ギフト交流消費は約9割! 女性インサイト総研がギフト市場についての本音調査を公開キーワードは“日常” 身近になるギフト市場
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ギフト交流消費は約9割! 女性インサイト総研がギフト市場についての本音調査を公開キーワードは“日常” 身近になるギフト市場


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HERSTORYが運営する女性インサイト総研は2023年11月10日発刊のHERSTORY REVIEW12月号内にて「ギフト市場についての女性の本音調査」の結果を公開しました。




■ギフト市場規模は約10兆円!増加するカジュアルギフト


日本におけるギフト市場規模は2022年の矢野経済研究所の調査によると、2021年10兆1,165億円、2022年10兆5,340億円(見込)、2023年10兆6,670億円(予測)と比較的安定して推移しています。しかし、その内訳を見るとフォーマルギフトが減少傾向にあるのに対し、カジュアルギフトが増加傾向にあります。フォーマルギフトとは、お中元やお歳暮、結婚祝い、新築祝いなどを指し、カジュアルギフトとは誕生日やクリスマス、父の日や母の日の ギフトを指します。コロナ禍で直接会うことが難しい状況をきっかけにして、親しい相手へのコミュニケーションの1つとして日常的にプチギフトを贈りあう習慣が根付いたのではないでしょうか。

日本では、古くから贈答文化が根付いており、いままではお中元やお歳暮といった儀礼的なものが主流でした。 しかし近年では、インターネットの普及やライフスタイルの変化により、贈答文化にも変化が見られます。 特にSNSを介してギフトを贈ることができるソーシャルギフトは、イベント等に関係なく日常的に贈り合うツールとして若年層を中心に活用されるケースが増えています。


ギフト交流消費は約9割


Q.直近一年間に、何回程度プレゼント・贈り物をしていますか。
直近一年間に、何回程度プレゼント・贈り物をしていますか。

一年以内に9割以上の女性たちは贈り物をしているという結果でした。独身女性と40歳以上の子どもがいない夫婦では贈る頻度が低くなる傾向が見られた他、65歳以上のセカンドライフ層では1年以内に100%が贈り物をしており、半数が6回以上の贈り物を行っていたことも分かりました。

このことから、贈り物のインセンティブを提供することや、一人女性が気軽に参加できるコミュニティやイベントを開催などが有効な施策だと考えられます。


Q.直近一年に、どのようなときにプレゼント・贈り物をしましたか。当てはまるものを全て教えてください。

直近一年に、どのようなときにプレゼント・贈り物をしましたか。当てはまるものを全て教えてください

母の日は20代、30代では約7割が実施していました。特にヤング夫婦、 乳・幼児期ママでは8割近くが実施しており、結びつきの強さを表しています。クリスマスプレゼントは子どもをもつ女性たちとヤング夫婦で多く実施されていました。特に児童・思春期ママでは8割が実施しており、シングルや子どもがいないミドルの夫婦層では低くなる傾向となりました。誕生日プレゼントは世代ごとに大きな違いはなく、全体でおよそ8割が実施しています。ライフイベントが多くない20代前半までのプレ社会人では誕生日のプレゼントが約9割。ライフイベントギフトとしては誕生日プレゼントを最も重視している結果となりました。ヤング夫婦、乳・幼児期ママでは結婚、出産、転居などのライフイベントについては、全体に比べ、10ポイント程度多くなっています。

また旅行のお土産はおよそ6割が贈っていることが判明。属性別では児童・思春期ママが約7割と1割以上高いという結果になりました。旅行についての頻度は児童・思春期ママが全体に比べ高いわけではなかったことから(当社2022年2月 実施調査より)、児童・思春期ママの間では旅行のお土産がコミュニ ケーションを円滑にするツールの一つとなっている可能がありそうです。



Q.プレゼントの購入として利用する場所や利用するものをすべて教えてください。

◾️プレゼントの購入として利用する場所


プレゼントの購入として利用する場所

◾️プレゼントを贈る方法として利用するもの

プレゼントを贈る方法として利用するもの

購入場所、贈る方法としてもプレ社会人、ヤング夫婦、乳・幼児期ママはソーシャルやネットを活用した手段をとっていることが分かります。65歳以上のセカンドライフ層では「相手先の住所へ発送」が約7割という結果でした。このことから送り先の住所を簡単に入力・保存できるようなサービスの提供や、スマホやパソコンの操作が不慣れな方向けに、デジタルギフトの受け取り方や送り方をわかりやすく解説したガイドや動画を提供や、何を贈れば良いか悩んでいる方向けに、専門のアドバイザーやAIがギフトの選択をアドバイスしてくれるサービスなどが解決策として有効だと言えそうです。



Q.直近一年の、ソーシャルギフトの利用頻度を教えてください。
直近一年の、ソーシャルギフトの利用頻度を教えてください。

プレ社会人、ヤング夫婦、乳・幼児期ママでは、1年以内にソーシャルギフトの使用経験が6割〜7割ありましたが、40代以降になると使用率は減少している傾向です。「操作に慣れていない人には贈れないことが困る」との声もありました。解決の施策案としてはソーシャルギフトの利用方法を教える無料セミナーやワークショップを開催

したり、ユーザーインターフェースとユーザーエクスペリエンス (UI/UX)の最適化、初回利用時割引やポイント制度の導入など、ソーシャルギ フトを試してみるきっかけを提供するなどが考えられます。


HERSTORY REVIEW ギフトについての女性の本音調査概要

調査期間:2023年10月4日〜2023年10月11日

調査方法:インターネット調査

調査対象:15歳以上の女性920人

調査会社:株式会社ハー・ストーリィ https://www.herstory.co.jp/


HERSTORY REVIEWについて

女性インサイト総研が日本女性の消費動向、市場の最新トレンドを毎月追いかけており結果の月刊レポートを展開し各企業のマーケティングに幅広く活用いただいています。本リリースの調査の詳細は12月号のHERSTORY REVIEWをぜひご覧ください。


▼お試しキャンペーン実施中 https://www.shop.herstory.co.jp/campaign1month

期間:2023年11月10日〜11月30日 定期購読にお申込みいただいたお客様は、HERSTORY REVIEW最新号(2023年12月号)を無料試読できるキャンペーンを実施中。試読後のご解約も可能ですので、「一度読んでみたかった」「内容に興味がある」方はこの機会にぜひお申込みください! ※ご解約期日12月5日までに解約のご連絡がなかった場合は自動的に定期購読(有料)が開始します。


https://www.herstoryshop.jp/review-list-new HERSTORY REVIEW12月号(11月10日発行)好評発売中 年間購読税込54,000円(月払5,500円)

12月号トピック:

・「ギフト交流消費」9割 日常に贈り合う新習慣へ

・Case1 株式会社マグスタイル「BIRTHDAY BAR(バースデイ・バー)」

・Case2 LINEヤフー株式会社「LINEギフト」

・キーワードは、「日常」 身近になるギフト市場 ・ネットと実店舗を併用!女性たちのリアルなギフト選びをインタビュー ・女性10ペルソナのトレンドワード HER TREND


HERSTORYについて

「100年残したい日本の会社(扶桑社)」10社に選出。Forbes Japan女性活躍企業賞 全国第2位を受賞。日本で唯一の女性視点マーケティング®を推進し全ての企業のマーケティングのサポートを実行しながら“あしたのしあわせ”を創造することをミッションしている。 会社概要 会社名:株式会社ハー・ストーリィ Herstory Co.,Ltd. 所在地:〒106-0032 東京都港区六本木5-11-25 鳥居坂アネックス5F TEL:03-5775-1581 事業内容:女性視点マーケティング®事業(研究調査/専門情報出版/マーケティング支援/人材育成支援) 設立:1990年8月20日 代表取締役:日野 佳恵子



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