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- アイランド株式会社 メディア事業部 シニアマネージャー
久永 千恵アイランド株式会社 メディア事業部 シニアマネージャー <特別フェロー一覧へ戻る 料理インフルエンサー/メディア 久永 千恵 アイランド株式会社 メディア事業部 シニアマネージャー 大手ECサイトのディレクターを経て2008年にアイランド株式会社に入社。料理ブログのポータルサイト「レシピブログ」、料理と暮らしのライフスタイルメディア「フーディストノート」の編集長としてサービス運営に従事。 フーディストサービス統括リーダーとして料理インフルエンサーとのコミュニケーションを積極的に行い、SNSを起点にした料理トレンドにも精通している。【専門分野】料理インフルエンサーの特性をいかした活動支援SNSを起点にした料理・食のトレンド分析料理インフルエンサーマーケティングやプロモーション施策 Facebook X (Twitter) LinkedIn リンクをコピー
- 「食が主役」を現場で徹底!流行を追わず感動したものだけを商品にするDEAN&DELUCA
町で見かけない日はないぐらい、多くの女性が持ち歩いている大人気の「DEAN & DELUCA」のエコバッグ。主に飲食事業を手がける同社が日本に進出したのは18年前だ。以来、多くの消費者を飽きさせないその上質な味と商品力は、どのように生み出されているのだろうか。 Home > コラム > 「食が主役」を現場で徹底!流行を追わず感動したものだけを商品にするDEAN&DELUCA 「食が主役」を現場で徹底!流行を追わず感動したものだけを商品にするDEAN&DELUCA 2020年12月10日 食 女性トレンド総研 町で見かけない日はないぐらい、多くの女性が持ち歩いている大人気の「 DEAN & DELUCA 」のエコバッグ。主に飲食事業を手がける同社が日本に進出したのは18年前だ。以来、多くの消費者を飽きさせないその上質な味と商品力は、どのように生み出されているのだろうか。 女性視点ポイント トレンドではなく自らの感動を商品にする 食に対する創業者の理念を現場に生かす 安定して良質な食を収穫するため自然に配慮する 目次 1. 目指すのは「レストランクオリティ」 2. トレンドを入れ込むのでなく自分たちの食べたいものを追いかける 3. 本家から受け継いだ食への想いを メンバーで共有する ■ 目指すのは「レストランクオリティ」 店舗全体が「見せる」ディスプレイに。ディーンアンドデルーカのある生活を自然とイメージさせている 日本では2003年より、品川・六本木・青山など東京の中心部を始め、関西・九州に順次店舗を展開している。マーケットストア17店舗、カフェ35店舗、レストラン2か所(マーケットストア内に設置されたテーブル席)の計52店舗を構え、「LIVING WITH FOOD(食することとは人生を味わうこと)」の創業理念のもと、日々良質な食材を提供し続けている。食材の他にも、カップやバッグ、ブライダルギフトやプチギフトなどの雑貨事業でも大きな成功を収めている。 店舗で毎日調理されるデリの数々。チーズやワインと併せ、お祝いや記念日など、特別な食卓に選びたくなる Photo by MASAHARU OKUDA 今回のコロナ禍で実店舗の閉鎖が相次ぐなか、同社のオンライン販売での売上は2〜3倍まで跳ね上がった。緊急時でも食べたくなる同社のクオリティ。一体何が消費者をそこまで引き付けるのだろうか。 「店舗の料理人たちは全員、レストランや個人店で腕を磨いてきたメンバーばかりなので、レストランクオリティの料理を楽しめるんです」と胸を張るのは、株式会社ウェルカム マーケティング室の菅野幸子さんだ。「加工されたものではなく、新鮮な野菜や素材が毎日届けられ、一から仕込みを行います。 『見るたのしみ・つくるたのしみ・食するよろこび』という当社のコンセプト通り、食のおいしさを最大限に引き出し、大切な人と家で囲む食卓を大事にしています」と語る。 菅野さんの言葉通り、同社の料理は消費者にとって特別な食卓となっている。今回のコロナ騒動の中でも結婚記念日を祝いたいと、1人約4000円のパーティメニューを注文した夫婦がいた。 外食で祝えない代わりに、自宅で思い出に残る時間を過ごしたいーそう考えた時に、特別な料理として選ばれたのが「DEAN & DELUCA」のフードだった。家庭の食卓を重視する同社の理念が、消費者にもしっかり伝わっているのがよくわかる。 ■ トレンドを入れ込むのでなく自分たちの食べたいものを追いかける 創業以来、常に新鮮な食材とメニューで消費者を虜にしてきた同社だが、意外にもそこにはトレンドを追わない姿勢が貫かれている。代わりにあるのは、自分たちが食べたい物、感動した物を広めていきたいという熱意だ。食材を探す視察旅行には、料理人、バイヤー、営業そしてマーケティングらジャンルが異なる組み合わせで出かける。行った先で、「これは何だろう?」と思わせる食材を見つけ仕入れてくるのだ。 ドリンク、野菜、パン、調味料など印象に残ったものは何でもありだ。「それぞれの専門家たちが感動を覚えたものは、お客様にも伝わりやすい。一回食べてみてと自分たちの感動をプレゼンテーションするのが、私たちのやり方ですね。でも実はこれ、創業者のディーンとデルーカがやってきた事をそのまま実行しているだけなんです。 そのためマーケティング的な観点から、今のトレンドを取り入れていこうなんてことはやっていません。」(菅野さん)視察で見つけてきた食材は、その後店舗メンバーたちに「勉強会」という形で共有される。どうしてその食材を気に入ったのか、どのように料理して食べるのかを熱心に伝えるうちに、他のスタッフたちにも彼らの「体験」が伝播していくという。「この『体験』が重要なんです。自分たちがどれだけ『体験』するかによって、お客さんに伝えられる熱量も変わってきます」と菅野さんは指摘する。 ちなみに、現在同社が扱う食材は、海外からの輸入品が5割で残りの5割は日本独自のものを仕入れている。特に、店舗で提供される料理は地域によってメニューが異なるというから興味深い。もちろん、スタンダードメニューはどこも共通して扱っているが、シーズナルメニューは旬の野菜や地域特産の食材など、それぞれの店舗ごとに任せている。 京都なら京野菜、福岡なら地元でしか出回らない食材などを取り入れてメニューを考案する。ただし味やクオリティにばらつきが出ないよう、本社でのチェックは欠かさない。店舗によって、その土地特有の料理が味わえるのもまた、同社の魅力だ。 ■本家から受け継いだ食への想いを メンバーで共有する 現在「DEAN & DELUCA」の従業員数は、アルバイトを含めて1500人弱にのぼる。組織が大きくなればなるほど、創業者の信念が形骸化していく企業も多いなか、同社ははっきり目に見える形でその信念を共有している。 創業理念である「LIVING WITH FOOD(食べることとは人生を味わうこと)」を掲げるなかで、現場では創業者にならって「Food is hero(食が主役だ)」を合言葉に業務に励んでいるのだ。菅野さんもデルーカ氏から直接教えを受けた一人。「創業者は『本来、食は主役で美しいもの。なのに、なぜ倉庫にしまう必要があるんだ?』という考えの持ち主です。そのため私たちの店舗には、倉庫で使用するエレクター(業務用ラック)に商品が直接並んでいます。 言ってしまえば、店舗自体が倉庫であり、食を主役にするためには凝った演出は一切不要なんです。」食の味わいだけでなく、その存在自体に深くこだわる創業者の姿勢は、店内ディスプレイや品物の置き方を決めるたびに「本当に食が主役になっている?」とスタッフの会話にも出てくるほど徹底している。さらに同社の食への追及は、世界的に叫ばれているSDGs(持続可能な開発目標)に深く結び付いている。おいしく良質なものを作るためには、持続的な生産者への還元が必要であり、豊かな食を生み出す土地を健康に保たねばならないというのが同社の考え方だ。 「『おいしいを続けるためにできること』というビジョンをたて、不要なゴミを減らすために紙製のドリンクのふたを導入したり、土に帰る容器を使うなど試行錯誤しています。SDGsももちろん重要ですが、私たちにとって豊かな食文化を培う気候風土の守るためには、当たり前の活動なんです」と菅野さん。 同社の取り組みは消費者にも高く評価され、「脱プラスチックのフォークとナイフを作ってほしい」など、さらに具体的な声を得られる貴重な機会となっている。良質な食材でひとりひとりの人生を豊かにしたいと願い、食を育む自然を守ろうと真剣に向き合う。いつまでも衰えない同社の魅力の原点はここにある。 株式会社ウェルカムマーケティング&コミュニケーション マーケティングディレクター菅野幸子 様 https://www.deandeluca.co.jp/ 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-4-11 Daiwa神宮前ビル 1F ■事業内容:輸入食品および加工食品の製造・販売を手掛ける。現在、マーケットストア、カフェを52店舗展開。他にもケータリングからカタログギフトまで様々な食との出逢いを提案。世界から取り寄せたこだわりの食材は消費者に人気が高い。食器やキッチンツールなどデザイン性の高いライフスタイル製品も販売する。 ■年商:42億4,600万円(2010年2月期) ■創業:2000年2月(株式会社ディーンアンドデルーカジャパンの設立は2002年。)
- 女性920人アンケート調査結果 ギフトに関するアンケート | 女性トレンド総研HERSTORY
日本の贈答文化は、SNSの普及でカジュアルなソーシャルギフトへ変化しています。 2023年 ギフトに関するアンケート 調査結果無料ダウンロード ■調査期間:2023年10月4日~10月11日 ■調査方法:インターネット調査 ■対象:15歳以上の女性920人 ■調査会社:株式会社ハー・ストーリィ 女性920人アンケート調査結果 ギフトに関するアンケート https://www.shop.herstory.co.jp/_files/ugd/f85fbd_6fb5da9adcd24d9a84f7a3f88b89fcbf.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ
- 女性たちの本音!最新アジアンコスメのイメージ調査
近年トレンドとなっているアジアンコスメについて、 女性消費者は実際にどんな印象を持っているのか、アンケートを実施。 Home > コラム > 女性たちの本音!最新アジアンコスメのイメージ調査 女性たちの本音!最新アジアンコスメのイメージ調査 2021年9月17日 女性消費者行動 女性トレンド総研 近年トレンドとなっているアジアンコスメについて、 女性消費者は実際にどんな印象を持っているのか、アンケートを実施。 目次 1. 安い、かつ高品質な商品イメージがある国はどこですか? 1.1. プレゼントとして贈りたいのはどこの国のコスメですか? 1.2. パッケージがかわいい、おしゃれなイメージがある国はどこですか? 1.3. 成分や品質に心配がある国はどこですか? 1.4. 無添加・天然由来成分のイメージがある国はどこですか? 2. まとめ 3. 調査概要 ■安い、かつ高品質な商品イメージがある国はどこですか? プレゼントとして贈りたいのはどこの国のコスメですか? パッケージがかわいい、おしゃれなイメージがある国はどこですか? 成分や品質に心配がある国はどこですか? 無添加・天然由来成分のイメージがある国はどこですか? ■まとめ 「安い、かつ高品質」なイメージが高いのは韓国コスメと日本コスメ。「パッケージがかわいい、おしゃれ」と感じるのは韓国コスメと日本コスメ。「無添加・天然由来成分」のイメージがあるのは圧倒的に日本コスメ。「プレゼントに贈りたい」のは、日本コスメ。「成分や品質に心配がある」のは中国コスメ。 これらの結果から、アジアコスメのなかでも 特に日本と韓国のイメージが良いことがわかる 。韓国コスメに関しては、「安い、かつ高品質」と「パッケージがかわいい、おしゃれ」という項目では、日本コスメよりも評価が高い。また、年代別に見た場合、 40代以下の若年層は韓国コスメに対してのイメージが良いことがわかる。特に10代では、「プレゼントに贈りたい」コスメとして約8割の女性が韓国コスメをあげており、日本コスメを上回っている 。中国コスメは「成分や品質に心配がある」との回答が多いが、ネガティブなイメージを払拭することができれば、日本コスメや韓国コスメのように人気が高まる可能性がある。今後もアジアコスメに注目していきたい。 より詳細なネオアジア消費についてまとめたレポートを販売中!ぜひご一読ください。 ■調査概要 【調査期間】 2021年6月23日~2021年6月30日 【調査方法】 インターネット調査【調査対象】全国女性(15歳以上)538人 【お問い合わせ】 https://herstory.co.jp/contact 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- 女性は色に敏感⁉男女の視覚の違いから攻略
突然ですが、女性を惹きつけるお店づくり出来てますか? 例えば、デパート1 階の化粧品売り場には、さまざまな色の口紅がズラリと並んでいる。 Home > コラム > 女性は色に敏感⁉男女の視覚の違いから攻略 女性は色に敏感⁉男女の視覚の違いから攻略 2017年9月1日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 突然ですが、女性を惹きつけるお店づくり出来てますか? 例えば、デパート1 階の化粧品売り場には、さまざまな色の口紅がズラリと並んでいる。女性は本当にこれを見極めて購入しているのか疑うぐらいだ。 解剖学者エドウィン・レパードの研究によると 女性の網膜には質感や色彩に反応するP 細胞が男性よりも多く含まれる 。 P 細胞によってさまざまな色や形を楽しむため、女性は花が好きだと考えられる。 一方、 男性は動きと方向に反応するM 細胞が多い 。 したがって、男性向け商品はお目当ての商品だと分かるように スペックを表示し、店頭ではわかりやすく看板をつける必要がある (下図)。 一方、女性は口紅の色の微妙な違いを見分けて購入している。 察しの良い読者はおわかりだと思うが、 女性を惹きつけるためには、質感や色彩を豊かに使う必要がある (下図)。 もし、お目当ての商品に一直線に誘導されている店作りであれば、色味や質感にこだわる店作りに変えよう。すると女性客の反応が面白い程変わるだろう。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- 女性(15歳~24 歳)240人アンケート調査結果 若年購買行動調査 | 女性トレンド総研HERSTORY
理由がなければ買わない。 Z世代リアリスト消費 2021年 若年購買行動調査 調査結果無料ダウンロード ■調査期間:2021年4月22日(木)~2021年4月27日(火) ■調査方法:インターネット調査 ■調査対象:全国女性 240人 10代(15歳以上)、20代、30代、40代、50代、60代以上 ■調査会社:株式会社ハー・ストーリィ ■調査協力:LiLi株式会社 女性(15歳~24 歳)240人アンケート調査結果 若年購買行動調査 https://f85fbdd5-33f5-4ff4-a9ef-0df65dd85f71.usrfiles.com/ugd/cb9aa1_e4dc59b090144e979ba656d7e2e69196.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ
- 大阪公立大学大学院都市経営研究科 教授 一般社団法人女性の実学協会理事
永田 潤子(専任)大阪公立大学大学院都市経営研究科 教授 一般社団法人女性の実学協会理事 <特別フェロー一覧へ戻る ソーシャルマーケティング/組織マネジメント 永田 潤子(専任) 大阪公立大学大学院都市経営研究科 教授 一般社団法人女性の実学協会理事 日本で最初の海上保安庁女性幹部、橋下元大阪府知事顧問改革評価委員㈱メガチップス 社外取締役㈱タニタヘルスリンク顧問(公財)国際人材交流支援機構理事一般社団法人女性の実学協会理事 Facebook X (Twitter) LinkedIn リンクをコピー 一般社団法人 女性の実学協会
- コロナ禍で激変したライフスタイルから見えてきた女性たちの「世代別価値観ギャップ」
女性を取り巻く環境は、大きく変わってきたが、この一年は新型コロナによってさらに拍車がかかった。 2021年から先を見据えたときに、「女性消費者像の再設定」が必要だろう。今回は世代別に調査を行い、女性の価値観に対する意識の差を調べてみた。 Home > コラム > コロナ禍で激変したライフスタイルから見えてきた女性たちの「世代別価値観ギャップ」 コロナ禍で激変したライフスタイルから見えてきた女性たちの「世代別価値観ギャップ」 2021年3月17日 住まい・暮らし 女性トレンド総研 女性を取り巻く環境は、大きく変わってきたが、この一年は新型コロナによってさらに拍車がかかった。 2021年から先を見据えたときに、「女性消費者像の再設定」が必要だろう。今回は世代別に調査を行い、女性の価値観に対する意識の差を調べてみた。 目次 1. あなたの価値観や興味関心について教えてください。 1.1. ワークライフバランスはプライベート重視ですか? 仕事重視ですか? 1.2. Q.仕事に一番求めるものはお金ですか? 働き方ですか? やりがいですか? 1.3. Q.お金は貯金(預金)するほうですか? 使うほうですか? 1.4. Q.新しいものには敏感なほうですか? 1.5. Q. あなたは興味関心事にお金を使うほうですか? 1.6. Q. 1番興味関心ある事の中で、気に入って(気になって)いる商品、サービス名を教えてください 1.7. Q. あなたが一番興味関心のある事は何ですか? 1.8. Q.あなたの興味関心事はどこで情報収集していますか? ※複数選択 1.8.1. 子育て中のママはSNSやクチコミ情報が支え 1.9. Q.あなたがよく買うものは自分のものですか?誰かのものですか? 1.9.1. 子育て中のママは 「自分のもの」は後回し 2. まとめ 3. 調査概要 ■あなたの価値観や興味関心について教えてください。 ワークライフバランスはプライベート重視ですか? 仕事重視ですか? ワークライフバランスは、プライベートと仕事の どちらを重視しますか、という質問には、全体の 77.9%が「プライベート重視」と答えた。コロ ナによる自粛生活をすでに約一年経験し、身近 な日常の幸せや家族との時間を過ごすことの大 切さを考えさせられてきたことで、今後、プライ ベート重視派は強くなると感じる。 全ての世代でプライベート重視は70%を超えて いた。中でも、もっとも働きざかりの30代は、 90%を超えていたのは注目したい。 Q.仕事に一番求めるものはお金ですか? 働き方ですか? やりがいですか? 仕事に求めるものは、「やりがい」「働き方」「お金」としたと きに、ほぼ3つが均等なバランスとなった。が順位として は「お金」が最後。「やりがい」「働き方」の次となった。 結局は、どれも大事で、どれかに偏った暮らし方をしたい のではないとも言えそうだ。 20代は「お金」、30代は「働き方」、40・50代は「やりがい」、 60代は「お金」と年代で重視する変化が変わる。人生コー スとして眺めると世代が変わると価値が移行するのが よく分かる Q.お金は貯金(預金)するほうですか? 使うほうですか? お金は「使うほうですか」「貯金するほうですか」という 質問に全体平均では、62.8%が「貯金(預金)する」 と答えた。コロナ禍で、日々の生活や仕事の不安定さ、 貯金があることの重要さ、将来不安などが、お金に対し ての意識を高めたと思える。今は、「お金を貯めたい」 という価値観が強くなっていると感じる。 10代以外のすべての世代が、「貯金(預金)する」と答えている。40代以上が貯金を意識していることは分か るとして、20代の若い世代も62.0%が「貯金する」 と答えているのは注目したい。今の時代を反映している気がする。 Q.新しいものには敏感なほうですか? 新しいものには敏感なほうですか?という質問には、全体平均で56.5%の女性が「敏感なほう」と答えた。何らかの行動 から自覚があるのではないかととれる。常に新しいアンテナを張って、情報収集に余念がない行動をとっているのではな いかと読める。 世代別では、10代以外のすべての世代が、「敏感なほう」と 50%以上で回答した。中でも60代と30代は約7割が「敏 感なほう」と答えている。30代は自分のお金で自分の判断 で買い物ができるということもあるだろう。その後、結婚や子 育てお金がかかるグループとそうでないグループに分かれる のが40代、50代。60代は再び子育ての手が離れて自分 に使う時間が増えることなどから「敏感なほう」になる環境 があるのではないだろうか。 Q. あなたは興味関心事にお金を使うほうですか? 75%以上が「興味関心事にお金を 使う」と回答しているのは特筆すべきことだ。前出 の設問で、「お金を貯金する」が多いとの結果がでて いるが、自身の興味関心事にはお金を使っているこ とが分かる。女性たちは、お金を使うべきときと使 わないときを意識的に分けているという様子が 見える。このことから、興味関心を持ってもらうことが できれば、購入に結び付けられると言える。 それぞれの世代での「興味関心事」は、具体的に何 かを把握し、魅きつけられる工夫をすることが大事 だろう。 Q. 1番興味関心ある事の中で、気に入って(気になって)いる商品、サービス名を教えてください コロナ感染者数が増え、外出自粛を意識する期間での調査となったため、他者よりも自分へ興味関心が向いている。化粧品や美顔器、美容医療などの美容関連商品や、サプリメントや筋膜リリース、免疫サポートアイテムなど健康ヘルス関連商品といった自分の体に対する商品が多く回答されたことが分かる。また、YouTubeやNetflixなど室内で楽しめる動画配信が回答を集めている。 Q. あなたが一番興味関心のある事は何ですか? 「食」が全体で1位となった。どの世代でも3位以内に入っている。家の中で楽しめることに意識が向く今、食を楽しみたいと考える人の多さが表れている。2位の「健康ヘルス」が20代以外の世代で3位以内となっていることにも、新 型コロナウイルス感染症の影響が見られる。常にマスクを着用してアルコール消毒をし、3蜜を避けるなど、日常生活 の中に感染症対策が含まれるようになったことが、この結果を後押ししたと推測される。 Q.あなたの興味関心事はどこで情報収集していますか? ※複数選択 「インターネット検索」と「SNS」での情報収集が60%以上で上位となった。特に10代~20代は「SNS」で 情報収集するとの回答が85%以上と突出。SNSとの親和性の高さが分かる。「テレビ」は、年代が上 がるにつれて増え、60代以上では1位。世代別で情報の取り方が異なるため、年代層に合わせた発信 媒体選びは必須だ。 子育て中のママはSNSやクチコミ情報が支え 20代~30代を中心に、乳幼児期のママのクラスターに絞って見直してみると情報入手 のメディアが包括的になる。中でもネット、SNS、テレビ、クチコミの4大情報を入手してい るのがよく分かる。子育てに悩むママにとってネットとクチコミは重要な情報経路だ。 Q.あなたがよく買うものは自分のものですか?誰かのものですか? 女性消費者は、自分の買い物と同時に家族や他人のことも気にして「よく買い物」を する。それがどのくらいの意識にあるのかを聞いてみたところ、「自分のもの」52.7%、「自 分のものも誰かのものも同じくらい買う」29.5%、「誰かのもの(家族、友人など)」16.9% となった。ここから見えることは、自分のもの以外を「よく買う」と答えた人は、 46.4%に上ることになる。常に頭の半分で、誰かのことを気にした買い物をしている ことが分かる。 子育て中のママは 「自分のもの」は後回し <児童・思春期ママ(第1子6~18歳)> 児童・思春期ママ(第1子6~18歳)では、「自分のもの」25.0%、「自分のものも誰かのものも同じくらい買う」25.0%、「誰かのもの(家族、友人など)」50.0%という結果だった。 <青年・成人期ママ(第1子18歳~)> 青年・成人期ママ(第1子18歳~)では、「自分のもの」27.6%、「自分のものも誰かのものも同じくらい買う」48.3%、「誰かのもの(家族、友人など)」24.1%という結果だった。 20代~40代を中心に、子育て中のママのクラスターに 絞って見直してみると「自分のもの」は後回しにした買 い物になっている。子どもがいるかいないかで女性の 買い物意識は大きく変わることが分かる。 まとめ 今回の調査では、女性の価値観には、世代別で意識の違いが生じていることがわかった。コロナ禍という大きな環境変化の中で、日々の生活や消費といった点で女性は新たな価値観を持つようになった。2021年からは、包括的に「女性の価値観分類」を行い、新たな女性消費者像を捉えていくことが求められる。 より詳細な女性の世代別価値観ギャップ関する女性消費動向をまとめたレポートを販売中!ぜひご一読ください。 調査概要 【調査期間】 2021年1月14日~1月17日 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】全国女性(15歳以上)207人 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- 女縁とクチコミ「血縁」「地縁」「職縁」「友縁」「交縁」
女性は自分と自分以外のマーケットを創造し、5つの消費を作り出します。女性たちは総合的な視点で買物をとらえています Home > コラム > 女縁とクチコミ「血縁」「地縁」「職縁」「友縁」「交縁」 女縁とクチコミ「血縁」「地縁」「職縁」「友縁」「交縁」 2020年10月10日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 女性は自分と自分以外のマーケットを創造し、5つの消費を作り出します。女性たちは総合的な視点で買物をとらえています 目次 1. 女性の「女縁」と絆 2. 女性は人生を通じて、 多くの「女縁」を持つ 3. 「女縁」は、SNSなどによって、 女性一人に対して年々巨大化へ 4. 女性は、「女縁」グループ別に テーマや話題を変えて関係維持 5. 「女縁」を通じてクチコミ拡散。 同種グループの関係構築が目的 6. 「女縁」の5つの縁 6.0.1. 血縁 6.0.2. 地縁 6.0.3. 職縁 6.0.4. 友縁 6.0.5. 交縁 7. 今月号の女性視点マーケティングのポイント ■ 女性の「女縁」と絆 出所:亀岡誠『現代日本人の絆』日本経済新聞出版社(2011)をもとに オリジナル製作HERSTORY 女性は人生を通じて、 多くの「女縁」を持つ 女性が女性との縁を持つ「女縁」は、女性それぞれの生活や暮らしに密着して幅広く存在し、その数は年齢に比例して増えていく。それは一般的にイメージする友人知人や親友というような縁とか、人脈といわれる利害や有益に関わる縁だけではない。女性特有の生活をしていく上で女性同士として関わりをもつことで、生きやすさやときには生きづらさを持ちながらも付き合っていく縁のことだ。一人の女性のライフコースを考えてみたい。女性の人口のうち、最も多いライフコースのパターンは、就職し、結婚し、出産し、子育てをし、親の介護なども経験するというケースだ。このコースの場合、大きく5つの縁が広がる。 「女縁」は、SNSなどによって、 女性一人に対して年々巨大化へ 今はSNSが当たり前になり新規の出会いから維持管理(と思っていなくても)までも簡易にできるため「女縁」は年々、大きく広がりを見せている。ちなみに「女縁」にはインスタグラマーやユーチューバーのフォロワー数などは入れていない。 あくまで「互いが自覚しあえている縁」を基準としている。男性の場合、今も昔も「男縁」は、「職縁」「友縁」が中心となる。職場を通じて出会った縁と、学生時代や趣味などを通じての縁だ。女性は本来、クチコミが好きである。そのため多数の「女縁」をもっていることで、情報伝達があっという間に広がりやすい。 これは本能的なDNAで、筋力やパワーのない女性が、こと妊娠や子育て期には身や子を守りながら生き抜くためには、周囲に助けてもらいながら集団の中で寄り添って支え合っていく必要がある。これが「女縁」だ。子どもが小さいときに何かと助けてくれる存在は、「女縁」の力が大きい。 子どもがいるいないは別として、女性たちは子どもの頃から、無意識下で、クラスの女子同士で行動するなど「女縁」づくりをしている。また、周囲と関係をよくしようと行動するため、コミュニケーションを活発にする。 おのずとそのコミュニケーションの中で、さまざまな情報交換が行われる。 女性は、「女縁」グループ別に テーマや話題を変えて関係維持 女性は、「女縁」の相手の共通テーマに合わせて関心事の話題を変え、その場、その時、その相手に合わせて話題を交換する。相手との関係を保つためには、魅力的な話題、情報、ネタを手土産にする必要がある。 もちろん現品のプレゼントも大切だ。こうして「女縁」の集いには、手土産のお菓子やケーキが定番となる。女性は、クチコミを積極的にし、旬の話題を伝え合い、その使い勝手やよりよい使い方などを教え合う。 ときにおせっかい行動で相手の役に立とうとする。子どもが泣き止む方法、好き嫌いなく家族が食べてくれる調理法、おいしく保存できる容器のメーカーや売場、夫婦生活から親との良好な関係づくりに至るまで、その話題は多岐に広がる。 その情報を受け取った側もさらに次へと内容をバージョンアップさせて渡していくため、もとの話題は加工され、すさまじい勢いで進化していく。また同じような悩みを持つ女性たちに伝えることを使命として話題はシェアされていく。 「女縁」を通じてクチコミ拡散。 同種グループの関係構築が目的 これが女性たちのクチコミ拡散する正体になる。女性は類似の「女縁」別に悩みや課題を共有しあっている。クチコミはそうした相手を助けたいという助け合い行動でもある。 こうしていつしかメーカーや売り手の想像もしていなかったムーブメントが女性たちの間に巻き起こる。元の情報を大きく画期的に発展させた女性は憧れの人となりカリスマ的な存在となってインスタのフォロワーが膨大になっていくという流れがある。 「女縁」の5つの縁 「女縁」とはかくも摩訶不思議なパワーをもって表舞台ではみえにくいが、昔も今も圧倒的に購買や消費に影響を起こしていく。「女縁」5つを右図に整理しておく。 血縁 家族、親族、血縁関係。中でも母、娘、祖母、叔母、義理の母、義理の叔母などの「女縁」。子どもの成長時期から親の介護時期まで、「血縁」は、良好かは別として強固にある。母の手料理の作り方、わが家の風習など伝承から身近な生活向上の情報まで交換し合う「女縁」。 地縁 地域の縁。居住地や学区を中心につながる縁。伝統的な地域活動の祭りや学校行事、子ども会、町内会、PTA活動のバザーや役員活動、児童館保護者会、マンション住人の会などで出会っていく。「地縁」は、その後、ここから「友縁」になる出会いもあるが、あくまで気持ちの上では深くない関係が「地縁」。 職縁 職場や仕事を通じて出会った縁。女性の先輩、後輩、同僚、取引先など仕事を通じて出会った「女縁」は、女性にとっては将来の仕事と家庭の両立や、キャリアアップなどについての悩みを相談する相手として強い味方。ロールモデルという存在が見つかる。ランチタイムや女子会など。恋愛話から職場の噂話までは尽きない「職縁」。 友縁 学生時代の友達、おさななじみ、カルチャー教室やジムなどを通じて出会った友達、子どもを通じて出会ったママ友(幼稚園・保育園/小学校・中学校・高校)など「友達」として話せる仲。長く付き合う関係が多い。子どもの手が離れた世代の場合、みんなで一年に一回は、温泉一泊旅行へ行くとか、月1回の食事会を定期的にしているなどの行動がよく見られる「友縁」。 交縁 SNSや社会活動のボランティアなどを通じてつながったサークル的な縁。アイドルやタレントのファン同士、災害支援活動など、自発的に飛び込んだ関心事からつながる「女縁」。アイドルファンの場合、手製の応援グッズや作品を作って相互交換する「交換便」や「素敵便」と呼ばれる無償の交流行動などは、女性特有の代表的な「交縁」。無償の愛、行動を交信して共感し合う「女縁」。 ------- いかがだっただろう。 女縁とクチコミの関係が見えただろうか。 Instagramの利用者の6割は女性。全世代で女性が男性より多い。Instagramは写真や動画で伝えることができる。何をどうしたらよりよく生活が向上するのか、は、文字より写真。女性たちは、自分が所属する「女縁」別の悩みを共有し、みんなで生活向上を底上げしようと試みていく。これがクチコミ拡散されていく真実だ。 今月号の女性視点マーケティングのポイント P O I N T:女性は自分と自分以外のマーケットを創造する。 P O I N T:女性は5つの消費を作り出すリーダー。 P O I N T:女性は総合的な視点で買物をとらえている。
- CRM研究家、株式会社やずや相談役
西野博道CRM研究家、株式会社やずや相談役 <特別フェロー一覧へ戻る 通販/健康食品/CRM 西野博道 CRM研究家、株式会社やずや相談役 1947年、福岡県で生まれる。1990年、人生で最大の師であるやずやの創業者、矢頭宣男との出逢いにより「やずやの御輿をかつぐ」ことを天職と感じる。やずやの情報システムの開発導入や事業部門の立ち上げを行い、1998年に㈱九州自然館をやずやの事業部から分社化、創業4年で23億円(社員数4名)の企業に育てた。また2004年には、やずやグループ(株)未来館を設立し代表取締役に就任する。2019年に、やずや通販CRM基幹システムの開発会社(株)やずやソリューションズを設立。「やずやの全てを知る男」と言われている。2021年末で、(株)未来館、(株)やずやソリューションズの社長を退任し、2022年からは、(株)やずやの顧問をしながら、CRM研究家として顧客との絆から成果をあげるCRMの普及活動を行っている。初回客をリピート顧客へと育成させるメソッド「顧客ポートソフォリオマネジメント理論」(2017年)、CRMの成果を売上として計測できるメソッド「顧客BS」、「ゴールド顧客育成マップ」(2021年)を開発。著書に「やずや流経営法」(12年間で100倍の成長の秘密)、「ワクワクドギドキ・やずや式少数盛栄術」、社長が知らない秘密の仕組み(監修)、「顧客に感動を与える長く留める」(ダイレクトマーケティングの最先端)、「100億マニニアル」などがある。 Facebook X (Twitter) LinkedIn リンクをコピー
- 女性682人アンケート調査結果 貯蓄と投資に関する アンケート | 女性トレンド総研HERSTORY
低金利で株や投資信託への関心増、SNSで若年層にも広がる。 2023年 貯蓄と投資に関する アンケート 調査結果無料ダウンロード ■調査期間:2023年12月26日~2024年1月4日 ■調査方法:インターネット調査 ■対象:15歳以上の女性682人 ■調査会社:株式会社ハー・ストーリィ 女性682人アンケート調査結果 貯蓄と投資に関する アンケート https://www.shop.herstory.co.jp/_files/ugd/f85fbd_100d94cbb8d6474e9d823f4b765e2220.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ
- プレジデント社 プレジデントウーマン 編集長
木下 明子プレジデント社 プレジデントウーマン 編集長 <特別フェロー一覧へ戻る 女性管理職/メディア 木下 明子 プレジデント社 プレジデントウーマン 編集長 1996年、早稲田大学第一文学部卒業後、プレジデント社入社、dancyu編集部配属。2003年に退社、ブリティッシュコロンビア大学アジア太平洋政策大学院(カナダ)に留学。2005年5月同大学院修了、6月よりプレジデント社に再入社し、プレジデント編集部配属。2013年よりプレジデント編集部副編集長。2017年プレジデント ウーマン副編集長、2018年1月より編集長就任。キャリア女性向けの商品開発、ダイバーシティ関連の研修や講演も多数手がける。1児の母。中国語と英語に堪能。 Facebook X (Twitter) LinkedIn リンクをコピー
- 女性中心の生保業界に「男性のプロ集団」で差別化、業界トップリーダーに。さらなる成長に向け、男女のプロ採用・育成へ。 | 女性トレンド総研 HERSTORY
女性育成、活用への取り組み平成20年に多様化推進の専任組織「多様化推進チーム」を設置するなど、女性営業社員の採用・育成を推進しているプルデンシャル生命保険株式会社様。2009年から女性ライフプランナーの採用に関わり、女性が活躍し続けられる環境づくりに積極的に取り組まれています。阿野 安雄執行役員専務にお話を伺いしました。 生命保険 女性活躍 女性中心の生保業界に「男性のプロ集団」で差別化、業界トップリーダーに。さらなる成長に向け、男女のプロ採用・育成へ。 プルデンシャル生命保険株式会社 執行役員専務 阿野 安雄 氏 設立当時は「男性」で差別化 女性育成、活用への取り組み平成20年に多様化推進の専任組織「多様化推進チーム」を設置するなど、女性営業社員の採用・育成を推進しているプルデンシャル生命保険株式会社様。2009年から女性ライフプランナーの採用に関わり、女性が活躍し続けられる環境づくりに積極的に取り組まれています。阿野 安雄執行役員専務にお話を伺いしました。 プルデンシャル生命保険株式会社 執行役員専務 阿野 安雄 氏 <プロフィール> 平成2年プルデンシャル生命株式会社にライフプランナーとして入社。千代田支社支社長、首都圏地区営業本部長、執行役員ののち平成19年 プルデンシャル・セグロス・メキシコ営業本部長、平成21年4月より執行役員常務を経て平成26年4月より執行役員専務 第二営業本部長。 共創プロジェクトの目的 女性が活躍し続けられる環境づくり 共創プロジェクトの内容 男性が活躍しやすい組織だった側面を見直して、女性も活躍し続けられる環境づくりを考え、組織全体で男女共に活躍できるプルデンシャルになるための仕組みを創りたい 導入成果 女性のライフコースが男性と異なった変化があることを改めて知れた。結婚、子育て、家族との関わり、お客様とのコミュニケーションなど、苦労や悩みをどのように乗り越えてきたのかを見える化できたことで女性ライフプランナーには勇気が持てるバイブルができた。上司のアプローチにも変化が見られるようになった。 INTERVIEW ■1996年に女性ライフプランナー第1号が入社、今でも活躍しています 阿野さん: 弊社は1987年10月に設立しましたが、当時の日本の保険業界は女性外交員が活躍している時代でした。そこで独自性、差別化のために「男性ライフプランナー」による「オーダーメイド」の保険の「コンサルティング営業」を打ち出しました。そのため、男性のプロ集団という印象をお持ちの方も多いと思います。なお、ライフプランナーの採用は営業所長が他業界で実績を残されている優秀な人材を探し、ヘッドハンティングで行っています。数回の面談、面接を行いクオリティの高い人材を厳選採用しています。 日野:女性ライフプランナーの採用はいつからですか? 阿野さん: 1996年10月に最初の女性ライフプランナーが千葉支社に入社しました。特に女性採用を強化しようといった取り組みもない時期で、採用担当の営業所長が本人の資質を見てスカウト、役員面談を経て入社と、男性と同じ基準とプロセスで採用しました。今も活躍しています。 ■2006年から女性の採用を積極的に行う 2003年は全国で26人。2013年は247人と10年で9倍以上に 阿野さん: 女性ライフプランナーの入社が増えてきたのは2000年頃からですが、会社として女性採用に本格的にコミットするようになったのは2006年の「女性採用プロジェクト」が最初です。 日野:阿野さんご自身もそのプロジェクトに関わられたのですか? 阿野さん: 実は私は2007年から2年間、メキシコで現地法人の立ち上げを行っていたため、日本で女性ライフプランナーの採用に関わったのは2009年からになります。 日野:メキシコ駐在時代に女性の採用や育成はされていらしたのですか? 阿野さん: 女性管理職やライフプランナーの採用を担当しました。また役員の10人中3名が女性であったこともあり、男性と女性が仕事でコラボレーションすると高い成果を上げることを目の当たりにしました。 日野:どんなコラボレーションですか? 阿野さん: 例えば私たち男性役員は「量」が欲しい。でも女性役員は「クオリティの担保が出来ないのでは」とサイドブレーキを引いてくれる。「量を追求してもいいけれど、やりすぎるとこのサービスが疎かになる可能性があるので注意したい」と。男性と女性の特性を活かし、ベストな選択をすることができました。 管理職の女性も多かったのですが、男性社員とともにきちんとチーム作りをしているし、うまい。さらに明るいので支社の雰囲気がよく、メンバーをやる気にさせていましたね。 ■今までの採用基準は「男性特性」。「女性特性」も考えた基準に意識変更 日野:女性の活躍の可能性を感じて帰国されましたが、採用はうまくいきましたか? 阿野さん:最初は難しかったですね。男性の採用では、前職は営業職で、トップクラスの営業成績を上げ、体力があり、学歴が高い人を採用していました。しかし、そのような女性はとても少ない。なかなか女性候補者に会うことができませんでした。人材業界の方に話を聞いても「無理です」と。 日野:POJは能力の高い方ばかりですから。 御社の求めるクオリティを担保しつつ、男性と同じ基準で“女性”を探すのは、とても大変だと思います 阿野さん: この苦労が教訓になり、優秀な女性ライフプランナーの特徴を研究しました。 サービス精神や、きめ細やかさなど女性の特性にも着目するようになりました。例えば営業職であればどうやってお客さまになっていただいたのか、販路を広げたのか。非営業職にもターゲットを広げ社内の方とのコミュニケーションを取りながら女性らしさを生かして仕事を発展させたか等を聞くことで、数字に表れない能力を見つけられるようになりました。 このように女性ならではの強みに着目し、一人また一人と活躍する女性ライフプランナーが増えていく中で、女性の持つ「きめ細やかさ」と「プラス1のサービス精神」、そして「コツコツ仕事ができる」スキルがライフプランナーという仕事に適していると分かってきました。 日野:女性は地道ですよね。 入社してからはいかがですか? 阿野さん: 違いがありました。男性は勢いがありスタートダッシュと追い込みに優れています。一方女性は「積み上げ」型。多少“波”はありますが、少しずつ確実に成長し挙績を上げる。この違いを踏まえ、採用だけでなく、育成の方法も工夫するようになりました。 そして2003年は26人だった女性ライフプランナーは、10年で249名と9.5倍、全ライフプランナーの7.8%にまで増えました。そして昨年、女性初の「エグゼクティブ・ライフプランナー」(ライフプランナーの最上級職)が誕生しました。 ■営業コンテストの入賞者の数・率ともに年々増加男性ライフプランナーの業績にも好影響を与えている 阿野さん:目に見える活躍をする女性ライフプランナーも増えています。POJには「社長杯」という営業コンテストがありますが、上位に入賞する女性ライフプランナーも多くいます。 男性ライフプランナーの業績にも好影響を与えていると思います。女性ライフプランナーがいる支社の方が、男性ライフプランナーの業績も高いということが分かっています。女性の力、センス、スキルが社内に浸透しているのではないでしょうか。 日野:採用担当の営業所長さんも頑張っていらっしゃいますね。私の講演も、いつも熱心に聞いてくださっています。 現場でも私どもが協力させていただいた社内ツール「採用・育成ガイドブック」も活用いただいていると聞きました。 阿野さん:日野さんの研修で「男性と女性の特性の違い」を教えてもらった2009年頃から営業管理職(所長、支社長)の意識も変わり始めています。それまでは女性のライフプランナー候補者に対する接し方と男性に対するそれとを変えた方が効果的ということは全く知りませんでした。研修後は、女性採用に挑戦し、成功する所長も増えています。 また、昨年からハー・ストーリィさんと一緒に作っている「採用・育成ガイドブック」は好評です。今年は第二弾を全管理職に配布したところ、参加者から“もっと女性ライフプランナーの採用に取りみたい”といった声が多数寄せられました。 研修で学ぶだけでなく冊子にまとめることで、振り返ることもできます。追加で取り寄せたり、自主的にワークショープ形式の勉強会を開催するなど、現場で大いに活用されています。 日野:実際に採用・教育をされる管理職の方は、どんな風に女性特性を取り入れていらっしゃるのでしょうか? 阿野さん: 現場の管理職に聞くと、一番効果的なのは「傾聴」(※)、時間をとってしっかり話を聞くことだそうです。 女性採用が得意な営業所長も出てきました。見ていると、強い信頼関係が築けている。適度な距離を保ち、離れすぎず、かといって過干渉でもない。 ※「傾聴」 マネジメントやコーチングでマネジメントやコーチングで求められるスキルの一つ。 相手の話に耳を傾け、理解し、反応をすること ■女性管理職の課題 「仕事と家庭の両立」を本気でしたい人に選んで欲しい ライフプランナーという働き 日野:女性の営業管理職はどうでしょう? 阿野さん:当社は、ライフプランナーで経験を積んだのち、営業所長から支社長という管理職の道か、ライフプランナーとしてプロとなるか、いずれかの道を選択することができます。女性ライフプランナーを増やさないことには管理職も増えませんが、それでも徐々に増えています。 女性の営業所長はヘッドハンティングにおいて優秀な人材を見つけるのが上手、面談もうまいですね。ただ、採用したライフプランナーのマネジメントにおいては、優しすぎる気がしています。今後の課題です。 日野:女性はマネジメント脳ではなくマーケティング脳ですからね ■ワークライフバランスと給与の両方を手に入れる仕事 日野:今回「採用・育成ガイドブック」の作成にあたり、多くの優秀な女性にインタビユーさせていただきましたが、ライフプランナーの魅力は?と聞くと、みなさん「Free to Work」とおっしゃいます 阿野さん:「Free to Work」とは、勤務時間が決められておらず、自分で働く時間を決められるという意味です。サラリーマンのように9時~5時の平日勤務をしてもいいですし、土日勤務でも、夜の勤務でも、ライフスタイルに合わせて決められます。女性の場合、仕事だけではなく趣味や家族のためにも時間を使いたいという人も多いのではないでしょうか。そんな女性にとっては非常に魅力的な働き方だと思います。例えば、小さいお子さんがいらっしゃる女性であれば、普通の会社では時短や子どもの病欠で後ろめたい思いをすることもあるかもしれませんが、そのようなことがありません。もちろん、プロのライフプランナーとしての基礎を身につけてからの話ですが。 また、ライフプランナーは「C=C(Contribution=Compensation)」といってフルコミッションですので、個人の業績と収入が連動しています。男性中心の会社ですと、女性の活躍がなかなか認められないケースもあると思いますが、POJでは男女関わらず平等公平に評価されます。それも女性にとってはとてもやりがいを感じる仕事だと思います。 私が採用したある女性ライフプランナーは、女手一つで子育てをしながらライフプランナーとして成果を上げ、そしてマイホームを建てることができました。その報告を受けた時はとても嬉しかったです。 「採用・育成ガイドブック」(上)2013年版(下)2014年版 日野:先ほど前職で営業をしていない人も対象としているとおっしゃいましたが、実際にはどのような職業の方が入社していますか? 阿野さん:男性と同様に前職営業で活躍していた方のほか、医療、教育関係の職業の方も多く活躍しています。具体的には、看護師、薬剤師、栄養士、教員など。他にも企業の経営企画や人事系など、多岐にわたります。入社後、プロのライフプランナーになるためのトレーニングプログラムを用意していますので、どんな業界の方でもチャレンジいただけます。 日野:最近の若い人たち、いわゆるゆとり世代が安定志向、内向きなのが気になります 阿野さん:ニュースで「ワークライフバランスが手に入るなら、給与が下がってもいい」と言っている女性が多いと聞きました。 もし「ワークライフバランスが手に入り、給与が上がったら」どうでしょう? やりがいも付いてきます。「仕事と家庭を本気で両立したい、やり遂げたい」方々には大変魅力的な会社だと確信しています。 日野:すでに多くの女性ライフプランナーが両立も収入も実現されていらっしゃいますから、彼女たちに続く人が増えるのが楽しみです。 本日はどうもありがとうございました。 ■対談を終えて 今までのサービス業態のままでは解決できない問題が多く残されていました。しかも、それらの多くは解決することがむずかしく、ガマンして受け入れるしかないと思われていたものばかりでした。 しかし、弊社はそんな慢性的な問題の解決に敢えて挑戦しました。常識にとらわれない多様な価値観を共有する集団だからこそ、さまざまな角度からブレイクスルーを模索していきました。 そして長年にわたる試行錯誤と失敗の末、ついに業界の常識、通説をくつがえす全く新しいカタチのソリューションを生み出す<サービス名>が誕生しました。 すべては、より多くのクライアント様に満足するため、より多くの世の中の問題解決を図るため、<サービス名>とともにさらなる社会貢献を行っています。 プルデンシャル生命保険株式会社様公式サイト その他のトップインタビュー 女性トレンド総合研究所の共創プロジェクトに参画いただいた企業のトップに、 その取り組みと成果について聞きました。 その他共創プロジェクト 女性トレンド総合研究所が現在、企業と共創型で行っているプロジェクトの進捗状況を随時更新、報告します。 共創プロジェクト一覧へ戻る お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ
- 40代後半~50代前半の管理職独身女性に多いペルソナ“シングルキャリア”像とは?
40代後半~50代前半の管理職独身女性に多いペルソナ“シングルキャリア”が2019年どんなものに興味を示し消費行動を行ったのか、その興味関心ごとの特徴や趣味嗜好の傾向やトレンド動向などをリサーチした結果をまとめました! Home > コラム > 40代後半~50代前半の管理職独身女性に多いペルソナ“シングルキャリア”像とは? 40代後半~50代前半の管理職独身女性に多いペルソナ“シングルキャリア”像とは? 2020年8月2日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 40代後半~50代前半の管理職独身女性に多いペルソナ“シングルキャリア”が2019年どんなものに興味を示し消費行動を行ったのか、その興味関心ごとの特徴や趣味嗜好の傾向やトレンド動向などをリサーチした結果をまとめました! 目次 1. 40代後半~50代前半の管理職独身女性に多い“シングルキャリア”像ってどんな人? 1.1. ”シングルキャリア”の具体的なペルソナ像 1.2. 全体の消費マーケットに占める割合 2. “シングルキャリア”層で特に2019年流行ったものとは? 2.1. 【美容】 2.2. 【食】 2.3. 【住まい、暮らし】 2.4. 【学び余暇】 2.5. 【ファミリー】 2.6. 【マネー仕事】 2.7. 【健康、運動】 2.8. 【ファッション】 3. “シングルキャリア”層のトレンドまとめ 3.1. 【シングルキャリア意識】 3.2. 【シングルキャリア需要傾向】 3.3. 【シングルキャリア向けキャッチコピー】 3.4. 【刺さるキーワード】 ■40代後半~50代前半の管理職独身女性に多い“シングルキャリア”像ってどんな人? ”シングルキャリア”の具体的なペルソナ像 中村 美津子 (51歳) 未婚 ・正社員・総合職 (百貨店勤務) ・本人年収 700万円 ・自宅(一人暮らし、マンション所有)より通勤 ・貯蓄額 2000万円(老後はこれ以外に厚生年金。4000万円まで貯めたいが、節約に生きるのはいや。38歳で2LDK60平米のマンションを3500万円で購入 ) ●利用コミュニケーションツール/使用アプリ、サイトなど ・Facebook、LINE、インスタグラム・新聞サイト(日経など) ●メイン雑誌 eclat/HERS/GROW/婦人公論/大人のおしゃれ手帖/大人スタイル/美ST/MyAge/からだにいいこと/&Premium/クロワッサン/日経おとなのOFF/ELLE./サライ/和楽/美的GLAN ●閲覧WEB・アプリ @cosme/日経ARIA/東洋経済ONLINE/プレジデントONline/LIMIA/LOCARI/Roomclip/cookpad/クラシル 全体の消費マーケットに占める割合 40代後半~50代前半の全体で10%程のシェアですが、約8万人ほどいるとされています。 この女性層は、経済的に自立をしており自由に使える資金も多く、節約よりもより稼ぐ思考の持ち主と言えます。そのため、経済的視点で見ると消費行動が活発で、消費マーケットにおける影響力が高い層とみることができます ■“シングルキャリア”層で特に2019年流行ったものとは? そんな40代後半~50代前半のシングルキャリア像の女性達の心を動かした商品やブームは何だったのでしょうか? 8つのジャンル別にご紹介していきます 【美容】 <上昇トレンド> 目元ケア家電 定額制美容院、ヘアカラ―専門店 大人の黒髪 ブラックリバース、透明感のある黒髪、食べる育毛剤 ニードル系(針系)スキンケア <その他トレンド> マスク型美顔器 【食】 <上昇トレンド> スターバックスリザーブロースタリー 外食糖質オフメニュー <その他トレンド> 高級食パン 【住まい、暮らし】 <上昇トレンド> 持ち家女子 <その他トレンド> 超音波清浄機 はこぽす Casy 【学び余暇】 <上昇トレンド> 大人版のフードコート「FOOD HALL BRAST」 誠品生活 日本橋 【ファミリー】 <上昇トレンド> 親の認知症度チェック 【マネー仕事】 <上昇トレンド> 40代~50代の働く女性向けWEBサイト「日経ARIA(アリア)」 <継続トレンド> 年金受給年齢引き上げ もらえるお金 <その他トレンド> FACTFULLNESS 【健康、運動】 <継続トレンド> 酪酸菌 ITで良質の睡眠「スリープテック」 フレイル ティートック リゾート検診 やせ筋トレ 【ファッション】 <継続トレンド> ロング丈✕ロング丈コーデ グレージュ ドロップショルダーT ■“シングルキャリア”層のトレンドまとめ 【シングルキャリア意識】 キャリアの停滞、マンネリ、居場所への迷いから「仕切り直し」「心機一転」の意識でこれからの人生のバランスを考える 【シングルキャリア需要傾向】 グレージュ(グレーとベージュの中間色)人気。 2019秋は、ブラウン、クールベージュが人気。 仕事は「きちんと見え」OFFは少しルーズに 良質な睡眠をとる方法。 日常の健康管理ができるアプリ 高齢化した親の面倒を見る心配をサポートしてくれるサービス 【シングルキャリア向けキャッチコピー】 人生100年時代の勉強法(PRESIDENTWOMAN 2019秋号) 転職せずに今の仕事で成長できる「自走力」をつけよう(40代~50代の働く女性向けWEBサイト「日経ARIA(アリア)」) きれい見えTシャツの正解(eclat 2019.7月号) 整えなおす。(HERS 2019.10月号) 【刺さるキーワード】 「きれい見え」「自走力」「人生100年折り返し」「仕切り直し」 いかがでしたでしょうか? 40代後半~50代前半の管理職独身女性に多い”シングルキャリア”層の特徴を掴んで、消費行動の属性を掴みながらマーケティング戦略・戦術にお役立てください。
- コロナ禍の暮らしを快適にするための新生活様式に注目!2021年の女性消費者たちの消費ニーズは?
コロナ禍の影響によりリモートワーク、外出規制など、新しい生活様式を余儀なくされた2020年。そうした生活様式の中で新たに取り入れたことや、コロナ前後で感じた生活変化などについて全国の女性193人にアンケート調査を行った。 Home > コラム > コロナ禍の暮らしを快適にするための新生活様式に注目!2021年の女性消費者たちの消費ニーズは? コロナ禍の暮らしを快適にするための新生活様式に注目!2021年の女性消費者たちの消費ニーズは? 2021年1月8日 女性消費者行動 女性トレンド総研 コロナ禍の影響によりリモートワーク、外出規制など、新しい生活様式を余儀なくされた2020年。そうした生活様式の中で新たに取り入れたことや、コロナ前後で感じた生活変化などについて全国の女性193人にアンケート調査を行った。 目次 1. コロナ禍の中で、新しく取り入れたことについて教えてください 1.1. Q.コロナ生活を快適に過ごしやすくするために、新しく買うようになったものや、新しく利用するようになったサービスはありますか? 1.1.1. ■乳・幼児期ママ(第1子0~6歳) 1.1.2. ■児童・思春期ママ(第1子7~18歳) 1.1.3. ■青年・成人期ママ(第1子19歳~) 1.1.4. ■親同居・要介護 1.1.5. ■セカンドライフ(65歳~) 1.2. Q. 新しく取り入れたものを今後も継続して購入・利用していきたいと思いますか? 1.3. Q.新しく取り入れたものはどのような商品・サービスですか? 1.4. Q.それはなぜ購入・利用しようと思ったのですか? 1.5. Q.それを取り入れることで、どのように暮らしが変わりましたか? 1.6. Q.それはどこで知りましたか? 1.7. Q.新しく取り入れたものやサービスがない方、理由についてお聞かせください。 1.8. Q.今、ハマっているものやおススメしたいものがありましたら教えてください。 1.9. Q.コロナが拡大する前の生活と今の生活を比べて、生活に変化はありましたか? 1.10. Q.生活に変化があったことについて、あなたはよかったと思っていますか? 1.11. Q.生活に変化があったことについて、あなたが感じたことはなんですか? 理由について詳しく教えてください。 2. まとめ 3. 調査概要 ■コロナ禍の中で、新しく取り入れたことについて教えてください Q.コロナ生活を快適に過ごしやすくするために、新しく買うようになったものや、新しく利用するようになったサービスはありますか? (現時点で、購入や利用を検討している人は「ある」を選択) 「ある」42.0%、「ない」58.0%と、コロナ生活を通して新しい商品やサービスの利用を始めた人は、始めなかった人よりやや少ないことが分かった。 しかし、乳・幼児期ママ(第1子0~6歳)の回答結果を見ると、「ある」68.0%、「ない」32.0%となり、他の属性に比べて新しい商品・サービスの導入に積極的であることが分かる。 乳幼児がいる家庭では、外出自粛やリモートワークによる生活変化の影響(子どもを外に遊びに連れ出せない、子どもと一緒の在宅ワーク、保育園の利用自粛で食事の準備が3食必要になるなど)が大きかったことが理由ではないだろうか。 ■乳・幼児期ママ(第1子0~6歳) ある:68.0% ない:32.0% ■児童・思春期ママ(第1子7~18歳) ある:35.5% ない:64.5% ■青年・成人期ママ(第1子19歳~) ある:40.0% ない:60.0% ■親同居・要介護 ある:45.5% ない:54.5% ■セカンドライフ(65歳~) ある:34.6% ない:65.4% Q. 新しく取り入れたものを今後も継続して購入・利用していきたいと思いますか? 97.5%と、ほとんどの人が一時的な利用ではなく、今後も継続して生活に取り入れていくと回答している。 コロナ禍における現状を変えるために新しく取り入れた商品やサービスは、消費者の心を強くつかみ、高い支持を得られた。 コロナ禍で取り入れた商品やサービスが新しい暮らしや生活の在り方に浸透し、今後も消費者の生活の一部として定着していく。 Q.新しく取り入れたものはどのような商品・サービスですか? 総合的にみると、食に関する非接触型サービスを新たに導入しているという回答が多い。 コロナ禍で気軽に外食やスーパーでの買い物に行けないことや、在宅時間が長くなり調理する機会が増えたことがサービス利用の背景にみられる。他、生活面においては、動画配信サービスやヨガ、英会話など、生活をより充実させる目的でオンラインサービスを新しく取り入れている人も多くみられる。 コロナ禍において、人と会わないオンライン型や非接触型のサービスに今、消費者の注目が集まっている。 パソコン用の机と椅子。(40代・アルバイト・パートタイム) 作り置き、冷凍物がたくさん入る大型冷蔵庫、筋トレグッズ。(30代・契約社員) 漫画アプリ。(50代・正社員) 家で楽しめる手芸キット。(60代以上・専業主婦) ウーバーイーツ、ネットショッピング。(20代・派遣社員) 健康グッズと健康食品。(30代・アルバイト・パートタイム) バーベキューセットを揃え、炭を何度も買いました。(40代・専業主婦) Q.それはなぜ購入・利用しようと思ったのですか? 「コロナ禍の外出自粛や感染防止をしながらも、食への思い、在宅時間を楽しむ、ストレス解消・発散など、コロナ禍の中でも、日々の暮らしを充実させたい、より快適に過ごしたい、といった声が多くみられた。 Q.それを取り入れることで、どのように暮らしが変わりましたか? 新しく商品やサービスを取り入れた結果、生活が改善された、良くなったというポジティブな意見が大半を占めている。 詳しく回答をみていくと、コロナ対策になったといった意見のほか、ストレスが緩和される、時短になって使える時間が増えたという喜びの声が多くみられた。 新しい商品やサービスを取り入れた今の新しい暮らしや生活の在り方に、非常に満足している様子がうかがえる。 献立を作る時間や買い物にかかる時間がなくなった。ストレスフリーになった!(30代・正社員) 買い物に行く頻度が減りました!(20代・正社員) 映画をたくさん見られて心が豊かになった。(40代・正社員) 毎週新鮮な野菜が届き、今まで食べたことのないような物も入っていて、調理の仕方を調べたりして、頭も使うし、メニューも新しいものが加わり家族も喜び楽しさが増えた。(60代以上・専業主婦) 朝食のコーヒータイムや、食後のデザート&コーヒーの時間が楽しいです。(30代・正社員) 家族で楽しく過ごす時間が増えた。(40代・正社員) Q.それはどこで知りましたか? 「インターネット検索」で知ったとの回答が30.9%と一番多く、コロナ禍での生活を快適にすごすため、消費者が自ら積極的に商品やサービスの情報を探している姿がみえる。 ここで注目すべきなのは、3位の「友人・知人(口コミ)」、4位の「SNS(Instagramなど)」が上位に入っていることだ。 今回のアンケート回答者は、インターネット検索とは別で、友人・知人やSNSなど、周囲の人やつながりをもつ人の「声」をきっかけに、商品やサービスを認知し、実際に商品を購入したりサービスの利用に至っている。 このことから、今後もますますSNSなどを活用した消費者の「声」から消費喚起を促す施策などが重要となってくるだろう。 Q.新しく取り入れたものやサービスがない方、理由についてお聞かせください。 「特に生活に変化がないので」「必要を感じないから」との意見が目立つ。 外出自粛期間も出社が必要だった人や、コロナウイルス感染者が少なかった地域の人は、生活に大きな変化が無かったため、新しい商品やサービスの必要性を感じなかったのではないだろうか。 また、「(金銭的に)余裕がないため利用しなかった」「ウーバーイーツが地域的に少ないみたいだから、利用出来ない」との声も。 コロナ禍で収入減となった人や、サービスの対象範囲外に住む人は、取り入れたくてもできなかったと推測される。 Q.今、ハマっているものやおススメしたいものがありましたら教えてください。 自宅でできるハンドメイド・料理系、運動系、オンラインエンターテインメント系と大きく3つの傾向がみられた。 詳しく回答をみていくと、「ジャム作り」「マスク作り」「家庭菜園」など自宅で“作る” こと、「ウォーキング」「ヨガ」「筋トレ」など体を動かすこと、アマゾンプライムやマンガアプリなどのオンラインエンタメサービスだ。 コロナウイルス感染が終息していない状態のため、趣味なども身近でできることを選んでいるものと考えられる。 炊飯器でジャム作り。(40代・専業主婦) 家庭菜園、ベランダなどで水栽培もできるし、生活の中に取り入れて新鮮さを味わうのもいいと思う。(60代以上・専業主婦) 大豆ミートやオーガニック食品。(30代・アルバイト・パートタイム) クロスワードパズル、考えることで脳の活性化になる。(40代・専業主婦) レパートリーとは違う新しい料理づくり。(50代・アルバイト・パートタイム) 自宅でフィットネス。(30代・正社員) コンビニスイーツ巡り。(20代・アルバイト・パートタイム) Q.コロナが拡大する前の生活と今の生活を比べて、生活に変化はありましたか? 「はい」71.0%、「どちらともいえない」15.0%、「いいえ」14.0%となり、コロナ禍による生活の変化があったとの回答が多数。 その中でも変化があったとの回答が一番多いのが親同居・要介護属性で81.8%が変化があったと答えている。 高齢者は新型コロナウイルス感染症が重症化するリスクが高いと言われているため、感染対策などでの生活変化が大きかったことが推測される。 Q.生活に変化があったことについて、あなたはよかったと思っていますか? 「はい」33.6%、「どちらともいえない」33.6%%、「いいえ」32.8%となり、回答は拮抗している。生活の変化をポジティブに受け止めている子育て世代と、ネガティブに受け止めている高齢世代、良い点と悪い点がどちらもあると感じる世代とがいることが背景にある。 Q.生活に変化があったことについて、あなたが感じたことはなんですか? 理由について詳しく教えてください。 コロナ禍で生活に変化があって良かったと感じている人の声としては「旦那がリモートワークになり育児に参加してくれるようになった。」「在宅勤務で、子供と過ごせる時間が増えた。プライベートな時間が増えて、心身ともに安定するようになった」といったものなど在宅勤務に関するものが目立つ。逆に良くなかったと感じている人の声としては「友人たちと会ったりする機会がなくなりさみしい」「一番大事な経済面で大打撃を受けた 」といった、外出を制限することへの不満や経済面での不安があげられている。 ■まとめ 2020年の女性消費者たちは、コロナの影響を大きく受け、ライフスタイルが大きく変化した。しかし、そのような生活の中でもコロナ禍の暮らしをより良くするための消費行動に今注目が集まっている。新しい商品やサービスを取り入れた新生活様式は、女性消費者たちの暮らしを豊かに明るくし、強い支持を得られている。コロナ長期化に伴い今後も継続利用していく背景から、新しい生活様式を取り入れる女性たちの消費ニーズはますます増えていくだろう。 新しい生活様式を愛する女性消費動向をまとめた詳細レポートを販売しています!ぜひご一読ください。 ■調査概要 【調査期間】 2020年11月4日~2020年11月10日 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】 全国女性193人 【お問い合わせ】 https://herstory.co.jp/contact 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。