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92.8%の女性たちが目的別にSNSを使いこなす!5大SNSと呼ばれるLITFY『リトフィ』は生活必需ツール

92.8%の女性たちが目的別にSNSを使いこなす!5大SNSと呼ばれるLITFY『リトフィ』は生活必需ツール

92.8%の女性たちが目的別にSNSを使いこなす!5大SNSと呼ばれるLITFY『リトフィ』は生活必需ツール

2021年2月10日

住まい・暮らし

女性トレンド総研

コロナ禍を境に、明らかに「モノの価値から目に見えない情報が価値」の時代へと変わったといえるだろう。女性たちにとってLINE、Instagram、Twitter、Facebook、Youtubeの5大SNS『LITFY(リトフィ)』は、すでに生活必需ツールとして浸透している。そんな時代の流れの中、女性消費者たちはどのようにSNSを使い分けているのか調査した。



※LITFY(リトフィ)とは…LINE/Instagram/Twitter/Facebook/Youtubeの5大SNSの頭文字をとった総称のこと。株式会社ハー・ストーリィ命名。

 

目次

1.SNSを使う目的や使い方について教えてください

 1.1.Q.SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使用していますか?

 1.2.Q.どんなSNSを利用していますか?

 1.3.Q.SNSをどのように利用していますか?具体的に教えてください。

 1.4.Q.あなたはSNSでどのような情報や投稿に対して興味・関心を持ちますか?具体的に教えてください。

 1.5.Q. SNSを使用していない方に質問です。あなたは今後SNSを利用したいと思いますか?

  1.5.1.Q. SNSを利用しない具体的な理由を教えてください。

 1.6.Q. SNSに掲載されている情報をきっかけに、実際に商品やサービスを検索したり、詳しく調べた経験はありますか?

  1.6.1.Q.それは主にどこで検索したり、詳しく調べたりしていますか?

  1.6.2.Q.SNSをきっかけに実際に作ってみたもの、購入した商品、利用したサービスを教えてください。

 1.7.Q.あなたは、企業・店舗のSNSアカウントを「友だち追加」や「フォロー」していますか?

 1.8.Q.企業・店舗のSNSアカウントとつながるきっかけはどこからですか?

 1.9.Q.企業・店舗のSNSアカウントとつながる上で重要視するポイントは何ですか?

 1.10.Q. SNSで参考にしているアカウントやお気に入りアカウント、おすすめしたいアカウントがありましたら教えてください。

2.まとめ

3.調査概要

 

■SNSを使う目的や使い方について教えてください

 

Q.SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使用していますか?

 

SNSを利用しているとの質問に対して「はい」は92.8%。SNS(LINE、Instagram、Twitter、YouTube、Facebook、TikTokなど)の利用は今や当たり前となっている。


年代別にみると、10~20代は100%が利用。30代以降は、年代が上がれるにつれて利用率が下がる。とは言えども、60代以上でも75%の人がSNSを利用していると回答。企業でのSNS活用はすでに必須と言える。




 

Q.どんなSNSを利用していますか?

 

LINEは全体の利用率90.3%と圧倒的シェアを占め、年代別に見た場合も、各年代でLINEが1位となっている。このことからLINEでの訴求は幅広い年齢の女性消費者を対象とできることが分かる。


また、YouTubeの利用率は10代では100%だが、年代が上がるにつれて下がり60代以上では47.6%となっている。Twitter、Instagramは30代以下での利用率が70%以上と高い。


そのため、YouTube、Twitter、Instagramは若年層へのPRに効果的といえる。Facebookは48.0%~61.9%と年代差が少なく安定した利用率だ。




 

Q.SNSをどのように利用していますか?具体的に教えてください。

 

LINEは身近な友人や家族との連絡用、Facebookは昔の友人や海外の友人、年長の知人の近況を知るため、Instagramは最新情報の収集や自分の発信用、Twitterは趣味のやり取りや企業キャンペーンへの応募用など、各SNSを用途別で使い分けている様子が分かった。


特に企業とユーザーがつながりやすいのは、LINE・Instagram・Twitterと推測される。キャンペーンへの応募や企業の新商品情報取得などを目的に企業アカウントとつながっているとの回答が見られる。また、検索手段としてSNSを使うとの声もある。




 

Q.あなたはSNSでどのような情報や投稿に対して興味・関心を持ちますか?具体的に教えてください。

 

趣味のコスメやペット関連の投稿、カフェやレシピなどのグルメ情報、好きなアーティスト情報など、興味関心は多岐にわたる。


だが、新商品・期間限定商品の情報、ニュース速報などの回答から、SNSには新規性や即時性を求める姿が見られる。また、企業の新商品やキャンペーン情報に関心を持つとの声もあり、ユーザーが積極的に企業や店舗の情報をチェックしていることが分かる。このことからも、企業側もSNS運用には力を入れるべきと言える。




 

Q. SNSを使用していない方に質問です。あなたは今後SNSを利用したいと思いますか?

 

現在SNSを使用していないと回答した人は、全員が今後もSNSを利用したいと考えていないことが分かる。



Q. SNSを利用しない具体的な理由を教えてください。


使用しない理由は「面倒くさい」が多数。

その他の回答は、「スマホ・携帯電話をもっていない」「個人情報が心配」「忙しくて利用する時間がない」など。




 

Q. SNSに掲載されている情報をきっかけに、実際に商品やサービスを検索したり、詳しく調べた経験はありますか?

 

SNSに掲載されている情報をきっかけに、商品やサービスを検索したり、調べたりした経験がある人は64.3%。


特に30代以下では7割以上がSNSをきっかけとした検索経験があると回答。若年層がSNSを頻繁に利用し、その内容を主体的に取り入れようとしている様子がうかがえる。



Q.それは主にどこで検索したり、詳しく調べたりしていますか?


過半数の59.4%が、SNSに掲載されている情報をきっかけに、実際に作ってみたり、商品を購入したり、サービスを利用したなどの経験があると回答。


年代別で見た場合も、どの年代でも半数以上の人がSNSをきっかけに、作ってみたり、商品・サービス購入したりしていることが分かる。SNSを通したターゲット層へのアプローチは効果的と考えられる。




Q.SNSをきっかけに実際に作ってみたもの、購入した商品、利用したサービスを教えてください。


女性たちにとって、SNSでの料理(食品)や美容(コスメ)訴求は効果が高いことが分かる。

また、「オンラインセミナーに参加」「ヘッドセットを購入」「子ども用の知育オンライン教材を契約」との回答から、コロナ禍により生活がオンライン化したと言える。




 

Q.あなたは、企業・店舗のSNSアカウントを「友だち追加」や「フォロー」していますか?

 

企業・店舗のSNSアカウントを「友だち追加」や「フォロー」している人は78.7%。10代は100%が企業アカウントとつながっている。年代が上がるにつれて、友だち追加(フォロー)率は下がるものの、50代でも75.9%の人が友だち追加(フォロー)していると回答。


企業アカウントに対する拒否感はほぼないと言えるだろう。このことからも、SNSを媒介とした女性客への商品・サービス訴求は有効と考えられる。




 

Q.企業・店舗のSNSアカウントとつながるきっかけはどこからですか?

 

企業・店舗のSNSアカウントとつながるきっかけを問う設問では、回答が多い順に「実店舗・ショップ」62.6%、「SNSキャンペーン」54.0%、「WEBサイト・記事コンテンツ」49.7%という結果が出た。


年代別に見た場合、10代・20代では「WEBサイト・記事コンテンツ」や「SNSキャンペーン」など、WEBからの誘因がトップになっており、Z世代・ミレニアル世代のWEBやSNSとの親和性の高さがうかがえる。


これに対して、30代以降では、「実店舗・ショップ」が一番多く回答を集めている。10~20代はオンラインで、30代以上はまずオフラインでなど、ターゲットの年代によって訴求方法を変えることが必要だ。




 

Q.企業・店舗のSNSアカウントとつながる上で重要視するポイントは何ですか?

 

企業・店舗のSNSアカウントとつながる上で重要視するポイントとして上がったのは、上位から順に、「買いたいものの情報が得られる」、「役立つ・勉強になる・参考になる」、「最新情報やトレンド情報が得られる」である。


この上位3項目はどの年代でもTOP3に入っていることから、女性消費者が年代に関係なく重要視するポイント言える。企業がSNSアカウントを運用する際に意識することが大切だ。




 

Q. SNSで参考にしているアカウントやお気に入りアカウント、おすすめしたいアカウントがありましたら教えてください。

 

料理系アカウントや、雑誌系アカウント、芸能人、インフルエンサーのおすすめが目立つ。その中でも「おいしい」料理を投稿するアカウントは特に人気がある。


また、投稿が「楽しい」からおすすめしたいとの意見も。SNSでは消費者との距離感が近く楽しいアカウントが好感をもたれると推測される。





■まとめ

今回の調査で、生活必需品となっている5大SNSを女性たちはどのように使い分けているのかが浮き彫りとなった。それぞれのSNSにははっきりとした住み分けがあるようだ。

女性たちは日常の暮らしに少しでも生かせる情報を求めている。

企業のSNSは、そんな女性の立場に立って「役立つ情報」に変換させる発信が重要のようだ。




■調査概要

【調査期間】 2020年11月27日~12月3日

【調査方法】 インターネット調査

【調査対象】全国223人(女性)

【お問い合わせ】https://herstory.co.jp/contact


 

日野佳恵子

株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。

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