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- 総人口の4分の1以上を65歳人口が占める世界一の超高齢社会に突入/日本の統計 2017年
Home > コラム > 総人口の4分の1以上を65歳人口が占める世界一の超高齢社会に突入/日本の統計 2017年 総人口の4分の1以上を65歳人口が占める世界一の超高齢社会に突入/日本の統計 2017年 2017年6月20日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 日本の人口は、1億2,564万人※2017年度の推計人口 日本人男性:61013千人 日本人女性:64627千人 世界人口の約1.7%。アジア人口の約2.9%。 総人口は、長期の人口減少過程に入っており、2030年の1億1,662万人となる見通し。日本は、年少人口13%に対して、老年人口は26%、 総人口の4分の1以上を65歳人口が占める世界一の超高齢社会 。 目次 1. 日本の人口の長期推移 2. 日本の出生数 3. 世界の人口 4. 日本人の平均寿命 5. 人口動態の年次推移:1日平均件数の年次推移 出典:総務省 2015年10月1日発表内容。グラフは、総務省 日本の統計2017より作成 資料:総務省 人口推計 平成26年10月時点 ■日本の人口の長期推移 日本の人口は、1875年以降顕著な増大を示し、2008年に史上最大の人口規模を記録し、1875年~2015年の140年間に、3.6倍増大した。 2011年は東日本大震災の影響もあり、-0.2%減と減少し、13年、14年も減少し、人口減少時代に入ったと言われている。 男性の数が女性の数を下回り、性比は低下傾向。日本の性比(女性100人当りの男性の数)は、1875年は、102.9人で男の数が女の数を上回っていた。しかし、しだいに低下し1945年に89.0人となり、男性が女性を下回った。太平洋戦争により性比はさらに大きく低下したが、戦後は回復し、75年に96.9人となった。その後は、低下傾向に転じ、2010年には、94.8人。14年には、94.7人となっている。 65歳以上の高齢世代人口と20~64歳の現役世代人口の比率の推移は、1950年は、高齢者1人を10人の現役世代で支えていた。しかし2015年には、65歳以上の高齢者1人に対して現役世代2.1人へと急激に減少している。今後も支え手としての現役世代は、減少し続け、2050年には、1.2人の現役世代で65歳以上の高齢者を支える見込みになる。 ■日本の出生数 総人口が、2009年以降減少に転じたのは、出生率(1000人当りの年間出生数)の低下と死亡率(1000人当りの年間死亡数)の上昇によっている。 2000年は、1.36人、05年は1.26人まで低下したが、それ以降は、緩やかな上昇に転じ、13年は、1.43人と回復が続いたが、14年に、1.42人とやや低下した。 合計特殊出生率は、「15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの」。一人の女性がその年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数である。 資料:厚生労働省 人口動態統計 2013年 ■世界の人口 日本の人口規模は、2015年時点では、世界で第10位であり、日本を含めて12カ国が1億を超えている。 世界の人口:73億4947万人 最大は、中国:13億7605万人、次いで、インド:13億1105万人、アメリカ:3億2177万人 アジアの人口:43億9330万人 5000万人以上の国の中では、第4位の人口密度:1K㎡当りの人口347人 (世界平均:57人、最大は、バングラディシュ(1237人)、次いで、韓国(517人)、インド(441人) 自然増加率は、-1.7% 世界人口の2010年~15年平均の年間人口増加率は、1.18%。日本は、平均-0.12% 日本の合計特殊出生率の水準は、イタリアと並び、アメリカ、イギリス(1.9人)より低い。 世界平均は、2.5人で、コンゴ民主共和国(6.6人)、ナイジェリア(5.5人)などアフリカ諸国は、発展途上国の中でも高水準にある。 資料:ヨーロッパは、1959年までUnited Nations “Demographic Yearbook” 等、1960年以降はOECDFamily database(2013年2月更新版)による。ただし、2013年は各国の政府統計機関等。アメリカは、1959年までUnited Nations “Demographic Yearbook”、1960年以降はOECD Familydatabase(2013年2月更新版)による。ただし、2013年は“National Vital Statistics Report”。 日本は厚生労働省「人口動態統計」 子どもの割合を諸外国と比べてみると、推計時点(年次)に相違はあるものの、日本が最も低くなっている。 ■日本人の平均寿命 各年齢で死亡率は低下、乳児死亡率は世界最低 日本の粗死亡率の上昇は、高齢化によるもの。乳児死亡率(出生数1000人当りの年間の生後1年未満の死亡数)は、2013年、14年と2.1人となっている。 世界の乳児死亡率の平均は、37人。アメリカ(6人)、イギリス、フランス(4人)、ドイツ、韓国、イタリア(3人)。 日本の平均寿命は、5000万人以上の国の中では男女ともに最長 日本の平均寿命1921年~25年は、男が42.1年、女が43.2年で、太平洋戦争直後の47年に男が50.1年、女が54年を記録して以来急速に延びている。 60年に男が65.3年、女が70.2年、2000年には、男が77.7年、女が84.6年、14年は、男は80.5年、女は86.8年と史上最長を記録した。 世界の平均寿命は、男が69年、女が73年。 平均寿命と健康寿命の差(日常生活に制限がある状態で生活する期間)は、男女ともに開きが大きくなっている 資料:男女共同参画白書 平成28年版 ■人口動態の年次推移:1日平均件数の年次推移 「日本の統計 2017年(世帯編)」について詳しくみる 「日本の統計 2017年(女性の働き方編)」について詳しくみる 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- フェムテックが大ブーム!コロナ禍で顕在化した女性の不調とウェルネス
Home > コラム > フェムテックが大ブーム!コロナ禍で顕在化した女性の不調とウェルネス フェムテックが大ブーム!コロナ禍で顕在化した女性の不調とウェルネス 2021年4月26日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 働く女性の増加、共働きの増加、核家族、個世帯による孤立や不安の増幅。追い打ちをかけてコロナに。 他人との交流も減り、ストレス、うつなど女性の体不調は今、ピークにきている。 女性の体に関わるヘルス、ウェルネス、フェムテック(femtech)などのキーワードは、2021年に突入して、一気に大きくなっている。 目次 1. あなたは1年以内に「体の不調」や「体調不良」を感じたことはありますか? 1.1. Q.不調が「ある」と回答した方に伺います。 それはどんな症状ですか? 1.2. Q.特に慢性的に起こる内容を具体的に教えてください。 1.3. Q.あなたは1年以内に「体の不調」や「体調不良」で 通院をしていますか? ※持病も含む 1.4. Q. 通院した際、何科を受診しましたか? 1.5. Q. あなたが通院しない理由として あてはまるものを全てお選びください。 1.6. 子育て中のママは、自分の体調を後回し 1.7. Q.体調不良や悩まされている症状について、あなたが行っている改善策や対処法を お選びください。 1.8. ベビ待ち夫婦層の妊活需要 2. まとめ 3. 調査概要 ■あなたは1年以内に「体の不調」や「体調不良」を感じたことはありますか? 1年以内に「体の不調」を感じたことが「ある」と答えた人は78.4%。約8割もの女性が体の不調を感じていることは驚くべき。興味深いのは、年代別に見た場合、10代は100%が不調を感じたことがあると回答しているのに対し、60代以上は不調を感じたことがあると答えた人が一番少なく65.7%である点だ。 体が成長途中でホルモンバランスが整わない10代は実は一番不調を感じやすいと推測される。また元気でアクティブなシニア層の存在も浮き彫りとなった。 ■Q.不調が「ある」と回答した方に伺います。 それはどんな症状ですか? 上位3つ「肩こり」「からだの疲れ(倦怠感など)」「目の疲れ」が「ある」との回答が70%以上となっている。外出自粛やテレワーク導入による運動不足や、コロナ禍による生活スタイルの変化によるストレスなどが背景にあると推測される。 また、注目すべきは「不安・心の不安定」「肌荒れ・ニキビ」「生理がつらい・ひどい」など、女性 特有のホルモンバランス変化に関係する体の不調だ。女性の体は周期的に女性ホルモンが変化することで常に揺らぎを抱えている。そのため、コロナ禍のストレスが、女性ホルモンのバランスに影響し,、体調不良へつながる場合も多いのではないだろうか。 2021年に突入してから、フェムテック(femtech)が女性マーケットトレンドで大ブームになっていることからも、女性ならではの不調をケアする商品やサービスの需要は今後も増えていくだろう。 ■Q.特に慢性的に起こる内容を具体的に教えてください。 女性が慢性的に抱える不調として「頭痛」「肩こり」「腰痛」「生理痛」との回答が 多く寄せられた。合わせて「ひどい」「重い」「つらい」といった言葉も出ている。 これらの症状をケアする商品やサービスには大きな需要があることがわかる。 すでにケア用品市場では多くの商品が出ているが、最近ではITと掛け合わせる ことでこのような不調に対応するサービスが続々と誕生している。 ■Q.あなたは1年以内に「体の不調」や「体調不良」で 通院をしていますか? ※持病も含む 体に不調を感じている人が8割近くいるという結果にも関わらず、通院をしている人はわずか 36.2%にとどまる。クラスター別で見た場合、単身就業者(23~39歳)は、78.9%が通院してい ないと回答。仕事により通院する時間が取れな い現状が浮き彫りとなっている。従業員の健康 を守り、生産性を上げるためにも、企業にはフレキシブルな勤務体系が求められる。 ■Q. 通院した際、何科を受診しましたか? 1位は内科という結果。内科はどの診療科を受診すべきか迷ったときに受診することもできるため、広く利用されているようだ。また、更年期の症状が出始める40代は婦人科を22.2%が受診しており、他の年代より高い結果となっている。 ■Q. あなたが通院しない理由として あてはまるものを全てお選びください。 「必要性を感じない」「症状はあるが我慢を している」が主な通院しない理由として回答さ れた。具体的な症状として上がっていた「肩こり」 「体の疲れ(倦怠感)」「目の疲れ」など不調を感じながらも、多くの女性が病院を受診するほど ではないと我慢をしている姿が見られる。 ■子育て中のママは、自分の体調を後回し 単身就業者(23~39歳)についで通院率が低いクラスター が、乳・幼児期ママ(第1子0~6歳)だ。子育てに仕事にと 一番多忙な年代の女性たちである。子どもがまだ小さく病気にかかりやすいため小児科への受診は多いはずだが、自分が 病院を受診する余裕がない様子がうかがえる。乳幼児期の子どもを育てる女性たちが、自分の体を労わるための時間がもてるよう、家庭内での役割分担や家族全体でのワークライフバランス調整などが必要だ。また、家事や育児の手助けになる商品・サービスは今後ますます需要が増すだろう。 ■Q.体調不良や悩まされている症状について、あなたが行っている改善策や対処法を お選びください。 自宅で手軽に行えるセルフケアを取り入れている人が多い。1位は58.6%で「入浴など体を 温める」。新陳代謝を高める効果やリラックス効果が期待できるため、特に30代以上の女性から支持されている。また、「睡眠を十分にとる」「気分転換をする」「意識して運動をする」 が4割以上の回答を集めた。関係するケアグッズが女性向けメディアでよく取り上げられている ことからも、女性たちの関心の高さがうかがえる。 ■ベビ待ち夫婦層の妊活需要 出産願望を持つ夫婦の回答を見ると「生理周期を記録する」「食生活を改善する」「基礎体温を測る」など妊活のためと推測される改善方法・対処法が並ぶ。妊活向けのサプメントや記録アプリ、メンタルケアサービスなど、需要は大きいと考えられる。 ■まとめ コロナ禍で顕在化した女性たちの体の不調はピークを迎えつつある。女性たちの健康状態や、体調不良への対処方法を調べることで、心身のケア商品・サービスへの需要が見えてきた。 女性の健康課題をテクノロジーで解決・支援するフェムテック(femtech)市場拡大にも今後ますます注目したい。人生100年時代、毎日の充実のために健康ニーズはますます高まる。 より詳細な女性の不調とウェルネスについてまとめたレポートを販売中!ぜひご一読ください。 ■調査概要 【調査期間】 2021年2月4日~2月7日 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】全国女性(15歳以上)222人 【お問い合わせ】 https://herstory.co.jp/contact 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- 初めてのWithコロナの夏。自粛ストレス解消や楽しい巣篭りライフ演出に働く女性のニーズあり!
Home > コラム > 初めてのWithコロナの夏。自粛ストレス解消や楽しい巣篭りライフ演出に働く女性のニーズあり! 初めてのWithコロナの夏。自粛ストレス解消や楽しい巣篭りライフ演出に働く女性のニーズあり! 2020年7月29日 住まい・暮らし 女性トレンド総研 働く女性を対象にこれから迎えるコロナの夏がこれまでとどう変わるか、アンケート調査を実施しました。 目次 1. この夏、いつもの年とくらべてどのように変わると思いますか。 2. 初めてのWITHコロナの夏。あなたはひと言でいってどんな夏になりそうでしょうか。 3.調査概要 ■この夏、いつもの年とくらべてどのように変わると思いますか。 お盆や夏休みに向けて旅行や帰省を検討する声はあるものの、この夏はコロナの影響により外出を「控える」傾向。中でも子供をもつ家庭では、夏休み短縮の影響も重なり、帰省や外出をするか悩んでいる・断念する声が多くみられた。 自分の気持ちとしては安全を考えて普通に行動したいけれど、周りが警戒していたりするので出先でも色々と気にしながら出かけたり、職場もお客様がまだまだ戻って来ていない気がするからです。(個人事業主/未婚) 子供の夏休みに旅行を楽しみにしていたが、都外へ観光へ行ったりするのもまだ不安があるので躊躇するので遠出は出来なさそう(契約社員/既婚・子1人) マスクをつけて過ごす。プールや海はあまり行かない。休校の影響で子どもの夏休みが短くなる。お盆の帰省をどうするのか迷う。(契約社員/未婚・子1人) 子供の夏休みが短くなる。お盆時期の実家への帰省は今年はしない予定。その他、プールなど利用も控える。ショッピングモールにもたぶん行かず、ネットショッピングで済ます。(非正規/既婚・子2人) 東京在住の娘一家の帰省がむずかしそう。孫たちにも会えない夏かも。友人との宿泊旅もできなそう。今のところ楽しみがない。(個人事業主/既婚・子3人(別居)) ■初めてのWITHコロナの夏。あなたはひと言でいってどんな夏になりそうでしょうか。 Withコロナの夏を「楽しめる」「断捨離」「発見」するなどポジティブに捉える層と、「耐える」「我慢」「つまらない」などネガティブに捉える層で意見が大きく分かれた。コロナ社会において外出自粛が大きなストレスとなっていることが伺えるが、これらの自粛ストレスを解消するものや、巣篭りライフを楽しく過ごすもののニーズが強くなっていくことが予想される。 ◆ポジティブな意見 家で楽しく事の多い夏(非正規/既婚・子2人) 身体作りな夏(非正規/既婚・子1人) 自分自身と向き合い本当に行きたい所には行く!と時間を大切に考えて仕事だけではなく生きているというプライベートの夏も実感しながら過ごせる夏になりそうです。(個人事業主/未婚) 近場のいいところを発見する夏(正社員/既婚・子1人) ◆ネガティブな意見 外にあまり出ず、季節感を感じられない夏。(正社員/既婚・子2人) 自粛の夏(正社員/既婚・子なし) 退屈な夏(非正規/既婚・子2人) ■調査概要 【調査期間】 2020年6月10日~2020年6月16日 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】 全国146人(働く女性) 【お問い合わせ】 https://herstory.co.jp/contact 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- 30代~40代フルタイムで働く既婚女性に多いペルソナ“BIZママ”像とは?
Home > コラム > 30代~40代フルタイムで働く既婚女性に多いペルソナ“BIZママ”像とは? 30代~40代フルタイムで働く既婚女性に多いペルソナ“BIZママ”像とは? 2024年1月9日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 コロナ禍を経た、30代~40代フルタイムで働くワーママに多いペルソナ“BIZママ”※は、どんな悩みがあり、どんなものに興味を示し消費行動を行うのか、その興味関心ごとの特徴などをリサーチした結果をまとめました! ※BIZは「Business」の略で、働くママのことを指しています。 目次 1. 30代~40代フルタイムで働く既婚女性に多い“BIZママ”像ってどんな人? 1.1.”BIZママ”の具体的なペルソナ像 2.“BIZママ”の消費行動 2.1.優先順位 2.2.消費欲と消費行動力 3.“BIZママ”への効果的なプロモーション方法とは? 3.1.プロモーションの活用ポイント 4.“BIZママ”層のまとめ 4.1. 【BIZママとは】 4.2. 【BIZママ消費傾向】 4.3. 【BIZママに最適なプロモーション】 女性視点マーケティングを研究するハー・ストーリィは、女性顧客を知るためには「クラスター」と「ペルソナ」の把握が必須ととらえ、多様化している女性消費者像の最新の動向や傾向を分析し、ペルソナを常にアップデートしています。 顧客理解に不可欠な「2023年版 女性ペルソナ設計まるわかり」を無料配布中です。 是非この機会にダウンロードしてご活用ください。 ↓ www.herstory.co.jp 2023年版 女性ペルソナ設計まるわかり | 女性トレンド総研HERSTORY なぜ女性ペルソナが必要なのか? 価値観・購買行動が多様化する女性ペルソナ設計を解説しています。 2023年版 30~50代「児童・思春期ママ」ペルソナを無料公開 ■ 30代~40代フルタイムで働く既婚女性に多い“BIZママ”像ってどんな人? “BIZママ”像は、主に35歳~54歳の女性で、会社では責任あるポジションでフルタイム勤務をしています。 子どもも手がかからなくなってきたため、仕事への優先順位は高くなってきているものの、家事からは解放されず、思春期を迎えた家族との衝突が増え、心身共に複雑なキャリママ層をさしています。 この層が意識するのは健康と教育。身体に不調をきたし始める年齢なので、健康への消費活動が活発になる傾向があります。 また、子どもの進路にも悩む時期なので、教育に関する消費も一層活発化する頃でもあります。 ここからは、具体的なペルソナを紹介しながら、どんな消費傾向や購買決定ポイントがあるのか、さらに詳しくみていきましょう。 ”BIZママ”の具体的なペルソナ像 名前:高田智子 *年齢:48歳 *家族構成:夫婦小5と中1の子ども2人 *住居:持家(住宅ローン返済中) *職業属性:正社員看護師 夫:正社員メーカー工場勤務 *世帯年収:900万円 *貯蓄額:980万円 *次のライフステージへの意識:子どもの高校受験、部活、更年期初期 【ストーリー/ライフスタイル】 東京都練馬区在住。小学生と中学生の子ども2人を育てる。仕事をしているが基本家事もほとんどやっている。子どもが思春期を迎え、ちょっとしたことで言い争いになりがち。自分自身もほてりやのぼせを感じて体調がすぐれない。これってもしかして更年期?疲れやすく、家事や仕事がはかどらない。でもやらなければならない。夫は頼りにならない。しんどいけど、子どもの前でしんどい姿は見せられない。やることが多く、気が休まらない。自分の体調不良と職場環境、子どもと夫の人間関係に疲れを感じる。 ■“BIZママ”の消費行動 優先順位 コロナ禍が落ち着くものの、家族の在宅時間は増加。子どもや夫と過ごす時間も増え、家事負担が多い背景もあり家族との衝突も多く発生しています。 自分の時間も確保できはじめますが、活発に出歩けるほど心身共に元気ではない年齢です。 子どもも成長し手がかからない分、仕事への優先順位は上がっている傾向ですが、思春期の子どもの考えていることがわからなくなったり、仕事にも身が入らないことも。 いつもできていたことができなくて自分にイライラする悩みを抱えています。 消費欲と消費行動力 自分のものよりも、家族(特に子ども)のための消費が中心です。進学や教育費、習い事など子どもへの出費が多くなりますが、それに対応できるほどの経済力はあり、さらに将来への貯蓄も毎月できている状態です。 自身への消費としては、身体面の不安から、健康・運動消費が活発となります。容姿の衰えが気になりだす頃なので、美容への消費熱も高い傾向にあります。 ■“BIZママ”への効果的なプロモーション方法とは? “BIZママ”層は、体験談・比較コンテンツから期待やイメージを伝えるプロモーションが有効でしょう。 お得&限定訴求に弱く、その時の気分や店舗での回遊行動から衝動買いすることも多いので、リアル店舗での施策が刺さりやすいと言えます。 消費欲としては、自分へは美容&健康への消費欲が強く、子どもへは教養&進学に対して積極的に消費行動する傾向があります。 プロモーションの活用ポイント 90%以上の“BIZママ”はネット検索やTV視聴、YouTubeから情報収集することが多いので、“BIZママ”へプロモーションをするなら、SNS広告よりもYahoo広告やGoogle(YouTube)広告などの検索エンジン広告(検索連動型広告)、テレビCMが効果的と言えます。 消費熱の高い健康食品やグッズは通販番組に心動かされる傾向があります。 また、有名な物や知名度が高いものに安心感を抱きやすいですが、実際のクチコミにも大きく心を動かされるタイプです。 「体型」「シミしわ」などのBeforeAfterの画像があるとつい見てしまい、私もそうなれたらと期待するところがあります。 さらに、教育資金に向けて節約思考が強いので、「割引」「キャンペーン」などお得訴求や「今だけ」「期間限定」など限定訴求に弱く、特に「家計・節約」を謳った訴求には反応せずにはいられません。 また、デバイス別では90%以上がスマホを使用して情報収集しているため、スマホに最適化されたプロモーションが有効と言えそうです。 ■“BIZママ”層のまとめ 【BIZママとは】 主に35歳~54歳の女性で、会社では責任あるポジションでフルタイム勤務 【BIZママ消費傾向】 健康と教育…体調への不安から健康商品への消費が活発化し、容姿の衰えへの不満から美容商品への消費熱も上がる。 子どもへの教育資金がかかり始める。 【BIZママに最適なプロモーション】 Yahoo広告やGoogle(YouTube)広告などの検索エンジン広告(検索連動型広告)、テレビCMが効果的。 実際のクチコミにも大きく心を動かされるタイプ 「割引」「キャンペーン」など「家計・節約」を謳った訴求や「今だけ」「期間限定」など限定訴求に弱い。 いかがでしたでしょうか? 30代~40代フルタイムで働く既婚女性に多い”BIZママ”層の特徴を掴んで、消費行動の属性を掴みながらマーケティング戦略・戦術にお役立てください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- 女性1960人に聞きました!女性のライフスタイルと消費に関するトレンド調査
Home > コラム > 女性1960人に聞きました!女性のライフスタイルと消費に関するトレンド調査 女性1960人に聞きました!女性のライフスタイルと消費に関するトレンド調査 2014年1月9日 女性消費者行動 女性トレンド総研 女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、女性のライフスタイルと消費について全国の20代~50代の女性生活者1,960人にアンケート調査を実施しました。 目次 1. 高 い定番商品への利用状況 2. 定番商品への不満とアレンジ熱 3. 「プチアレンジ」する理由、背景 4. 弊社代表・日野佳恵子による調査分析 5. 衣料から車まで!注目の“女心”をくすぐる人気のアレンジ商品・サービスに注目 5. 1.①株式会社ユニクロ 5. 2.②トヨタ自動車株式会社 5. 3.③メイク広告株式会社 6. 調査概要 女性1960人に聞きました! 女性のライフスタイルと消費に関するトレンド調査 ファッションからクルマまで 定番商品を “自分だけのお気に入り”に変え、 女心のアレンジ願望を叶える商品・サービスが今、人気! 調査の結果、ライフスタイルに関わる商品・サービスにおいて、従来の節約志向や4月に控える消費増税に対する意識も相まって、 経済性・機能性を兼ねたファストファッション、エコカーなど『定番商品』への支持が根強い ことが分かり、そのバランスを重視した買い物を行っている実情が見受けられました。 その一方で、「定番商品」への印象として 「人と被る可能性が高い」「特別感がない」「個性に欠ける」 などの意見も見られ、 賢く、現実的な選択を行いつつも、よりオリジナリティを求めたい意識が高い ことが分かりました。中でも最も意見が集まったのは、「他の人との被り」を気にしてしまう傾向で、解決願望の表れか、 自身で思い通りのオリジナルアレンジができる商品・サービスへの関心が高い ことも分かりました。 女性マーケティング分析の専門家である弊社代表の日野佳恵子は、「経済性・機能性のバランスを考慮してお買い物するのがすっかり定着した主婦たちも “女ゴコロのホンネ” としては、もっとお洒落を楽しみたいし、人と違う個性を求めたいと思うものです。女性たちは 『定番商品』に評価を示し、購入しつつも、もう一つ工夫が欲しい と考えています。さらに、日常生活において『家事・育児に追われている』『ほぼ仕事中心の生活』などの意見も多数見られ、 お洒落を楽しむ余裕がない とも考えており、そのような背景も、手軽に取り組めるアレンジ商品・サービスへの関心が高まっている理由と考えられます。実際、身の回りの商品にオリジナリティを求め、 経済的にも優しく手軽にアレンジを楽しむ動き=『プチアレンジ』 は、女性たちの間で ファッションからカーインテリアまで 幅広く表れており、今後 注目のトレンド と考えられます」と分析しています。 ■高い定番商品への利用状況 「衣服」、「食品」、「雑貨」、「自動車」、「家電」などライフスタイルに関わる商品・サービスにおいて、「ファストファッション」や、「プライベートブランド商品」、「エコカー」など「定番商品」と認知される商品を「購入または利用している」との回答は92.2%に上りました。それぞれのジャンルで評価の理由を聞いたところ、「経済性」「機能性」「トレンド性」が支持の理由となっていることがわかりました【図表1】。 消費費税が2014年4月より8%になることを受け、64%が増税後「高い買い物を控える」と回答【図表2】。従来からの節約志向がさらに高まる中、「経済性」と「機能性」を兼ね備えた、定番商品の支持は根強く、人気は続きそうです。 ■定番商品への不満とアレンジ熱 生活防衛を踏まえた賢い消費として「定番商品」を選択している一方で、「人と被る可能性が高い」、「特別感がない」や「個性に欠ける」などの不満点があげられ、物足りなさを感じていることもわかりました【図表3】。 中でも最も意見が集まった「人と被る可能性が高い」について、「人と被って嫌なモノ」を聞いたところ、「衣服」、「自動車」、「雑貨」が挙げられました。 また、6割の女性に、「定番商品をアレンジやデコレーションするサービス」の利用意向があり【図表4】、定番商品の普及とともに、賢く、現実的な選択を行いつつも、よりオリジナリティを求めたい意識の表れとして、自分の持ち物をアレンジやデコレーションしたいという欲求が高まっていることがわかりました。 ■「プチアレンジ」する理由、背景 2013年に話題になった「デコ」弁当ブームや女性のDIY教室などのブームを受け、約7割の女性が「アレンジがブームになっている」と答えました【図表5】。実際に自分の持ち物にアレンジやデコレーションをしたことがあると答えた女性は3割に上り、経験のある女性にアレンジをする理由を確認したところ、「自己満足のため」(50.4%)、「自分がイメージした通りにかわいらしくできるから」(42.6%)、「飾り付けやちょっとした工夫が好きだから」(41.6%)、「自分が過ごす空間を自分らしく、心地よいものにしたいから」(36.4%)が挙げられました。 アレンジ意向の背景を探るため、彼女たちの普段の生活についても確認したところ、「お洒落や身だしなみなど、気にしていられないときがある」(74.6%)、「毎日家事に追われている」(60.9%)、「ほぼ仕事中心の生活になっている」(61.1%、就業者1,145名が対象)という声を確認。また、「趣味や娯楽など、自分らしさを感じることができる何かをしたい」と答えた女性は全体の85.9%に上ります。生活における多忙さから、お洒落に気を遣う余裕がないことを背景として、手軽に自分らしさを演出することができるアレンジ商品・サービスへの関心が高まっていることがわかります。 ■弊社代表・日野佳恵子による調査分析 節約志向が進んでいく中、経済性と機能性を両立する定番商品への支持は、必然と言えます。しかし、定番であるが故に、「定番商品」を選択していながらも物足りなさを感じているところがホンネ。とは言え、新たに高価なもの、無駄なものを購入することも憚られる。もっとおしゃれを楽しみたいし、人と違う個性を求めたい彼女たちは「均一という安全パイの中での個性探し」を始め、少額投資で賢くお洒落し、オリジナリティを演出できる術を見出しました。デコ弁当ブーム、DIYブームと言ったこれまでのトレンドも背景とし、定番商品を”自分だけのお気に入り”に変える「プチアレンジ」に取り組むことで、日々の生活で見落としがちな「自分らしさ」や「お洒落を楽しむ」ことを、家事やめんどうなではなく、趣味として取り組んでいます。SNSの普及で生活における自分なりのこだわりを発信し、周りからの評価を受けることができるようになったことも、大きな要因だと考えています。以下では、弊社が注目する、「忙しい毎日の中でも簡単に、お洒落なアレンジをしてみたい」という今ドキの女性心理に応え、支持を受けているアレンジ商品・サービスを紹介します。 ■衣料から車まで!注目の“女心”をくすぐる人気のアレンジ商品・サービスに注目 ①株式会社ユニクロ ユニクロアレンジサービス「MYユニクロ」( http://www.uniqlo.com/jp/myuniqlo) ユニクロが、昨年9月より都内3店舗で開始した「デコレーション」 と「お直し・リフォーム」でオリジナルな1点ものができる初のカスタマイズサービス「MY UNIQLO(マイ ユニクロ)」。デコレーションサービスでは、手芸専門店のユザワヤの協力を得て、ラインストーンやレース、リボン、ボタンなど約170種のデコレーション部材の販売と加工をし、商品のアレンジに対応。自由に、自分らしいファッションを楽しむことができる。顧客自身が加工方法や部材選びなど、アレンジについて気軽に相談できる専用カウンターも設置する。そこでは専門知識をもつスタッフが、数十種類のデコレーション例を閲覧できるタブレット端末を用い、自分だけのユニクロ商品に作り変える手伝いをしてくれる。女性によるアレンジ要望に応えるこのサービスは、開始してからの短期間で既にリピーター率が高く、客単価も予想を上回る好調ぶりとのこと。昨年12月末には銀座店にて刺繡サービスを開始。今春にはスワロフスキー部材の導入などサービスの拡充を予定している。 ②トヨタ自動車株式会社 女性向けカーアレンジ用品「ハピカラ」( http://hapikara.jp) トヨタ自動車が運営する、カーグッズ通販サイト「ハピカラ」は、男性が主な購入者であるカー用品カテゴリーにおいて、女性の自動車アレンジニーズに応えるべく昨年オープンした。注目は、女性から根強い人気のあるインテリア・雑貨ブランド「Francfranc」とコラボした、カー用品を展開していること。純正用品は比較的無個性な商品が多い中で、車内をトータルコーディネートできるシートカバーやハンドルカバーは女性に人気だ。「Francfranc」ならではの都会的なセンスが感じられるアイテム群が評価され、昨年5月末の全国展開開始より売上、会員数ともに堅調に推移。現在9万人の会員を持ち、カー用品としては珍しく、売上の過半数を女性客の購入が占める。 ③メイク広告株式会社 「家電デコレーション」( http://meiku-koukoku.com/deco) メイク広告株式会社(和歌山県和歌山市)が始めた「デコ家電」サービスが注目を集めている。モノトーンでシンプルなデザインが多くを占める家電製品を、ステッカーで簡単にアレンジし、「暮らしの中の新たな楽しみ」を提案。自分で簡単にステッカーを貼るだけで出来ることが注目され人気に。家電を同社へ送り、担当者とデザインを相談・検討した上で、本格的なデコレーションを施すことも可能。「毎日の生活が楽しくなる!」「子供と一緒にデコを楽しんでいる」と言った声から口コミから人気に火が付き、問い合わせが殺到している。 ■調査概要 【調査期間】 2013年12月7日~12月8日 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】 全国の20代~50代の女性生活者 1,960人 (未婚560人、既婚1,400人) 【調査監修】 ハー・ストーリィ代表 日野佳恵子 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- 2020年の女性消費者ニーズは「防疫消費」「家中充実消費」「応援消費」!コロナ長期化で2021年も需要拡大
Home > コラム > 2020年の女性消費者ニーズは「防疫消費」「家中充実消費」「応援消費」!コロナ長期化で2021年も需要拡大 2020年の女性消費者ニーズは「防疫消費」「家中充実消費」「応援消費」!コロナ長期化で2021年も需要拡大 2020年12月21日 女性消費者行動 女性トレンド総研 with コロナの2020年を振り返り、買ってよかった商品・今後買いたい商品などについて、20歳以上の女性消費者を対象にアンケート調査を行った。すると、2020年の女性消費者たちの消費行動は、”防疫消費”や”家中充実消費”、”応援消費”に注目や関心が集まっていることが分かった。 目次 1. 2020年の買ってよかった商品・今後買いたい商品 1.1. Q. あなたが今年買ってよかったものをお答えください。 1.2. Q. 今後買いたいと思う、利用したいと思う、応援したいと思う商品・サービスをお答えください。 1.3. Q. 今年よく耳にした商品・サービスや、流行っていると感じた商品・サービスを教えてください。 2. まとめ 3. 調査概要 ■2020年の買ってよかった商品・今後買いたい商品 Q.あなたが今年買ってよかったものをお答えください。 コロナ禍の2020年。買ってよかったもの1位は「マスク」。夏用の冷却マスクや洗濯できるもの、デザイン性が高いものなど様々なマスクが登場した。 そのほか、掃除機(掃除ロボット)・調理家電・空気清浄機などが並び、家中生活の充実を求めた1年だったことが伺える。 また、化粧水・ドライヤー・リップクリームなど美容系のグッズも多く回答された。外出自粛期間に時間をとることができ、自身のケアに意識が向いたと予想される。 シュパット:引っ張るだけで簡単にたためるエコバッグ。 マスク紐:マスク用の伸びる紐。肌当たりが優しい。 アイロボットのブラーバ:自動拭き掃除ロボット。 イワタニのミキサー:フレッシュミキサー。ジュースやミルミキサーとしても使える。 ホットクック:時短で色々な料理ができる。 任天堂 スウィッチ:どうぶつの森ではお父さんと娘二人が仲良く共通の話題で盛り上がり、私はフィットネスで楽しめた。 Q. 今後買いたいと思う、利用したいと思う、応援したいと思う商品・サービスをお答えください。 ■ 今後買いたいもの、利用したいサービス ■ ほしい、利用したいと思う理由 今後買いたいと思うもの、利用したいと思うサービスとしては、掃除ロボットが注目されている。また、グリルパンなどの調理器具、エアウィーヴなどの寝具も人気だ。家中生活の充実を図りたいとの思いが感じられる。 ミーゼヘッドスパ(リフト)や美顔器など美容アイテムへの回答もあり、今年はコロナ禍のステイホームで意識が家の中や自分自身に向いたことが伺える。WITHコロナ・ARTERコロナの新生活様式でも家中充実消費への需要は続くだろう。 応援したい商品サービスとしては、go to トラベルやgo to イートなどが回答されている。また、今年は、makuakeなどクラウドファンディングサイトを通しての応援も盛んにおこなわれるようになった。 マッサージ…コロナ禍のせいで自由に外に出れなくて全身凝っているため。 お掃除のサービス…大掃除のように普段できないところも含めた掃除をお願いしたい。 サブスクのおもちゃサービス…おもちゃが増える一方で処分に困るため。 お店直営のデリバリー…デリバリー専門店を通さないことですぐに温かいものが届く。 家事の負担を軽くしてくれるもの…毎日の献立と買い物の手間が省けるものがあれば利用したい。 オンラインツアー…現地に行く時間が短縮される。ツアー先の名産やお土産が送られてくる。 dTV…定額で好きな映画などを見られる。 YouTubeでのお家でフットネス…コロナによりスポーツクラブをやめてしまったので、運動不足解消のため Q. 今年よく耳にした商品・サービスや、流行っていると感じた商品・サービスを教えてください。 マスク、除菌、ウーバーイーツ、テイクアウト、動画配信サービスが今年の流行として回答されており、コロナ禍での防疫生活の影響を強く感じる。 一風変わっているのは、社会現象ともいえるほどに流行となった鬼滅の刃だ。マンガが原作のアニメから火が付き、その主題歌や映画までも人気だ。コラボ商品も多数販売されている。 鬼滅の刃:コミックスだけでなくお菓子や服やらで見かけない日はない。 メルカリ・ラクマ:断捨離。不要なものを捨てずに売ったり買ったりできる。 どうぶつの森:まわりのみんながやっている zoom:オンライン電話がみんなでできる 布製マスク:柄付きのマスクやレース付きのマスクなど。 オーガニック食材:本当の意味での健康を意識する人が増えた。 Uber:街でよく見る スマホ決済:CMでもレジでもよく見る サブスクリプション ■まとめ 2020年の女性消費者たちの消費行動は、コロナの影響を大きく受け、”防疫消費”や”家中充実消費”、”応援消費”に注目や関心が集まった。その中でも、布マスク需要やエコバック需要が広く普及したことで、ムダ削減やエコ意識といったサステナブル活動への意識の高まりもみられるようになってきた。これらの消費行動は、コロナ長期化により2021年も引き続き需要が高まることから、企業側も女性消費者目線での対策が求められてくるだろう。 ■調査概要 【調査期間】 2020年10月7日~2020年10月18日 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】全国103人(女性) 【お問い合わせ】 https://herstory.co.jp/contact 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- ファッションからクルマまで 定番商品を“自分だけのお気に入り”に変え、女心のアレンジ願望を叶える商品・サービスが今、人気!
Home > コラム > ファッションからクルマまで 定番商品を“自分だけのお気に入り”に変え、女心のアレンジ願望を叶える商品・サービスが今、人気! ファッションからクルマまで 定番商品を“自分だけのお気に入り”に変え、女心のアレンジ願望を叶える商品・サービスが今、人気! 2014年1月9日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 『ファッションからクルマまで 定番商品を"自分だけのお気に入り"に変え、女心のアレンジ願望を叶える商品・サービスが今、人気!』 女性マーケティングのパイオニア企業であるハー・ストーリィ(東京本社:東京都港区 代表取締役社長:日野 佳恵子)は、全国1,960名の20~50代女性を対象にした、女性のライフスタイルと消費に関するトレンド調査結果を発表しました。 従来の節約志向や4月に控える消費増税に対する意識も相まって、 経済性・機能性を兼ねたファストファッション、エコカーなど『定番商品』への支持が根強いことが分かりました。 その一方で、「定番商品」への印象として4割が「人と被る」ことに不満を示しました。 他にも「特別感がない」「個性に欠ける」などなど定番ゆえの宿命が。 女ゴコロのホンネを満足させるための注目の新トレンドとは?? 目次 1. 定番商品を購入、選択している人は 9 割超! 2. 4 割が「人と被る」ことに不満!定番商品に不満な点は「特別感がない」「個性に欠ける」 3. 定番商品に『プチアレンジ』を!多忙な女性の渇望感を癒す新トレンド 4. 衣料から車まで!女心をくすぐるアレンジ人気に企業も対応。人気サービスを紹介 4.1. ①株式会社ユニクロ ユニクロアレンジサービス「MY ユニクロ」 4.2. ②トヨタ自動車株式会社 女性向けカーアレンジ用品「ハピカラ」 4.3. ③メイク広告株式会社 「家電デコレーション」 5. 弊社代表・日野佳恵子による調査分析 6. 調査概要 7. 本件に関する問い合わせ ■定番商品を購入、選択している人は 9 割超! 「経済性」「機能性」「トレンド性」を理由として、ファストファッションやプライベートブランド商品、エコカー・軽自 動車などの「定番商品」を選択している人は 9 割を超える。背景には増税後の節約志向!?。 ■ 高い定番商品への利用状況 「衣服」、「食品」、「雑貨」、「自動車」、「家電」などライフスタイルに関わる商品・サービスにおいて、「ファストファッション」や、「プラ イベートブランド商品」、「エコカー」など「定番商品」と認知される商品を「購入または利用している」との回答は 92.2%に上りました。 それぞれのジャンルで評価の理由を聞いたところ、「経済性」「機能性」「トレンド性」が支持の理由となっていることがわかりました 【図表1】。 【図表1】定番商品評価の理由 TOP3(MA) 消費税が2014年4月より 8%になることを受け、64%が増税後「高い買い物を控える」と回答 【図表2】。従来からの節約志向がさらに高まる中、「経済性」と「機能性」を兼ね備えた、定番 商品の支持は根強く、人気は続きそうです。 【図表 2】「消費増税後、高い買い物を 控えよう」と思うか(SA) ■4 割が「人と被る」ことに不満!定番商品に不満な点は「特別感がない」「個性に欠ける」 定番ゆえの宿命。被って嫌なモノは「衣服」「自動車」「雑貨」。 自分らしさを表現するアレンジ志向。約7割がトレンドを認識し、6 割が、自分がやってみることに興味あり。 ■ 定番商品への不満とアレンジ熱 生活防衛を踏まえた賢い消費として「定番商品」を選択している一方で、「人と被る可能性が 高い」、「特別感がない」や「個性に欠ける」などの不満点があげられ、物足りなさを感じてい ることもわかりました【図表3】。 中でも最も意見が集まった「人と被る可能性が高い」について、「人と被って嫌なモノ」を聞い たところ、「衣服」、「自動車」、「雑貨」が挙げられました。 また、6 割の女性に、「定番商品をアレンジやデコレーションするサービス」の利用意向があり 【図表4】、定番商品の普及とともに、賢く、現実的な選択を行いつつも、よりオリジナリティを求 めたい意識の表れとして、自分の持ち物をアレンジやデコレーションしたいという欲求が高ま っていることがわかりました。 【図表 3】「定番の商品について不満だ」 と思うこと(MA) 【図表 4】「定番商品をアレンジや デコレーションするサービス」 の利用意向(SA) ■定番商品に『プチアレンジ』を!多忙な女性の渇望感を癒す新トレンド 「おしゃれや身だしなみなど、気にしていられないときがある」、「毎日家事に追われている」「仕事中心の生 活になっている」など忙しい女性に『プチアレンジ』が注目を集めている!? ■ 「プチアレンジ」する理由、背景 2013 年に話題になった「デコ」弁当ブームや女性の DIY 教室などのブームを受け、約7割の 女性が「アレンジがブームになっている」と答えました【図表5】。実際に自分の持ち物にアレン ジやデコレーションをしたことがあると答えた女性は3割に上り、経験のある女性にアレンジ をする理由を確認したところ、「自己満足のため」(50.4%)、「自分がイメージした通りにかわ いらしくできるから」(42.6%)、「飾り付けやちょっとした工夫が好きだから」(41.6%)、「自分が 過ごす空間を自分らしく、心地よいものにしたいから」(36.4%)が挙げられました。 アレンジ意向の背景を探るため、彼女たちの普段の生活についても確認したところ、「お洒落 や身だしなみなど、気にしていられないときがある」(74.6%)、「毎日家事に追われている」 (60.9%)、「ほぼ仕事中心の生活になっている」(61.1%、就業者 1,145 名が対象)という声を確 認。また、「趣味や娯楽など、自分らしさを感じることができる何かをしたい」と答えた女性は 全体の 85.9%に上ります。生活における多忙さから、お洒落に気を遣う余裕がないことを背景 として、手軽に自分らしさを演出することができるアレンジ商品・サービスへの関心が高まっ ていることがわかります。 【図表 5】「アレンジブーム」が起こって いると思うか(SA) ■衣料から車まで!女心をくすぐるアレンジ人気に企業も対応。人気サービスを紹介 衣料から車まで!注目の“女心”をくすぐる人気のアレンジ商品・サービスに注目 ①株式会社ユニクロ ユニクロアレンジサービス「MY ユニクロ」 http://www.uniqlo.com/jp/myuniqlo/ ユニクロが、昨年 9 月より都内3店舗で開始した「デコレーション」 と「お直し・リフォーム」でオリジナル な 1 点ものができる初のカスタマイズサービス「MY UNIQLO(マイ ユニクロ)」。デコレーションサービス では、手芸専門店のユザワヤの協力を得て、ラインストーンやレース、リボン、ボタンなど約 170 種のデ コレーション部材の販売と加工をし、商品のアレンジに対応。自由に、自分らしいファッションを楽しむこ とができる。顧客自身が加工方法や部材選びなど、アレンジについて気軽に相談できる専用カウンター も設置する。そこでは専門知識をもつスタッフが、数十種類のデコレーション例を閲覧できるタブレット 端末を用い、自分だけのユニクロ商品に作り変える手伝いをしてくれる。女性によるアレンジ要望に応 えるこのサービスは、開始してからの短期間で既にリピーター率が高く、客単価も予想を上回る好調ぶ りとのこと。昨年 12 月末には銀座店にて刺繡サービスを開始。今春にはスワロフスキー部材の導入な どサービスの拡充を予定している。 ②トヨタ自動車株式会社 女性向けカーアレンジ用品「ハピカラ」 http://hapikara.jp/ トヨタ自動車が運営する、カーグッズ通販サイト「ハピカラ」は、男性が主な購入者であるカー用品カテ ゴリーにおいて、女性の自動車アレンジニーズに応えるべく昨年オープンした。注目は、女性から根強 い人気のあるインテリア・雑貨ブランド「Francfranc」とコラボした、カー用品を展開していること。純正用 品は比較的無個性な商品が多い中で、車内をトータルコーディネートできるシートカバーやハンドルカ バーは女性に人気だ。「Francfranc」ならではの都会的なセンスが感じられるアイテム群が評価され、昨 年 5 月末の全国展開開始より売上、会員数ともに堅調に推移。現在 9 万人の会員を持ち、カー用品と しては珍しく、売上の過半数を女性客の購入が占める。 ③メイク広告株式会社 「家電デコレーション」 http://meiku-koukoku.com/deco/ メイク広告株式会社(和歌山県和歌山市)が始めた「デコ家電」サービスが注目を集めている。モノトー ンでシンプルなデザインが多くを占める家電製品を、ステッカーで簡単にアレンジし、「暮らしの中の新 たな楽しみ」を提案。自分で簡単にステッカーを貼るだけで出来ることが注目され人気に。家電を同社 へ送り、担当者とデザインを相談・検討した上で、本格的なデコレーションを施すことも可能。「毎日の生 活が楽しくなる!」「子供と一緒にデコを楽しんでいる」と言った声から口コミから人気に火が付き、問い 合わせが殺到している。 ■弊社代表・日野佳恵子による調査分析 節約志向が進んでいく中、経済性と機能性を両立する定番商品への支持は、必然と言えま す。しかし、定番であるが故に、「定番商品」を選択していながらも物足りなさを感じていると ころがホンネ。とは言え、新たに高価なもの、無駄なものを購入することも憚られる。 もっとおしゃれを楽しみたいし、人と違う個性を求めたい彼女たちは「均一という安全パイの中での 個性探し」を始め、少額投資で賢くお洒落し、オリジナリティを演出できる術を見出しました。 デコ弁当ブーム、DIY ブームと言ったこれまでのトレンドも背景とし、定番商品を”自分だけの お気に入り”に変える「プチアレンジ」に取り組むことで、日々の生活で見落としがちな「自分 らしさ」や「お洒落を楽しむ」ことを、家事やめんどうなではなく、趣味として取り組んでいます。 SNS の普及で生活における自分なりのこだわりを発信し、周りからの評価を受けることができるようになったことも、大きな要因だと考えています。 ■調査概要 【調査期間】 2013 年 12 月 7 日~12 月 8 日 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】 全国の 20 代~50 代の女性生活者 1,960 人 (未婚 560 人、既婚 1,400 人) ■本件に関する問い合わせ https://herstory.co.jp/contact 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- 医師・ピラティス教師
<特別フェロー一覧へ戻る ピラティス/医師 武田 淳也 医師・ピラティス教師 日本整形外科学会専門医/スポーツ医/運動器リハビリテーション医/リウマチ医/脊椎髄病医・日本スポーツ協会認定公認スポーツドクター・日本医師会健康スポーツ医/産業医日本リハビリテーション医学会認定臨床医・日本骨粗鬆学会認定医・日本抗加齢医学会専門医・Nationally Certified Pilates Teacher (NCPT:米国国家認定ピラティス教師)【著書・監修・監訳・分担執筆】ピラティスのバイブル「リターン・トゥー・ライフ・スルー・コントロロジー〜ピラティスで本来のあなたを取り戻す」をはじめ「腰痛のリハビリテーションとリコンディショニング」「カラダ取説」「目覚める大腰筋」「運動療法としてのピラティスメソッド」「股関節・膝関節疾患のためのピラティス」「ダンス解剖学」「匠が伝える低侵襲脊椎外科の奥義」「講座 スポーツ整形外科学4 体幹のスポーツ外傷・障害」など多数。 Facebook X (Twitter) LinkedIn リンクをコピー
- 女性(15歳~24 歳)240人アンケート調査結果 若年購買行動調査 | 女性トレンド総研HERSTORY
2021年 若年購買行動調査 調査結果無料ダウンロード ■調査期間:2021年4月22日(木)~2021年4月27日(火) ■調査方法:インターネット調査 ■調査対象:全国女性 240人 10代(15歳以上)、20代、30代、40代、50代、60代以上 ■調査会社:株式会社ハー・ストーリィ ■調査協力:LiLi株式会社 女性(15歳~24 歳)240人アンケート調査結果 若年購買行動調査 https://f85fbdd5-33f5-4ff4-a9ef-0df65dd85f71.usrfiles.com/ugd/cb9aa1_e4dc59b090144e979ba656d7e2e69196.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ
- 創業1年で1億円を突破!ホテル・旅館の高級グルメと消費者をつなげる「TASTELOCAL」
Home > コラム > 創業1年で1億円を突破!ホテル・旅館の高級グルメと消費者をつなげる「TASTELOCAL」 創業1年で1億円を突破!ホテル・旅館の高級グルメと消費者をつなげる「TASTELOCAL」 2021年8月10日 食 女性トレンド総研 今回のコロナでもっとも影響を受けた業界の1つにホテル・旅館がある。度重なる緊急事態宣言で休業を余儀なくされた結果、2020年の国内総宿泊者数は約50%まで減った。業界全体が悲鳴を上げる中、宿泊施設の名物料理と消費者をつなごうと緊急で立ち上がったのが「 TASTELOCAL 」だ。 女性視点ポイント 1.新サービスを始めるのにふさわしいタイミングを逃さない 2.「リピートしたくなる」「応援したくなる」サイト作りを意識する 3.SNSを活用して集客につなげる 目次 1. 営業停止が相次ぐ宿泊施設の声がきっかけ 2. 「リピートしたくなる」「応援したくなる」サイト作りを意識 3. 名物料理を通じて心を通わせ合う ■営業停止が相次ぐ宿泊施設の声がきっかけ 「 TASTELOCAL 」は、高級宿や一流ホテルのグルメを消費者に販売するサイトだ。「地域のごちそうを、食卓で」とサイト内で掲げている通り、日本全国から集めたとっておきのグルメ商品が400点以上並ぶ。 「創業のきっかけは、当社代表が全国のホテル・旅館のお世話になった方々に連絡をしていたところ『コロナで困っている』というお声を多く聞いたことです。緊急事態宣言を受けての営業停止で、売り上げが大幅に落ち込んでいるのを知り、ホテル・旅館の名物料理を販売できるサイトを立ち上げようと考えました」と語るのは、株式会社TasteLocalの事業責任者である篠原諒さんだ。 前職で宿泊予約サービス「Relux」の代表を務めていた同社代表の篠塚孝哉さんは、仕事柄、各地のホテルや旅館との関係が深かった。今回のコロナ禍で現場の苦しい状況を知ったとき、1つのアイデアがひらめいたという。それぞれの宿泊施設には、長年培ってきた「自慢の味」があり、お土産用にパッケージ化しているところも多い。この売れずに残っている大量の在庫を、自宅の食卓で味わいたい消費者に届けられないだろうか? そう思いついてからは早かった。篠塚さんの経験と人脈を活用し、「TASTELOCAL」のサイト作りを開始。早々にサービスを開始させた。その期間、わずか1週間。「緊急事態宣言真っ只中の今の時期に立ち上げないと意味がないと考え、スピードを優先今の時期に立ち上げないと意味がないと考え、スピードを優先しました」と篠原さんは振り返る。 このアイデアは、長引く自粛生活に疲弊していた消費者たちを大いに喜ばせた。サービス開始から最初の3ヶ月で、売り上げは数千万円に達し、1年立った現在、その流通額はついに1億円を超えた。 ■「リピートしたくなる」「応援したくなる」サイト作りを意識 早い段階で成功を収めた「TASTELOCAL」だが、最初から全てが順調だったわけではない。まず、ビジネスパートナーである宿泊施設は、全国各地に広がっているため、緊急事態宣言の中、直接出向いて相談することは難しかった。さらに「最大の課題は、出店側であるホテル・旅館の方に、商品の梱包・発送業務などの慣れない業務をお願いせざるを得ないことでした。電話やオンラインツールで、1軒1軒連絡を取りながら説明していきました」と篠原さん。 そんな中、施設側のモチベーションを高めるために、「某民宿のコロッケが20分で1000個完売した」など別の出店者の成功事例を示し、前向きに検討してくれるよう促していったという。 「もうひとつの課題は、サイトへの集客方法です。今回広告は利用せず、SNS発信とメディア取材のみに絞りました。当社代表のTwitterや公式Twitter、またテレビやWEBメディアの取材を通じて、サイトの名前を一気に広めていったんです」と教えてくれた。 特に気になるのが、昨今これだけグルメのお取り寄せサイトが乱立する中、他サイトとの違いをどのように出したのかという点だ。「一度は利用したくなるようなサイトの設計を意識しました。例えば『TASTELOCAL限定』『コロナ応援』など、応援したい気持ちを高めるような作りにしたんです。次に、リピートしたくなるような仕掛けを考えました。 『朝市』『夜市』で旬の商品を販促したり、BOX企画でオリジナルの詰め合わせセットを販売したりして、利用者がいつ訪れても楽しく利用できるよう工夫しました」と語った。 1.但馬玄牛すじコロッケ 2.生キャラメル 3.手毬寿司 4.TASTELOCALへ出店している島根県にある「皆美館」 ■名物料理を通じて心を通わせ合う 利用したくなるサイト」「リピートしたくなるサイト」という2つの着眼点が功を奏し、今「TASTELOCAL」は、出店側と利用客をしっかりつなぐ貴重なパイプになり始めている。「サイト内で商品注文をする際、宿泊施設側へ届く応援メッセージを記入する欄があります。初めて注文されるお客様の半数近くが、『落ち着いたら泊まりに行きたい』『行ってみたい宿の商品が食べられてうれしい』などうれしい言葉を寄せてくれています。 また、店舗の方からは、『励みになる』『まだお越しいただいたことのない方に知っていただけてうれしい』というありがたいお声もいただいています」と篠原さん。名物料理を介して、利用客と出店側の心が歩み寄っているのがよくわかる。 コロナの影響が続く中、2年目のサイクルに入った「TASTELOCAL」だが、今後はどのような展開を見据えているのだろうか?「『地域のごちそうを自宅で食べられる』『ここでしか手に入らない』ことを価値にしてもらえるサイトを目指したいです。その一つとして、TASTELOCALとの限定コラボ商品の開発などにも力を入れていきたいですね」。 篠原さんの夢は大きく膨らむ。「先日、関東圏に物流倉庫を構えたので、今後は送料負担の軽減や、発送日のタイムロスの軽減が期待できます。利用者のリピート率を上げるきっかけになればうれしいですね」。 安心して旅行に行ける日が来たら、まずはあの宿の、あの料理を食べに行きたい。そんな明るい希望を抱かせてくれるのも、「TASTELOCAL」の持つ魅力なのかもしれない。 株式会社TasteLocal 事業責任者 篠原諒様 東京都渋谷区桜丘町16-12桜丘フロントビル2F ■事業内容:地域のホテル・旅館・飲食店の高級グルメEC『TASTELOCAL』 ■年商:非公開 ■創業(西暦年月):2020年4月10日 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- LiLi株式会社代表取締役
<特別フェロー一覧へ戻る 女子大学生/就活支援 廣岡 絵美 LiLi株式会社代表取締役 新卒でANAに入社後、結婚・出産による早期退職でキャリア復帰の難しさを痛感。そして社会での女性の働きにくさを解決するため、現在のLiLi株式会社を設立。16年間の女性教育ノウハウを活かし、経済産業省のキャリア教育アワードも受賞した独自の教育メソッドで、ハイキャリア女性向けサービスを多角的展開。女性のポテンシャルを最大化する人材開発カンパニーとして事業拡大中。 Facebook X (Twitter) LinkedIn リンクをコピー
- 女性顧客数を拡大する秘訣 | 女性トレンド総研HERSTORY
3層アプローチで女性顧客数を拡大する秘訣 無料ダウンロード ペルソナ設定にこんな疑問をお持ちの方におすすめです ■ペルソナを1つに絞ると、市場が限られてしまうのではないか? ■競合も同様のペルソナの場合、どのようにして差別化を図れるか? ■他のペルソナにも潜在的な機会があるかもしれないが、見過ごしてしまうのではないか? 女性顧客数を拡大する秘訣 https://f85fbdd5-33f5-4ff4-a9ef-0df65dd85f71.usrfiles.com/ugd/f85fbd_841a8b3e53724067ba4236c34102bd8e.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ
- A-Personal Styling 代表
<特別フェロー一覧へ戻る ファッション/女性活躍 西畑敦子 A-Personal Styling 代表 【人生の変わりどき(昇格・異動・復職・転職・起業・婚活)をサポート】 1980 年生まれ。神戸大学卒業。日本オラクル(株)でエンジニアとして 10 年勤務。自身が育児でボロボロ・キャリアも行き詰まり「カッコ悪い」と悩み、見た目だけではなくライフキャリアを伴走するパーソナルスタイリストへ 2013 年に転身。 2020 年に独立。国家資格キャリアコンサルタント。経営者、管理職やワーキングマザーが主な顧客。述べ 4000 名超のスタイリングを手掛けステージアップに導く。野球少年2児の母。 <企業向け講座実績> 第一生命保険株式会社様:営業職対象「顧客に信頼されるファッション戦略」 三重県女性活躍推進事業「みえ働くサスティナラボ」講師 株式会社志摩地中海村様:管理職・リーダー向け「エンゲージメント向上のためのジョブクラフティング」 他 <大学講義実績> 昭和女子大学様「文系学部での学びをキャリアにどう活かすか」 神戸女学院大学様 「就職活動での装い戦略」 神戸大学様「キャリア講座 & 就職活動支援セミナー」 他 < TV 出演> フジテレビ『めざましテレビ』 テレビ東京『なないろ日和!』 テレビ朝日『じゅん散歩』定期出演 『 ABEMA Prime 』 他 Facebook X (Twitter) LinkedIn リンクをコピー 日経クロスウーマンアンバサダー A-Personal Styling
- 学習院大学経済学部経営学科教授
<特別フェロー一覧へ戻る 消費行動分析/ライフコースマーケティング 青木 幸弘 学習院大学経済学部経営学科教授 略歴:1956年生まれ。78年学習院大学経済学部卒業。83年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。83年一橋大学商学部助手。84年関西学院大学商学部専任講師、助教授を経て、現在、学習院大学経済学部経営学科教授。 【専門分野】マーケティング論(消費者行動分析およびブランド戦略) Facebook X (Twitter) LinkedIn リンクをコピー 一般社団法人 女性の実学協会
- メディア掲載 | 女性インサイト総研HERSTORY
お知らせ News すべて 書籍/レポート プレスリリース メディア掲載 女性インサイト/調査データ お知らせ ソーシャルマーケティングアワード2023受賞! メディア掲載 2023年9月20日 PRTIMES STORYに「HERSTORY REVIEW」の開発ストーリー記事が掲載されました。 メディア掲載 2023年7月31日 男社会を30年変革してきた女性マーケター社長が教える「話を聞かない男性上司」を説得できる3つのデータ | PRESIDENT WOMAN Onlineに掲載されました メディア掲載 2023年6月28日 KDDIまとめてオフィス「まる得ランチ」の取材を受けました メディア掲載 2023年4月28日 日経ニュース9にて、2023年ヒット商品予測のコメンテーターで代表の日野佳恵子が出演 メディア掲載 2023年1月16日