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- 【公益社団法人 とやま観光推進機構】富山県全体の観光満足度向上を目指す「女性視座」の導入
公益社団法人 とやま観光推進機構 >お客様公式サイトはこちら 富山県の観光施策において、「女性来訪者の満足度が男性来訪者よりも低い」という課題を解決するため、とやま観光推進機構様は「女性視座に基づくマーケティング戦略個別サポート型支援事業」を実施しました。本事業は公募プロポーザルにより弊社が受託し、2025年6月から約10ヶ月にわたり、県内20の自治体・民間事業者を対象に伴走支援を行いました。 本事業の最大の特徴は、単なる知識習得に留まらない、徹底した「個別の並走支援」にあります。 全20団体への現地訪問ヒアリング :弊社スタッフが全参加団体の現場へ直接足を運び、地域の実態に即した課題の掘り下げを行いました。 全3回の階層別・グループ別オンライン支援 :Zoomを活用し、計3回の個別支援講義を実施。 欠席者への徹底した個別フォロー :指定日時に参加できなかった団体に対しても、別途日程を調整してフォローアップを実施する体制を整えました。 このように、各事業者が自走して「女性客の満足度と消費額」を向上させるための具体的な企画を立案・実践できる体質へと変化することを、手厚いサポート体制で実現しました。 ■INDEX 課題:主観に頼った観光施策からの脱却 実践内容:理論から現地視察、最終報告会までの一貫支援 気づき・成果:具体的な「顧客像」と県全体の視点 今後の展望:富山県共通ペルソナの策定と実践 課題:主観に頼った観光施策からの脱却 多くの地域や施設において、観光ターゲットは「漠然とした女性客」に留まっていました。 満足度の男女格差 :男性客に比べて女性客の満足度が伸び悩んでいる現状がありました。 ターゲットの曖昧さ :年齢やライフスタイルによって異なる女性特有のニーズ(インサイト)を捉えきれていない点が課題でした。 戦略的な仕掛けの欠如 :話題性のある「ネタ」作りや、SNSで拡散したくなる「仕掛け」が計画的に構築されていませんでした。 実践内容:理論から現地視察、最終報告会までの一貫支援 「女性視点マーケティングのフレーム」に基づき、5つのステップで支援を展開しました 。 ① 基礎知識の習得と現状把握 基礎講座を経て、弊社のスタッフが全20団体を個別に訪問。SWOT分析や現時点での訪問者属性を女性視座で再点検しました。 ② 全国調査による客観的データの収集 全国の女性955名を対象としたアンケートを実施し、富山観光への認知度やリピート意向を可視化しました。 ③ 個別支援と中間発表会 Zoomを用いた計3回の個別支援と中間発表会を開催し、ペルソナ設定から1泊2日の旅行プラン作成までを磨き上げました。 ④ 受容性調査によるプランの検証 立案したプランを全国の男女559名に評価してもらう「受容性調査」を実施し、精度の高い企画へと修正しました。 ⑤ 最終報告会:実践に向けたプランの発表 事業の締めくくりとして、対面形式での最終報告会を開催 。各団体が女性視座で立案した旅行プランを発表しました。 気づき・成果:具体的な「顧客像」と県全体の視点 具体的企画:あいの風とやま鉄道の挑戦 「富山を手軽に観光したい」という女性インサイトを捉え、高低差4,000mが育む山海の恵みを味わう「鉄道×美食×文化」の軽やかな周遊旅を立案しました。 ペルソナの設定 :中年期以降のシングルやセカンドライフ夫婦など、ターゲットを明確に絞り込みました。 次年度への展望 :ナイトツーリズムを意識したレディース向け運行プランの検討など、継続的な発展を見据えています。 富山県担当者の視点:全体を俯瞰した気づき とやま観光推進機構様は、本事業を通じて、各団体が「女性視座」という共通言語を持つことで観光力の底上げが進んだ一方、今後に向けた根本的な課題も見えてきたと捉えています。 「天候ギャップ」と「お土産の少なさ」の顕在化 :雄大な自然は富山の魅力ですが、晴天率が低く天候が不安定な日も多い「天候ギャップ」が課題です 。観光事業者が景観に頼りすぎている現状や、天候に左右されず旅の思い出を形にできる「お土産の少なさ」が課題であることに改めて気づかされました。 独自データ「TOYTOS」※との相乗効果 :富山県が保有する来訪者アンケートデータ「TOYTOS」と、今回の女性インサイト分析を掛け合わせることで、より精緻なマーケティングが可能になるという確信を得ました。 ※ ツーリズム統計基盤「TOYTOS」(トイトス) 「点」から「面」への観光展開 :個々の事業者がペルソナを深く掘り下げたことで、県内各地の資源が女性の感性に訴えるストーリーとして繋がり始めました 。 今後の展望:富山県共通ペルソナの策定と実践 最終報告会で発表されたプランは、次年度以降に各地域・事業者が実践していくための具体的な「事業計画」です。 今後は、今回得られた知見と独自データ「TOYTOS」を併用し、富山県としての「共通ペルソナ」を作成することを目指します。これにより、県全体で統一感のある戦略的なアプローチを可能にします。参加事業者は習得したインサイト分析の手法を武器に、変化し続ける女性ニーズに応え、富山県を「女性にも選ばれ続ける観光地」へと進化させていきます。 【本事業 参加団体一覧(全20団体)】 高岡市観光交流課 / 魚津埋没林博物館 / 魚津観光まちづくり(株) / (一社)黒部・宇奈月温泉観光局 / 瑞彩マルシェ / 上市町産業課 / 道の駅カモンパーク新湊 / 射水市観光まちづくり課 / (一社)氷見市観光協会 / (一社)滑川市観光協会 / 庄川峡観光協同組合 / (株)河島建具 / 小矢部市観光協会 / (株)ジェイウイング / (一社)南砺市観光協会 / (一社)朝日町観光協会 / 入善観光物産協会 / 立山黒部貫光(株) / あいの風とやま鉄道(株) / (株)富山市民プラザ
- 【新刊】35年、女性の「買う理由」を追い続けた日野佳恵子の集大成『彼女は誰かのためにモノを買う』発売!
女性の購買意欲を突き動かす「関係性」のメカニズムを公開。5/15には記念セミナーも開催 女性インサイト総研 株式会社ハー・ストーリィ(本社:東京都世田谷区)は代表 日野佳恵子の最新刊『彼女は誰かのためにモノを買う』(同文館出版)を、2026年4月11日(土)に発売いたしました。 本書は、1990年の創業以来、一貫して「女性インサイト」を研究してきた日野が、これからの時代に求められる 「世帯単位での購買意思決定」 と、女性特有の 「関係性による消費行動」 を解き明かした一冊です。 ■ 膨大なデータがあっても読み誤る、女性消費者の「深層心理」 現代はデータが溢れていますが、多くの企業が女性消費者を「年代」や「年収」でひと括りにし、その本質的な欲求を見誤るというマーケティングの落とし穴にはまっています。 日野は、35年にわたる膨大な調査から、女性を“一枚岩”として捉えることの危険性を指摘。女性の購買決定は、決して効率やスペックだけで行われるのではなく、 「人間関係と感情」 から生まれている点に着目しました。 女性が「誰かの役に立ちたい」「大切な人と喜びを分かち合いたい」と願う暮らしのリアルな動態にこだわり、これまで見えなかった経済構造を「女性インサイトマーケティング理論™」として体系化。本書はその理論をあますことなく公開した、まさに日野の集大成です。 ■ 本書の3つの読みどころ 1.「世帯単位」で捉える新しい市場視点 個人単位の属性では見えなかった、世帯の意思決定に75%の影響を及ぼす女性の「生活動線」を解説。 2. 35年の研究から導き出した「女性インサイトマーケティング理論™」 良い商品が売れない理由と、消費者の“買うスイッチ”を見つける具体的なメソッドを公開。 3. 「人間関係と感情」から読み解く新・手法 データだけでは捉えられない、女性特有の利他的な購買インサイトと、ヒットを生むための真実を公開。 本書は、全国の書店およびオンラインストアにてご購入いただけます。 ■ 【5/15開催】新刊発売記念オンラインセミナーのご案内 新刊の発売を記念し、著者・日野佳恵子が自ら「女性インサイトマーケティング理論™」を解説する特別セミナーを無料開催いたします。女性消費者の深層心理を読み解き、明日からのビジネスを動かすヒントを大公開します。 日時: 2026年5月15日(金)14:00~15:30 形式: オンライン配信(Zoom) 講師: 株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役 日野佳恵子 参加費: 無料(事前申込制) ■ 著者プロフィール 日野 佳恵子(ひの かえこ) 株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役社長。 一般社団法人女性のあしたアカデミー 代表理事。 1990年創業以来、女性インサイトに特化したマーケティングの第一人者として活躍。Forbes Japan「日本の社長100人」選出、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2003受賞など、個人・企業の両面で高い評価を得ている。 ■ 書籍概要 タイトル: 彼女は誰かのためにモノを買う 著者: 日野 佳恵子 定価: 2,310円(税込) 発行元: 同文館出版 ※この記事は、プレスリリースサイトPRESSNOWにも掲載されています。 https://pressnow.jp/2026/04/15/herstory/
- 【代表 日野が登壇】11/7(金) TOHOKU DE&I FORUM
「せんだいタウン情報machico」が開催する 「TOHOKU DE&I FORUM」 。 性別や年齢、立場を越え、誰もが自分らしく輝ける未来へ。と題し、会場には「フェムテック」「ウェルネス」「ダイバーシティ」「健康経営」など、明日を豊かにする多彩なブースやセミナーが集結するイベントです。 11月7日には、代表・日野が「中小企業に新たなビジネスチャンス!実践ジェンダードイノベーション」をテーマに登壇します。 現在、 参加申込受付中 です。ぜひお申し込みください。 【講演概要】 ■日時 :2025年11月7日(金)15:00~16:00 ■会場: AER(仙台市中小企業活性化センター)5階 メインステージ 〒980-6105 仙台市青葉区中央1-3-1(仙台駅徒歩2分/「AER ビル」5階) ■受講料:無料 ■定員:60名(先着順・定員に達し次第終了) ■申込み: https://machico.mu/form/1514 ※申込締切2025年10月30日(木) ■主催:株式会社ユーメディア ■共催:仙台市、khb東日本放送、株式会社プレスアート、仙台シティエフエム、東北大学DEI推進センター・仙台市中小企業活性化センター ■協力:Femtech Japan ■後援:宮城県、宮城労働局、(公財)せんだい男女共同参画財団、仙台商工会議所、宮城県医師会、河北新報社、tbc東北放送、ミヤギテレビ、仙台放送、仙台働く女性のネットワーク「Radi-Lady」 ■サポートパートナー:せんだい総合健診クリニック ■お問合せ:「TOHOKU DE&I FORUM」事務局(株式会社ユーメディア内) 【TEL】022-714-8318 【MAIL】 femtech@u-media.jp
- 【代表 日野が登壇】12/19(金)JECCICA&JACCA共催12月セミナー
JECCICA&JACCA共催のセミナーに、弊社代表 日野佳恵子が講師として登壇します。 セミナーでは、 「女性はなぜ買うのか?」をテーマに、 「女性顧客の購買インサイト理解」をアップデートし、すぐに売上へ転換できるマーケ戦略について講演。 詳細は下記サイトよりご確認ください。 【講演概要】 ■日時 :2025年12月19日(金)17:30〜19:30 ■会場: TIME SHARING 京橋 SC新京橋ビル 〒104-0032 住所:東京都中央区八丁堀4-3-3 https://maps.app.goo.gl/TwgahAc86Bxg8AL1A ■参加費:一般10,000円(税込) ※忘年会費用込み ■ 定員:50名 (先着順・定員に達し次第終了) ■申込み: https://jeccica.jp/jeccica_seminar2025-12/#wpcf7-f43163-p43154-o1
- 【企業ブース出展】2/5(木)妊婦・子育て世代に向けた食とライフスタイルの商談会「BtoBtoF EXPO 2026」
2026年2月5日(木)にVlag yokohama(フラグヨコハマ)にて開催される妊婦・子育て世代に向けた食とライフスタイルの商談会「BtoBtoF EXPO」に出展いたします。 当日は、来場者特典として プレママ〜子育て世代のリアルな声・意識・行動がわかるオリジナル調査資料を配布 いたします。 また、マーケティングや商品開発に関するお悩み、実際の子育て世代はどう考えているか調査したいといったご相談も、直接お伺いします。 当日相談をご希望の方は、ぜひお気軽にブースへお立ち寄りください。 【イベント概要】 ■日時 :2026年2月5日(木)11:00〜17:00 ■会場: Vlag yokohama(フラグ ヨコハマ) Hall 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1丁目41THE YOKOHAMA FRONT 42階 https://maps.app.goo.gl/FFeSHM9LytgUFJaMA ■参加費:無料 ※入場無料/事前予約制 ■来場対象:食品小売業、その他小売業、飲食店、レストラン、ホテル、百貨店など ■詳細・申込み: https://form.run/@maternityfood-btobtofexpo2602-visitor ■イベント公式サイト: https://maternity-food.org/event_lp/ ■主催:一般社団法人日本マタニティフード協会
- 【代表 日野が登壇】2/25(水)「第44回健康博覧会2026」ビジネスセミナー
2026年2月25日~27日までの3日間開催される「第44回健康博覧会」のビジネスセミナーにて、代表 日野佳恵子が講師として登壇します。 セミナーでは、女性インサイトと男性インサイトの違いを整理し、特に女性インサイトの複雑性や重要ポイントに焦点を当てます。女性特有の価値観や行動心理を把握することで、これまで見えていなかった市場機会を発見し、ビジネスの発展につなげる方法を紹介するだけでなく、新たなマーケティング手法として注目される『女性インサイトマーケティング(WIM理論)』を解説し、時代をリードする市場創造のヒントを提供します。 詳細は下記サイトよりご確認ください。 https://healthcareweek02.jmb0.com/seminar2026/ 【講演概要】 ■日時 :2026年2月25日(水)15:30〜16:30 ■会場: 東京ビッグサイト 〒 135-0063 東京都江東区有明3丁目11-1 https://maps.app.goo.gl/iyWEGt6TnDVHbKnx7 ■参加費:無料 ※聴講登録が必要です ■詳細・申込み: https://healthcareweek02.jmb0.com/seminar2026/ ■イベント公式サイト: https://www.this.ne.jp/
- 【代表 日野が登壇】4/25(水)・5/20(水)アパレルウェブ・イノベーション・ラボ(AIL)主催セミナー
2026年4月15日(水)の東京開催、および5月20日(水)の大阪開催にて、株式会社アパレルウェブが運営する「アパレルウェブ・イノベーション・ラボ(AIL)」主催のリアルセミナーに、弊社代表の日野が登壇いたします。 本セミナーでは「女性の“買うスイッチ”を解き明かす ~購買心理を読み解く女性インサイト理論~」をテーマに、変化し続ける女性の価値観や行動、最新のマーケティング手法について、4月11日発売の新著の内容を交えながら詳しく解説いたします。セミナー後には、参加者の皆様との交流会も予定しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。 【講演概要】 東京開催 ■日時:2026年 4月15日(水)15:00〜18:00 ■会場:株式会社アパレルウェブ 東京オフィス サロンスペース 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-9-13 日本橋本町1丁目ビル5F https://maps.app.goo.gl/zCNNu3nSw6gf882B9 ■参加費:無料 ■詳細・参加申込み: https://apparelweb-innovation-lab.com/event-schedule/20260415/ ※ご参加を希望される方は、詳細ページの「お問い合わせフォーム」よりお申込ください。 大阪開催 ■日時:2026年 5月20日(水)11:00〜18:00 ※二部制 ■会場:株式会社船井総合研究所 大阪本社 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田三丁目2番 123号 イノゲート大阪 21階 https://maps.app.goo.gl/TPJJR2G7yJY9ZUnA7 ■参加費:無料 ■詳細・参加申込み: https://apparelweb-innovation-lab.com/event-schedule/20260520_osaka/ ※ご参加を希望される方は、詳細ページ下部に記載のご留意事項をお読みのうえ、「イベントを予約する」よりお申込ください。 ■ アパレルウェブ・イノベーション・ラボ(AIL)公式サイト: https://apparelweb-innovation-lab.com/
- 【参加無料】5/15(金)新刊発売記念!オンラインセミナー
書籍「彼女は誰かのためにモノを買う」の発行を記念して、書籍の内容を抜粋して紹介するオンラインセミナーを開催します! 【開催概要】 ■ 日時:2026年5月15日(金)14:00~15:30予定 ■ 会場:オンライン開催(Zoom予定) ■ 参加費:無料(事前申込制) ■ 著者・講師:株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役 日野佳恵子
- 【最終回】女性のあした大賞×WELL WOMANフェムテックビジネスプラン発表会
|4カ月間の集大成!ウェルビーイングをテーマに業種の垣根を越えた自由な発想・アイデアが結集したフェムテックビジネスプラン発表会 第6回女性のあした大賞は、「WELL WOMAN」との共同開催となりました。ウェルビーイング(女性たちの心身と社会的な健康)をテーマに、2021年8月から約4カ月にわたり行われたWELL WOMAN異業種共創プロジェクト。 「健康経営」×「商品企画」の視点から健康経営における女性活躍推進支援や、新しいフェムビジネス創出を目指し、講義やディスカッションを重ねてきました。その集大成として2021年12月8日の第6回女性のあした大賞にて、各チームのフェムテックビジネスプラン発表会を開催しました。 優秀賞受賞チームおよび各チームの発表テーマをご紹介します。 【商品企画コース】 【優秀賞受賞チーム:bouquet】 離乳食をきっかけに抱え込まないマインドを作る!「にっこりスプーン」 〈TEAM〉THINK*U:不足しがちな家庭内コミュニケーションを 解決するアプリ「我が家の瓦版」 〈TEAM〉GENERATIONS:親子で性について楽しく学べる 「kokokara BOX」 〈TEAM〉 IYes:ママ力と女子力アップで 楽しい育児を! 「女性の癒やしと子育て応援キット」 〈TEAM〉Fun:更年期の不調と不安を和らげる 「あなた想いBOX」 【健康経営コース】 【優秀賞受賞チーム:メドレー】女性の健康課題は業績にも影響する? 「企業ネットワーク」と 「共通アンケート」で解決を探る 〈TEAM〉com-FEM-table:「キャリア研修× ヘルスリテラシー研修」の パッケージ化で女性の パフォーマンスを上げる 〈TEAM〉OKOA:食を通じて ヘルスリテラシーを高める 「OKOA~健康自己管理モデル」 | 【優秀賞受賞チーム:bouquet】離乳食をきっかけに抱え込まないマインドを作る!「にっこりスプーン」 |受賞理由 なぜか「女性が全てやるもの」と思い込んでしまっている家事・育児・仕事。周囲からの無言の圧力も重なり、毎日疲労困憊(こんぱい)の女性が多い中、1人で抱え込まず、何かに頼ることも重要だという新しいマインド作りにフォーカスした。 取っ掛かりとして、離乳食に注目したのが素晴らしかった。離乳食を通じて、夫や祖父母、ベビー用品会社や薬剤師、栄養士など、巻き込んでいける対象が多いのも今後ビジネスが広がる要素として期待できる。 ■ 離乳食キット+専用アプリで離乳食作りの負担を減らす 多くの女性は家事・育児・仕事と一人で全てを抱え、疲労をため込んでいます。ここには、「自分が頑張らないといけない」という無意識のマインドが邪魔しているのでは? と考えました。 そこで、子育ての初期段階である離乳食作りから一人で抱え込まないようにするための対策ができないかと、「コンシェルジュ付き専用アプリ×離乳食キット『にっこりスプーン』」を考案しました。 このサービスは、約1年続く離乳食作りをストレスなく乗り切ってもらうためのものです。 具体的なサービス内容としては、どんな方でも簡単においしく作れる離乳食キット+離乳食の困りごとを解決する専用アプリをセットで販売します。特に離乳食作りは、赤ちゃんの成長に合わせて食材をすりつぶしたり、柔らかくしたりするため、通常の食事作りとは比べ物にならないほど大変な作業です。 7 割以上のママが大きな負担を感じているにもかかわらず、パパの参加率は低く、ママは1人で情報収集をし、手探り状態で、日々チャレンジしています。 ■ 離乳食を通じて孤独にならない育児を実現 こうした孤立感から脱してもらうためにも、専用アプリでは管理栄養士からのアドバイスや相談、利用者コミュニティの提供、登録情報から導き出されるおすすめ食材の提案、食材の離乳食アレンジレシピなど、ママと赤ちゃんに役立つあらゆる情報を提供していきます。 同時に、離乳時期の赤ちゃんに必要な栄養素をパウチに詰め込み、1食ごとに手軽に用意できる環境を整え、調理の手間をできるだけ省いてもらえるよう計画しています。現在、店頭には数多くの市販ベビーフードが並んでいますが、既存商品との差別化として「にっこりスプーン」では、以下2 点の特徴を掲げています。 ①栄養士監修の離乳食キットであること ②専用アプリを通じて気軽に相談でき、育児で孤独にならないこと こうした付加価値のあるベビーフードが、まだ市場に出ていない点に注目し、「にっこりスプーン」が利用者にとって必要なサービスになるのではと考えました。今回は女性6名のグループとして、Well- B eingの課題に向き合いましたが、私たちも「一人で頑張らないといけない」といったマインドに左右されているのだとよくわかりました。 そんな中、女性のこれからをもっと良くしたいという思いで一緒にプラン作りに取り組むことができ、とても良い経験となりました。 |【商品企画コース:THINK*U】不足しがちな家庭内コミュニケーションを解決するアプリ「我が家の瓦版」 | ボタン1つの簡単操作で家族とのつながりを強められる 今回私たちは、家族内タスク共有アプリ・家族新聞自動作成サービス「我が家の瓦版」を提案しました。「毎日夜泣きで寝不足!1秒でも多く寝たい」「妻が何を求めているのかわからない」。同じ家で暮らす夫婦とはいえ、忙しさゆえにコミュニケーションが不足し、心がすれ違うことはよくある話です。特に妻は、夫よりも家事負担を多く強いられる傾向にあり、あるデータによれば、在宅勤務を実施している共働き夫婦400名のうち「夫の方が家事育児負担の割合が大きい」と答えたのはたったの2.6%という結果も出ています。 こうした妻のワンオペ状態が続くと、いずれ離婚や産後うつ、産後の自殺、こどもへの虐待などにつながる恐れがあり、とても危険です。 今回発案した「我が家の瓦版」は、そんな夫婦間のコミュニケーションを円滑にしようと作られました。「簡単」「見える化」「アプリだからこそ」の3点にこだわり、以下のような機能を盛り込んでいます。 ①簡単→基本操作はボタン1つでできる ②見える化→タスクを一覧表示し、家事育児の負担割合をグラフで提示。 AIが共有できそうなタスクを提案してくれるので、「次週からタスクに追加しよう」 などの気づきが得られる ③アプリだからこそ→直接言いにくいことも伝えられる このアプリを通じて、日々のタスクを家族で共有できるだけでなく、写真と一言日記機能、週1で自動作成される「家族新聞」などを通して、生き生きとした形で家族の情報を共有できます。さらに、家族への依頼ボタンや、「ありがとう」を伝える機能なども盛り込みました。このアプリが、夫婦そろって笑いながら子育てできるきっかけ作りになれたらうれしいです。 |【商品企画コース:〈TEAM〉 Blend】 妊活にフォーカスした旅プラン「Musubi旅」 ■ パートナーとの人生プランを熟考できる場所と時間を提供 妊活前・妊活中の20~30代の若い夫婦向けに、妊活に着目したサービス「Musubi旅」を発案しました。このプランを思いついたきっかけは、妊活中の女性は男性から「理解してもらえてない」と感じる場面が多いことです。妊活は二人の問題であるにもかかわらず、夫から「子どもが全然できないけれど、一度検査してきたら?」と一方的に勧められたりして、女性だけが悪いかのように扱われるケースが多く見受けられます。8割の女性が不調を我慢しているというデータもあり、そこに理解してもらえない不満が募り、そのうち大きな夫婦の溝ができてしまうこともあります。 そうならないためには、夫婦がお互いを理解し、感謝や悩みを伝え合う時間ときっかけが必要だと 考えました。そこで登場したのが「Musubi旅」です。 同プランは、日常から離れたリラックス空間で夫婦水入らずの会話を楽しみ、さらに食事や眠り、温活などの体験を通じて、お互いの心と体を整えていきます。一見普通の旅に思えますが、明確な違いは「Musubi手帳」を活用する点です。妊活版、マタニティ版、育児版と、夫婦のそのときのステージに合わせた手帳を用意し、妊娠や子どもを持つことの不安を文字で書きとめてみたり、育児する上で大切にしたいことやパートナーへの感謝の気持ちなどをつづったり、「Musubi旅」を通じて夫婦の自然な対話を生み出す効果を狙っていきます。 1人の女性が母になる前から寄り添い、母になった後も孫を持った後も、ずっと併走者として付き合っていけるサービスを心がけ、最終的には女性だけでなく、家族としてのWell- Bei ngが実現している未来を目指していきたいと思っています。 |【商品企画コース:〈TEAM〉 GENERATIONS】 親子で性について楽しく学べる 「kokokara BOX」 ■子どもの成長に合わせて届く性教育アイテム 望まない妊娠による中絶は年間15万件。東京都に寄せられた性被害の相談は6,500件。こうした問題の背景には、正しい性教育が行われていないという事実があります。実際学校では最低限のことだけを子どもたちに伝え、約8割の家庭では性教育自体を子どもに教えていないという現状があります。このような体についてのリテラシーの低さは、将来的に子どもたちの健康を損ね、自らの道を狭めてしまうことにもつながるのです。 悪化していく現状を打破しようと考案した「kokokara BOX」は、年齢に合わせた性教育のアイテムと情報を届けることで、幼少期から性の正しい知識を身に付けることを目的としました。 ボックスの中身は、発達心理学と生物学を参考にして、「子どもの成長過程に合わせる」ことを重視しています。中身を4段階で設定し、3~6歳を対象にした最初のボックスは、遊びながら学べる体クイズや女性器を作ってみるキッド、体の大事な部分について触れる絵本などを詰め込みます。 4段階目の最終ボックスは、対象年齢を12~15歳向けとし、性教育漫画や自分の身を守る知識動画(コンドームの正しいつけ方、緊急避妊薬など)、性知識が学べるボードゲームなどを届けていきます。3~15歳まで全期間を通じて共通するのは、「遊びながら学べる体の知識」です。アプリで利用者コミュニティを運営したり、専門家からのQ&Aが読めたりと、人とのつながりも意識していきます。世代を超えて楽しく「性」と向き合い、自分の心と体を管理することで、一人でも多くの人が未来の選択肢を諦めないように。今回のプランでは、そんなチームの願いを込めました。 |【商品企画コース:〈TEAM〉 IYes】ママ力と女子力アップで楽しい育児を! 「女性の癒やしと子育て応援キット」 ■ ママ・パパ・子どもに届く月額3,000円のお役立ちアイテム 小さな子どもを抱えながら働く女性は、常に疲れています。「ストレスから解放されたい!」「癒やされたい!」と思いつつも、自分の時間をわずかしか持てず、日々家事・育児・仕事に奮闘しています。私たちはそんな女性を癒やし、家庭でも笑顔でいて欲しいという思いから、「初めての出産でも安心! パパママのお助けキット」というサブスクリプションサービスを提供したいと考えました。 対象は20~30代の有職女性で、初めての出産・育児を経験するお母さんです。育休中で会社の先輩ママからさまざまな情報が得られず、不安定に過ごす時期だからこそ、ママ・パパ・子ども向けのケア用品や情報冊子が毎月届くことで、育児に対して楽しみを感じ、少しでも心強く思ってもらえたらと考えました。妊娠8カ月からの女性を対象にした同サービスは、ママが使用するホームケア商品や赤ちゃんにも安心して使える商品、そしてパパに役立つ子育て情報誌をセットにして配送します。月額3,000円の価格設定で、まさに子育て中の世帯にぴったりの商品を試すことができるのが特徴。パパが情報誌を購読することで、ママ一人での育児にならないよう気を付けているのもポイントです。ジャンルに縛られない子育て応援グッズに触れてもらうことで、他にはない新鮮なサービスを楽しんでいただけたらと思いました。 今回のプロジェクトを通じて感じたのは、他業種の方々とチームを組んだことで、さまざまな視点で物事を捉えることができ、新しい発見がとても多かったことです。今回のグループワークを良い機会と捉えて、今後も課題解決に向けて幅広い意見に耳を傾けながら取り組んでいきたいと考えています。 | 【商品企画コース: 〈TEAM〉Fun更年期の不調と不安を和らげる「あなた想いBOX」 ■ 口に出せない不調を安心に変える3アイテム 30代後半から40代の女性に向けて、自らの体のことを手軽に学び、試せる機会を作りたいと思い、サブスクリプションサービス「あなた想いBOX」を考案しました。この年代の女性は、周囲のヘルスリテラシーの低さも影響して、更年期障害について人に話さず放置しておくことが多いケースも。そんな中、普段からの不調に早い段階から向き合うことで、その先の過ごし方を楽に変えられるかもしれないと考え、今回の提案につながりました。 月額4,000円×年3回お届けの「あなた想いBOX」は、セルフチェックシート(体や心の状態、肌や髪など見た目の状態)と「あなた想い読本」、そして実際に商品を試せる「あなた想いアイテム」の3本で構成されています。「あなた想い読本」では同梱したアイテムの説明や、年齢と共に起こりうる体の変化の解説、人生の先輩によるコラムを読むことができ、「あなた想いアイテム」ではデリケートゾーンケアや吸水ショーツ、アロマグッズなど、この年代の女性が抱える健康トラブルに沿った商品を提供しています。 3点とも全て提携の専門医が監修し、信頼性の高いBOXとなるよう注意を払いました。 自社で働く女性社員の健康を維持したい企業向けには、「あなた想いBOX」のほかに従業員セミナーも開催できる体制を整え、通常の健康診断だけでは把握しにくい、女性社員の健康課題についても取り組んでいただけるようにしています。 今回のプロジェクトを通じて、男性メンバーは身近な女性たちへの理解を深め、意識変化につながった良い機会となりました。今回のプランが、年齢による不調に振り回されず、FUNな人生を送るきっかけ作りになれればうれしいです。 【 参加者からの声一部ご紹介 】 ビジネスの立ち上げはアイデアや知恵だけでも、夢や想いだけでも実現はできず、それらが揃った状態(価値風水)ではじめて実現に近づける ということ。セオリーオブチェンジの考え方も詳しい説明をお聞き出来て参考になりました。 目先の具体的なビジネス案ではなく、社会課題の解決を常に念頭に置いてビジネスを考えていく ことが、結果的には社会に受け入れてもらえて持続可能なものになるという考え方や、セオリーオブチェンジを使って考えていくことのメリット。実践に活かせるようになりたいと思いました。 熱意とロジック。 とくにロジックの作り方が大変勉強になりました。世界的に、フェムテック市場は大きく成長している分野なのだと思ったのと同時に、社会が(主に白人)男性基準で形成されてきたのだなと痛感しました。 | 【健康経営コース: 〈TEAM〉com-FEM-table】「キャリア研修×ヘルスリテラシー研修」のパッケージ化で女性のパフォーマンスを上げる ■ダブル研修で培う自己肯定感 私たちにとってのWell-Beingとは、「心と体が健康であると感じられ、新しいことにチャレンジできる状態」です。そこで注目したのが、組織と個人のエンゲージメントを向上させることでした。双方のエンゲージメントを高めることは、企業の生産性を上げ、高い利益率をもたらし、顧客満足度を上げるだけではなく、結果的に女性の退職率を下げる効果があります。そのため、組織にとっても女性社員個人にとっても、プラスの結果を得ることにつながるのです。このエンゲージメントを高める最善の方法として、生理痛や更年期障害などの女性特有の問題に、会社として取り組むことが重要だと考えました。 こうした背景を踏まえて、今回私たちが提案したのは「キャリア研修×ヘルスリテラシー研修」の パッケージ化です。入社したての頃から始まり、実務担当者、リーダー、管理職にステップアップするにつれ、女性の抱える健康課題は、生理・PMS、妊活・妊娠・出産・不妊、産後うつ、更年期、介護・認知症とステージを変えてつきまとい続けます。 そんな中キャリアップの流れと体調のステップ移行を重ね合わせて理解しておくことで、女性はどの年代になっても「私でもできる」という自信を高め、心と体の準備をしていけるのだと考えました。特に女性の不調の始まりは、30代後半から40代が多く、この時期は職場の役職としてもどんどん昇進し、活躍が期待される年代でもあります。しかし、体調不良への不安で昇進をためらったり、退職を考えたりしてしまう女性もいます。このようなことがないよう、組織全体で取り組まなければならない課題であることを、今回の発案を通じて強く感じました。 | 【健康経営コース: 〈TEAM〉OKOA】食を通じてヘルスリテラシーを高める 「OKOA~健康自己管理モデル」 ■ターゲットは若年未病女性。「食」で健康への関心を強める 私たちは、ヘルスリテラシーに無関心な若年女性をターゲットに据え、「食」からアプローチする「OKOA~健康自己管理モデル」を提案しました。同プランを発案した背景としては、8割の女性が体調不良を我慢して働いていること、中でも20代、30代の女性がPMS、貧血、食欲不振など未病状態(まだ病気にはなっていないこと)を放置している状況を改善したかったことが挙げられます。 一方企業に目を向けてみると、「女性特有の健康問題」に高い意識を向けようとしている企業が増えています。こうした企業の関心の高まりと、若年女性の低いヘルスリテラシーに注目し、双方のズレを解消し、企業と個人どちらもがきちんと健康課題に取り組める手段として本プランを発案しました。「OKOA~健康自己管理モデル」は、毎日摂る「食」に焦点をあてることで、誰もが負担なく参加できるようにしています。「STEP1気付き・動機づけを高める」では、「女性の健康と食を学ぶ研修制度」を取り入れることで、自らの健康について理解を深め、体調に疑問を持つよう仕向けました。年1度の健康診断と半期に1度の食生活の問診を行うことで、女性たちがそれぞれの健康課題を見つけるよう促していきます。 「STEP2実行力を促す」段階では、自分の不調を周囲と共有し、助け合う文化を築くことを狙いとしています。さらに、食事サポートを提供し、自己管理に励んでいるご褒美感を出していきます。最終的には、アンケートで実践者の意見を吸い上げ、体へのメリットや改善を実感してもらう仕組みにしました。定期的に健康課題を確認していくことで、「健康管理ができる自立した人材」を育てることにつなげていきたいと思っています。 |フェムテックビジネスプラン発表会審査員紹介 【 第1部・2部 審査員 】 大阪市立大学大学院都市経営研究科 教授 永田潤子 氏 日本で最初の海上保安庁女性幹部、橋下元大阪府知事顧問改革評価委員 ㈱メガチップス 社外取締役 ㈱タニタヘルスリンク顧問 (公財)国際人材交流支援機構理事 一般社団法人女性の実学協会理事 日経BP 総合研究所主任研究員 メディカル・ヘルスラボ 米川瑞穂 氏 日経BP入社後、日経ビジネスの同梱ライフスタイル誌やWEBメディアの編集を行う。2017年から2020年まで女性向けライフスタイルサイト『NikkeiLUXE』編集長を経て現職。 【 第1部 審査員 】 イーコマース・通販コメンテーター 村山らむね 氏 イーコマース・通販コメンテーター。お取り寄せコンシェルジュ。1995年から個人サイト「らむね的通販生活」を立ち上げ、通販やオンラインショップの消費者視点の情報を消費者向けに発信。 高専キャリア教育研究所 代表取締役 菅野流飛 氏 2015年よりライフワークとして高専生向けのキャリア教育セミナー や高専特化型クラウドファンディングなどを運営。2017年に当社設立。情報経営イノベーション専門職大学 客員教授。 【 第2部 審査員 】 女性ライフクリニック院長 産婦人科医師 医学博士 対馬ルリ子 氏 女性のための生涯医療センターViVi初代所長。2002年現・クリニック銀座を開院。「女性医療ネットワーク」を設立。全国450名の女性医師・女性医療者と連携して活動。 一般財団法人日本女性財団 代表理事。 Naoko 女性クリニック 高宮城直子 氏 2015年よりライフワークとして高専生向けのキャリア教育セミナー や高専特化型クラウドファンディングなどを運営。2017年に当社設立。情報経営イノベーション専門職大学 客員教授。
- 【最終発表会】女性のウェルビーイングから企業の価値創造を目指す発表会~
第2期最終発表会集合 |最終発表会 3カ月間の集大成!ウェルビーイングをテーマに 、女性のウェルビーイングから企業の価値創造につなげる ビジネスプラン発表会 最終回では女性たちの社会課題を発見し、ビジネスで解決することを目指し、女性のウェルビーイングから企業の価値創造につなげるをテーマに、2022年5月から約3カ月にわたり行われたWELL WOMAN異業種ワークショップで講義やディスカッションを重ねてきました。 その集大成として第6回目の2022年8月31日にて、各チームのビジネスプラン発表会を開催しました。優秀賞受賞チームおよび各チームの発表テーマをご紹介します。 【最優秀賞受賞チーム:県人会】 子どものいたずらで、ママの固定概念を吹き飛ばそう 子育てを変えるで賞「いたずらんど!」 【優秀賞受賞チーム:なないろ】 カラダもココロも元気に。好年期実現のための新しい朝食スタイル 新しい朝になるで賞「なないろ朝食便」 【こんなパパが増えてほしいで賞:山田錦】 パパと子どもが共に学び過ごす時間がママのゆとりを生む 「Papako GO」 【人生100年時代の質を変えるで賞:YOLO】生理がいつもと変わらない365日の1日になるために「35歳からのmyコンシェルジュRE:SEIRI」 【私たちの世界が広がるで賞:Hygge】 恥ずかしい・聞きづらいから生まれる無知・理解不足を仮想空間で解決! 「ふぉたば」 【パートナーシップに不可欠になるで賞:ハピネス】 なりたい自分でいるための家事ワンオペ解消アプリ 「OLEKAJI」 | 【最優秀賞受賞チーム:県人会】子どものいたずらで、ママの固定概念を吹き飛ばそう 子育てを変えるで賞「いたずらんど!」 最優秀賞受賞チーム 榎本那奈美、田中千津美様、中越博信様、峯野秀行様、森下由香子様 |受賞理由 最近、人々が集う場としてトレンドとなっている銭湯という場を選んだことは、時代をキャッチしているといえる。また「いたずらんど!」というネーミングも素晴らしい(日野)。 常に自分たちの課題を深堀りし、こうでなければならないという固定観念を持たない姿勢で臨機応変にビジネスモデルを変化させた点が評価できる(永田)。 スーパー銭湯だけでなくさまざまな場所での展開の可能性がある。BtoB の視点から幅広い領域での取り組みができそう(参加者)。 ■子育て中に感じる孤独は母親の内面と相関 私たちは女性の貧困という社会課題に着目し、女性の正規雇用比率が低下しやすい「出産後のママ」を中心に女性のウェルビーイングを考えました。 大阪府八尾市の4カ月および3 歳半健診に参加した母親を対象にした無記名アンケートによれば、子育て中に感じる孤独は、子育てへの満足感や自信の有無などという母親の内面と相関するもので、その原因は母親自身の自己効力感の欠如。つまり、「自分にはうまく子育てできる能力が備わっていない」と思っていることにあることが分かりました。 また別の調査では、実に多くの母親が理想の母親像になれず自信を失い自分を責めている姿が浮き彫りになっています。 私たちはその原因となっている、母親自身の固定概念を取り払い、自分自身を認めることのできる状態こそが母親のウェルビーイングであると捉え、子どものいたずらでママの固定概念を吹き飛ばす「いたずらんど!」というサービスに着手しました。 ■ママが「自分で自分を認められる」人生をサポート 私たちは、母親の孤独や不安を解消できる場を設けたいと考え、「いたずらんど」という事業を考えました。スーパー銭湯に併設した「いたずらんど」では、年齢ごとに分けたスペースに保育士が常駐、安心して子どもたちが遊ぶことができます。 また、子どもがやりたくなるようなグッズを用意、「だめ!」「やめて!」など言わなくてもいい環境を提供し、ママの持つ固定観念を取り払う きっかけを作ります。 「いたずらんど!」の特徴は4つ。 「1.ターゲットはママ」 「2. 危ない、汚れる、壊れる、迷惑をかけるなどを気にしなくていい空間」 「3. 大変な育児の中にあっても子どものいたずらを笑い飛ばせるきっかけを作る」 「4. 共通体験を通してママ同士の関わりを作る」ことです。 そして「いたずらんど」の事業を継続させるために、年齢に合わせたさまざまな事業を提供、負の感情をプラスに転じるための事業展開を続け、子どもの成長だけでなく、ママが「自分で自分を認められる」人生のサポートを続けていきたいと考えています。子育てを日々がんばっているママが、大変なことも笑い飛ばせるように、また自分で自分を認められるようになってほしいと思います。 |【優秀賞受賞チーム:なないろ】 カラダもココロも元気に。好年期実現のための新しい朝食スタイル 新しい朝になるで賞「なないろ朝食便」 優秀賞受賞チーム 榎本幸司様、小田祥人様、金子奈都子様、佐々木仁紀(HERSTORY)、内藤弘子様、渡辺香織様 |受賞理由 宅食業界の中でマーケットの少ない「朝食×和食」に着目した点が評価できる。私自身が使ってみたいサービスでもある(日野)。 思いついたさまざまなアイデアの根幹を考える中でたどり着いた更年期。アイデアを広げたり絞ったりを繰り返しながら本質に行き着くというプロセスを十分に味わえたと思う(永田)。 自分も更年期世代のビジネスでいろいろな案を検討したが、食事サービスは思い付かなかった。ぜひ利用してみたい(参加者)。 ■ 家族や仕事を優先し「自分のこと」は後回しにしてきた更年期世代 私たちは、更年期世代の女性が毎日明るくイキイキと過ごせることを願い、商品・サービスを検討してきました。 まさに今、更年期を迎えているのは、女性ホルモンの分泌量が大きく変化する40代後半~50 代の女性で、いわゆる第二次ベビーブーム世代を含みます。また政府は今年に入り「女性の更年期障害に関する実態調査と支援策の検討」を明言。国を挙げた更年期対策が始まる今こそがビジネスチャンスであると捉えました。 更年期世代の女性を見ると「女性が家事育児をすることが当たり前」と考えられた時代背景もあり、専業主婦は全てが子ども優先のワンオペ育児をこなしてきました。妊娠・出産しながら復職したワーキングママの第一世代は、ワンオペ育児と出世のハードルを抱えながら仕事と育児を両立。雇用機会均等法の第一世代である独身キャリア組は、男性と同様の職についたものの、出世という見えない壁に向かってキャリアを築いてきました。 それぞれの更年期世代の女性たちは、家族や仕事を優先し「自分のこと」は後回しにしてきた世代でもあります。 ■「更年期を好年期に変えて女性の笑顔をつくりたい!」という目標を掲げて そこで私たちは、カラダもココロも不調を抱える更年期を、「好き」という漢字を使って「好年期」に変えることをコンセプトとし、変化を迎えるココロもカラダも愛して10 年先までイキイキとした自分でいられる期間と定義しました。 40~60代の女性を対象としたある調査で今後の人生をより充実させるために必要なことを聞くと全ての年代が健康と体力、関心の高い美容では全ての年代でバランスの良い食事だったことに着目、好年期のための朝食習慣を届ける「なないろ朝食便」というサービスを考えました。 このサービスは、更年期世代に合わせて、質はもちろん、薬膳や発酵など更年期の不調ケアにつながるメニュー展開や料理のおいしさを引き立たせるデザインの使い捨て容器を採用しました。 今回、年齢や性別、業種が異なる6 人が「更年期を好年期に変えて女性の笑顔をつくりたい!」という一つの目標に向かって意見交換、価値観の違いを昇華させた過程は、社会のウェルビーイングにつながったのではないかと感じています。 |【こんなパパが増えてほしいで賞:山田錦】パパと子どもが共に学び過ごす時間がママのゆとりを生む「Papako GO」 こんなパパが増えてほしいで賞受賞チーム 井上彩子様、川端邦明様、佐藤理紗様、清水美香様、安並潤様 様 ■パパと子どもが共に学び過ごす時間がママのゆとりを生む 女性の活躍推進や少子化などの社会課題解決に向けてさまざまな取り組みが進む一方、「子どもがいる働く妻の幸福度が低い」という衝撃的な調査結果があります。 その要因の一つである「家事育児負担」を課題としその解決に向けてジネスプランを考えました。働く子育てママが常に仕事と家事、育児の両方に追われ忙しい毎日を過ごしていることが「子どもがいる働く妻の幸福度」が低い大きな要因となっていると考えられます。 私たちは、夫(パートナー)の積極的な育児参加を促し「子どもがいる働く妻」の負担を軽減させ るための「パパと子どもの学びに特化した体験教室旅行プランの予約サイト」をビジネスプランとしました。 提供するのはパパと子ども双方の学びとなるような体験教室旅行。パパと子どもが出かけることでママは時間のゆとりを持てますし、学びのあるお出かけにすることでママは罪悪感を持たずにいられます。 体験教室は料理や掃除のやり方やコツなど家事育児につながる内容ですから、パパと子どもは帰宅後スムーズに家事育児に参加できます。また時間を共有することで父子の絆が深まり、子どもと過ごす不安が消えることも、ママの安心につながると考えています。 |【人生100年時代の質を変えるで賞:YOLO生理がいつもと変わらない365日の1日になるために「35歳からのmyコンシェルジュRE:SEIRI」 人生100年時代の質を変えるで賞受賞チーム 大田裕子様、関野絵理様、林玲子様、山田有紀様 ■約7年を生理と共に過ごす女性のためのアプリが誕生 プロジェクトを通じて、私たちは女性を取り巻く現状と課題について学びました。 女性の生涯における生理の回数は約400 回。初潮を12 歳、閉経まで40 年、周期を一般的な28 日と仮定すると、生理期間は約2,600 日、約7 年という長い期間を生理と共に過ごすことになります。その生理期間中に約85%の人は何らかの体の症状や悩みを抱えているという調査結果もありました。 しかし多くの女性は心身の不調や不快感があっても我慢することが当たり前で、多くの時間を不本意な状態で過ごしているという課題も浮かび上がりました。 そして私たちはディスカッションを重ね、これらを解決することが女性のウェルビーイングにつながるのではないかと課題解決のコンセプトを「私が私のコンシェルジュ」と設定しました。そこから導き出したプランが「35 歳からのmyコンシェルジュ R E:SEIRI」というアプリサービスです。 サービス名にある「35 歳」は、初潮から閉経までの半分のターニングポイントとなる年齢、「RE:SEIRI」という言葉には、生理、理性、整理 という3つの意味を込めました。コンシェルジェとして、お客さま一人一人にベストな提案をし、背中を押していこうと思います。 |【私たちの世界が広がるで賞:Hygge】生恥ずかしい・聞きづらいから生まれる無知・理解不足を仮想空間で解決!「ふぉたば」 私たちの世界が広がるで賞受賞チーム 妹尾優子様、高原真由美様、藤本恵李花様、堀内郁絵様、三浦愛菜 様 ■メタバースを活用して、誰もが自由に学び交流する場を提供 私たちは、世界幸福度ランキングの日本の他者への寛容さの点数の低さに着目、多くの社会問題は、人間の心と体のメカニズムや性差に関する無知理解不足から生まれるハラスメントと直結。だからこそ、性差を学び理解する場所が必要であると考えました。 そして解決のゴールをジェンダーや年齢に関係なく、老若男女が自由に学べ交流できるような場所や差別や偏見、先入観や羞恥心にとらわれず、フラットな関係で互いが理解し合える、Hygge(居心地の良い)空間とし、教育ヘルスケア型メタバース「ふぉたば」が誕生しました。 メタバースとは、インターネット上の仮想空間に自分の分身であるアバターが参加、他者とコミュニケーションするサービスのこと。「ふぉたば」の提供コンテンツは、現実世界では敬遠しがちな健康診断後の解説アドバイスをバーチャルで行い健康を促したり、シミュレーションでハラスメントを体感したりするなどウェルビーイングを意識したコンテンツを提供しています。 現状のターゲットは独自の健康保険組合を持つ大企業。次のフェーズでは会社員だけではなく、老若男女の誰もが自由に学べ交流できるプラットフォームとして進化せていこうと考えています。 |【パートナーシップに不可欠になるで賞:ハピネス】なりたい自分でいるための家事ワンオペ解消アプリ「OLEKAJI」 パートナーシップに不可欠になるで賞受賞チーム 石垣慎太郎様、稲葉良太様、井上薫様、菊池梨佳子様、萩原千耶様、廣中稔様 ■家事育児のワンオペからツーオペ状態を目指すスマホアプリ 私たちは、ユニセフ研究所「子どもの世界幸福度ランキング」の「子どものいる女性の方が幸福度 が低い」というショッキングなデータを見て、なんとかこの状況を変えたいと、家事のワンオペ解消アプリ「OLEKAJI」というサービスを企画しました。 さて、男性の家事・育児関連時間は、この20年で2倍以上に増えたといわれていますが、女性との分担比率は依然1対6 です。また働く女性が時間貧困に陥っている割合が男性より高いという調査結果もあります。私たちは「働く女性に時間がない」ことを課題と捉え、男性が積極的に関わることで家事育児をワンオペからツーオペ状態にする必要があると考えます。 「OLEKAJI」の狙いは、気軽に利用できるスマホでやらされるからやりたい家事育児へと男性のマインドを変えること。「OLEKAJI 検定」など男性の家事参加率を上げる工夫や男性のやる気、スキルの育成機能などを用意しました。とはいえこのアプリは男性のためだけのものではなく、相互に補完し合い、ワンチームで家事ができるようにすること。 そして、働いても結婚しても子どもがいても、諦めることなくなりたい自分でいられるという私たちが考えるウェルビーイングの実現を目指します。 【 参加者からの声一部ご紹介 】 ビジネスの立ち上げはアイデアや知恵だけでも、夢や想いだけでも実現はできず、それらが揃った状態(価値風水)ではじめて実現に近づける ということ。セオリーオブチェンジの考え方も詳しい説明をお聞き出来て参考になりました。 目先の具体的なビジネス案ではなく、社会課題の解決を常に念頭に置いてビジネスを考えていく ことが、結果的には社会に受け入れてもらえて持続可能なものになるという考え方や、セオリーオブチェンジを使って考えていくことのメリット。実践に活かせるようになりたいと思いました。 熱意とロジック。 とくにロジックの作り方が大変勉強になりました。世界的に、フェムテック市場は大きく成長している分野なのだと思ったのと同時に、社会が(主に白人)男性基準で形成されてきたのだなと痛感しました。
- 【株式会社カインズ】女性視点の徹底的な生活者調査で商品開発を革新。-カインズの「顧客起点」を支えた共創プロジェクト-
株式会社カインズ >お客様公式サイトはこちら 株式会社カインズは、「世界を、日常から変える。」をビジョンに掲げ、全国にホームセンターを展開するSPA(製造小売)企業です。商品企画から製造・販売までを一貫して担う強みを活かし、機能性とデザイン性を兼ね備えた ”カインズらしい” オリジナル商品を多数展開、 国内外のデザイン賞を多数受賞しています 。現在は、 お客様一人一人が自分にふさわしい暮らしを工夫できる「くらしDIY」を掲げる第三創業期という大きな転換期を迎えています 。 ■INDEX プロジェクトの背景 取り組みの内容 導入の成果 今後の展望:創意工夫のアイデアを届ける企業へ プロジェクトの背景 同社では、顧客の約55%を女性が占める一方で、商品開発部門における女性比率は約10%に留まっており、「開発者と生活者の視点の乖離」が課題となっていました。 特に、日常の家事や生活シーンにおける細やかな不便や違和感を、商品企画に、より反映していきたいという想いがありました。こうした背景から、「生活者、特に女性のリアルな声を起点とした商品開発を強化したい」という目的で、当社HERSTORYへお問い合わせをいただき、プロジェクトがスタートしました。 取り組みの内容 本プロジェクトでは、「女性の生活実態に根差した商品開発の実現」をテーマに設定し、「調理、洗濯、掃除」のカテゴリー等で大規模な調査を実施。 単なるニーズ把握にとどまらず、“言語化されていない不満や違和感”まで掘り起こすことを重視しました。生活空間に基づくリアルな課題抽出と、定量・定性の両面からの分析により、商品開発に直結するインサイトの明確化を目指しました。 【プロジェクトのステップ】 生活実態の可視化(画像調査) : キッチン・洗面・収納などの実際の使用環境の画像を収集。 回収画像例:キッチンまわりのゴミをどのようにまとめているか、実際の様子がわかる画像 2. 定量調査による整理 : アンケートで機能の絞り込みを実施。 定性インタビューによる深掘り:対面インタビューを通じて消費者が困っている「温度感」や「微妙なニュアンス」を徹底的にあぶり出しました。 3. 女性モニターとの座談会 :弊社主催の座談会でも女性消費者のリアルな声をヒアリング。 座談会の様子 商品企画への落とし込み: 抽出された声を具体的な仕様へと反映。 導入の成果 こうしたリアルな声から、「浮かせる洗面収納」をはじめとする新商品群が誕生。実際の生活シーンに基づいた具体的なヒントは、商品デザインを決定する上での重要な指針となり、開発チームが大きな自信と確信を持ってプロジェクトを推進する原動力となりました。 また、「調理、洗濯、掃除」カテゴリーにとどまらず、カーテンやペット用品など、他の生活用品カテゴリーでも同じような取り組みが広がりました。 今後の展望:創意工夫のアイデアを届ける企業へ カインズ様は今、「モノを売るカインズ」から「創意工夫のアイデアを届けるカインズ」への変革を加速させています。 今回のプロジェクトで確立された「顧客視点の深掘り」は、お客様一人一人が「やりたい!」を見つけ、毎日をラクに、おうちを楽しくする「くらしDIY」の実現を支える大きな柱となっています。今後もHERSTORYは、生活者の真実の声を届け続けることで、カインズ様の新たな価値創造を支援してまいります。
- 【事例】株式会社スピングルカンパニー様/レディース市場拡大「AMBY」プロジェクト始動。
2026年3月3日から5日にかけて東京、3月10日から12日にかけて大阪で開催された「スピングル(SPINGLE)」の展示会にて、レディースマーケットの拡大を目指す新プロジェクト「AMBY」の第1弾となる展示を行いました。弊社はサポーターとして、株式会社スピングルカンパニーと共に本プロジェクトの企画・推進を担っています。 「AMBY」プロジェクトの背景 本プロジェクトは、スピングルが誇る熟練の職人技術や上質なカンガルーレザーを活かし、現代の女性のライフスタイルに寄り添う新しい一足を提案するために発足しました。 名称の由来である「AMBIVALENT(アンビバレント):両方・二面性」をヒントに、 スニーカー以上、ローファー未満 歩きやすさと上質さの両立 仕事(オン)とプライベート(オフ)の使い分け など、大人の女性が直面する多様なシーンに応える商品企画を目指しています。 展示会で使用したSP-442AMBYのコンセプト紹介POP 第1弾:彩りとディテールで深まる、定番SP-442の新たな魅力 今回の展示会では、人気モデル「SP-442」をベースに、キャリアやセレモニー、プライベートなど、あらゆるシーンで履きこなせるカラーをセレクト。さらに、足元に華やかさを添えるオプションとして、伸縮性のある幅広のリボンや丸紐など、シューレースのセレクトやパールをあしらった「シューアクセサリー」を提案しました。 SP-442AMBY このディレクションには、キャリアファッション戦略コンサルタント・スタイリストの西畑敦子氏が参画。プロの視点から、大人の女性がトータルコーディネートで楽しめるスタイルを提示しました。 服とのトータルコーディネートで、使用シーンをわかりやすく展示 展示会での反響と現場の声 会場では、これまでの質実剛健なスピングルのイメージを一新する、きらびやかで洗練された「AMBY」コーナーが設置されました。来場したバイヤーや代理店関係者からは、「大人の女性が履きこなすイメージが明確に伝わる」「ディスプレイの表現に感動した」といった声が相次ぎました。特に、百貨店の靴バイヤーやフランチャイズ店舗の担当者、そして社内の営業メンバーにとっても、レディース市場の可能性を肌で感じる貴重な機会となりました。 今後の展望 今後は社内の女性社員や職人の想いもより深く巻き込みながら、スピングルの誇る「上質なカンガルーレザー」の魅力を活かした、女性の悩みに応える商品企画を継続していきます。「スピングルを楽しむ大人の女性をエンパワメントする」というミッションを掲げ、HERSTORYはこれからも強力なサポーターとして、このプロジェクトの成長を支えてまいります。 本レポートに記載した活動は、弊社との共創プロジェクトの一環として実施されました。プロジェクト全体の背景は、下記の記事にてご紹介しています。 👉 【株式会社スピングルカンパニー】「売りたい層」から「支持される層」へ。レディース市場での顧客理解を深め、ブランドの可能性を広げる
- 【第12回】女性モニターによるリアル座談会 カフェ会議レポート
参加企業:貝印株式会社、タキヒヨー株式会社、株式会社アガペファーム 女性モニター参加の座談会「herVoiceカフェ会議」とは? herVoiceカフェ会議は、herVoice事務局を運営する株式会社HERSTORY主催の「女性のリアルな声」を企業に届ける座談会。 毎回さまざまな企業が参加し、生活者の視点で商品やサービスの感想をヒアリングしたり、新しい気づきを得たりしています。一般の女性たちは、おしゃべりを楽しみながら、企業の担当者に直接想いを伝えることができる貴重な場です。 ■【第12回】herVoiceカフェ会議 日時/2025年 9月25日(木)14:00~16:00 会場/BIRTH LAB(東京都港区麻布十番2-20-7 麻布十番髙木ビル1F) 参加人数/herVoiceメンバー 14名 参加企業/3社 参加企業(順不同) 株式会社 アガペファーム :無農薬野菜の栽培や発酵食品の開発・販売を通じて人々の健康に貢献する企業 貝印株式会社 :生活に密着する刃物を中心とし、カミソリや調理・製菓、医療用刃物などを販売するメーカー タキヒヨー株式会社 :1751年創業。単なる卸売りではなく、ファッションを「作る」アパレル製品専門商社 ■各企業のヒアリングタイム 【株式会社アガペファーム】 ヒアリング商品は ソイラクト 、販売前商品 植物由来の乳酸菌飲料「ソイラクト」を試食。 「混ぜるか混ぜないかの違いにびっくり」、「アレンジでニンニクを入れたら合いそう」 「ドレッシングにし てみたいかも」などのアイデアが飛び交っていました。 【貝印株式会社】 ヒアリング商品は カミソリ(miness) 、 ツメキリ、ネイルファイル(KOBAKO) カミソリのパッケージや普段のネイルケアについて参加者にヒアリング。 「シールタイプのネイルを使うことがある」カミソリのパッケージについては「くすみピンクも可愛くて好きだけど、ブルー系の方が衛生的イメージで店頭で手に取るかも」などの貴重なご意見が出ていました。 【タキヒヨー株式会社】 ボトムス(パンツ)について、どんな素材が好きか、またどんなお悩みがあるか参加者にヒアリング。 「1つで色々着回せるものがいい。麻の生地が好き」、「体系が気になるので、いかにスリムに見えるかが買う基準」「軽いとか洗えるとか記載してあると手に取りやすい」など利用者ならではのリアルな声が聞けました。 ■参加企業からのお土産 株式会社アガペファーム: ジンジャーシロップ「金姜柑」、純植物性・添加物不使用「ソイラクト」 貝印株式会社:カミソリ「miness」、ツメキリ「kobako」 タキヒヨー株式会社:自社「ランビアン・コーヒー・プロジェクト」のコーヒー 参加の企業様からは、カフェ会議でヒアリングした商品など素敵なお土産をいただきました。 最後に、恒例の記念撮影でカフェ会議終了です。今回も様々な年代の方にご参加いただきありがとうございます。 たくさんのご意見をいただき、とても充実した時間となりました。 ■参加企業様の感想 株式会社アガペファーム/櫻木様 販売前の商品に関して試食をしてもらった。ヨーグルトのテイストで、少し固めのクリームチーズのような商品も欲しい。アレンジしてサラダにトッピングしたい。等の意見があり、1つの商品でも幅広い見せ方ができると参考になった。 貝印株式会社 / 大塩様・松永様・草彅様 カミソリ→40代以上の方は機能性、若年層は成分に注目されているという違いがあり、更に若年層はSNSで情報取集しているなど、世代による違いが印象的だった。 ツメキリ→幅広い年齢の方々が、セルフネイルを楽しんでいる姿を拝見し、とても印象的だった。爪を整える製品の需要を感じた。 タキヒヨー株式会社/牧原様・宮脇様 自社が卸し(B to B)なこともあり、エンドユーザーの声を聞ける機会がほぼ無いので、貴重な経験だった。ボトムス(パンツ)選びに関してのお一人おひとりのこだわりがとてもリアルだった。今回は様々なクラスターに回答をいただいたが、年代・地域などを絞っての単独インタビューについても興味があり、検討してみたい。 次回のherVoice カフェ会議は2025年10/30(木)に開催! 年代など関係なく女性の声を聞ける場ですので、興味のある企業様はぜひ気軽にご参加ください。 お待ちしています!
- 【第13回】女性モニターによるリアル座談会 カフェ会議レポート
参加企業:株式会社ファンケル、アクア株式会社、株式会社船井総合研究所、株式会社アガペファーム 女性モニター参加の座談会「herVoiceカフェ会議」とは? herVoiceカフェ会議は、herVoice事務局を運営する株式会社HERSTORY主催の「女性のリアルな声」を企業に届ける座談会。 毎回さまざまな企業が参加し、生活者の視点で商品やサービスの感想をヒアリングしたり、新しい気づきを得たりしています。一般の女性たちは、おしゃべりを楽しみながら、企業の担当者に直接想いを伝えることができる貴重な場です。 ■【第13回】herVoiceカフェ会議 日時/2025年 10月30日(木)14:00~16:00 会場/BIRTH LAB(東京都港区麻布十番2-20-7 麻布十番髙木ビル1F) 参加人数/herVoiceメンバー15名 参加企業/4社 参加企業(順不同) 株式会社ファンケル :無添加化粧品やサプリメントで「不」を解消し、健やかな毎日を支える、生活者に寄り添う企業 アクア株式会社 :家電ブランドAQUAを展開し、日々の暮らしに寄り添う洗濯・冷蔵・業務用製品などを通じて新しい生活価値を提案する企業 株式会社船井総合研究所 :全国の企業支援・経営コンサルティングを通じ、地域・業界の成長と企業の持続的発展をサポートする総合コンサルティングファーム 株式会社アガペファーム :無農薬野菜の栽培や発酵食品の開発・販売を通じて人々の健康に貢献する企業 ■各企業のヒアリングタイム 【株式会社ファンケル】 自社のスキンケア商品を手にとっていただきながら、日々の生活の中でのスキンケア方法についてヒアリング。 「無添加」については関心が高く、普段から意識されている様子がみられました。 【アクア株式会社】 冷蔵庫・冷凍庫に関して、普段どのように使っているかのヒアリング。 限られた居住スペースでの設置に関する悩み事や、インテリアとの調和など、参加者のこだわりポイントを多く聞くことができました。 【株式会社船井総合研究所】 日本で求められる海外製品のヒントを探るため、キッチンスポンジ・睡眠導入機器・スピーカーなど複数の製品を持参しヒアリング。 睡眠導入に関する器具は、実際に装着して試してみてもらう場面も。 【株式会社アガペファーム】 来春発売予定のヨーグルト、乳酸菌発酵食品「あさひるる」を試食。また、デザイン検討中のパッケージに関しての印象をヒアリング。 「店頭に並んだら買いたい」「こんなトッピングが合いそう」など、活発な意見が寄せられました。 商品一覧は こちら ■参加企業からのお土産 株式会社ファンケル:「マイルドクレンジングオイル」、「スキンコンディショニング洗顔」「エンリッチプラス 化粧液・乳液」「トイロ バイタライジング 化粧液・乳液(3日間サンプル)」「アイテム紹介ブック」 アクア株式会社:パンフレット、オリジナルメモ帳、クリアファイル、ステッカー 株式会社船井総合研究所:キッチン用スポンジ「Scrub Daddy(スクラブダディー)」 株式会社アガペファーム:ジンジャーシロップ「金姜柑」 参加の企業様からは、カフェ会議でヒアリングした商品など素敵なお土産をいただきました! 最後に、恒例の記念撮影でカフェ会議終了です。今回も様々な年代の方にご参加いただきありがとうございます。たくさんのご意見をいただき、とても充実した時間となりました! ■参加企業様の感想 株式会社ファンケル/五十嵐様・中村様・佐瀬様 「無添加」など肌へのやさしさは強く共感され、商品価値の打ち出し方に大きな示唆を得られました。生活者のリアルな声を直接聞けたことが、今後の展開に大いに役立つ機会となりました。 アクア株式会社/吉野様・飯島様 冷蔵庫・冷凍庫の使い方や困りごと等、リアルなご意見を聞くことが出来ました。生活空間へのこだわりが強まる中、商品設計や展開の難易度と課題を改めて実感する機会となりました。 株式会社船井総合研究所/大山様 海外製キッチンスポンジの「長持ち特性」を明記すべきという声など、生活者の率直な意見を多数得られました。リアルイベントならではのフィードバックが、今後のパッケージ設計や日本市場展開における貴重な示唆となりました。 株式会社アガペファーム/櫻木様 来春発売予定のヨーグルトのパッケージ案に対し、具体的で有益なフィードバックを得ることができました。味のトッピングによる変化など、商品訴求の方向性を検討する上で重要なヒントが得られる機会となりました。 次回のherVoice カフェ会議は2026年3/26(木)に開催! 年代など関係なく女性の声を聞ける場ですので、興味のある企業様はぜひ気軽にご参加ください。 お待ちしています!
- 【株式会社アテニア】“数値の先”にある女性の気持ちを可視化。アテニアが挑んだ、本質に迫るLTV向上プロジェクト
株式会社アテニア > お客様公式サイトはこちら (左から)株式会社ハー・ストーリィ 木下、株式会社アテニア 川上様・新海様、株式会社ハー・ストーリィ 日野 ■INDEX “お客様の期待を超える”アテニアへ。成長への「次の一手」を見つける調査へ LTVの差にある“理由”を明らかに 数字だけでなく、日々の揺らぎや共感性に着目する分析に驚いた 「LTVのための調査」が、社員一人一人が自分事化するきっかけに お客様視点を軸に、事業全体の最適化へ “お客様の期待を超える”アテニアへ。 成長への「次の一手」を見つける調査へ 株式会社アテニア様は、ファンケルグループの一員として、エイジングケアを主力としたスキンケアやコスメを展開している化粧品ブランドです。長年、女性のエイジングケア層をターゲットに商品展開を行う中で、お客様ごとのLTV(顧客生涯価値)の違いを理解し、どう活用していくかは、継続的な課題となっていました。 また、これまで複数の調査会社と協働し属性や購買傾向などの定量的なデータは把握できていましたが、次の一手として「なぜ選ばれるのか」「なぜ続けてもらえないのか」といった行動の背景についても、さらに深く理解を深める必要があると感じていました。 そこで今回、“お客様の解像度”を高める必要性を再認識し、女性インサイトに特化した弊社に調査を依頼。定量調査、インタビュー、トレンド分析を組み合わせたアプローチにより、LTVの違いを生む「共感のスイッチ」や「購入の意味づけ」が可視化され、具体的な改善施策へのヒントが得られました。 LTVの差にある“理由”を明らかに 事業統括本部 通販営業部 部長 新海 喜顕さん 本プロジェクトを主導したのは、事業統括本部 通販営業部 部長の新海様と CRMGの 川上様。新海様はかねてより弊社の関連書籍に衝撃を受け、セミナーを通じて接点があり、今回、責任者となったことで改めて声をかけていただきました。 「お客様視点とは言いながらも、それがどれほど業務に落とし込まれているのか。改めて見直す必要があると感じた」と新海様は振り返ります。 事業統括本部 通販営業部 CRMG 川上 真莉奈さん プロジェクト開始時、チームが抱いていたのは「同じ年齢や購入回数でも、なぜLTVに差が出るのか?」という問い。ブランドロイヤリティの有無に限らず、購入行動には個々の気持ちの差異があるのではないかと考えていました。 また、ブランド価値や企業姿勢が、十分にお客様へ伝わっていないのではという課題感も。「エイジングケア専門ブランドであるにもかかわらず、商品の“らしさ”が出しきれていない」「“作る人は使う人”という企業の想いが伝わっていない」という点が、お客様とのコミュニケーション上の改善ポイントとして挙がっていました。 数字だけでなく、日々の揺らぎや共感性に着目する分析に驚いた 弊社が実施した本調査では、アンケートによる定量調査に加え、お客様インタビュー、さらには女性市場の潮流をとらえたトレンド分析までを組み合わせた、複合的なアプローチを取りました。これにより、LTVの違いを生む「共感のスイッチ」や「購入の意味づけ」が可視化され、具体的な改善施策へのヒントが得られました。 特に注目したのは、「LTVが高い人」と「そうでない人」とのあいだにある“気持ちの違い”。単なる属性や購入頻度の違いだけでなく、“買ったあとの私”を想像できているかどうかといった、感情や共感性の有無が大きな分かれ目となっていることが、インタビューから見えてきました。 商品について意見交換している様子 このような気づきは、数値による傾向把握だけでなく、そこに表れない背景や感情に光を当てることで初めて浮かび上がります。「誰が買っているか」ではなく、「なぜ買うのか」「買い続ける理由は何か」といった動機を丁寧に確認することで、購入時に商品を使った自分をイメージできることや、使い続ける中で得られる効果への期待が、購入や継続の決め手になっていることが見えてきました。つまり、単に価格やスペックだけではなく、自分にとっての意味や共感が、行動の背後にある重要な要素であることが明らかになりました。 アテニアの看板商品でもある「スキンクリア クレンズ オイル」 「LTVのための調査」が、社員一人一人が自分事化するきっかけに 今回の調査がもたらしたのは、LTV向上に向けたヒントだけではありませんでした。 むしろ印象的だったのは、依頼部門だけでなく、 会社全体で報 告会に参加したことです。 これにより、調査結果を自分の業務にどう活かせるかを考えるきっかけとなり、社員一人ひとりが課題を自分事として捉える契機になりました。実際に、結果に共感する声も多く寄せられ、「お客様に向き合った提案ができているか」という問いが社内に浸透するきっかけにもなっています。 報告会後の社内アンケートでは、回答者の約8割が「業務へ活用をしている」・「業務へ活用しようと検討している」と回答しており、社員自身が自分事化するきっかけにもなりました。また、日々の施策やコミュニケーションにおいても、お客様に寄り添う姿勢や“人肌感”を意識した表現への転換が徐々に広がっています。 【社内アンケートの声(抜粋)】 ブランド推進部 :一般的な女性の思考回路を基に、それに対してアテニアは何を叶えられて何が不足しているのかが理論的に理解できた点が特に良かった。 店舗営業部 :お客様のライフスタイルなど一人一人の年齢、生活において異なっておりコミュニケーションも柔軟に変えて訴求していく必要があると感じた。 商品企画部 :普段から言語化が難しいと思っていることを、わかりやすく言語化してくれていて、且つ共感できた。 肌悩み別のエイジングケアライン ドレスリフト(左)とドレススノー(右) お客様視点を軸に、事業全体の最適化へ 今回の調査を通じて得られた最大の成果は、「LTV向上」というテーマを超えて、お客様視点での全体最適を社内で再考するきっかけになったことです。今後は、お客様との接点を通じて、誰に・何を・どう伝えるかを丁寧に設計し、社員から直接お客様に思いを届けるブランド体験を強化していく方針です。 既に、アテニア社内では活用の場が広がり、「施策ツール」「オンラインサイト、スペシャルサイト」などの制作では、よりイメージできるような提案やエイジングケアについての一般的な知識を盛り込むなど、のお客様一人ひとりに寄り添う最適なコミュニケーションを追求する形を実行しています。 このように、数値だけでは捉えきれない「選ぶ理由」を把握することが、今後のブランド運営において重要な基盤となっていくことが期待されます。 【ハー・ストーリィ担当者】 (右)代表取締役社長 日野 佳恵子 (左)マーケティング部 リーダー/主任研究員 木下 萌子















