをどう解釈するのか。生活者がブランドをどう意味づけるのか。 この二つをつなぐことが、これからのブランド戦略で重要になります。 次回は、「女性は企業の言葉をどう翻訳しているのか」について、HERSTORYが35年以上見続けてきた女性インサイトをもとに考えてみたいと思います。 HERSTORY NOTE AIはホームページではなく、企業全体の情報からブランドを解釈している。 AIは企業を一人の人物のように説明する。 ブランドは、企業が発信する情報全体の総和として形成される。 AIの解釈と生活者の理解は一致するとは限らない。 AIが解釈するブランド。しかし、暮らしの中でブランドを意味づける女性の存在を、AIはまだ理解できない。 筆者プロフィール 日野佳恵子 女性インサイト総研 株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役社長一般社団法人女性のあしたアカデミー 代表理事 島根出身。1990年創業。女性の購買行動とライフコースの関連がマーケティングに影響を及ぼすことに着眼し、女性インサイト理論を独自開発。学習院大学、成城大学、大阪公立大学の専門教授らと「男女の消費行動研究」を発表している。クライアントは生活消費財を中心にメーカーから小売まで幅広く、「女性顧客起点の専門家」として多数の企業のアドバイザーを行う。 <代表的な受賞ほか> 経済紙Forbes Japan「日本の社長100人」、日経WEBCOMPANYが選ぶ「21世紀 時代のキーパーソン51人」、日経ウーマン・ウーマン・オブ・ザ・イヤー2003リーダー部門第9位、2013世界女性リーダースティビーアワード銀賞、日本の残したい企業100社、2021Forbes Woman Award300人未満全国第2位など個人、企業活動と両面で広く評価されている。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、最新記事の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 <連載ページ> 【第1回】女性は企業の言葉をどう翻訳しているのか 【第2回】AIはブランドをどう解釈しているのか 【第3回】女性は企業の言葉をどう翻訳しているのか 【第4回】ブランドは「伝えたこと」ではなく、「理解されたこと」で決まる 【第5回】AIが進化するほど、生活者インサイトの価値は高まる 【第6回】暮らしを見なければ、ブランドは理解できない 【第7回】AIに選ばれる企業より、人に理解される企業へ 【第8回】一次データがブランド資産になる時代 【第9回】ブランドは、生活者との対話で育つ 【第10回】HERSTORYが考えるAI時代の生活者理解
- 真実は、暮らしの中にある。【第3回】女性は企業の言葉をどう翻訳しているのか
AI時代のブランドマネジメント~AI時代になるほど生活者理解が重要となる~ 先日、ある企業の担当者から、こんな相談を受けました。 「私たちは"安心"を伝えているつもりなのですが、なかなか伝わりません。」 ホームページにも書いてある 広告でも伝えている 営業も説明している それでも生活者に話を聞くと、「価格が高そう。」「私には関係なさそう。」 そんな印象を持たれていました。 企業は「安心」を伝えていたのに、生活者には違う言葉として届いていたのです。 私は、このような場面を35年以上見続けてきました。 女性は企業の言葉を、そのまま受け取らない 企業は商品を説明するとき、 高品質 安心 時短 機能性 サステナブル という言葉を使います。 しかし女性は、その言葉を一度、自分の暮らしの中へ持ち帰ります。 そして、「私にとって、それはどういう意味なのだろう。」と考えます。 ここで企業の言葉は、暮らしの言葉へ翻訳されます。 「時短」は時間ではない 例えば、企業は「時短できます。」と言います。 すると企業は、 料理時間が短くなる 洗濯時間が短くなる 掃除時間が短くなる そう考えています。 しかし女性は違います。 子育て中なら、子どもと話す時間が増える。 共働きなら、夜、自分の時間が少し戻ってくる。 介護中なら、気持ちに余裕ができる。 つまり女性は、時間を買っているのではありません。 時間によって生まれる暮らしを買っています。 同じ40代でも、まったく違う HERSTORYでは35年以上、女性への調査とインタビューを続けてきました。 その中で分かったことがあります。同じ40代女性でも、まったく違うブランドを見ています。 ひとり暮らし 夫婦二人暮らし 子育て中 親の介護中 同じ年代でも、暮らしが違えば、ブランドの意味は変わります。 年代ではなく、暮らしが、ブランドを翻訳しているのです。 女性は商品ではなく、暮らしを選んでいる 私たちは何万件もの自由回答を読み、数え切れないほどインタビューをしてきました。 そこで繰り返し聞いた言葉があります。 「主人が喜ぶから。」 「子どもが安心して食べられるから。」 「朝の気持ちが少しラクになるから。」 「疲れて帰っても笑顔でいられるから。」 誰も、商品の性能だけを語りません。AIはここまでは分からない 女性が選んでいるのは、商品そのものではありません。 その商品によって変わる暮らしです。 私は、この一文こそHERSTORYがたどり着いた答えだと思っています。 AIはここまでは分からない AIは、公開されている情報を整理できます。 企業情報も理解できます。口コミも集められます。 しかし、暮らしの中で、「なぜその商品を選んだのか。」という意味までは分かりません。 仕事を終えて帰宅し、夕食をつくり、子どもを寝かせ、ようやく一人になった夜。 そのとき女性が、「少しだけ自分を大切にしたい。」と思って化粧品を選ぶ。 そんな暮らしの意味は、データだけでは見えてきません。 だから私は、AI時代だからこそ生活者へ直接聞く価値はこれまで以上に高まると思っています。 HERSTORYが見てきたこと HERSTORYは、女性を調査してきた会社ではありません。 女性を通して、暮らしを見てきた会社です。 企業の言葉と、生活者の言葉。その間には、いつも少しズレがあります。 私たちは36年間、そのズレを見つけ、 企業の言葉を、暮らしの言葉へ翻訳してきました。 今になって振り返ると、HERSTORYが取り組んできた仕事とは、 まさにブランドの意味を翻訳する仕事だったのだと思います。 おわりに 企業は「伝えた。」と思っています。 しかし、生活者は「そうは受け取っていない。」ということが少なくありません。 ブランドとは、企業が語る物語ではなく、生活者が「これは私のことだ。」と思えた瞬間に生まれるものです。 次回は、「ブランドは『伝えたこと』ではなく、『理解されたこと』で決まる」というテーマで、ブランドの本当の姿について考えてみたいと思います。 HERSTORY NOTE 女性は企業の言葉を、そのまま受け取ってはいない。 女性は暮らしの中でブランドの意味を翻訳している。 女性が選んでいるのは商品ではなく、その商品によって変わる暮らしである。 AIは情報を整理できる。しかし暮らしの意味までは理解できない。 HERSTORYは、女性を研究している会社ではない。女性を通して、暮らしを研究している会社である。 筆者プロフィール 日野佳恵子 女性インサイト総研 株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役社長一般社団法人女性のあしたアカデミー 代表理事 島根出身。1990年創業。女性の購買行動とライフコースの関連がマーケティングに影響を及ぼすことに着眼し、女性インサイト理論を独自開発。学習院大学、成城大学、大阪公立大学の専門教授らと「男女の消費行動研究」を発表している。クライアントは生活消費財を中心にメーカーから小売まで幅広く、「女性顧客起点の専門家」として多数の企業のアドバイザーを行う。 <代表的な受賞ほか> 経済紙Forbes Japan「日本の社長100人」、日経WEBCOMPANYが選ぶ「21世紀 時代のキーパーソン51人」、日経ウーマン・ウーマン・オブ・ザ・イヤー2003リーダー部門第9位、2013世界女性リーダースティビーアワード銀賞、日本の残したい企業100社、2021Forbes Woman Award300人未満全国第2位など個人、企業活動と両面で広く評価されている。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、最新記事の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 <連載ページ> 【第1回】女性は企業の言葉をどう翻訳しているのか 【第2回】AIはブランドをどう解釈しているのか 【第3回】女性は企業の言葉をどう翻訳しているのか 【第4回】ブランドは「伝えたこと」ではなく、「理解されたこと」で決まる 【第5回】AIが進化するほど、生活者インサイトの価値は高まる 【第6回】暮らしを見なければ、ブランドは理解できない 【第7回】AIに選ばれる企業より、人に理解される企業へ 【第8回】一次データがブランド資産になる時代 【第9回】ブランドは、生活者との対話で育つ 【第10回】HERSTORYが考えるAI時代の生活者理解
- 中小企業の経営者・事業責任者のみなさまへ―その「聞く力」、組織の武器になっていますか?
AI時代に必要なのは、AIには代われない「人の本音を引き出す力」 顧客の声、社員の本音、若手の心の内 ——「インサイトインタビュー」の技術で、経営の意思決定を変える。 こんなことに、お困りではありませんか? 若手社員が指示待ちで、面談をしても本音を話してくれない デジタルネイティブ世代の若手は何を考えているかわからない 顧客のニーズを取りこぼしている 接客・窓口の対応品質にばらつきがあり、お客様の本当の不満が見えてこない 「顧客の声を聴くことが大事」とはわかっていても、誰が・いつ・何を聞けばいいのかわからない せっかく聴いた声を、社内で共有・活用する仕組みがなく、そのままになっている 先日、中小企業の経営者約を前にした講演会で最も多く挙がったのは「インサイトインタビューの力を、社外の顧客対応だけでなく、社内のコミュニケーションや人材育成にも使いたい」という声でした。 AIが情報を代わりに答えてくれる時代だからこそ、「人の本音を引き出す力」は、経営を左右する差別化要因になっています。 私たちが解決・ご支援できること 私たちは、企業向けに「インサイトインタビュー」の技術を教育・実装する専門家集団です。 マーケティングリサーチの現場で培った“本音を引き出す聞き方”を、経営・人材育成・営業・接客の現場で使える形に体系化してご提供します。 ✓ インサイトインタビュー実践講座:本音を引き出す質問設計・聴き方の基本から実践まで ✓ 社内コミュニケーション研修:若手・デジタルネイティブ世代との対話力を底上げ ✓ 顧客の声を聴く「頻度・対象・体制」の設計支援:年間何回、誰が、誰に、何を聞くべきかを一緒に設計 ✓ インサイトアドバイザリー契約:代表日野との月次定例ミーティングを通じ、中・長期的に貴社の戦略策定のアドバイスを行います。 なぜ、いま「聴く力」が経営課題なのか AIが定型的な情報提供を担うようになるほど、「人にしか引き出せない本音」の価値は高まります。 社員の本音、顧客の不満や期待、離脱してしまったお客様の声——これらを的確に聴き取り、経営に活かせる組織こそが、これからの時代に強い会社です。 大切なのは、ロイヤルユーザーの声だけでなく、離反した顧客や外部からの率直な意見にも耳を傾ける姿勢です。ただし、自己満足のヒアリングでは意味がありません。正しく聴くには、正しいスキルとトレーニングが必要です。 導入企業様の声 「インタビュースキルは接客や営業だけでなく、社員育成にも直結すると気づかされました。」(製造業・経営者) 「顧客の声を“なんとなく”聴いていたことに気づき、頻度と体制を見直すきっかけになりました。」(サービス業・経営者) 導入企業様事例 \まずは無料相談から/ 貴社の状況をお伺いしたうえで、 最適な講座内容・支援プランをご提案します。まずはお気軽にお問い合わせください。 ※ ご相談は無料です。オンライン対応も可能です。
- AI時代だからこそ"生成されていない生の声"を聴いてみませんか?
AIで大体わかる時代に、インタビューって必要…? AIに聞けば、膨大な情報からそれらしいペルソナ像・インサイトがすぐ返ってくるけど、リアルな生活者ニーズや優先順位がわからない… 数値やデータで調査した情報をどう読み解き、商品企画に活かせばいいかわからない AIに出てこないような未来の商品企画を考えなければいけない… リアルな声は大事だと思うが、手間もコストもかかりすぎる… AI時代だからこそ “生活者の生の声を聴く”価値 は 今後ますます重要に。 AI ・定量的データ 過去データから「それらしい正解」を作る 数値の理由、背景が見えない テキスト情報しか扱えない 手軽に仮説の確認ができる 人間へのインタビュー 今この瞬間の「言語化されない本音」を拾う 聞くつもりのなかった話から発見が生まれる 表情・沈黙など非言語情報も拾える 参加者の熱量が伝わり優先度がわかる “生身の声”だけにあるメリット AIで広く情報を集め、仮説を立てたり定量的データから仮説を立てることと並行して必要なのは 実際のターゲットである生活者の“生身の声”からインサイト(潜在的ニーズ)を抽出し 商品企画やマーケティング活動に活用することが重要です。 面倒なインタビュー HERSTORYにまるっとお任せください! HERSTORYの提供価値 01 HERSTORY自社保有モニター でクイックに実施可能 もっとも手間のかかるインタビュー参加者の募集、選定、連絡業務をすべて弊社が代行します。 最短10営業日程度でインタビュー実施可能。 02 女性インサイト専門のモデレーター 女性インサイト専門のインタビューモデレーターが、インタビュー設計・進行を担当します。 安心してお任せください。 03 女性特有発言の解釈のプロ 女性インサイト特化で37年の蓄積データと掛けあわせ、発言の真意・商品企画に使えるインサイト抽出を行います。 04 女性インサイト示唆レポート 納品付(5p程度) “HERSTORYに頼んでよかった!”と喜ばれることの多い、明日から現場で使える女性インサイト示唆レポート(簡易版)を納品します。 誰の声を聞いてみたいですか? 貴社の 貴社の商品・サービスのターゲット層、または 今現在購入している人はどの層ですか? トライアル価格 : 30万円〜/50万円~ 8月末までお申し込み限定!トライアル価格ぜひお試しください! 【オンライン】グループインタビュー 1テーマ90分 1グループ3名程度 女性インサイト特化モデレーター/記録係 モニターリクルートのための事前Webアンケート設計から実施含む 納品物:発言録、女性インサイト示唆レポート(5p程度) ■point■ ○ 実物のモノを見て その場で反応を見て会話可能 ○ 同じ場で話題が膨らみやすく発言が活発に △ 参加者連絡や場所の手配など面倒なことは 弊社にお任せください! 【リアル】グループインタビュー 1テーマ90分 1グループ3名程度 女性インサイト特化モデレーター モニターリクルートのための事前Webアンケート設計から実施含む 納品物:発言録、女性インサイト示唆レポート(5p程度) ■point■ ○ スピーディーに手間なく実施可能 ○ 居住地域に関わらず実施可能 △ 一問一答式にならないよう注意しながら 女性インサイト専任モデレーターが実施します こんな人を集められる? 人数やインタビューグループ数は増やせないの? 自社の会議室でもやってもらえるの? 個別インタビューもできる? 商品を試用・試食してもらうとかもできる? すべてご提案可能です。ぜひお気軽にお声掛けください! ※弊社ではライフコース×ライフステージで分けた10クラスターの中で、貴社がメインのターゲットとする1クラスターのみはもちろん、サブ・サードターゲットを含む2クラスター以上で同じ座談会を実施し、その発言の違いなどからもインサイトを抽出することをおすすめしています。 詳しくはお問い合わせください! 8月末までトライアル価格実施中! 座談会やインタビュー、最近やっていなかったけれど お得に試せるチャンス!ぜひこの機会にご検討ください。 2営業日以内にご返信します テーマ・規模により、詳細はお問い合わせ時にお見積もりいたします。 生身の声をどう商品開発やマーケティングに活かす? 8/5(水)セミナー開催!
- 書籍『彼女は誰かのためにモノを買う』を読んでくださった、あなたへ
「なるほど」で終わらせず 明日から使える武器にする 本に書いた「女性インサイトマーケティング理論™(WIM理論)」を、 あなたの会社の商品・企画・マーケティングに落とし込む場をご用意しました。 読んでくださった方から、よくいただく声 △ 「女性は感情と関係性で買う」という話、とても納得できたが、自社の商品にどう当てはめればいいかわからない △ “誰かのために買う”というインサイトは感覚的にわかるが、社内で言語化・共有できていない △ 本の中の「女性10クラスター」や「HERSTORYフレーム」を、もっと深く・実践的に学びたい △ 同じように顧客理解に悩む他社の方と、感想や自社の課題を話してみたい 一冊の本で得た気づきは、そのままにしておくと薄れていきます。 「読んで終わり」にせず、実務で使えるスキルとして定着させるための場を、3つご用意しました。 読者のあなたに、3つのご案内 ① 体系的に学ぶ:女性インサイトマーケティング実践講座 書籍の内容を業務に活かすための、2日間完結型の実践講座です。 感覚的な理解を「理論」として整理し、HERSTORY独自のフレームワークで顧客起点の戦略立案力を身につけます。少人数制(定員8名)で、演習を通じて自社の商材に落とし込みながら学べます。 ✓ 女性インサイトマーケティング理論™の全体像を2日で習得 ✓ HERSTORYフレームによる顧客起点の戦略立案力が身につく ✓ 女性インサイトを引き出す調査・観察スキルを獲得 ✓ 受講料:132,000円(税込)/ 1名・オンライン(Zoom)開催 ② まずは気軽に:トライアル座談会 書籍で学んだことを実践する場として、女性モニターと実際に話せる座談会です。 ③ 自社に合わせて相談したい:個別お問い合わせ 「うちの会社の場合はどう活かせる?」「講座と座談会、どちらが合っている?」など、迷ったときはお気軽にご相談ください。貴社の状況に合わせてご提案します。 導入企業事例 著者:日野佳恵子(株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役/女性インサイト総研HERSTORY) 書籍『彼女は誰かのためにモノを買う 顧客が拡がる「女性視点マーケティング」実践入門』(同文舘出版)
- 日本ゼトック株式会社、リンナイ株式会社が参加。企業×女性消費者の座談会レポート
参加企業:日本ゼトック株式会社、リンナイ株式会社 世帯による「意見の違い」を目の当たりにする座談会 「良かれと思って訴求した機能が、ターゲットに全く響かない」 「ターゲット外だと思っていた層に、意外なニーズがある」 マーケティングの現場で起こるこうしたズレを、データ上の数字ではなく、目の前の「事実」として突きつけるのが本座談会の目的です。 今回は、化粧品・口腔ケアのOEMメーカーである日本ゼトック株式会社、総合熱エネルギー機器メーカーであるリンナイ株式会社の2社が参加しました。 独身・共働き・子育て・シニアといった世帯状態(女性交点クラスター)ごとに、自社の商品やサービスをどう評価するのかを直接比較し、「自社の商品を本当に求めているのは誰か」を検証。 世帯ごとの生活環境による「本音の差」を体感しながら、ターゲット像をより具体的に捉える実践的なヒアリングを行いました。 今回参加した女性モニターのグループ分け(A6名、B5名)。 当日のヒアリング内容 当日は、各社の担当者が立ち会い、モニターとの対話を通じて現状の課題や方向性を確認しました。商品コンセプトや広告表現、アプリの使い勝手など、それぞれのテーマについて意見を交わしながら、世帯属性によって「熱量」や「判断基準」がどのように異なるのかをダイレクトに把握しました。 1. 【化粧品・口腔ケアのOEMメーカー】日本ゼトック株式会社 テーマ:自社販売品「ヘパトリート」および研究開発品に関するヒアリング 自社販売品「ヘパトリート」や研究開発中の商品をテーマに、商品や配合成分に対する認知度、保湿アイテムを選ぶ際の判断基準、広告表現やパッケージデザインに対する印象などについてヒアリングを実施しました。 参加者それぞれの肌悩みやスキンケア習慣、商品を選ぶ際に重視するポイントを深掘りすることで、どのような人に商品価値が伝わるのか、また、どのような表現が商品理解や興味喚起につながるのかを確認。世帯状態(クラスター)ごとの価値観やニーズの違いを把握するとともに、今後の商品開発やコミュニケーション設計につながる多くの示唆を得ることができました。 日本ゼトック株式会社からは、「新しい美容成分に対する参加者の関心の高さが印象的だった」との声をいただきました。また、今回は参加者を特定のターゲットに絞らず実施したことで、幅広い生活者の率直な意見を聞くことができ、新たな商品開発やマーケティングのヒントを得られる有意義な機会になったとの評価をいただきました。 (左から)研究本部 佐藤様、国内事業本部 ディレクター 涌井様、 国内事業本部 自社販売営業部 エキスパート 篠崎様 2. 【総合熱エネルギー機器メーカー】リンナイ株式会社 テーマ:コンロと連携して自動調理ができるレシピアプリ「+R RECIPE」に関するヒアリング コンロと連携して自動調理ができるレシピアプリ「+R RECIPE」をテーマに、参加者に実際にアプリを操作していただきながら、画面の見やすさや使いやすさ、レシピ検索時に重視するポイントなどについてヒアリングを実施しました。 レシピを探す際に確認する情報や、画面デザインに対する印象、アプリに求める機能など、利用者ならではの具体的な意見が多数寄せられ、サービス改善に向けた課題や新たな気づきを得る機会となりました。また、アプリのコンセプトやサービス内容への関心も高く、実際に利用してみたいという前向きな声も聞かれました。 リンナイ株式会社からは、「1グループ30分では足りないと感じるほど充実したヒアリングだった」との声をいただきました。また、60代の参加者が日頃からスマートフォンを使いこなしている様子から、新たなターゲット層の可能性を感じられたことや、クラスターグループごとに異なる意見が得られたことで、多角的な視点からサービスを見直す貴重な機会になったとの評価をいただきました。 (左から)開発本部 第2商品開発部 係長 諏訪野様、課長 梅田様、課長 加藤様 主催者の視点:現場で「判断の根拠」を確認する価値 今回の座談会の価値は、企業が生活者と直接対話することで、自社が想定していたターゲットや商品・サービスの価値を、その場で検証できる点にあります。 スキンケア商品のコンセプトや広告表現、レシピアプリの操作性や利用シーンなど、それぞれ異なるテーマでヒアリングを実施しましたが、共通して見えてきたのは、世帯状態(クラスター)によって価値観や判断基準、商品・サービスに求めるものが大きく異なるということでした。 アンケートだけでは見えにくい生活者の本音や行動背景を直接聞くことで、新たなターゲット層の発見や、商品開発・サービス改善につながる具体的なヒントを得ることができます。 市場の数字を生活者の実感へと解像度高く捉え、より精度の高いマーケティング戦略へつなげる。本座談会は、企業と生活者をつなぐ貴重な対話の場として、今後も様々な企業を支援してまいります。 企業様からのお土産 【次回開催のご案内】 実務担当者が直接、消費者の判断基準を確認できるクローズドな座談会を定期開催しております。 少人数のクローズドな場のため、具体的な活用イメージを個別にご案内も可能です。 もう少し詳細が知りたい、という方や「自社の課題解決に繋がるか、まずは壁打ち程度に話してみたい」という方も、ぜひお気軽にご連絡ください。
- 大反響につき、見逃し配信決定!参加者満足度96%セミナー視聴お申込み受付開始
最新のAI使用実態調査から見えた女性たちの検索・購買行動を徹底解説し、大反響だったオンラインセミナーの見逃し配信を実施します。 なぜ今、AIに好まれるPRが必要なのか。 「一次情報」とは具体的に何を指すのか。 最新調査データをもとに、その答えをわかりやすく解説します。 【概要】 ■ 日時: ①2026年7月17日(金)12:00~13:00 ▶7/17に申し込む ②2026年7月23日(木)12:00~13:00 ▶7/23に申し込む ※両日とも7月3日に開催したセミナーの録画配信となります。内容は同一です。 ■ 形式:オンライン開催(YouTubeライブ) ■ 参加費:無料(事前申込制) ■ 講師:株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役 日野佳恵子
- 【代表 日野が登壇】「ひろしまリーダーズ研修」及び合同交流会
広島県が主催する「ひろしまリーダーズ研修」にて、弊社代表・日野佳恵子が講師を務めます。 この研修は、本プログラムでは、女性が管理職として活躍するために必要な知識やスキル、昇進への自信を養う「女性人材向け研修」と、研修で学んだ成果を推薦人(後述)と共有し、意見交換や組織を超えたネットワークを形成する「合同交流会」を実施します。 女性人材向け研修「ひろしまリーダーズ研修」 ■日程:全3回 【第1期】7月29日(水)、8月19日(水)、9月9日(水) 【第2期】10月9日(金)、11月6日(金)、12月4日(金) 合同交流会「ひろしまリーダーズカフェ」 ■日程:全1回 【第1期】10月1日(木) 【第2期】1月15日(金) ※各期全プログラム、同じ時間、内容となります。 ※期ごとに研修3回と交流会1回を同一人が継続して参加いただきます。 ■対象:広島県内企業で働く以下の女性 ・管理職を目指してみたい方 ・管理職候補の方 ・管理職1年目の方 ■定員:各期30名程度(年間60名程度) ■受講料:無料 ■講座詳細・お申し込みはこちら ■主催:広島県商工労働局人的資本経営促進課 ■共催:働き方改革推進・働く女性応援会議ひろしま ■協力:一般社団法人中国経済連合会 ■企画・運営:株式会社ハーストーリィプラス(受託事業者)
- 【緊急開催】AI利用実態調査から見えた女性たちの検索変化を徹底解説
【参加無料】「AI時代の検索行動」と「AI対策」の最前線を、最新調査結果とともに徹底解説します。 【開催概要】 ■ 日時:2026年7月3日(金)12:00~13:00予定 ■ 会場:オンライン開催(Zoom予定) ■ 参加費:無料(事前申込制) ■ 講師:株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役 日野佳恵子
- ウェブメディア「145マガジン」にて代表の日野の対談記事が掲載されました
ウェブメディア「145マガジン」に、CRM研究家、株式会社やずや相談役 西野 博道 氏と、弊社、代表の日野による対談記事が掲載されました。 ▼記事はこちら
- 【佐川グローバルロジスティクス株式会社様】視野・知見・意欲を獲得し上位職を目指す女性管理職を増員。自身のキャリアを考え会社の未来を討議。
佐川グローバルロジスティクス株式会社 >お客様公式サイトはこちら 女性管理職拡大に前進!数年後の自社を想像できる人財を育成 佐川ロジスティックス株式会社様は、社内の女性リーダーの育成と女性管理職の拡大を目的として研修を実施。自社の現状を把握したうえで、5年後10年後は会社がどのようになっているのか、取り組むべき課題やキャリアについて座学+グループワーク型でチーム別に討議、検討を重ねる。最終目標は、研修内容を踏まえ、自社向けの事業提案書を作成すること。グループごとに作成した事業提案書をもとに役員プレゼン会を開催。 プロジェクトのテーマ・方向性・目標 ■テーマ 企業ビジョンにそって先手の行動ができる人材育成が必要である。中でも顧客の通販会社には、女性商材も取り扱う企業が多い。女性リーダーを育成し、女性視点が事業に活かせる土壌を創る。 ■プロジェクトの方向性 女性リーダー育成と活躍推進のためのプログラムをご提案。同時にビジネス視点を養うために、企業ビジョンを実現するための新規事業プランをプロジェクト型で作成し、最終回では役員にプレゼンテーションを行う。(期間3ヵ月/全7回) ■目標 全国の拠点から公募型で女性社員を募集し選抜。応募時は自分の人生やキャリア、現状の仕事について向き合う課題を設けた。最終報告会は、役員に向けたプレゼンテーションを行うため、新事業の着想、企画立案、企画書作成、プレゼンスキルまでビジネス構築のスキルを実践で身に付ける。女性社員たちがリーダーとしての自覚を持って、自分の意見を上層部に挙げられるようになった。 Client Voice 総務部 部長 畔柳 恵美 氏 当社はお客様のビジネスを成功させるパートナーとして、お客様ごとの特徴やご要望にあわせた物流を設計し更なる付加価値を提案しています。女性が活躍しやすい職場環境なのですが、リーダーとして活躍する女性社員が少なく、もっと女性たちが自分のキャリアと向き合いながら当社の未来を語る声があがればと考えていました。 御社の研修では、世間の流れを捉え事業や仕事がどのように変わるかを考え創造すること、また、決断力や判断力を養いしっかりと意見が言える女性社員育成をお願いしています。 日野先生は、机上論だけでなくご自身のキャリアの実体験も交えてお話ししてくださるので弊社社員にも伝わりやすいと思っています。この研修を受けた社員が、「こんなビジネスもできるのでは?」「上司や後輩と話すときに工夫してみたい!」など、研修以外で私のところに話に来てくれるようになったのはうれしいです。仕事についてだけでなく、女性としての自分のキャリアにも向き合っている様子から実用性のある研修だと感じています。 女性活躍研修 ≪研修プログラム(期間:3ヵ月/全7回)≫ 女性活躍推進・女性管理職育成プログラム 魅力的な私になるためのライフコースとキャリアデザイン 魅力的な女性になるための技術ロジカルシンキング リーダーシップとマネジメント 仕事と自分の成功イメージを描く(目標設定・人生計画書) プレゼンテーション力・伝わる伝え方 報告会に向けての総仕上げ 報告会(取り組みテーマの提言) (左)女性管理職育成研修~二期生~(右)研修風景 (左)研修風景(右)報告会 佐川グローバルロジスティクス株式会社 事業内容: ロジスティクス事業 社員数: 7,751名 (2026年4月1日現在)
- 【代表 日野が登壇】6/17(水) (一社)日本マタニティフード協会主催 会員限定ビジネス交流会
代表・日野佳恵子が、日本マタニティフード協会様主催の会員限定ウェビナーに登壇いたします。 弊社の「商品は良いのに売れない」という課題の多くは、商品の質ではなく、ターゲットの解像度と価値の言語化にあります。 本セミナーは、イオンのフードコート施策を大ヒットさせた日野の知見を活かし、ファミリー市場での勝てる購入導線を解き明かすワークショップ形式です。当日は専用シートを用い、講義を受けながら「自社商品の刺さる言葉」をその場で言語化していきます。顧客理解を深め、明日の施策に即座に活かせる「自社の言語」を手に入れる貴重な機会です。ぜひご参加ください。 本ウェビナーで整理する3つのポイント ターゲットの言語化:誰に届けるかを明確にする 購買心理の再定義:お客様の感情や文脈を捉え直す 価値の言語化:売り言葉ではなく「刺さる言葉」を見つける 【概要】 「商品は良いのに売れない」の正体、知っていますか? 〜ワークシートで今日すぐ整理できる、顧客理解×価値言語化ワークショップ〜 ■日時:2026年 6月17日(水)13:00〜14:00 ■形式:オンライン ■参加費:無料 ■詳細・参加申込み:https://forms.gle/Mc3B18gd6hDysu1U6 ※本イベントは日本マタニティフード協会加盟企業様限定のイベントです。ご参加を希望される方は、詳細ページの「お問い合わせフォーム」よりお申込ください。 ■一般社団法人日本マタニティーフード協会公式サイト:https://maternity-food.org/















