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- 顧客との共鳴ポイントを探すためのペルソナの重要性(後編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.69 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第69回目は、共通の顧客イメージを共有するために、ペルソナの言語化や雑誌の切り抜きを使ったコラージュ作成について詳しく解説します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 ペルソナ作成ワーク② 自分たちの考える顧客像の言語化 ペルソナの言語化は、まず自分たちが考える顧客像を文章で書き出すことから始めます。家族構成、本人の年齢、夫や子どもの年齢、住んでいる場所、マンションか戸建てか、車の車種、貯金、年収、趣味、関心のあること、SNSやメディアの利用状況など、「うちのお客様はこんな人が多そうだ」と思う点を話し合いながら言語化していきます。 なぜそう思うのか、過去の事例やアンケート、お客様からのメール、売上ランキングなどのデータと結びつけて、できるだけ根拠のある顧客像を作り上げます。 数人の社員で作業を行う場合、さまざまな部署から異なる経験や体験を持ち寄ることで、より信ぴょう性の高い情報が集まってきます。また、社内の情報が不足している場合でも、ネットで地域や年代、職種などを調べれば平均年収などのデータがすぐにわかります。今ではスマホひとつで情報を簡単に調べられるため、社員で分担して情報を集めることは、チーム力を養う良い機会にもなるでしょう。 部門を超えた会話も重要です。 例えば、「そういえば、お客様相談室にこんな電話が多いよね」といった会話や、「へー、知らなかった。意外だね」といった情報共有が生まれることもあります。 ペルソナ作成ワーク③ より近い人物像の写真の選定 言語化が固まってきたら、その内容に近い写真などを雑誌の中から選んでいきます。「うちのお客様はこんな服を着ている人が多いよね」「そうそう、こんな感じの人だー」といった感じで、みんなで話し合いながら、お客様のイメージに合う写真を雑誌から見つけて切り抜きます。 顔写真、ファッション、家具インテリア、化粧品、食事、雑貨、旅など、さまざまな側面から顧客の暮らしを想像し、切り抜いた写真は大きな模造紙などに貼ってコラージュにします。 みんなで共に手を動かし、会話をしながらビジュアル化することで、その後の新商品開発、宣伝、プロモーションなどにおいても顧客像が一貫し、方向性がずれにくくなります。関係するスタッフが共に顧客理解を深める時間を持つことも、大きな成果となるでしょう。 雑誌で発見する顧客層の多様性と意外な興味 また、雑誌は状態別やクラスター別に編集されているため、異なるクラスターにいる女性社員や男性社員にとっては、まるで別世界のような特集が組まれていることに衝撃を受けやすいです。「こんな雑誌を見ることがなかった」「こんなことに興味があるんだ」といったように、多くの発見があります。 特に、母親向けのファッション雑誌では子どもや夫が登場するシーンが多く見られますが、男性向けのファッション雑誌では家族が登場せず、生活感が消されていることが多いです。 そのため、母親クラスター以外の社員にとっては、男女雑誌の内容を比較するだけでなく、新たに知らない情報が溢れていることに気づくでしょう。 女性雑誌を購入し、ハサミやのりを使ってコラージュを作る作業は、今では原始的な方法かもしれません。しかし、こうしたリアルな体験が「お客様の立場になれ」「顧客ニーズを把握しろ」という感覚を体感させてくれます。 お客様のことを思う時間を大切にしてほしいと思います。 次回は、女性顧客のペルソナ層の広がりについて解説しています。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 顧客との共鳴ポイントを探すためのペルソナの重要性(前編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.68 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第68回目は、ペルソナの重要性と、ペルソナ作成のためのワークについて解説しています。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 社内の共通認識を持つためのペルソナ作成 顧客イメージについて、社内ではどれだけ共通の認識を持っているでしょうか。 女性社員が集まって、「女性(私)はこんなのが好き」「女性(私)はこんなのは苦手」と語り合っているだけでは、大きな勘違いを引き起こす可能性があります。「女性(私)」ではなく、顧客像を正確に把握することが大切です。その方法の一つとして、ペルソナの作成があります。 以前の記事でも触れましたが、ペルソナとは「仮面」という意味で、代表的な顧客イメージを視覚的に表現するものです。小説やアニメ、ドラマでも、登場人物には性格などのキャラクターがあらかじめ設定されています。“こんな人”というモデルが存在することで、ストーリーが描きやすくなるのです。 特に女性消費者は、これまで述べてきたように、置かれている状況によって価値観が大きく異なるため、同じ女性であっても理解できないことが多いです。独身と既婚、子どもの有無でもまったく異なる価値観を持っています。 男性ならなおさら、見えない部分が増えることがあります。そのため、女性顧客像を言語化し、ビジュアル化して、全員で共通の認識を持ちながら仕事に取り組むことが望ましいです。 ペルソナを設定するときに有効なペルソナ作成ワーク ある時、美容室のオーナーから、「客層はミドルシニア層の女性客が多いが、スタッフの多くが若い男女で、会話が続かないという課題がある」と相談を受けたことがありました。そのような状況で実践したいのが、ペルソナ作成ワークです。 ペルソナ作成ワークでは、プロジェクトのメンバーが、お客様を理解するために、顧客像を話し合いながら具体的なイメージを言語化、ビジュアル化していきます。 共に話し合うことが重要です。いかに自分たちの認識が個々で違っているかを自覚するケースがほとんどです。顧客に対する認識のズレを互いに知ることができます。 ペルソナ作成ワーク① 顧客層と近い雑誌でイメージを掴む まずは、顧客イメージに近い女性雑誌を買い込んでくることです。 ありがたいことに、女性雑誌は顧客別のクラスター分類で発刊されています。これほど活用しやすい教材はありません。 「うちのお客様のイメージを持つ読者層に向けた雑誌はどれだろう」と考えるところから始めます。最近は、女性雑誌をまったく読まない女性も増えており、男性社員に至っては手に取ったことがない人が多いかもしれません。 ここで重要なのは、その本が売れているかどうかではなく、あくまで顧客理解のための教材として活用するということです。言語化とビジュアル化がされている女性雑誌を使うことで、かなり効率的に顧客理解が進むため、非常におすすめしています。男性雑誌との対比をすると、さらに話が盛り上がります。 顧客層と女性雑誌の読者層を合わせることで、顧客の暮らしが女性雑誌を通して見えてきます。読者層が重なっている女性雑誌も多いため、複数の雑誌を買い込むこともおすすめです。 顧客層と近い女性雑誌がどれかわからない場合は、雑誌販売サイト「富士山マガジンサービス」(Fujisan.co.jp)に行くとよいでしょう。そこには、女性の年齢や関心ジャンルなどが記載されているので、参考にして選んでみてください。 次回は、ペルソナ作成ワークの後編を解説していきます。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 実は超現実主義の女性の購買行動
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.67 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第67回目は、女性が購入を決定する過程と、購買心理に基づく理由付けの重要性について解説します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 「かわいい」「素敵」では購入しない女性たち 「かわいい」や「素敵」という言葉は、女性たちからもっともよく聞かれるフレーズです。 特に、女性同士でいる時に頻繁に使われます。これには、心からそう思っている時と、相手との関係づくりのために行っている時の両方があります。「いい自分」「相手に嫌われない自分」でいたいと思う気持ちが反映されています。「わかる、わかる」「そうそうそう」「素敵」「おしゃれ」「かわいい」といった、相手にとって好意的な言葉を返すのです。 これが売り場なら、気に入っているのかな、買ってくれるのかな、と喜んでしまうと大きな間違いです。女性は、男性よりもずっとシビアな現実派です。 買うべき理由を探す女性の購買心理 買うべき理由が響かなければ、財布は開きません。 購入する場合も、言い訳がほしいのです。後で後悔しないように、「このケーキ、もう一個食べたら太るかな。でも今夜の夕食を抜けばいいよね」というように、頭の中で何かを買うために何かと差っ引きます。 「損してないよね」と納得しようとしており、自分の買い物を肯定したいのです。 女性が「買う」を決めるには、「言い訳できる理由」がほしいのです。女性メディアのコピーでは、「今、買うべき」という押し出し方が多いです。つまり、それは「今、これを買うのが正解だよ」と背中を押しているのです。同時に、今までのものでは古いよとか、まだ持っていないあなたは流行に遅れちゃうよ、というニュアンスも含まれています。 女性は、「同じ女性の目」が一番気になるのです。「あの人ってセンスがないわね」とレッテルを貼られるのはつらいです。「この夏、このスニーカーでキマリ」と書かれていれば、「今、持っているスニーカーは古いということだよね。今年風のスニーカーを買わないとみんなに遅れちゃう」といったように、頭の中で筋書きができるのです。 現実の暮らしから購入を決定する女性のシビアな視点 女性たちは、「買う理由」をほしいのです。 本当は夢を見たい、なりたい自分になりたいと思っているものの、実際には生活に責任を持つ消費リーダーです。買い物は、自分の暮らしを守り、よりよくすることがわかっている物だけにしたいと考えています。そんなシビアな現実派です。 「いい物」とは、高機能や高品質ではなく、あくまで「今ある現実の自分たちの暮らし」を起点に考えています。 購入へつながりやすくする共感 「こんなことありませんか?」と投げかけられて、「ある! 私のことだ」と興味を持つ、当事者の感覚で共感できるかどうかが出発点です。そこから「そんなあなたの暮らしが、今より少しよくなりますよ」と、同じような立場の女性たちのビフォーアフターの経験や事例を見せれば、「購入」へとつながりやすくなります。 女性は、感覚的な買い物をしているようで、実際には男性よりもずっと暮らしと生活に腰を下ろしたシビアな視点で判断しているのです。 次回は、顧客イメージを視覚化するペルソナについて解説します。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- インタビューを成功させるリアルな反応を捉える方法(後編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.66 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第66回目は、お客様が本当は何を求めているのかを知るインタビュー方法について解説します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 インサイト(潜在的な購買欲求の核心)をつかむ聞き出し方 デジタルは単なるツールです。 私たちは生身の人間でリアルな暮らしをしています。商品を受け取り、箱を開け、取り出して、使用し、評価をするという一連の流れは、情報ツールがなんであったとしてもリアルに行われています。 意識的に、直接、生身のお客様に会う機会を設けなければ、お客様の本心を知ることができず、結局はサービスが低下し、顧客離れが起きてしまいます。お客様にとって何が大切なのか、その潜在的な購買欲求の核心部分を常に把握できる人材を育てることなくして、企業は生き残ることができません。お客様インタビューからインサイトをつかむための聞き方の一例を明記します。 インサイトインタビューの例 客:「黒のジャケットが好きです」 インタビュア: NG「そうなんですね。黒はいろいろ合わせやすいですしね」(勝手に決めて言わない) OK「どうして黒のジャケットがいいのですか?」 客:「服選びに悩まなくていいですから」「ほとんど黒が中心です。カバンや靴も。合わせるのが楽だし」 インタビュア: NG「わかります。同じ色だとそのまま着てすぐに出かけられますよね」(意見を言わない) OK「選んだり組み合わせたりが楽というのがいいんですね」(おうむ返しで確認) 「楽であれば、黒でなくてもいいんでしょうか」(手段なのか目的なのかを確認) 客:「そうですね。営業職でお客様のところに直接行くこともあるので、相手に対して失礼のない印象は心掛けています。それで無難な黒になってしまいます。あと、それ以外の色や柄をどう短時間で組み合わせればいいのかわからないし、黒ってセンスがなくてもごまかせますよね」 インタビュア: NG「やっぱりセンスはよく見られたいですよねー」(「センスよく」とは言っていない) OK「パッと朝、自分に似合う服が、センスよく全身コーディネートして用意できたらうれしいということでしょうか」(センスよいコーディネートを短時間に得たい、それが理想のようだ。さらに欲求度を確認) 客:「そりゃ、最高ですよ。センスよく好印象に見られたいけど、それができないし考えるだけで面倒だから黒になっているので」(黒は手段であって目的ではないと確認) 会話を掘り下げると見えてくる心の声 こうして個別インタビューで会話を掘り下げていくと、次のような潜在的な心の声が見えてきます。 購入した物(購買):黒のジャケット 顕在ニーズ(理由):他の物と合わせやすい インサイト(心理):短時間で、自分の思うイメージ(好印象)のトータルセンスの服を着て出かけたい チャンス(潜在ニーズ):本当に購入したい物は、黒のジャケットではない。 ①短時間で選べる、 ②センスの良いコーディネート こうすると、新しい提案アイデアがわきやすくなります。 このケースの場合ならば、事前に本人の体形や顔立ちの写真を送ってもらい、AIスタイリストが自社ECサイトの中からジャケット、ブラウス、スカート、バッグ、アクセサリーなどをトータルコーディネート提案し、本人がチェックすれば、それらの商品が自動的にセットされた状態で送ってくるといったサービスはできないか、といったアイデアではどうでしょうか。 トータルセットは複数用意し、その中での着まわしや組み合わせも提案するシステムにしておけば、本人の買い物履歴と好みの傾向もデータ化できます。おすすめの冬のトータルコーディネートを先手で提案することも可能になるでしょう。 実際に、この類似サービスはネット上で生まれてきています。 言葉のニュアンスを読み解くインサイトインタビュー インサイトは、発した言葉そのものではなく、その言葉の前後に含まれているニュアンスや情感を捉えることで本質が見えてきます。 その本質をつかむためには、質問者が自分の思い込みで発言したり、決めつけた誘導の質問をしないことが重要です。ぜひ職場で、2人一組になってこの「インサイトインタビュー」を練習してみてください。身近な仲間の知らなかった本音が、スタッフ同士でも発見できるかもしれません。 次回は、女性の超現実主義の購買行動について詳しく解説します。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- インタビューを成功させるリアルな本心を捉える方法(前編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.65 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第65回目は、インタビューからどのようにリアルな本心を捉えていくのかを解説します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 インタビューの時に気を付けたいこと 女性はクラスターによって価値観がまったく異なるため、直接インタビューを行う際に手を抜いてはいけません。いつでも常に「お客様のことはお客様にしかわからない」という姿勢を持つようにします。 顧客イメージが複数ある場合には、必ず複数のクラスターの女性にお話を伺うようにしましょう。その仮説が合っているかどうかは、複数の方にお聞きすれば概ね答えが出ます。私自身、自分とは異なるクラスターの方の発言に対して、目から鱗が落ちるような経験を何度もしてきました。 非言語リアクションも重要な理由 これを行わずに商品開発や販売をしている企業は、恐ろしすぎると思っています。お客様を集めたグループインタビューを行った際には、口数の多い方と少ない方がいるため、非言語のリアクションにも注目するようにします。 「わー」「きゃー」といった感嘆の声や、手を叩いて喜び合う非言語のリアクション、表情など、どこでどのように盛り上がったのか、話題と様子を重視して見ましょう。 インタビューの議事録を読むだけでは、大きな失敗を招く可能性があります。女性のインサイト(潜在的な購買欲求)は、文面ではわからない非言語にこそ見えることが多いです。 行間を読む力が重要となるのです。できるだけインタビュアの近くで表情やリアクションを観察します。どんな言葉や話題に反応したのか、そのリアクションの大小、さらに周囲の女性たちの反応や盛り上がり方にも注目します。 お付き合いの共感か本心なのかを見極める グループインタビューを実施した場合、後からもう一度、個別インタビューも行うことが望ましいです。女性は共感が得意であるため、グループでの会話では、相手に気を遣っておつき合いで共感の態度を示すことがあります。 「私もいいと思います」「〇〇さんと近いです」と言ったものの、実は「少し違うけど言いにくかった」という言葉が後から出てくることがあるからです。本当に共感したのか、それともおつき合いで見せた共感なのかを見極める必要があります。 また、複数の女性に意見を聞いた際に、バラバラの意見が出たとしましょう。 この時、もっとも参考にすべきは、顧客に近いイメージの人の意見です。 熱量や言葉のニュアンスも重要です。「まあいいんじゃない」「あれば使う」ではなく、「え、それすぐほしい」「いつ発売なんですか」など、前のめりになる意見は関心度が高いです。絶対にあると助かる、絶対にあったらほしい、と思ってくれた女性がどんな人だったのかを、まずはその一点に集中します。 相手の気持ちを掴むことが得意ではないデジタル世代の若者 最近のクライアントからのご相談には、「お客様に興味を持たない」「人の気持ちが読み取れない」というスタッフの育成についての悩みが増えています。 特に、EC関連ビジネスの分野で多く見られます。 「顧客は中高年で、スタッフは若い人が多い。仕事中はずっとイヤホンをしていて、休憩時間はフレックスでバラバラのため、ランチもひとり。個々に話しかけても表情が乏しく、リアクションが薄い。どのように指導し、どうしたらお客様の気持ちが読めるようになるでしょうか」という相談です。 20代、30代はデジタルが当たり前の世代です。 SNS上では微妙な空気を読み取れているものの、絵文字やイラスト、写真を通じて「感じる」ことが得意で、見ている自分はデジタルに向き合っているため、視点がスマホに集中し、表情やリアクションを返し合うコミュニケーションはしていません。そのため、顔を見ても相手の気持ちをつかむのが得意ではないのです。 次回は、後編でインサイトインタビューについて例を挙げながら詳しく解説します。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 女性視点マーケティングの実践トレーニング
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.64 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第64回目は、「誰のため」なのかを明確にし、誰に共感されるのか「共感者」を見つけ出すことについて詳しく解説していきます。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 女性マーケティングの6つの実践ステップ 女性視点マーケティングを誰もが理解し、実践に活かせるようにしたいと考えています。女性消費者は確かに複雑で、当事者でなければわからないことも多いですが、それでも理解しようと努め、誰もが「共に」という他者を思いやる気持ちが広がれば、もっと優しい社会になれる気がします。多くの方が女性視点マーケティングの実践者となり、新しい視点や価値観が広がってほしいと願っています。 今回、具体的な実行レベルについてお伝えいたします。ここでは、より実践的にマーケティングプロセスに合わせて、女性視点特有の部分を6つのステップでお話ししたいと思います。まず、マーケティングプロセスを次の6つに分けます。これは一般的なマーケティングプロセスの大枠と同じです。これらを今までお伝えしてきたことを意識しながら進めていきましょう。 ①ゴール設定→誰のため ②情報収集→共感者を探す ③顧客インサイト→共鳴ポイントを探す ④企画立案→体感、実感を高める ⑤ブランディング→幸せを届ける ⑥プロモーション→クチコミで考える 【実践】「誰のため」なのか、ゴール設定をしよう 誰のために、何を、どうしてつくるのか、売るのかを、事前に関係プロジェクトメンバーでしっかりと話し合ってください。「こんな技術があるから活かせないか」「こんな製品があるから何かに使えないか」といったプロダクト志向から始めても構いませんが、その機能や要素が「誰にとってうれしいのか」を徹底的に考え抜いてください。 「誰かの大変さを、自分たちの得意分野で解決する」ことをゴール設定として、討議を進めていただきたいと思います。この段階での「誰か」は複数存在していても構いません。 「誰のため」なのか、はこのくらいにして、さらに重要な次の実践に進みたいと思います。 【実践】誰に共感される?その「誰か(共感者)」を探そう その「誰か」という「共感者」を探しましょう。 直接のインタビューや対象クラスターのアンケートなどを行ってください。業界のマーケットボリュームや市場規模、店舗で言えば商圏内人口などのデータは、どこからでも集めることができるので、基本情報としては必要です。しかし、女性視点マーケティングでもっと大切なのは、「誰に共感されるのか」という点です。その「誰か」を見つけ、「共感ポイント」に響くかどうかが重要です。 特に今の時代、SNSなどによって「共感」がなければ、商品は売れません。目的買いの商品は、いくらでもAmazonやメルカリで調達でき、最安値も簡単に調べることができます。 本当に支持されるためには、人々のリアリティを把握することが重要です。数値やデータだけを見ているだけでは、そうした感覚を感じ取ることはできません。女性視点マーケティングでは、クラスターが異なるだけで、興味や関心、トレンドも異なるとお伝えしてきました。「みんなに」と思っていると、誰にも共感されなくなってしまいます。 「誰か(共感者)」が分からない時は、自分のためで考えてみる 「誰か」がわからない時は、「自分のため」を考えるほうが早いです。 ベンチャー企業は、自分の体験や経験から創業したケースが多く見られます。たとえば、「6つの共」で取り上げたスープストックトーキョーやDEAN & DELUCAなどは、「自分たちがいいと思うものをつくる」という強いポリシーと意志を持っています。周囲の意見に振り回されることなく、それでいて多くのお客様との絆を大切にしています。ヒット商品は「自分の経験から」生まれることが一番強いです。 もし自分に強い思いがあるならば、自分自身が「誰か」の位置に立って、その思いに共感するクラスターが最初のお客様になることもあります。顧客の立場を考える前に、「自分や自分の周り」を顧客イメージに置き換えて、できるだけ自分ごとにして情報を集めてみましょう。 次回は、対象クラスターに直接インタビューする場合について解説していきます。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 女性視点マーケティングを成功させるための「共創」の心得
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.63 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第63回目は、女性視点マーケティングを成功させるための「共創」について解説していきます。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 「共創視点」で築く女性とのマルチチャネルコミュニケーション クチコミュニティ理解を通じて届けたいのは、常に女性と企業との「共創視点」を大切に持ち続けることです。「共」に女性顧客と「関わっていく」ことです。その関わり方にはいろいろな方法があります。マルチチャネル的な設計も大事です。女性は、さまざまな場面で接点を求めるからです。 その場面ごとに「快」「不」があり、あらゆる場面の「快」「不」を確認し、その障壁を取り外すために自分たちの意見を聞いてほしいと思っています。自分の意見を聞いてもらえることや、何かに少しでも活かされることがあれは、とても幸せを感じます。「誰かのためになるのなら」と、積極的に「共」に参加するのです。 自分の目を通して喜ばれることをしようとする女性の心理 女性視点は「自分と自分以外の人々」が対象となります。女性の視点は、自分の目を通じて周囲に喜ばれることをしようとします。 マーケターにおいてこんなありがたい存在はないでしょう。女性視点マーケティングに取り組むことそのものが、子どもやシニア、そして男性にも優しい社会にすることができるのです。その視点は、日常的な「生活と営み」の主役だからこその意見を持っています。 瞬時に感じ取り判断する「快」と「不快」 商品やサービス、広告や情報、人の顔色を見て、瞬時に「感じ取る」のは次の「6快」「6不」です。 「6快」:気持ちいい、心地いい、かわいい、素敵、おしゃれ、うれしい 「6不」:不満、不安、不足、不便、不快、不利 女性にとっては、競合より優れているとか、最新モデルを手に入れることがゴールではありません。「これは誰にとって役立つのか」「これは子どもに優しいのか」「これは年老いた母が使えるのか」といった視点です。 それがクリアなら買うし、リピートもするし、感動してクチコミもします。それがクリアできないなら買わないし、リピートしないし、問題点をクチコミ(よくないところをみんなに知らせる)します。 快・不快を見極める女性視点の活用 女性視点マーケティングで重要なのは、そんなソーシャル的な視点を持った彼女たちのお眼鏡にかなう商品・販売を行なおうと思う姿勢そのものです。モノをどんどんつくり出すことより、以前の商品をよりよく改善していくことも大切です。 使い勝手、重さ、形、空間、音楽、デザイン、もてなしなど、そのすべてに「快」「不快」はあります。 それを一瞬にしてつかみ、「ここはシニアに危険」「ここはベビーカーが通れない」「これは子どもが口にするとよくない」という要素を発見しようとします。五感と第六感を駆使して全身でとらえるセンサーなのです。 女性の「快」「不」は、日常のありとあらゆる場面で求められます。女性の視点を活用すれば、地域に優しい、子育てに優しい、シニアに優しい、外国人に優しい、男性に優しい、そしてダイバーシティ(多様性)な意識と行動が社会に広がります。 女性の「快」は、みんなの快になること。 女性の「不」は、みんなの快にならないこと。 次回は、女性視点マーケティングの実践トレーニングについて解説していきます。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 女性が離れないクチコミュニティにするために重要な「学」「遊」「働」「交」の4つの切り口(後編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.62 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第62回目は、事例を交え、「学」「遊」「働」「交」の要素を取り入れた女性が集まるコミュニティについて解説します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 働く女性のための新たなカフェスタイル 昨今、働く女性の増加により、昔では考えられなかったような「場」としてのカフェが増えています。たとえば、コインランドリーです。 特にマンション暮らしの核家族が増えると、気軽に大型の布団や毛布などをベランダに干すことができない家庭も増えています。ドラム式洗濯機や風呂場に乾燥機能が備わっていても、家族の大型洗濯物となると家では難しいため、近年、コインランドリーの利用者として女性が急増しています。 女性をターゲットにした快適なコインランドリー空間 少しでも快適に女性が過ごせるようにと、おしゃれなコインランドリーが増えています。 まるでカフェのような空間で、雑誌が置かれていたり、洗濯用品などの雑貨が販売されていたりします。また、Wi-Fiが完備されており、仕事をしながら洗濯が終わるのを待つことも可能です。フリマアプリの「メルカリ」と提携しているランドリーも増えており、洗濯が終わったらその場で「メルカリ」に出品手続きができるという流れもできています。 コインランドリーを拠点にワンストップでさまざまなことができるようになっています。こうした場所は、あっという間に若い女性やママたちのクチコミで集合場所となっています。 喫茶ランドリーの事例から見る「学」「遊」「働」「交」 なかでも「喫茶ランドリー」を企画する株式会社グランドレベルは、地域にある古いビルや団地、小売店の1階などを再生し、地域の拠点づくりに貢献しています。店内は業務用のおしゃれな洗濯機が設置されています。 喫茶を併設しているため、レジでお金を払ってドリンクや軽食を楽しむことができ、カフェとしても十分に楽しい空間となっています。洗濯機のある空間は「家事室」と呼ばれており、大きなテーブル、アイロン、ミシンなどが置かれています。このテーブルを中心に、近所の顔見知りの方々が集まり、地域のママさんたちがパン教室や洋裁教室を次々と開催しています。ここで作った商品は、店内で販売することもできます。 今や地域のおしゃれな民間公民館の様相で、シニア層からサラリーマンまでさまざまな人たちがこの空間を活用して、気軽に交流できる場となっています。ここにはしっかりと「学」「遊」「働」「交」の要素が揃っています。 喫茶ランドリーから見る「学」「遊」「働」「交」 「学」は、地域の女性たちを中心にカルチャー教室のような場として機能しています。 「遊」は、カフェとしてお茶やお菓子、軽食を楽しみながら談笑でき、雑誌や雑貨も楽しめます。時々、音楽会などのイベントも開催されます。 「働」は、教える側にもなれる機会があります。ミシンの使い方、アイロンがけ、カルチャーのお誘いなどなど、自発的に地域の人たちが関わっています。 まさに「喫茶ラインドリー」には、「交」があります。「元気?」「久しぶりね」と店のスタッフとお客様だけでなく、客同士がここで会話し、いつしか地域での知り合いも増えていきます。 地域の交流拠点として浸透していった喫茶ランドリー 「喫茶ランドリー」は、地域交流拠点として浸透していきました。現在、あちらこちらから注目され、スーパー、団地など各地に広まっています。 そこには必ずお世話好きの主婦たちが存在します。「いいわよ」「家から持って来るから」「私たちがするから」「手伝うわ」など、自然に会話の生まれる「場」はこれからの時代にさらに求められていくでしょう。 女性の「快」は、学・遊・働・交がある場所に集えること。 女性の「不」は、ただモノがあるだけの場所に行くこと。 次回は、女性マーケティングを成功させるための共創の心得について解説します。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 女性が離れないクチコミュニティにするために重要な「学」「遊」「働」「交」の4つの切り口(前編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.61 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第61回目は、クチコミュニケーションを築くために重要な4つの要素を具体的に解説します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 クチコミュニケーションに重要な4つの要素 クチコミュニティ・マーケティングを2001年から提唱してきた弊社は、今でも多くの「企業と女性のコミュニケーション」に対してアドバイスを行なっています。 近年は、大がかりなコミュニティサイトなどを作らなくても、SNSの運用だけで十分に女性たちとコミュニケーションが取れるようになりました。 ここで私たちがクチコミュニティを運営するための設計上、もっとも重視している「学」「遊」「働」「交」という4つの切り口について説明します。これは、コミュニティを運営する時に、落としてはいけない切り口です。 生活にかかわる「学」 「学」とは、生活情報が得られるコンテンツのことです。日常生活のあらゆることにアンテナを張り巡らさなければならない女性にとって、生活に関わる「学」の情報が提供されることは、とても喜ばれます。たとえば、パンを売りたいサイトであれば、パンのおいしい食べ方などのレシピ提供や、パンの選び方や上手な保存方法などが挙げられます。 ささやかな楽しみの「遊」 「遊」とは、お楽しみコンテンツのことです。たとえば、占い、ゲーム、くじ引き、ノベルティ、懸賞、プレゼント、ポイントアップなどです。ささやかでもお楽しみがあることはとてもうれしいものです。気分転換にもなりますし、忙しい女性にとっては、瞬間的に気分が晴れる時間を持つことは大いに救いになります。 人の役に立ちたい「働」 「働」とは、お役目を与えることです。女性は、人の役に立ちたいと思っています。たとえば、新商品に意見を出したり、試食会モニターをしたりすることが大好きです。周囲の友達に意見を聞いてくれたり、クチコミをしてくれたり、SNSに書くこともしてくれます。 交流の機会を与える「交」 「交」とは、交流の機会を用意することです。女性は、女性同士での経験や悩みを聞いて、共感し合いたいのです。自分の悩みと同じ人がいれば、どうやって解決できたのかを知りたいのです。好きなアイドル、夫婦、恋愛、子育て、料理など、話題は尽きません。 この4つの要素を意識してコミュニティサイトやファンクラブの運営を行なうと、女性は参加意欲が高まり、離脱しにくくなり、友達の紹介も増えます。 女性の「快」は、コミュニティの中で「学」「遊」「働」「交」が得られること。 女性の「不」は、コミュニティの中で、それらの情報や体験が得られないこと。 次回は、後半で、「学」「遊」「働」「交」について事例を交えながらさらに詳しく解説します。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 【第4回】マンダム他計3社が参加|女性モニターによるリアル座談会 カフェ会議レポート
女性モニター参加の座談会「herVoiceカフェ会議」とは? herVoiceカフェ会議は、herVoice事務局を運営する株式会社HERSTORY主催の「女性のリアルな声」を企業に届ける座談会。 毎回さまざまな企業が参加し、生活者の視点で商品やサービスの感想をヒアリングしたり、新しい気づきを得たりしています。一般の女性たちは、おしゃべりを楽しみながら、企業の担当者に直接想いを伝えることができる貴重な場です。 ■【第4回】herVoiceカフェ会議 日時/2024年9月5日(木)14:00~16:00 会場/BIRTH LAB(東京都港区麻布十番2-20-7 麻布十番髙木ビル1F) ※東京メトロ南北線/都営大江戸線「麻布十番駅」徒歩1分 参加企業/株式会社マンダム、株式会社カインズ、株式会社カドリールニシダ 参加人数/herVoiceメンバー13名 参加企業(順不同) 株式会社マンダム 株式会社カインズ 株式会社カドリールニシダ 第4回参加企業:株式会社マンダム、株式会社カインズ、株式会社カドリールニシダ (左上から時計周りに)株式会社カインズ、株式会社マンダム、株式会社カドリールニシダ、株式会社HERSTORY 今回の参加企業を紹介します。まずは誰もが耳にしたことのある身近な企業、株式会社カインズ。その次はスタイリング剤を手にした人も多いはず、株式会社マンダム。「知ってる知ってる!」と思わず頷いている人も多かった印象です。 続いて、「ブラジャーの名付け親は、実はうちの会長なんです。」というインパクトのある自社紹介をしてくれたカドリールニシダ。her voice メンバーの驚きの声があちこちで聞こえてきました。 最後は、カフェ会議を主催している私たち株式会社HERSTORY。この4社が今回の出展企業です。 企業紹介のあと、いよいよカフェ会議がスタート。1グループ3~4人のherVoiceメンバーが集まり、和気あいあいとした中で意見交換がされていきます。 株式会社カインズは、これから発売予定のシャワーヘッドについて、実物を見てもらいながらヒアリング。それぞれ商品の特徴があり、話も弾んでいきます。女性たちの美容意識や関心を高めていました。 株式会社マンダムは、herVoiceメンバーに商品『HOLIDIA(ホリーディア)』を試してもらいます。使用感について活発に感想が飛び交ったり、「馴染みのいいテクスチャー」「いい香り」といった声も聞こえてきました。 株式会社カドリールニシダは、更年期を快適に過ごせる下着など、特徴ある商品にherVoiceメンバーも興味関心度が高い印象でした。パネルで資料を提示してくださり、説明が頭にすんなりと入ってきているようでした。 株式会社HERSTORYのブースでは、herVoiceカフェ会議についてメンバーにヒアリング。「なぜherVoiceカフェ会議を知ってくれたのですか?」「初めて一人で参加することはハードルが高くなかったですか?」など、普段なかなか聞けない本音を聞くことができました。 その後、ブースで「株式会社アガペファーム」がサンプリング提供してくださった『Soy Lact(ソイラクト)』の試飲をしてもらいました。 乳酸菌入りの豆乳で「さっぱりだけど美味しい」「酸味が感じられて不思議」と目をまるくされるherVoiceメンバーも。 最初は緊張されていたher voice メンバーでしたが、あっという間にみんな仲良しに。この光景、私たちにとっても非常に喜ばしいことなんです。 ヒアリングタイムが終わり、お土産紹介へ。株式会社カインズからは、「ピタッと貼り付く食品ラップ」その名前の通り、使用時にズレないところがポイントです。日用品はいくらあっても嬉しいですよね。 株式会社マンダムからは、ヒアリング時にお試しができた『HOLIDIA(ホリーディア)』のプチサンプルセット。自宅に帰ってもいい香りに包まれながらスキンケアができるなんて、herVoiceメンバーも大喜びでした。 株式会社カドリールニシダからは、優しい手触りのハンカチがプレゼントされました。オシャレな絵柄で、使うたびにテンションが上がりそうです。丁寧に包装もされていて嬉しいですね。 今回頂いたお土産たち。実用性のあるものばかりで、持ち帰ったら早速使いたくなります。 最後はBIRTH LABからコワーキングスペースの紹介。オシャレで清潔感ある空間なので、お仕事からパーティーまで幅広い用途で利用できそうです。ご紹介ありがとうございました。 楽しい時間は過ぎるのが早いですね。これにてカフェ会議も終了です。お土産を手渡すと、「楽しかったのでまた来ます」と、出口は笑顔のherVoiceメンバーに溢れていました。仲良くなったherVoiceメンバー同士で一緒に帰宅される様子も。 第4回参加企業の皆様 株式会社カインズ 川俣さん、鈴木さん、小林さん 「カインズさんをよく利用しているので、商品開発に携われたのであれば凄く嬉しいです。シャワーヘッドの発売もとても楽しみです」とすでに新商品について心待ちにする意見も。ご担当者の方からは、「シャワーヘッドを夫が買い替える」という方も数名いて、意外だったとのこと。新たな発見に繋がったようで、まさにリアルな声を聞けるher voice カフェ会議ならではでした。 株式会社マンダム 長尾さん、神戸さん、土井さん ブースで実際に商品のテクスチャー・香りを試すことが出来るのは、やはり消費者も感想が言いやすいようでした。「癒しが待っていそう」という商品への好印象だけでなく、「私たちの話を、3名とも楽しそうに良いリアクションで聞いてくださった」とお三方の柔らかな雰囲気も相まって、参加者の満足度も高い様子でした。 株式会社カドリールニシダ 井上 薫さん、井上 彩子さん、今井さん 「初めて知る企業でしたが、商品開発におけるコンセプトや想いなどを伺うことができ、商品の裏側を知れた気分になりました」という感想にあったように、初めて聞く企業にも関わらず、多くのher voice メンバーから注目されていたカドリールニシダ。「身体のインナーユニットを整えてくれる下着というのに興味を持ちました」「下着の負担軽減の関心度が高まった」と、下着について興味関心を引き出していたことが印象的でした。 参加者のみなさまも、アンケートにご協力いただきありがとうございます。 次回のherVoice カフェ会議は2024年10/10(木)に開催! 年代など関係なく女性の声を聞ける場ですので、興味のある企業様はぜひ気軽にご参加ください。 お待ちしています!
- クチコミュニティサイト事例と企業の成長(後編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.60 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第60回目は、顧客との深い関係を築き、信頼を勝ち得た「ウィメンズパーク」の事例について解説します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 ベネッセコーポレーション「ウィメンズパーク」の事例 女性たちの悩みを共有し合うサイトと言えば、老舗中の老舗となったウィメンズパークです。 http://women.benesse.ne.jp/ 媒体資料には「同じ悩みを持つ女性同士が活発に発言し合うことで、共感・共有を築いていく最大級の女性限定口コミサイト」とあります。サイトのキャッチフレーズは、「最強のママ友をもうひとり」という心強いメッセージです。 2000年に立ち上げられた当サイトですが、取材した2005年の段階で、会員40万人突破、蓄積クチコミデータ総数は720万件と、書籍に書いています。 アクティブ会員数は、481万人(2020年12月の媒体資料より)、サイト上に記載されている蓄積クチコミデータは、4500万件を超えています(当時)。つまり、会員数は12倍、クチコミ数は、6倍以上となっているのです。 これは、驚きどころではありません。 このサイトは女性たちの興味、関心、動向が手に取るように分析できるビッグデータプラットフォームに進化しているのです。 サイト内には、たくさんの細分化されたコミュニティが存在します。 「もうすぐママになる人の部屋」「高齢出産ママの部屋」「不登校児を持つママの部屋」「小学校低学年ママの部屋」など、子どもの年齢別から子育て、夫婦、教育、自分の健康からお金の話に至るまで、さまざまな意見を交換できるようになっています。 ウィメンズパーク内で実現する課題解決とニーズ発見 ベネッセコーポレーションは、ご存じのように本体は進研ゼミなどの通信教育をはじめとする教育、育児、シニア・介護の領域で事業を展開しています。特に育児雑誌との連携は大きいと言えるでしょう。 新しいママは常に誕生し、マタニティ雑誌「たまごクラブ」「ひよこクラブ」などの媒体、ウェブと連携して、次世代ママたちをつなぎ止め、彼女たちがぶつかっていくライフステージ上での課題をこのサイト内で、女性同士の過去データも含めて解決できます。 ウィメンズパーク内の膨大なクチコミと女性たちの共感、共有の動きは、現業への改善から新規事業に至るまで、さまざまなニーズの発見にもつながっているのです。 顧客の声に耳を傾けることの重要性 女性視点マーケティングは、巨大な会社を目指そうという話ではありません。 19年前に取材した企業の“今”を見ることができて幸せに思います。これらの企業は、顧客の声を大切にしてきたことはもちろんのこと、顧客と寄り添い、「共」に歩んでいることが見て取れます。 意見をタイムリーに吸い上げ、早くフィードバックするという、その繰り返しが信頼を勝ち得てきたのではないでしょうか。 それは、会社の規模にかかわらず、「顧客の声に耳を傾ける」ことにあります。 さらにその顧客の中でも、買物の8割を誰かのために消費する女性たち。自発的に、誰かに商品を配る購買行動を取る女性たちを味方にしない手はありません。 女性の「快」は、意見を聞いて寄り添い続けてくれること。 女性の「不」は、意見を聞かない、聞いてもフィードバックがない、寄り添い感がないこと。 次回は、さらにクチコミュニティについてさらに深く解説していきます。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- クチコミュニティサイト事例と企業の成長(中編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.59 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第59回目は、消費者の多様なニーズや視点を理解し、それによって共感と信頼を築くことが、ブランドの成長にどのように役立つかを解説します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 企業の視点とは違う女性消費者の声を聞くことの価値 著書『ファンサイト・マーケティング』の読者からの書評(当時のアマゾンなどに書かれた)には、「大企業だからできること」「今さらコミュニティサイトは古いだろう」など厳しい意見もありました。しかし、古いか新しいかではなく、女性とつながっていくことの重要性を伝えたかったのです。 女性は複雑で多様です。 無印良品が出した海外旅行用のパスポート入れをママたちは、子どもたちの習い事の月謝分類袋として重宝するとクチコミし合い、購入が伸びました。彼女たちでなければならない、メーカーが考えた用途とは異なる視点を女性たちは教えてくれるのです。 「快」「不」は、女性たちに聞かなければわからないというシンプルなことを解決する方法として、ネットはとても有効です。SNSが普及した今、女性消費者の声をしっかりと聞き、それに応じて行動することがいかに重要であったかを、書籍を読み直して改めて確信しています。 当時取材したサイトの現在について、公式サイトから見える範囲で、数値情報の更新を含めて掲載したいと思います。 無印良品のネットコミュニティ「くらしの良品研究所」 の事例 「くらしの良品研究所」 https://www.muji.net/lab/ は、ますます活性化している無印良品の顧客と「共」に商品企画、改善をしていくサイトです。 今現在もサイト会員の意見で商品がどんどん改善されているのが見て取れます。 たとえば、スリッパの見直し、リュックの見直し、学習机の商品開発など、無印良品側からのプロジェクトの立ち上げだけでなく、顧客側から「おしゃれな爪磨きがほしいです」「三角コーナーの衛生が気になるので自立型のゴミ袋がほしい」などのリクエストがサイトではそのまま見えます。 そのリクエストに対して、「いいね」やコメントを受けつけ、その後、それらの意見を採用したら、「見直し中」「できました」など、どこまで進捗しているかがわかるようになっているのです。 顧客と共に歩む開発プロセスによる共感 「発売しました」と、商品販売ページがリンクされて紹介されると、サイトを見ているだけで、「やった!」という気分になります。すごいと思うのは、徹底して会員と常に「共」に開発をしている印象があることです。そして、そのプロセスを公開していることにあります。 一例として「スリッパの見直しプロジェクト」では、みんなのスリッパに対する使用場面や頻度、ニーズなどをアンケート調査し、その結果を公開。その後、スリッパの試作品を何度か用意し、サンプル品を会員にモニターとしてホームユースを依頼(テスト商品を送って利用してもらう)。その意見、感想など、すべてがサイトに公開されているのです。当時の取材では、会員は女性7割、男性3割と言われていました。 無印良品ファンは、商品のシンプルさなどだけでなく、こうした顧客と「共」に歩む姿勢にも共感するのでしょう。 次回は、進化し続けるベネッセコーポレーションの「ウィメンズパーク」の事例について解説していきます。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- クチコミュニティサイト事例と企業の成長(前編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.58 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第58回目は、女性顧客とのかかわり方とその重要性について解説します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 女性消費者との深い絆が生み出す新たなビジネスモデル 2005年著書『ファンサイト・マーケティング』(ダイヤモンド社)を発表し、その中で「女性消費者と企業はもっとダイレクトにつながっていくことが重要だ」と書いています。 女性たちの消費行動を知れば知るほど、関わりの仕方によっては、女性たちは単なる「顧客」という関係を超えて、パートナーやアンバサダーといった存在に変わっていくことを見続けてきました。 パートナーやアンバサダーに変わると、購入はもちろんですがコミュニケーションの仕方によっては、どんどんロイヤルユーザーに変わり、自ら進んで情報発信をし、クチコミで布教してくれることが特徴的にあると気づいていました。 出版社の意向もあって、わかりやすく「ファンサイト」というタイトルになっていますが、私の中では、「クチコミュニティサイト」と同義語でした。 書籍のサブタイトルは、『企業のファンがネットの「クチコミ」で増えていく!』で、その帯には「企業と顧客がWin-Winになる」と書いています。当時から伝えたかったことは、女性消費者とは、手を取り合い、「共」に歩んでほしいというビジネスモデルでした。 クチコミをするアンバサダーが浸透し始めた2012年 掲載企業のほぼすべてを自分で取材に行きました。 当時はピンときていないマーケターも多かったですが、2012年頃にネスレがネスカフェアンバサダーという名称で、オフィス需要を拡大するためのCMを発信したことで、多くの人たちが「アンバサダー」という言葉を知ることになったように思います。 それまで弊社内には、アンバサダーという言葉はなく、私たちは「クチコミの種をまく人」というイメージで自発的にクチコミをしてくれる人たちを「シーダー」と呼んでいました。今はアンバサダーがもっとも伝わるでしょう。 顧客との関係性を気づき上げてきた企業のコミュニティ 2005年の発刊時に本書に掲載していた企業のコミュニティは、無印良品のネットコミュニティ(現在の「くらしの良品研究所」)、ベネッセコーポレーションのウィメンズパーク、アイスタイルの@cosme(アットコスメ)、そしてアマゾンジャパンなどです。そこに記載した企業がその後、成長していきました。 企業と消費者がつながることは、無印良品の例を見ても、単なるコミュニケーションという域を超えて、商品開発や改良改善まで、多くの役割をコミュニティにいる会員たちが担っています。長い時間をかけて、顧客との関係性を築き上げてきた企業には、頭が下がるし、これらの手法が間違いではなかったことを教えてくれます。 次回は、中編で、無印良品の「くらしの良品研究所」を事例を挙げながら女性消費者の声を聞くことの価値について解説します。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 相互の情報交換で大きくなっていく女性のクチコミ
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.57 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第57回目は、コミュニティでの情報共有がいかに重要か、そしてそれがマーケティングに与える影響について解説します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 クチコミ行動を好む女性たち 女性は「クチコミ」を好みます。その理由には、集団行動を好むからということを本ブログでは伝えてきました。 私自身は、女性のクチコミ行動を「クチコミュニティ」と命名して、2002年に『クチコミュニティ・マーケティング』(朝日新聞社)を発刊し、ベストセラーとなりました。 この本は、その後、『図解 クチコミだけでお客様が100倍増えた!』(PHP出版)なども含めて、シリーズや文庫本化され、あれから19年も経つというのにずっと売れています。 今でも「あの本がバイブルです」「あの本を読んだ衝撃をよく覚えています」とお会いする方から言われることがあります。 先日もある商談中に、「あ、まさか、と思い出して本棚を探しました。この本だけは捨てられなくて。まさかこの本の著者ですか?」と感動され、うれしかったです。 悩みや課題を解決するための助け合いの「クチコミュニティ」 膨大に本が出る中で、記憶されていること自体がありがたいことですが、それだけ当時は、女性とクチコミについての書籍は、新しくセンセーショナルだったのでしょう。 私はその後、この「クチコミュニティ」を商標登録しました。 「クチ+コミュニティ」は、女性の類似したクラスターの場で、悩みや課題を持ち、解決するための助け合いをするというイメージです。 女性たちの行動と現象をまとめた本『クチコミュニティ・マーケティング』 今でこそSNSも当たり前となり、女性たちがコミュニケーションにSNSを使いますが、この『クチコミュニティ・マーケティング』という本を書いた時は、ブログを女性たちが好んで書きはじめた頃でした。 芸能人のブログを読む女性も急増しています。 「ネットはツールでしかなく、女性はそもそもクチコミが好き。昔なら井戸端、電話、手紙、ブログ、SNSと交信手段は変わっても女性のクチコミ好きは変わらない」という内容で、多くの女性たちの目の前の行動と現象を見てまとめた本でした。 クチコミで広がっていった女性コミュニティ 私は1990年に広島市で創業しました。その当時はインターネットもなく「女性活躍」といった言葉もない頃でした。女性たちが集う機会をつくろうと、マーケティング事業と同時に女性コミュニティを立ち上げました。 会員登録制で、女性向けのイベントやセミナー、勉強会、パーティなどを開催していました。最初の会員は、チラシや新聞広告などを使って約300人からスタートしたが、半年もしないうちに広告をしなくても1000人、2000人と増えていったのです。 その理由は、会員から友達へのクチコミでした。 女性は自分がよかった場に、友達を連れて行きます。それはあの頃も今も変わりません。 バズるという言葉でメディアに変わったクチコミ そして今ではネットによって当時の比較にならないほど多くの人に情報が届くことになったのです。さらに、「バズる」という言い方も広がり、クチコミは力を持ったメディアに変わりました。 当時の体験から、「女性のクチコミは、きちんと誠実に、感動と喜びを提供することに注力すればお客様が勝手に発信してくれる」と学んだのです。以来、このことは大切な考え方の柱にしています。女性は地域、友人・知人、趣味や習い事、そして職場のコミュニティというように複数のコミュニティに所属しています。 自分が「いい」と思う情報を持つと、すぐさま自分が所属するコミュニティのメンバーにも伝えます。 喜ばれることが好きで、同じ経験、体験をしてもらい、その気持ちを分かち合いたいという思いがあるからです。 「知り得たことは共有、共感したい」という情報伝達は、人助けとして本能に組み込まれています。 いい情報も悪い情報もすぐに周囲に伝えたい女性たち 女性は、「いい情報も悪い情報も早く周囲に伝えたい」と思い、うれしいこともつらいことも共有し合い、強い絆を築いていくのです。女性はライフイベントが増えるほど地縁などの儀礼的なコミュニティも増えていきます。 子ども会、PTA、義理の親や自分の親、子どもの習い事の先生、幼稚園や保育園の先生など、好むと好まざるとにかかわらず周囲との関係を築いて生きていきます。 ひとりの女性は、リアルな暮らしの中で、好むと好まざるとで実際に顔を合わせたつき合いをしながら、ネットを活用してコミュニケーションを行ない、関係維持をして暮らしているのです。 コロナ禍で女性たちがリアルな場でのコミュニケーションを失い、オンライン会議だけで会話をして過ごしていると、心がすさんでいく傾向が男性より多く見られたことがすでに報告されています。 女性たちには、コミュニケーションの場を大切に考えたマーケティングを行なっていきましょう。 女性の「快」は、コミュニティの中で生成される相互情報が得られること。 女性の「不」は、コミュニティがなく、孤立した状態、情報が入らないこと。 次回は、クチコミュニティサイトの事例をあげ、さらにクチコミについて解説します。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- クラスターが「共感」する情報発信リーダーから着火するトレンド
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解vol.56 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第56回目は、トレンドリーダーとのコラボレーションやメディア戦略が有効であることについて解説します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 同じクラスター内の女性トレンドリーダーの影響力 女性は「女縁」に影響されるという話を以前に書きましたが、時代がどんなに変わっても、女性のトレンドは、同じクラスター内で「共感」される情報発信リーダーたちからの影響を受けて話題になっていきます。 昭和や平成では、モデル、タレントが代表的だったが、30代、20代、10代と年齢が下がれば下がるほど、インスタグラマーやユーチューバーと、ネット上での発信力がある女性トレンドリーダーたちの存在が大きくなります。 世代別に見る女性トレンドリーダーとその影響力 たとえば、女子高校生が影響を受けているインフルエンサーランキングでは、マイナビティーンズで見ると(2020年10月)、1位は佐藤ノア、2位は莉子、3位はミチとなっています。3人ともモデルです。身につけるコスメ、ファッション、食、考え方など、すべてにおいて真似したくなるのです。 今の30代の女性たちがティーンズの頃に影響を受けたのは、アーティストの浜崎あゆみ、安室奈美恵などでしょう。 最近は、ローラや長谷川潤なども人気です。 40代の女性たちに影響を与えたモデルといえば梨花、蛯原友里、押切もえなどで、50代、60代なら富岡圭子、黒田知永子などではないでしょうか。 女性たちのトレンドを掴むには、その女性たちが影響を受けているこうしたトレンドリーダーの発信する商品はもちろんのこと、彼女たちのライフスタイルや価値観をつかみ取ることが重要です。 女性メディアは、ネットであっても、雑誌であっても「〇〇さんの暮らし方」「〇〇さんのキッチン」「〇〇さんの子育て」と〇〇さんが連呼されます。 そこに登場する〇〇さんの分野から、自社に関連する商品やサービス分野を専門としそうな人が発信する情報を意識していくと、トレンドが見えてきます。 働く独身女性向けマネーセミナーで考える発信方法 たとえば、保険会社が「働く独身女性のためのマネーセミナーを開きたい」と思えば、日経ウーマンなどの働く女性向けのメディアに取り上げてもらい、マネー企画のタイトルやムック本などの特集タイトルを真似てイベントタイトル、内容を組み立てるといいでしょう。 予算があれば、その層に近いペルソナが読むメディアに出てくる〇〇さん(トレンドリーダー)に、商品提供やアドバイスをお願いするのも有効的です。 フォロワーが多い人はポリシーもあるので、単なる商品の宣伝を投稿することは好みません。 ゆえに、開発から参加をお願いし、開発過程からSNSなどで発信するなどして、フォロワーに関心を持ってもらうのです。開発プロセスから見ているフォロワーは、自分も開発に参加している疑似体験の感覚になれるのです。発売時点では、当事者意識も生まれて即座に完売すると同時に、PRもしてくれるという相乗効果も生まれやすいでしょう。 女性にとっての「快」は、憧れの女性トレンドリーダーの暮らしに近づくこと。 女性にとっての「不」は、そこに自分の憧れの暮らしや生き方が見えないこと。 次回は、女性のクチコミについて解説していきます。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。















