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新常識!「コスメ共有」が母娘をつなぐ「女縁」に着目したコスメブランド「MOTHER AND DAUGHTER(マザー&ドーター)」/ツーウェイワールド株式会社

今春発売! フェムケアを通じてデリケートな相談も




 「MOTHER AND DAUGHTER」の企画・製造・販売を行うツーウェイワールド株式会社は、600種類、2万点を超える化粧品の国内卸事業や海外輸出入事業を広く手掛けています。同社発のオリジナル化粧品ブランドも7つ抱えており、「MOTHER AND DAUGHTER」もその1つです。


 これまで同ブランドでは、UVケアやボディケア、フレグランスなど母娘で使用できるスキンケア商品を展開してきました。しかし今年3月、初めてデリケートゾーンケアを目的としたフェムケア商品を発売しました。


「きっかけは、輸入事業で海外のデリケートゾーンケア商品を取り扱う機会が増えたことです」と説明するのは、専務取締役の勝谷恵さんです。「デリケートゾーンケアを通して、母から娘へ自分の体を大切にするよう教えられるきっかけになればと思い、今回の商品化に至りました」(勝谷さん)




 そもそも海外ではデリケートゾーンケアが広く受け入れられており、日本に比べて学校で性教育を施す機会も多いのです。一方日本では、母親の68%が「いずれ話そうとは思っているが、今はまだ性教育(生理やデリケートゾーンケアなど)について話せていない」といった現実が、同社アンケートによって浮き彫りになっています。


 こうした現状を踏まえて勝谷さんは、「一番近くにいる女性の先輩」として母から娘に正しい知識を伝える必要性を痛感していました。そのきっかけ作りとして、母娘で取り組むデリケートゾーンケアに注目されたのです。


日々のケアを通じて、生理が始まる小学校高学年~高校生ぐらいの「娘」と40~50代の「母」が、自分たちの体についてオープンに話せる習慣が増えることを狙いました。


 

◆KEYPOINT:

母娘両世代が惹きつけられるデザインや色遣いを意識する

商品の良さを知ってもらうためにSNSでのプレゼント企画やモニター企画を積極的に実施する

母娘インフルエンサーを活用して、消費者目線に合わせた商品訴求を行う

 


今春発売した「MOTHER AND DAUGHTER」のフェムケアシリーズ



毎日のスキンシップで母娘の絆を深める



 「MOTHER AND DAUGHTER」から発売されたフェムケア商品は、「デリケート泡ウォッシュ」「デリケートオイルインミスト」「デリケート拭き取りミスト」の3種類です。乳酸菌由来の保湿成分を配合し、乾燥しやすいデリケートゾーンに潤いを与え清潔に保ちます。こうした同社の製品はフェムケア商品に限らず、「子どもでも使えるように、肌に優しい低刺激処方であること」に徹底的にこだわっています。


「何度も試作を重ね、社員全員が胸を張っておすすめできるような商品を作っています」と勝谷さん。


 そもそも2018年に同ブランドを立ち上げたのは、日常的なスキンケアで母娘のスキンシップを増やし、互いの絆を深めるためだったといいます。「スキンシップは母と娘をつなぐ言葉を超えたコミュニケーションだと感じています。母親が娘にお肌のケア方法を教えたり、娘が母親と最新のビューティートレンドを共有したり.....。そんなかけがえのない日常の瞬間に寄り添い、支えられるような製品を提供することで、母娘の関係をより豊かなものにしたいと思いました」(勝谷さん)




 毎日のお風呂上りに母が娘に塗ってあげるボディミルク、外出前に一緒にケアするUVスプレーなど、コスメは母娘の共有体験をどんどん増やしていきます。現在、同社のこうしたスキンケア商品の使用者は、30~40代の「母」と3歳~12歳の「子ども」がメインとなっているのです。


幼少期から母親との密接なつながりを重ねることで、その後の親子関係が良好になり、強い絆作りにも功を奏していると予想できます。


【母親に対する子どもとの性教育について話す機会についてのアンケート結果】


モニター募集や母娘インフルエンサーを用いたプロモーションを展開




 また、「MOTHER AND DAUGHTER」では、母・娘の両世代に受け入れられるよう「デザイン」や「機能性」にも工夫を凝らしています。


まずデザインでは、優しさやかわいらしさを感じられる淡いピンク色をメインカラーとし、アクセントとして高級感のあるピンクゴールドを採用しました。母世代には少女の頃に戻ったような「わくわく感」を、子世代には大切な思い出や希望の詰まったおもちゃ箱のようなデザインになることを意識したといいます。


 また、機能性においては敏感肌によるパッチテストを全商品で実施。「特に小さいお子さまは、べたつきや日焼け止め特有のきしみなどを嫌がることも多いので、違和感や嫌悪感を抱かないテクスチャーにかなりこだわりました」(勝谷さん)。


実際の利用者からも「テクスチャーがスルスルした感触なので嫌がる子どもにもべたつかず塗りやすい」などつけ心地が喜ばれています。




 現在「MOTHER AND DAUGHTER」はターゲットとなる母娘に向けて、さまざまなアプローチも行っています。Instagramでのプレゼント企画や定期的なモニター募集、さらに母娘インフルエンサーへのPR依頼などを通じて商品の良さを伝えたり、人気キャラクター「うさまる」とタイアップしたスティック型の日焼け止めを販売したりなど、あらゆる世代が手に取りやすいアイテムを目指して疾走中です。


「今後もお母さんとお子さんのお悩みに寄り添って、『この商品をずっと使いたい!』と思っていただけるよう、安心できる商品を開発してまいります」と勝谷さん。日本の母娘の効果的なコミュニケーションツールとして、欠かせない存在になっていきそうです。



「MOTHER AND DAUGHTER」のUVケアシリーズ



「MOTHER AND DAUGHTER」のスキンケアシリーズ


うさまるとのタイアップも行っている

「MOTHER AND DAUGHTER」のUVスティック




 

◆インタビュー:


ツーウェイワールド株式会社

専務取締役


勝谷恵 氏


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