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【女性ターゲットのメーカー必見】女性の購買意欲を刺激する10のキーワードとは?(後編)

女性視点マーケティング戦略コラム vol.4


女性視点マーケティング戦略コラム


女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第4回目は、前回に引き続き、女性の買いたい!という気持ちを刺激する10のキーワードについてお話をします。

前編を読んでから当記事を読むことをおすすめいたします。


HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、

女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。

ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。


 

女性の購買意欲をかきたてるキーワード⑥みんなと(シェア)


誰かと分かち合うための買物です。友人と会うから配りやすい物、持ち歩きやすい物などを考えて選択する買物です。女性は年中行事に限らずギフトをするという行動が男性より強くあります。自分がもらってうれしいものを他人と分かち合いたい、という気持ちです。シェアしたり、配ったりは、女性によくみられる行動です。ちょっとした買いやすいサイズ、配りやすい工夫をした商品を作ると「定番」になりえるかもしれません。


女性の購買意欲をかきたてるキーワード⑦役立つ


自分以外のあれこれ家族や周囲の人のことを考えて行動するため、一つの要素だけではなくほかにも使えるなど、様々な場面に使える便利な物を選ぶ買物です。買物をしながら、「そういえば息子の学校に必要なものがあった」「義母が喜ぶかも」「子ども会の会長が来週、誕生日だ」などなど頭の中に複数人が閃いてきます。そのため買物は決め打ちの目的買いの部分と、たまたま目に入って「そういえば」と思い出し買いの両方があるのが女性の買物です。誰に向けてどんな風に使うと便利か、アイディアや工夫、シーンがかわるとこんな使いかがでるなどの情報が多いほど買う気になります。


女性の購買意欲をかきたてるキーワード⑧特別


大切にされたい、自分をほめたい、ご褒美があるとがんばれる、など特別な扱い、やサプライズ、大事された感の得られる買物です。女性は買物中でも常に頭の中に、誰に対してどんな風に渡すと嬉しくて、どんな風にすると嬉しくないか、を自分ごととして想像するため「商品」の良さだけではなく、その商品をどうしたら特別にできるか、などの提供方法まで情報として渡すと「特別」なイベントを自ら考えて、自分の何かの節目や、友達の誕生日を

祝うなどで活用します。女子会は参加者の誕生日など「特別感」の演出を工夫した集いがよく見られます。


女性の購買意欲をかきたてるキーワード⑨旬と色


季節感はその時、その瞬間の限定感が得られるため新鮮さが得られます。春なら桜色、秋なら紅葉色など季節を表す色や形に惹かれてしまいます。女性向けの商品を得意とするメーカーや店舗は、季節感を取り入れることは鉄板です。「今年は〇〇だからこの色」とメッセージとともに「新鮮感」「トレンド感」を作って発売します。女性には、同じ商品を季節感を捉えて楽しみ方や色合いを変えるだけでも「変化」して見えるため年間を通じて頻度をあげた売上を作りだすことが容易にできます。クリスマスコフレ(クリスマス限定の化粧品)など季節と紐づいたキャンペーンが多いのは圧倒的に女性モノです。


女性の購買意欲をかきたてるキーワード⑩つながる(クチコミ)


他人との関係構築のための買物です。「クチコミ」「話題」の入手消費です。タピオカブーム、チーズタッカルビなど食の過去のブームのほぼすべては、誰かに教えたい、という行動です。

また、母の日や子どもの日、誕生日や入学式、クリスマスやハロウィンなど実に多くの場面で買物をしています。すべては周囲との関係を構築し維持し良好な関係をよりよく発展させるための買物です。


今号の女性視点マーケティングのポイント

  1. 女性に響く10 のキーワードを自社の商品に当てはめて、誰のために、何のためにどんな風に、どこで提供できるか、という「女性消費者視点での検討➡選択➡購入➡購入後まで」の道筋を立ててみよう。

  2. 女性は複数の場面に転用できるほうが買う気になる。自分以外の友人、家族のための消費も同時に考えているため、場面、使用シーンが異なる使い方等を複数用意。想像が広がり、買う理由が見つけやすくなる。


次回は、クチコミと女性同士の縁の関係性について解説します。クチコミマーケティングへの理解がさらに深まる内容です。


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日野佳恵子

株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。


 

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