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- 【株式会社タクティー様】公募制で社内から女性たちを集めてプロジェクトがスタート。3チームに分かれて企画立案。
株式会社タクティー > お客様公式サイトはこちら カー用品を女性視点で売上につなぐ カー用品のジェームスなどを展開するタクティー(現トヨタモビリティパーツ)の女性社員に向けた女性視点マーケター人財育成プログラムを導入。公募型で女性社員を募集し、応募は「レポート」も選考基準にとしました。その結果、前向きで積極的な人の「アイディア・意見」が事前に集まりました。 研修では女性視点を活かしたマーケティングを学び、チームでビジネスを企画立案し、役員にプレゼンテーションします。女性ならではのアイディアや企画に評価が集まりました。今後は実践につないでいきます。 プロジェクトのテーマ・方向性・目標 ■テーマ カー用品は、男性視点が中心となりがちな業種。しかし、ドライバーの半分は女性である。女性社員の視点を活かした事業企画、店舗づくり、販売促進、商品企画などができる人材育成が必要と感じている。 ■プロジェクトの方向性 女性視点マーケティングプログラムをご提案。企業理念、強み弱み分析、市場調査、周辺環境、女性ドライバーの視点など、多様な情報を集めて、自分たちならではのビジネスを創りだし経営陣にプレゼンする。(期間3ケ月/全8回) ■ 目標 女性視点を活かして課題解決のできる女性人材の育成。男性が意思決定に多い職場の中で、女性視点のビジネスチャンスを見出し、周囲を説得、納得させることのできる女性視点マーケティング力を養い事業発展や実務につないでいく。。 Client Voice 株式会社タクティー(現トヨタ モビリティパーツ株式会社) 経営企画部箕浦 尚美 氏 ■ 女性社員の社内改革案 カーアフターマーケットを創造するトヨタ生まれマーケティング企業」をスローガンにする当社は、一般の方に目に触れる事業としては、カー用品とカーメンテナンスの専門店「ジェームス」のフランチャイザーです。 カーアフターマーケットと聞いて、なかなか女性になじみがない業種だと思います。今回、女性社員に公募をして、このプロジェクトを立上げました。社内のコミュニケーション活性化と、ジェームス店舗における女性視点の支援サービスの開発などを3つのチームに分けて討議しています。 最初は、公募で集まるかな、と心配だったのですが、東京、名古屋と地域も超えて集まりました。日頃の業務では「企画・提案」に携わらないメンバーも、回を重ねる毎に考え方や進め方など理解し、発言内容もとても頼もしくなり、ポテンシャルの高さを感じています。今までとは違う視点から新しい発想を生み出し、会社提案を目指します。 【お客様情報】 株式会社タクティー(現トヨタ モビリティパーツ株式会社) 事業内容: 部品・用品などのマーケティング会社、【カー用品店 ジェームス】のフランチャイザー社員数: 419人 (平成26年3月31日時点)
- 【KDDIまとめてオフィス株式会社様】女性営業社員が長く働き成果を出し続けるために。問題提起の仕方を学び解決策を提言する。
KDDIまとめてオフィス株式会社 > お客様公式サイトはこちら 問題提起の仕方を学び解決案を役員にプレゼンする 女性活躍推進のための研修プログラムを実施。全国から集まった女性社員が、ビジネススキルを学ぶと同時に、女性ならではの視点からビジネスを着想することの価値と重要性を学んでいきます。 キャリア形成やマーケティングを学びつつ、チーム単位でビジネスプランを考え、最終報告会では、役員にプレゼンテーションを行います。 プロジェクトのテーマ・方向性・目標 ■テーマ 女性社員がビジネススキルを高める機会を増やす必要がある。問題解決力を持ち、社内において新たな視点を持って、上司や経営層に提案し、実行できる人材の育成が求められる。 ■プロジェクトの方向性 女性活躍推進・女性管理職育成プログラムのご提案。女性社員が自社のビジョンを理解し、関心を持ち、新たなビジネスを創造するプログラムをご提案。 プロジェクト型でビジネスを創り出し、最終回では役員にプレゼンテーションを行いフィードバックをもらうことで力をつける(期間5ヵ月/全5回) ■ 目標 男性が多い組織の中で、女性社員が、自らの強みに気づき、自分ならではの視点を活かして、能力を発揮できるようになる機会を創る。女性視点を生かしたマーケティングを学び、お客様提案や社内行動を変えるきっかけを与えたい。 Client Voice 経営管理本部 人事部小島 良子 氏 当社はこれからの働き方を模索するお客様に、「通信×仕事環境」のトータルソリューションをご提供しています。 BtoBだけでなく、お客様企業の社員そしてそのご家族への新しいご提案を実現したく、そこには女性営業ならではの視点で貢献できると考えています。しかし、現状は女性営業2割、男性営業が8割。女性営業たちが離職することなく成果を出し、自身が輝くためにはどうしたらよいのか。女性視点を生かしたマーケティングを学び、お客様提案や社内行動を変えるきっかけを与えたく御社に依頼しました。 全国の女性営業に声をかけ12名が参加。初回研修時に一人ずつ「自身の所属場所でどんな成果を上げるか」という宣言をしてもらいました。 宣言を達成するために課題となっていることは何か、どうすれば解決できるのかを振り返りながら進めていく研修でした。研修を受けた社員たちからは「役員や社内に自ら発信して意見を言うようになった!」「課題発見できたことで、営業成績が上がることに気づけた!」といったうれしい声が集まっています。 導入成果 自ら変えて行こうという意識変化が起こり、社内で積極的に意見をいう女性社員が増えた。成果を出すために、課題が何なのかを見極め解決策を役員にまで提案できるように。今後は女性営業職同士のつながりを考えていきたい。 【お客様情報】 KDDIまとめてオフィス株式会社 事業内容:KDDI法人向けサービスの販売、KDDI まとめてオフィスサービスの販売等
- 【佐川グローバルロジスティクス株式会社様】視野・知見・意欲を獲得し上位職を目指す女性管理職を増員。自身のキャリアを考え会社の未来を討議。
佐川グローバルロジスティクス株式会社 > お客様公式サイトはこちら 女性管理職拡大に前進!数年後の自社を想像できる人財を育成 佐川ロジスティックス株式会社様は、社内の女性リーダーの育成と女性管理職の拡大を目的として研修を実施。自社の現状を把握したうえで、5年後10年後は会社がどのようになっているのか、取り組むべき課題やキャリアについて座学+グループワーク型でチーム別に討議、検討を重ねる。最終目標は、研修内容を踏まえ、自社向けの事業提案書を作成すること。グループごとに作成した事業提案書をもとに役員プレゼン会を開催。 プロジェクトのテーマ・方向性・目標 ■テーマ 企業ビジョンにそって先手の行動ができる人材育成が必要である。中でも顧客の通販会社には、女性商材も取り扱う企業が多い。女性リーダーを育成し、女性視点が事業に活かせる土壌を創る。 ■プロジェクトの方向性 女性リーダー育成と活躍推進のためのプログラムをご提案。同時にビジネス視点を養うために、企業ビジョンを実現するための新規事業プランをプロジェクト型で作成し、最終回では役員にプレゼンテーションを行う。(期間3ヵ月/全7回) ■ 目標 全国の拠点から公募型で女性社員を募集し選抜。応募時は自分の人生やキャリア、現状の仕事について向き合う課題を設けた。最終報告会は、役員に向けたプレゼンテーションを行うため、新事業の着想、企画立案、企画書作成、プレゼンスキルまでビジネス構築のスキルを実践で身に付ける。女性社員たちがリーダーとしての自覚を持って、自分の意見を上層部に挙げられるようになった。 Client Voice 総務部 部長 畔柳 恵美 氏 当社はお客様のビジネスを成功させるパートナーとして、お客様ごとの特徴やご要望にあわせた物流を設計し更なる付加価値を提案しています。女性が活躍しやすい職場環境なのですが、リーダーとして活躍する女性社員が少なく、もっと女性たちが自分のキャリアと向き合いながら当社の未来を語る声があがればと考えていました。 御社の研修では、世間の流れを捉え事業や仕事がどのように変わるかを考え創造すること、また、決断力や判断力を養いしっかりと意見が言える女性社員育成をお願いしています。 日野先生は、机上論だけでなくご自身のキャリアの実体験も交えてお話ししてくださるので弊社社員にも伝わりやすいと思っています。この研修を受けた社員が、「こんなビジネスもできるのでは?」「上司や後輩と話すときに工夫してみたい!」など、研修以外で私のところに話に来てくれるようになったのはうれしいです。仕事についてだけでなく、女性としての自分のキャリアにも向き合っている様子から実用性のある研修だと感じています。 女性活躍研修 ≪研修プログラム(期間:3ヵ月/全7回)≫ 女性活躍推進・女性管理職育成プログラム 魅力的な私になるためのライフコースとキャリアデザイン 魅力的な女性になるための技術ロジカルシンキング リーダーシップとマネジメント 仕事と自分の成功イメージを描く(目標設定・人生計画書) プレゼンテーション力・伝わる伝え方 報告会に向けての総仕上げ 報告会(取り組みテーマの提言) (左)女性管理職育成研修~二期生~(右)研修風景 (左)研修風景(右)報告会 佐川グローバルロジスティクス株式会社 事業内容:ロジスティクス事業 社員数: 7,461名 (2020年4月1日現在)
- 【小浦石油株式会社様】就職活動直後でもわかる!新卒社員マーケティング基礎研修
小浦石油株式会社 > お客様公式サイトはこちら 新卒社員に今後店長視点、経営者視点を持つことを目指す 関西エリアを中心にガソリンスタンドやTSUTAYA、ファミリーマート、the SAEMといった事業を展開している小浦石油株式会社。その顧客には女性客も多い。 新卒社員に店長視点・経営者視点を育てるため、マーケティング基礎から女性消費者実践インタビューやワークショップでマーケティング体験する人材育成研修を行った。 プロジェクトのテーマ・方向性・目標 ■テーマ 新卒入社時点からマーケティングノウハウを伝え、店長視点、経営視点といった視座を高める研修。 社会人になったばかりの新卒社員には就職活動での自身の体験や、自分自身の消費行動に関連した内容を用いることでマーケティングを“自分事”と捉えてもらい、その後女性視点についても触れ、理解を深めてもらいたい。 ■プロジェクトの方向性 マーケティングに触れたことがない新卒社員に向け、マーケティングの基礎を身の回りの事例を用いながら自分事として捉えられるよう解説する。 セミナーとワークショップ形式で進行し、研修の中で実践を行う事でより理解を深めていく。 マーケティング基礎と女性視点を学ぶだけでなく、ビジネスにおいて必要な知識(事業ツリー・ペルソナ・ポジショニングマップ・SWOT分析・PREP法など)の解説やワークも行い、理解と実践を重ねる。(期間4日間/全4回) ■ 目標 最終日に3C分析ミニプレゼンを実施し、学んだ成果を発表。 今後店舗に配属された際、実践に活かせるようにする。 Client Voice 小浦石油株式会社 総務部 大内 一賛氏 全体のストーリーが明確で、その日1日のゴールもわかりやすく弊社役員への報告も大変しやすかったです。今回は4日間のオンライン研修でしたが、集中力高く維持していただき問題ありませんでした。今後、HERSTORYさんに長いスパンで見てもらえる研修もお願いしてみたいです! 【第1回】セミナー:マーケティング・入社した企業について ■就職活動の業界、企業分析の振り返り ■コロナになってから生活どう変わった?消費者にも起きているコロナ後の動向 ■鳥・虫・魚の目を養おう! ■3C分析って?3C分析の「Company」を自社で考えよう ■ ワークショップ:自分の人生ツリー、自社の事業ツリーを作ってみよう 【第2回】セミナー:自分たちのお客様を知ろう ■自分の消費行動を分析してみよう!男女の消費行動の違いとは? ■ペルソナって?自社のお客様ってどんな人?3C分析の「Customer」を通じて ペルソナを考えてみよう ■お客様の声を聞き続けるとは? ■ワークショップ: 自社の顧客像を作ってみよう 受講者がインタビューから実際に作った女性消費者ペルソナ 【第3回】セミナー:自分たちの競合企業を知ろう ■競合企業同士ってどんなところがある?有名カフェチェーンを比較して各店舗のユニーク性を見つけよう ■3C分析の「Competitor」を通じてポジショニングマップを考えてみよう ■コンセプトの木、SWOT分析、PDCAとは? ■ ワークショップ:自社のポジショニングマップを作ってみよう 【第4回】セミナー:ビジネス資料の作り方と伝え方 ■人にわかりやすく伝えるPREP法とは? ■道筋を立てて考えるヒント ■資料作りのポイント ■ミニプレゼントレーニング ■ミニプレゼン: 3日間を通して作った3C分析をみんなに伝えてみよう 受講者の声 ●マーケティングという言葉を聞いただけで難しそうと拒否反応起こしていました(笑)。ですが「おもしろくて楽しい!」に変わりました! ●説明資料はイラストが多かったのでわかりやすく、実際にインタビューをしたりペルソナを作ったりと実践中心なので理解が深まりやすかったです! ●自分が知っている店舗や商品ばかりが出てくるのでマーケティングを身近に感じました。大学の授業よりわかりやすく、自分でも勉強していきます!
- 【日本流通産業株式会社様】ブランド「くらしモア」がさらに愛されるためにリブランディング
日本流通産業株式会社 > お客様公式サイトはこちら デビュー25周年を機に、女性チームでリブランディングをスタート 日本流通産業株式会社(ニチリウ)は、全国の加盟社(スーパーマーケット、ドラッグストア、生協)の共同仕入れをはじめ、加盟社共通のプライベートブランド「くらしモア」を主としたオリジナルの商品開発や輸入を行う企業。 「くらしモア」デビュー25 周年を機に、リブランディングをスタートすることになりました。お客さまに長く愛されるブランドであるために、全国加盟社の女性社員がマーケティングプロセスを学びながら共創プロジェクトを行います。 プロジェクトのテーマ・方向性・目標 ■テーマ 「くらしモア」ブランドが25周年を迎え、市場変化に備え、お客様目線に立ったリブランディングの必要性を感じている。ストアを利用する多くのお客様は女性が中心。女性視点に立ったブランディングを目指したい。合わせて女性社員の意見や視点が活かされる商品づくりができる体制につなげていく。リブランディングを成功させて事業拡大をめざしたい。 ■プロジェクトの方向性 現場でお客さまに接している全国加盟社の女性社員チームとニチリウ内の女性社員との合同参加でブランディング会議を行い、女性視点が反映された参加型のリブランディングプロジェクトを実施する。 「くらしモア」の現状分析を行なった上で、ターゲットとなる顧客ペルソナを設定し、顧客に訴求すべきコンセプトを設定する。(期間6ケ月/全5回) ■ 目標 25周年の「くらしモア」が、今後さらに「長く愛されるブランド」になるために新たなブランドのコンセプトを策定する。開発過程においては、加盟店から集まった女性を中心に共創プロジェクトで進行することで、加盟店各社に理解と浸透をしやすくし、リブランディングの成功を目指す。 Client Voice 商品本部 ブランド推進チーム マネージャー 西森 秀夫様 ■お客様に寄り添い、愛されるブランドとして方向性 私たちは、全国の加盟社とニチリウが、グループとしてのメリットを最大限に活かし、市場変化に対応しながら業容拡大に努めています。 社内ではこれまで積極的に女性がメンバーとして会議に参加するという文化はありませんでしたが、今回のリブランディング会議を機に、商品開発等において女性社員の声を反映するという文化が社内に浸透しました。組織として、女性活躍推進につながったことも大きな成果だと感じています。 これからも、「いつも・ずっと・そばに」を新コンセプトとして、お客さまに寄り添い、愛されるブランドとして成長してきたいと思います。 2018年10月17日 【第1回】 オリエンテーション「くらしモア」の現状と見直し 全国のニチリウ社員と加盟店の企業の社員が大阪に集まり、リブランディングに向けて女性チームを結成しました。 まずは、現在のロゴの制作の背景など「くらしモア」のブランドについて基礎知識を学んだ後、「ブランディングとは何か」「なぜリブランディングが必要なのか」といったことを学ぶ、ブランディング勉強会を行いました。 2018年12月13日 【第2回】オリエンテーション 品評会 まとめと今後について 現状の「くらしモア」について議論し、課題を洗い出しました。 デビューから25年が経ち「イメージが古いのではないか」「デザインがよくない」など、ネガティブな意見も出ましたが、改善すべきポイントが浮かび上がってきました。 まずは、現状を正しく把握するため、各加盟社や店舗のお客さまに「くらしモア」のイメージに対するアンケートや、店頭でのインタビュー調査を課題としました。 2019年1月15日 【第3回】現状把握と方向性の仮説 加盟社ごとに調査した情報を整理、共有しました。そして、「くらしモア」の顧客像を明確にするため、加盟店ごとにどんな人が「くらしモア」の商品を購入しているのかを分析し、顧客ペルソナシートを作成しました。 顧客分析では、店舗に来店するお客さまは50、60代以上の女性が多いというアンケート結果が出ていましたが、「くらしモア」の顧客は「育ち盛りの子どもがいる家庭」であることがわかりました。 2019年2月15日 【 第4回】コンセプトとパフォーマンス設定①(買う×リピート) 「くらしモア」商品の強みについて分析、議論した結果、「安くて安心」「大容量」が強みであることがわかりました。 「安くて安心、大容量」という強みは、「子どもに安心・安全な食品をたくさん食べさせたい」、「大容量で低価格だとうれしい」、と感じると感じる育ち盛りの子どもがいる家庭に当てはまるということがわかりました。そして、「くらしモア」は、「子育て世代の女性を応援するブランドである」という方向性が決まりました。 2019年2月15日 【第5回】コンセプトとパフォーマンス設定② 安くて量が多い「くらしモア」の商品は、子育て世代にとっては手に取りやすく、気づけばいつも「くらしモア」を買っている。ブランディング会議を始めた当初は「これまでとは違った新たらしいコンセプトが必要なのではないか」という意見もありましたが、「くらしモア」は、「いつも身近にあって、気づくと手に取っているようなブランド」であることが愛されるブランドとしてあるべき姿である、ということを再認識するに至りました。 「気づけばいつもくらしモア」というコンセプトが決まり、そこから展開して、「いつも、ずっと、そばに」というキャッチコピーが生まれました。 2019年4月17日 【第6回】まとめ(クリエイティブ・販促等の方向性提案) リブランディングに伴い、ロゴもリニューアルしました。今までのイメージカラー「赤」はそのまま採用し、「価格」「安心・安全」「あした・未来(子どもたちの未来に貢献するというSDGs的要素)」をという方向性をデザインに反映させました。ターゲットである「子育て世代の女性」と親和性があるデザインになったと思います。 また、SNS(Instagram)も2021年4月に開設。SNSは女性インサイト総研が担当し、顧客に寄り添った情報発信をすることで、新しいコミュニケーションの機会を創出しています。 >くらしモア公式Instagramはこちら 【プロジェクトの成果】「いつも・ずっと・そばに」を新コンセプトに、愛されるブランドとしての方向性を共有 全国各地のニチリウグループの加盟社から集めた女性メンバーでリブランディング会議を行い、加盟店や社員の女性、母親、生活者の目線を大切に議論を重ねることで、よりお客様視点に立った方向性を導くことができ、同時にコンセプトのグループ内浸透にも貢献しました。 派生効果として、ニチリウグループに「女性スタッフの声を商品づくりに反映する」という女性活躍の企業文化も生まれました。 【活動レポート】「女性来訪者数を増やす」ことを目標にロモーションを開始 今回のプロジェクトの最大のポイントは、マーケティング担当者だけでなく、全国の加盟店の女性社員がチームとなり、リブランディング会議に参加したことです。職場も職務も違う立場の人が購入者の視点を持ち、議論することで、現場に即したリブランディングとなりました。 プロジェクト終了後も、参加者は会議で身につけたマーケティングプロセスを自社のマーケティングに活かしていると聞いています。お客様の声が商品作りに反映され、地域に還元できていることを喜ばしく感じています。
- 【福島市観光コンベンション協会様】「ふくしまピーチホリデイ」 の観光誘客施策
福島市観光コンベンション協会 お客様公式サイトはこちら 女性観光客誘客数UP をめざす 福島市で開催する「ふくしまピーチホリデイ」を成功させるために事務局、担当者などの関係者が女性視点マーケティングを学び、誘致する顧客像を明確にするためのペルソナ作成を行った。 イベントは、人気を集め大成功となった。市内の飲食店や宿泊施設では規格外の桃を使ったメニューが提供され、福島市観光ノートの特設ページにおいて、8月期のアクセス数が過去最高の22万PVを大きく上回る44万PVを記録した。 また、シールラリーにはわずか3日間で200名以上が参加し、一週間でシール台紙を追加発注するほどの反響があった。この取り組みは、福島市観光コンベンション協会が仕掛け人となっており、プロモーション担当者は、反響の理由を「来訪者のペルソナが明確化されたから」と語っている。 プロジェクトのテーマ・方向性・目標 ■テーマ 女性客をターゲットにさまざまなイベントや企画を実行するも、思うように効果が出ない。女性視点マーケティングを関係者で学び、顧客ペルソナを作成し、お客様の立場に立った企画やイベントができるようにしたい。 ■プロジェクトの方向性 企画を模索するのではなく、まずはどんなお客様がどこからどのようにくるのか、という具体的なペルソナ設定からの見直しを提案。都心からの観光客、福島県内からの近隣客の2つに分けたペルソナを作成し、それぞれの行動を分析。カスタマージャーニーを作成。各ペルソナに合ったイベント、商材のの見直し、参加企業支援、PR、ネーミングなど、全施策を見直して実行する。 ■ 目標 顧客ペルソナをデータに基づいて設計し、ペルソナを軸としたイベント企画、プロモーションを行える力をつけることで結果的に女性来客数増を目指す。 また、地元の参加企業などにもペルソナをもとにした観光客向けの商品企画やイベントなどができるように共有、展開していくことで地域全体の活性化を目指す。 Client Voice ■「共通認識できる女性ペルソナ像ができたことでプロジェクトの活性化に成功」 コンテンツマーケッター/ ロケツーリズムプロデューサー 金澤千裕氏 金澤さんら女性スタッフが中心となり、 2022年2月~3月にハー・ストーリィのペルソナワークショップに参加し3日間かけて来訪者のペルソナを設計。 「これほど細かく設定するとは思っておらず、驚きました」と金澤さんは振り返る。「おかげで女性客のイメージが明確になり、事業者にアドバイス しやすくなりました。」 これまでは「女性向けの商品を開発して ください」と漠然とした依頼しかできず、歯がゆかったという。ペルソナの明確化と女性視点に振り切った施策は事業者にも刺さった。 研修での学びや設計したペルソナを共有したら、参加事業者が一気に増えたのだ。飲食店や宿泊施設など、事業者は 60以上にのぼる。 ペルソナワークショップの様子_1 ■「最大の成果は女性視点マーケティングの重要性を理解できたこと」 事務局副長 横葉純一 氏 男性と女性の考え方の違いを学べたことも収穫だ。同協会副長 の横葉純一さんは「最大の成果は女性視点マーケティングの重要 性を理解でき、ピーチホリデイという名称や施策を考え出したことだ」と話す。 当初は「WorldPeachFestival」という名前で進んでいたが、ワークショップ後に男性的な発想の名称だと感じたという。「私自身は気に入っていましたが、女性をターゲットにするなら変えるべきだと思い、話し合って変更しました」。 ペルソナや女性視点についての学びを活かし、JR福島駅西口改札前の飲食店内に設けた桃のジューススタンドも、隣にある観光案内所の内装も、Webサイトも、思い切って女性を意識したビジュアルに振り切った。あまり活用していなかったInstagramもしっかり運用することになり、順調にフォロワー数を増やしている。 わずか3日間で参加者が200名以上に 特設ページのPV数も過去最高を超える44万PVを記録 全国2位の生産量を誇る桃の産地、福島市で開催されている 「ふくしまピーチホリデイ」が人気を集めている。 市内各所の飲食店や宿泊施設で、規格外の桃を使ったさまざまな メニューを味わえる。 福島市の観光Webメディア「福島市観光ノート」は、特設ページを設けた8月期のアクセス数が、それまで 過去最高だった22万PVを大きく超える44万PVを記録。 対象商品を購入して各店のシールを3つ集めると懸賞に応募できるシールラリーは、わずか3日間で200名以上の参加があり、一週間でシール台紙を追加発注した。仕掛け人は、福島市観光コンベンション協会。 プロモーション担当の金澤千裕さんは、反響の理由を「来訪者のペルソナが明確 になったことが大きい」と分析する。同協会は、以前から女性来訪 者数を増やしたいと考えていたものの、どの層に施策を行うべきか 定められずにいた。 (左・中)福島市観光WEBメディア(右)シールラリー 夏の風物詩として定着させることを目指す 「ふくしまピーチホリデイ」は、福島市が誇る果物の魅力を全国に発信するキャンペーンであり、今後5カ年計画でさまざまな女性に刺さるコンテンツを作っていき、最終的には夏の風物詩として定着させることを目指す。 初年度の反響を受け、10月からアップルホリデイも開催するとのこと。来年以降はブドウやナシでも展開したいと考えている。福島市の果物の魅力を伝えるイベントの今後に期待だ。
- 2025年6月1日|【本社移転のご案内】
お客様各位 拝啓 貴社におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、このたび弊社は下記のとおり本社を移転いたしましたので、謹んでご案内申し上げます。これを機に、より一層のサービス向上に努めてまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 敬具 ■ 新住所 〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋1-37-8ワコーレ三軒茶屋64ビル 3F ■ 新電話番号 03-6805-3743 ■ 移転日 2025年6月1日(日) ※旧所在地および旧電話番号は順次使用を終了いたします。お手数ではございますが、登録情報のご変更など何卒よろしくお願い申し上げます。
- 【参加者募集中】「ひろしまリーダーズ研修」に代表日野が登壇します
広島県が主催する「 ひろしまリーダーズ研修 」にて、弊社代表・日野佳恵子が講師を務めます。 この研修は、次世代の女性管理職を目指す方を対象に、リーダーとしてのマインドやスキルを実践的に学べる全6回のプログラムです。豊富な現場経験をもとに、管理職としての一歩を後押しする内容をお届けします。 現在、 受講者を募集中 です。広島県内の企業・団体で働く女性の方はぜひお申し込みください。 ■研修名 :ひろしまリーダーズ研修 ■主催:広島県 ■対象:広島県内企業で働く以下の女性 ・管理職を目指してみたい方 ・管理職候補の方 ・管理職1年目の方 ■定員:30名(先着順) ■受講料:無料 ■講座詳細・お申し込みは こちら
- デンキョーグループホールディングスとの戦略的パートナーシップ協議を開始しました
株式会社ハー・ストーリィ(本社:東京都港区、代表取締役:日野佳恵子、以下「当社」)は、株式会社デンキョーグループホールディングス(大阪市浪速区、代表取締役社長:高瀬一郎、以下「DG-HD」)と、戦略的パートナーシップ構築に向けた協議を開始したことをお知らせいたします。 ■協議の目的 本協議は、DG-HDが掲げるパーパス「毎日をもっと、もっと、ここちよく」の実現に向け、当社が培ってきた女性インサイトを基にした生活者視点のマーケティング支援を通じ、両社の事業発展および消費者価値向上を目指すものです。 DG-HDは、長年の卸売事業を基盤にしながら、消費者視点を取り入れた事業変革を推進しており、今後は、生活者に寄り添った商品開発およびブランド価値の向上を図る方針です。 この協議を通じて、DG-HDが提供する製品・サービスにおいて、より生活者の実感に寄り添った価値提案を実現し、両社のシナジーを最大化いたします。 ■株式会社デンキョーグループホールディングスについて DG-HDは、生活者の暮らしを支える製品・サービスを展開し、グループ各社の専門性と連携力を活かして、日々の暮らしに寄り添う価値を提供しています。これからも、パーパス「毎日をもっと、もっと、ここちよく」のもと、豊かで快適な生活の実現をめざしています。 【会社概要】 ● 会社名:株式会社デンキョーグループホールディングス(DG-HD) ● 所在地:大阪市浪速区日本橋東2丁目1番3号 DG 本社ビル ● 代表者:代表取締役社長 高瀬 一郎 ● 市場情報: 東証スタンダード 8144 ● 公式サイト: https://www.dg-hd.co.jp/ ■株式会社ハー・ストーリィについて 当社は、「女性たちのインサイトから、あしたにうれしいビジネスを共創する」ことを使命に、1990年の創業以来、女性生活者調査や市場分析を通じて企業の製品・サービスの価値向上を支援してまいりました。女性視点を活かしたマーケティング支援を強みとし、新商品開発や販売戦略立案においても、企業の課題解決に貢献しています。 【会社概要】 ● 会社名:株式会社ハー・ストーリィ ● 所在地:東京都港区六本木5-11-25 鳥居坂アネックス 5F ● 設立:1990年8月20日 ● 代表者:代表取締役 日野 佳恵子 ● 事業内容:女性視点マーケティング事業(インサイト研究、マーケティング支援、情報出版、人材育成) ● 公式サイト: https://www.herstory.co.jp/ ■今後の展望 本協議を通じて、両社は生活者視点を基盤とした事業展開の深化を図り、消費者により豊かな生活価値を提供することを目指します。 【本リリースに関するお問い合わせ先】 株式会社ハー・ストーリィ 広報 池田 メール:hs.pr@herstory.co.jp 電話:03-5775-1581
- 【イオンリテール株式会社東海カンパニー】ママたちの声をヒントに作ったフードコートの「にこにこカウンター」
イオンリテール株式会社東海カンパニー > お客様公式サイトはこちら 2023年11月23日の勤労感謝の日、日経新聞朝刊に「#これ誰にお礼言ったらいいですか」という全面広告が掲載された。誌面の真ん中には、赤ちゃんがすっぽり入っているカウンターテーブルの写真が載っている。パーソルグループが勤労感謝の日に「ありがとう!を言いたい名仕事」を募集し、そこに応募された一つの写真だ。 「これ」を実現したのはイオンリテール株式会社の井上良和氏であり、ハー・ストーリィがサポートした。2017年のイオンスタイル豊田オープン時に続き、丸6年が経過した今もこうして喜ばれ、バズったことは驚きだ。久しぶりに井上氏と日野佳恵子が、「これ」にまつわる開発秘話などを語り合った。 イオンリテール株式会社 東海カンパニー デジタル営業推進部 部長 井上 良和 氏 2000年にイオンリテール㈱入社。2009年にイオン相馬店店長に就き、以後はイオン七戸十和田駅前店開設委員長、イオン盛岡店店長、北新潟事業部長、南千葉事業部長となり、2016年にイオンスタイル豊田開設委員長となる。2019年にイオン岡崎南店長、2021年から現職。 開発当初もSNSでバズッた!カウンターテーブルに再び「ありがとう」 日野 :2017年に愛知県豊田市にイオンスタイル豊田という総合スーパーがオープンすると、このテーブルを喜ぶママたちの声がSNSで大きく広がり、イオンの他店舗、他社スーパーなどでも設置が進みました。当時の開設委員長としてこのテーブルを開発した井上さんは6年経ったいま、新聞広告で「ありがとう!を言いたい名仕事」として紹介され、SNSで再びバズっている状況をどうご覧になりますか。 井上 :このテーブルが、ママたちの買い物や生活が豊かになることに貢献できていることを非常にうれしく思います。逆に言えば、6年経ってもまだ子育てするママに便利な社会環境、寄りそう社会になっていないことにも気付かされました。 日野 :ハー・ストーリィは、イオンスタイル豊田の開設準備期間に地域在住の女性たちからリアルな声を伺い、お店づくりに反映させるお店づくりサポータープロジェクト「ミセサポ」という取り組みを行いました。その際、井上さんが地域の方の暮らしぶりに注意深く耳を傾け、一つひとつカタチにしていく姿が印象に残っています。 井上 :豊田市は、トヨタ自動車の関連企業が多く、未就学児や小学校低学年のお子さんを持つ家庭と、定年退職された方が多くお住まいで、教育にすごく熱心な地域です。お客さまの7〜8割は女性で、近隣にショッピングモールなどの大型施設があり、お店を選択するのは多くの場合、ママなど女性です。だからママたちに便利な施設をつくり、足を運んでいただきたいと思いました。 ママのお困りごとにヒントあり!2人乗りカート、ベビーパーキング導入 (左)赤ちゃんとママが向かい合わせに座って食べる「にこにこカウンター」右)子どもの一人が座って一人が立つ「2人乗りカート」 井上 :穴の空いたテーブルは、フードコートで離乳食を食べさせる時の困りごとについて聞いた時のママのコメントが発端でした。私自身も当時、小さい子どもがいてフードコートで食べさせる時にすごく苦労した経験があります。「子どもが落ち着いて食べてくれない」という言葉がキーワードになりました。「それはなぜですか」と聞くと、「目に入るいろいろな人や物に興味を持つので、落ち着いて食べられない」という答え。さらに、「子どもはどうすると一番落ち着きますか?」と聞くと、「正面でママを見ている時です」と返ってきました。ここで、赤ちゃんとママが向かい合わせに座って食べる「にこにこカウンター」のアイデアが浮かんだのです。 日野 :同じように困りごとの声から、子どもの一人が座って一人が立つという2人乗りカートや、ベビーカーの出し入れにも便利なように広いスペースを確保したベビーパーキングも設置しましたね。 井上 :カートは既製品を探したところ、業者を見つけることができました。イオンスタイル豊田で導入すると瞬く間に話題となり、新たに製作されたカートはホームセンターや他のスーパーなどでも続々導入されました。これらもママたちの「不便だ」という声を元に、どうしたらその「不」を解決できるか、ひたすら考えた結果です。 ベビーカーの出し入れにも便利なように広いスペースを確保した「ベビーパーキング」 不便の声を深掘りし、「不」の解消へ。前例ない取り組みも熱意でカタチにする 日野 :女性の「不」を解決するための商品やサービスが店舗開発につながった好例だと思います。一方で、前例のないことに取り組んだり経費がかさむことへの何らかの声はありませんでしたか。 井上 :なかったわけではないです。3階の子ども用品売り場近くに設置しているおむつ交換や授乳ができるベビー休憩室を1階のフードコートの一角にも設置した時は、2カ所に設置する理由を説明する必要がありました。でも、食事中に3階まで足を運んでいただくのは「ママと子どもに優しいお店」という本来の目的から外れると説得しました。チャレンジには説明責任が伴いますが、熱意と裏付けるお客さまの声がとても大切です。お客様第一の視点で果敢にチャレンジすることは、変革し続けるイオンだからできることだと思います。 2年前、イオンリテール㈱東海カンパニーデジタル・営業推進部に着任した時はコロナ禍だったこともあり、ネットスーパーがママたちに好評でした。ネットスーパーは便利です。でも、配達を家で受け取ることに制約が生じます。そこでイオンは、配達だけでなく店舗カウンターやドライブスルーでご都合に合わせて受け取れるピックアップというシステムを整えました。ただ、店舗によってお渡しする場所がカウンターだけ、ドライブスルーだけなどバラ付きがありました。そこで、まずは東海地域全店舗のサービスレギュレーションを半年で一律にしたところ成果が上がり、全社での取り組みへと結びつきました。どこの店舗も同じサービスレベルになっていると、利用者の方が転勤しても「やっぱりイオンは便利だね」と認知していただけると思っています。 「助かった」「うれしい」があふれる楽しい暮らし、優しい社会へ 日野 :井上さんのお話からは、本当に困っていた人たちが「よくぞ、気がついてくれました!」と、「不」の解決策を探し当て実現してくれたことに対する感謝の思いを持つから、手掛ける取り組みや商品がバズるように思えます。特に女性は共感性が高いので、自分が助かったから他人も助けたいとか、私がうれしかったからみんなもコレを使ってみたら、といった気持ちが広がっているのでは。 井上 :もしかすると、私と同じ話を聞いても、それが「不」だと思わない人もいるかもしれません。さらに言えば、「不」の核心部分までたどり着けなければ、善かれと思ったサービスがお客さまへの押し付けになることもあり得ます。そこに気をつけながら、若い世代にもこうした視線や思いを受け渡していきたい。「不」の解決には大きなパワーが必要ですが、解消できたらその先に未来があると感じています。 小さい子どもがいるママたちは簡単に手早く買い物を済ませたいので、圧倒的に「家から近い店」の優先順位が高くなる現実がある中で、条件が違っても足を運びたくなる便利な施設にしようという思いが、イオンスタイル豊田開設委員長としてのこだわりでした。子どもと1日中楽しく過ごせて、ママ友とも会えるような場所になれば、その店に来ること自体が目的になります。子どもがいるママたちの生活が豊かで楽になる優しい社会環境が広がる流れを、これからもどんどん発信していきたいと思います。 日野 :全国展開し、大勢の方と接するチェーンストアだからこその役割といえますね。これからも「不」の声を拾い、発想もアップデートしながら解決を実践し続け、人々の暮らしを豊かにしていってください。
- 2025年女性トレンドキーワードは『わたしLOVER』~彼女たちが選ぶ“買い物の新基準”とは?~
2月14日に開催した「女性インサイトセミナー2025」にて2025年女性トレンドキーワードを発表しました。本キーワードは、近年の女性の消費行動や価値観の変化を反映し、企業が今後のマーケティング、PR、商品開発に活かすべき重要な視点を示しています。 ■2025年女性トレンドキーワードは『わたしLOVER』 女性たちのキモチは「穏やかな幸せを続けること」 弊社調査では、女性たちが2025年に期待するものとして「穏やかな幸せの継続」という結果が出ました。実際、ささやかな幸せを重ねていきたいという彼女たちのキモチは、日常のさまざまな場面で見受けられます。「買い物をする時に求めるもの」というアンケートでは、「楽しい気持ちになれる」という回答が1位を占めました。 調査期間:2024年11月11日(金)~2024年11月17日(日) 調査方法:インターネット調査 調査対象:15歳以上の女性647人 参照元: HERSTORY REVIEW2025年1月号 昨今の物価高や災害への不安がある中、女性たちは「身近な幸せと長期的な信頼関係を重ねていきたい」という意識を持つようになっています。 買い物をする際、女性たちは単なる価格や利便性だけでなく、商品やブランドの背景に価値を見出す傾向が強まっています。企業の理念や社会的責任を重視する消費行動が拡大し、購入の意思決定にはSNSの口コミやレビューが大きな影響を与えています。 ■『わたしLOVER』の背景と企業が取り入れるべき3つの視点 2025年の女性市場では、消費者の価値観や行動の変化により、企業が適応すべき新たな潮流が生まれています。 【生活マージ】-個人に最適化された幸せの追求 女性たちは、自分の暮らしを「統合(マージ)」し、情報を主体的に整理・選択する傾向を強めています。「自分の人生を自ら設計する」姿勢が顕著になり、今の自分にとって心地よいものを重視し、パーソナライズされた商品やサービスを求める動きが加速しています。 求められる視点:女性の消費行動は、個人の価値観やライフスタイルに最適化される傾向が強まっています。価格や機能性だけでなく、商品やブランドが提供する体験やストーリーが重要視されるようになっています。(例:カスタマイズ可能なスキンケアアイテム、ライフスタイルに合わせたサブスクリプションサービス) 【倫理消費】-企業の透明性向上 「善い買い物が世界を変える」という意識のもと、企業の透明性や誠実さを見極めた消費行動が増えています。CSRやサステナブルな取り組みが消費の意思決定に大きく影響を与えています。 求められる視点:企業の姿勢が厳しく評価される時代。SNSの発展により、消費者は企業の誠実さや価値観に敏感になっています。(例:エシカル消費を意識したサステナブルブランド、企業理念や製造過程の可視化) 【時産ウェル】-時間価値の最大化 時短によって生まれた時間を「心の解放」に充てる女性が増加しています。「自分をいたわる時間」に価値を見出し、心のウェルビーイングを高める消費行動が注目されています。 求められる視点:時間の使い方にシビアな女性たちに向け、効率的かつ心を満たす商品・サービスが求められています。(例:家事の手間を省く時短家電、隙間時間でリフレッシュできるウェルネスサービス) ■これからの企業と女性市場の関係性 現代の市場では、女性の価値観の変化を理解し、単なる商品やサービスの提供ではなく、共感と信頼を築くことが重要になっています。『わたしLOVER』の価値観に寄り添い、女性たちが心から共感し、継続的に支持したくなるブランドや体験を提供することが、今後の企業に求められる姿勢といえるでしょう。 ■セミナーアーカイブ配信中 具体的な事例や、女性クラスターペルソナ解説はセミナーアーカイブ動画でご覧いただけます。 ▼視聴申込はこちらから https://www.herstory.co.jp/seminar/insightseminar-2025
- 【2/14】2025年女性インサイトセミナー開催のお知らせ
女性インサイトセミナー2025開催 ! これまでご好評いただいていた「女性トレンドセミナー」 が、今年は さらにパワーアップ し、 「女性インサイトセミナー」として開催いたします! 本セミナーでは、 女性クラスター や ペルソナ の解説を中心に、デジタルデータだけでは見えにくい 生活背景や状態ごとの購買行動 を紐解きながら、より 真の顧客像 を深く理解する方法をお伝えします。 2025年版ペルソナ年鑑 の解説を交えながら、女性消費者のインサイトを正しく捉え、 効果的な商品・サービスの訴求 や お客様との共感形成 につながるヒントが学べるセミナーです。 ぜひご参加ください! 開催概要 日時 :2025年2月14日(金)13時~15時(受付開始12時30分) 会場 :TKP品川カンファレンスセンター(リアル開催のみ) 登壇者 :代表 日野 参加費について inherstory会員 :3名様まで無料(4名以上は1名2,200円(税込)) 非会員 :1名5,500円(税込)
- 年末年始休暇のお知らせ
誠に勝手ながら、以下の期間を休業とさせていただきます。 ●2024年12月28日(土)~2025年1月3日(金) 上記期間のお問い合わせにつきましては受付のみとさせていただき、 1月6日(月)より順次対応させていただきます。 お客様各位には、御迷惑、並びにご不便をお掛けいたしますが、 何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。
- 楽しむだけで終わらない!旅で育む子の成長 リゾナーレの「旅育」/星野リゾート
「旅育メソッド®」を取り入れた新しい家族旅 リゾナーレ八ヶ岳が提供する旅育「馬の学校」でのえさやり体験 同社が展開するホテルブランドのうち、主に家族層の利用が多いリゾート宿泊施設「リゾナーレ」。 現在、国内外合わせて7カ所(トマム・那須・熱海・八ヶ岳・大阪・小浜島・グアム)で運営しており、各施設で子ども向けアクティビティとして「旅育」を提供しています。 2404「旅育」が通常の家族旅行と大きく異なるのは、旅育コンサルタントである村田和子さんが提唱する「旅育メソッド®」を取り入れていることです。 「全員参加で家族旅行の計画をたてる」「旅先では子どもが1人で過ごせる時間を作る」「その土地ならではの体験で、子どもの関心の芽を育む」「旅の思い出をかたちにして語り合う」という4つのポイントを基軸に置き、主に幼児から小学校低学年までの子どもが、「旅の計画に関わり1人で過ごす機会」を持てるようサポートしてくれます。 それまでもリゾナーレの各施設では、親子で楽しめるアクティビティを提供していましたが、2022年9月、「旅育」として新たな学びのサービスを開始。 施設ごとに「旅育」特設サイトを用意したり、体験にミッションシートを導入するなどして、子どもがより学びやすい環境を整えていきました。 「10年以上前に、リゾナーレ八ヶ岳のアクティビティスタッフから『達成感や創造力を育むようなアクティビティを提供する事で、家族旅行の満足度を高められないか』という問題提起がありました。 その頃から『旅育』の重要性についてホテル内でも議論が始まりました」と語るのは、マーケティンググループリゾナーレマーケティングマネージャーの堀井仁さんです。 当初「旅育」は、2020年5月のリリースを目指していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で昨秋のサービス開始となりました。 米作りなど夢中になれる体験がそろっています。 ◆KEYPOINT: 旅の計画段階から子どもを参加させる、思い出を形にするなど4つのメソッドを旅に取り入れる 出発前の子どものモチベーションを上げるため子ども専用サイトで旅先の知識を事前に学ばせる ファミリー媒体を狙って露出を増やすことで認知度を上げる リゾナーレ八ヶ岳の旅育ミッションシートと記念バッジ 「旅育」では自分の行きたい場所、体験したいことを明確にするため、旅の計画段階から子どもを参加させることを推奨しています。 現地のことを学びながら、旅の楽しみをかきたてるツールとして、リゾナーレの各施設では「旅育」専用サイトを公開していますよ。 明るくポップなテイストで描かれた宿泊先の地図を見ながら、いくつものクイズに答えていくと、「ヒミツの合言葉」が手に入ります。 それを現地で伝えれば、ミッションシートを活用したスタンプラリーが体験できる仕組みです。こうした事前準備に加え、現地で体験できる内容がまた興味深いものでした。 各施設において子どもが親から離れて1人で体験できるアクティビティをいくつも提供していますが、もっとも高い人気を誇るのがリゾナーレ那須の「お米の学校」です。 米農家の協力のもと、年間5回を通じて種まき・収穫・脱穀・精米作業を体験していきます。 最後の回では、田んぼで炊き上げた釜の白米を味わえるのが特徴。 稲と格闘しながら手を動かし、空や土の色を目に焼き付け、舌で素材を味わうことができます。 子どもたちは五感をたっぷり駆使することで、日常では出合えない貴重な時間を全身で受け止めることができます。「お米の収穫時期となる10月には、すぐに予約が埋まってしまうほどの人気プログラムです」と堀井さんも太鼓判を押していました。 特にお米は、普段の食卓の中でも最も身近な食材であるため、小さな子どもでも強い関心を持って取り組んでくれるといいます。 参加者も「普段行わない田植え体験をしたことで、『今までの旅行で1番楽しかった!』と目をキラキラさせて子どもが話してくれた」「10月の稲刈りもぜひ参加したい」と喜んでいるようでした。 リゾナーレの「お米の学校」の様子 家族向け媒体を中心としたプロモーション展開 「旅育」でもう一つ注目したいのが、旅の思い出を形にすることに力を入れている点です。 前述したように「ヒミツの合言葉」で入手できるミッションシートは、ホテル内を巡りながら写真撮影をしたり、クイズに回答できる内容になっています。 「シートは子どもが意欲的に楽しめる内容になっており、ミッションを達成するとリゾナーレオリジナルの記念バッジを提供しています。裏側には写真を貼るスペースを用意しており、家に帰ってから旅の思い出写真を貼り、部屋に飾ってもらえるような工夫を施しています」(堀井さん)そんな「旅育」では、さらなる家族層への訴求に向けて、ファミリー媒体へのプロモーションを積極的に行っています。 小学館の子育てサイト「HugKum(はぐくむ)」や子どもとのお出かけを扱う情報サイト「いこーよ」での記事掲載をはじめ、テレビ取材での露出も複数こなしてきました。 結果として、放映後は公式サイトのアクセス数が大きく跳ね上がり、「旅育」の認知に大きな役割を果たしたといいます。 これからもファミリー媒体でのプロモーションを意欲的に継続していきたいという堀井さん。最後に今後の展開について尋ねてみました。 「各施設には旅育プログラムをご用意しておりますが、一部のプログラムについては期間が限定されています。いつ来ても旅育プログラムを体験できるよう、各施設で通年での旅育プログラムを今後も開発してまいります」(堀井さん)旅をきっかけに子どもが生き生きとし、また1つ成長します。「旅育」がもたらしてくれる影響は、私たちの想像以上に広く、深く、大きいのですね。 リゾナーレ熱海のエントランス ◆インタビュー: 星野リゾート マーケティンググループ リゾナーレマーケティング マネージャー 堀井仁 様 https://www.hoshinoresorts.com/
- 遊び感覚で子どもの主体性を引き出す!テクノロジーを学ぶ 「TECH PARK」/株式会社グルーヴノーツ
企業連携によりさまざまなアクティビティを提供 子どもを安心して預けられる場所を作る福岡県随一の賑わいを見せる天神エリア。 「TECHPARK」はその中心部に位置しています。 「テクノロジーと遊ぶ」アフタースクールとして、テクノロジーを教えながら放課後の小学生を預かる一方で、シーズンスクールやオンラインスクール、さらには先端技術と教育への知見・ノウハウを活かして教育機関向けAI/IT授業の支援、法人向けDX研修の提供など、さまざまなテクノロジー教育に取り組んでいます。 「TECHPARK」を運営するのは株式会社グルーヴノーツです。 同社は量子コンピュータやAIなど先端テクノロジーを活用できる法人向けクラウドプラットフォーム「MAGELLANBLOCKS(マゼランブロックス)」の開発・提供を手掛け、高度な技術力を誇ります。 同社が「TECHPARK」事業に取り組んだきっかけは、代表取締役会長である佐々木久美子さんの体験がもとになっています。 「自分の1人目の子どもが幼い時に、こういう施設が欲しいと思いながらいろいろ託児所を探したことがきっかけです。それから何年か経った2人目の子どもの時、子育て環境が以前とまったく変わっていないことに気が付き、それなら自分で作ろうと思いました」(佐々木さん)小学生の頃からプログラミングに並々ならぬ関心を抱き、エンジニアとして豊富な経験を積んできた佐々木さんでしたが、子どもを預かる場所を作るならテクノロジーを楽しく正しく身につけられる機会を提供しようと考えるようになりました。 こうして生まれた「TECHPARK」は、AI・プログラミングから、画像・動画に編集を施す「デジタルアート」、デジタルミシンやレーザーカッターを用いて作品を制作する「デジタルファブ」、3Dデザインで立体物を表現する「CG(コンピュータグラフィックス)」などさまざまなアクティビティを提供しています。 さらに中高生に向けた特別コースも展開。多くの子どもたちがテクノロジーの面白さに刺激を受けているようです。 ◆KEYPOINT 子どもたちが授業で取り残されないよう先生+ティーチングアシスタントの手厚いサポート体勢を整える 個々の得意や好きに合わせた指導方法を取り入れる 企業連携によりさまざまなアクティビティをそろえ、子どもたちの成長機会を広げる 子どもたちがプログラミング授業に取り組む様子 子どもの個性を伸ばすための心構えとは子どもを教えるにあたり「TECHPARK」が心がけているのは、フォローの手厚さだ。対面・オンラインの授業ともに、メインの先生に加えて、ティーチングアシスタントを導入しています。 例えば低学年向けの対面授業では、生徒3名あたりアシスタントメンバー1名が付き添います。「小学生は作業をしながら授業を聞くと、つい聞き逃してしまうことも。 その際アシスタントメンバーがそばに付き、フォローする体制を取っています」(佐々木さん)さらにもう1つ工夫しているのが、「勉強をいかに遊びと思わせるか」という点です。 楽しんで取り組めるアクティビティや環境を整えることで、子どもたちはゲーム感覚でITスキルをどんどん吸収していきます。 「それぞれの進捗に合わせて、目の前の課題がクリアできたら、すぐに次の段階に挑戦できる仕組み作りをしています」(佐々木さん)参加者同士のコミュニケーションを促すきっかけも取り入れています。 ティーチングアシスタントが子どもたちの学びをサポート 子どもたちがボードゲームで遊ぶ様子 対面授業の際の休憩時間10分の間は、全員にパソコンを閉じるように指導し、代わりに教室に置かれているボードゲームで遊ぶように促すそうです。 ボードゲームは、国内外のものを合わせて100種類以上ありようで、子どもたちを飽きさせることはないというのがすごいですよね。 「ボードゲームっていろいろなルールがあるんですよね。チーム戦だったりどうやって勝っていくかだったり、結構頭を使わないといけないのです。こうしたゲームを通じて、子ども同士が声を掛け合い、仲良くなるきっかけ作りにしています」(佐々木さん) 地元企業との協業で広がる子どもの学び 佐々木さんたちが意識するのは、一人一人の個性を大切にすること。 「成長スピードも好きなことも個人差があり、子どもたちは日々進化します。また、テクノロジーは日常生活の至るところに使われているから、学び方はたくさんあります。だから、多様なアクティビティをそろえていますし、結果できあがった作品が当初のテーマと違っても、問題はありません」(佐々木さん) 「テクノロジーと遊ぶ」ことをテーマに、「TECHPARK」の活動が室内に留まらないのもこうした理由でした。 子どもたちはチョコレートショップでの製品開発を任され、企画書を作ったり、3Dプリンタで試作品を作ったりします。 その過程で、仕入れや原材料の話を聞き、フェアトレードについて知ることができます。 かと思えば、建築家と街歩きをしながら、建物の造りや歴史について実際に目で見て話を聞き、自分たちの理想の街をCGで創作することもあるそうです。 こうした地元企業との協業は、子どもたちの学びの場を広げ、豊かな体験を与えてくれています。 「今後も、いろいろな企業と連携しながら、子どもたちが新しいものに触れる機会を増やしていきたいと考えています」(佐々木さん)「TECHPARK」のさらなる挑戦が楽しみですね。 男女ともに楽しくテクノロジーを学ぶ工夫が施されている ◆インタビュー: TECH PARK 株式会社グルーヴノーツ 代表取締役会長 佐々木久美子様 株式会社グルーヴノーツ https://www.groovenauts.jp/ TECH PARK https://www.techpark.jp/













