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「」に対する検索結果が239件見つかりました

  • ≪雑誌連動企画≫「眠りの悩み」はシングル女性に多い…?「眠りについてのアンケート」調査結果

    女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、眠りについて全国の20代~60代の女性生活者230人にアンケート調査を実施しました。 Home > コラム > ≪雑誌連動企画≫「眠りの悩み」はシングル女性に多い…?「眠りについてのアンケート」調査結果 ≪雑誌連動企画≫「眠りの悩み」はシングル女性に多い…?「眠りについてのアンケート」調査結果 2013年4月16日 美容・健康 女性トレンド総研 女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、眠りについて全国の20代~60代の女性生活者230人にアンケート調査を実施しました。 目次 1. 眠りに関する悩み  1. 1.昼間に眠くなってしまう  1. 2.朝すっきりと起きることができない  1. 3.布団に入ってもなかなか寝付けない  1. 4.熟睡できず眠りが浅くすぐに目が覚める  1. 5.睡眠時間が少ない  1. 6.夜中にトイレに行きたくなり目が覚める  1. 7.いびきや歯ぎしりをする  1. 8.その他 2. よい眠りのために 3. 調査概要 気持ちよく眠れていますか。 春眠暁を覚えず。 いくらでも眠れる季節になりました。「寝ても寝ても寝足りない」なんて言葉をよく聞きますが、その眠りはどんな眠りなのでしょう? 女性は質の良い眠りをとれているのでしょうか。 からだにいいこと×ハーストーリィのコラボ企画第6弾は、「眠り」について。 20代~60代の女性230人を対象に「眠り」に関するアンケートを実施し、眠りに関する悩みを7項目から選択(複数選択可)してもらいました。 ■眠りに関する悩み 「眠りについての悩みは無い」と答えたのは全体の8.7%。10人に9人以上の割合で、眠りに関して何らかの悩みを持っていることがわかりました。悩みの平均個数は1人2.3個。最も多かった悩みは、「昼間に眠くなってしまう」で41.7%。次いで「朝すっきり起きることが出来ない」で41.3%、「布団に入っても寝付けない」が33.0%でした。 年代によって悩みの内容は変わっており、20代30代の女性では「朝すっきりと起きることができない」が50%をこえて1位ですが、40代以降では30%前後にとどまっています。また60代以降になると3人に2人が「夜中にトイレに行きたくなって目が覚める」ことに悩んでいます。 昼間に眠くなってしまう 睡眠時間は6時間以上取っているのにほぼ毎日昼間に眠くなります。何をしても眠気が治まらず頭がボーっとしてしまう日もあります。(東京都 30代) 専業主婦のため家族の生活に合わせて生活していますが、帰宅もまちまちで寝る時間も決まらない為いつも頭がスッキリしません。(埼玉県 50代) 夜はぐっすり休んでいるのに、午前中、夕方に食後でもないのに眠くなってしまいます。無理して起きていると頭痛がすることがあります。(岩手県 50代) 朝すっきりと起きることができない 朝起きるのが辛く、でも頑張って起きて朝食を作り、主人を送り出したら昼寝?してしまいお昼頃まで寝てしまいます。(北海道 20代) 寝起きで既に疲れてます。(東京都 40代) 朝、目が開きません。目疲れが回復せず頭痛がすることもあります。(愛知県 40代) 低血圧のせいもあって目がすっきり覚めません。昼間も眠いことが多いです。(岡山県 30代) 布団に入ってもなかなか寝付けない 布団に入っても、スマホなどを見てしまう。眠りに悪影響でもなかなかやめられない。(愛知県 30代) 疲れているから早く寝なきゃと思えば思うほど寝付けない。(東京都 40代) 冷え症なので、特に寒い季節は足が暖まるまで眠れません。(埼玉県 50代) 熟睡できず眠りが浅くすぐに目が覚める 子供がまだ小さい為夜中の授乳に加え、子供の寝返りなどで熟睡出来ず眠りが浅い。(兵庫県 30代) 子供2人に挟まれて寝ているので、子供のねぞうが悪かったり、寝言やいびき、咳などですぐに目が覚めてしまいます。長い時間寝ないとすっきりしません。(神奈川県 40代) 鼻の詰まりやのどの渇きで目が覚めてしまうことが多い。(東京都 30代) 睡眠時間が少ない 子育て中でとにかく睡眠不足で、どこか毎日イライラしてしまっている。(長野県 40代) 夜帰りが遅い夫、朝出かけるのが早い息子に合わせて生活しているので、結果的に睡眠時間が少なくなってしまいます。(東京都 50代) 育児中なので、子ども達が寝た時間を利用して家事をこなすので、どうしても睡眠時間が少なくなります。(大阪府 30代) 夜中にトイレに行きたくなり目が覚める トイレに夜中行くと無意識でテレビを付けるのか、朝気づくと自分の部屋のフローリングで寝ていて体が痛い。(東京都 30代) 夜中に数回トイレに行くと翌日は決まって睡眠不足で頭が働かないので悩んでいます。(東京都 50代) いびきや歯ぎしりをする いびきは特に悩んでいます。疲れている時は自分のいびきで起きるぐらいひどい時があります。続くと体にどんな影響があるのか心配です。家族の安眠を妨げにならないかも心配です。(福岡県 30代) いびきについて悩んでいます。電車やその他でうとうとすると起きた時にまわりに迷惑をかけていなかったか心配になります。(山口県 30代) その他 昼間でもいつもちょっとだけ寝るつもりが長時間眠ってしまう事です。いくらでも寝れるのでこれも一種の病気じゃないかと心配。(大阪府 40代) 寝起きにとても肩がこっている。布団の中にいるのに、冷えを感じて目覚めることがある。(神奈川県 40代) 朝起きると身体が痛いなど、寝る体勢がよくないみたいで悩んでいます。(東京都20代) ■よい眠りのために 今回とても興味深かったのは、既婚者・未婚者、同居の子どもの有無で大きな差が出たことです。自分だけのタイムスケジュールで生活することが難しい既婚者や子育て中の女性に眠りの悩みが多いのでは? と予想していましたが、アンケート結果は逆。 「睡眠時間が少ない」以外の項目全てで、既婚者より未婚者が、同居の子ども有より同居の子ども無が、ポイントが高い結果となりました。 自分の思い通りに時間が使える事が、逆に生活リズムの乱れや日中の活動不足を招く要因になっているのかも知れないですね。 パートナーや子どもに合わせた生活は寝不足にはなりがちですが、その半面、強制的に規則正しい生活を過ごすようになり、結果として眠りに関する悩みが少なくなっているのかもしれません。 最後に、「特に眠りについての悩みは無い」と答えた人の「眠りのために気を付けていること」を見てみましょう。 午後はカフェインを控える、眠る2時間前位は、テレビ、パソコンは見ない。(神奈川県 40代) とにかく真っ暗にすること。あとはお昼にうんと疲れること。(京都府 20代) 寝る前にヨガの先生に教わった足指マッサージをします。足が暖まり寝つきがよくなります。(長崎県 40代) 昼間、よく体を動かす。寝る直前にはできるだけインターネットやテレビなどを目にしないようにする。(埼玉県 40代) 部屋を適温にしておく(広島県 30代) 具体的なアクションプランとして参考になる部分も多いですね。ぜひ実践してみてくださいね。 ■調査概要 ※20代~60代の女性生活者230人に、家庭の生活費を調査 【調査期間】2013年 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】 全国の20代~60代の女性生活者 230人 【お問い合わせ】 https://herstory.co.jp/contact 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。

  • 関東・関西在住の女性900人に好きなお笑い芸人を大調査!

    女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、好きな芸人について関東・関西在住の女性900人にアンケート調査を実施しました。 Home > コラム > 関東・関西在住の女性900人に好きなお笑い芸人を大調査! 関東・関西在住の女性900人に好きなお笑い芸人を大調査! 2012年1月31日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、好きな芸人について関東・関西在住の女性900人にアンケート調査を実施しました。 目次 1. 【関東在住女性】好きな芸人、1位は、ピース、2位は、タカアンドトシ【関西在住女性】好きな芸人、1位は、ブラックマヨネーズ、2位は、バンクブーブー 2. 【関東在住女性】家族で一緒に見ているテレビ番組、1位は、VS嵐、2位は、ホンマでっか!?TV 3. 調査概要 ネタ重視?それとも番組??地域によって好きになる傾向も分かれるのか? 関東・関西在住の女性900人に好きな芸人大調査 あなたの好きな芸人は誰ですか? テレビをつければ出ている人気芸人。同時期に行った「家族でよく見る番組」の調査では、人気芸人が登場するバラエティ番組が並んでいます。 ※詳細は以下のデータ参照 今回の調査では関東と関西で好きな芸人の傾向に違いがあるのかを調査しました。 関東は「ピース」、関西は「ブラックマヨネーズ」がそれぞれ1位。 関東がテレビ番組に影響されるのに対し、M1グランプリの王者が上位に並んだ関西。芸人の好き嫌いにも地域性は少なからず関係するようです。 ■【関東在住女性】好きな芸人、1位は、ピース、2位は、タカアンドトシ【関西在住女性】好きな芸人、1位は、ブラックマヨネーズ、2位は、バンクブーブー ※自由記述回答 クリックすると拡大画像が出ます。 関東・関西で好きな芸人の共通点は下記4点。 コンビ間の仲が良さそう コンビの個性が違う コンビで知性がある 他人をけなすトークをしない コンビで活躍し、周りの共演者にも気遣いが出来る芸人が人気です。 ■【関東在住女性】家族で一緒に見ているテレビ番組、1位は、VS嵐、2位は、ホンマでっか!?TV ※自由記述回答 関西在住女性 家族で一緒に見ているテレビ番組、1位は、世界の果てまでイッテQ!、2位は、Qさま!! 軽い気持ちで見れる 暴力シーンがない、食べ物を粗末しない、言葉がきたなくない みんなで予想が出来る         親として安心して見れる番組でかつ、会話のきっかけをくれる番組が人気です。 ■調査概要 ※20~60代の女性生活者 関東在住 610人/関西在住 290人 計900人に好きな芸人/家族で一緒に見ているテレビ番組を調査 【調査期間】2011年12月23日~2012年1月10日 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】 20~60代の女性生活者 関東在住 610人/関西在住 290人 計900人 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。

  • 2024女性視点トレンドキーワード「人離れと人恋し。アンビバレンツ消費」.2024年4月号 | 女性トレンド総研HERSTORY

    人離れと人恋し、両極端のものの間で揺れ動く女性消費者の心理を 本誌面にて詳しく解説しています/法人クラブ会報誌「HERSTORYREVIEW」2024年4月号 2024女性視点トレンドキーワード「人離れと人恋し。アンビバレンツ消費」 無料ダウンロード 資料の主な内容 ■2024年 女性トレンドセミナーレポート 「人離れと人恋し。相反するアンヴィバレンツ消費」 ・第一部 最新「OZ勢調査」から見えた効率&価値を重視する女性たち ・第二部 2024年女性トレンドキーワードは、【3つのS】をベースにした【アンヴィバレンツ消費】 ■女性消費者動向 ・調査結果から読み解く2024年トレンド傾向 ■女性10ペルソナのトレンドワード ・HER TREND 2024女性視点トレンドキーワード「人離れと人恋し。アンビバレンツ消費」.2024年4月号 https://f85fbdd5-33f5-4ff4-a9ef-0df65dd85f71.usrfiles.com/ugd/f85fbd_68157de83abd43bc893821e00f0d3208.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 女性479人アンケート調査結果 食生活と体の悩みに関する調査 | 女性トレンド総研HERSTORY

    隠れた女性の需要へアプローチ フェムマーケット 2021年 食生活と体の悩みに関する調査 調査結果無料ダウンロード ■調査期間:2021年8月24日(火)~2021年8月31日(火) ■調査方法:インターネット調査 ■調査対象:全国の女性479人 10代(15歳以上)、20代、30代、40代、50代、60代以上 ■調査会社:株式会社ハー・ストーリィ -------------- 【調査カテゴリ】 女性インサイト、女性意識調査、女性購買行動、女性ペルソナ、女性 健康意識 女性479人アンケート調査結果 食生活と体の悩みに関する調査 https://f85fbdd5-33f5-4ff4-a9ef-0df65dd85f71.usrfiles.com/ugd/cb9aa1_3c569544a0984f209a0cdb8c95c9ab9f.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 「シェア」・「育くむ」現代社会では女性の多様性がビジネスで生きる

    女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、女性達の「なりたい自分」についてハー・ストーリィ会員の皆様20代~70代の女性500人にアンケート調査を実施しました。 Home > コラム > 「シェア」・「育くむ」現代社会では女性の多様性がビジネスで生きる 「シェア」・「育くむ」現代社会では女性の多様性がビジネスで生きる 2015年4月7日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、女性達の「なりたい自分」についてハー・ストーリィ会員の皆様20代~70代の女性500人にアンケート調査を実施しました。 目次 1. 「なりたい自分」は、かっこいい中にも女らしさ・美しさ 2. 「なりたかった自分」「目標としていた女性像」に近づけたと思っている女性は、20% 3. ありのままの自分、なりたい自分像を目指して 4. これからの日本の女性リーダーとは 5. 参考情報 6. 調査概要 「シェア」・「育くむ」現代社会では女性の多様性がビジネスで生きる 安倍政権が掲げる「すべての女性が輝く社会づくり」 は、「グローバルに通用する世界トップレベルの雇用環境・働き方」の実現を目指すこととほぼ同義であるとされています。現在の日本の女性は世界の中でどのような状況なのでしょうか。 2月10日に公表された政府の成長戦略の進捗をまとめた報告書では、女性支援の項目で遅れが目立っています。米調査会社トムソンロイターのデータから、女性役員のいる会社の割合をみると、99%のフランス、80%代の南アメリカ、ドイツ、米国、英国に比べ、日本は13%。日本では非正規職が6割、女性が仕事で活躍するにはまだまだ厳しい環境が続いています。 ■「なりたい自分」は、かっこいい中にも女らしさ・美しさ なりたい自分としてドラマや映画の主人公や登場人物を挙げてもらうと、1位 米倉涼子、2位 天海祐希、3位 篠原涼子、吉永小百合という結果になりました。 吉永小百合さん以外の3人の理由には共通点を感じます。“女性が憧れる女性という感じで格好良いのに可愛いから。(20代)”“ほどよく歳をとっていても年々美しくなっているからかっこいい!(30代)”と、選ばれた理由には 「かっこいい中にも女らしさ・美しさ」を感じさせるコメントが並びました。 世間の理不尽や、悪と戦う彼女たち。自立した芯の強さを感じさせる存在のようです。 ■「なりたかった自分」「目標としていた女性像」に近づけたと思っている女性は、20% なりたかった自分、目標としていた自分に近づけましたか?と聞いたところ なりたかった自分に「とても近づけた」4%。「近づけた」16%。 なりたかった自分に「近づけない」45%。「全く近づけない」35%。 多くの回答結果からは、自分の理想に近づけていないもどかしさを感じます。 ■ありのままの自分、なりたい自分像を目指して 「目標としている女性像」の存在について、回答を年代別にみてみると、20代では50%近かった目標としている女性像の存在は、年代と共に低下、60代では10%に減少してしまいます。きれいに年を重ねたい、心地よい毎日を過ごしたいと願いつつも、徐々に目標を失っていく女性も多いようです。 ■これからの日本の女性リーダーとは 世界の動向は日本の将来の方向でもあり、ゆっくりですが、変化し始めています。これまでの日本 は男性を中心とした組織マネジメントのもと、男性リーダー達に牽引されてきました。 しかし、女性 の社会進出や時代の変化により、組織や意思決定がこれまでと変化してきました。 たとえばビジネスで求められる強さの考え方は、「奪う」・「狩り」から「シェア」・「育くむ」と変 化をしており、女性ならではの視点も重要視されはじめました。 現代の女性は妻や母、女、社会人など多様な顔を持っています(※2014 年 12 月リリース参照)。こ れからの社会で求められるリーダーは、時には大胆に決断行動し、新しい社会を育て、歩んでゆくこ とが求められています。女性リーダーは、その役目を果たす資質があるのではないでしょうか。 ハー・ストーリィ女性のあした研究所は、その変化に注目していきたいと考えています。 ■参考情報 2014年12月 自社調査レポート 『ありのままの自分』女性は4つの顔を使い分けている!? ■調査概要 【調査件名】「なりたい自分」調査 【調査期間】 2015年1月29日~2月 10日 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】 全国500名 20代~60代 女性 株式会社HERSTORY 会員 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。

  • スタッフの個人アカウントが共感を生む。複数のSNSで挑む「3COINS」の販売戦略

    コロナで多くの日常が激変し、企業が消費者との関係を模索するなか、SNSで消費者と密につながり、売り上げを伸ばしている「3COINS(スリーコインズ)」。消費者の心を巧みに捉えてきた同店のSNS戦略には、どのような工夫があるのだろうか? Home > コラム > スタッフの個人アカウントが共感を生む。複数のSNSで挑む「3COINS」の販売戦略 スタッフの個人アカウントが共感を生む。複数のSNSで挑む「3COINS」の販売戦略 2021年2月10日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 コロナで多くの日常が激変し、企業が消費者との関係を模索するなか、SNSで消費者と密につながり、売り上げを伸ばしている「 3COINS(スリーコインズ) 」。消費者の心を巧みに捉えてきた同店のSNS戦略には、どのような工夫があるのだろうか? 女性視点ポイント 1.ターゲット層によってSNSツールを使い分ける 2.スタッフの個人アカウントで発信することで消費者に共感を持たせる 3.スタッフたちのモチベーション維持のため配信をインセンティブに結び付ける 目次 1. Twitterはオタク層に、Instagramは主婦層に 2. スタッフの個人アカントで発信し共感を呼ぶ 3. 次の目標はYoutube配信 ■Twitterはオタク層に、Instagramは主婦層に 株式会社パルが運営する「 3COINS(スリーコインズ) 」は、300円を中心とした雑貨を扱う。現在全国に200店舗以上を展開しており、店内にはインテリア雑貨・キッチングッズ・ファッショングッズ・モバイルアイテム・アクセサリーなど豊富な種類の商品が並ぶ。アパレルメーカーが手掛けるだけあって、ひとつひとつの商品がそのリーズナブルな価格からは考えられないほど、おしゃれでハイセンスなのが特徴だ。 3COINS+plusトレッサ横浜店 2020年9月、同店は待望のオンラインショップをオープンした。これまで実店舗のみの販売でなかなか来店できなかった消費者も、商品を手軽に入手できるようになった。 こうした実店舗とオンラインショップ、両方の集客に大きな影響を与えているのが、SNS戦略だ。ブランド唯一のSNS担当である後藤志歩さんは、「 Twitter(ツイッター) はアニメや漫画が好きな人向け、 Instagram(インスタグラム) は主婦層向けとして使い分けています」と説明する。 後藤さんによると、Twitterでの発信はアニメやアイドル、ゲームなど同社で「ヲタ活」とくくる特定ジャンルにおいて良い反応を見せるという。 一方Instagramでは、生活雑貨やキッズアイテムの情報に対して反響が大きい。月2回程度開かれる商品会議では、商品部スタッフから主婦目線での活用方法をじっくり聞き出し、そこからInstagram向けの文章を練って配信していく。 そのためか、TwitterとInstagramの投稿内容を見比べてみると、雰囲気が違うことがわかる。それぞれの読者の傾向に合わせて、後藤さんが文面に工夫を凝らしているのがよく伝わってくる。 ■ スタッフの個人アカントで発信し共感を呼ぶ Twitter、Instagramに加え、公式サイトのブログなど、ターゲット別にツールを分けて精力的な配信を続ける同社だが、なんといっても最大の特徴は、SNSの専任担当である後藤さん以外にも、各店舗スタッフが「個人名+店舗名」のアカウントで、自由に投稿していることだ。 「もともと社内のアパレル部門には、『スタッフインフルエンサー』という評価制度があります。スタッフの個人名が入ったアカウントで投稿することで、お客様にスタッフのファンになっていただき、そこから売り上げにつなげようとする会社の狙いがあるんです」と後藤さん。 スタッフを評価する際は、フォロワー数の多さと投稿記事を通じてどれぐらい購買があったのかなどが対象となる。現在活躍する店舗スタッフ兼投稿スタッフたちは、約30名。彼女たちは投稿への反響次第で、給与以外にもインフルエンサーとしてのインセンティブを手にすることができる。社員に限らずパートやアルバイトスタッフでも評価対象になるため、自然と士気も上がる。 「とはいえ、課題もあります。『3COINS』は社内の他ブランドと比較しても、投稿スタッフの数が少ないんです。さらに、アパレル部門に比べてフォロワー数も少ない。会社はもっと発信できる人を増やしたいのですが、まだスタッフにそこまで浸透できていません」。悩む後藤さんだが、少しでもフォロワー数を伸ばし、スタッフたちのモチベーションを上げようと日々奮闘している。 2020年9月にオープンしたオンラインストア 投稿スタッフのやる気を持続させる一番の近道は、フォロワー数を増やすこと。そう考え、まずはInstagramの「3COINS」公式アカウントから各スタッフの投稿を毎日リポスト(投稿をシェアすること)する。 こうすれば、公式アカウントのフォロワーからも、スタッフたちの投稿が見えるようになる。現在130万強までふくれ上がった同店のフォロワーたちは、これまで目に触れなかった現場スタッフの商品写真やメッセージなどを読み、そこで彼女たちをフォローすることも多い。 「コロナで消費者の生活が一変するのを見て、会社に提案してこのような働きかけを実行してきました。多いときは1つのリポストにつき400人ぐらいフォロワーが増えることもあります」(後藤さん)。 実際の投稿を見ると、各店舗から発信される投稿内容は、十人十色でまったく飽きが来ない。写真の撮り方や文面から、それぞれの個性がにじみ出ており、スタッフの人柄に親近感を覚えることも。Instagramの利点を見事生かした戦略であることは間違いないだろう。 3COINS店舗スタッフによるInstagram。インセンティブ制でモチベーションにつなげている ■ 次の目標はYoutube配信 SNSの持つそれぞれの特性を理解し、実際の売り上げに貢献しようと画策する「3COINS」だが、消費者からの思わぬ発信により、いくつもの商品がブレークした過去も持つ。2019年末頃に店頭に並んだ「シリコーンたわし」と、2020年春頃に販売になった「ワイヤレスステレオイヤホン」がその良い例だ。汚れをきれいに落とせると評判の「シリコーンたわし」は、あるユーザーの投稿により一気に火が付いた。 投稿内容を提示したスマートフォンを片手に、何人もの消費者が商品を求めて来店した。後藤さん自身も直接対応している。「ワイヤレスステレオイヤホン」も同様だ。同店の公式ブログで、月1回の新商品告知をしたところ、ある機械好きのユーザーが自身のTwitterやInstagramで発売前の同商品を紹介。商品が店頭に並ぶや否や売り切れてしまったのだ。 こうした事態を目の当たりにするたび、SNSの持つ絶大な力を後藤さんはひしひしと感じている。「今後はYoutubeなどの動画に挑戦してみたいと考えています。写真だけでは商品の良さが伝わりにくいので、しっかり使い方や商品の魅力を見せられるような動画を作ってみたいですね」と意気込む。 「特に『3COINS』の主なターゲット層である主婦の方は、お子さんがいて普段からじっくり商品を見ることができません。また、自粛ムードで店舗に行くのを控えている人も多いと思います。今後この状況が続けば、SNS経由の購入はますます増えていくでしょう」(後藤さん)。 長引くコロナの影響で、売り上げが激減して頭を抱える企業も多い。しかし、持てる手段を駆使して挽回に賭けることも不可能ではない。そんな計り知れない可能性をSNSは感じさせてくれる。 SNSユーザーから人気に火が付き、約20万個を売り上げるシリコーンたわし。 店頭にはスマートフォンを手に商品を求める姿も(300円・税別) SNSユーザーから人気に火が付き、約20万個を売り上げるシリコーンたわし。店頭にはスマートフォンを手に商品を求める姿も(300円・税別) 新商品告知ブログに載せた途端、SNSで拡散され30万個以上を売り上げたワイヤレスステレオイヤホン。売り切れが続出した(1500円・税別) 株式会社パル 3COINS本部 SNS担当  後藤志歩様 〒541-0045大阪府大阪市中央区道修町3-6-1京阪神御堂筋ビル10階 ■事業内容:婦人服・紳士服・雑貨等の企画・製造及び卸・小売 ■年商:107,407百万円 ■創業:1973年10月 https://www.3coins.jp/ 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。

  • 「食が主役」を現場で徹底!流行を追わず感動したものだけを商品にするDEAN&DELUCA

    町で見かけない日はないぐらい、多くの女性が持ち歩いている大人気の「DEAN & DELUCA」のエコバッグ。主に飲食事業を手がける同社が日本に進出したのは18年前だ。以来、多くの消費者を飽きさせないその上質な味と商品力は、どのように生み出されているのだろうか。 Home > コラム > 「食が主役」を現場で徹底!流行を追わず感動したものだけを商品にするDEAN&DELUCA 「食が主役」を現場で徹底!流行を追わず感動したものだけを商品にするDEAN&DELUCA 2020年12月10日 食 女性トレンド総研 町で見かけない日はないぐらい、多くの女性が持ち歩いている大人気の「 DEAN & DELUCA 」のエコバッグ。主に飲食事業を手がける同社が日本に進出したのは18年前だ。以来、多くの消費者を飽きさせないその上質な味と商品力は、どのように生み出されているのだろうか。 女性視点ポイント トレンドではなく自らの感動を商品にする 食に対する創業者の理念を現場に生かす 安定して良質な食を収穫するため自然に配慮する 目次 1. 目指すのは「レストランクオリティ」 2. トレンドを入れ込むのでなく自分たちの食べたいものを追いかける 3. 本家から受け継いだ食への想いを メンバーで共有する ■ 目指すのは「レストランクオリティ」 店舗全体が「見せる」ディスプレイに。ディーンアンドデルーカのある生活を自然とイメージさせている 日本では2003年より、品川・六本木・青山など東京の中心部を始め、関西・九州に順次店舗を展開している。マーケットストア17店舗、カフェ35店舗、レストラン2か所(マーケットストア内に設置されたテーブル席)の計52店舗を構え、「LIVING WITH FOOD(食することとは人生を味わうこと)」の創業理念のもと、日々良質な食材を提供し続けている。食材の他にも、カップやバッグ、ブライダルギフトやプチギフトなどの雑貨事業でも大きな成功を収めている。 店舗で毎日調理されるデリの数々。チーズやワインと併せ、お祝いや記念日など、特別な食卓に選びたくなる Photo by MASAHARU OKUDA 今回のコロナ禍で実店舗の閉鎖が相次ぐなか、同社のオンライン販売での売上は2〜3倍まで跳ね上がった。緊急時でも食べたくなる同社のクオリティ。一体何が消費者をそこまで引き付けるのだろうか。 「店舗の料理人たちは全員、レストランや個人店で腕を磨いてきたメンバーばかりなので、レストランクオリティの料理を楽しめるんです」と胸を張るのは、株式会社ウェルカム マーケティング室の菅野幸子さんだ。「加工されたものではなく、新鮮な野菜や素材が毎日届けられ、一から仕込みを行います。 『見るたのしみ・つくるたのしみ・食するよろこび』という当社のコンセプト通り、食のおいしさを最大限に引き出し、大切な人と家で囲む食卓を大事にしています」と語る。 菅野さんの言葉通り、同社の料理は消費者にとって特別な食卓となっている。今回のコロナ騒動の中でも結婚記念日を祝いたいと、1人約4000円のパーティメニューを注文した夫婦がいた。 外食で祝えない代わりに、自宅で思い出に残る時間を過ごしたいーそう考えた時に、特別な料理として選ばれたのが「DEAN & DELUCA」のフードだった。家庭の食卓を重視する同社の理念が、消費者にもしっかり伝わっているのがよくわかる。 ■ トレンドを入れ込むのでなく自分たちの食べたいものを追いかける 創業以来、常に新鮮な食材とメニューで消費者を虜にしてきた同社だが、意外にもそこにはトレンドを追わない姿勢が貫かれている。代わりにあるのは、自分たちが食べたい物、感動した物を広めていきたいという熱意だ。食材を探す視察旅行には、料理人、バイヤー、営業そしてマーケティングらジャンルが異なる組み合わせで出かける。行った先で、「これは何だろう?」と思わせる食材を見つけ仕入れてくるのだ。 ドリンク、野菜、パン、調味料など印象に残ったものは何でもありだ。「それぞれの専門家たちが感動を覚えたものは、お客様にも伝わりやすい。一回食べてみてと自分たちの感動をプレゼンテーションするのが、私たちのやり方ですね。でも実はこれ、創業者のディーンとデルーカがやってきた事をそのまま実行しているだけなんです。 そのためマーケティング的な観点から、今のトレンドを取り入れていこうなんてことはやっていません。」(菅野さん)視察で見つけてきた食材は、その後店舗メンバーたちに「勉強会」という形で共有される。どうしてその食材を気に入ったのか、どのように料理して食べるのかを熱心に伝えるうちに、他のスタッフたちにも彼らの「体験」が伝播していくという。「この『体験』が重要なんです。自分たちがどれだけ『体験』するかによって、お客さんに伝えられる熱量も変わってきます」と菅野さんは指摘する。 ちなみに、現在同社が扱う食材は、海外からの輸入品が5割で残りの5割は日本独自のものを仕入れている。特に、店舗で提供される料理は地域によってメニューが異なるというから興味深い。もちろん、スタンダードメニューはどこも共通して扱っているが、シーズナルメニューは旬の野菜や地域特産の食材など、それぞれの店舗ごとに任せている。 京都なら京野菜、福岡なら地元でしか出回らない食材などを取り入れてメニューを考案する。ただし味やクオリティにばらつきが出ないよう、本社でのチェックは欠かさない。店舗によって、その土地特有の料理が味わえるのもまた、同社の魅力だ。 ■本家から受け継いだ食への想いを メンバーで共有する 現在「DEAN & DELUCA」の従業員数は、アルバイトを含めて1500人弱にのぼる。組織が大きくなればなるほど、創業者の信念が形骸化していく企業も多いなか、同社ははっきり目に見える形でその信念を共有している。 創業理念である「LIVING WITH FOOD(食べることとは人生を味わうこと)」を掲げるなかで、現場では創業者にならって「Food is hero(食が主役だ)」を合言葉に業務に励んでいるのだ。菅野さんもデルーカ氏から直接教えを受けた一人。「創業者は『本来、食は主役で美しいもの。なのに、なぜ倉庫にしまう必要があるんだ?』という考えの持ち主です。そのため私たちの店舗には、倉庫で使用するエレクター(業務用ラック)に商品が直接並んでいます。 言ってしまえば、店舗自体が倉庫であり、食を主役にするためには凝った演出は一切不要なんです。」食の味わいだけでなく、その存在自体に深くこだわる創業者の姿勢は、店内ディスプレイや品物の置き方を決めるたびに「本当に食が主役になっている?」とスタッフの会話にも出てくるほど徹底している。さらに同社の食への追及は、世界的に叫ばれているSDGs(持続可能な開発目標)に深く結び付いている。おいしく良質なものを作るためには、持続的な生産者への還元が必要であり、豊かな食を生み出す土地を健康に保たねばならないというのが同社の考え方だ。 「『おいしいを続けるためにできること』というビジョンをたて、不要なゴミを減らすために紙製のドリンクのふたを導入したり、土に帰る容器を使うなど試行錯誤しています。SDGsももちろん重要ですが、私たちにとって豊かな食文化を培う気候風土の守るためには、当たり前の活動なんです」と菅野さん。 同社の取り組みは消費者にも高く評価され、「脱プラスチックのフォークとナイフを作ってほしい」など、さらに具体的な声を得られる貴重な機会となっている。良質な食材でひとりひとりの人生を豊かにしたいと願い、食を育む自然を守ろうと真剣に向き合う。いつまでも衰えない同社の魅力の原点はここにある。 株式会社ウェルカムマーケティング&コミュニケーション マーケティングディレクター菅野幸子 様 https://www.deandeluca.co.jp/ 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-4-11 Daiwa神宮前ビル 1F ■事業内容:輸入食品および加工食品の製造・販売を手掛ける。現在、マーケットストア、カフェを52店舗展開。他にもケータリングからカタログギフトまで様々な食との出逢いを提案。世界から取り寄せたこだわりの食材は消費者に人気が高い。食器やキッチンツールなどデザイン性の高いライフスタイル製品も販売する。 ■年商:42億4,600万円(2010年2月期) ■創業:2000年2月(株式会社ディーンアンドデルーカジャパンの設立は2002年。)

  • 他社との競争を勝ち抜くカギは人と店舗にあり。イベントを接点に顧客のニーズを把握、 マンネリ化を避ける動きも店舗から生まれる好循環に。 | 女性トレンド総研 HERSTORY

    静岡市から浜松、湖西市までで17店舗を展開するネッツトヨタ静浜株式会社様。トヨタ自動車の4つの販売チャネルのうち、ヴィッツなどのコンパクト車種やヴォクシーなどのミニバン車種などをラインアップし、トヨタの新しいお客様層を拡げていくチャネルです。 ハー・ストーリィでは同社の企業理念「地域に愛される店舗づくり」を実現するための研修「ひまわり笑顔プロジェクト」を行っています。女性目線の店づくりから始まり、現在は差別化に向けた取り組みをご一緒させていただいています。静岡市、浜松市を中心に17店舗でイベントを自主運営、モチベーションをアップできる理由を伺いました。 自動車 店舗支援 他社との競争を勝ち抜くカギは人と店舗にあり。イベントを接点に顧客のニーズを把握、 マンネリ化を避ける動きも店舗から生まれる好循環に。 ネッツトヨタ静浜株式会社 専務取締役 営業本部長 竹林 栄吉 氏 静岡市から浜松、湖西市までで17店舗を展開するネッツトヨタ静浜株式会社様。トヨタ自動車の4つの販売チャネルのうち、ヴィッツなどのコンパクト車種やヴォクシーなどのミニバン車種などをラインアップし、トヨタの新しいお客様層を拡げていくチャネルです。 ハー・ストーリィでは同社の企業理念「地域に愛される店舗づくり」を実現するための研修「ひまわり笑顔プロジェクト」を行っています。女性目線の店づくりから始まり、現在は差別化に向けた取り組みをご一緒させていただいています。静岡市、浜松市を中心に17店舗でイベントを自主運営、モチベーションをアップできる理由を伺いました。 ネッツトヨタ静浜株式会社 専務取締役 営業本部長  竹林 栄吉 氏 <プロフィール> 昭和52年 トヨタカローラ静岡入社 昭和55年 ビスタ店設立と同時に転籍 平成 8年 DUO店店長 平成11年 サービス部長、DUO、お客様対応担当部長 平成15年 取締役 平成16年 ネッツトヨタ静浜に転換 平成24年 常務取締役 平成28年 専務取締役 共創プロジェクトの目的 地域密着の車販売店として、男性はもちろんのこと、女性やお子様連れ、市シニア層など、広く誰もが気軽に立ち寄りやすいと感じていただける「ファミリーの地域に愛される店舗づくり」を社員と共に学び、実行し、店舗集客につなげ、皆がわくわくする店を創りたい。 共創プロジェクトの内容 ・クライアントの企業理念である「地域に愛される店舗づくり」を実現するための研修「ひまわり笑顔プロジェクト」を実施 ・女性目線の店づくりから始まり、現在は差別化に向けた取り組みをご提案 導入成果 全社で行っている「ひまわり笑顔プロジェクト」を軸に、各店舗にお客様が行きたくなるようなイベントを定期的に企画実施。各店舗から参加した選抜メンバーたちが、実践する力をつけ、自発的かつ積極的にイベント集客に取組めるようになった。「ひまわり笑顔プロジェクト」が社内で継承され途切れないようにするために、参加したメンバーが店舗内で率先して回りを巻き込めるようになった。 INTERVIEW ■きっかけは「男性視点」と「女性視点」 日野:竹林専務はサービスエンジニアのご出身ですが、技術と販売、両方のフィールドを深くご存知だからこそ、車に乗る楽しさをより多くのお客様に知っていただきたいという思いが強いんですね。 竹林さん:はい。ただ、私が入社したころと今とではだいぶ社会環境が変わってきました。車を選ぶ人が男性だけでなく女性が増えてきたことを受けて、ビスタ店時代から女性視点で様々な事を改善しようとしてきました。例えば、事務仕事が主だったスタッフに接客を主とした業態に変えたり、女性スタッフのみを集めて接遇研修を行ったり、店舗の近所の女性に集まって頂き、ハード面、接客面について意見を頂き改善していくなどを実施してきました。それはそれなりに成果を生むことが出来ましたが、長年の男ムラ的(男性中心)な自動車会社特有の体質には改めて考えさせられました。そこで、社内で議論を重ね本格的に女性目線で出来ることを検討し、ハー・ストーリィの日野社長のような女性の外部講師を招いて改善を実現することにしました。例えば女性のお客様に来ていただき、良いところ、改善したほうが良いところについてそれぞれご意見をいただきました。できることから変えていき、少しずつ効果を実感していました。でもその矢先に、新しい課題が生まれてきたんです。 日野:以前はディーラーごとに取り扱い車種が異なっていましたが、その境がなくなったことでトヨタ販売店間の競争が激化。そのため競争に打ち勝つことができるアイデアが必要だったんですよね。 ■チャネルは違うのに同じ車種が購入可能。差別化の強み「人材」でネッツファンを増やす 竹林さん:お客様はトヨタなら、もしくはネッツならどこに行っても同じと思われている方が多くいらっしゃいます。今までは、それぞれの会社が違う車を扱っていました。しかし近年同じ車をトヨタ系列全てで扱うようになり、ブランドの違い、魅力を差別化することがとても難しくなってくる。しかも、4チャネルの中ではネッツ店は歴史が浅く、下手をすれば既存のお客様が他チャネルへ流出してしまうことも考えられました。店舗の外装など、ハード面を充実させるとなると時間もコストもかかる。だから、まずはソフト面。人材を活かした取り組みをして、近隣のどのチャネルよりも「面倒見のいいネッツ店」を目指したいと、日野さんに改めて相談をしたんです。 ※4チャネルとは:トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店のこと ■ 店舗ごとの自主企画「ひまわり笑顔プロジェクト」でファンを増やす 日野:竹林さんからのお話を受け、私どもは「ひまわり笑顔プロジェクト」という社内企画をお手伝いさせていただきました。 竹林さん:それまで教えていただいた企画をつくる勉強やPOPの書き方は、どれも現場の最前線で活かせるものばかりでした。ですから次はちゃんと目に見える形にし、効果を出していこうと、地域に愛されるお店づくりを大テーマに各店舗の若手を選抜し、1年間、VMDやPOP作成をはじめ、接客接遇研修を実施しました。そして、学んだことを店舗に持ち帰り、それぞれの店舗の課題解決に活かしてきたんです。 日野:その取り組みから店舗ごとの自主企画イベントが派生したのですね。 竹林さん:はい。それまでも自主企画をやっていましたが、物を差し上げることが中心の企画ばかりでした。また、本部がつくった折込チラシやダイレクトメールを使いながら各店舗で営業をしてきました。でも、いつも言われたことだけをやる受け身の姿勢だと、だんだん「やらされ感」が出てきて楽しくない。お客様に直に接しているのは店舗スタッフなのだから、誇りと責任をもってアクションを起こしてもらう仕掛けが必要でした。 日野:本部の考えを現場に伝えたとき、温度差はありませんでしたか。 竹林さん:確かにありました。今まで本部がやっていたことをなぜ店舗がやらなければならないの?と「やらされ感」はありました。普段の仕事をしながらイベント当日に向けて準備しないといけない、手間暇がかかるのは事実です。そこで、私たち経営陣は各店舗のスタッフリーダーが現場をまとめやすい雰囲気がつくれるよう、サポートしてきました。 日野:現場の意思統一はとても大切ですね。また、メンバー編成は男女問わず、若手を集めたことがポイント。新しいアイデアで変えていこうとする空気が生まれますね。ちなみにプロジェクト名にある「ひまわり」は御社のコンセプトですね。 竹林さん:そうです、「ひまわり」のように皆が同じ方向を向いて元気でイキイキと笑顔で接客することを目指しています。自主企画イベントは2年目に入っていますが、各店舗のモチベーションが上がってきたように思います。元々改善活動をやっていたものですから、週に一度は全員集まって問題点を出し合う風土ができています。そこにイベントの企画が議題として入ってくることで、それぞれが主体的に店舗活性化のためのアイデアを出すこともスムーズに行われるようになりました。最終的には店舗のメンバーの一体感が育まれたと思います。それが大きな成果です。 日野:自主企画イベントがきっかけで仕事への向き合い方が変わるだけでなく、スタッフ間の雰囲気までよくなる。いい相乗効果ですね。 他店で探してきたイベント材料を共有する動きが出てきたり、ネットを活用したらアイデアがたくさん載っているのも発見でき、ヒントとなることがわかってきました。 ■ 営業スタッフの「武器」(お客様へのお声掛け材料)を増やす 竹林さん:イベントは社内の雰囲気を変えるだけでなく、営業面でも効果が出ています。営業スタッフはお客様にアプローチするための武器が必要ですが、新車や車検のご案内だけでなくイベントへの招待からお客様と接点を持つことができれば、強みになる。お客様もネッツトヨタ静浜に対して気軽に話ができるようになる。その関係性の構築がとても大切だと思います。 日野:商品をプッシュするだけでなく、イベントを介在させることで自然に信頼関係が育まれる。今後の購買につながる行為ですね。素晴らしいです。 竹林さん:ありがとうございます。武器が増えると、営業スタッフたちも自信が持てるし、安心する。だからまたイベントをやりたくなる。好循環が生まれて来ていますし、これからも期待しています。 ■営業の武器は社内活性化の武器。いきいきと働く姿は時にお客様を巻き込むことも 竹林さん:私たちは春夏秋冬でいろんな企画をしています。例えばハロウィンのおばけやサンタクロースになりきってイベントに出演したりもします。その場面を撮影し、ポスターにして掲示しているため、どの店舗がどんな企画をしているのかが分かります。スタッフ同士で「あの店舗ではこんなことやってるんだ、負けていられない」という競い合う気持ちが生まれて、私たちが店舗を訪問すると「専務、見てくださいよ!」と声がかかりますし、最近ではスタッフの方から自分たちの企画を見せてくれるまでに。それまでは引っ込み思案みたいなところがあったので、いま、とてもいい方向に向かっていると思います。またお客様からのCSアンケートにも参加型イベントやっているね、いいことですね、とお褒めの言葉をいただいています。 日野:そんなコメントも!うれしいですね。 ハロウィンイベント ■最近特に心に残っているイベントはありますか? 竹林:直近のイベントなのですが、当社のスタッフの代わりにお客様が主催者になってくれたことがありました。 日野:お客様が主催者!? 竹林:はい。土日の2日間で「お客様感謝デー」を開催したのですが、企画のひとつに「プラモデルづくり体験」がありました。これは、プラモデルづくりが趣味のお客様からの提案でして、毎回いろいろな催しがあると知ったお客様が「俺たちがやってあげるよ」と乗り込んで来てくださった。ブースを設けて自由にやっていただきました。(笑)。 日野:えー! お客様ご自身が出展したいと持ち掛けてくれたのですね。イベントが浸透してきて親しみが生まれている証です! うれしい限りです。「お客様感謝デー」は年に一度のイベントで、ネッツトヨタ静浜の17店舗が一斉に別々のイベントを企画、実施していますが、そのときは2,500組以上の来場者があり、前年対比110%と、大きな成功を収めることができました。 お客様感謝デーのチラシ ■ 工夫次第で顧客の周辺まで取り込むチャンスが生まれる 商品の売買だけが顧客とのコミュ二ケーションではない。長期的な視点で関係づくりを心がけ、ファンを獲得 日野:新しいお客様の獲得もできたのではないですか? 竹林さん:特に小さなお子様と奥様向けのイベントが多かったこともあり、ご家庭内の2台目の車をネッツトヨタ静浜でお選びいただくための開拓ができました。新規のご来店数が85組あり、そのうち奥様や免許を取得した息子さん、娘さんが所有する希望が33件。既存のお客様の家族関係からこれだけ開拓できるのは、やはりイベントがあったからだと思いますし、チラシのキャッチコピーで「ご家族の分もお任せください」と謳ったのがよかったのだと思います。 日野:なるほど。他社車の乗り入れはなんとなく後ろめたいような気がするものですが、それでも来ていいと言われれば、ハードルが下がりますね。 竹林さん:それがとても大切なんですね。車は決して安価な買い物ではありませんが、だからといってディーラーは敷居が高くて行きづらい場所になってはならないと思います。イベントの企画は増販期などと重なると準備時間が思うようにとれずに苦労することもありますが、とにかく継続し、その時その時で新しい内容を投入することでマンネリ化しないように努力していきたいですね。 ■ ハー・ストーリィに期待すること 日野: これからもイベントを継続しながら、どんなことを実現していきたいとお考えですか? 竹林さん:顧客名簿に記載されているけど数年お会いしていないというお客様は多くいます。また、新車を購入して2、3年以内ですと、ディーラーに行く理由もなく、営業スタッフは接点づくりの難しさを感じてきました。そういう層に対してイベントをきっかけにコミュニケーションを図り、顧客名簿に記載のあるすべてのお客様へお声がけができるような体制を構築していきたいと思います。 日野さんには最初に女性目線の大切さを教えていただきました。今回のイベントでも女性や子ども向けのハンドマッサージやネイルが人気で、改めて重要視していくべきだと感じました。先にもお伝えしたように、ディーラーは敷居を下げて、親しみやすい雰囲気をもっと出していく必要があります。接遇も四角四面ではなく、笑顔と元気を意識していきたいですね。私たち自動車業界はまだまだ「男性社会」です。日野さんからの新しい提案にも期待していますし、できれば現地現物で女性目線のアドバイスもお願いしたいところです。 日野: 新しいお店の構想もあるとお聞きしました。お力になることができたらうれしいです。本日はどうもありがとうございました。 ■対談を終えて ネッツトヨタ静浜さまは、以前に一度、一店舗単体での女性客マーケティングの導入をトライされ少し時期尚早という感があり断念した経験があります。しかし、車の販売を取り巻く環境は年々競争が激化し、2年前より再度、全店舗でトライというタイミングを迎えました。 今回、もっとも大事にしたのは「地域のお客様」という視点と「各店舗が自主自立で集客力をつける」こと。プロジェクトの名前は、イメージキャラクターを活かして「ひまわり笑顔プロジェクト」。各店舗から若手を中心に2名をプロジェクトメンバーに任命、毎月一回本社会議室に集まり「お客様視点と店舗とは」「演出・POP・陳列装飾」「地域イベント開催」などをご指導してきました。店舗では毎月1回「自主企画」を設けて実践、その取り組みによる集客の効果、お客様の反応などを年に1回の全社大会で発表し合い、優秀チームが表彰される仕組みも導入。PDCAを繰り返してノウハウを溜め、各店舗全員が自ら考え行動し、自主的にお客様を集めてもてなす風土が定着してきました。二期生、三期生とプロジェクトメンバーも毎年交代して発展されています。あきらめずにトライされ、素晴らしい組織・体制を作り上げたネッツトヨタ静浜さまの熱き想いを、これからもご支援してまいります。 対談を終えて その他のトップインタビュー 女性トレンド総合研究所の共創プロジェクトに参画いただいた企業のトップに、 その取り組みと成果について聞きました。 その他共創プロジェクト 女性トレンド総合研究所が現在、企業と共創型で行っているプロジェクトの進捗状況を随時更新、報告します。 共創プロジェクト一覧へ戻る お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 30代~40代フルタイムで働く既婚女性に多いペルソナ“BIZママ”像とは?

    コロナ禍を経た、30代~40代フルタイムで働くワーママに多いペルソナ“BIZママ”は、どんな悩みがあり、どんなものに興味を示し消費行動を行うのか、その興味関心ごとの特徴などをリサーチした結果をまとめ、どんなプロモーションが効果的か解説していきます。 Home > コラム > 30代~40代フルタイムで働く既婚女性に多いペルソナ“BIZママ”像とは? 30代~40代フルタイムで働く既婚女性に多いペルソナ“BIZママ”像とは? 2024年1月9日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 コロナ禍を経た、30代~40代フルタイムで働くワーママに多いペルソナ“BIZママ”※は、どんな悩みがあり、どんなものに興味を示し消費行動を行うのか、その興味関心ごとの特徴などをリサーチした結果をまとめました! ※BIZは「Business」の略で、働くママのことを指しています。 目次 1. 30代~40代フルタイムで働く既婚女性に多い“BIZママ”像ってどんな人? 1.1.”BIZママ”の具体的なペルソナ像 2.“BIZママ”の消費行動 2.1.優先順位 2.2.消費欲と消費行動力 3.“BIZママ”への効果的なプロモーション方法とは? 3.1.プロモーションの活用ポイント 4.“BIZママ”層のまとめ 4.1. 【BIZママとは】 4.2. 【BIZママ消費傾向】 4.3. 【BIZママに最適なプロモーション】 女性視点マーケティングを研究するハー・ストーリィは、女性顧客を知るためには「クラスター」と「ペルソナ」の把握が必須ととらえ、多様化している女性消費者像の最新の動向や傾向を分析し、ペルソナを常にアップデートしています。 顧客理解に不可欠な「2023年版 女性ペルソナ設計まるわかり」を無料配布中です。 是非この機会にダウンロードしてご活用ください。 ↓ www.herstory.co.jp 2023年版 女性ペルソナ設計まるわかり | 女性トレンド総研HERSTORY なぜ女性ペルソナが必要なのか? 価値観・購買行動が多様化する女性ペルソナ設計を解説しています。 2023年版 30~50代「児童・思春期ママ」ペルソナを無料公開 ■ 30代~40代フルタイムで働く既婚女性に多い“BIZママ”像ってどんな人? “BIZママ”像は、主に35歳~54歳の女性で、会社では責任あるポジションでフルタイム勤務をしています。 子どもも手がかからなくなってきたため、仕事への優先順位は高くなってきているものの、家事からは解放されず、思春期を迎えた家族との衝突が増え、心身共に複雑なキャリママ層をさしています。 この層が意識するのは健康と教育。身体に不調をきたし始める年齢なので、健康への消費活動が活発になる傾向があります。 また、子どもの進路にも悩む時期なので、教育に関する消費も一層活発化する頃でもあります。 ここからは、具体的なペルソナを紹介しながら、どんな消費傾向や購買決定ポイントがあるのか、さらに詳しくみていきましょう。 ”BIZママ”の具体的なペルソナ像 名前:高田智子 *年齢:48歳 *家族構成:夫婦小5と中1の子ども2人 *住居:持家(住宅ローン返済中) *職業属性:正社員看護師 夫:正社員メーカー工場勤務 *世帯年収:900万円 *貯蓄額:980万円 *次のライフステージへの意識:子どもの高校受験、部活、更年期初期 【ストーリー/ライフスタイル】 東京都練馬区在住。小学生と中学生の子ども2人を育てる。仕事をしているが基本家事もほとんどやっている。子どもが思春期を迎え、ちょっとしたことで言い争いになりがち。自分自身もほてりやのぼせを感じて体調がすぐれない。これってもしかして更年期?疲れやすく、家事や仕事がはかどらない。でもやらなければならない。夫は頼りにならない。しんどいけど、子どもの前でしんどい姿は見せられない。やることが多く、気が休まらない。自分の体調不良と職場環境、子どもと夫の人間関係に疲れを感じる。 ■“BIZママ”の消費行動 優先順位 コロナ禍が落ち着くものの、家族の在宅時間は増加。子どもや夫と過ごす時間も増え、家事負担が多い背景もあり家族との衝突も多く発生しています。 自分の時間も確保できはじめますが、活発に出歩けるほど心身共に元気ではない年齢です。 子どもも成長し手がかからない分、仕事への優先順位は上がっている傾向ですが、思春期の子どもの考えていることがわからなくなったり、仕事にも身が入らないことも。 いつもできていたことができなくて自分にイライラする悩みを抱えています。 消費欲と消費行動力 自分のものよりも、家族(特に子ども)のための消費が中心です。進学や教育費、習い事など子どもへの出費が多くなりますが、それに対応できるほどの経済力はあり、さらに将来への貯蓄も毎月できている状態です。 自身への消費としては、身体面の不安から、健康・運動消費が活発となります。容姿の衰えが気になりだす頃なので、美容への消費熱も高い傾向にあります。 ■“BIZママ”への効果的なプロモーション方法とは? “BIZママ”層は、体験談・比較コンテンツから期待やイメージを伝えるプロモーションが有効でしょう。 お得&限定訴求に弱く、その時の気分や店舗での回遊行動から衝動買いすることも多いので、リアル店舗での施策が刺さりやすいと言えます。 消費欲としては、自分へは美容&健康への消費欲が強く、子どもへは教養&進学に対して積極的に消費行動する傾向があります。 プロモーションの活用ポイント 90%以上の“BIZママ”はネット検索やTV視聴、YouTubeから情報収集することが多いので、“BIZママ”へプロモーションをするなら、SNS広告よりもYahoo広告やGoogle(YouTube)広告などの検索エンジン広告(検索連動型広告)、テレビCMが効果的と言えます。 消費熱の高い健康食品やグッズは通販番組に心動かされる傾向があります。 また、有名な物や知名度が高いものに安心感を抱きやすいですが、実際のクチコミにも大きく心を動かされるタイプです。 「体型」「シミしわ」などのBeforeAfterの画像があるとつい見てしまい、私もそうなれたらと期待するところがあります。 さらに、教育資金に向けて節約思考が強いので、「割引」「キャンペーン」などお得訴求や「今だけ」「期間限定」など限定訴求に弱く、特に「家計・節約」を謳った訴求には反応せずにはいられません。 また、デバイス別では90%以上がスマホを使用して情報収集しているため、スマホに最適化されたプロモーションが有効と言えそうです。 ■“BIZママ”層のまとめ 【BIZママとは】 主に35歳~54歳の女性で、会社では責任あるポジションでフルタイム勤務 【BIZママ消費傾向】 健康と教育…体調への不安から健康商品への消費が活発化し、容姿の衰えへの不満から美容商品への消費熱も上がる。 子どもへの教育資金がかかり始める。 【BIZママに最適なプロモーション】 Yahoo広告やGoogle(YouTube)広告などの検索エンジン広告(検索連動型広告)、テレビCMが効果的。 実際のクチコミにも大きく心を動かされるタイプ 「割引」「キャンペーン」など「家計・節約」を謳った訴求や「今だけ」「期間限定」など限定訴求に弱い。 いかがでしたでしょうか? 30代~40代フルタイムで働く既婚女性に多い”BIZママ”層の特徴を掴んで、消費行動の属性を掴みながらマーケティング戦略・戦術にお役立てください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。

  • 環境問題やヴィーガン・ベジタリアンを意識した商品がそろうスウェーデンのセブンイレブン

    女性視点にはサステナビリティはこれから外せないテーマ。暮らしを通じて地球環境や社会に役立つ自分でありたいと思う女性たちの意識は年々上昇している。そうした視点をビジネスの現場に先行して取り入れている海外事例をよく知る安並氏に、現地レポートからヒントをいただきます。 Home > コラム > 環境問題やヴィーガン・ベジタリアンを意識した商品がそろうスウェーデンのセブンイレブン 環境問題やヴィーガン・ベジタリアンを意識した商品がそろうスウェーデンのセブンイレブン 2020年9月10日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 女性視点にはサステナビリティはこれから外せないテーマ。暮らしを通じて地球環境や社会に役立つ自分でありたいと思う女性たちの意識は年々上昇している。そうした視点をビジネスの現場に先行して取り入れている海外事例をよく知る安並氏に、現地レポートからヒントをいただきます。 目次 1.脱「コンビニ=反サステナブル」SDGs進む北欧のセブンイレブン 2.ミルクやコーヒーも植物性の波 日本も追随すべき時 ■脱「コンビニ=反サステナブル」SDGs進む北欧のセブンイレブン 私たちの消費生活に欠かすことができなくなったコンビニエンスストア。サステナビリティや環境問題においては、やり玉に挙げられることも多いと思います。実態として、日本では「3分の1ルール」という流通業の習慣により、年間1200億円の食品ロスが生まれていると言われます。お客様のニーズがあるかぎりその期待に応えようとする姿勢なので、改善にも限界があります。 しかし海外では、サステナビリティを意識したスタイルのコンビニも広がっています。その事例として、今回はスウェーデンのセブンイレブンをお伝えします。 スウェーデンのセブンイレブンは、外観は見るからに慣れ親しんだあのコンビニ。ロゴとカラーは日本と同じです。全く違うのは、ヴィーガンやベジタリアンを意識した商品が多いという点です。 入口のガラス窓には“Simply veggielicious 25% ON SELECTED GREENS”(とにかくおいしい野菜たち・グリーン特選品25%割引)というステッカーがあり、野菜食を勧めます。入店してデリコーナーへ。サンドイッチ、サラダが所狭しと並びますが、グリーン色のラベルが目立ちます。ここでも野菜食を勧めます。もちろん新鮮なオーガニック野菜。ソーセージもなんと肉不使用のベジソーセージが売られています。 「Green」や「Veggie」など野菜を意識したラベルが目立つデリコーナー ■ミルクやコーヒーも植物性の波 日本も追随すべき時 ヨーロッパの人々は、ミルクをよく飲みます。最近の傾向として“OAT-LY”、いわゆる麦ミルクが急速に広がっています。牛乳と風味は違いますが、ミルクさえ植物から採ろうという動きです。パッケージには、なんとこの製品の生産過程で排出したCO₂量が明記されています。そして“NOLL KLIMATAVTRYCK”(気候変動ゼロ)と表記されています。スターバックスのコーヒー飲料もヴィーガンでフェアトレード、その他のコーヒー飲料もノンシュガー、フェアトレード、オーガニック、麦ミルクベース、ヴィーガンが主流です。 環境を意識したミルクのパッケージ。(左)「0.30kg-CO₂」とCO₂排出量を表記(右)「気候変動ゼロ」の表記 そして最も感動したのが、ヴィーガンのアーモンドアイスクリーム。見た目は普通のアイスクリームですが、とにかくおいしいのです。日本でもヴィーガンやベジタリアンは特に女性の間で注目されていますから、こうした「環境にいいし味もいい」という商品の展開は商機があると思います。 ヴィーガンアーモンドアイスクリーム 世界的に肉離れが進み、ヴィーガン・ベジタリアンが増え、スウェーデンでも増え続けています。これは健康面だけでなく、牧畜や肉関連の産業の環境負荷(CO2排出量)が大きいことも理由の一つ。また、環境対応も進んでいます。日本でも、エコポイントやエコバッグの販売など環境対応の取り組みはされていますが、中途半端な印象があります。 スウェーデンのコンビニは、同じコンビニでも私たちの知っているコンビニではありません。環境を意識したサステナビリティを徹底して追及しています。この意識は世界の潮流なので、日本の企業も追随していくべき時ではないでしょうか。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。

  • 女性403人アンケート調査結果 インフルエンサーに関する調査 | 女性トレンド総研HERSTORY

    購入前の信頼できる指南役 インフルエンサー影響消費 2021年 インフルエンサーに関する調査 調査結果無料ダウンロード ■調査期間:2021年7月26日(月)~2021年8月2日(月) ■調査方法:インターネット調査 ■調査対象:全国の女性403人 10代(15歳以上)、20代、30代、40代、50代、60代以上 ■調査会社:株式会社ハー・ストーリィ -------------- 【調査カテゴリ】 女性インサイト、女性意識調査、女性購買行動、女性ペルソナ 女性403人アンケート調査結果 インフルエンサーに関する調査 https://f85fbdd5-33f5-4ff4-a9ef-0df65dd85f71.usrfiles.com/ugd/cb9aa1_bc7476bd81cf4d46bb6f70e930b88f0c.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • Z世代の買い物は、 脅威のコスパ重視98%! 『流行』より『自分の嗜好』とのマッチが重要 | 女性トレンド総研HERSTORY

    15~24歳の女性を対象に、買い物に関するアンケートを実施し、2021年4月の調査結果と比較してこの1年半の購買行動の変化を分析。ロシア・ウクライナ戦争や円安・物価高、安倍元首相銃撃事件などの社会・経済不安の影響で、堅実消費の傾向が強まったことが判明した。 Z世代の買い物は、脅威のコスパ重視98%! 『流行』より『自分の嗜好』とのマッチが重要 無料ダウンロード 資料の主な内容 ・<テーマの背景>Z世代の買い物は、 脅威のコスパ重視98%! 『流行』より『自分の嗜好』とのマッチが重要 ・<事例取材> 富士フイルム株式会社/撮るだけで終わらない 独自の価値がZ世代にヒット 「INSTAX(チェキ)」 ・<事例取材> ROADGET BUSINESS PTE. LTD./アプリのダウンロード数1位を記録! グローバルファッションブランド「SHEIN(シーイン)」 ・<マーケター取材>株式会社電通 電通若者研究部/クリエーティブ・プランナー古山 萌美 ・女性消費者インタビュー調査 ・女性10ペルソナのトレンドワード HER TREND その他(全37P) ▼法人会員クラブinherstoryについて 詳細はこちら Z世代の買い物は、 脅威のコスパ重視98%! 『流行』より『自分の嗜好』とのマッチが重要 https://f85fbdd5-33f5-4ff4-a9ef-0df65dd85f71.usrfiles.com/ugd/f85fbd_0046148c85ae457c83445fd2e45ee8fb.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 女性513人アンケート調査結果 コロナ禍における消費活動調査 | 女性トレンド総研HERSTORY

    コロナが大切なことを教えてくれた Well-Being消費 2021年 コロナ禍における消費活動調査 〜Well-Beingに関する調査〜 調査結果無料ダウンロード ■調査期間:2021年5月24日(月)~2021年5月30日(日) ■調査方法:インターネット調査 ■調査対象:全国女性 513人 10代(15歳以上)、20代、30代、40代、50代、60代以上 ■調査会社:株式会社ハー・ストーリィ 女性513人アンケート調査結果 コロナ禍における消費活動調査 https://f85fbdd5-33f5-4ff4-a9ef-0df65dd85f71.usrfiles.com/ugd/cb9aa1_761451a092504245b1c297c10dbb6bf8.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

  • 大阪公立大学大学院都市経営研究科 教授 一般社団法人女性の実学協会理事

    永田 潤子(専任)大阪公立大学大学院都市経営研究科 教授 一般社団法人女性の実学協会理事 <特別フェロー一覧へ戻る ソーシャルマーケティング/組織マネジメント 永田 潤子(専任) 大阪公立大学大学院都市経営研究科 教授 一般社団法人女性の実学協会理事 日本で最初の海上保安庁女性幹部、橋下元大阪府知事顧問改革評価委員㈱メガチップス 社外取締役㈱タニタヘルスリンク顧問(公財)国際人材交流支援機構理事一般社団法人女性の実学協会理事 Facebook X (Twitter) LinkedIn リンクをコピー 一般社団法人 女性の実学協会

  • 女性385人アンケート調査結果 SDGsとサステナブルに関するアンケート | 女性トレンド総研HERSTORY

    「サステナブル」が買う動機の時代。 認知度92.5%のSDGs 2022年 SDGsとサステナブルに関するアンケート 調査結果無料ダウンロード ■調査期間:2022年1月25日~2022年2月1日 ■調査方法:インターネット調査 ■対象:15歳以上の女性385人 10代(15歳以上)、20代、30代、40代、50代、60代以上 ■調査会社:株式会社ハー・ストーリィ -------------- 【調査カテゴリ】 女性インサイト、女性 価値観 調査、女性購買行動、女性ペルソナ 女性385人アンケート調査結果 SDGsとサステナブルに関するアンケート https://f85fbdd5-33f5-4ff4-a9ef-0df65dd85f71.usrfiles.com/ugd/cb9aa1_e313af5829444bc3b0e45f7eba1fb436.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ

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