【2025年女性トレンド総括】キーワードは「デジタルの手間代行」「五感リアル体験」「人の温もり需要」
- 女性インサイト総研
- 8 時間前
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~加速するAI活用と、その反動による「リアル・人の温もり」需要が鮮明に~

女性インサイト総研を有する株式会社ハー・ストーリィ(本社:東京都世田谷区、代表取締役:日野佳恵子)は、2025年の女性消費行動を振り返る調査結果を公開しました。2025年はデジタル技術、特にAIの浸透が女性の生活に大きな影響を与え、利便性を追求する一方で、その反動として「リアルな体験」や「アナログな温もり」を求める動きが加速した1年となりました。
◆デジタルによる手間代行-「AI頼み」による消費の効率化
情報過多の中で、日常的な手間をAIが代行したり、AIに「選択」を委ねることで、生活を賢く最適化する行動が定着しました。

「選択の負担代行」が定着:膨大な選択肢から自分に合う商品を探し出す手間をAIに委託。「買い物の失敗」を防ぐためにAIによるレコメンドを活用する動きも強まりました。
デジタルを活用した体調管理:スマートウォッチ等で自身の体データを無意識に記録・可視化し、AIが分析。リアルな健康管理へつなげる「手間いらずのセルフケア」が浸透しました。
日常のコミュニケーション代行:献立の相談やおしゃべりAIの活用、さらにはシニア層の孤独解消ツールとしてもAI利用が大きく拡大しました。
◆五感リアル体験-「デジタル疲れ」の反動
デジタル社会が加速する一方で、スクリーン越しでは得られない体験への価値が高まりました。

五感フル活用のエンタメ需要:視覚や聴覚だけでなく、触覚・味覚・嗅覚のすべてを使って楽しめるリアルなイベントやワークショップへの関心が高まっています。
デジタルデトックスの浸透:あえてデジタルから離れ、リラックス効果やリアルな体験の質を重視する「デジタルデトックス」を意識した行動が目立ちました。
◆人の温もり需要-「人の温もり」とアナログへの回帰
効率的なデジタルとは対照的な、人の手による工程やアナログな質感が支持されました。

「せいろ」調理の大ブーム:手軽でヘルシーなだけでなく、立ち上る湯気や木の香りといった「ライブ感」と「人の手の介在」を感じる調理法が注目されました。
「編み物」ブームの再燃:100均の毛糸が売り切れるほどの人気となり、自分の手で時間をかけて作る工程が楽しまれています。
アナログメディアの復権:レコードカフェの流行や、シール交換ブームなど、手に触れられるモノへの愛着が強まっています。
◆加速するデジタル社会と、その反動によるリアル体験の価値化
2025年は、AIなどのデジタル技術を賢く利用して「手間」を省き、そこで浮いた時間とエネルギーを「質の高いリアルな体験」や「本質的な価値」に投資するという、女性たちの消費のメリハリがより明確になった年でした。
今回の調査レポートをまとめた資料は無料でダウンロードできます。資料には、2025年に紹介したトレンドアイテムの解説も収録しています。
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◆女性インサイト総研 株式会社ハー・ストーリィについて
私たちは、女性顧客の「誰かを想う購買」を科学する唯一の研究機関です。WIM理論(ウィム)を基盤に、女性の感情の中に潜む“買うスイッチ”を見つけ企業と顧客の関係を再設計するコンサルティング会社です。
【会社名】株式会社ハー・ストーリィ https://www.herstory.co.jp/
【所在地】〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋1-37-8 ワコーレ三軒茶屋64ビル 3F
【TEL】03-6805-3743
【事業内容】女性インサイトマーケティング™(WIM理論)の普及/コンサルティング/研究調査/専⾨情報出版/マーケティング⽀援/⼈材育成⽀援
【設⽴】1990年8⽉20⽇
【代表取締役】⽇野 佳恵⼦




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