検索結果 | 女性インサイト総研HERSTORY
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「」に対する検索結果が151件見つかりました

  • 女性に関する調査データを自由ダウンロード可能!社内回覧自由!最新調査データがいつでも手に入る法人サービスを開始しました

    自社で保有している女性インサイトに関するデータがダウンロードできるサービス「女性インサイト研究クラブin  herstory」を提供開始いたしました。 ♦サービス開発の背景 近年、女性の購買力と影響力はますます高まり、ビジネスにおいて不可欠な要素となっています。しかし、多くの企業はまだまだ女性のインサイトを見逃しており、潜在的な機会を見落としています。この課題に対処し、女性のインサイトに関するデータや情報を提供し、企業の商品・サービス開発、販売促進、市場拡大を支援するため、「女性インサイト研究クラブin  herstory」が誕生しました。 in herstoryサービス詳細はこちら https://in.herstory.co.jp/ ♦サービスの特長 ​年会費54,000円(税込)で3つの特典が受けられます。 ♦特典1:女性月刊インサイトレポート『HERSTORY REVIEW』(全40ページ) がPDF会報誌として毎号届く! 女性たちの心は移り変わりやすく、消費行動は日々変化し続けます。さまざまな調査分析・取材から最新の女性トレンドや女性消費者動向をいち早くお届けしています。 【バックナンバー例】 ♦特典2. 女性インサイトデータが自由ダウンロード可能! ・月刊会報誌「HERSTORY REVIEW」のバックナンバーの公開 ・付録の調査データのダウンロード、解説動画の見放題 ・弊社調査データのダウンロードおよび自由活用 女性インサイトに関わるアンケート調査、インタビュー調査を定期的に行い、月刊会報誌「HERSTORY REVIEW」のレポートを発行しています。これらの調査データ(未掲載分含む)を自由に閲覧、ダウンロードできます。元データを自由に加工も可能です。 【調査データ例】 ♦特典3. 会員専用LINEオープンチャットに参加可能!女性インサイトの最新情報が手元に届く! 最新のインサイト・トレンド情報のお届け、気軽なコミュニケーションを取れるよう、会員限定のオープンチャットにご招待いたします(参加は任意です)。 ♦その他、クラブ会員限定で通常メニューが特価で受けられる! ・気軽にちょっと聞けるアンケート 女性アンケート200名10問迄8万円(条件なし)(定価12万円の34%割引) ・女性にリアルに聞くイベント(年2回~) 女性モニターを分類クラスター別に集めてテーブル座談会を開催。 ・交流会、イベントに会員価格参加 クラブ会員限定の交流会のご案内、有料開催のセミナーやイベントの会員特別価格でのご案内など ・女性向けメディア「her Voice」に掲載の権利 女性の声から集めた「女性にうれしいモノ・コト・チエ」を届ける「her Voice」に掲載の権利があります。 ・実践ノウハウが学べるe-ラーニング 女性視点マーケティングe‐ラーニング17本8時間分1名30%OFF(77,000円→53,900円) 今後は、主催してきた200回を超えるセミナー登壇者との交流や、ビジネスマッチング、女性消費者交流などを多彩に計画。商品サンプリングやモニター、意見交換や専門家アドバイスなどを活発化させ、女性のリアルなインサイトを発掘し、社会の課題を見つけ、女性視点マーケティングで解決するために、あらゆる分野と強力なネットワークを構築していきます。 ♦女性インサイト研究クラブin herstory入会方法 HERSTORY ONLINESHOPより入会プランのご購入・会員登録後よりご利用が可能です。 ・プランの購入はこちら https://www.shop.herstory.co.jp/inherstory-subscription ・サービス詳細ページはこちら https://in.herstory.co.jp/ ・サービスに関するお問い合わせはこちらhttps://www.herstory.co.jp/contact/inherstory

  • 【推し活に関する成功事例】OSYAIRO(おしゃいろ)/株式会社フェリシモ オタク女性の望みを叶えてくれる推し色ブランド誕生秘話

    9色の推し色アイテムを楽しむフェリシモの話題のブランド「OSYAIRO(おしゃいろ)」 アイドル、キャラクター、食品などさまざまな推しを情熱的に応援する女性たちが増えており、推しがいる女性は全体の70.2%にものぼっています。 熱狂を生むオタクマーケットに注目し、市場参入のチャンスを伺ってみてはいかがでしょうか? 今回は、大好きな推し色を毎日持ち歩きたいというオタク女性の望みを叶えるブランド「OSYAIRO(おしゃいろ)」を手掛ける株式会社フェリシモをインタビュー。同社が魅せる、こだわりの推し色アイテムは一体どのように生まれたのかをご紹介いたします。 ◆KEY POINT: 推し活を楽しむ社員たちの実体験から、商品開発のヒントを得る 購入者からのリアルな意見はTwitter・WEBメディア・直接メールを活用して吸い上げていく 推し色の色味と素材のバランスを意識し、日常生活になじむアイテムを作り出す 会社認定の「オタ活部」がきっかけ カタログ通販やWEBサイトで次々と新しい展開を見せ話題を呼んでいる株式会社フェリシモ。神戸に拠点を置き、衣類や雑貨、生活用品など数多くの通販アイテムを開発・販売する一方で、動物や森林保護、国内外の難民や被災者の支援など、さまざまな社会課題にも取り組んでいます。 推し色ブランド「OSYAIRO」は、そんな同社が展開する「部活制度」がきっかけで生まれました。 「2017年夏頃にこの制度を利用して、『オタ活部』を創設しました。その中で、『推し色』でアイテムを作りたいという案が挙がり、現在の『OSYAIRO』につながりました」と教えてくれたのは、クラスター本部 定期便企画MC部リアルメディア制作グループの山川真記代さん。「オタ活部」部長その人です。 「大好きな“推し”の色をもっとふつうに毎日に」というコンセプトを掲げ、2019年に同部から「OSYAIRO」が誕生。山川さんを始め、社内の「オタク部員」たちが同プロジェクトに参加し、ライブポーチやうちわバッグ、ネイルシール、遠征バッグなど「推し活」(好きなキャラクターや芸能人、アイドルを応援する活動)に欠かせない数多くの名品を作り出してきました。 ターゲットとなるのは、自分たちと同じように「推し色や推し活を日常的に楽しみたい!」と願う共感者たち。山川さんいわく、「商品アイデアは、スタッフ自身の経験や、スタッフが見聞きした誰かの『推し活』の経験がヒントになっていることが多いですね」とのこと。商品開発者でもあり、一消費者でもあるその目線で、 ブランド立ち上げ以来、なんと14種類100アイテム以上の「OSYAIRO」商品を世に送り出してきました。「OSYAIRO」で取り扱う推し色は全部で9種類。レッド・オレンジ・イエロー・グリーン・ブルー・パープル・ピンク・ホワイト・ブラックを取りそろえています。 素材×色の組み合わせに悩む 推し色をメインテーマに据えているだけあって、「OSYAIRO」で扱うアイテムはそのカラーに強いこだわりを持っています。 「商品開発でもっとも苦労する点は、素材が変わると色味も変わり、商品が魅力的に見えなくなることもあることですね。特に、青と緑は色選びがとても難しいんです」と山川さん。「アイテムにした時に、かわいくするのがむずかしいなと思うのが青と緑なんです。パステルカラーのような淡い色だと問題ないのですが、濃い青や緑を選ぼうとすると、生地や素材を一から作らない限り、なかなか思いどおりの仕上がりにするのが難しいですね」と悩みます。 フェリシモが運営するWEBメディア「OshiKra(オシクラ)」で取った読者アンケートでも、人気の推し色ベスト3は、緑・紫・青という結果に。読者からの支持が強い緑と青だからこそ、少しでもイメージ通りの「推し色」を開発したいと日々悶々としています。 しかも、カバンやブックカバー、ポーチ、フレームなどアイテムによって素材は大きく変化します。理想の「推し色」を維持しながらも、普段持ち歩いていて違和感のないアイテムにしたいところ。そんなこだわりと現実とを天秤にかけながら、手探りで商品開発を進めています。 アイデアを商品化するのに、かかる時間は約半年。こうしてじっくりと積み重ねた試行錯誤が功を奏し、現在「OSYAIRO」アイテムは、順調に売り上げを伸ばしています。「かわいくて便利そう。欲しい!」「実際使ってみたらぴったりでよかった!」など、購入者も大いに満足しているようです。 公式サイト+WEBメディア+Twitterの3方向で認知度を上げる 『OSYAIRO』アイテムの中で近頃話題を呼んでいるのが、「推しを飾って収納できるTフレーム」です。推しのライブやイベントで購入した記念Tシャツを、絵画のように飾れると好評を博しています。 このような生活雑貨の開発に強みを持つのも、これまで多くの雑貨を生み出してきた「フェリシモ」だからこそ。特に注目したいのは、同社の商品の購入者やメディアへの来訪者からの声を積極的に集めて商品開発に活かしている点です。 「Twitterと『OshiKra』サイト、購入者への直接メールを活用して、お客さまに投票やアンケートを実施しています」(山川さん)。こうした消費者とのコミュニケーションは、『OSYAIRO』のプロモーション活動にも欠かせません。現在、同部では公式サイトとWEBメディア「OshiKra」への記事投稿、そしてTwitterの3つを活用しています。新商品が発売されるタイミングで、各チャネルから一斉にリリースを出すことで、メディアからの注目度も徐々に上がり始めています。 「オタ活部」部長として、『OSYAIRO』にかける山川さんの想いは熱い。「『OSYAIRO』のロゴには、”PEACEFUL WORLD,FULL OF COLOR”という言葉が刻まれています。その言葉通り、色のある世界は平和で幸せなもの。皆さんがそんな世界で推し活を楽しめるよう、今後は推し活や『OSYAIRO』を通して、社会貢献できるような取り組みも考えていきたいですね」。 今年の6月には、山川さんたちはさらに新しい取り組みとして、7色の組み合わせをアンケートで集めて決めた「推し色そうめん」を新しくリリース。衣食住の垣根を越えた「推し色」のチャレンジは、どこまで続いていくのでしょうか。今後の動きに注目です。 ▶︎ 女性トレンドや消費変化をいち早く掴み、売れる商品を開発するにはペルソナ設計が不可欠 1990年創業以来、一貫して女性消費行動を研究し続けてきたHERSTORYでは、10代、20代、30代、40代、50代、60代の女性ペルソナを29種類も設定し、毎年変わっていく女性消費者のトレンド把握に役立てています。 マーケティング戦略に不可欠な女性ペルソナ設計の方法や、最新情報を知りたい方は、下記「女性ペルソナ設計まるわかり」資料をダウンロードしてご活用ください。 ◆インタビュー: 株式会社フェリシモ クラスター本部 定期便企画MC部 リアルメディア制作グループ 山川真記代 様 https://www.felissimo.co.jp/

  • 第8回『女性のあした大賞2023』受賞企業9社を女性インサイト総研が発表

    最優秀賞は、株式会社ドットミー×株式会社セブンーイレブン・ジャパンによる「Cycle.me(サイクルミー)」の取り組み。朝・昼・夜それぞれの時間で選ぶ「時間栄養学」という新食生活概念を普及。女性が手軽に買える売り場の広がりなど大きく評価。 株式会社ハー・ストーリィ (東京港区:代表取締役 日野佳恵子)が運営する女性インサイト総研は、女性のあしたが輝く未来を切り拓くモノ・コトを表彰する女性のあした大賞の第8回・2023年度の受賞企業9社を発表し、12月6日(水)にて授賞式を行います。 ・女性のあした大賞とは https://www.jyoseinoashita-taisho.com/ 活躍する女性が増える中で、女性特有の変化激しいライフイベントとその後のライフコースを思うように描きにくい現実が起きています。そんな女性たちの悩みや不安を解決し、少しでも生きやすい社会につながる「モノ・コト」を提供する企業活動に対して、表彰するものです。女性のあしたが輝くことは、子ども、家族、社会のしあわせにもつながります。 受賞9社について 本年度は、最優秀賞1社に加え優秀賞として「商品部門」「サービス部門」「ソーシャル部門」「フェム部門」「プラチナ部門」5ジャンル合計9社を選出しました。 "令和時代の女性の生き方"へ影響を与えるモノ・コトが表彰される結果となりました。 ♢各賞発表 ・最優秀賞 時間で選ぶ、おいしい栄養「Cycle.me(サイクルミー)」の取り組み (株式会社ドットミー 様、株式会社セブンーイレブン・ジャパン 様) https://cycle.me/ 【受賞理由】 選考委員からは、初めて目にしたときの衝撃が口々に出ました。おしゃれなデザイン、おいしい食を時間帯ごとに選び、栄養を届けるという「時間栄養学」の提案は、忙しい女性たちの気分と健康を両面から刺激。身近なコンビニでの展開も大きな評価となりました。 ・優秀賞:商品部門 マッサージアイテム アテックスルルド(株式会社アテックス 様 ) https://www.atex-net.co.jp/products/lourdes/ 【受賞理由】 一般女性消費者アンケートで「今年に入って購入した商品・サービス」で最も声が挙がった「アテックスルルド」。マッサージクッションなど、女性にとってトキメク色、形、機能をバランスよく考えた商品が多いとの声多数。インテリアとして馴染み、家族で使えると好評。 ・優秀賞:サービス部門 冷凍幼児食のEC事業「Kidslation」https://kidslation.jp/ 保育園設置自動販売機による惣菜販売事業「タスミィ」(パッチワークキルト株式会社 様) (左)kidslation (右)タスミィ 【受賞理由】 働くママたちからの強い推薦があがった。離乳食は普及しているが、幼児食がなくて困っているので、もっとこの事業が広がってほしいという切実な声が集まった。開発者のパパのワンオペの苦労体験から生まれたことも共感を呼んでいます。 ・優秀賞:サービス部門 テクノロジーと遊ぶアフタースクール TECH PARK(株式会社グルーヴノーツ 様) https://www.techpark.jp/ 【受賞理由】 「TECH PARK(テックパーク)」は、グルーヴノーツ 創業者の「働きながら子育てをするワーキングマザーの一人として、わたし自身が欲しい場所」という思いが原点。テクノロジーを遊びの中で楽しく学ぶこと、子どもたちの第3の居場所は、大きなニーズがあります。 ・優秀賞:ソーシャル部門 AGRIKO FARM(株式会社AGRIKO 様) https://www.agriko.net/ 【受賞理由】 養殖×水耕栽培のシステムを合わせ持つ「アクアポニックス栽培」を採用した“循環型農福連携ファーム「AGRIKO FARM」。“ビル産ビル消”の循環型屋上ファームを設置し、SDGs目標に対してフルコミットをしている活動は、高い評価を集め、活動の広がりに期待です。 ・優秀賞:ソーシャル部門 OiTr 生理用ナプキンの無料提供サービス(オイテル株式会社 様) https://www.oitr.jp/ 【受賞理由】 個室トイレに生理用ナプキンを常備し、無料提供するサービス「OiTr」。生理のある人への経済的負担や生理用品へのアクセス格差をなくし、生理の貧困を解消することでジェンダーギャップによる不均衡の是正を目指す取組の一つとして社会的に大きな意義がある事業と評価されました。 ・優秀賞:フェム部門 ブルーな日にこそカワイイものを!「はじめての生理」を迎えるためのギフトセット First Luna Gift (サンスター文具株式会社 様) https://www.sun-star-st.jp/campaign/sunstar_luna/index.html 【受賞理由】 娘を持つ母親から反響がありました。この発想にはエールが聞かれました。クラウドファンディングで知ったという声などもその話題性の現れです。生理を初めて経験する女の子がカワイイやワクワクを感じられる、生理の新ギフト常識になることを応援します。 ・優秀賞:フェム部門 ソフィ 妊活タイミングをチェックできるおりものシート(ユニ・チャーム株式会社 様) https://www.sofy.jp/ja/products/healthcheck/ninkatsu_sheet.html 【受賞理由】 ネーミングは女性たちに大きなインパクトを与えました。妊活や不妊治療の夫婦は増えていますが、悩みは尽きません。妊娠しやすい時期をより気軽に予測するために生まれたこの商品は、まさに今の社会課題解決そのものと、絶賛の声が多くありました。 ・優秀賞:プラチナ部門 高齢者・シニア向け賃貸住宅ヘーベルVillage(旭化成ホームズ株式会社 様) https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel-senior/index.html/ 【受賞理由】 2030年には、3人に1人がシニアとなるにも関わらず、賃貸住宅への入居を断られる高齢者が後を絶たない社会課題が起きています。この現状に寄り添い、「設計・相談員・しかけ」の3方向から不安を解消する賃貸住宅は、ミドルシングル層の女性から共感が集まりました。 ・女性のあした大賞選考基準 (1)女性の生活を助ける、よりよくする便宜性、実用性の高さ (2)女性の気持ちが上がる、わくわくする五感、情緒性の印象度 (3)女性の社会進出や活躍、参加、共創などの行動化 (4)女性が買いやすく手に取りやすく使いやすい直感性の配慮 (5)女性が他にクチコミしたいと主体的に感じるインパクト (6)地球に、未来に、次世代に、SDGS、ソーシャルな配慮 【選考方法】 ・女性インサイト&トレンド月刊レポート「HERSTORY REVIEW」編集委員 ▼HERSTORYREVIEW詳しくはこちら https://www.shop.herstory.co.jp/review-list-new ・女性インサイト総研HERSTORY 特別フェロー*2(学識者・専門家) ▼HERSTORY特別フェロー詳しくはこちら https://www.herstory.co.jp/researchfellow/list ・一般女性モニター1000名アンケート調査 上記のメンバーにて、事前に自薦・他薦の候補企業を募集し選考委員会で選考しています。 ・女性のあした大賞2023授賞式 日時/2023年12月6日(水)14時 場所/赤坂インターコンチネンタルカンファレンス ■当イベントは、メディア取材を受け付けます。 当日ご取材いただけるメディア関係者の方は、12月5日までに、下記メールアドレスにご一報ください。 株式会社ハー・ストーリィ 担当:広報 メールアドレス:pr.hs@herstory.co.jp ・女性インサイト総研HERSTORYについて 女性のリアルな声を拾い集め、「暮らしにくさ」「生きづらさ」を解決するための商品・サービスを企業と共創し、社会全体へ循環させる「女性視点マーケティング®」を普及しています。女性は消費市場の8割に関与し、購入決定に影響力を持っています。女性の拡散行動に着目し、“子どもたちのあした”をしあわせにすることをミッションとしています。 会社名:株式会社ハー・ストーリィ Herstory Co.,Ltd. https://www.herstory.co.jp/ 所在地:〒106-0032 東京都港区六本木5-11-25 鳥居坂アネックス5F TEL:03-5775-1581 事業内容:女性視点マーケティング®事業(研究調査/マーケティング支援/人材育成) 設立:1990年8月20日 代表取締役:日野 佳恵子

  • 【まちづくり成功事例】ところざわサクラタウン/株式会社KADOKAWA 地域活性に貢献するまちづくりビジネスとは

    所沢市×KADOKAWAが生み出す文化複合施設「ところざわサクラタウン」 三菱UFJリサーチ&コンサルティングがコロナ禍の前後で行った調査「居住地を選択する際の主な判断理由」によると、全世代がコロナ後には通勤・通学の利便性よりもそのまちの住みやすさ(居住性)を重視していることがわかりました。 利便性よりも暮らしやすさに価値を感じる消費者と同じ視点を持った「まちづくり」ができる企業が求められており、企業にとっては、まちづくりが今後のビジネスチャンスとなりそうです。 今回は、2020年11月にグランドオープンした「ところざわサクラタウン」を手掛けた株式会社KADOKAWAが、どのように自治体や住民を巻き込んで活気のあるまちづくりに貢献しているのかをご紹介いたします。 ◆KEY POINT: 地元生産の素材を味わえるカフェ・レストランを併設して集客力を高める 子どもたちに向けた体験型ワークショップを設け、親子連れが楽しめるようにする 企業発信の新しい文化を教育現場に提案することで、企業×自治体ならではのメリットにつなげる 浄化センター跡地に誕生した国内最大級のポップカルチャー施設 JR武蔵野線「東所沢駅」から徒歩10分弱。新緑が眩しい東所沢公園を抜けると、一気に視界が開け「ところざわサクラタウン」が見えてきます。所沢浄化センターの跡地に建てられた同施設は、約40,000㎡の広さにミュージアム・イベントスペース・神社・飲食店・オフィススペース・書籍製造・物流工場などを構えています。 都内にも複数の事業所を持つ同社が、なぜ所沢市に進出したのでしょうか? 「いくつか理由がありますが、1つ目は返品された出版物を保管するための倉庫と、受注した出版物をスピーディに届けるための印刷設備を備えるスペースが必要だったからです。これまでの倉庫が老朽化していたこと、トラックで運搬するなど交通の便を考えた時に、条件にかなったのがこの場所でした」と説明するのは、ところざわサクラタウンゼネラルプロデューサーの西澤元晴さん。 西澤さんいわく「ところざわサクラタウン」は一見一般利用者向けに見えますが、実は施設の大部分を占めているのは書籍製造・物流工場と社員の勤務するオフィススペースとのことです。 新型コロナウイルス感染症の流行以前から取り組んでいた「働き方改革」の1つとして、フリーアドレス型の勤務スタイルがここで実践されています。「もう1つの理由は、やはりこの武蔵野という自然豊かな地域を盛り上げたいという気持ちがあったからですね。どうせオフィスや書籍製造・物流工場を置くならば、空いたスペースで博物館や図書館を作ることで、地域の方々が芸術文化に触れられるような機会を作りたいと考えました」(西澤さん) 地域の魅力を再確認する 所沢市との共同プロジェクトとして、2014年から動き出した「ところざわサクラタウン」の竣工にあたっては、施設の半径約500mの範囲も同時に整備していくことで、多くの人が住みたくなるようなまちづくりを目指したそうです。 株式会社角川アップリンク取締役およびところざわサクラタウンの広報も務める盛田勉さんは「出版社の書籍製造・物流工場ができると聞いた時は、住民の方々も不安が強かったと思います。しかし結果的には、ご家族で散策したり、書店やミュージアムなどさまざまなカルチャーを発信する場所に生まれ変わりました。地域の方々にも喜んでいただけているとうれしいですね」と語ります。 現在敷地内には、大きな岩を彷彿とさせる個性的な外観の「角川武蔵野ミュージアム」を始め、イベントやコンサートを楽しめる2つのイベントスペース、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」(一般社団法人アニメツーリズム協会が主催)の1番札所にもなっている「武蔵野坐令和神社」などが点在しています。 KADOKAWAならではのコンテンツや素材をベースにした、ファン垂涎のスポットがそろう中、地元で採れた旬の食材を提供する「角川食堂」や、人気ラーメン店の味を楽しめる「ラーメンWalkerキッチン」も併設。四季折々の素材をゆったり味わえます。 また、「角川武蔵野ミュージアム」内で営業する「ロックミュージアムショップ」では、地元の伝統工芸品が販売されています。「川越だるま」「鴻巣の赤者人形」など、埼玉県各所の工芸品を手に取って眺めることができ、図書・美術・博物だけでなく地域の魅力も発見できる空間になっています。 住民同士のコミュニケーション・教育の場にも活用 同施設は他にも、住民が気軽に集い、さまざまな発表ができる大型の野外スペース「千人テラス」や、乳幼児を連れた家族でも不安なく過ごせる授乳室やおむつ交換台、子ども用椅子の提供などにも取り組んでいます。「暑い季節には『角川武蔵野ミュージアム』横で子どもたちが水遊びに夢中になっていますね」と盛田さん。 近年注目を浴びているeスポーツの専用施設「FAV ZONE(ファブゾーン)」も、2022年春に開設。KADOKAWAグループが保有するeスポーツのプロチーム「FAV gaming(ファブゲーミング)」の活動拠点となっており、所属選手たちがプレーする風景を子どもたちが観覧して、憧れを抱くきっかけにもなっているようです。 KADOKAWAも埼玉県の教育委員会に働きかけ、県内の教員たちを招いてeスポーツの意見交換会を行うなど積極的に動いています。 「教育現場の方からしてみたら、『eスポーツ』はゲームで遊ぶ印象でしかないんです。しかしこれだけ若者に支持されていて、生徒たちが憧れる職業にもなっているという現状を伝えるようにしています」(西澤さん)。「将来的には、弊社が抱える多くの編集者やクリエイターたちを巻き込んで、いかにこの施設ならではの企画を練っていけるのかが今後の目標です。IP(知的財産)コンテンツをリアル化して、多くのファンに来てもらう一方で、地域の小学生に向けての工場見学や施設の1日遠足などにも取り組んでいきたいと思います」。 2020年の開設からまもなく3年目。「所沢の顔」として地域住民だけでなく、市外や国外のファンにも愛される存在になりつつあります。 ▶︎ 女性トレンドや消費変化をいち早く掴み、売れる商品を開発するにはペルソナ設計が不可欠 1990年創業以来、一貫して女性消費行動を研究し続けてきたHERSTORYでは、10代、20代、30代、40代、50代、60代の女性ペルソナを29種類も設定し、毎年変わっていく女性消費者のトレンド把握に役立てています。 マーケティング戦略に不可欠な女性ペルソナ設計の方法や、最新情報を知りたい方は、下記「2023年版 女性ペルソナ設計まるわかり」資料をダウンロードしてご活用ください。 ◆インタビュー: 株式会社KADOKAWA レクリエーション事業局 局長/ところざわサクラタウン ゼネラルプロデューサー 西澤元晴 様 株式会社KADOKAWA https://group.kadokawa.co.jp/ ところざわサクラタウン https://tokorozawa-sakuratown.com/

  • 年末年始の休業日お知らせ

    誠に勝手ながら、 2023年12月30日(土)~2024年1月3日(水)は年末年始により休業とさせて頂きます。 上記期間のお問い合わせにつきましては受付のみとさせていただき、 2024年1月4日(木)より順次対応させていただきます。 お客様各位には、御迷惑、並びにご不便をお掛けいたしますが、 何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。

  • 子どもの目の健康に関するアンケート結果を受けて啓発イベント開催!好評につき継続拡大予定。共同リリース効果は、広告費換算でも大きく反響あり。

    眼鏡市場(株式会社メガネトップ) >お客様公式サイトはこちら 子どもの目の健康に関するアンケート調査結果から活かした企画「親子参加型イベント」 82%の親が子どもの目の健康に関心あり!しかし60%が受診のきっかけに悩むというアンケート結果がHERSTORYの調査で分かりました。そこで「見えるにエールを!」をスローガンに掲げる眼鏡市場では、親子で目の健康を考えるイベントを本社(静岡)で開催しました。 会場には多くの親子が訪れ好評となりました。また、このアンケート結果のプレスリリースは、多くのメディアに掲載され、広告費換算約7000万円という広がりに注目度の高さを確認できました。このイベントは、今後、親子で目の健康を考える機会を増やすためのトライアルと位置づけ、全国の店舗での展開や、新たな企画につなげていくことを目指していきます。子どもの目の健康に関するアンケート調査結果から活かした企画「親子参加型イベント」子どもの目の健康に関するアンケートでは、82%の親がこどもの目や視力に関心ありと回答(※1)。 しかし、60%以上の親がその症状に対して「病院に行くほどであるのか分からない」と回答しました。子どもの目の健康を考えると、デジタル化が進みスマートフォンやゲームなどの影響により視力の低下も著しいですが、その対処法を親があまり理解できていないということがわかりました。そこで、眼鏡市場では、「目の健康を考え、見える」ことについて、親子で考えるための無料イベントを初開催。目について知る機会を親子で創り出しました。 プロジェクトのテーマ・方向性・目標 ■テーマ 眼鏡市場は、これまでも「メガネを使うすべての人をもっともっと心地よくしていきたい」という、創業以来、ずっと変わらない想いを胸に歩んでいる。子どもの目の健康に関心があるが受診のきっかけに悩むと回答した消費者に、「親子で目の健康を考える日」を設定。「見えるにエールを!」の活動の一つとしてテストトライで開催。 ■プロジェクトの方向性 ・小学生の子を持つ女性500名を対象に「子どもの目の健康」について調査を実施。結果から、「82%の親が子どもの目の健康に関心あり。しかし60%が受診のきっかけに悩むと回答」した結果を受けて企画立案。 ・目の愛護デーに合わせて、親子で参加しやすく、目に関心を持ってもらえる時期にイベントを通じて目の健康を考える機会を提供 ・今後は全国の店舗、学校や地域との連携などの実施につなぐ。 ■​目標 親が、子どもの目についてどの程度の関心があり、課題や悩みを持っているのか。そして、どのような対策をしているのか、という実態の把握を行う。「見えるにエールを!」を掲げる眼鏡市場として、今後、具体的にどのような解決の提案が地域社会に還元できるのかを検討する機会とし、具体的な策を多様に準備していくことを目標とする。 Client Voice 株式会社メガネトップ 営業本部営業企画部 副部長 冨澤美奈氏 ハーストーリィ様とのアンケートで、お子様の視力に関して不安や、疑問を持っているお母様はたくさんいらっしゃいますが、どこに相談したらいいのかわからないでいらっしゃることを知りました。当社は全国に1000店舗以上のネットワークを持ち、視力測定は無料で行っています。そういったサービスを通じて、お子様、親御さんのアイケアのサポートができればと思っています。そのためには皆様に気軽にご利用いただけるように、眼鏡市場とお客様の距離を縮めることがとても大切であると思いました。そういったことから、このイベントを通じ、地域の方たちに眼鏡市場を知っていただき、アイケアの大切さを伝えていければと思います。 【第1回】20代以降の女性500名を対象に実施した「子どもの目の健康に関するアンケート」を実施 女性インサイト総研HERSTORY調べでは、お子さまの視力について82%の方々が関心あるにも関わらず、視力を調べることについては、60%以上の方々が、病院に行く症状なのか分からないなどの理由で積極的ではないことが分かりました。 【第2回】「ミライを担う次世代、子供たちの目の健康にエールを!」タグラインに親子で体験できる社内プロジェクトをスタート ■社内プロジェクトの立ち上げ アンケート結果をもとに、解決に向けた企画の一つとして本社を活用したイベント実施の案が浮上。社内のパパ、ママ社員を中心に部署を超えてのプロジェクトがスタート。親子で楽しめる「目の健康」にかかわる企画を皆でディスカッションし、当日の内容、準備、実施に至るまで手作りの計画が進行。社内交流、コミュニケーションの活性化にもつながった。 ■イベント実施日案 ・目の愛護デーに近い土日を活用し、啓発アピールを強化させる。 ■イベントの集客方法 ・社員の知人、仲間、家族などに宣伝 ・地元のテレビ局や新聞への告知 ・地域コミュニティやタウン情報などに情報提供 ・集会所などへのチラシ配布や掲示など ・顧客へのSNSでの発信 ・HERSTORY会員の静岡エリア在住の方々へのアンケート型のPRメール ・子ども写真館と連携し、相互PR など 【第3回】133名を動員!眼鏡市場こどもイベント「見えるにエールを!」名古屋本社で開催 イベントは10/7、10/8の二日間にわたって開催し、大人61名子ども72名の総勢133名を動員し大きな盛り上がりをみせた。 ■イベントの様子 トリックアート 普段と違う見え方を体感した子どもたちからは「動いた?」「見えてきた!」など驚きの声が上がった メガネ屋さん体験 眼鏡市場の制服を着用した子どもたちが家族の視力測定にチャレンジ。 見え方研究所 研究員となった子どもたちが、様々な生き物の見え方を学び、研究シートを完成させました。 プロジェクトの成果 ・今回の眼鏡市場本社での第1弾となる親子を巻き込んでの体験型無料イベントは、普段と違う見え方を体験した「見えてきた!」と驚きの声を上げる子供の様子や、眼鏡市場のパーソナルカラーアナリストによる診断もあり「自分に似合う色ってなに?」と興味津々の様子でした。帰りには実際、本店に立ち寄り、視力測定やレンズの相談をする姿がありました。眼鏡店に行くというハードルの高さをこうした気軽なイベントの形を作ることで、店舗への立ち寄りがしやすくなることや、親子の来店の抵抗感が低くなることも確認できました。 ・手作りイベントの実施によって、社員も売り場担当だけではなく、様々な部署がかかわることでの相乗効果も副次的に生まれました。 お客様と触れ合うことでの現場体験、社員の家族参加も多く、親の職場訪問にもつながるなど、新鮮な機会を作ることができました。 ・眼鏡市場とHERSTORYとの共同のアンケート調査結果を活用してのイベント告知のプレスリリースは、メディアへの転載、掲載効果にも大きくつながりました。また相互でプレスリリースを発信することで、メディア掲載露出は、さらに二倍の効果を生み出し、広告費換算に置き換えると約7000万円という大きな効果を生み出しました。子どもの目に関する課題は、社会全体にとっても大きな注目のテーマであることを改めて認識することになりました。 >プレスリリース(HERSTORY) >プレスリリース(眼鏡市場) 今後の展望 ・今後は全国の店舗でもイベントの開催を計画中。 ・眼科医監修のアイケアBOOKを全国の眼鏡市場店舗にて無料配布。“ものが見えにくい”ことをうまく言葉で表現できない小さな子どもの目や視力に関する正しい情報を発信するなど、ご家族へのサポートも継続して行っていきます。 ・今回、日本の眼鏡の本拠地、鯖江市の「眼育(めいく)さばえプロジェクトの情報も会場に配布しました。今後は、鯖江市との連携を強化し、「目の健康」についての啓発をより一層、社会全体に向けて行うことを目指し、「見えるにエールを!」を一層、活動の柱として強化する予定です。

  • 【ギフト消費成功事例】「BIRTHDAY BAR(バースデイ・バー) 」/株式会社マグスタイル 女性の気持ちに寄り添うギフト雑貨専門店の販売戦略とは

    実店舗&ECサイトそれぞれの強みを活かせるマーケティング施策 日本におけるギフト市場規模は2021年に10兆円を突破し、ゆるやかに上昇を続けています。その中でも目立って好調なのは、お歳暮などのフォーマルなギフトよりも、誕生日やちょっとしたお礼に贈られるカジュアルギフトの市場であることがわかりました。 2023年現在、親しい相手へコミュニケーションの1つとしてプチギフトを贈ることが日常化されています。 今回は、この新たな習慣に対する悩みを解決したことで女性の圧倒的な支持を得られたギフト雑貨専門店「BIRTHDAY BAR(バースデイ・バー) 」/株式会社マグスタイルの成功事例をご紹介いたします。 ◆KEY POINT: 動画を活用して画像だけでは伝わらない商品の良さを訴求する ラッピングに力を入れ利用客の気持ちに寄り添う 社内インフルエンサーの活用で店舗およびECサイトへの集客を促す お礼用のプチギフトや自宅用まで幅広く展開 雑貨ブランド「BIRTHDAY BAR」を手掛ける株式会社マグスタイルは「3COINS(スリーコインズ)」を展開する株式会社パルグループホールディングスの関連会社です。 「365日あるBIRTHDAY だれにでも訪れる誕生日はプレゼントのチャンス」をコンセプトに掲げ、香水やコスメを含むビューティアイテムから、時計や財布・アクセサリーなどのファッション小物、そして家電・キッチン用品・健康器具などの生活雑貨まで幅広く扱っています。 「質の良い、誰かにあげるのに丁度良い価格のものをご用意しております」と語るのは、同社の営業部長である小野晃宏さん。 「BIRTHDAY BAR」を訪れる利用客の主な用途は、誕生日プレゼントやちょっとしたお礼代わりのプチギフトを求めるケースが多く、また、自宅用のニーズも高いそうです。女性が9割を占めており、10~50代までの幅広い層に利用されています。 その中でも最多層は20代女性。店舗での利用客1人当たりの平均単価は、2,550円(2023年3~8月)ほどです。 開店当初からフレグランス系(オリジナルせっけんなど)のアイテムを始め、ステーショナリー、服飾雑貨、アクセサリー、キーホルダーなどの雑貨が売上の多くを占めており、特にここ数年は低単価のアイテムが売れる傾向にあるといいます。 さらに、「プレゼントにしてもご自分用にしても 、ご購入に何らかのこだわりを感じます。そのためブランドコンセプトが面白いもの、まだあまり出回っていないおしゃれなものなど、 自信を持って推せる商品はジャンルを問わず売れていますね。その中でも最近はインテリア小物に人気が集まっています」(小野さん) 社内インフルエンサーを育て、実店舗があるメリットを活かす 現在、BIRTHDAY BARは首都圏を始めとした複数の県に18店舗を展開しており、同時にECサイト「BIRTHDAY BAR」も運営しています。ECサイトの売上額は直近7年で28倍も伸びており、店舗およびECサイトを合わせた総売り上げのうち4分の1を占めるまでに成長しました。 こうした成功の裏では、実店舗を構えるメリットを効率よく活かしている状況が見て取れます。 鍵となるのは、SNSを軸にした販売促進プランです。デジタルSVの髙橋昌寛さんによると、パルグループは各ブランド内で個人インフルエンサーを育てることに力を入れているといいます。「現在フォロワー1万人越えのメンバーが4名います。SNSを投稿する度に分析を繰り返し、インスタグラムやTikTokでアイテムをバズらせることができるようにスタッフを育てています」(髙橋さん) こうした社内インフルエンサーの存在は、大きな企画を打ち出す際にその価値が存分に発揮されます。ブランド全体でSNSへの投稿を積極的に行うことで、売れ筋商品を生み出す流れを計画的に作り出していくのです。 例えば、韓国発の雑貨ブランド「OPTATUM(オプタウム)」について、社内インフルエンサー経由で集中的にSNS投稿を行ったところ、実店舗およびECサイト共に大きな売上を達成することができました。あるスタッフはピローミストの紹介として、枕やシーツへの使い方や香りの良さを発信。親しみやすい言葉遣いとわかりやすい使用シーンを見て、店頭に足を運んだり、ネット経由で購買した利用者も多かったようです。SNSを介したこうした取り組みにより、ここ1年でECサイトのみならず、実店舗への集客に着々と効果が出始めています。 「大切な人を想う、その気持ちに寄り添う」ための工夫 また「BIRTHDAY BAR」では、WEB上で商品をより理解してもらうための試行錯誤も続けています。 例えばバッグやモバイルアイテムなどは、実際にスタッフが商品を着用し動画を撮影。画像では伝わりにくい商品の使い方や質感などを伝えています。 そのほかにもこだわっているのがラッピングです。 「豊富な種類を用意し、包装紙や袋での無料ラッピングのほか、有料でコットン素材の巾着やギフトボックスにおまとめするタイプまで幅広くご用意しております。特に今年は『BIRTHDAY BAR』1号店の渋谷ヒカリエ店がリニューアルをしたタイミングで、より一層ギフトサービスの充実を図るため、渋谷店限定ではありますがお客様に包装紙やリボンの組み合わせを選んでいただける特別なカスタマイズラッピングを実施中です」(髙橋さん) こうしたラッピングサービスは、店舗購入時のみ受けられますが、利用者の中には「相手にギフトを渡したら喜んでもらえました!」とスタッフへ伝えに来てくれる方もいるそうです。 「うれしいですよね。まさに企業理念として掲げている『大切な人を想う、その気持ちに寄り添う』を感じ取れる瞬間だと思います」と髙橋さんも顔をほころばせます。 「今後はラッピングサービスの向上にも力を入れていきたいですね。クオリティ、遊び心、サプライズ感を提供できるようにしていきます」(小野さん) 先日、関連会社が運営するアパレルショップアプリ「PAL CLOSET(パルクローゼット)」との連動も開始。リピーター向けのクーポン配信も積極的に行い、さらなる集客を目指していく。今年も残すところ2カ月あまり。クリスマス・新年とイベントが目白押しのこのシーズン、「BIRTHDAY BAR」の勝負が始まろうとしている。 ▶︎ 女性トレンドや消費変化をいち早く掴み、売れる商品を開発するにはペルソナ設計が不可欠 1990年創業以来、一貫して女性消費行動を研究し続けてきたHERSTORYでは、10代、20代、30代、40代、50代、60代の女性ペルソナを29種類も設定し、毎年変わっていく女性消費者のトレンド把握に役立てています。 マーケティング戦略に不可欠な女性ペルソナ設計の方法や、最新情報を知りたい方は、下記「2023年版 女性ペルソナ設計まるわかり」資料をダウンロードしてご活用ください。 ◆インタビュー: 株式会社マグスタイル 営業部長 小野晃宏 様 デジタルSV 髙橋昌寛 様(写真は髙橋様) https://www.palgroup.holdings/ brand_type/magstyle/

  • 【住まいに関する成功事例】旭化成ホームズ株式会社 シニア女性の住まいの不安を解消する賃貸住宅へーベルVillage(ビレッジ)とは

    「設計・相談員・しかけ」の3方向からシニア女性の住まいの不安を解消 わずか数年後の2030年には、65歳以上の高齢者が人口の3分の1を占めると指摘される中、賃貸住宅への入居を断られる高齢者が後を絶ちません。 男性よりも健康寿命※1の長いシニア女性にとって、安心して暮らせる老後の住まいの確保は大きな課題といえます。こうした現状に寄り添い、数々の独自サービスを取り入れているのが「へーベルVillage」です。入居率約98%(2023年8月時点)の人気物件は、どのようなサービスでシニア世代の満足度を高めているのでしょうか? 今回は、シニア向け賃貸というサービスで成功している事例として、「へーベルVillage」を手がける旭化成ホームズ株式会社をご紹介いたします。 ※1 健康な状態で日常生活を制限なく暮らせる期間のこと。令和元年時点で男性72.68年、女性75.38年となっている(参考:令和4年版高齢社会白書) ◆KEY POINT: シニア女性が生活しやすい住居設計を徹底する 相談員や見守り・駆けつけサービスなど健康不安をすぐに解消できる対策を整える 入居者同士の交流を深めることで活動の幅を広めるきっかけ作りを行う 元気なシニアの自立生活を支える賃貸住宅 東京・神奈川・埼玉・千葉に147棟1893戸(2023年8月時点)を展開する「へーベルVillage」。運営するのは、戸建て注文住宅「へーベルハウス」などで知られる旭化成ホームズ株式会社です。 「へーベルVillage」を立ち上げた2005年当時、日本の高齢化率は加速度的に上昇しており、初めて高齢者が総人口の20%を超えました。 「住宅会社の中で、弊社は高齢者住宅市場への参入が最後発であったことから、他社と同じように要介護期向け介護施設に取り組むのではなく、他社が手掛けていない自立期シニア向け事業にしようと考えました」と開発のきっかけを語るのは、シニア・中高層事業推進本部シニア事業推進部の中村亜希(なかむら あき)さん。 高齢者向け住宅を手掛けるにあたり注目したのは、介護の必要がない元気なシニア世代が増加している点。夫婦二人、もしくは一人暮らしを営む高齢者に焦点を当ててみたところ、ある課題が浮上したといいます。「高齢者世帯の約6割が昭和59年以前の老朽化した一戸建てに住んでおり、『駅が遠い、坂道がある』『広くて管理が大変』といった不便や『高齢者だけでの暮らしが心配』といった見守り不安などに課題がありました※2」(中村さん) さらに多くの高齢者向けの施設では、介護の必要な状態を想定しているため、自立して生活できる高齢者には住みにくい住まいであることも気になりました。そこで、建物の「設計」や定期的に居住者を訪問する「相談員」の関わり方、居住者同士の交流を促す「しかけ」を主軸とした「安心・安全・健康長寿応援メソッド」を開発し、「へーベルVillage」で運営していくことを決定されました。 ※2 東京都福祉保健基礎調査報告書「高齢者の生活実態(令和2年度)」 活動的な暮らしを叶える「設計」 まず「設計」では、健康長寿への取り組みとして「活動・交流を促す元気になる設計」を目指しました。その特徴がよく表れているのが、各居室の広さです。 一般社団法人高齢者住宅協会によると、サービス付き高齢者向け住宅の専有部分は、約9割の居室が13~40㎡に満たない広さであるのに比べ、「へーベルVillage」では全戸で1LDK(45㎡)~2LDK(60㎡)の部屋を用意しています。それぞれシステムキッチンが付設しており、自分たちで好きな料理を作ることも可能です。 「これまでご自宅で行ってきた生活を継続できるのが魅力ですね」(中村さん) 現在「へーベルVillage」は、女性の単身入居が5割を占めていますが、特にキッチンスペースには彼女たちに配慮した工夫が多く散りばめられています。日本人女性(70歳以上)の平均身長を約150㎝と仮定し、キッチンの天板や吊り戸の高さを通常より低く設計。 さらに、キッチンと一体型の家電置き場を設け、電子レンジや炊飯器などの調理家電を置けるようにしました。 「切る・洗う・煮る・温めるといった調理に関わる一連の動作を、短い移動距離でスムーズに行えるオリジナル仕様になっています。また、調理台の足元にスペースがあるので、椅子に座って調理ができるなど、体の負担を減らし料理を続けやすい配慮もしています」と中村さんも自信を見せます。 キッチン以外にも、室内の寒暖差で起こるヒートショックを防ぐために、廊下を介さずリビング横に洗面所と浴室を配置し、室温を均一に保つ工夫もされています。 また、マンションエントランスの階段にはスロープを設け、階段ステップを色分けするなど、「つまずき・転倒」を起こす要因をとことん廃除しました。 シニア女性の健康と安心を守る「相談員」と「しかけ」 また、「相談員」「しかけ」を活用した安全・安心への取り組みにも注目していきましょう。 現在「へーベルVillage」が手掛ける「相談サービス」では、社会福祉士等の資格を持つ相談員が月に1度各戸を訪問し、居住者の暮らしの様子や健康状態についてアドバイスをしてくれます。直接顔を合わせて面談するので、居住者の安心感もひとしおです。 「見守り・駆けつけサービス」では、リビングダイニングに「見守りサポートコントローラー」を設置。急な体調不良が起きた際、コントローラーの「緊急ボタン」を押すと、365日24時間ガードマンが駆けつけてくれる仕様です。 さらに「相談ボタン」を押せば、警備会社に常駐している看護師と通話ができるため、詳しい症状や必要な応急処置などのアドバイスを受けることもできます。 特にユニークなのが、入居者の交流を促すために半年に1度開催している「茶話会」です。共有ラウンジに集まった入居者同士、情報交換を気軽に行えます。そこで知り合った居住者がランチ会に出掛けたり、共用ラウンジで体操教室を実施するなど、活動の幅を広げる助けにもなっているとのこと。 昨年、介護・フレイル予防の第一人者である大渕修一さん(東京都健康長寿医療センター研究所 高齢者健康増進事業支援室 研究部長)と同社が共同で行った調査では、「安心・安全・健康長寿応援メソッド」の導入により、97%の入居者が健康行動(活動量・食事・交流)を維持できたという結果が出ました。 元気なシニア世代をますます元気にしてくれる「へーベルVillage」の取り組み。「住まい」を通じて超高齢社会に向き合おうと奮闘する同社の真剣さが、ひしひしと伝わってくるようです。 ▶︎ 女性トレンドや消費変化をいち早く掴み、売れる商品を開発するにはペルソナ設計が不可欠 1990年創業以来、一貫して女性消費行動を研究し続けてきたHERSTORYでは、10代、20代、30代、40代、50代、60代の女性ペルソナを29種類も設定し、毎年変わっていく女性消費者のトレンド把握に役立てています。 マーケティング戦略に不可欠な女性ペルソナ設計の方法や、最新情報を知りたい方は、下記「2023年版 女性ペルソナ設計まるわかり」資料をダウンロードしてご活用ください。 ◆インタビュー: 旭化成ホームズ株式会社 シニア・中高層事業推進本部シニア事業推進部 中村亜希 様 https://www.asahi-kasei.co.jp/ hebel-senior/index.html/

  • ギフト交流消費は約9割! 女性インサイト総研がギフト市場についての本音調査を公開キーワードは“日常” 身近になるギフト市場

    HERSTORYが運営する女性インサイト総研は2023年11月10日発刊のHERSTORY REVIEW12月号内にて「ギフト市場についての女性の本音調査」の結果を公開しました。 ■ギフト市場規模は約10兆円!増加するカジュアルギフト 日本におけるギフト市場規模は2022年の矢野経済研究所の調査によると、2021年10兆1,165億円、2022年10兆5,340億円(見込)、2023年10兆6,670億円(予測)と比較的安定して推移しています。しかし、その内訳を見るとフォーマルギフトが減少傾向にあるのに対し、カジュアルギフトが増加傾向にあります。フォーマルギフトとは、お中元やお歳暮、結婚祝い、新築祝いなどを指し、カジュアルギフトとは誕生日やクリスマス、父の日や母の日の ギフトを指します。コロナ禍で直接会うことが難しい状況をきっかけにして、親しい相手へのコミュニケーションの1つとして日常的にプチギフトを贈りあう習慣が根付いたのではないでしょうか。 日本では、古くから贈答文化が根付いており、いままではお中元やお歳暮といった儀礼的なものが主流でした。 しかし近年では、インターネットの普及やライフスタイルの変化により、贈答文化にも変化が見られます。 特にSNSを介してギフトを贈ることができるソーシャルギフトは、イベント等に関係なく日常的に贈り合うツールとして若年層を中心に活用されるケースが増えています。 ■ギフト交流消費は約9割 Q.直近一年間に、何回程度プレゼント・贈り物をしていますか。 一年以内に9割以上の女性たちは贈り物をしているという結果でした。独身女性と40歳以上の子どもがいない夫婦では贈る頻度が低くなる傾向が見られた他、65歳以上のセカンドライフ層では1年以内に100%が贈り物をしており、半数が6回以上の贈り物を行っていたことも分かりました。 このことから、贈り物のインセンティブを提供することや、一人女性が気軽に参加できるコミュニティやイベントを開催などが有効な施策だと考えられます。 Q.直近一年に、どのようなときにプレゼント・贈り物をしましたか。当てはまるものを全て教えてください。 母の日は20代、30代では約7割が実施していました。特にヤング夫婦、 乳・幼児期ママでは8割近くが実施しており、結びつきの強さを表しています。クリスマスプレゼントは子どもをもつ女性たちとヤング夫婦で多く実施されていました。特に児童・思春期ママでは8割が実施しており、シングルや子どもがいないミドルの夫婦層では低くなる傾向となりました。誕生日プレゼントは世代ごとに大きな違いはなく、全体でおよそ8割が実施しています。ライフイベントが多くない20代前半までのプレ社会人では誕生日のプレゼントが約9割。ライフイベントギフトとしては誕生日プレゼントを最も重視している結果となりました。ヤング夫婦、乳・幼児期ママでは結婚、出産、転居などのライフイベントについては、全体に比べ、10ポイント程度多くなっています。 また旅行のお土産はおよそ6割が贈っていることが判明。属性別では児童・思春期ママが約7割と1割以上高いという結果になりました。旅行についての頻度は児童・思春期ママが全体に比べ高いわけではなかったことから(当社2022年2月 実施調査より)、児童・思春期ママの間では旅行のお土産がコミュニ ケーションを円滑にするツールの一つとなっている可能がありそうです。 Q.プレゼントの購入として利用する場所や利用するものをすべて教えてください。 ◾️プレゼントの購入として利用する場所 ◾️プレゼントを贈る方法として利用するもの 購入場所、贈る方法としてもプレ社会人、ヤング夫婦、乳・幼児期ママはソーシャルやネットを活用した手段をとっていることが分かります。65歳以上のセカンドライフ層では「相手先の住所へ発送」が約7割という結果でした。このことから送り先の住所を簡単に入力・保存できるようなサービスの提供や、スマホやパソコンの操作が不慣れな方向けに、デジタルギフトの受け取り方や送り方をわかりやすく解説したガイドや動画を提供や、何を贈れば良いか悩んでいる方向けに、専門のアドバイザーやAIがギフトの選択をアドバイスしてくれるサービスなどが解決策として有効だと言えそうです。 Q.直近一年の、ソーシャルギフトの利用頻度を教えてください。 プレ社会人、ヤング夫婦、乳・幼児期ママでは、1年以内にソーシャルギフトの使用経験が6割〜7割ありましたが、40代以降になると使用率は減少している傾向です。「操作に慣れていない人には贈れないことが困る」との声もありました。解決の施策案としてはソーシャルギフトの利用方法を教える無料セミナーやワークショップを開催 したり、ユーザーインターフェースとユーザーエクスペリエンス (UI/UX)の最適化、初回利用時割引やポイント制度の導入など、ソーシャルギ フトを試してみるきっかけを提供するなどが考えられます。 HERSTORY REVIEW ギフトについての女性の本音調査概要 調査期間:2023年10月4日〜2023年10月11日 調査方法:インターネット調査 調査対象:15歳以上の女性920人 調査会社:株式会社ハー・ストーリィ https://www.herstory.co.jp/ 本調査のローデータ(税込33,000円)販売中:https://www.herstoryshop.jp/research HERSTORY REVIEWについて 女性インサイト総研が日本女性の消費動向、市場の最新トレンドを毎月追いかけており結果の月刊レポートを展開し各企業のマーケティングに幅広く活用いただいています。本リリースの調査の詳細は12月号のHERSTORY REVIEWをぜひご覧ください。 ▼お試しキャンペーン実施中 https://www.shop.herstory.co.jp/campaign1month 期間:2023年11月10日〜11月30日 定期購読にお申込みいただいたお客様は、HERSTORY REVIEW最新号(2023年12月号)を無料試読できるキャンペーンを実施中。試読後のご解約も可能ですので、「一度読んでみたかった」「内容に興味がある」方はこの機会にぜひお申込みください! ※ご解約期日12月5日までに解約のご連絡がなかった場合は自動的に定期購読(有料)が開始します。 https://www.herstoryshop.jp/review-list-new HERSTORY REVIEW12月号(11月10日発行)好評発売中 年間購読税込54,000円(月払5,500円) 12月号トピック: ・「ギフト交流消費」9割 日常に贈り合う新習慣へ ・Case1 株式会社マグスタイル「BIRTHDAY BAR(バースデイ・バー)」 ・Case2 LINEヤフー株式会社「LINEギフト」 ・キーワードは、「日常」 身近になるギフト市場 ・ネットと実店舗を併用!女性たちのリアルなギフト選びをインタビュー ・女性10ペルソナのトレンドワード HER TREND HERSTORYについて 「100年残したい日本の会社(扶桑社)」10社に選出。Forbes Japan女性活躍企業賞 全国第2位を受賞。日本で唯一の女性視点マーケティング®を推進し全ての企業のマーケティングのサポートを実行しながら“あしたのしあわせ”を創造することをミッションしている。 会社概要 会社名:株式会社ハー・ストーリィ Herstory Co.,Ltd. 所在地:〒106-0032 東京都港区六本木5-11-25 鳥居坂アネックス5F TEL:03-5775-1581 事業内容:女性視点マーケティング®事業(研究調査/専門情報出版/マーケティング支援/人材育成支援) 設立:1990年8月20日 代表取締役:日野 佳恵子

  • 女性インサイト総研が手掛ける女性向けライフスタイルメディア『her Voice』が2023年11月1日にオープン!

    女性インサイト総研を運営する株式会社ハー・ストーリィ(本社:東京都港区、 代表取締役:⽇野佳恵子)は、女性の人生と生活をより豊かにすることをテーマとしたライフスタイルメディア「her Voice」を2023年11月1日にオープンすることを発表しました。 メディア立ち上げの背景 ハー・ストーリィは、女性トレンド月刊レポート「HERSTORY REVIEW」(*1)を通じて、法人企業向けに女性トレンド・女性インサイト分析結果をレポーティングしています。しかし、一般女性に向けた情報提供の機会が限られていたため、より多くの女性に「本当に役に立つ、本当に良いもの」を届けるため「her Voice」を開設しました。 *1: HERSTORY REVIEWとは、日々変化する女性の消費動向を毎月レポーティングしています。女性のアンケートやインタビューを通じて実際の考えや生活様式を詳細に調査し、トレンド商品やサービスの背後にある理由を女性の視点からインサイト分析しています。 詳しくはこちら(https://www.shop.herstory.co.jp/review-list-new) メディアの特徴 「her Voice」は、女性の生活に密着した分野の商品やサービスを厳選して掲載するライフスタイルメディアです。その特徴は以下の通りです。 女性の人生を満たす、生活をより豊かにする商品やサービスを、女性インサイト総研の目利きにより集約。 ハー・ストーリィが実施してきた女性アンケート調査結果の公開 企業×ハー・ストーリィの共創プロジェクトによって誕生した、商品・サービスの紹介 女性モニター会員(*2)向けコミュニティの設立を予定 *2:モニター会員とは、ハー・ストーリィの毎月の調査やインタビューに協力をしてもらっている女性たちから成るハー・ストーリィ保有の組織のこと。 今回のメディアオープンを通じて、株式会社ハー・ストーリィは女性の日常を中心に、生活の質の向上やライフスタイルの充実を追求する情報提供の場をさらに拡大します。 私たちは、食、美容・健康、ファミリー、学びなど、多岐にわたるトピックを取り扱うことで、より多角的なサポートを実現し、女性の生活を豊かにしてまいります。 ライフスタイルメディア『her Voice』概要 -メディア名:her Voice(ハー ヴォイス) -オープン日:2023年11月1日 -サイトURL:https://hervoice.herstory.co.jp/ 女性インサイト総研HERSTORYについて 女性インサイト総研HERSTORYは、女性の視点から生まれる悩みや不安、本音を捉え、解決策を提案し、社会実装を目指すソーシャルイノベーションカンパニーです。女性の日常生活に潜む課題をビジネスの機会に変え、社会課題の解決に貢献しています。 女性インサイト総研HERSTORYは、新たなイノベーションを生み出すためのパートナー企業を常に探し求めています。 会社名:株式会社ハー・ストーリィ Herstory Co.,Ltd. 所在地:〒106-0032 東京都港区六本⽊5-11-25 ⿃居坂アネックス5F TEL:03-5775-1581 事業内容:⼥性視点マーケティング®事業(研究調査/専⾨情報出版/マーケティング⽀援/⼈材育成⽀援) 設⽴:1990年8⽉20⽇ 代表取締役:⽇野 佳恵⼦ URL:https://www.herstory.co.jp/ ■本プレスリリースに関する問い合わせ先 女性インサイト総研HERSTORY 担当:広報部 メールアドレス:pr.hs@herstory.co.jp

  • 【事例紹介】デンキョーグループホールディングス/生活者起点に立った新規事業発想法を女性視点マーケティングを用いて実装

    株式会社デンキョーグループホールディングス 代表取締役社長 坂田 周平氏 のインタビューを公開しました! HERSTORYでは、『消費者が本当に必要としているものを、消費者の立場で提供していく。』ために、女性視点マーケティングを通して、消費者視点を取り入れた商品企画を社内に定着していくために研修の企画・講師を務めさせていただきました。 ぜひリンクから記事をご覧ください。

  • 【3人に1人がシニアの時代へ】女性インサイト総研が「シニア女性の今」についての調査結果を公開

    HERSTORYが運営する女性インサイト総研は2023年10月10日発刊のHERSTORY REVIEW11月号内にて「シニア※女性の今についての意識調査」の結果を公開しました。 ※シニア女性…65歳以上が対象 総務省統計局の「人口推計」によれば、2022年9月時点の総人口は1億2,475万人です。そのうち65歳以上の人口が3,627万人と前年(3,621万人)に比べ6万人増加し、過去最多となりました。みずほ銀行産業調査部によると65歳以上の高齢者向け市場の規模は101兆3000億円にまで増加すると予測され、シニア市場はますます大きくなっていくと考えられます。シニアに向けてビジネスを展開していくことは企業にとって大きなチャンスとなります。本調査は多様化するシニア女性の悩みやニーズを深掘りすることで新たなマーケットの開拓に生かすことを目的に実施しました。 終活をする意向はありますか? 約6割が「はい」と回答するも、約4割のシニア女性が「わからない」「いいえ」と回答しました。終活の必要性や重要性を理解していなかったり、終活の具体的な内容や方法がわからない人、終活に踏み切れない人がいることが伺えます。予想される女性のインサイトとしては、「まだ元気なので終活を行う必要性はない」「終活には資産整理、遺言書作成、葬儀準備などさまざまな内容があり、1人でどう行えばいいのかわからない」「人生の終末期を準備するという、ネガティブなイメージを持っており 考えたくない」などが考えられるでしょう。 終活をすることで自分の人生を振り返り自分らしく生きるためのヒントが得られる重要性を伝えたり、家族や友人と協力して行えるような共有アプリやタスク管理などの開発するなどの施策が有効かもしれません。 ◆65歳以上の女性の約9割が“終活という言葉を知っている”と回答するも“終活をする意向”があるは約6割 認知度が高くとも何をすればいいかわからない層が一定数存在 Q.「終活」という言葉を知っていますか? 知っているが9割となりました。「終活」という言葉の認知度は高いものの、前項の質問の結果から終活を実際に行おうとする割合は低いことが分かります。漠然と知ってはいるものの、何をすればいいのかわからなかったり、まだ自分には縁のないことと自分事ではない人も一定数いるのかもしれません。終活に関する情報交換や相談を行えるイベントを提供したり、終活に関する情報の発信を強化するなどが必要な施策と言えるでしょう。 ◆「家族に迷惑をかけたくない」「自分自身で納得のいく人生を送りたい」という本音多数 どういった理由で「終活」を行おうと思いますか?当てはまるものを全て教えてください。 終活を行う理由は「家族に迷惑をかけたくないから」が7割以上で1位となりました。終活の主な目的は「家族や周囲の人の負担を減らすこと」や「自分の意思を尊重してもらうこと」「自分自身で納得のいく人生を送ることなど」と考えている人が多いことがその他の結果からも伺えます。この結果から予想されるインサイトとしては「迷惑はかけたくない反面人生の終わりについては向き合いたくない」といった点などがあるかもしれません。自分自身や家族、周囲の人々のために、前向きに取り組むべきものであると社会全体で理解を深めていく必要があります。 Q.ご自身の老いを受け止められますか? 6割が老いを「受け止められる」と回答しましたが、老化を受け入れられない人も一定数存在することが分かりました。予想される女性のインサイトとしては「老化はマイナスなこと」 「まだまだ衰えていない。こんなはずではない」「年をとっても社会的な役割を果たしたい」などがあるのではないでしょうか。 老化に対する社会的な意識を高めるキャンペーンを実施したり老いを学ぶための講座やイベントの開催などが有効な施策かもしれません。 ◆親と一緒に取り組んでおかないと困るもの1位は「財産の管理」 65歳以上の親を持つ子どもへの調査 Q.親と一緒に取り組んでおかないと困るものに当てはまるものを全て教えてください。(※図左) Q.現在、一緒に取り組んでいるものを全て教えてください。(※図右) 10代〜60代における65歳以上の親を持つ子どもへも調査したところ、親と一緒に取り組んでおかないと困るものに「財産の管理」「家の中の親の荷物整理」などの回答が上がりました。対して一緒に取り組んでいるものには「特にない」の回答が7割以上の結果となりました。人生の終わりに向けた準備の必要性や重要性に対する認識が不足していたり、人生の終わりに向けた準備をどのように進めればいいのかわからない、準備に必要な時間が十分に確保できないといった課題がありそうです。親子で人生の終わりについて話し合うための機会を提供したり、親子で人生の終わりに向けた準備を進めるためのワークショップやプログラムを提供するなどが解決策につながるかもしれません。 ◆「人生の終わりに向けた準備」に取り組めていない理由は”認めたくない” Q.「人生の終わりに向けた準備」について、取り組めていない理由を教えてください。 ※図左は65歳以上の女性、図右は65歳以上の親を持つ女性の回答結果 ※共起キーワード:文章中に出現する単語の出現パターンが似たものを線で結んだ図。出現数が多い語ほど大きくまた共起の程度が強いほど太い線で描画される。 ※ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析( https://textmining.userlocal.jp/ ) 65歳以上の女性としては、「遠方に住んでいる、子どもが忙しい、夫がそういう話を好まないなどの理由で、 家族や周囲の理解や協力を得られない」といった声や「荷物が多すぎる、今生活してるだけで精一杯で断捨離も出来ない、まだ終活を身近に感じていない」といった声が多く上がりました。対して65歳以上の親を持つ女性の回答は 「まだ早いと思ってしまう、 認めたくないなど本人や家族の心理的要因」や「聞きにくい、話題にしづらいなどのコミュニケーション不足」といった課題が上がりました。 HERSTORY REVIEW シニア女性の本音調査 概要 調査期間:2023年8月31日〜2023年9月11日 調査方法:インターネット調査 調査対象:65歳以上の女性69人/65歳以上の親を持つ女性(10代(15歳以上)、20代、30代、40代、50代、60代以上)420人 調査会社:株式会社ハー・ストーリィ https://www.herstory.co.jp/ 本調査のローデータ(税込33,000円)販売中:https://www.herstoryshop.jp/research 女性インサイト総研について 女性インサイトを30年以上追い続けている株式会社ハー・ストーリィの研究機関です。毎月、世代別、状態別に定量定性調査を重ね、インサイト分析を行っています。消費者動向を先読みし、企業にトレンド変化をレポートしています。 HERSTORY REVIEWについて 女性インサイト総研が日本女性の消費動向、市場の最新トレンドを毎月追いかけており結果の月刊レポートを展開し各企業のマーケティングに幅広く活用いただいています。本リリースの調査の詳細は11月号のHERSTORY REVIEWはこちらから。 https://www.herstoryshop.jp/review-list-new HERSTORY REVIEW11月号(10月10日発行)好評発売中 年間購読税込54,000円(月払5,500円) 11月号トピック: ・「不安と意欲が混在」シニア女性の今を検証 ・Case1 旭化成ホームズ株式会社「シニア向け賃貸住宅ヘーベルVillage(ビレッジ)」 ・Case2 株式会社リハプライム「コンパスヴィレッジ」 ・ライフコースで変わる消費とお金の使い方 ・女性消費者動向 3人に1人がシニアの時代へ ・女性10ペルソナのトレンドワード HER TREND ・女性視点マーケティング最前線 Marke-Jinに聞く VOL.58 ・海外フード最前線 from FOODIAL HERSTORYについて 「100年残したい日本の会社(扶桑社)」10社に選出。Forbes Japan女性活躍企業賞 全国第2位を受賞。日本で唯一の女性視点マーケティング®を推進し全ての企業のマーケティングのサポートを実行しながら“あしたのしあわせ”を創造することをミッションしている。 会社概要 会社名:株式会社ハー・ストーリィ Herstory Co.,Ltd. 所在地:〒106-0032 東京都港区六本木5-11-25 鳥居坂アネックス5F TEL:03-5775-1581 事業内容:女性視点マーケティング®事業(研究調査/専門情報出版/マーケティング支援/人材育成支援) 設立:1990年8月20日 代表取締役:日野 佳恵子

  • 女性が支持する企業 3COINS(スリーコインズ)/株式会社パル 3年連続売上純増100億円の秘訣とは?

    全国47都道府県に進出完了!商品鮮度で勝負する雑貨ブランド 2023年10月号『HERSTORY REVIEW』の特集記事より転載 2022年の調査において、女性有業者は72.8%と過去最高を記録しました。これにより、消費者としても女性の意見は外せないものになり、「女性に支持されるものが売れる」時代が確立されようとしています。 今回は、「女性に支持される」ためのブランドづくりに成功している事例として、株式会社パルをご紹介いたします。 同社は、300円(税別)で購入できるアイテムを中心に、さまざまな生活雑貨を扱う「3COINS」を運営しており、2021年から3年連続で売上純増100億円※1を上回っています。 今年2月には、47都道府県全てに店舗進出を果たしており、9月には300店舗出店を達成するということですが、なぜこれほど好調なのでしょうか? 好調の鍵は、女性の心を掴む「〇〇買いできる価格帯」にありました! ※1 令和6年2月期第1四半期(期間:2023年3月1日~5月31日) 同社ブランドディレクター肥後俊樹 様にインタビューをして、モノづくりから販売に至るまでの秘訣について伺いました。 女性インサイト研究クラブin herstory会報誌 ◆インタビュー内容: 開発基準は「ちょっとした幸せ」を届けられるかどうか SNSを積極的に活用したプロモーション 入れ替えをスピーディに! 商品鮮度を徹底重視 開発基準は「ちょっとした幸せ」を届けられるかどうか アパレルを手掛ける株式会社パルが、1994年にスタートした雑貨ブランド「3COINS」。消費者の”ちょっと幸せ”を手伝うことをコンセプトとし、デザイン性の高い商品をリーズナブルに販売している。「衝動買いしやすい価格を考えました。 当初は(300円)均一ショップでしたので、3つ買っても1,000円でお釣りが来るという値頃感を狙いました」と、ブランドディレクターの 肥後俊樹さんが説明するように、メインとなる商品は300円を中心としつつ、税別100円~3,500円程度までの価格帯のラインアップで展開している。 店内には常時2,000~2,500点の膨大なアイテムが並び、そのカテゴリーも食器やキッチンツール、収納などの生活雑貨から、帽子や衣類などの服飾関連、スマホアクセサリーや照明、生活家電に至るまで幅広い。 月に700~800点の新しいアイテムが続々と追加されているが、同ブランドの商品開発の根底にあるのは、価格以上の価値を提供できる商品であるか。つまり「ちょっと幸せ」を提供できる商品であるかが重要視されている。 さらにSNS上でのお客様の意見や、公式通販サイトのコメント欄なども参考にし、商品作りに活かしているという。また消費者だけでなく、各店舗で働くスタッフからの意見も、貴重な情報源として重視している。 「新商品のアイデアは、まずは自分たちが本当に良いと思うモノ、欲しいと思うモノであることから始まります。やっぱりモノが好きだから考えられるアイデアやデザインがあります。私たちは、普段の生活の中でも無意識にいつも雑貨の事を考えています。その上でその時のトレンドや、お客様の声も参考にさせていただきながら具体的な商品になっていきます。」(肥後さん) SNSを積極的に活用したプロモーション 同社が導入しているのが複数のSNSを使い分けたプロモーションと社内インフルエンサー制度だ。2023年8月現在、「3COINS」の公式SNSを見ると、最もフォロワー数が多いのがInstagramで約172万人、X(Twitter)約19万人、Facebook約12万人、TickTokも合わせて累計200万人以上の消費者にアプローチしている。例えばInstagramで狙うのは新商品を中心としたカタログ的要素を担うことだ。幅広い年代層に向けて、商品の具体的な使い方を動画で配信する。またX(Twitter)は情報発信だけでなく、顧客や同ブランドの他アカウントとの相互コミュニケーションツールとして活用している。ここで注目したいのが、スタッフ個人によるInstagramの運用だ。「個を押し出した自分目線の投稿をお願いしています。社内制度として確立しており、評価制度の対象にもなっています」と肥後さん。 現在社内インフルエンサーとして活動するスタッフは約70名で、フォロワー数は約43万人となっている。例えば妊娠中のスタッフは、出産に備えたさまざまなアイテムを写真や動画、インスタライブを駆使して精力的に紹介。スタッフが消費者側に立った配信を続けることで、「3COINS」のコアなファン作りに大きく貢献しているのだ。 入れ替えをスピーディに! 商品鮮度を徹底重視 「3COINS」の売り上げを伸ばしているもう1つの要因は、商品の入れ替えをスピーディに行い、商品鮮度を保っている点だ。基本的に新商品は2~4週間で売り切るように計画している。「反響が大きかった物は定番商品として再販することもありますが、『3COINS』全体では鮮度を重視しているため、短いサイクルで商品を入れ替えています」(肥後さん)いつ行っても常に新しい商品との出合いが期待できるのは、「3COINS」の大きな強みだろう。特に同店は、駅構内や駅付近の商業施設、大型ショッピングモールなど人の出入りが多い場所に店舗を構えていることが多い。こうした商品の頻繁な入れ替えにより、通勤や通学、食材の買い出しついでに訪れるリピーターから、飽きられてしまうリスクを避けることもできる。評判の高かったアイテムは定番商品として継続的に販売を行う。例えば、収納カテゴリーでとりわけ人気の高い「クリアボックスバッグ」については、「買い足していくので絶対に廃盤にしないでほしい」といった切実な意見も届いており、こうした消費者の声に耳を傾けながら、肥後さんたちは商品計画を練っていく。今後の課題となっているのは、ここ数年急激に進んだ店舗の大型化に合わせて、商品企画力を問われていることだ。「さらなる商品企画の強化を図っていきたいですね。今まで商品化してこなかったジャンルや、男性向け商品なども開発していきたいと思います」と肥後さんも意欲を見せる。30年近く女性を虜にしてきたモノづくりのノウハウが、新ジャンルでどのように活かされていくのか。今後のラインアップから目が離せない。 ◆インタビュー: 株式会社パル 3COINSブランドディレクター 肥後俊樹 様 http://www.palgroup.co.jp/ https://www.palcloset.jp/3coins/

  • エントリー開始!「女性のあした大賞2023」で、あなたの製品・サービスを女性の未来へと繋げませんか?

    ■「女性のあした大賞」とは? 女性のあした大賞とは、女性の明日が輝く、社会に貢献していると考えられるその年の商品・サービスを表彰するものです。 女性のあした大賞は、「女性のあしたが輝く社会に貢献するモノ・コト」を創り出し、普及する企業を表彰します。 ネット社会ではヒット商品もすぐに陳腐化します。一時の流行に終わる商品ではなく、「あしたの社会」に必要かつ残ってほしいという期待、未来へ貢献する技術や志も評価しています。 女性を取り巻く家族、地域、社会を考え次世代の幸せに繋がる活動の企業表彰を目指しています。 ■一般エントリー受付開始 女性インサイト総研として、本年は一般エントリー枠をご用意しました。「あした・みらい」への貢献と期待も込めて、選考いたします。各企業の皆様からのエントリーお待ちしています。 ▼期間 10/19~2023年11月2日(木)16時迄 ▼審査費 1商品/サービスにつき5,500円(税込) ■女性のあした大賞選考ポイント 1.女性の生活を助ける、よりよくする便宜性、実用性の高さ 2.女性の気持ちが上がる、わくわくする五感、情緒性の印象度 3.女性の社会進出や活躍、参加、共創などの行動化 4.女性が買いやすく手に取りやすく使いやすい直感性の配慮 5.女性が他にクチコミしたいと主体的に感じるインパクト

  • 女性が支持する企業 ReFa(リファ)/株式会社MTG 高単価な美容商品が10代~50代女性に売れ続ける理由とは?

    商品開発に利用者の声を反映!手に取りたくなる美容アイテム 2023年10月号『HERSTORY REVIEW』の特集記事より転載 美容ローラーやヘアドライヤー、シャワーヘッドなど、手掛けるアイテムが次々と話題になっている「ReFa(リファ)」ブランド。銀色の輝きを放つ彫刻のようなデザインや、「気持ちいい」を追求した高い機能性に10代~50代の幅広い女性たちから注目が集まっています。 商品単価が決して低くないにもかかわらず、発売以来コンスタントに売れ続ける理由はどこにあるのでしょうか? 2022年の調査において、女性有業者は72.8%と過去最高を記録しました。これにより、消費者としても女性の意見は外せないものになり、「女性に支持されるものが売れる」時代が確立されようとしています。 「女性に支持される」ためのブランドづくりに成功している事例として、同社コア事業統括本部 BEAUTYブランド本部本部長、執行役員 加藤寿恵様にインタビューをして、女性に支持されるブランドであり続ける秘密と、高単価商品でも売れ続ける理由について伺いました。 当記事は、2023年10月号のHERSTORY REVIEWの特集「女性有業率72.8%※で過去最高を更新 女性労働者≒女性消費者 両軸で企業に求めること」内の事例取材を抜粋したものです。 ※総務省2022年15~64歳までの生産年齢人口 女性インサイト研究クラブin herstory会報誌 ◆インタビュー内容: セルフエステの道を切り開く 商品開発でこだわる5つのポイント 利用者の声を開発に反映 セルフエステの道を切り開く 「ReFa」ブランドを展開するのは、愛知県名古屋市に本社を構える株式会社MTGだ。1996年に中古車販売事業からスタートし、水の宅配、業務用健康機器の開発・販売などを経て、2009年、自宅でのセルフエステを充実させたいと「ReFa」ブランドを立ち上げた。 「Refine Body(リファイン ボディ<体を磨くという意味>)」という言葉が由来になっている同ブランドでは、体や顔のケアを自宅で楽しんでもらうための美容機器を取りそろえている。 ヘアケア商品、シャワー、脱毛器、美容機器、コスメ・インナーケアなど50種類以上のアイテムを世に送り出し、ローラーシリーズの累計販売数は1,000万を超えた。 特にここ数年は、2022年に発売したシャワーヘッド「リファファインバブル ピュア」を始めとしたシャワー製品他、ドライヤーやヘアアイロンも人気が高く、それぞれ100万台、50万台、100万台など非常に好調な出荷台数を見せている。 「『ReFa』は一人一人の女性が本来持つ美しさを引き出したいと思い始めたブランドです。 商品開発にあたっては、①テクノロジーの活用 ②継続したくなる気持ち良さ ③使うのが楽しくなるデザイン ④確かなエビデンス⑤特許取得と知的財産活動の5点に強くこだわってきました」と語るのは、同社コア事業統括本部 BEAUTYブランド本部 本部長の加藤寿恵さんだ。 「開発当時、美容ローラーのような自宅向け美容のツールはまだ広まっていませんでしたが、弊社のテクノロジーを生かして、場所や時間を選ばずにケアできる美容機器があればと思い、開発に着手しました」(加藤さん) 商品開発でこだわる5つのポイント 加藤さんが指摘したように、「ReFa」製品の大きな特徴は、最新テクノロジーをふんだんに取り入れて製品設計をしている点だ。 製品ごとに大学や専門家との共同研究を進め、信頼のおけるエビデンスに基づいて開発を進めている。 開発後の製品は、他社で活躍してきた技術者から成る「顧問会」で厳しく審査され、ようやくリリースにこぎつける。 「全ての製品はきちんと評価結果を追い、データを取得して蓄積しています。 『ReFa』製品は直接肌に触れるものがほとんどなので、お客様にとって安全であることが最重要です。 そのためにもきちんとしたデータが必須ですし、商品の完成後は特許取得にも力を入れています」と加藤さんは説明する。 テクノロジーについて言えば、髪の毛は60℃ぐらいからタンパク質変性が始まり、傷みやすいと指摘されている。そのため美容師は、ドライヤーを揺らして熱を分散させながら、1カ所に熱が当たらないよう調整している。「ReFa」のドライヤーは、この『美容師の目』に代わる「センシングプログラム」を内蔵することで、頭皮から毛先に至るまで適温を保ちながら乾燥することを可能にした。 もう1点、加藤さんたちがこだわるのは「継続したくなるような 心地よいケア」だという。これは前述したシャワーヘッド「リファ ファインバブル ピュア」によく表れている。毛穴や毛髪よりも 小さい「ウルトラファインバブル」(1㎛未満)が、毛穴の奥の汚れを除去し、「マイクロバブル」(1㎛~100㎛未満)が毛穴に詰まった汚れを洗い流す。どちらも肌に刺激を与えない、優しい水流が高い評価を得ている。 利用者の声を開発に反映 「ReFa」ブランドでは製品デザインも重視している。製品を見渡してみると、計算しつくされた彫刻のような美しさに目を惹かれる。シンプルながらも上品な「ReFa」のデザインはどのような経緯で生まれたのだろうか?「人間工学をベースにしたデザインを展開しています。人の手になじむという点をとても大事にしており、その結果、曲線を採用した製品が多く出来上がりました。持ちやすく使いやすくなることで、お客様のライフスタイルに深く浸透してくれればと願っています」(加藤さん) テクノロジーの共同開発からエビデンスの収集、使い勝手の良さを追求したデザインの考案、特許取得、「顧問会」の審査などを経るために、同社の製品開発期間は平均1年半~2年はかかるという。 一方、新製品を作る際は利用者からの声も広く収集している。グループインタビューを積極的に実施し、商品モニターに実際に使ってもらう。別途設けている「お客様相談センター」に寄せられた情報は、毎月現場スタッフと確認し、都度開発部門、マーケティング部門へ共有している。「製品を出す前はもちろん、出した後でも、1mmでも良くしていきたいという思いはあります。お客様からのお声は非常に重要だと考えているので、今後も慎重に耳を傾けていきたいと思っております」(加藤さん) 気になる今後の展開について尋ねてみると、「皆さんが驚くぐらい、本当に多くの製品を準備しています。特に秋・冬には、ヘアケアに関する充実のラインアップを展開していきますので、ぜひご期待くださいね」と力強い答えが返ってきた。 これから本格的に始まる秋冬シーズン。新しい「ReFa」製品の登場が今から楽しみだ。 ◆インタビュー: 株式会社MTG コア事業統括本部BEAUTYブランド本部 本部長、執行役員 加藤寿恵 様 https://www.mtg.gr.jp/

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