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- 上場企業の女性役員数は、約1510 人
内閣府男女共同参画局によると、2017 年7 月時点で、上場企業役員(取締役、監査役、指名委員会等設置会社の代表取締役及び執行役)に占める女性の人数は、約1510人。 上場企業に占める女性役員の割合も徐々に高まりつつあるようだ。 Home > コラム > 上場企業の女性役員数は、約1510 人 上場企業の女性役員数は、約1510 人 2018年7月1日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 内閣府男女共同参画局によると、2017 年7 月時点で、上場企業役員(取締役、監査役、指名委員会等設置会社の代表取締役及び執行役)に占める女性の人数は、約1510人。上場企業に占める女性役員の割合も徐々に高まりつつあるようだ。 しかし、日本における女性管理職の比率は13.0%(2016 年)と、国際的にみても依然として低い水準にとどまっている。 とりわけ経営の意思決定に関わるトップ層である女性役員数は、2012 年から2017 年の5 年間で、約2.4 倍に増え、着実に成果が上がってはいるものの、その割合は、依然として3.7%(2017 年7 月)に過ぎない。 内部登用だけでなく、社外取締役など外部登用の動きを進めることによって、その比率を引き上げることが課題になっている。 HERSTORY REVIEW 2018年7月号 今月の気になる記事・データ:女性管理職比率 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- フェムテックが大ブーム!コロナ禍で顕在化した女性の不調とウェルネス
働く女性の増加、共働きの増加、核家族、個世帯による孤立や不安の増幅。追い打ちをかけてコロナに。 他人との交流も減り、ストレス、うつなど女性の体不調は今、ピークにきている。 女性の体に関わるヘルス、ウェルネス、フェムテック(femtech)などのキーワードは、2021年に突入して、一気に大きくなっている。 Home > コラム > フェムテックが大ブーム!コロナ禍で顕在化した女性の不調とウェルネス フェムテックが大ブーム!コロナ禍で顕在化した女性の不調とウェルネス 2021年4月26日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 働く女性の増加、共働きの増加、核家族、個世帯による孤立や不安の増幅。追い打ちをかけてコロナに。 他人との交流も減り、ストレス、うつなど女性の体不調は今、ピークにきている。 女性の体に関わるヘルス、ウェルネス、フェムテック(femtech)などのキーワードは、2021年に突入して、一気に大きくなっている。 目次 1. あなたは1年以内に「体の不調」や「体調不良」を感じたことはありますか? 1.1. Q.不調が「ある」と回答した方に伺います。 それはどんな症状ですか? 1.2. Q.特に慢性的に起こる内容を具体的に教えてください。 1.3. Q.あなたは1年以内に「体の不調」や「体調不良」で 通院をしていますか? ※持病も含む 1.4. Q. 通院した際、何科を受診しましたか? 1.5. Q. あなたが通院しない理由として あてはまるものを全てお選びください。 1.6. 子育て中のママは、自分の体調を後回し 1.7. Q.体調不良や悩まされている症状について、あなたが行っている改善策や対処法を お選びください。 1.8. ベビ待ち夫婦層の妊活需要 2. まとめ 3. 調査概要 ■あなたは1年以内に「体の不調」や「体調不良」を感じたことはありますか? 1年以内に「体の不調」を感じたことが「ある」と答えた人は78.4%。約8割もの女性が体の不調を感じていることは驚くべき。興味深いのは、年代別に見た場合、10代は100%が不調を感じたことがあると回答しているのに対し、60代以上は不調を感じたことがあると答えた人が一番少なく65.7%である点だ。 体が成長途中でホルモンバランスが整わない10代は実は一番不調を感じやすいと推測される。また元気でアクティブなシニア層の存在も浮き彫りとなった。 ■Q.不調が「ある」と回答した方に伺います。 それはどんな症状ですか? 上位3つ「肩こり」「からだの疲れ(倦怠感など)」「目の疲れ」が「ある」との回答が70%以上となっている。外出自粛やテレワーク導入による運動不足や、コロナ禍による生活スタイルの変化によるストレスなどが背景にあると推測される。 また、注目すべきは「不安・心の不安定」「肌荒れ・ニキビ」「生理がつらい・ひどい」など、女性 特有のホルモンバランス変化に関係する体の不調だ。女性の体は周期的に女性ホルモンが変化することで常に揺らぎを抱えている。そのため、コロナ禍のストレスが、女性ホルモンのバランスに影響し,、体調不良へつながる場合も多いのではないだろうか。 2021年に突入してから、フェムテック(femtech)が女性マーケットトレンドで大ブームになっていることからも、女性ならではの不調をケアする商品やサービスの需要は今後も増えていくだろう。 ■Q.特に慢性的に起こる内容を具体的に教えてください。 女性が慢性的に抱える不調として「頭痛」「肩こり」「腰痛」「生理痛」との回答が 多く寄せられた。合わせて「ひどい」「重い」「つらい」といった言葉も出ている。 これらの症状をケアする商品やサービスには大きな需要があることがわかる。 すでにケア用品市場では多くの商品が出ているが、最近ではITと掛け合わせる ことでこのような不調に対応するサービスが続々と誕生している。 ■Q.あなたは1年以内に「体の不調」や「体調不良」で 通院をしていますか? ※持病も含む 体に不調を感じている人が8割近くいるという結果にも関わらず、通院をしている人はわずか 36.2%にとどまる。クラスター別で見た場合、単身就業者(23~39歳)は、78.9%が通院してい ないと回答。仕事により通院する時間が取れな い現状が浮き彫りとなっている。従業員の健康 を守り、生産性を上げるためにも、企業にはフレキシブルな勤務体系が求められる。 ■Q. 通院した際、何科を受診しましたか? 1位は内科という結果。内科はどの診療科を受診すべきか迷ったときに受診することもできるため、広く利用されているようだ。また、更年期の症状が出始める40代は婦人科を22.2%が受診しており、他の年代より高い結果となっている。 ■Q. あなたが通院しない理由として あてはまるものを全てお選びください。 「必要性を感じない」「症状はあるが我慢を している」が主な通院しない理由として回答さ れた。具体的な症状として上がっていた「肩こり」 「体の疲れ(倦怠感)」「目の疲れ」など不調を感じながらも、多くの女性が病院を受診するほど ではないと我慢をしている姿が見られる。 ■子育て中のママは、自分の体調を後回し 単身就業者(23~39歳)についで通院率が低いクラスター が、乳・幼児期ママ(第1子0~6歳)だ。子育てに仕事にと 一番多忙な年代の女性たちである。子どもがまだ小さく病気にかかりやすいため小児科への受診は多いはずだが、自分が 病院を受診する余裕がない様子がうかがえる。乳幼児期の子どもを育てる女性たちが、自分の体を労わるための時間がもてるよう、家庭内での役割分担や家族全体でのワークライフバランス調整などが必要だ。また、家事や育児の手助けになる商品・サービスは今後ますます需要が増すだろう。 ■Q.体調不良や悩まされている症状について、あなたが行っている改善策や対処法を お選びください。 自宅で手軽に行えるセルフケアを取り入れている人が多い。1位は58.6%で「入浴など体を 温める」。新陳代謝を高める効果やリラックス効果が期待できるため、特に30代以上の女性から支持されている。また、「睡眠を十分にとる」「気分転換をする」「意識して運動をする」 が4割以上の回答を集めた。関係するケアグッズが女性向けメディアでよく取り上げられている ことからも、女性たちの関心の高さがうかがえる。 ■ベビ待ち夫婦層の妊活需要 出産願望を持つ夫婦の回答を見ると「生理周期を記録する」「食生活を改善する」「基礎体温を測る」など妊活のためと推測される改善方法・対処法が並ぶ。妊活向けのサプメントや記録アプリ、メンタルケアサービスなど、需要は大きいと考えられる。 ■まとめ コロナ禍で顕在化した女性たちの体の不調はピークを迎えつつある。女性たちの健康状態や、体調不良への対処方法を調べることで、心身のケア商品・サービスへの需要が見えてきた。 女性の健康課題をテクノロジーで解決・支援するフェムテック(femtech)市場拡大にも今後ますます注目したい。人生100年時代、毎日の充実のために健康ニーズはますます高まる。 より詳細な女性の不調とウェルネスについてまとめたレポートを販売中!ぜひご一読ください。 ■調査概要 【調査期間】 2021年2月4日~2月7日 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】全国女性(15歳以上)222人 【お問い合わせ】 https://herstory.co.jp/contact 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- SNS専任部門を設置しファンサイトの会員数急増。お客様の声や社会のニーズをスピーディに掴み、商品開発や販売に活かし続ける。 | 女性トレンド総研 HERSTORY
2020年には創業100周年を迎える敷島製パン株式会社様。Pascoブランドの「超熟」は食パン市場でNo.1シェアを占めるなど、数々の人気商品を送り出されています。 ハー・ストーリィでは同社のファンサイト(パスコ・サポーターズ・クラブのサイト「Pascoとおいしい時間」)やSNSのアドバイザーをさせていただいています。SNS専任の部門を設置し、お客様の声や世の中のトレンドを掴む同社の商品開発や販売、目指す未来について、盛田社長に伺いました。 食品 コミュニティ構築 SNS専任部門を設置しファンサイトの会員数急増。お客様の声や社会のニーズをスピーディに掴み、商品開発や販売に活かし続ける。 敷島製パン株式会社 代表取締役社長盛田 淳夫氏 2020年には創業100周年を迎える敷島製パン株式会社様。Pascoブランドの「超熟」は食パン市場でNo.1シェアを占めるなど、数々の人気商品を送り出されています。 ハー・ストーリィでは同社のファンサイト(パスコ・サポーターズ・クラブのサイト「Pascoとおいしい時間」)やSNSのアドバイザーをさせていただいています。SNS専任の部門を設置し、お客様の声や世の中のトレンドを掴む同社の商品開発や販売、目指す未来について、盛田社長に伺いました。 敷島製パン株式会社 代表取締役社長 盛田 淳夫氏 昭和52年 4月 日商岩井株式会社入社 昭和57年10月 敷島製パン株式会社入社 昭和62年11月 常務取締役生産本部長 平成 4年11月 代表取締役副社長 平成10年11月 代表取締役社長 共創プロジェクトの目的 お客様の声をストックしておく部門を中心にして社内のコミュニケーションを活発にしなければと思い、SNS専任の部門「SNSマーケティングコミュニケーション室」を立ち上げ、ファンのコミュニティサイトの活性化を目指しました。 共創プロジェクトの内容 お客様とダイレクトにコミュニケーションがとれるサイトの企画から運営まで、その大切にしなければいけないポイントなどノウハウを女性視点マーケティングでサポート。ニーズをスピーディに掴み、 独自のマーケティングに活用。 導入成果 メーカーは、消費者との接点をとることが難しい中で、顧客とのコミュニケーションをダイレクトにできるサイト「パスコ・サポーターズ・クラブ」の運営をご支援いただきました。女性はクチコミ、SNSは情報伝達のツール、という女性視点とニーズを多数ダイレクトに得られるようになりました。今後も大切に活かしていきます。 INTERVIEW ■ 単なる井戸端会議ではないクチコミの重要性 日野:盛田社長は数年前、私の著書をお読みくださり、そこから経営者団体に講演で呼んでくださったことが縁でしたね。当初は私たちハー・ストーリィにどんなことを望まれていたのでしょうか。振り返っていただければと思います。 盛田さん:男女の視点の違いなど、日野さんのお話はとても興味深く聞かせていただきました。私自身の普段の視点とはまったく異なる視点が、世の中には存在すると、はっきりと気づかされた気がしました。「クチコミ」に関しても、今までは井戸端会議的なものだと思っていたのですが、日野さんによれば「今の時代、クチコミはSNS」。当社はこれまでにもSNSというワードをテーマに話し合いの場を設けてきましたが、それを導入することによるリスクの方に議論が展開されてしまい、なかなか踏み出せずにいました。だからこそ、その分野に通じている日野さんにお声がけし、SNSがどんな効果を生むのかをお話しいただきながら、それをいかに活用して、お客様との新たなチャネルをつくっていくかを提案してほしいと思いました。 ■店頭催事やCMには無いインタラクティブな交流を 日野:SNSが私たちの生活の中に急に入ってきて、ライフスタイルを大きく変えていますね。Pasco様でも2003年にパスコ・サポーターズ・クラブを立ち上げてお客様の声を商品開発や販売促進に取り入れようとする動きがあったようですね。SNSを導入する以前からお客様の声を積極的に聞きたいという姿勢を強く感じました。 盛田さん:実際のところは、クラブの担当以外は、社内でもほとんど活動内容が見えていないという状況でした。情報のスピードが速い今の時代は、お客様の声を拾い、共有し、事業に反映させることが迅速にできなくてはなりません。社外とのコミュニケーション以前に、まずお客様の声をストックしておく部門を中心にして社内のコミュニケーションを活発にしなければと思い、SNS専任の部門「SNSマーケティングコミュニケーション室」を立ち上げることを決めました。 ■SNS専任部門を立ち上げ、顧客コミュニケーションを強化 日野:兼任ではなくて、専任の部門にされたのは、大胆でしたね。 パスコ・サポーターズ・クラブの運営管理も、「SNSマーケティングコミュニケーション室」が手掛け、会員様向けコミュニティサイト「パスコ・サポーターズ・クラブ 『Pascoとおいしい時間』」 ( https://www.pasco-sc.fun )が2017年にオープン。たった1カ月でこれまでの倍に会員数を増やすことができました。 パスコ・サポーターズ・クラブ 『Pascoとおいしい時間』サイトトップ 盛田さん: 専任スタッフたちがフットワークよく取り組んでくれているようで感謝しています。それまで、パスコ・サポーターズ・クラブは商品モニターを実施したりとクローズドな会として情報をいただくことが目的になっていたのですが、今回は中身が大きく変わり、会員様自ら楽しんでいただけるコミュニティとなり、今まで以上に双方向に情報を活発にやりとりできるようになったことは大きいです。 パスコ・サポーターズ・クラブ 専任スタッフと会員によるお茶会の様子 ■ 変化する時代のなかで、「現状維持」は「後退」を意味する 日野:パスコ・サポーターズ・クラブの会員様向けサイトがオープンした時期と、「インスタ映え」が流行る時期とがちょうど重なりましたね。 盛田さん: 日野さんに相談を持ち掛けた当初はFacebookが全盛だったのに、今はInstagramの方が若い女性たちを中心に広がりを見せているようですね。1年でもトレンドは大きく変化する。私は常々、社員に「現状維持=後退」と伝えています。常に前に踏み出していく改善と革新の姿勢を持っていなければ、世の中からあっという間に取り残されてしまう。今の環境が居心地が良くても、自分の意志とは関係なしに外部環境は変化するものなのです。気がつけば、時代の流れに置いていかれてしまうリスクがある。外の声を取り入れるための社内体制を整えることは、この考えに則ったものでした。 ■「パスコ・サポーターズ・クラブ」での声と、売り場での肌感覚を、商品開発の鍵に。 日野:なるほど、「SNSマーケティングコミュニケーション室」が発足したことで、社内にも情報のキャッチアップの仕方に変化が生まれるなど、よい効果はありましたか。 盛田さん: 経営会議でもSNSの話題はよく出ます。また、営業スタッフにも、お客様が店頭に行き、Pasco商品を手にとるまでに接しているメディアはチラシではなくスマホであることは浸透しつつあります。例えば今は、スーパーの売り場でスマホを見ながら買い物をしている人が増えてきました。その目的はさまざまだと思いますが、料理動画を見ながら、それを自分でも再現しようと、野菜や精肉の売り場に行く人は少なくないでしょう。購買行動まで変えてしまうSNSやスマホの特性を、私たちは深く理解しなければならないと思います。 同時に、リアルな世界での肌感覚を鍛えることも、とても大切だと思います。次のトレンドの予測をするためには、パン売り場だけ見ていてはだめ。他の売り場、他の業界のトレンドを見ることが大切だと思います。 SNSマーケティングコミュニケーション室の会議風景 ■ 社会貢献をめざして「つくり」、最終消費者に向き合って「売る」 日野:なるほど、2020年に創業100年を迎えられるPasco様だからこそ、パンを消費する生活者の変化に敏感になり、新たな挑戦の糧とされているんですね。 盛田さん: 売り場を見ていると、日々変化を感じます。核家族化が進み、単身世帯も増えている昨今、1斤6枚では多く、ハーフパック(半斤分・3枚入り)が着実に売り上げを伸ばしています。ケーキでも、大きなものよりも小さなホールケーキやアソート系がよく出ます。 日野:国産小麦「ゆめちから」を100%使った製パンに挑戦されたのも、市場のニーズを捉えて他社との差別化を図るためだったのでしょうか。 盛田さん: 差別化が第一ではありません。当社の創業の理念として「金儲けは結果であり、目的ではない。食糧難の解決が開業の第一の意義であり、事業は社会に貢献するところがあればこそ発展する。」があります。 初代社長盛田善平は、米騒動の時、「小麦粉からパンをつくって米の代わりに供給すれば、米不足の解消になって世の役に立つのではないか」と考え、当時経営していた製粉工場の小麦粉を使って、製パン事業を始めました。 現在においても、食料自給率の低さは、日本の大きな問題のひとつです。2007~2008年ごろには、世界的な穀物相場の暴騰がおきました。当時の製パン業界では、小麦粉は100%輸入に頼っている状況であり、食料自給率向上とは無関係のように思われがちでした。海外からの小麦が輸入されなくなったらパンづくり自体ができなくなる危機感を抱き、ほとんど目を向けられていなかった国産小麦でパンづくりに挑戦しようと取り組みをはじめました。先進国の中で最低水準の日本の自給率を、どうにかして上げるために、私たちも貢献したいと思い、国産小麦「ゆめちから」で、100%国産小麦のパンをつくることをめざしてきました。創業100年を迎える2020年には「社内で国産小麦の使用比率20%」を目標に掲げています。 売り上げを伸ばしているハーフパック(半斤分・3枚入り)の商品群 ■生活者の変化をつぶさに捉えたいという企業姿勢を、SNSがバックアップ 日野:創業の精神を大切にしながら、新しい時代に向けて、着実にブランド化されているのですね。 盛田さん: 「つくる」という点においては、広く社会に貢献したいという思いが強いです。そして、「売る」という点においては、やはり最終消費者の方々を大切にしたいと思っています。かつては、開発スタッフがつくった商品を営業スタッフが売りに行くという流れが主流でしたが、現在は逆。マーケットを熟知している営業スタッフの声を吸い上げた商品開発が必要です。米騒動の時も米の価格高騰に対する人々の不満を吸い上げて、私たちはマーケットを確立してきました。「売る」場面においては不満や期待と向き合う真摯な姿勢を大切にしています。 日野:それであればなおさら、SNS専任の部門をつくって正解でしたね! 盛田さん:その通りなんです。お客様の不満や期待と向き合い、また、お客様同士が作用し合って生まれる新たな話題にも向き合っていきたいです。SNSはそのトレンドを追うために最適な手段だと思います。時には、商品が、つくる側の狙いと違った使われ方をして話題を呼ぶ、なんてこともありますよね。情報が拡散してゆく時代に、そういうことも楽しみながら、お客様との信頼関係を築いていきたいと思います。 『超熟』のCMに登場するキッチンカーの出張イベントも開催、お客様とのコミュニケーションを図る ■ ハー・ストーリィに期待すること 日野:ハー・ストーリィとしては、2016年からパスコ・サポーターズ・クラブのサイト「Pascoとおいしい時間」やSNSのアドバイザーをさせていただいていますが、その後、ターゲット層についてのレクチャーやご相談へのご対応、今後、私たちに求めることがあるとすれば、どんなことでしょうか? 盛田さん:やはり、外部からの視点を取り入れることを大切にし続けていきたいと思っています。自分たちの視点だけでマーケットをとらえていては、「井の中の蛙」ですから。当社は歴史が長い分、当社固有のモノやコトがたくさんあると思います。それらを一緒に振り返り、また、新しい時代に求められていることを模索していければうれしいです。 日野:かつてのマーケットに合わなかったことが、今、改めて求められている、ということはよくあります。最近のレトロブームもありますから、創業当初の菓子パンなどを掘り起こしていくと新たな発見があるかもしれませんね。また、私たちの最近の調査で、「パン」という存在は人間にとって「癒しのアイコン」という結果が出ています。雑貨や文房具の絵面としてパンが用いられていたりと、パンの「柔らかさ」や「香ばしい香り」というイメージは人々の幸せな気持ちに結び付くのです。そうした、「幸せ」をつくる企業様のお手伝いができて、私たちも光栄です。今後もPasco様のサポートを継続させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。 ■対談を終えて 手元に一冊の本があります。「ゆめのちから 食の未来を変えるパン」(ダイヤモンド社)盛田社長の著書です。 この本には、創業者の「食糧難の解決が開業の第一の意義であり、事業は社会に貢献するところがあればこそ発展する。」という理念を盛田社長が受け継ぎ、「国産小麦のパンを作って多くの方々に食べていただくことで食料自給率向上に貢献する」(P10)という強い思いをもって、国産小麦のパンづくりに向かっていく経緯、関係者たちとのやりとりの実話がまとめられています。身近な場所で見かけるPascoのパンに、こんな物語があることを知ることで、消費者としての私たちもまた国内需給率のこと、日本の暮らしや食生活について考えさせられます。 いつもおだやかな笑顔で迎えてくださる盛田社長。ほんの数時間の中に、いつも経営の本質、商売への向き合い方を教えていただけています。 ハー・ストーリィが得意とする「お客様視点を掴み届ける」ことを外部サポーターとしてこれからもご支援してまいります。何よりもパン大好きな私は、Pasco様とのご縁そのものがしあわせな時間をいただいています。ご発展を応援してまいります。 その他のトップインタビュー 女性トレンド総合研究所の共創プロジェクトに参画いただいた企業のトップに、 その取り組みと成果について聞きました。 その他共創プロジェクト 女性トレンド総合研究所が現在、企業と共創型で行っているプロジェクトの進捗状況を随時更新、報告します。 共創プロジェクト一覧へ戻る お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ
- スタッフの個人アカウントが共感を生む。複数のSNSで挑む「3COINS」の販売戦略
コロナで多くの日常が激変し、企業が消費者との関係を模索するなか、SNSで消費者と密につながり、売り上げを伸ばしている「3COINS(スリーコインズ)」。消費者の心を巧みに捉えてきた同店のSNS戦略には、どのような工夫があるのだろうか? Home > コラム > スタッフの個人アカウントが共感を生む。複数のSNSで挑む「3COINS」の販売戦略 スタッフの個人アカウントが共感を生む。複数のSNSで挑む「3COINS」の販売戦略 2021年2月10日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 コロナで多くの日常が激変し、企業が消費者との関係を模索するなか、SNSで消費者と密につながり、売り上げを伸ばしている「 3COINS(スリーコインズ) 」。消費者の心を巧みに捉えてきた同店のSNS戦略には、どのような工夫があるのだろうか? 女性視点ポイント 1.ターゲット層によってSNSツールを使い分ける 2.スタッフの個人アカウントで発信することで消費者に共感を持たせる 3.スタッフたちのモチベーション維持のため配信をインセンティブに結び付ける 目次 1. Twitterはオタク層に、Instagramは主婦層に 2. スタッフの個人アカントで発信し共感を呼ぶ 3. 次の目標はYoutube配信 ■Twitterはオタク層に、Instagramは主婦層に 株式会社パルが運営する「 3COINS(スリーコインズ) 」は、300円を中心とした雑貨を扱う。現在全国に200店舗以上を展開しており、店内にはインテリア雑貨・キッチングッズ・ファッショングッズ・モバイルアイテム・アクセサリーなど豊富な種類の商品が並ぶ。アパレルメーカーが手掛けるだけあって、ひとつひとつの商品がそのリーズナブルな価格からは考えられないほど、おしゃれでハイセンスなのが特徴だ。 3COINS+plusトレッサ横浜店 2020年9月、同店は待望のオンラインショップをオープンした。これまで実店舗のみの販売でなかなか来店できなかった消費者も、商品を手軽に入手できるようになった。 こうした実店舗とオンラインショップ、両方の集客に大きな影響を与えているのが、SNS戦略だ。ブランド唯一のSNS担当である後藤志歩さんは、「 Twitter(ツイッター) はアニメや漫画が好きな人向け、 Instagram(インスタグラム) は主婦層向けとして使い分けています」と説明する。 後藤さんによると、Twitterでの発信はアニメやアイドル、ゲームなど同社で「ヲタ活」とくくる特定ジャンルにおいて良い反応を見せるという。 一方Instagramでは、生活雑貨やキッズアイテムの情報に対して反響が大きい。月2回程度開かれる商品会議では、商品部スタッフから主婦目線での活用方法をじっくり聞き出し、そこからInstagram向けの文章を練って配信していく。 そのためか、TwitterとInstagramの投稿内容を見比べてみると、雰囲気が違うことがわかる。それぞれの読者の傾向に合わせて、後藤さんが文面に工夫を凝らしているのがよく伝わってくる。 ■ スタッフの個人アカントで発信し共感を呼ぶ Twitter、Instagramに加え、公式サイトのブログなど、ターゲット別にツールを分けて精力的な配信を続ける同社だが、なんといっても最大の特徴は、SNSの専任担当である後藤さん以外にも、各店舗スタッフが「個人名+店舗名」のアカウントで、自由に投稿していることだ。 「もともと社内のアパレル部門には、『スタッフインフルエンサー』という評価制度があります。スタッフの個人名が入ったアカウントで投稿することで、お客様にスタッフのファンになっていただき、そこから売り上げにつなげようとする会社の狙いがあるんです」と後藤さん。 スタッフを評価する際は、フォロワー数の多さと投稿記事を通じてどれぐらい購買があったのかなどが対象となる。現在活躍する店舗スタッフ兼投稿スタッフたちは、約30名。彼女たちは投稿への反響次第で、給与以外にもインフルエンサーとしてのインセンティブを手にすることができる。社員に限らずパートやアルバイトスタッフでも評価対象になるため、自然と士気も上がる。 「とはいえ、課題もあります。『3COINS』は社内の他ブランドと比較しても、投稿スタッフの数が少ないんです。さらに、アパレル部門に比べてフォロワー数も少ない。会社はもっと発信できる人を増やしたいのですが、まだスタッフにそこまで浸透できていません」。悩む後藤さんだが、少しでもフォロワー数を伸ばし、スタッフたちのモチベーションを上げようと日々奮闘している。 2020年9月にオープンしたオンラインストア 投稿スタッフのやる気を持続させる一番の近道は、フォロワー数を増やすこと。そう考え、まずはInstagramの「3COINS」公式アカウントから各スタッフの投稿を毎日リポスト(投稿をシェアすること)する。 こうすれば、公式アカウントのフォロワーからも、スタッフたちの投稿が見えるようになる。現在130万強までふくれ上がった同店のフォロワーたちは、これまで目に触れなかった現場スタッフの商品写真やメッセージなどを読み、そこで彼女たちをフォローすることも多い。 「コロナで消費者の生活が一変するのを見て、会社に提案してこのような働きかけを実行してきました。多いときは1つのリポストにつき400人ぐらいフォロワーが増えることもあります」(後藤さん)。 実際の投稿を見ると、各店舗から発信される投稿内容は、十人十色でまったく飽きが来ない。写真の撮り方や文面から、それぞれの個性がにじみ出ており、スタッフの人柄に親近感を覚えることも。Instagramの利点を見事生かした戦略であることは間違いないだろう。 3COINS店舗スタッフによるInstagram。インセンティブ制でモチベーションにつなげている ■ 次の目標はYoutube配信 SNSの持つそれぞれの特性を理解し、実際の売り上げに貢献しようと画策する「3COINS」だが、消費者からの思わぬ発信により、いくつもの商品がブレークした過去も持つ。2019年末頃に店頭に並んだ「シリコーンたわし」と、2020年春頃に販売になった「ワイヤレスステレオイヤホン」がその良い例だ。汚れをきれいに落とせると評判の「シリコーンたわし」は、あるユーザーの投稿により一気に火が付いた。 投稿内容を提示したスマートフォンを片手に、何人もの消費者が商品を求めて来店した。後藤さん自身も直接対応している。「ワイヤレスステレオイヤホン」も同様だ。同店の公式ブログで、月1回の新商品告知をしたところ、ある機械好きのユーザーが自身のTwitterやInstagramで発売前の同商品を紹介。商品が店頭に並ぶや否や売り切れてしまったのだ。 こうした事態を目の当たりにするたび、SNSの持つ絶大な力を後藤さんはひしひしと感じている。「今後はYoutubeなどの動画に挑戦してみたいと考えています。写真だけでは商品の良さが伝わりにくいので、しっかり使い方や商品の魅力を見せられるような動画を作ってみたいですね」と意気込む。 「特に『3COINS』の主なターゲット層である主婦の方は、お子さんがいて普段からじっくり商品を見ることができません。また、自粛ムードで店舗に行くのを控えている人も多いと思います。今後この状況が続けば、SNS経由の購入はますます増えていくでしょう」(後藤さん)。 長引くコロナの影響で、売り上げが激減して頭を抱える企業も多い。しかし、持てる手段を駆使して挽回に賭けることも不可能ではない。そんな計り知れない可能性をSNSは感じさせてくれる。 SNSユーザーから人気に火が付き、約20万個を売り上げるシリコーンたわし。 店頭にはスマートフォンを手に商品を求める姿も(300円・税別) SNSユーザーから人気に火が付き、約20万個を売り上げるシリコーンたわし。店頭にはスマートフォンを手に商品を求める姿も(300円・税別) 新商品告知ブログに載せた途端、SNSで拡散され30万個以上を売り上げたワイヤレスステレオイヤホン。売り切れが続出した(1500円・税別) 株式会社パル 3COINS本部 SNS担当 後藤志歩様 〒541-0045大阪府大阪市中央区道修町3-6-1京阪神御堂筋ビル10階 ■事業内容:婦人服・紳士服・雑貨等の企画・製造及び卸・小売 ■年商:107,407百万円 ■創業:1973年10月 https://www.3coins.jp/ 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
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セミナー・イベント HERSTORYのセミナーや代表日野の登壇イベントのお知らせです。女性トレンドや、女性インサイトマーケティングの最新情報やノウハウを得ることができます。 アーカイブ配信 2025年女性インサイトセミナー 2025年女性トレンド最前線!ペルソナ別インサイトで見る消費動向|2025年2月14日開催 詳細を見る> 無料アーカイブ【2/15】2024年女性トレンドセミナー 無料アーカイブ視聴受付中 もっと見る 詳細を見る アーカイブ【11/16】あなたの商品・サービスをその場で自己診断! 無料ツール活用 解説セミナー アーカイブ視聴受付中 もっと見る 詳細を見る アーカイブ【7/20】女性視点ヒントセミナー「女性の心を癒やすビジネス」メンタルヘルスケア事例 アーカイブ視聴受付中 もっと見る 詳細を見る アーカイブ【6/22】大反響! 成果を生み出す 女性視点マーケティング 〜皆さまの質問に答える編〜 アーカイブ視聴受付中 もっと見る 詳細を見る 【アーカイブ】前半:4/6『これが女性視点マーケティングだ!あなたの会社を劇的に変える』 アーカイブ視聴受付中 もっと見る 詳細を見る アーカイブ【後半:5/11】これが女性視点マーケティングだ!あなたの会社を劇的に変える アーカイブ視聴受付中 もっと見る 詳細を見る 過去開催セミナー 一覧 受付終了 【2024年8月開催】女性視点タウンウォッチセミナー 8月01日(木) もっと見る 詳細を見る 受付終了 【2024年7月開催】女性視点タウンウォッチセミナー 7月11日(木) もっと見る 詳細を見る 受付終了 【2024年6月開催】女性視点タウンウォッチセミナー 6月20日(木) もっと見る 詳細を見る 受付終了 【2024年5月開催】女性視点タウンウォッチセミナー 5月23日(木) もっと見る 詳細を見る 受付終了 2/21【経営者・部門責任者向けセミナー】7つのメソッドで優秀な人材を引き寄せる!人気求人ランキング1位企業の採用・育成秘策 2月21日(水) もっと見る 詳細を見る 受付終了 2024年女性トレンドセミナー 2月15日(木) もっと見る 詳細を見る 受付終了 【11/22】女性の実学塾第五回講座「戦略PR発想と経営」 11月22日(水) もっと見る 詳細を見る 受付終了 【11/16】あなたの商品・サービスをその場で自己診断! 無料ツール活用 解説セミナー 11月16日(木) もっと見る 詳細を見る 受付終了 【11/8】女性の実学塾第四回講座「経営におけるお金の流れと経営数字」 11月08日(水) もっと見る 詳細を見る 受付終了 【7/20】女性視点マーケティングヒントセミナー「女性の心を癒やすビジネスメンタルヘルスケア事例」 7月20日(木) もっと見る 詳細を見る 受付終了 【6/22】大反響! 成果を生み出す 女性視点マーケティング 〜皆さまの質問に答える編〜 6月22日(木) もっと見る 詳細を見る 受付終了 【後半:5/11】これが女性視点マーケティングだ!あなたの会社を劇的に変える 5月11日(木) もっと見る 詳細を見る 受付終了 【前半:4/6】これが女性視点マーケティングだ!あなたの会社を劇的に変える 4月06日(木) もっと見る 詳細を見る 受付終了 女性視点マーケティングを活かしたビジネスチャンス 3月16日(木) もっと見る 詳細を見る 受付終了 女性視点で価値創造する商品・サービスの成果とキーポイント|「HERSTORY×女性の実学塾」セミナー 3月01日(水) もっと見る 詳細を見る 受付終了 2023年トレンドセミナー 2月14日(火) もっと見る 詳細を見る 受付終了 2022年トレンドセミナー 2月14日(月) もっと見る 詳細を見る 受付終了 女性視点マーケティング ワークショップ 5月20日(木) もっと見る 詳細を見る さらに表示 お問い合わせ 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ
- ハロウィンについてのアンケート
女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、年々加熱が報じられるハロウィンはどのように受け止められているのかついて、20代~40代の女性204人にアンケート調査を実施しました。 Home > コラム > ハロウィンについてのアンケート ハロウィンについてのアンケート 2017年10月5日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、年々加熱が報じられるハロウィンはどのように受け止められているのかついて、20代~40代の女性204人にアンケート調査を実施しました。 目次 1. 2016年にハロウィンに参加したのは約12% 2. ハロウィンはかぼちゃと仮装 3. ハロウィン体験者はリピーター化の傾向 4. ハロウィンの準備は9月から 5. ハロウィン賛否両論 6. 調査概要 10月に入り、ハロウィンの装飾品が店頭を飾っています。 年々加熱が報じられるハロウィンはどのように受け止められているのか、インターネット調査を行いました。 ■2016年にハロウィンに参加したのは約12% 【問 2016年にハロウィンのイベントに参加したり、イベントを実施したりしましたか?】 2016年にハロウィンのイベントに参加したり、実施したりしたのは11.8%. 88.2%は「2016年のハロウィンは何もしていない」と回答しています。 ■ハロウィンはかぼちゃと仮装 【問 2016年のハロウィンのイベントに参加した際にどのようなことをしたのかお答えください。(自由回答)】 ハロウィンのイベントとしては、かぼちゃなどの料理を作ったり食べたりしたり、仮装を見たり仮装をしたりするという回答が多くみられました。 ≪回答≫ お菓子など持参 かぼちゃのタルトを作った かぼちゃを使ったお料理を作った。 かぼちゃ料理 部屋の装飾とハロウィンにちなんだ料理を作った 飲食 仲のいい家族で集まってハロウィンイベントをしているレストランに行った ハロウィン仕様の食事とワインを楽しむこと ジャックオーランタンを作る、仮装している人と写真を撮る、訪ねてきた子供にお菓子を渡す、ディスプレイしている家の写真を撮る。 デイズニーランドで仮装 パレードなどを楽しんだ ハロウィンを連想させるぼうしやカチューシャをつけ、飲食した。 みんなで色を揃えてハロウィンのふいんきを出すためオレンジ色で装飾して楽しんだ。 仮装せず六本木の人たちを見てた 近所で毎年しております 近所を仮装して回る子供たちの付き添い 子どもが コスプレ。 少し仮装 装飾と食事 贈り物をした 孫とお菓子を貰いに歩いた ■ハロウィン体験者はリピーター化の傾向 【Q 2017年にハロウィンのイベントに参加したり、イベントを実施したりする予定はありますか?】 2017年のハロウィンのイベントの予定について、「参加したい」と回答した人は2016年の参加者と非参加者がほぼ半々であるが、「何もしない」と回答した人をみると2016年の非参加者がほとんど。2016年の参加者はほとんどが2017年も参加するとみられ、参加者がリピーター化していると考えられます。 ■ハロウィンの準備は9月から 【Q ハロウィンの準備はいつごろから始める予定ですか?】 ハロウィンの用意は9月下旬から始める、と回答した人が50%。 9月上旬(10%),9月中旬(11.4%),9月下旬(50%)と合わせると 約70%が9月からハロウィンの準備を始めています。 その他の回答者のほとんどが「(ハロウィンは)やらない」と回答しています。 ■ハロウィン賛否両論 【Q ハロウィンについて感じていることをお答えください。(自由回答)】 ≪賛成派≫ アメリカの文化が日本に定着したなあと思う。 おまつりがたのしい おもしろい お菓子がもらえる(^^♪ お店にいろいろなグッズがある かぼちゃの食事をしたい かわいい その時期に出回るキッシュは美味しい(笑)。ファッションだけでなく、食文化ももっと出回ればいいのに。イベント的には楽しそうです。娘たちも楽しんでます。 たのしい にぎやかでわいわいとしたイメージ もっと普及すればよい ≪反対派≫ すでにハロウィンの意味と関係ない馬鹿騒ぎ にぎやかな雰囲気になるのはいいが、迷惑考えずバカ騒ぎしてる人たちにはイラっとする。 バレンタインのように、企業戦略のようで、元の起源などを忘れて商品販売だけが先走ってあまり好ましく思えない わたしは海外生活経験があるので、日本のハロウィーンはコスプレのイベント化していて非常に違和感を感じている。グッズの販売についてもなんでも先取りすればいいというものではない。まだ8月になったばかりだというのに某100円均一ショップではハロウィーンコーナーができていたのには唖然とした。 欧米では子供のお祭りなので、日本では趣旨が異なっていて戸惑っています。 欧米の子どもの行事 日本では無理がある 何で盛り上がるのかがよくわからない 加熱しすぎて興ざめ 外で仮装して歩くのは迷惑。店や家、イベント会場のみでして欲しい ハロウィンについて楽しい、という意見とともに加熱を憂う意見もでています。 ■調査概要 【調査期間】 2017年8月3日~8月6日 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】 全国204名 20代~40代 女性 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- 学習院大学経済学部経営学科教授
青木 幸弘学習院大学経済学部経営学科教授 <特別フェ ロー一覧へ戻る 消費行動分析/ライフコースマーケティング 青木 幸弘 学習院大学経済学部経営学科教授 略歴:1956年生まれ。78年学習院大学経済学部卒業。83年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。83年一橋大学商学部助手。84年関西学院大学商学部専任講師、助教授を経て、現在、学習院大学経済学部経営学科教授。 【専門分野】マーケティング論(消費者行動分析およびブランド戦略) Facebook X (Twitter) LinkedIn リンクをコピー 一般社団法人 女性の実学協会
- スーツに見える作業着「ワークウェアスーツ」機能的で格好良く、着心地抜群。コロナ禍でも売り上げ好調
スーツなのに、ハードな作業もできて汚れも平気な「ワークウェアスーツ(WWS)」の人気が止まらない。2018年3月の発売から2年で年商3億円を達成、コロナ禍でもECが個人需要などで好調で、2020年9月には東京駅の八重洲地下街に初の実店舗をオープンした。企画・販売を手掛ける株式会社オアシススタイルウェア代表取締役の中村有沙さんに快進撃の裏側と展望を伺った。 Home > コラム > スーツに見える作業着「ワークウェアスーツ」機能的で格好良く、着心地抜群。コロナ禍でも売り上げ好調 スーツに見える作業着「ワークウェアスーツ」機能的で格好良く、着心地抜群。コロナ禍でも売り上げ好調 2020年12月10日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 スーツなのに、ハードな作業もできて汚れも平気な「ワークウェアスーツ(WWS)」の人気が止まらない。2018年3月の発売から2年で年商3億円を達成、コロナ禍でもECが個人需要などで好調で、2020年9月には東京駅の八重洲地下街に初の実店舗をオープンした。企画・販売を手掛ける株式会社オアシススタイルウェア代表取締役の中村有沙さんに快進撃の裏側と展望を伺った。 株式会社オアシススタイルウェア 代表取締役 中村有沙 神奈川県生まれ。2011年、東京大学経済学部卒業後、株式会社オアシスソリューションに営業職として新卒で入社。入社2年目で新支店の立ち上げ担当に抜擢、翌年には全国で年間営業成績No.1となる。人事担当時に作業着のリニューアルプロジェクトを発足し、「スーツに見える作業着」の開発を担当。2017年に株式会社オアシススタイルウェアを設立し、代表取締役に就任。2020年現在、ユナイテッドアローズをはじめとしたセレクトショップや三越伊勢丹などの百貨店での取り扱い、ANAとのコラボなど注目を集めている。 目次 1. 水道工事会社が新卒採用に苦戦格好良い「スーツ」を作業着に 2. 理想の生地をメーカーと独自開発新卒の就職希望者は一気に3倍 3. 「新しいこと」へのチャレンジ応援する社風、新規事業を展開 4. 実店舗を国内、そして海外へオンにもオフにも活躍する服を 5. インタビューを終えて… ■水道工事会社が新卒採用に苦戦 格好良い「スーツ」を作業着に WWSが誕生したのは、グループ会社である株式会社オアシスソリューションの人事部にいた時、新卒採用に苦戦したことがきっかけです。水道工事・メンテナンスの仕事を若い人に志望してもらうには、仕事服が格好良いことも大切ではないかと考えました。私自身、入社2年目の営業職だった時、仕事に誇りを持っていたにも関わらず、作業着で偶然友達に会って「恥ずかしい」と思った経験がありました。当初は作業着のリニューアルを考えましたが、働く意欲が向上し、それまでの作業着とは全然違って格好良く、そしてお客様に清潔感と信頼を感じていただけるものをと考え、スーツの形にすることを決めました。 ■理想の生地をメーカーと独自開発 新卒の就職希望者は一気に3倍 「スーツであり、作業着」という条件を満たす理想的な生地を探しましたが、どこにもありませんでした。無ければ作る。その思いで、国内の生地メーカーと共同で試作を何度も繰り返し、はっ水・速乾・ストレッチ性が高く、毎日洗える耐久性がある独自の新素材を開発しました。2年がかりで完成したスーツは色がネイビー、ジャケットはシングルの2つボタンで、複数あるポケットは入れたものが落ちないようファスナー付き。裏地は通気性を確保するためメッシュ構造です。デザインなど詳細については、メンズ、レディス、それぞれ社内の一人にペルソナとなってもらい、「これが使いやすい」といった一存に任せました。商品自体が非常にベーシックなので、使い勝手などいろいろな人の声を聞くとブレてしまうからです。 当初はメンズのみでジャケットとパンツ、ポロシャツなど5つほどのアイテムを製作しました。現場の社員に着てもらうと最初は「恥ずかしい」「これで作業ができるわけはない」など反対の声もありました。でも次第に通勤電車に抵抗がなくなったり、家族やお客様から「格好良いね」といった声が聞かれるようになると、社内にもポジティブな空気が広がり、受け入れてもらえました。何より、新卒の就職希望者が一気に3倍になったことはうれしいことでした。 ■「新しいこと」へのチャレンジ 応援する社風、新規事業を展開 取引先の大手不動産会社から高級マンションの管理人の制服に採用したいというお話をいただいたことで事業化を検討。2017年12月に新しく会社を立ち上げ、スーツ発案者である私が社長に就きました。価格はジャケットが1万6,000円から(税別、以下同)、パンツが1万2,000円と作業着としては高いので当初は苦戦しました。あるネット記事をきっかけに好意的な反応が広がり、事業化から2年半で導入企業は550社を突破し、現在は結婚式場やレストラン、理美容店など接客を伴うサービス業などの採用もあります。 (当時)入社6年目の私に社長となることを奨めてくれたのは、親会社の社長である関谷有三です。大学4年の2010年、新規事業をゼロから作るような仕事を探してベンチャー企業を中心に就活していた時、関谷に出会いました。説明会では水道工事の話はほとんでせず、新しい事業をどんどん作っていきたいとか、未来の話ばかり。それがすごく面白く、「世界一やりたいことができる会社」というビジョンにも惹かれて「この人と一緒に働いてみたい」と思い、入社を決めました。営業を希望したのは、内気な性格を直し、人との会話が得意になりたかったから。3年目に全国で年間営業成績トップとなり、5年目にはよりよい組織づくりを目指して関谷に直談判して人事部を設立、自分が担当になりました。 社長になった時、関谷が「失敗してもいい。大船に乗ったつもりでやれ」と強力にサポートしてくれたことはありがたかったです。グループ会社の台湾料理のカフェも、新卒で入った女性社員が立ち上げに関わるなど、ゼロから作ることに挑戦したい人が集まり、新規事業を展開しています。 ■実店舗を国内、そして海外へ オンにもオフにも活躍する服を 販売開始から3年目となるの今年はコロナが幸いにも追い風になりました。リモートワークで着心地が良く、なおかつキッチリ見せるというニーズや、丸洗いできることが感染症対策に良いということで個人のお客様が増え、ECの売上が5月は前年同月比1187%、3月〜8月の上半期では400%達成になりました。八重洲に常設店舗を出したのは、「実際に生地を手に取り、質感や色を見比べたい」という要望が想像以上に多かったからです。実物を見ていただくとともに、「水道会社がこんなことを考えてスーツを作った」というストーリーやグループ会社全体の社風をお伝えし、共感してくださった方に買っていただければと思っています。11月には博多店を、さらに2023年までに首都圏や政令都市などに15店を出店する計画です。今期はいろいろな場所に期間限定のポップアップストアを出して市場調査を実施し、今後は海外にも展開します。 一般のアパレルはシーズンに合わせて商品を作りますが、私たちはベーシックなものを小さいアップグレードをかけながら何年も売ろうと考えています。気に入って買った服を繰り返し着て、ほつれなどで新しいものが欲しくなった時にデザインが変わっていると不便だなと思いますよね。いい感じに素人目線をなくさずにと、考えています。ニーズに応えて、今年からワンピースやレギンスなどのレディースを強化販売しており、私も出産・育児の経験から、機能性が高い服はマタニティにも使えると実感しています。リモートワークが増え、私服と仕事服、オンとオフを分けない人が増える中、もう少し広い働くシーンやライフスタイルでも着心地良くてきちんと見える、広い意味でのワークウェアにいずれ広げていきたいと考えています。 ・テーラードライトジャケット ブラック 16,000円(税別) ・フルレングスストレートパンツ ブラック 12,000円(税別) ・テーラードジャケット ダークネイビー 18,000円(税別) ・フルレングスストレートパンツ ダークネイビー 12,000円(税別) ・洗える3wayステンカラーコート 32,800円(税別) 11月中旬販売予定 チャコールグレーの ・ノーカラージャケット 16,000円(税別) ・ワイドパンツ 12,000円(税別) 六本木ヒルズ店、先行発売商品 ・ライトスウィングジャケット ブラック18,000円(税別) ・エヴリデイワンピース 12,800円(税別) ■インタビューを終えて… おめにかかってとても小柄で失礼ながら可愛らしい社長でびっくりした。事前情報では、東大卒で、新卒で水道会社に入って営業トップ。その後は新規事業を手掛け、現在の会社の社長という経歴に怖そうな女性と勝手にイメージしていた。当日も育休中で取材対応のために出勤といわれた。そんな自然体の素人感覚だからこそ今までにない商品を生み出せたのかもしれない。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- 医師
関口由紀医師 <特別フェ ロー一覧へ戻る 更年期/医師/女性医療 関口由紀 医師 女性医療クリニックLUNAグループ(横浜元町)理事長 横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学講座客員教授 インターネットサイト フェムゾーンラボ社長 日本フェムテック協会代表理事 日本泌尿器科学会認定専門医・指導医 日本東洋医学会認定専門医・指導医 日本性機能学会認定専門医 日本排尿機能学会認定専門医 医学博士 経営学修士(MBA) 日本メンズヘルス医学会テストステロン治療認定医 メディア出演多数。『「トイレが近い」人の お助けBOOK』(主婦の友社)、『女性のからだの不調の治し方』(徳 間書店)、『セックスにさよならは言わないで:悩みをなくす膣ケア の手引』(径書房)、『性ホルモンで乗り越える男と女の更年期』(産業編集センター)など著書多数。 人生100年時代の日本の中高年女性の骨盤底・血管・骨・筋肉の総合的な維持管理を提唱し、生涯にわたるヘルスケアを実践。閉経前の女性対象のクリニックと閉経後の女性を対象にするクリニックを主宰している。 Facebook X (Twitter) LinkedIn リンクをコピー 女性医療クリニックLUNA Femzonelab
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女性ペルソナの必要性や、設計定義を解説しています。2023年版30~50代「児童・思春期ママ」クラスター・ペルソナを無料公開。 2023年版 女性ペルソナ設計まるわかり 無料ダウンロード 資料の主な内容 ■ 女性ペルソナの必要性 ■ 女性ペルソナの設計定義 ■ 2023年版 30~50代「児童・思春期ママ」クラスター・ペルソナ紹介 * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ
- 女性1960人に聞きました!女性のライフスタイルと消費に関するトレンド調査
女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、女性のライフスタイルと消費について全国の20代~50代の女性生活者1,960人にアンケート調査を実施しました。 Home > コラム > 女性1960人に聞きました!女性のライフスタイルと消費に関するトレンド調査 女性1960人に聞きました!女性のライフスタイルと消費に関するトレンド調査 2014年1月9日 女性消費者行動 女性トレンド総研 女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、女性のライフスタイルと消費について全国の20代~50代の女性生活者1,960人にアンケート調査を実施しました。 目次 1. 高い定番商品への利用状況 2. 定番商品への不満とアレンジ熱 3. 「プチアレンジ」する理由、背景 4. 弊社代表・日野佳恵子による調査分析 5. 衣料から車まで!注目の“女心”をくすぐる人気のアレンジ商品・サービスに注目 5. 1.①株式会社ユニクロ 5. 2.②トヨタ自動車株式会社 5. 3.③メイク広告株式会社 6. 調査概要 女性1960人に聞きました! 女性のライフスタイルと消費に関するトレンド調査 ファッションからクルマまで 定番商品を “自分だけのお気に入り”に変え、 女心のアレンジ願望を叶える商品・サービスが今、人気! 調査の結果、ライフスタイルに関わる商品・サービスにおいて、従来の節約志向や4月に控える消費増税に対する意識も相まって、 経済性・機能性を兼ねたファストファッション、エコカーなど『定番商品』への支持が根強い ことが分かり、そのバランスを重視した買い物を行っている実情が見受けられました。 その一方で、「定番商品」への印象として 「人と被る可能性が高い」「特別感がない」「個性に欠ける」 などの意見も見られ、 賢く、現実的な選択を行いつつも、よりオリジナリティを求めたい意識が高い ことが分かりました。中でも最も意見が集まったのは、「他の人との被り」を気にしてしまう傾向で、解決願望の表れか、 自身で思い通りのオリジナルアレンジができる商品・サービスへの関心が高い ことも分かりました。 女性マーケティング分析の専門家である弊社代表の日野佳恵子は、「経済性・機能性のバランスを考慮してお買い物するのがすっかり定着した主婦たちも “女ゴコロのホンネ” としては、もっとお洒落を楽しみたいし、人と違う個性を求めたいと思うものです。女性たちは 『定番商品』に評価を示し、購入しつつも、もう一つ工夫が欲しい と考えています。さらに、日常生活において『家事・育児に追われている』『ほぼ仕事中心の生活』などの意見も多数見られ、 お洒落を楽しむ余裕がない とも考えており、そのような背景も、手軽に取り組めるアレンジ商品・サービスへの関心が高まっている理由と考えられます。実際、身の回りの商品にオリジナリティを求め、 経済的にも優しく手軽にアレンジを楽しむ動き=『プチアレンジ』 は、女性たちの間で ファッションからカーインテリアまで 幅広く表れており、今後 注目のトレンド と考えられます」と分析しています。 ■高い定番商品への利用状況 「衣服」、「食品」、「雑貨」、「自動車」、「家電」などライフスタイルに関わる商品・サービスにおいて、「ファストファッション」や、「プライベートブランド商品」、「エコカー」など「定番商品」と認知される商品を「購入または利用している」との回答は92.2%に上りました。それぞれのジャンルで評価の理由を聞いたところ、「経済性」「機能性」「トレンド性」が支持の理由となっていることがわかりました【図表1】。 消費費税が2014年4月より8%になることを受け、64%が増税後「高い買い物を控える」と回答【図表2】。従来からの節約志向がさらに高まる中、「経済性」と「機能性」を兼ね備えた、定番商品の支持は根強く、人気は続きそうです。 ■定番商品への不満とアレンジ熱 生活防衛を踏まえた賢い消費として「定番商品」を選択している一方で、「人と被る可能性が高い」、「特別感がない」や「個性に欠ける」などの不満点があげられ、物足りなさを感じていることもわかりました【図表3】。 中でも最も意見が集まった「人と被る可能性が高い」について、「人と被って嫌なモノ」を聞いたところ、「衣服」、「自動車」、「雑貨」が挙げられました。 また、6割の女性に、「定番商品をアレンジやデコレーションするサービス」の利用意向があり【図表4】、定番商品の普及とともに、賢く、現実的な選択を行いつつも、よりオリジナリティを求めたい意識の表れとして、自分の持ち物をアレンジやデコレーションしたいという欲求が高まっていることがわかりました。 ■「プチアレンジ」する理由、背景 2013年に話題になった「デコ」弁当ブームや女性のDIY教室などのブームを受け、約7割の女性が「アレンジがブームになっている」と答えました【図表5】。実際に自分の持ち物にアレンジやデコレーションをしたことがあると答えた女性は3割に上り、経験のある女性にアレンジをする理由を確認したところ、「自己満足のため」(50.4%)、「自分がイメージした通りにかわいらしくできるから」(42.6%)、「飾り付けやちょっとした工夫が好きだから」(41.6%)、「自分が過ごす空間を自分らしく、心地よいものにしたいから」(36.4%)が挙げられました。 アレンジ意向の背景を探るため、彼女たちの普段の生活についても確認したところ、「お洒落や身だしなみなど、気にしていられないときがある」(74.6%)、「毎日家事に追われている」(60.9%)、「ほぼ仕事中心の生活になっている」(61.1%、就業者1,145名が対象)という声を確認。また、「趣味や娯楽など、自分らしさを感じることができる何かをしたい」と答えた女性は全体の85.9%に上ります。生活における多忙さから、お洒落に気を遣う余裕がないことを背景として、手軽に自分らしさを演出することができるアレンジ商品・サービスへの関心が高まっていることがわかります。 ■弊社代表・日野佳恵子による調査分析 節約志向が進んでいく中、経済性と機能性を両立する定番商品への支持は、必然と言えます。しかし、定番であるが故に、「定番商品」を選択していながらも物足りなさを感じているところがホンネ。とは言え、新たに高価なもの、無駄なものを購入することも憚られる。もっとおしゃれを楽しみたいし、人と違う個性を求めたい彼女たちは「均一という安全パイの中での個性探し」を始め、少額投資で賢くお洒落し、オリジナリティを演出できる術を見出しました。デコ弁当ブーム、DIYブームと言ったこれまでのトレンドも背景とし、定番商品を”自分だけのお気に入り”に変える「プチアレンジ」に取り組むことで、日々の生活で見落としがちな「自分らしさ」や「お洒落を楽しむ」ことを、家事やめんどうなではなく、趣味として取り組んでいます。SNSの普及で生活における自分なりのこだわりを発信し、周りからの評価を受けることができるようになったことも、大きな要因だと考えています。以下では、弊社が注目する、「忙しい毎日の中でも簡単に、お洒落なアレンジをしてみたい」という今ドキの女性心理に応え、支持を受けているアレンジ商品・サービスを紹介します。 ■衣料から車まで!注目の“女心”をくすぐる人気のアレンジ商品・サービスに注目 ①株式会社ユニクロ ユニクロアレンジサービス「MYユニクロ」( http://www.uniqlo.com/jp/myuniqlo) ユニクロが、昨年9月より都内3店舗で開始した「デコレーション」 と「お直し・リフォーム」でオリジナルな1点ものができる初のカスタマイズサービス「MY UNIQLO(マイ ユニクロ)」。デコレーションサービスでは、手芸専門店のユザワヤの協力を得て、ラインストーンやレース、リボン、ボタンなど約170種のデコレーション部材の販売と加工をし、商品のアレンジに対応。自由に、自分らしいファッションを楽しむことができる。顧客自身が加工方法や部材選びなど、アレンジについて気軽に相談できる専用カウンターも設置する。そこでは専門知識をもつスタッフが、数十種類のデコレーション例を閲覧できるタブレット端末を用い、自分だけのユニクロ商品に作り変える手伝いをしてくれる。女性によるアレンジ要望に応えるこのサービスは、開始してからの短期間で既にリピーター率が高く、客単価も予想を上回る好調ぶりとのこと。昨年12月末には銀座店にて刺繡サービスを開始。今春にはスワロフスキー部材の導入などサービスの拡充を予定している。 ②トヨタ自動車株式会社 女性向けカーアレンジ用品「ハピカラ」( http://hapikara.jp) トヨタ自動車が運営する、カーグッズ通販サイト「ハピカラ」は、男性が主な購入者であるカー用品カテゴリーにおいて、女性の自動車アレンジニーズに応えるべく昨年オープンした。注目は、女性から根強い人気のあるインテリア・雑貨ブランド「Francfranc」とコラボした、カー用品を展開していること。純正用品は比較的無個性な商品が多い中で、車内をトータルコーディネートできるシートカバーやハンドルカバーは女性に人気だ。「Francfranc」ならではの都会的なセンスが感じられるアイテム群が評価され、昨年5月末の全国展開開始より売上、会員数ともに堅調に推移。現在9万人の会員を持ち、カー用品としては珍しく、売上の過半数を女性客の購入が占める。 ③メイク広告株式会社 「家電デコレーション」( http://meiku-koukoku.com/deco) メイク広告株式会社(和歌山県和歌山市)が始めた「デコ家電」サービスが注目を集めている。モノトーンでシンプルなデザインが多くを占める家電製品を、ステッカーで簡単にアレンジし、「暮らしの中の新たな楽しみ」を提案。自分で簡単にステッカーを貼るだけで出来ることが注目され人気に。家電を同社へ送り、担当者とデザインを相談・検討した上で、本格的なデコレーションを施すことも可能。「毎日の生活が楽しくなる!」「子供と一緒にデコを楽しんでいる」と言った声から口コミから人気に火が付き、問い合わせが殺到している。 ■調査概要 【調査期間】 2013年12月7日~12月8日 【調査方法】 インターネット調査 【調査対象】 全国の20代~50代の女性生活者 1,960人 (未婚560人、既婚1,400人) 【調査監修】 ハー・ストーリィ代表 日野佳恵子 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
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- その魚はどこからきたの?限りある水産資源。持続可能な漁業・養殖業
女性視点にはサステナビリティはこれから外せないテーマ。暮らしを通じて地球環境や社会に役立つ自分でありたいと思う女性たちの意識は年々上昇している。そうした視点をビジネスの現場に先行して取り入れている海外事例をよく知る安並氏に、現地レポートからヒントをいただきます。 Home > コラム > その魚はどこからきたの?限りある水産資源。持続可能な漁業・養殖業 その魚はどこからきたの?限りある水産資源。持続可能な漁業・養殖業 2021年1月10日 女性視点マーケティング 女性トレンド総研 女性視点にはサステナビリティはこれから外せないテーマ。暮らしを通じて地球環境や社会に役立つ自分でありたいと思う女性たちの意識は年々上昇している。そうした視点をビジネスの現場に先行して取り入れている海外事例をよく知る安並氏に、現地レポートからヒントをいただきます。 目次 1. 漁獲量が年々減少、食卓から魚が消えるかも… 2. 国際認証MSCとASCを知っていますか? ■漁獲量が年々減少、食卓から魚が消えるかも… 今回は、魚の話。皆さんも週に何度かは食事で魚を食べることと思います。お刺身、お寿司、煮魚に焼き魚と調理方法は多様。栄養価も高く、タンパク源として人間にとって、とても大切な食材ですね。魚の他にも様々な水産資源があり、外食や食卓を彩ります。ところで、その魚はどこでどのように獲られたものでしょう。漁業には様々な方法があり、近海や遠海、さらに養殖、そして遠い国から輸入されるなど、食卓に届くまでのルートも様々です。 近年、日本の漁獲量が大幅に減少しています。1984年の漁獲量(養殖含む)は約1281万トン、2019年は416万トンと7割減。これは食生活の変化で需要が減ったこと、漁業離れ、そして水産物自体が減ったことに由来します。一方、健康志向で魚を食べるようになった国が増えたこと、人口の増加などから、過剰漁獲も頻発しています。ニュースでもよく取り上げられ、水産資源の激減の要因とされています。 スウェーデンのスーパーの鮮魚売り場。ほとんどがMSC、ASC認証の商品となっている ■国際認証MSCとASCを知っていますか? さて、このような状況において、大切な水産資源を守っていくためにはどうすればよいのでしょうか。国際的にも水産資源を守ろうとする動きが近年活発になり、SDGsでも目標14番目に掲げられているのが「海の豊かさを守ろう」です。 1997年、英国においてMSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)が設立し、「持続可能な漁業の原則と基準」が起案され、1999年には漁業に対する認証の審査が始まりました。 また、2010年には養殖のASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)の国際認証制度がスタートしています。水産資源はあくまで生物。その繁殖や成長を超える量を獲ってしまえば、いずれは枯渇し、食卓に届かなくなってしまうかもしれません。日本では、実に獲った魚の約三分の一が廃棄されています。そこで、持続可能な漁業を行い、過剰な漁獲を防ぎ、水産資源を守っていく取り組みが必要不可欠なのです。 スウェーデンのスーパーの鮮魚売場や加工食品コーナーを見ると、MSC認証やASC認証のラベルが付いた魚や加工食品がずらりと並んでいます。海に囲まれた日本においては、魚は安く大量に獲れるものと意識されていますが、実は水産資源の現実は年々厳しくなっています。事実、過剰漁獲によって漁獲量が激減してしまったサンマやイワシは今や高級魚。過剰漁獲だけではなく、気候変動による海流の変化にも原因があるとされています。 スウェーデンの国民食、チューブに入ったKALLES(キャビア)もMSC認証のラベルが付いている 日本のスーパー「イオン」でもMSC、ASC認証のラベル付き商品が見られるようになった 鮮魚だけでなく、加工品にも認証ラベルが。認証商品を選ぶことが水産物保護につながる 今後も変わらず、おいしい魚や水産物を食べていくためにも、持続可能な漁業や養殖業によるものをいただかなければなりませんね。 また、気候変動を意識した食生活も大切です。大手スーパーイオンの鮮魚・水産加工品売場には、MSC認証・ASC認証のラベルが目立つようになりました。是非、優先して認証ラベルが付いた魚や商品を買っていただきたいと思います。 安並 潤 井関産業株式会社 代表取締役社長 容器包装資材の販売、セールスプロモーション事業などの展開を行う中で、サステナビリティを経営のベースとし、経営革新とイノベーションに取り組む。北欧スウェーデンを中心に、サステナブルな仕組み、モデル、商品開発、 行政、教育機関、都市計画をベンチマークし、自社の経営に取り入れる。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- 女性インサイト/調査データ | 女性インサイト総研HERSTORY
お知らせ News すべて 書籍/レポート プレスリリース メディア掲載 女性インサイト/調査データ お知らせ 【最新調査】7割の女性が“我慢”している「自分の時間」―そこに眠るマーケティングのヒントとは プレスリリース 3月25日 2025年女性トレンドキーワードは『わたしLOVER』~彼女たちが選ぶ“買い物の新基準”とは?~ プレスリリース 3月10日 2024年女性トレンド総括!10クラスター分析で明らかになる女性のライフスタイルと消費行動【無料レポート公開中!】 女性インサイト・調査データ 2024年12月24日 20%OFFキャンペーン実施!「2025年版女性ペルソナ年鑑」の予約を開始しました お知らせ 2024年12月11日 女性向けビジネスの成功は「女縁」の理解から女性のクチコミ力は男性の2倍「女縁消費」からみるビジネス戦略 プレスリリース 2024年5月31日 女性たちが起こす「つながり」のための消費行動 女性インサイト・調査データ 2024年4月25日 2027年、SNS利用者1億1300万人突破予測!「うれしい!助かる!伝えたい!」が生み出す「バズ消費」動向 プレスリリース 2024年4月24日 2024年の消費トレンドは“3つのS”! 女性インサイト総研が2024年の女性視点のトレンド予測を公開 女性インサイト・調査データ 2023年12月22日 女性たちが選ぶ今年の漢字2024年は“和”! 女性インサイト総研が今年の漢字の調査結果を公開 女性インサイト・調査データ 2023年12月20日 【3人に1人がシニアの時代へ】女性インサイト総研が「シニア女性の今」についての調査結果を公開 女性インサイト・調査データ 2023年10月24日
- WELLWOMAN第1期 | 女性インサイト総研HERSTORY
WELLWOMAN第1期 Cross-industry co-creation phase 1 第1期概要 プログラム・講師 参加企業様 活動報告 「WELL WOMAN フェムテック異業種共創プロジェクト」 ウェルビーイングを大きなテーマに「健康経営」×「商品企画」の視点から健康経営における女性活躍推進支援や、新しいフェムビジネス創出を目指す異業種合同参加型プロジェクトです。 ※本プロジェクトの受付は終了しています。第2期は2022年5月開催を予定しています。 開催概要 <参加にあたって> 参加テーマは、「健康経営」「商品企画」いずれかを選択していただきます。 チームは異業種混合です。同じ会社でチームを組むことはイノベーションにつながりにくいためおすすめしていません。新しい視点、異業種とのディスカッションに重きを置いています。 売上の5%を一般財団法人日本女性財団を通じて困窮する女性の健康支援活動に寄附します。 |進行スケジュール プログラム・講師 女性のウェルビーイングと新たな企業価値創出を目指す全6回+特別講義2回(各回13時~17時) 4/27(水)にオリエンテーション(参加者説明会)を開催します。 合同オリエンテーション |第1回:8/25『フェムマーケットの現状と可能性の提示』 大阪市立大学大学院都市経営研究科 教授 永田潤子 氏 (全プログラム伴走講師) 日本で最初の海上保安庁女性幹部、橋下元大阪府知事顧問改革評価委員 ㈱メガチップス 社外取締役 ㈱タニタヘルスリンク顧問 (公財)国際人材交流支援機構理事 一般社団法人女性の実学協会理事 株式会社ハー・ストーリィ代表取締役 日野佳恵子(全プログラム伴走講師) 女性視点マーケティング専門家。消費の8割を占める女性特有の消費行動を研究し、多くの企業にコンサル ティングを行う 著書「女性たちが見ている10年後の消費社会」ほか 一般社団法人女性の実学協会代表理事 合同ワーク |第2回:9/22『女性の生涯を通じた総合的な健康に関する知識』 Naoko 女性クリニック 院長 高宮城直子 氏 東京大学医学部産婦人科学教室入局。女性のための生涯医療センターViVi初代所長。2002年現・クリニック銀座を開院。「女性医療ネットワーク」を設立。全国450名の女性医師・女性医療者と連携して活動。 一般財団法人日本女性財団 代表理事 テーマⅠ/健康経営 |第3回:10/20『健康経営と女性の健康課題解決・パフォーマンス向上』 日本医療政策機構 マネージャー 今村優子 氏 総合周産期母子医療センター愛育病院等で約10年助産師として勤務ののち、女性の妊娠や出産に関する国レベルの政策策定を学ぶためイギリスへ留学。シェフィールド大学にて公衆衛生学修士課程修了(MPH: Master of Public Health)。2017年2月より日本医療政策機構に参画。日本助産師会 国際委員会委員、医療系ベンチャー企業 顧問。2018年度 第22回村松志保子助産師顕彰会 精励賞受賞。 予防医療・栄養コンサルタント 社団法人ラブテリ トーキョー&ニューヨーク代表理事 2011〜2015 ミス•ユニバース•ジャパン オフィシャルトレーナー 細川モモ 氏 氏 10代後半での両親のガン闘病経験から予防医学に関心をもち、渡米。Internaotional Nutrition Supplement Adviser.の資格を取得後、健康食品会社の開発•広報部に所属。アメリカで「DOHaD-生活習慣病胎児発症説-」「最初の1,000日」を知り、医師•助産師•管理栄養士・博士などの専門家から成る母子健康推進を活動目的としたプロジェクトチーム「ラブテリ トーキョー&ニューヨーク」を発足。 テーマⅠ/健康経営 |第4回:『事例から学ぶ成功と失敗からグループ討議・プラン策定』 株式会社ポーラ 人事担当執行役員 荘司祐子 氏 1994年、ポーラ化粧品本舗(現株式会社ポーラ)に入社。営業、販売企画、CRM、営業推進を経て、2017年より、ポーラでは初の女性人事部長、人事担当執行役員に就任。想像力、発想力豊かな人材の育成とお互いを高めあう共創型組織づくりに取り組む。 ダイキン工業株式会社 人事本部 ダイバーシティ推進グループ 女性活躍推進担当部長 池田久美子 氏 1985年4月、ダイキン工業株式会社入社。人事部に配属され、以降、社内報の企画・編集、評価・報酬業務、人事・処遇制度改革プロジェクトでの制度立案・実行、女性活躍をはじめとしたダイバーシティ推進などを担当。中でも、女性活躍推進は足掛け25年にわたって担当し、ライフワークとなっている。2007年11月に管理職に昇進。2015年10月より現職。 テーマⅡ/商品企画 |第3回:10/6『女性のウェルビーイングのためのフェムマーケット創出企画立案』 株式会社サンルイ・インターナッショナル/株式会社Waphyto 代表 森田敦子 氏 フランス国立パリ13大学で植物薬理学を本格的に学び、帰国後、植物研究に基づいた商品とサービスを社会に提供するため、デリケートゾーン&パーツケアブランド「アンティーム オーガニック」の処方・開発や、「ルボア フィトテラピースクール」を主宰。2020年、女性の一生をサポートするトータルライフケアブランド「Waphyto」を立ち上げる。私生活でも42歳で自然妊娠・出産。著書多数。 株式会社Greenspoon 社長室/商品企画 具嶋友紀 氏 GREEN SPOONの商品開発、プロデュース領域を担務。 新卒でサイバーエージェントへ入社後、ABEMAを経てテレビ朝日、NewsPicksでディレクター業に従事。2020年7月よりGreenspoonへ入社。 テーマⅡ/商品企画 |第4回:11/10『事例から学ぶ成功と失敗からグループ討議・プラン策定』 産婦人科専門医 公衆衛生学修士/株式会社Kids Public 産婦人科オンライン代表 重見大介 氏 2010年日本医科大学卒業。現在は診療と並行して、遠隔健康医療相談「産婦人科オンライン」代表を務め、オンラインで女性が専門家へ気軽に相談できる仕組み作りに従事している。また、ヘルスケアビッグデータを用いた臨床疫学研究や、HPV(ヒトパピローマウイルス)と子宮頸がんに関する啓発活動「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」にも携わる。Yahoo!個人オーサー。 トッパン・フォームズ株式会社 研究開発本部 中央研究所 次世代商品開発部長 名和 成明 氏 1996年、トッパン・ムーア株式会社(現、トッパン・フォームズ株式会社)入社。開発研究所 配属。インクジェットやレーザ加工等の要素技術の研究開発、機械設計を経験後、大規模生産設備の仕様構築・実用化に従事。プリンテッド・エレクトロニクスの研究開発グループの組織化を推進し、海外ベンチャーとの印刷有機ELの研究開発に従事。ヘルスケア領域の新事業創出に向け、部門横断でウェアラブルデバイスの開発プロジェクトを発足。わたしの温度®の開発・ブランディング・ローンチを実現。わたしの温度プロジェクトリーダー。次世代センサ協議会 技術委員。 参加企業様 活動報告 【最終回】女性のあした大賞×WELL WOMANフェムテックビジネスプラン発表会 2021年12月8日 【第5回】最終回に向け模擬発表を実施 2021年11月24日 【第4回:商品企画コース】事例から学ぶ・質問会 2021年11月10日 【第4回:健康経営コース】事例から学ぶ・質問会 2021年11月2日 【第3回:健康経営コース】事例から学ぶ成功と失敗話からグループ討議・プラン策定 2021年10月20日 【第3回:商品企画コース】事例から学ぶ成功と失敗話からグループ討議・プラン策定 2021年10月6日 【第2回】ヘルスケアの視点からみた女性のwell-beingの習得と課題の方向性ディスカッション 2021年9月22日 【第1回】フェムマーケット現状と可能性/Well-Beingとは何か? 2021年8月25日 WELL WOMAN 発足イベント ダイジェスト動画公開中! 2021年7月30日 WELLWOMAN第2期を見る 異業種共創「WELLWOMAN」TOPに戻る お問い合わせ CONTA CT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ