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【女性ターゲットのメーカー必見】女性特有のコミュニケーション「女縁」とクチコミの関係(前編)

女性視点マーケティング戦略コラム vol.5


女性視点マーケティング戦略コラム


女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第5回目は、女性の人生から考える女性特有の縁である「女縁」とクチコミがどのようになされていくのかお話しします。クチコミマーケティングへの理解がさらに深まる内容です。


HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、

女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。

ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。


 

女性は人生を通じて、多くの「女縁」を持つ


女性は人生を通じて持つ縁である「女縁」は、女性それぞれの生活や暮らしに密着して幅広く存在し、その数は年齢に比例して増えていきます。


それは一般的にイメージする友人知人や親友というような縁とか、人脈といわれる利害や有益に関わる縁だけではありません。女性特有の生活をしていく上で女性同士として関わりをもつことで、生きやすさやときには生きづらさを持ちながらも付き合っていく縁のことです。


一人の女性のライフコースを考えてみましょう。女性の人口のうち、最も多いライフコースのパターンは、就職し、結婚し、出産し、子育てをし、親の介護なども経験するというケースです。このライフコースの場合、大きく5つの縁が広がることが分かります。


「女縁」はSNSなどによって、年々広がっていく


今はSNS が当たり前になり、新しい出会いから維持管理(と思っていなくても)までも簡易にできるため「女縁」は年々、大きく広がりを見せています。ちなみに「女縁」にはインスタグラマーやユーチューバーのフォロワー数などは入れていません。あくまで「互いが自覚しあえている縁」を基準としています。男性の場合、今も昔も「男縁」は、職場を通じて出会った縁である「職縁」と学生時代や趣味などを通じての縁、「友縁」が中心となります。


女性は本来、クチコミが好きです。そのため多数の「女縁」をもっていることで、情報伝達があっという間に広がりやすいのです。


これは本能的なDNAで、筋力やパワーのない女性が妊娠や子育て期には身や子を守りながら生き抜くためには、周囲に助けてもらいながら集団の中で寄り添って支え合っていく必要があるからです。これが「女縁」なのです。


子どもが小さいときに何かと助けてくれる存在は、「女縁」の力が大きいです。子どもがいるいないは別として、女性たちは子どもの頃から、無意識下で、クラスの女子同士で行動するなど「女縁」づくりをしています。また、周囲と関係をよくしようと行動するため、コミュニケーションを活発にします。おのずとそのコミュニケーションの中で、さまざまな情報交換が行われているのです。


女性は「女縁」カテゴリ別にテーマや話題を変えて関係維持する


女性は、「女縁」の相手の共通テーマに合わせて関心事の話題を変え、その場、その時、その相手に合わせて話題を交換します。相手との関係を保つためには、魅力的な話題、情報、ネタを手土産にする必要があります。もちろん現品のプレゼントも大切です。


こうして「女縁」の集いには、手土産のお菓子やケーキが定番となります。


女性は、クチコミを積極的にし、旬の話題を伝え合い、その使い勝手やよりよい使い方などを教え合います。ときにおせっかい行動で相手の役に立とうとすることもあります。


子どもが泣き止む方法、好き嫌いなく家族が食べてくれる調理法、おいしく保存できる容器のメーカーや売場、夫婦生活から親との良好な関係づくりに至るまで、その話題は多岐に広がるります。その情報を受け取った側もさらに次へと内容をバージョンアップさせて渡していくため、もとの話題は加工され、すさまじい勢いで進化していくのです。また同じような悩みを持つ女性たちに伝えることを使命として話題はシェアされるのです。


今号の女性視点マーケティングのポイント

  1. 女性は「女縁」別に共通のテーマや話題を変え関係性を維持する

  2. 女性は「女縁」グループを通じてクチコミ拡散する。

  3. 交換された情報は、バージョンアップされ進化しさらにシェアされる。


次回は、女性の人生の中で存在している5つ「女縁」と口コミの関係性について、さらに詳しくお話しします。


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日野佳恵子

株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。


 

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