株式会社千趣会イイハナ、株式会社ブリヂストンが参加。企業×女性消費者の座談会レポート
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更新日:22 時間前
参加企業:株式会社千趣会イイハナ、株式会社ブリヂストン

世帯による「意見の違い」を目の当たりにする座談会
「良かれと思って訴求した機能が、ターゲットに全く響かない」
「ターゲット外だと思っていた層に、意外なニーズがある」
マーケティングの現場で起こるこうしたズレを、データ上の数字ではなく、目の前の「事実」として突きつけるのが本座談会の目的です。
今回は、フラワーギフトを扱う株式会社千趣会イイハナ、タイヤメーカーである株式会社ブリヂストンの2社が参加しました。
独身・共働き・子育て・シニアといった世帯状態(女性交点クラスター)ごとに、自社の商品やサービスをどう評価するのかを直接比較し、「自社の商品を本当に求めているのは誰か」を検証。 世帯ごとの生活環境による「本音の差」を体感しながら、ターゲット像をより具体的に捉える実践的なヒアリングを行いました。

今回参加した女性モニターのグループ分け(ABCの各5名×3グループ)。
当日のヒアリング内容
当日は、各社の担当者が立ち会い、モニターとの対話を通じて現状の課題や方向性を確認しました。商品コンセプトや広告表現、アプリの使い勝手など、それぞれのテーマについて意見を交わしながら、世帯属性によって「熱量」や「判断基準」がどのように異なるのかをダイレクトに把握しました。
1. 【フラワーギフト】株式会社千趣会イイハナ

テーマ:花ギフトに対する本音を知る/花が入り込める新しいシーンを探る

花に対する意識やギフト利用の実態についてヒアリングを実施しました。
参加者からは、「花をもらうと嬉しい」「家が華やかになる」といったポジティブな声が多く聞かれた一方で、日常的に花を購入したり、ギフトとして贈ったりする機会は限られている実態が見えてきました。
また、ネットで花を購入する際には、「写真どおりの商品が届くのか」「鮮度は大丈夫か」「サイズ感や色味がイメージと違わないか」といった品質面への不安も多く挙がりました。安心して購入できる情報提供や、商品の品質に対する信頼感を高める工夫が、オンラインでの購入を後押しするポイントになることがわかりました。

特に、乳幼児期・児童思春期・青年成人期の子どもを持つママグループでは、子育てという共通のライフステージを背景に、「母の日」「幼稚園・学校での行事」「子どもへのプレゼント」など、生活シーンに根差した花やギフトの利用について活発な意見交換が行われました。実体験をもとにした会話の中から、花が入り込める新たなシーンや、生活者が花を贈るきっかけとなる場面について、多くの気づきが得られました。

(左から)事業運営部 商品企画・運営チーム 主任 依岡様、 販売戦略部 制作・CRMチーム マネージャー 宮本様、
代表取締役社長 大久保様 、事業運営部 商品企画・運営チーム マネージャー 根崎様
株式会社千趣会イイハナの担当者様からは、「ママ世代同士の交流など、消費者の生活実態を起点としたコミュニケーション・戦略について、改めて検討するきっかけになった」との感想をいただいています。
2. 【タイヤメーカー】株式会社ブリヂストン

テーマ:タイヤに対する女性のニーズと、オンラインストアでのタイヤ選びを探る

タイヤに対する関心や知識、普段の運転状況などについてヒアリングした上で、ブリヂストンタイヤオンラインストアを実際に操作してもらい、タイヤ選びから購入画面までの使い勝手を確認しました。
参加者からは、「タイヤの推奨交換時期を知らない」「自分の車種はわかるが、タイヤのサイズまではわからない」「価格の相場がわからないため、高いのか安いのか判断できない」といった声が聞かれました。また、タイヤ交換については、ディーラーから点検時に勧められたら交換するという人も多く、ディーラー以外でタイヤを購入するという選択肢が十分に浸透していない実態も見えてきました。

一方、子育て世代をターゲットにPRしている「フィネッサ」については、「雨の日でも止まりやすい」「平均的なタイヤよりも長持ち」「乗っていても静か」といった具体的な表現がわかりやすく、商品の特徴をイメージしやすいという好意的な意見が多く聞かれました。スペックや数値だけでは伝わりにくい商品の価値も、生活者が具体的な利用シーンをイメージできる言葉に置き換えることで、理解や関心につながることがわかりました。

(左から)商品企画本部 消費財商品企画部 石毛様、 PCソリューション事業本部 PCソリューション事業企画開発部 附田様、 技術サービス本部 消費財技術サービス部 藤原様
株式会社ブリヂストンからは、タイヤそのものに関心や知識がない女性が多いことは想定していたものの、実際の利用頻度や、誰がタイヤのメンテナンスや購入を担っているのかなど、生活者の利用実態を直接聞くことができたことが良かったとの声をいただきました。また、「フィネッサ」についても好意的な反応が得られたことから、今後のコミュニケーションを考える上で有意義なヒアリングになったとの評価をいただいています。
主催者の視点:生活者のリアルな声から、商品・サービスの新たな可能性を発見
今回の座談会の価値は、企業が生活者と直接対話することで、自社が想定していたターゲットや商品・サービスの価値を、その場で検証できる点にあります。
フラワーギフトとタイヤという異なるテーマでヒアリングを実施しましたが、共通して見えてきたのは、世帯状態(クラスター)によって、商品に対する関心や知識、購入のきっかけ、判断基準が大きく異なるということでした。
「花は好きだけれど、購入する機会は少ない」「タイヤについては詳しくないため、何を基準に選べばよいかわからない」といった生活者の率直な声を聞くことで、企業側だけでは見つけにくい課題や、商品・サービスの新たな可能性が見えてきます。
アンケートの数字だけでは捉えにくい生活者の本音や行動背景を直接聞くことで、ターゲットの理解を深め、商品開発やコミュニケーション、販売戦略の改善につながる具体的なヒントを得ることができます。
市場の数字を生活者の実感へと解像度高く捉え、より精度の高いマーケティング戦略へつなげる。本座談会は、企業と生活者をつなぐ貴重な対話の場として、今後もさまざまな企業を支援してまいります。

企業様からのお土産
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