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  • WELLWOMAN第2期 | 女性インサイト総研HERSTORY

    WELLWOMAN第2期 Cross-industry co-creation phase 2 第2期テーマ プログラム・講師 参加企業様 活動報告 第2期テーマ 「女性ウェルビーイングと新たな企業の価値創出」 2022年5月18日(水)にWELL WOMAN第2期プロジェクトがスタートしました!第2期は、ウェルビーイングをテーマに企業の新たな価値創造を目指し、異業種間での交流をはかりながら視野を広げて社会課題に取り組んでいきます。 各回、活動報告もご紹介いたしますのでご覧ください。 プログラム・講師 女性のウェルビーイングと新たな企業価値創出を目指す全6回+特別講義2回(各回13時~17時) 4/27(水)にオリエンテーション(参加者説明会)を開催します。 |第1回:5/18(水)『企業のソーシャルインパクトと存在意義』 大阪市立大学大学院都市経営研究科 教授 永田潤子 氏 日本で最初の海上保安庁女性幹部、橋下元大阪府知事顧問改革評価委員 ㈱メガチップス 社外取締役 ㈱タニタヘルスリンク顧問 (公財)国際人材交流支援機構理事 一般社団法人女性の実学協会理事 株式会社ハー・ストーリィ代表取締役 日野佳恵子 女性視点マーケティング専門家。消費の8割を占める女性特有の消費行動を研究し、多くの企業にコンサル ティングを行う 著書「女性たちが見ている10年後の消費社会」ほか 一般社団法人女性の実学協会代表理事 |特別講義:6/1(水)『女性健康に関わる専門ドクターの特別講義&質問会』 女性ライフクリニック院長 産婦人科医師 医学博士 対馬 ルリ子 氏 東京大学医学部産婦人科学教室入局。女性のための生涯医療センターViVi初代所長。2002年現・クリニック銀座を開院。「女性医療ネットワーク」を設立。全国450名の女性医師・女性医療者と連携して活動。 一般財団法人日本女性財団 代表理事 |第2回:6/8(水)『女性のウェルビーイングを巡る現状と課題』 日経BP 総合研究所主任研究員 メディカル・ヘルスラボ 米川瑞穂 氏 日経BP入社後、日経ビジネスの同梱ライフスタイル誌やWEBメディアの編集を行う。2017年から2020年まで女性向けライフスタイルサイト『NikkeiLUXE』編集長を経て現職。 一般社団法人 放送サービス高度化推進協会 常務理事/日本女性ウェルビーイング学会代表 笹尾敬子 氏 女性総合職第1号として日本テレビ放送網株式会社入社後、記者やキャスターを経て経営企画部長やコンプライアンス推進室長を歴任。一般財団法人日本女性財団の設立発起人でもあり現在、日本女性ウェルビーイング学会の代表を務める。 |第3回:6/29(水)『世界と日本で考える。女性の社会課題とビジネス創出』 Femtech Community Japan 創業者 皆川朋子 氏 外資ITコンサルティングや独立系戦略コンサルティングファームの執行役員、人工知能ベンチャー取締役・事業責任者に従事した後、独立系VCグローバル・ブレインに参画、スタートアップへの投資・事業成長の支援を行う。関心領域は、Fintech、Insurtech、Deeptech、女性ヘルスケアのFemetch領域など。2021年3月、Femtech Community Japan創業。 株式会社Cradle代表取締役社長/東京藝術大学デザイン科 准教授/アーティスト スプツニ子! 氏 マサチューセッツ工科大学(MIT) メディアラボ助教、東京大学大学院特任准教授を経て、現在は東京藝術大学デザイン科准教授に就任。VOGUE JAPAN ウーマンオブザイヤー2013など数数の賞を受賞するとともに、2014年はFORBES JAPAN 「未来を創る日本の女性10人」、2017年世界経済フォーラム「ヤンググローバルリーダーズ」、2019年TEDフェローに選出。 |特別講義:7/6(水)『商品・サービスアイデアの種を見つける』 キリンホールディングス株式会社 Kirin Well-being Design Lab シニアフェロー 太田 恵理子 氏 1983年キリンビールに入社。マーケティングリサーチ、商品開発などマーケティング全般に関わる。2007年にキリン食生活文化研究所を設立。2020年Kirin Well being Design Labに名称変更。 |第4回:7/20(水)『国内女性の女性特有の悩みの実態とケーススタディ』 株式会社陽と人(ひとびと)代表 小林 味愛 氏 あんぽ柿の製造工程で廃棄される柿の皮を活用したデリケートゾーンケアブランド『明日 わたしは柿の木にのぼる』を立ち上げ。第5回ジャパンメイドビューティアワード優秀賞受賞、サスティナブルコスメアワード2020シルバー賞及び審査員賞ダブル受賞など数多くの賞を受賞。商品の販売に留まらず、女性活躍のための研修など様々な活動を行う。 株式会社エムティーアイ 執行役員 ヘルスケア事業本部 ルナルナ事業部 事業部長 日根 麻綾 氏 エムティーアイ入社後、新規事業立ち上げを経験したのち2012年にルナルナ事業部の事業部長に着任。「カラダと向き合い、あなたに寄り添う。」というブランドビジョンを掲げ、 女性が正しい知識と理解をもってライフデザインをするためのサービスづくりに尽力している。 参加企業様 活動報告 【最終発表会】女性のウェルビーイングから企業の価値創造を目指す発表会~ |最終発表会 3カ月間の集大成!ウェルビーイングをテーマに、女性のウェルビーイングから企業の価値創造につなげるビジネスプラン発表会 最終回では女性たちの社会課題を発見し、ビジネスで解決することを目指し、女性のウェルビーイングから企業の価値創造につなげるをテーマに、2022... 2022年8月31日 【第4回】熱意と想いが大切!事例から見る「女性特有の悩みの実態とケーススタディ」 第4回目は「国内女性の第女性特有の悩みの実態とケーススタディ」をテーマに講義&ディスカッションを行いました。 まずは、伴走講師の永田先生よりやっていることを聞くという視点というよりも誰のどんな課題を解決したいのか?視点(フレーム)を頭におきながらお話を聞くことで、ビジネスの... 2022年7月20日 【特別講義】顧客ニーズを掴むインタビュー&インサイト 7/6(水)に「顧客ニーズを掴むインタビュー&インサイト」をテーマに、キリンホールディングス株式会社の太田恵理子氏をお招きして特別講義を実施しました。 前半は顧客ニーズを掴むためインタビューやインサイトについての講義を受け、後半はワークショップ形式で受講者参加型で実施いたし... 2022年7月6日 【第3回】世界と日本で考える女性の社会課題とビジネス創出 6/29(水)は第3回目。「世界と日本で考える。女性の社会課題とビジネスの創出」をテーマに講義&ディスカッションを行いました。 今回は世界と日本を相対比較しながら日本の現状と課題を見つめ、女性のウェルビーイングの課題の深堀、商品開発やサービス開発の種を見つける回。... 2022年6月29日 【第2回】生理症状で仕事の生産性は6割に!調査データから見るウェルビーイング |「女性のウェルビーイングを巡る現状と課題」 11企業32名が参加するWELL WOMAN第2期プロジェクト第2回が6月8日(水)に開催されました。 第2期プロジェクトテーマは、「女性ウェルビーイングと新たな企業の価値創出」。今回は特別講師2名による講義を実施。「自分にとっ... 2022年6月8日 【第1回】WELL WOMAN 第2期プロジェクトスタート! |第1回テーマ:「企業のソーシャルインパクトと存在意義」 11企業32名が参加するWELL WOMAN第2期プロジェクトが5月18日(水)にスタートしました。 第2期プロジェクトテーマは、「女性ウェルビーイングと新たな企業の価値創出」。今回も、講義&ディスカッションをしなが... 2022年6月7日 【特別講義】今、知っておくべき女性の健康知識 |「女性のウェルビーイングと女性特有の健康」 6/1(水)に「女性のウェルビーイングと女性特有の健康」をテーマに、女性ライフクリニック院長 対馬ルリ子氏をお招きしてウェルビーイング特別講義を実施しました。 女性の生涯にわたる健康課題を知り、個人だけでなく組織、事業に活かして... 2022年6月1日 WELLWOMAN第1期を見る 異業種共創「WELLWOMAN」TOPに戻る お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 女性インサイトセミナー2025 | 女性インサイト総研HERSTORY

    アーカイブ動画配信中! Facebook X (Twitter) リンクをコピー 「トレンドを取り入れ、ペルソナを作り、データも見ているのに、なぜか売れない…」 そんな経験、ありませんか? 本当に売れる施策を生み出すにはデータの裏にある女性たちの"選ぶ理由"を理解することが必要です。本セミナーでは、「最新トレンド × 女性インサイト」の視点から、データだけでは見えない「女性の本音」を知り、トレンドを施策に落とし込むための実践的な手法をお伝えします。 こんな方におすすめです データやアンケートは頻繁に取っているけど活用できていない ペルソナは作ったけど、施策に落とし込めていない トレンドの掴み方がわからない 「選ばれる理由」を見極め、売上につなげたい アーカイブ動画申し込み 動画概要 ■法人クラブ詳細は こちら ■お問合せ先:セミナー事務局( seminar.hs@herstory.co.jp ) 申し込みフォーム アーカイブ申込フォーム ■配信方法 ・お申込時のメール宛に視聴URLをお送りいたします。 ■お振込み/返金に関しての注意事項 ・請求書に明記されている弊社の指定口座にお振込みをお願いいたします。 ・振込人名は 会社名(個人申込の場合はお名前)にてお願いいたします。 ・振込手数料につきましてはお客様負担にてお願いいたします。 ・ご入金いただきました受講料に関して返金はいたしかねます。 ■お問合せ先: セミナー事務局( seminar.hs@herstory.co.jp ) クレジット決済はこちら ■請求書払い専用フォーム 会社名* 部署名* 役職 姓* 名* メールアドレス* 電話番号* ■アーカイブ視聴 申込む(inherstory会員:無料) 申込む(非会員:3,300円税込み ※1名ずつお申し込みください) お問合せ内容 送信 ■クレジット決済専用フォーム/一般申込 会社名 部署名 役職 氏名 電話番号 メールアドレス アーカイブ視聴の申込み * 申し込む 領収書発行 希望する 領収書お宛名 申し込む 「申し込む」ボタンを押すと決済情報入力画面が開きます。

  • 女性顧客数を拡大する秘訣 | 女性トレンド総研HERSTORY

    ペルソナは1つじゃ足りない!誰も教えてくれなかった 3層ペルソナアプローチを公開。女性顧客数を拡大する秘策『メインペルソナ・サブペルソナ・サードペルソナの選び方』 3層アプローチで女性顧客数を拡大する秘訣 無料ダウンロード ペルソナ設定にこんな疑問をお持ちの方におすすめです ■ペルソナを1つに絞ると、市場が限られてしまうのではないか? ■競合も同様のペルソナの場合、どのようにして差別化を図れるか? ■他のペルソナにも潜在的な機会があるかもしれないが、見過ごしてしまうのではないか? 女性顧客数を拡大する秘訣 https://f85fbdd5-33f5-4ff4-a9ef-0df65dd85f71.usrfiles.com/ugd/f85fbd_841a8b3e53724067ba4236c34102bd8e.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 「子どもへの投資惜しまない」8割超 少子化でも好調 伸びるキッズ市場/2023年7月号 | 女性トレンド総研HERSTORY

    急速な少子化の一方で、国内子ども関連ビジネス市場は堅実に成長を続けています。今回の調査で子ども一人当たりの年間教育費は年々上昇、年間教育費はこの30年で10万円以上も増加していることがわかりました。 「子どもへの投資惜しまない」8割超 少子化でも好調 伸びるキッズ市場 無料ダウンロード 資料の主な内容 ・<事例取材>星野リゾート 楽しむだけで終わらない!旅で育む子の成長 ・<事例取材>株式会社グルーヴノーツ 遊び感覚で子供の主体性を引き出す!テクノロジーを学ぶ ・子どもにお金を惜しまない8割超 良い経験のためなら消費を惜しまない親たち ・女性10ペルソナのトレンドワード ▼法人会員クラブinherstoryについて 詳細はこちら 「子どもへの投資惜しまない」8割超 少子化でも好調 伸びるキッズ市場/2023年7月号 https://www.shop.herstory.co.jp/_files/ugd/f85fbd_54e1649c271544628552512087f5f4f6.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • WELLWOMAN第1期 | 女性インサイト総研HERSTORY

    WELLWOMAN第1期 Cross-industry co-creation phase 1 第1期概要 プログラム・講師 参加企業様 活動報告 「WELL WOMAN フェムテック異業種共創プロジェクト」 ウェルビーイングを大きなテーマに「健康経営」×「商品企画」の視点から健康経営における女性活躍推進支援や、新しいフェムビジネス創出を目指す異業種合同参加型プロジェクトです。 ※本プロジェクトの受付は終了しています。第2期は2022年5月開催を予定しています。 開催概要 <参加にあたって> 参加テーマは、「健康経営」「商品企画」いずれかを選択していただきます。 チームは異業種混合です。同じ会社でチームを組むことはイノベーションにつながりにくいためおすすめしていません。新しい視点、異業種とのディスカッションに重きを置いています。 売上の5%を一般財団法人日本女性財団を通じて困窮する女性の健康支援活動に寄附します。 |進行スケジュール プログラム・講師 女性のウェルビーイングと新たな企業価値創出を目指す全6回+特別講義2回(各回13時~17時) 4/27(水)にオリエンテーション(参加者説明会)を開催します。 合同オリエンテーション |第1回:8/25『フェムマーケットの現状と可能性の提示』 大阪市立大学大学院都市経営研究科 教授 永田潤子 氏 (全プログラム伴走講師) 日本で最初の海上保安庁女性幹部、橋下元大阪府知事顧問改革評価委員 ㈱メガチップス 社外取締役 ㈱タニタヘルスリンク顧問 (公財)国際人材交流支援機構理事 一般社団法人女性の実学協会理事 株式会社ハー・ストーリィ代表取締役 日野佳恵子(全プログラム伴走講師) 女性視点マーケティング専門家。消費の8割を占める女性特有の消費行動を研究し、多くの企業にコンサル ティングを行う 著書「女性たちが見ている10年後の消費社会」ほか 一般社団法人女性の実学協会代表理事 合同ワーク |第2回:9/22『女性の生涯を通じた総合的な健康に関する知識』 Naoko 女性クリニック 院長 高宮城直子 氏 東京大学医学部産婦人科学教室入局。女性のための生涯医療センターViVi初代所長。2002年現・クリニック銀座を開院。「女性医療ネットワーク」を設立。全国450名の女性医師・女性医療者と連携して活動。 一般財団法人日本女性財団 代表理事 テーマⅠ/健康経営 |第3回:10/20『健康経営と女性の健康課題解決・パフォーマンス向上』 日本医療政策機構 マネージャー 今村優子 氏 総合周産期母子医療センター愛育病院等で約10年助産師として勤務ののち、女性の妊娠や出産に関する国レベルの政策策定を学ぶためイギリスへ留学。シェフィールド大学にて公衆衛生学修士課程修了(MPH: Master of Public Health)。2017年2月より日本医療政策機構に参画。日本助産師会 国際委員会委員、医療系ベンチャー企業 顧問。2018年度 第22回村松志保子助産師顕彰会 精励賞受賞。 予防医療・栄養コンサルタント 社団法人ラブテリ トーキョー&ニューヨーク代表理事 2011〜2015 ミス•ユニバース•ジャパン オフィシャルトレーナー 細川モモ 氏 氏 10代後半での両親のガン闘病経験から予防医学に関心をもち、渡米。Internaotional Nutrition Supplement Adviser.の資格を取得後、健康食品会社の開発•広報部に所属。アメリカで「DOHaD-生活習慣病胎児発症説-」「最初の1,000日」を知り、医師•助産師•管理栄養士・博士などの専門家から成る母子健康推進を活動目的としたプロジェクトチーム「ラブテリ トーキョー&ニューヨーク」を発足。 テーマⅠ/健康経営 |第4回:『事例から学ぶ成功と失敗からグループ討議・プラン策定』 株式会社ポーラ 人事担当執行役員 荘司祐子 氏 1994年、ポーラ化粧品本舗(現株式会社ポーラ)に入社。営業、販売企画、CRM、営業推進を経て、2017年より、ポーラでは初の女性人事部長、人事担当執行役員に就任。想像力、発想力豊かな人材の育成とお互いを高めあう共創型組織づくりに取り組む。 ダイキン工業株式会社 人事本部 ダイバーシティ推進グループ 女性活躍推進担当部長 池田久美子 氏 1985年4月、ダイキン工業株式会社入社。人事部に配属され、以降、社内報の企画・編集、評価・報酬業務、人事・処遇制度改革プロジェクトでの制度立案・実行、女性活躍をはじめとしたダイバーシティ推進などを担当。中でも、女性活躍推進は足掛け25年にわたって担当し、ライフワークとなっている。2007年11月に管理職に昇進。2015年10月より現職。 テーマⅡ/商品企画 |第3回:10/6『女性のウェルビーイングのためのフェムマーケット創出企画立案』 株式会社サンルイ・インターナッショナル/株式会社Waphyto 代表 森田敦子 氏 フランス国立パリ13大学で植物薬理学を本格的に学び、帰国後、植物研究に基づいた商品とサービスを社会に提供するため、デリケートゾーン&パーツケアブランド「アンティーム オーガニック」の処方・開発や、「ルボア フィトテラピースクール」を主宰。2020年、女性の一生をサポートするトータルライフケアブランド「Waphyto」を立ち上げる。私生活でも42歳で自然妊娠・出産。著書多数。 株式会社Greenspoon 社長室/商品企画 具嶋友紀 氏 GREEN SPOONの商品開発、プロデュース領域を担務。 新卒でサイバーエージェントへ入社後、ABEMAを経てテレビ朝日、NewsPicksでディレクター業に従事。2020年7月よりGreenspoonへ入社。 テーマⅡ/商品企画 |第4回:11/10『事例から学ぶ成功と失敗からグループ討議・プラン策定』 産婦人科専門医 公衆衛生学修士/株式会社Kids Public 産婦人科オンライン代表 重見大介 氏 2010年日本医科大学卒業。現在は診療と並行して、遠隔健康医療相談「産婦人科オンライン」代表を務め、オンラインで女性が専門家へ気軽に相談できる仕組み作りに従事している。また、ヘルスケアビッグデータを用いた臨床疫学研究や、HPV(ヒトパピローマウイルス)と子宮頸がんに関する啓発活動「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」にも携わる。Yahoo!個人オーサー。 トッパン・フォームズ株式会社 研究開発本部 中央研究所 次世代商品開発部長 名和 成明 氏 1996年、トッパン・ムーア株式会社(現、トッパン・フォームズ株式会社)入社。開発研究所 配属。インクジェットやレーザ加工等の要素技術の研究開発、機械設計を経験後、大規模生産設備の仕様構築・実用化に従事。プリンテッド・エレクトロニクスの研究開発グループの組織化を推進し、海外ベンチャーとの印刷有機ELの研究開発に従事。ヘルスケア領域の新事業創出に向け、部門横断でウェアラブルデバイスの開発プロジェクトを発足。わたしの温度®の開発・ブランディング・ローンチを実現。わたしの温度プロジェクトリーダー。次世代センサ協議会 技術委員。 参加企業様 活動報告 【最終回】女性のあした大賞×WELL WOMANフェムテックビジネスプラン発表会 2021年12月8日 【第5回】最終回に向け模擬発表を実施 2021年11月24日 【第4回:商品企画コース】事例から学ぶ・質問会 2021年11月10日 【第4回:健康経営コース】事例から学ぶ・質問会 2021年11月2日 【第3回:健康経営コース】事例から学ぶ成功と失敗話からグループ討議・プラン策定 2021年10月20日 【第3回:商品企画コース】事例から学ぶ成功と失敗話からグループ討議・プラン策定 2021年10月6日 【第2回】ヘルスケアの視点からみた女性のwell-beingの習得と課題の方向性ディスカッション 2021年9月22日 【第1回】フェムマーケット現状と可能性/Well-Beingとは何か? 2021年8月25日 WELL WOMAN 発足イベント ダイジェスト動画公開中! 2021年7月30日 WELLWOMAN第2期を見る 異業種共創「WELLWOMAN」TOPに戻る お問い合わせ CONTA CT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 防災意識が高まった「6割」備えの新価値『日常×キモチ』 | 女性トレンド総研HERSTORY

    能登半島地震をはじめ、相次ぐ災害が日本人の防災意識を変えている。 今回の調査では約6割が「意識が高まった」と回答。特に子どもを持つ家庭や女性の意識向上が顕著だった。防災意識への高まりもあり、備える人も比例していると考えられる。 防災意識が高まった「6割」備えの新価値『日常×キモチ』 無料ダウンロード 資料の主な内容 ・特集:防災意識が高まった人『6割』 備えている人『7割』 ・オンラインインタビュー:いざという時、備えは足りる? 4人のリアルな防災対策に迫る ・企業取材:防災グッズとイベント開催で 「防災」に親しむきっかけを提供 「無印良品の防災~いつものもしも~」/株式会社良品計画 ・日本初! 公民連携で成功 フェーズフリーに特化した拠点作り 防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」/北海道小清水町 ・今月の女性消費者動向:HERTREND ▼法人会員クラブinherstoryについて 詳細はこちら 防災意識が高まった「6割」備えの新価値『日常×キモチ』 https://f85fbdd5-33f5-4ff4-a9ef-0df65dd85f71.usrfiles.com/ugd/f85fbd_3422e93621e3452faa85b02bbb18bb7b.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 5年間で大きな成果を生み出したボランタリーチェーンブランド『くらしモア』のリブランディング。デビュー30周年を見据えたこれからに向けて。 | 女性トレンド総研 HERSTORY

    「くらしにもっと!」をコンセプトに1995年に誕生したくらしモアブランドのさらなる認知度を高めるために、2018年にリブランディングをスタート。ハー・ストーリィでコンセプト開発の依頼をうけました。実行には、お客様に一番近い加盟社店舗や社内で働く女性スタッフが中心となって「くらしモアリブランディング会議」を立上げて学びながら取り組みました。 リブランディング導入後は、「ママモア連絡協議会」としてプロジェクトを継続。女性視点での商品開発を実現するための基盤づくりをさせていただきました。 プロジェクトから導入して5年が経過。田淵専務に、この5年間の成果と、今後についてお話をお聞きしました。 食品 リブランディング 5年間で大きな成果を生み出したボランタリーチェーンブランド『くらしモア』のリブランディング。デビュー30周年を見据えたこれからに向けて。 日本流通産業株式会社 専務執行役員 兼 管理本部 本部長 田淵 寿氏 「くらしにもっと!」をコンセプトに1995年に誕生したくらしモアブランドのさらなる認知度を高めるために、2018年にリブランディングをスタート。ハー・ストーリィでコンセプト開発の依頼をうけました。実行には、お客様に一番近い加盟社店舗や社内で働く女性スタッフが中心となって「くらしモアリブランディング会議」を立上げて学びながら取り組みました。 リブランディング導入後は、「ママモア連絡協議会」としてプロジェクトを継続。女性視点での商品開発を実現するための基盤づくりをさせていただきました。 プロジェクトから導入して5年が経過。田淵専務に、この5年間の成果と、今後についてお話をお聞きしました。 日本流通産業株式会社 専務執行役員 兼 管理本部 本部長 田淵 寿氏 〈プロフィール〉 1956年12月10日生 1979年3月 株式会社平和堂へ入社 2013年5月 同社取締役 開発本部長 2014年2月 同社取締役 商品本部長 2017年2月 同社取締役 開発本部長 兼 開発部長 2017年5月 同社常務取締役 開発本部長 兼 開発部長 2018年2月 同社常務取締役 開発本部長 2020年9月 日本流通産業株式会社 顧問に就任 2021年2月 日本流通産業株式会社 専務執行役員に就任 日本流通産業株式会社 くらしモア 共創プロジェクトの目的 日本流通産業株式会社(略称ニチリウ)グループのボランタリーチェーンブランド『くらしモア』をリブランディングしマーケットに定着させることで、商品力の強化と加盟社及びニチリウの取扱高拡大を実現する。 ・「くらしモア」を加盟社店舗で、よりお客様に支持されるブランドとするために店舗内での存在価値の再確認とペルソナの設定と共通理解の推進 ・女性スタッフの活躍の場を広げ、お客様視点での商品開発や企画が生まれる体制づくり ・加盟社店舗におけるNB(ナショナルブランド)、PB(プライベートブランド)との違いを明確にし、存在価値を明確化しシナジーを創出 共創プロジェクトの内容 2018年10月〜2019年4月 【くらしモアリブランディング会議】 『くらしモア』ブランド誕生25周年を前に、消費行動の変化に対応した「よりお客様目線に立った」リブランディングがスタート。ハー・ストーリィは、ニチリウと加盟社代表の女性社員によるプロジェクトチームの立ち上げから会議のファシリテーター、コンセプトワークやロゴ制作の監修などを通じて伴走した。 2019年8月〜継続中 【ママモア連絡協議会】 マーケットへの導入と浸透と定着を目指し「ママモア連絡協議会」を設置し、加盟社代表の女性社員と議論を重ね、モニタリングやアンケートを現在も実施。 導入成果 本プロジェクトを通じ、下記の成果を生み出した。 1 ターゲット明確化→「子育て世代の女性」 2 コンセプト決定→「気づけばいつもくらしモア」(子育て世代の女性を応援) 3 キャッチコピー策定→「いつも、ずっと、そばに」 4 「くらしモア」宣言策定→①価格の約束 ➁信頼の約束 ③進歩の約束 5 ロゴのリニューアル→くらしモア宣言とSDGs的要素をデザインに反映。 6 デザインマニュアル作成→ロゴマークの使用やパッケージデザインのルール策定 7 ブランドサイト開設・くらしモアソングのリリース→ハー・ストーリィが制作支援。 8 SNS(Instagram)開設→ハー・ストーリィが運営を担当。 (フォロワー数:11,621人※2024年10月21日時点) 9 2023年 くらしモア公式キャラクター「くらしのモアちゃん」デビュー 10 『くらしモア』商品の取扱高上昇→2021年から2024年でオリジナル商品取扱高117%伸長 11 PBオリジナル商品アイテム数3,000(※2024年6月時点) 今後は「2028年度オリジナル商品取扱高1000億円」という目標に向け、本プロジェクトで得た商品開発力・トレンド分析力・マーケティング力をさらにレベルアップさせるための取り組みを進める。特に、女性スタッフの活躍をより促進させるための、ニチリウと加盟社における管理職のマネジメント力向上が大きなテーマとなっている。 INTERVIEW 取材日:2024年10月時点 インタビュアー:株式会社HERSTORY 代表取締役 日野 佳恵子 < プロフィールはこちら > ボランタリーチェーンにおける「くらしモアブランドの存在価値」とは? 日野:まずは御社の事業内容について、わかりやすくお教えいただけますでしょうか。 田淵:1974年に「小異を存して大同につく」を理念に掲げ、有力チェーンストア7社の結集により日本流通産業株式会社(略称ニチリウ)が発足しました。加盟社が志高く自主独立を守ることを目的とした先駆的な共同仕入機構(ボランタリーチェーンと呼びます)です。スケールメリットを追求する共同仕入に加え、「くらしモア」ブランド商品を主とするオリジナル商品開発に鋭意取り組んでいます。現在では、北海道から沖縄まで16の小売りチェーンと3生協が加盟し、展開する店舗数は合計2,000店超、グループ売上3兆円という、日本有数の小売り集団となっています。  1995年には、ニチリウグループ独自で企画・開発する商品群を『くらしモア』ブランドにてスタート。絶えずお客様の視点に立ち、スピードをもって事に当り、お客様のライフスタイルに合わせた価値ある品を供給すべく、衣食住全分野の商品を開発・調達してきました。 くらしモアのロゴと、商品のパッケージ 日野:その歴史ある『くらしモア』を見直すきっかけとなった背景や理由について、お聞かせください。 田淵:実は、私自身はもともと加盟社である(株)平和堂出身で、ご縁があって2020年にニチリウの顧問として着任しました。ですから、ブランドスタートからリブランディングスタート直後まで、商品を販売する加盟社の社員として見ていたわけです。その視点で言うと、なかなか売り場での存在感が大きくなりきっていないということは感じていました。やはりNB(ナショナルブランド)の認知度が非常に大きく、現場のバイヤーサイドとしては売り場展開を優先してしまうんですね。更に各加盟社でも独自のPB(プライベートブランド)を持っていました。加盟社独自PBやNB商品を優先して展開がされていますので「くらしモア」ブランドの存在価値はどこにあるのか?と考えさせられました。幸いにも「くらしモア」商品を前面に打ち出して売場展開してくださる加盟社もありましたので、加盟社にとって「自分達のブランド」になること、存在価値のあるブランドにしていくことが私の仕事だと考え決意を新たにしました。  2020年の9月よりリブランディングされた商品が店頭に並ぶようになりましたが、その効果や変化を実感するにはまだ至っていませんでした。ママモア連絡協議会では非常に熱心に議論を重ね、その内容がとても充実していることに感心したことを覚えています。ハー・ストーリィさんの指導やリーディングが大きな役割を果たしてくださっていることを身をもって理解することができました。 リブランディング会議から生まれた 「いつも、ずっと、そばに。」は子どもたちの成長を見守るブランドというコンセプトを言語化しています。 お客様に一番近いスタッフが、リブランディングの一番の適任者 日野:弊社が最初に御社と関わらせていただいたのは、御社の経営トップ会にお呼びいただき、「女性が築くマーケットの現状と今後の動向~小売店は何をすべきか」というテーマで講演を行なった時ですね。それをきっかけに、女性の購買行動や心理を理解したマーケティングの必要性を理解し、まさしく『くらしモア』の閉塞感を打開する鍵がそこにあるのではと気づいていただいたことから、弊社にあらためてリブランディングのコンセプトづくりから関わることをご依頼いただきました。  弊社がまず着手したのは、リブランディングを「購買層に属性も接点もいちばん近い」女性スタッフが中心となるためのプロジェクト化。メンバーには、当時のロゴ制作の背景など『くらしモア』ブランドについての理解、「ブランディングとは何か」「なぜリブランディングが必要なのか」などを学んでいただくことから始めました。約1年半の期間を経て、加盟社各店舗の顧客層のペルソナ化、コンセプト設定、キャッチコピーやロゴなどのクリエイティブ制作までをやり遂げ、生まれ変わった『くらしモア』がスタートしたのです。 田淵:私もニチリウに来てからリブランディングプロジェクトの取り組みを知り、リブランディング会議で熱心に議論を重ね、苦労して一つ一つを形にして商品化に繋げているかを理解しました。お客様の暮らしに関わる商品を作るのに、いかに女性の視点や意見を取り入れることが大切であるかを実感しました。しかし、お客様や世の中へ浸透させるには、ニチリウも加盟社も、社内での理解や後押しが課題であることも知りました。それは、リブランドがスタートしてから始まり現在も継続している「ママモア連絡協議会」から発信されるモニタリングやアンケートの分析から生まれるアイデアの素晴らしさからです。  商品開発や販促企画、公式Instagramやくらしモアソング、加盟社店舗でのくらしモアフェアなど、現場目線での効果的な施策がどんどん生まれる“場”があり“人”がいる一方、そういう場や人をどんどん生み出すためのマネジメント体制にまだなっていない。もともと、商品開発にしても売場展開にしても、トップダウン的に現場から遠いところから指示を受けるというやり方で長い間続けてきた風土や慣習は、変わりつつはあるけどまだ抜けきっていないところもあるんですね。ですから、これからは人事制度や教育体制を充実させることも含めて、年齢や性別や職種に関わらず誰もが活躍したいと思えるような組織にしていきたいと思っています。 パッケージデザインアンケートの様子 チャレンジできる組織こそが人を育て、商品を育て、業績を伸ばす 日野:御社は2024年6月には創立50周年となり、『くらしモア』も2025年には30周年を迎えることになりますが、節目や分岐点におけるゴール設定とそこに向けて社員を巻き込むことが大変上手だと思っています。その要因は何なのでしょうか。 田淵:創立50周年のプロジェクトでは、公式キャラクター「くらしのモアちゃん」を生み出したり、「ニチリウの歩み」というYouTube動画を制作。また、例年開催している「くらしモアフェア」にて50周年記念特別企画を実施するなど、社内外から大きな反響をいただくような取組みを実現できました。これは、『くらしモア』リブランディング会議を成功事例として、部門横断型で各部署から選抜されたメンバーにプランニングをすべて任せたことが、成功の大きな要因だと考えています。経営層や管理職はメンバーに仕事を任せ、責任は自身が持つ姿勢が大切です。これからの若手活用や女性活躍の推進にドライブがかかるきっかけになっているのではないでしょうか。  『くらしモア』に関しても、30周年となる2025年にオリジナル商品取扱高1000億円という目標を掲げています。もちろん売上金額だけを追い求めるわけではありませんが、先ほど少し触れました「ママモア連絡協議会」では、より広い消費者へのブランドの浸透と定着を目標に女性メンバーが意思と責任感を持って活動しており、順調に取扱高も伸びています。ニチリウと加盟社の女性メンバーのみで構成されるプロジェクトから生み出されるさまざまな企画や商品で、着実に目標に近づいている実感があります。 くらしモアの公式キャラクター「くらしのモアちゃん」。 日野:誰もが思い切ってチャレンジできる環境というのが、とても大事なのですね。 田淵:そうですね。チャレンジすることで変化が起こり、そのチャレンジの成功を周りが見て熱が伝わるのだと思っています。この企画はうまくいってるなとか、この商品は成功だなと実感するのは、やはり現場、売り場なんですね。お客様が手に取っている姿を見るということだけではなく、その売り場がお客様にとって魅力的なものになっているかどうか、売り場のスタッフが売りたいという強い思いを持っているかどうか。不思議なことに、熱量というものは感じることができますから。プロジェクトメンバーが自信を持って開発した商品は、店舗の販売スタッフも売りたいという気持ちが強くなるものです。今では商品の改廃も積極的に実施していますが、ほんの数年前までは、すでにリニューアルされた商品が発売されていながら廃盤商品がまだ店頭で売られていたり、そしてその状態を担当者が改善せず放置しているような売り場もあったことを考えると、リブランディングプロジェクトの功績は目に見える成果や業績だけでなく、人の意識や組織の風土を変えるという目に見えないものもたくさん生み出したと言えるのではないでしょうか。 売り場のスタッフが「売りたい」と思える商品づくりを実現するための体制に 日野:衣食住の関連商品を扱うボランタリーチェーンとして、たくさんのお客様に喜んでいただけるような商品を生み出し続けるという使命において、トレンドをキャッチしたり最新の情報を逃さないことが大切だと思えるのですが、それはどう担保されているのでしょうか。 田淵:弊社は自社店舗を持っているわけではないので、商品を売る現場はあくまでも加盟社の店舗となります。ですから、弊社の独りよがりで開発された商品を押し付けてもうまくいきません。加盟社に「これは売れそう」「これは積極的に売りたい」と思ってもらうことが大事です。そのために、商品開発においては女性視点やモニタリング等お客様視点のモノ作りが大切だと考えています。現状は加盟社バイヤーとニチリウバイヤーがプロジェクトチームをつくり、競合店の価格や品ぞろえ、品質の調査を行い商品開発を進めています。しかし、子育て中のお客様に本当に求められている商品はなんだろう、というお客様視点での商品開発ができるメンバーが限られています。ママモア連絡協議会の活用・モニタリングもまだまだ不足していますが、それでも着実に前進していると感じています。 ママモア連絡会議の様子。商品を食べ比べる試食会も定期的に開催しています。 日野:私たちが毎月まとめている、さまざまなカテゴリーに分類した女性マーケットのトレンドデータも、お役に立てるかもしれませんね。 田淵:確かに、それぞれのメンバーが経験値や肌感覚で持っているターゲット像に加えて、客観的事実に基づいたデータを付加することで、ぐんと精度が上がるかもしれませんね。やはり『くらしモア』を先導するニチリウは、加盟社にリードされるのではなく、「ニチリウが商品開発においても引っ張ってくれるから安心できる」と思っていただける存在にならないといけないと思っています。  以前、「ママモア連絡協議会」の中で、ニチリウグループの各店舗において食料品などと比較して訴求力が弱く、お客様が他社で購入されることの多い「靴下」をいかに強化するか、というテーマをハー・ストーリィさんに主導していただき成功させたことがありました。そこで得たノウハウなども、当時のメンバーで留めるのではなく、商品開発を担当するバイヤーが共有すれば売り場のスタッフがより共感できる商品を生み出すことができるかもしれません。 ブランド力強化の要は人材育成 日野:では最後に、田淵専務がこれから『くらしモア』ブランドについてどうしたい、あるいはこうあるべきだという方向性についてどう考えていらっしゃいますか。 田淵:具体的な目標としては、2028年度にオリジナル商品の取扱高1000億円達成を掲げています。リブランディングをスタートしたことで順調に業績を上げてきましたが、更に加速するためには、更なるブランド力の向上を考えなければ難しいと考えています。その最重要課題が「人材の育成」だと考えています。商品開発力のあるバイヤー、メンバーの能力を最大限に発揮させることのできるマネージャー、SNSなどのメディアでファンを増やすことに長けたマーケティングスタッフ等を育成するためのセミナーや研修会への参加を促し、社内勉強会を充実させ、『学んで実行する組織風土』をつくり上げ、『くらしモア』ひいてはニチリウグループのブランド力を高めていきたいと考えています。 その他のトップインタビュー 女性トレンド総合研究所の共創プロジェクトに参画いただいた企業のトップに、 その取り組みと成果について聞きました。 その他共創プロジェクト 女性トレンド総合研究所が現在、企業と共創型で行っているプロジェクトの進捗状況を随時更新、報告します。 共創プロジェクト一覧へ戻る お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

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  • 飽和したカー用品市場、価値観の変化の対応策にお客様視点=「女性視点」を導入、高い評価と次のチャレンジが見えて来た | 女性トレンド総研 HERSTORY

    トヨタ自動車株式会社のアフターマーケット戦略も担いながら、「みんなのガレージ・カーパーツのお店からカーストーリーのお店へ。」を合言葉に、全国90店舗を展開するjms (ジェームス)の運営でも知られる、株式会社タクティー様。自動車購買者に占める女性の増加に伴い、メーカーも女性をターゲットにしたモデルを数多く販売する中、女性にも親しまれる店舗づくりを積極的に取り組まれている同社代表取締役社長 新井様にお伺いしました。 自動車 店舗支援 飽和したカー用品市場、価値観の変化の対応策にお客様視点=「女性視点」を導入、高い評価と次のチャレンジが見えて来た 株式会社タクティー 代表取締役社長 新井 範彦 氏 過去に囚われない、「お客様視点」の徹底研究 トヨタ自動車株式会社のアフターマーケット戦略も担いながら、「みんなのガレージ・カーパーツのお店からカーストーリーのお店へ。」を合言葉に、全国90店舗を展開するjms (ジェームス)の運営でも知られる、株式会社タクティー様。自動車購買者に占める女性の増加に伴い、メーカーも女性をターゲットにしたモデルを数多く販売する中、女性にも親しまれる店舗づくりを積極的に取り組まれている同社代表取締役社長 新井様にお伺いしました。 株式会社タクティー(現トヨタ モビリティパーツ株式会社) 代表取締役社長 新井 範彦 氏 <プロフィール> 昭和53年4月トヨタ自動車販売株式会社 (現トヨタ自動車株式会社)入社。平成15年6月同社国内マーケティング部部長、平成17年6月同社カローラ店営業本部部長、平成20年6月同社常務役員(カローラ店営業本部・レンタリース事業部他)、 平成23年6月株式会社トヨタマーケティングジャパン副社長、平成25年4月株式会社タクティー常勤顧問、同年6月より同社代表取締役社長。 共創プロジェクトの目的 カー用品の店舗は、男性客が多くなりがち。女性客が立ち寄りやすくするためには、女性社員の視点をもっと店舗に活かしていける体制をつくりたい。店舗づくり、商品企画に女性視点が効果的に活かせるように、女性視点マーケティングを導入し、実践できるようにしたい 共創プロジェクトの内容 男性視点だった売場(男性視点=車好き男性) これを「女性視点=女性+ファミリー(男女)」 という新たな視点から取り組みの軌道を変更 導入成果 カー用品のジェームスの運営で知られるタクティーは、トヨタ自動車のアフターマーケット戦略を担っています。カー用品店は、女性が立ち寄りにくいイメージ。そこで、お客様視点=女性視点と位置づけ、高い評価を得ています。 INTERVIEW ■女性の気持ちをわからずして車のマーケティングはできない。カー用品も同じだと思う。 日野:今までカー用品店といえば男性のお客様が中心のイメージでしたが、社長に就任後、積極的に女性にも親しまれる店作り、商品開発に取り組まれていますね。 新井さん:ここ数年で、業界は大きく変化してきました。市販のナビ、タイヤそして車検などのメンテナンスをディーラーよりもお値打ちかつ魅力的な品揃えで展開してきたカー用品業界ですが、競合社との価格競争やネット販売などの参入により苦戦を強いられるようになりました。私に与えられたミッションは、飽和した市場と価値観の変化にどう対応していくのか。一言で言うと「お客様視点を徹底的に考える」。これを過去に囚われずに行うことです。 日野:お客様視点=(イコール)女性視点、ということですか? 新井さん:はい、従来はお客様視点=「男性」視点でした。私はトヨタにいたのですが、ファミリーにおける自動車購入の決定には奥様の意見が非常に大きい。女性の気持ちをわからずして車のマーケティングはできないと、トヨタは変わってきました。カー用品業界も一緒で、「男性」視点、「女性」視点を意識し、もっと色々なお客様が楽しめるような店舗にしていくと、まだまだチャンスは生まれると思って取り組んでいます。 日野:確かに車は家族で乗りますね。しかも旦那様より奥様のほうが時間的に多いかもしれません。 ■「男性」視点から、「女性」視点を意識した店舗改革へ 日野:実際に「女性視点」に注目すると、どんなことが見えましたか?具体的には何を変えられたのでしょう? 新井さん:集客装置としての店舗を見直すところから始めました。カー用品店ではタイヤとナビは2本柱ですので、タイヤを入口に山積みにしている店舗が多かったのですが、ファミリーで来た時に、タイヤの臭いは大丈夫なのか、女性や子どもは怖くないのか、こんな地震の多い国で大丈夫なのか、というように、コーナーごとにお客様視点で見てきました。その結果、これまでの店舗は”車のことをよく知っている人が、自分の必要なものを買いに来る、そんな店だったということを認識したわけです。逆に言うと、それほど車のことも店のことも知らない人も楽しめる、呼びこめる店舗にしたらどう変わるか、という可能性の発見でもありました。 日野:それでジェームスは今のコンセプト(「みんなのガレージ」)に変えていかれるのですね。 店舗(ビフォー)タイヤが山積みの入り口 ■全91店舗中、どのくらいが新しいコンセプトの店に改装されましたか? 新井さん: 40店舗です。2015年度には全店舗の改装を終えたいと思っています。しかし改装は、お客様視点でのマーケティングの中のハード面であり、手段の一つに過ぎません。お客様にどうサービスしていくのか、女性の方にもわかりやすい展示、陳列、商品説明といった、特に女性客への対応を全ての項目で見直すのが目的で、店舗改装はそのきっかけだと思っています。 店舗(アフター)タイヤを1点1点セレクトショップのように展示。 木目のキャビネットも見た目にやさしく、エコの印象を与える ■女性スタッフによる、女性向け商品開発。女性顧客向けDMの導入。 日野:女性向けのDMも作られていますね。 新井さん:会員情報で性別が識別できるので、内容は男性向けのものと同じでも、女性の目をひく色使いやデザインを試しています。また「gg(girl’s garage)」というプライベートブランドで女性向け商品の開発も行いました。これは女性スタッフを集めたチームで取り組みました。 同社DM例。左が一般(男性向け)、右は女性専用 gg(girl’s garage:ガールズガレージ)のカーマットとシートカバー、ハンドルカバー 日野:女性視点を「店舗戦略」と「商品戦略」の両方に取り入れることで、女性スタッフの方々の活躍の場も広がっていますね。 新井さん:「この店親切だね」「私の事をわかってくれてるわ」「友達にも紹介したいな」などと思っていただけるように、先ほど説明したソフト面と合わせ、店頭スタッフの対応などに取り組んでいます。また当社女性スタッフも自分達の価値観で商品を考えた場合、どんな商品が欲しいかの議論も進めています。 ■現場が自らお店づくり。エリアサポートも強化 日野: お客様の評判はどうですか? 新井さん:ありがたいことに、お客様の評判、インナー的な評判のどちらもいいですね。ただお客様への対応など現場のスタッフの意識がもっと変わっていかないと、なかなか完成しないでしょう。やはり成果が出るまでには2、3年はかかると思いますが、継続していけば必ず成果は出ると信念を持ってやっています。実は四国の運営部がこの取り組みに共感し、四国のjms(ジェームス)の女性スタッフや事務局が一緒にミーティングをするといった展開が見られました。こうした動きが全国に拡がること、各エリアで「自分たちの手で変えていこう」と動くこと、これが目指す姿ですね。 日野:でも二本柱のうちの一つであるタイヤが山積みの店構えを変えるのは、かなりの決断では? 新井さん: もちろん調査もしましたし、モデル店でタブレットを使うなどの商談方法を試すなど、仕組みも総合的に考えました。1店舗、2店舗、3店舗と試し、ある程度いけると判断した上で踏み切りました。それでも現場では予想通りにいかないこともあり、常に発見と改善の繰り返しでした。各地の店舗からの相談に応じるエリアサポートと、事例別のマニュアルも手がけました。 ■女性視点をきちんと研究していくことで男性視点も明確になってくる 新井さん:日野さんに教えていただいたとおり、女性視点をきちんと研究すると、男性視点も非常に明確になってくる。今まではフワッと、個別のターゲットを意識せずに全方向で考えてきましたが、女性視点に気付くとターゲットは「車好きの男性」「女性」「ファミリー(男女)」と大きく3つのジャンルがあったと気づいた。一つのターゲットをクリアにすることで、他のターゲットの特徴までもが見えてきました。もう一つ、これは私がずっと考えたことですが、「女性視点マーケティング」と「女性マーケティング」は違うということ。「女性視点マーケティング」は女性に限らずシルバーやシニア、最近多い車に興味のない男性の方の視点でもあると言える。しかし「女性マーケティング」の場合、女性といってもいろいろな方がいて、例えばクルマ大好き女子から主婦、独身女性まで様々な視点を意識するというか。これは間違えないよう、社内でも「気をつけよう」と言っています。 日野:2つの違いをよく分かってらっしゃいますね。 ■「男子校」から「男性」「女性」それぞれに合う店へ ターゲットを見据え土地に合ったエリアマーケティングの模索 日野:今回、御社のチラシなどのデザインに関する「ガイドブック」を制作させていただきました。その際「印刷物で男性と女性の違いがあるということが、改めて見るとよくわかる」とおっしゃっていらっしゃいましたが。 新井さん:基本的にカー用品業界というのは、高校生に例えて言うと「男子校」だったんです。これを「男女共学」というコンセプトに変えようという話なのですが、全て「男女共学」にするというと、それはまた違います。一つの店舗でいろんな方に対応できる体制にしたいけれど、フワッと全体を見てはダメで、今は男子校から男女共学に、さらに言えば「男子組」もあれば、「女子組」もあれば、「男女共学組」もあるという分け方にした方が、よりjms(ジェームス)の店舗作りにはフィットするのかなと思っています。これは店舗の中のコーナーでも言えることだし、チラシやDMもそう。車好きの方用のページもあるし、女性コーナーもあるし、というような事ですね。そういう目で見てみると、ユニクロ等他業種の小売業もそういうのを意識されているのがわかります。いろんな方に来てもらうには、それぞれが、別々に喜んで頂けるようなページ構成や訴求の仕方を意識してやっていかなければならないんだと。ハー・ストーリィさんのお陰で勉強させてもらいました。 同社チラシ例 日野:これから2年目ですが、さらにバージョンアップされるのが楽しみです 新井さん:マーケティングは「お客様視点」と世の中や時代の変化をどう捉えるか、なのでそこを変えるとどんどん変わってきます。競合他社のマーケティングも変わるし、ひょっとしたら競合他社はカー用品店だけではなくて他の小売業かもしれない。効率化も含めながら、よりターゲットが反応するようなチラシやDMの紙面、普及方法にも、もっと切り込んでいきたいと考えています。もう一つは、エリアマーケティングです。プロモーションコストを睨みながらその土地に合った商品をどうアピールしていくのか、店舗対応も含めて推進していきたいですね。 ■ハー・ストーリィに期待することは「今ある商品の魅力をどう伝えていくかという、サービス開発」 新井さん:御社の得意な女性戦略という武器、それをますます磨いていただきたいのと同時に、女性視点を知ってるということは男性視点もわかっていらっしゃるということなので、トータルのサポート、小売業域改革みたいなことをやっていただきたいなと思います。日野:さすがですね。実は弊社の今月発表するキャッチフレーズは「ストアサポートコーディネート」なんですよ。 車の重要な消耗品としてバッテリーがあるのですが、そのパッケージが(型式番号だけなど)とてもハードで弊社のサービスピットの人間でなければ分からないようなデザインだったんです。そこで女性やメカに詳しくない男性でも分かるようなパッケージを作りました。「性能と価格のバランスのとれたクルマの電池」、ですが、どうでしょう? 日野:わかりやすい! 新井さん:ハイブリットカーのバッテリーはメインとサブの2つあって、サブが5年ほどで消耗してしまうと、メインが動かなくなるんです。そんなこと知らないですよね? 日野:知らないです。 新井さん:これが”知る人ぞ知る”という、こういうのを調べて買いに来る人の店だったわけです。そこで女性視点というか、メカに詳しくない男性にもわかるような広告を作りました。女性や車に詳しくない人にむけての伝え方を考えていくことで、従来商品の新しい可能性を見つけることができたわけです。製品開発ではない、サービス開発とでも言うべきでしょうか。物事に囚われないニュートラルな目で、日野さんにもジェームスの店舗内を見ていただいて、女性に難解な商品を見つけていただきたいなと思ってます。 日野:なるほど面白いですね。まるで宝探しですね。 新井さん:「家庭でも使える」みたいなものもいいですね。カー用品には、フロントガラスの雨粒を弾く、撥水剤の商品があるのですが、お風呂場の鏡にも使えるんじゃないか、そんな発想です。こういったことはお客様のほうが進んでいて、既に実践されている方もあるかもしれない。製品開発としてサプライヤーはこんな発想はなかなかできないけれど、店舗ならいろんな使い方提案をしてもいいと思う、セールストークとしてね。そうすることで新たな需要が生み出せるかもしれない。こういったことも、日野さんにお手伝いいただきながら、ジェームスという店の可能性をどんどん広げていく。これが次のビジョンであり、すぐにでも叶えたい夢ですね。 日野:弊社の得意分野です。ぜひお手伝いさせていただきたいと思います。今後もジェームスからも目が離せませんね。本日はどうもありがとうございました。 以前の「バッテリーパッケージ」 新しくなった「バッテリーパッケージ」。 特徴が一目でわかる表現になっている。 ■対談を終えて 新井社長とは、トヨタ自動車時代から長いお付き合いです。新井社長がこだわられてきたのは「女性客マーケティング」ではなく、「女性視点マーケティング®」。女性視点とは、女性客だけのためのマーケティングではなく、車が得意ではない女性ドライバーの視点から見ると、わかりにいく商品、サービス、説明、POPなどがあるのではないか、それを変えていくと、車が苦手な男性、若者、シニアの人たちにも通じるようにでき、広く大勢の人たちに車に親しんでもらえる店になるのではないか、という考えから展開されています。 新井社長の行動力はいつも驚かされます。ジェームスが各地でどんどん誰もが入りやすい雰囲気、店になっています。わたしも長くドライバーですが、ジェームスなら立ち寄れる、と感じる店が増えてきました。 女性視点だけではなく、誰もが立ち寄りやすく、わくわくする楽しいカー用品の店が全国に増えることを楽しみにしています。これからも長いお付き合いをよろしくお願いします。 株式会社タクティー様公式サイト その他のトップインタビュー 女性トレンド総合研究所の共創プロジェクトに参画いただいた企業のトップに、 その取り組みと成果について聞きました。 その他共創プロジェクト 女性トレンド総合研究所が現在、企業と共創型で行っているプロジェクトの進捗状況を随時更新、報告します。 共創プロジェクト一覧へ戻る お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • プレスリリース | 女性インサイト総研HERSTORY

    お知らせ News すべて 書籍/レポート プレスリリース メディア掲載 女性インサイト/調査データ お知らせ 約8割の女性がキャラグッズを所有。“かわいい”が購買を動かす新マーケット『キダルト市場』 プレスリリース 4月25日 【最新調査】7割の女性が“我慢”している「自分の時間」―そこに眠るマーケティングのヒントとは プレスリリース 3月25日 2025年女性トレンドキーワードは『わたしLOVER』~彼女たちが選ぶ“買い物の新基準”とは?~ プレスリリース 3月10日 1 2 3 4 5

  • ライフコースで変わる消費とお金の使い方/2023年9月号 | 女性トレンド総研HERSTORY

    【複雑化する女性市場を掴むコツ】ライフコースで変わる消費とお金の使い方-・ライフコースによって変化する女性の購買行動・「自分以外の人のものを買う」女性の購買行動にも注目         ライフコースで変わる消費とお金の使い方 無料ダウンロード 資料の主な内容 ・<事例取材>医療法人社団ウィミンズ・ウェルネス 女性の“かかりつけ医”として 心身の健康を支える 「女性ライフクリニック」 ・<事例取材>株式会社エアークローゼット 年代別の好みを把握し魅力を発見 月額制ファッションレンタル ・女性消費者動向 投資意欲が高いヤング夫婦 マインドアップ消費のZ世代                                 ・ペルソナごとに異なる 購買行動・インサイトを深掘り! ・女性10ペルソナのトレンドワードHER TREND ▼法人会員クラブinherstoryについて 詳細はこちら ライフコースで変わる消費とお金の使い方/2023年9月号 https://www.shop.herstory.co.jp/_files/ugd/f85fbd_f098ad7aaa094a41a26184ea8ef12146.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 生活者起点に立った新規事業発想法を女性視点マーケティングを用いてグループ社員に1年間かけて実装。新たな事業プランが次々と誕生。 | 女性トレンド総研 HERSTORY

    『消費者が本当に必要としているものを、消費者の立場で提供していく。』ために、女性視点マーケティングを通して、消費者視点を取り入れた商品企画を社内に定着していくために研修の企画・講師を務めさせていただきました。 電気商品 女性視点マーケティング研修 生活者起点に立った新規事業発想法を女性視点マーケティングを用いてグループ社員に1年間かけて実装。新たな事業プランが次々と誕生。 株式会社デンキョーグループホールディングス 代表取締役社長 坂田 周平氏  『消費者が本当に必要としているものを、消費者の立場で提供していく。』ために、女性視点マーケティングを通して、消費者視点を取り入れた商品企画を社内に定着していくために研修の企画・講師を務めさせていただきました。 株式会社デンキョーグループホールディングス 代表取締役社長 坂田 周平氏  <プロフィール> 1956年4月25日生 1980年4月 日立家電販売株式会社(現 日立グローバルライフソリューションズ株式会社)へ入社 2011年4月 同社 国内営業統括本部 量販営業本部長 2012年7月 株式会社電響社へ入社 営業本部 総括営業部長 2013年6月 同社執行役員に就任 2013年6月 同社関東営業部長 2014年6月 同社取締役に就任 2015年4月 同社関西営業部長 2016年6月 同社営業本部 統括部長兼関西営業部長 2017年6月 同社代表取締役社長に就任 2022年10月 株式会社デンキョーグループホールディングス代表取締役社長に就任 株式会社デンキョーグループホールディングス 共創プロジェクトの目的 ・女性消費者のインサイトから求められる新たな商品、事業を創造する思考を実装する。 ・ホールディングのグループ各社が共に語り合い、シナジー効果が発揮される事業が生まれる環境を創る。 共創プロジェクトの内容 『消費者が本当に必要としているものを、消費者の立場で提供していく。』 ために、女性視点マーケティングを通して、消費者視点を取り入れた商品企画をするためのノウハウの定着。 ・女性視点マーケティング、消費者視点とはなにかを学ぶ ・実際の消費者の生の声を聞く ・消費者の立場を理解する ・グループホールディングス、関係企業、メンバー全体の強みを活かす ・最終的に、プレゼンテーションを行い、商品企画の提案を社内にしていく 導入成果 ホールディングス内グループ各社からメンバーを募り横断型でチーム編成し、互いの強みを生かした事業アイディアが生まれた。各社のシナジー効果へとつながった。 女性視点マーケティングを通じて5つの商品ブランドが誕生。(商標出願申請手続き中) <1期:2022年> ・23名(男14女9)4チーム 発表テーマは、  1.調理家電  2.家事負担の軽減ブランド 3.リカバリーマッサージ器  4.ペットブランド  <2期:2023年> ・26名(男16女10)4チーム 約1年半かけて発表に臨む計画 INTERVIEW 取材日:2023年9月時点 『ベンダーがメーカー機能を拡充するには』課題模索中に出会った日野著書から得た新たな視点 日野:まず、この研修を受ける前の御社の状況を簡単に教えていただけますでしょうか? 坂田:今でこそホールディングス化していますが、当時、私たちは「ベンターがメーカー機能を持つためには?」という部分を模索している状況でした。というのも、業界の製造からメーカー、販売店へ商品が卸されていく構造上、ベンターの立場で得られる利益が非常に小さかったので。 このような背景から、メーカー機能の拡充による利益の確保に向けて動いていました。そのなかで、当社が伝統として続けていた日報制度を商品開発力には欠かせない「感性」を養うための手段として利用を開始しました。 日野:実際に弊社の研修を受けるきっかけとなったエピソードについて、うかがってもよろしいでしょうか。 坂田:これまではベンダーとして機能してきた会社だったからこそ、いざ「メーカー機能を持つためには?」と考えると、わからないことも多くて。私自身、わからないことがあると、よく本屋さんで悩みを解決できる書籍がないのかを探すんです。 ある日、何かいい本はないかと本屋さんへ訪れたときに、日野代表の著書「女性たちが見ている 10年後の消費社会」が目につきパラパラと立ち読みするなかで、面白そうで何かの気づきになりそうな予感がしたため購入しました。   早速、休日にこの著書を読み始めたんですけど、まあページをめくる手が止まらない。自分でも気づかないことが多くありましたね。読み進めるなかで「言われてみればそうだな」と思う点が多々ありました。 日々の生活では気づかないことがスラスラと書かれていて、著書の内容に感動してうちの商品開発には「あ、もうこれだ。これしかない」となりました。 読了した翌日の月曜に総務部長へ依頼して、すぐに株式会社HERSTORY様へ連絡してもらい、それがご縁でしたね。  蓋を開けてみれば、ホールディングス化を進め、ベンダーである私たちがメーカー機能を持つためにと考え出したことが株式会社HERSTORY様との出会いの始まりだったかもしれません。 導入~実装までの3ステップアプローチ研修で実感した、期待値を超えた社員の成長 日野:改めて、著書まで手に取っていただきありがとうございます!実際、約 1年間の研修を受けていただいて当初の期待値はいかがだったでしょうか? 坂田:ベンダーからメーカー機能を持つという大きな動きでしたし、「消費者目線」や「マーケティング」に疎い社員が多かったので、期待と不安が入り混じった状態だったのが本音です。 とはいえ、私たちの会社に合うように「消費者インサイトから創出する商品開発」という研修内容をご提案していただけたため、何かしらを掴めるきっかけになるだろうと感じていました。  研修を導入期・行動期・実装期の 3ステップに分けて、消費者視点の定着プログラムが細かく組まれていたところも評価していました。 日野:実際に研修を進めてみた手応えについてうかがわせてください。 坂田:正直、期待以上でしたね。初年度カリキュラムの最後に組まれていた社内プレゼンを聞いて、本当に日野代表の狙いがわかりましたし、効果と確かな手応えを実感しました。社内プレゼンを実際に見て、感動したのを今でも覚えています。 研修で体得した女性視点・消費者インサイト分析を起点に、新ブランドを創出 日野:効果を実感していただけたみたいで、本当に嬉しく思います!「効果と確かな手応え」とおっしゃられていましたが、研修によって社内で何か進展はありましたでしょうか? 坂田:まず、この研修に参加した社員は、消費者視点を取り入れた商品開発やマーケティングができるようになっているのではないかと実感しています。社内プレゼンを見ると、どのチームも時代の背景を取り入れつつ消費者事情を分析できていたから、企画・コンセプトにブレがなかったですね。 質の高い企画でしたし、実際にブランドとして採用したものもいくつかあるんです。 日野:そのあたりを詳しく聞かせていただけますでしょうか? 坂田:今回の社内プレゼンでは 4チームで発表をおこないましたが、まず、できあがった5つのブランドをすべて商標登録の手続きを進めています。そのなかの3つは実際に、今後商品化を予定しています。うち1つは、自社の文具用品のほうで何か取り入れられないかを模索している段階です。 商品開発につながっている点は、今回の研修による大きな収穫でした。必要な力は着実についてきているなと実感しています。   私たちの社員が感性を持って色々なメーカーさんへアドバイスしたり、受け入れたりしないといけないフェーズとなっていると感じています。会社としては、個人の資質を育んで、一人ひとりが商品を生み出す力を身につけられるといいなと考えています。 最初からここまで考えられていた訳ではないですけども、改めて、女性の感性って大事なんですよね。 分野の垣根を超えたグループ会社間での新しい交流と、研修を通じた横のつながりを実感 日野:今回の研修ではグループ会社から少しずつ若手を人選し、会社の垣根を超えたグループワークに取り組んできました。このあたり、横のつながりといった相乗効果はいかがでしたか? 坂田:グループ会社の垣根を超えて会話ができる環境になってきていると感じました。これは非常にいいと思います。 もともと、株式会社電響社と大和無線電器株式会社や株式会社アピックスインターナショナルは携わる分野が近いことから、ある程度の交流はできていました。ただ、分野が異なる梶原産業株式会社やサンノート株式会社になると、交流することが難しかったんですよね。今回研修へ参加した社員を中心に、横のつながりの相乗効果は高まっていると感じています。   こういった流れから、ホールディングスとグループ 8社の社長が集まる「G9」という情報交換の場でも、徐々に社長の感覚や空気感が変わってきいるなと。今後は、よりグループ会社同士のつながりを強めていきたいと考えています。 「生活関連商社」から、生活者の暮らしに寄り添った「快適生活創造企業」へ。事業拡大に欠かせない消費者インサイトの価値 日野:ここまでは研修により得られた成果を中心に聞いてきたのですが、会社の意識的な部分で変化は生まれましたでしょうか? 坂田:改めて、グループ全体が生き残っていくためにはメーカー的な発想が欠かせないなと感じています。世の中に必要なもの・喜んでもらえるものを作り出していくという考え方ですね。 そこで、グループ全体で「卸し」という言葉を禁忌にしたんです。今までは、 家電商品卸販売事業だとか日用品卸販売事業と言っていたのを、「電気製品販売事業」とか「日用品販売事業」と言い改めるようにしました。 それに合わせて「生活関連商社」から「快適生活創造企業」へと改めて、出発している段階です。快適生活創造企業というのは、生活を豊かにより快適にできる商品を自分たちが作り出し、生み出していくという意味合いを込めています。   今後、事業拡大を進めていく上で、2030年のグループ全体の売上を 1,000億円にアップする目標を掲げています。そのときに、「快適生活」という消費者インサイトから商品企画を創出する力が欠かせないなと思ったんです。 日野:現在、2期目のセッションが始まり、2回目のカリキュラムが終わりました。参加しているメンバーを見ると、坂田社長がおっしゃられている「快適生活創造」という発想になりつつあります。私自身、研修を通じて本当に今後が楽しみになっています。 女性リーダーシップの強化、ダイバーシティー化を進め、更なる生活者視点の企業を目指す 日野:先ほども少し触れましたが、現在 2期目のセッションがスタートしています。受講するメンバーが今後どのように羽ばたいていくことを期待していますか? 坂田:研修に参加している社員が力を発揮してくれることを期待しています。より、商品企画やマーケティングを強めるために、今後はグループ会社が独自にやっている商品開発を 1か所にまとめていきたいと考えています。本当に近い将来には実現したいことですね。やはり、何事も早く進めるに越したことはないので。 環境を整えていくなかで、先ほども話したグループ全体の売上 1,000億円を見えるようにしていきたいと考えています。 日野:坂田社長のなかには、今後のビジョンに向けてどのようなピースが必要になるのかが見えている感じなのですね。 少し視点は変わりますが、 アイデアや想像力でいうと、もともと私たちの書籍が「女性視点のマーケティングで、女性の目は生活や家族、色々な人を見ることを優先している」と強調してきました。ダイバーシティーや若者・女性の管理職などについて、今後計画はあるのでしょうか? 坂田:ダイバーシティーという部分は、より強めていきたいですよね。現在、女性社員の割合は全体で 27%、ここ5年の新入社員は女性が49%を占めている状況です。管理職の社員を見ると、女性の割合は9%程度となっています。現在、候補として浮かぶ女性社員もいますし、今後はやはり女性管理職を増やしたいですね。 日野:ぜひともそういった女性が出てきて欲しいですよね。 坂田:そうですね。今まで以上に、女性視点と消費者視点を掛け合わせて、顧客側の生活を体験しながら、商品開発を進めていきたいと考えています。 特に、家電だと顧客側の生活というよりも、大手メーカーが機能面にこだわって開発した商品を売り込むようなスタイルの業界だったので。だからこそ、私たちグループが黒船のような存在になって、ダイバーシティー化を進めながら快適生活創造企業として歩んでいきたいですね。 女性視点は、大きな需要獲得の鍵。HERSTORYとは今後もパートナーとして連携をとっていきたい 日野:私たち HERSTORYに対して、今後の期待や要望などがありましたらお願いいたします。 坂田:「女性視点」や「商品開発」などにまつわる情報を定期的にシェアしていただくだけでも、十分に私たちのグループに役立っています。実際にいただく情報を見るなかで、参考にしたい点も多々ありますし。 現在進めている 2期生の研修も皆さんの真剣度が伝わってきています。どのような感動に出会えるのかがまた楽しみです!  とにかく、私たちの業界は女性の考え方が実現できれば、大きな需要を獲得できます。だからこそ、気づきとなる情報を定期的に発信してくれる、かつ快適生活創造企業となるために必要な商品開発の考え方を育成してくださる株式会社HERSTORY様は、本当にかけがえのないパートナーです。 第1期生 最終プレゼンテーションでの集合写真 その他のトップインタビュー 女性トレンド総合研究所の共創プロジェクトに参画いただいた企業のトップに、 その取り組みと成果について聞きました。 その他共創プロジェクト 女性トレンド総合研究所が現在、企業と共創型で行っているプロジェクトの進捗状況を随時更新、報告します。 共創プロジェクト一覧へ戻る お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 女性ペルソナ年鑑「HERSTORY2025」紹介資料 | 女性トレンド総研HERSTORY

    女性のクラスター・ペルソナ別購買行動やマーケティング戦略に関するインサイトを提供する「女性ペルソナ年鑑HERFACE2025」の紹介と、女性視点マーケティングの重要性について解説します 女性ペルソナ年鑑「HERFACE2025」紹介資料 無料ダウンロード 資料の主な内容 1. HERSTORYについて 女性視点マーケティング®を専門とする企業で、女性の購買行動を35年間研究してきた実績があります。 独自の「10クラスター、29ペルソナ」データベースを活用し、企業の商品企画やサービス開発を支援しています。 2. 女性ペルソナ年鑑 HERFACE2025 総務省の国勢調査データ(約5,500万人)と独自のモニターデータ(2万人)を基に、女性の消費行動を分析。 10クラスター・29ペルソナ・17ペルソナ分の詳細データを収録し、マーケティング戦略の構築を支援。 女性のリアルな声を可視化し、商品設計やマーケティングの効率化を実現。 3. 活用事例 福島市観光コンベンション協会や株式会社ベイシアの事例を通じて、女性ペルソナを活用した成功事例をご紹介。 4. 料金比較 他のリサーチ会社と比較。HERFACE2025は全国規模のデータを即時ダウンロード可能で、調査・分析の時間とコストを削減できます。 女性ペルソナ年鑑「HERSTORY2025」紹介資料 https://f85fbdd5-33f5-4ff4-a9ef-0df65dd85f71.usrfiles.com/ugd/f85fbd_8652cb8b00e04d688e8a909ade942196.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 駅直結の新店舗に女性視点を活かし、モノを売るだけでなく、人をつなげる場としての可能性を探る。 | 女性トレンド総研 HERSTORY

    東京、埼玉、千葉エリアで食品を中心としたスーパーマーケットを展開している株式会社東武ストア様。2021年3月、64店舗目となる「東武ストア新河岸店」が東武東上線「新河岸駅」(埼玉県川越市)に直結した複合ビルの2階にオープンしました。店舗立て替えにより3年間の休業、上層階に女性専用マンション「ソライエアイル新河岸」を持つ複合ビルといったこれまで経験のない出店に向き合うため、ハー・ストーリィは、地域の実態調査や女性視点での店舗プランニングなどを担当させていただきました。オープン間もない4月、当初課題への対応の様子や滑り出しの状況などについて土金信彦社長に伺いました。 スーパーマーケット 店舗支援 駅直結の新店舗に女性視点を活かし、モノを売るだけでなく、人をつなげる場としての可能性を探る。 株式会社東武ストア 代表取締役社長 土金 信彦 氏 地域のお客様の食と暮らしを支えるスーパーマーケット。 駅直結の新店舗に女性視点を活かし、モノを売るだけでなく、人をつなげる場としての可能性を探る。 東京、埼玉、千葉エリアで食品を中心としたスーパーマーケットを展開している株式会社東武ストア様。2021年3月、64店舗目となる「東武ストア新河岸店」が東武東上線「新河岸駅」(埼玉県川越市)に直結した複合ビルの2階にオープンしました。店舗立て替えにより3年間の休業、上層階に女性専用マンション「ソライエアイル新河岸」を持つ複合ビルといったこれまで経験のない出店に向き合うため、ハー・ストーリィは、地域の実態調査や女性視点での店舗プランニングなどを担当させていただきました。オープン間もない4月、当初課題への対応の様子や滑り出しの状況などについて土金信彦社長に伺いました。 株式会社東武ストア 代表取締役社長 土金 信彦 氏 <プロフィール> 1955年4月26日生(65歳)埼玉県出身 1979年3月 中央大学商学部卒業 1979年4月 東武ストア入社 2001年3月 同社日配食品部長 2003年3月 同社惣菜部長 2009年2月 同社商品本部長 2009年5月 同社取締役商品本部長 2012年5月 同社常務取締役商品本部長 2016年4月 同社常務取締役営業本部管掌兼商品本部長 2016年5月 同社専務取締役営業本部管掌兼商品本部長 2017年3月 同社取締役専務執行役員商品本部長 2018年3月 同社取締役副社長執行役員営業統括 2019年3月 同社取締役社長(代表取締役)、現在に至る 共創プロジェクトの目的 年齢や時間帯での買い物行動の変化については日頃より分析を行い、数値的なデータを基に店舗づくりを行ってきた。その結果、商品の品質や価格等が優先事項となり、売り場での女性客に魅せる(楽しく追加購入していただく)企画ノウハウが社内に構築されていなかった。女性客のニーズに寄り添いながら、商品を提案する売り場企画を具体的に取り込もうと新店オープンのタイミングで始動した。 共創プロジェクトの内容 今回ご依頼いただいた、新河岸駅周辺に住む地域女性たちの声を徹底分析。周辺利用者データも参考に顧客像のクラスターイメージをメイン、セカンド、サードと3つ作り、実際の女性たちに生声インタビュー。地域女性の声を分析して、店舗コンセプトメッセージやどんな商品をどんな風に提案されていたらうれしいのか、など女性のインサイトに基づいた店づくり 導入成果 ・地域密着のお店を創る上でのお客様視点の取り入れ方が社内に理解、導入できたことは大きい。中でも塾が周辺に多いことで、学生や子育ての方々が立ち寄れる商品の重要性を再認識した。 ・女性向けのマンションとの併設立地だったことを考慮し、1人暮らしの女性が欲しい商品の充実や地産地消の充実などはお客様に評価されている。見せ方などにも新たな視点が持てるようになった。 INTERVIEW 取材日: 2021年5月時点 ■「男性と女性の認識の違い」に気付き、女性視点に着目 日野:2019年に私鉄系スーパーマーケットが集まる(株)八社会で講演させていただいた時、土金社長に初めてお目にかかりました。2020年から、新店のオープン準備に携わらせていただき、社員の皆さまに向けてお話する機会も頂戴しました。弊社にご依頼いただいた理由から、お聞かせいただけますか。 土金さん:講演の資料で、「世界の消費の64%は女性が買っている(出典:ウーマンエコノミー)」という記述がまず目に飛び込んできました。当社も、現場で働く従業員の7割が女性です。これまで、女性向けの売り場作り、女性が活躍できる職場について考えてきましたが、なかなか具体的な形になりませんでした。それが、日野さんの講演で「そもそも事実確認する左脳が優先の男性と、左右の脳で考える女性は違う」「男性はBuy(目的買い)で、女性はShopping(買い物をする)」という話しを聞き、ハッとしました。男性と女性の認識に違いはあると分かっていましたが、「何が」違うのかをこれまで深く考える機会がありませんでした。これは私も含め全員が勉強させてもらわなければと思い、日頃から女性のお客様に接している店長、社員に向けた講演をお願いしました。2020年下期にご講演いただいた内容は、社内で大変好評でした。 日野:小売業の方は、お客様に女性が多いことはみなさんご存知ですが、女性と男性の判断に差があることは、あまり研究されていないのでしょうか。 土金さん:当社では年齢や時間帯での買い物行動の変化については日頃より分析を行っています。コロナ禍の今、高齢者の方が混雑を避けて午前中の買い物に移行しています。高齢者の方が好まれる商品等については注視しています。例えばお弁当であれば、午前中は小サイズ・和風系の品揃え、お寿司であれば、午前中は巻き物、午後はにぎり寿司といった具合です。商品によりボリュームや内容を変えることはしていましたが、マーケティングにおける男女の視点の差という観点から商品作りは行っていませんでした。 日野:商品はご覧になっていたけれど、お客様へのプレゼンテーション、見せ方についてはあまり気になさっていなかったということですか。 土金さん: これまで、商品の品質・価格等が優先されていました。もちろん、プレゼンテーション・見せ方についても注意を払っていましたが、女性視点という意識はありませんでした。 そうしたところから、2020年下期からオープンを前にした新河岸店の店舗作りについてもアドバイスをお願いすることにしました。 ■「ほしい」に応えたら、品切れ続きの商品も 日野:新店舗が入る駅ビルは、1階テナントにカフェや保育園、フィットネスが入り、上層階には女性専用マンションがあることなどから、顧客層も女性が多いことが想定されました。現状はいかがですか。 土金さん: お客様はそれらすべてを一つの施設としてみますが、私たちはどうしても個々のパーツで見て、複合ビルであってもストアはストアとして考えてしまう。ただ今回は、鉄道の施設そのものに「女性視点」というプランがあったので、施設と一体感を持たせた店作りをしようと考え、迷わずハー・ストーリィさんにお願いしました。お陰様で滑り出しは上々です。 私は2019年5月に社長に就きました。新店は新たなトライの場所であり、その中で新しいマーチャンダイジングを積み重ね進化して行かなければなりません。これまでの当社は、大きな投資をして新店を出しても足踏み状態が続いていました。社長になり、マーチャンダイジングを進化させるためには私たちの器の中だけで考えていても殻は破れない、日野さんたちに外から殻を突いてもらったら変われるのではないかと考えたのです。 ※「塾帰りの子どもにちょっといいおにぎりを食べさせたい」という母親のインタビューコメントからも実現。コンビニエンスストアとちがった手作り感がうれしい 日野:私どもが行った街中や駅周辺の実態レポート、利用者様インタビューの声を内装や陳列などに反映してくださり、本当に素敵な店舗になっています。お客様のご利用も多いと伺い、私たちもうれしいです。 土金さん: インタビューでいただいた「塾の送り迎えの途中でサッと買い物をしたい」「平日夕方は惣菜を一品買いたい」という声に応えて入り口近くに惣菜を置いたり、レジ回りには翌朝用のヨーグルトや牛乳を揃えました。焼き立てパンやご褒美スイーツを求める声も多かったので、近隣の川越店で朝焼いたパンを昼過ぎから品揃えしています。 スイーツは評判が良く、私が行く度に売り切れているので発注量を増やすのですが、増やしても増やしても売り切れています(笑)。お客様に喜んでいただけて何よりです。 ※近隣にベーカリーがないため要望が多かったパン商品。高級ラインでも売り切れの日が続出 ■ 数字や効率より「楽しめる」レイアウトで回遊性アップ 日野:店内のレイアウトについても、ずいぶん工夫をなさっていますね。 土金さん:駅直結の施設は売り場が縦長になりがちですが、レイアウトで長さを感じさせないようにしました。男性はスペースがあると、どうしても坪効率、棚効率など数字を捉えてどこに何を置くか決めがちですが、女性はゆったり選べる楽しさを好むと伺いましたので、入り口に近い青果売り場の先に少し広いスペースを取るなどしました。 その効果もあり、奥までお客様が足を運んでくださっています。勉強させていただいたように、数字には出ない部分が女性のショッピングを後押しするということ。なるほどと、納得しました。最近は社内で、「レジ回りにもう少しゆとりを持たせては」といった議論が出るようになりました。 ※地元を応援したい気持ちに応えるべく企画した、地産地消コーナー。地元のお菓子などの商品を取り込んで応援 日野:女性が滞留し、商品を見て楽しんでいる様子を社員の皆さんが実感し、結果として数字にも表れつつあるということでしょうか。 土金さん: まさにそうです。そういったモニタリングが私たちには不足していました。地域を調査することはありましたが、価格やどの店を選ぶかといった相対的な比較で終わっていたので、「こうだったらいいな」といった「生の声」はつかめませんでした。 今の場所は立て替えのために3年間のブランクがあったことが心配でしたが、お陰様でいいスタートが切れています。 ※人気飲食店監修・ご当地レトルトカレーなど、バリエーション豊富に揃え選ぶ楽しみ、手に取りたくなる棚の見せ方を実現 ■ 会話を重ねてアプリ開発など、女性社員の感性に期待 日野:女性社員の方も期待に応えて頑張っていらっしゃいます。 土金さん: 昨年の後半、お客様向けに情報発信するアプリの開発を男性チームが進めていましたが、日野さんの講演を聞いて男性の私たちではいいものは作れないと思い(笑)、一度白紙に戻し女性チームを立ち上げて一から作り直しました。最初は感性も乏しく見えましたが、日に日に良くなり、良いものができたと思います。 日野:女性たちのプロジェクトの進捗を見て、何か男性との違いは感じられましたか。 土金さん:私もそうですが、男性は「こういうモノを作ろう」と先に結論があり、そこから選択肢を考えがちです。しかし、女性は何度も会話をし、いろいろな話しの中から一つのものができ上がっていくので、これはずいぶん違うなと思いました。いろいろな話も、決して無駄にはなっていない。 日野:女性は一つ一つ納得しながら進んでいるので、そのプロセスを通過された皆さんは今後すごく活躍すると思います。 土金さん:先日、「#ワークマン女子(※)」に行ってみました。やはり女性客が多かったですが、皆さん、レジ前にある男性向けや子どもの商品も買っていて、誘い方がうまいと思いました。人の顔を出したPOPも目に付きました。私たちは文字で表現しがちですが、それでは誰も読まない。絵の表現は分かりやすいし、特に女性の方は感覚でパッと捉えるんでしょうね。当社もその点をご指摘いただいていたので、最近は顔写真などを出したPOPが増えつつあります。 (※) #ワークマン女子:作業服販売のワークマンの中で、女性をメインターゲットにした新コンセプトの店舗 女性社員の声を取り入れて作ったマスコットキャラクター。最後は数種類の中から全従業員に投票していただき決定。従業員参加型でキャラクター育成を実施中 ■ ハー・ストーリィに期待すること 日野:ハー・ストーリィに対して、今後のご期待やご要望がありましたら、お教えください。 土金さん: 当社は経営理念に「お客様のより良い暮らしに貢献する」と掲げていますが、今の時代、「より良い暮らし」とは何か。私が入社した時代は車を持つ、家を建てるなど、基本的にモノを持つことが「より良い暮らし」で、私たちもモノを提供することが使命でした。 しかし、コロナ禍の中で何を提供する事が「より良い暮らし」に貢献できるのかは、男性の私たちだけで考えただけでは答えが見つからない気がします。女性視点も交えて考えた時、初めてより良い暮らしのヒントが見えてくるのかなと思います。 日野:モノがあふれている今、モノからコトへ、コトから意味へ、意味から意義へ、フェーズが変わっていると考えています。そして世界中でSDGsやソーシャルという言葉が広がり、「消費する自分に責任が返ってくる」ということを多くの人が分かっています。 さらに、コロナによって直接的な接触が制限されてコミュニケーションが断絶しているので、自分の行動や消費が地域の何かや誰かに還元したり、何かの変化が見えるところに人が集まり始めています。 例えば、買い物を通じて誰かとつながることができるように店舗や流通さんが媒介になってくれるとすごく喜ばれると思います。 土金さん: そうしたヒントをいただいたので、地元を応援したい気持ちに応えようと、隣駅の川越から地元のお菓子やお酒、地元農家さんの野菜などの商品を取り込んでいます。 最近、川越エリアでものづくりをする若い方の活動が増えています。それらを紹介するインフォメーションボードも川越店内に作りました。そういった人を応援したいという方々が増えるかもしれないし、間接的に人や何かをつなぐ取り組みが、結果的にいつか当社に戻ってくるような仕組みが作れるのではないかと思っています。これまでの単なる販促物をお客様とのコミュニケーションツールにしていく。 こうした事で、物を売る場が人をつなげる場に変化していく気がします。ハー・ストーリィさんからヒントをいただいた中で、できるところからやっていきたい。 ※「作った人の顔がみえる」を実現した地元の農家さんの野菜売り場 日野:コロナ禍のいま、安心して人と会える場所は少ないです。でも、お店は店長さんや店員さんもいるので、安心して買い物ができるセーフティーゾーンであり、特に女性にとってはコミュニティの場にもなると思います。 今後は、お子さまやお母さん、家族みんなの元気でしあわせな暮らしを応援する役割を果たしていかれるのではないでしょうか。これからをますます楽しみにしています。本日はどうもありがとうございました。 ■対談を終えて 日ごろから地域のお客様を大切にされ、努力をされている東武ストア様。 女性視点の買い物行動に関心を持っていただきました。最初は、社内向けの講演会を開催。社長の号令の下、皆様一丸となって新店づくりに取り組みされ、感動しました。私たちも、自分が行きたいお店づくりを考えました。女性視点のお店が広がることを応援させていただきます。 その他のトップインタビュー 女性トレンド総合研究所の共創プロジェクトに参画いただいた企業のトップに、 その取り組みと成果について聞きました。 その他共創プロジェクト 女性トレンド総合研究所が現在、企業と共創型で行っているプロジェクトの進捗状況を随時更新、報告します。 共創プロジェクト一覧へ戻る お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 「ギフト交流消費」9割。日常に贈り合う新習慣へ/2023年12月号 | 女性トレンド総研HERSTORY

    日本の贈答文化は、従来はお中元やお歳暮が中心でしたが、インターネットの普及やライフスタイルの変化により変わりつつあります。特に、SNSで気軽に贈れる「ソーシャルギフト」が普及し、イベントに関係なく日常的に贈り合うツールとして若年層を中心に利用が増えています。 「ギフト交流消費」9割。日常に贈り合う新習慣へ 無料ダウンロード 資料の主な内容 ・<事例取材>実店舗&ECサイトの強みを活かす 利用客に寄り添うギフト販売! 「BIRTHDAY BAR(バースデイ・バー) 」/株式会社マグスタイル ・<事例取材>累計3,000万人が利用! 日常コミュニケーションとしてのギフト 「LINEギフト」/LINEヤフー株式会社 ・女性消費者動向 「一年以内に贈り物をした」9割 キーワードは、「日常」身近になるギフト市場 ・女性消費者インタビュー調査 ・女性10ペルソナのトレンドワードHERTREND ▼法人会員クラブinherstoryについて 詳細はこちら 「ギフト交流消費」9割。日常に贈り合う新習慣へ/2023年12月号 https://www.shop.herstory.co.jp/_files/ugd/f85fbd_b0e32a35db724d6ea1f1a4e2915dadb5.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

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