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- つながりを維持する女性が起こしやすいタイミング「節目消費」
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.20 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第20回目は、通過儀礼・冠婚葬祭・年中行事などを特に意識する女性たちの「節目消費」について解説いたします。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 女性が重要視するつながりからの「節目消費」のタイミング 女性たちは、日常生活において、何かにつけて「つながり」を維持して生きています。 女性が起こす消費行動のタイミングに、「節目消費」です。 具体的に分解してみると、おおむね3つの場面があります。 こちらも学習院大学の青木幸弘教授と女性のライフコース研究会の書籍『ライフコース・マーケティング』(日本経済新聞出版)で詳細に紹介されています。女性のライフコースとマーケティングの関係を紐解いた希少な本で、私にとってはバイブルです。深く学びたい方にはぜひおすすめの内容となっています。 通過儀礼 七五三、入学式、卒業式、昇進・転職、還暦など、人間が成長していく過程で次なる段階の期間に新しい意味を付与する儀礼で、人生儀礼とも いいます。 冠婚葬祭 冠(成人式)、婚(結婚式)、葬(葬式)、祭(法要)といった、人が生まれてから亡くなり、その後に行なわれるものまでを含めた家族的催し物全般を指す 言葉です。 年中行事 正月、節分、ひな祭り、七夕、お盆、クリスマスなど、毎年特定の時期に行なわれる行事の総称です。狭義では伝統的な事柄、特に宮中での公事を指すが、広義では個人的な事柄から全国的、世界的な事柄なども含 まれます。 たとえば「真珠のネックレス」を販売する時、「たしかな品質の真珠で、価格がお得」といったチラシ風の告知だけであれば、「それでもやっぱり着けていく場が少ないからもったいないかも」となりやすいですが、「娘の卒業式に(通過儀礼)」「お葬式に(冠婚葬祭)」「結婚記念日に(年中行事)」と3つの場面での着用シーンを見せると、「あぁ、あんな場所にも、こんな場所にも、たしかに助かるわ。こんなにいろいろな場面で使えるならお得ね」となります。 女性がお得感を感じるのは使用頻度とその場面 女性の場合、「価格が安い」というのも一手ありますが、いろいろな場面に使えると、さまざまなシーンの数を見せたほうが「お得」と感じます。 複数場面で使えることは大きなお得なのです。どの行事も大事なおつき合い。「面倒くさい、大変」と思う反面、手を抜いて後ろ指を指されるのも避けたいので、「それなりに」の上手な使いまわしの知恵が必要となります。 女性たちの「節目消費」についても、男女比較各100名の調査結果を記載します。こちらもすべてで女性が男性よりも意識が高いのです。 入学式、卒業式、結婚祝い、出産祝いなど、さまざまな節目の行事に対して、強く意識しているのはあきらかに女性だということがわかります。 女性の消費行動に多大な影響を与えている「縁」 女性たちは、年間に多くの節目の行事を意識して消費行動を起こしています。女性視点は「女縁」でブームやヒットをループさせていく「7つの消費」「つながりの消費行動8パターン」「節目消費」で、すでに、女性たちの消費行動がいかに多岐にわたるかを十分に感じていただいたと思います。 この消費行動に多大な影響を与え合っているのが「女縁」、つまり女性同士の縁です。 女性が、「こんな時は何を買ったらいいのだろう」と思う時に、頼りになるのが同じ女性経験者たちのアドバイスです。だから女性は横のつながりの仕組みが重要になります。 次回は、女性の暮らしに密着する「女縁」について解説していきます。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 女性たちの暮らしに密着する「女縁」と消費行動
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.21 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第21回目は、女縁がもたらす消費行動について解説します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 女縁がもたらす消費への深い影響 「女縁」は、女性それぞれの生活や暮らしに密着して幅広く存在し、その数は年齢に比例して増えていきます。それは好むと好まざるとにかかわらず、女同士が暮らしや地域で関わりを持っていくことが生活をしていくうえで必要だからです。 なかでも「母娘」という絆は強く、もっとも消費に影響していきます。女性のヒットを調べていると、おおむね25年~30年サイクルで昔のヒットが再燃します。これは、女性の出産年齢と深い関わりがあると見ています。25歳~30歳で出産する女性たちの娘が15歳の時、母親は40歳~45歳のときです。さらにその上となると、65歳~70歳です。3世代で影響し合うことさえ少なくありません。 30年の時を経て繰り返される再ブーム 近年の例をあげると、タピオカブームでしょう。2019年ぐるなび総研の「今年の一皿」第1位は「タピオカ」、2020年は「テイクアウトグルメ」でした。タピオカの第一次ブームは1992年頃で、台湾など海外旅行に女性たちが出かけて新鮮なスイーツに刺激されました。タピオカ以外にもパンナコッタ、ティラミスなども同じ頃にブームとなっていました。 約30年を経て、「SNS映え」が追い風となって、大ブームとなっていったのです。このように、スイーツやフードに限らずに、ファッション、メイク、髪型などが、昔、流行したスタイルの進化版として再ブームを繰り返します。 母親が高校生、大学生の頃に楽しんだモノを娘と一緒に語り合えることが大きいです。 しかも今は、ネットで昔の映像や音楽に触れることも容易にできるため、よりブームが大きくなりやすいです。 過去のヒット商品がおしゃれな商品として人気を獲得 たとえば、富士フイルムの「写ルンです」という使い捨てカメラが発売されたのは1986年。2001年をピークに、スマホの普及などに伴い、その売れ行きは年々縮小してきました。 しかし近年、女子高校生の間で、アナログ感覚で写真を撮ることや、現像しなければどんな風に写っているかわからないというドキドキ感が人気となって再び火がついたのです。親にとっては修学旅行に持参した思い出の道具で、娘にとっては、レトロ感を感じさせるオシャレアイテムのひとつとなったのです。 また、アニメ「美少女戦士セーラームーン」のブームも繰り返されています。 「セーラームーン」は少女漫画雑誌「なかよし」(講談社)で、1992年から1997年まで連載されていた漫画です。25周年ではグッズが多数再発売され、その後も続いています。かつてセーラームーンに親しんだ40代の女性はもちろんのこと、知らなかった娘世代が、母親の影響を受けてファンになり、グッズを集めたり、アニメを読んだり、舞台や映画にもつながっていきます。 母親からの情報は最強の情報 資生堂のメイクアップブランド、マキアージュとセーラームーンがコラボした限定デザイン商品などは、予約開始と同時に注文が殺到するなど話題となりました。 女性消費者にインタビューをすると、「母のすすめで」「母が使っていたので」「母と一緒に」「娘と」「娘に」などのワードが、お決まりのように出てきます。 年代を問わず、どの世代からも出てくることで、いかに母娘の「血縁」が、「女縁」のなかでも最強の情報グループかがわかります。 最近は、女の子とママが一緒に使えるせっけんやシャンプーのブランドも増えています。女の子からすれば「少しおしゃまで、ママと同じ匂い」、ママからすれば「子どもに使える商品は、肌に優しくて環境にもよく、そしてゴミも少なくて済む」と、オーガニックやサステナブルな観点も重なって、女の子とママが相乗りした商品は、ちょっとしたブームが起きています。 親子の想い出から生まれるロングセラーブランド 母娘が共に愛用する商品は、ロングセラーになりやすいのです。 たとえば、牛乳石鹸の「カウブランド赤箱」の人気は根強いです。「#赤箱女子」は2018年に同社が発売90周年を迎えたキャンペーンとしてスタートしましたが、「#赤箱女子友」としてファン同士がつながるなど、拡がりは衰え知らずです。母から娘へ、娘から友へ、代々にわたって愛されるブランドの陰には親子の想い出からはじまっていることが多くあります。 次回は、5つの女縁について解説していきます。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 女性たちが起こす「つながり」のための消費行動
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.19 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第19回目は、つながりを重要視する女性たちの消費行動について解説いたします。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 自分のためだけではない女性たちの消費行動 前回までの記事で紹介した「7つの消費」のほとんどは、女性にとって「自分のためだけではない買物」というのが根底に見て取れます。女性の消費行動とは、誰かを気にかける「つながりのため」と言えます。 「つながり消費」について、いつもお世話になっている学習院大学経済学部経営学科・青木幸弘教授の研究プロジェクが発行した青木幸弘+女性のライフコース研究会の書籍『ライフコース・マーケティング』(日本経済新聞出版)に掲載されている「つながり消費」という図(千葉商科大学・宮澤薫教授作成)が参考になります。 この図を参考に、独自の体験的な見地から情報を加えた図を整理し、「つながり消費行動8つのパターン」としてみました。また、「つながり消費」は、本当に女性のほうが高いのかを男女比較調査各100名で行いました。 調査結果から見る女性の消費行動 調査結果を見ると、8つのすべてにおいて女性のほうが高かったことがわかりました。 「つながり消費」は、大きく5つの消費テーマと8つの消費行動になります。 つながりを深める消費 ① 思い出消費 ②責任消費 つながりを創る消費 ③交 際消費 ④ギフト消費 つながりを維持する消費 ⑤個性化消費 ⑥同調消費 つながりを 活かす消費 ⑦教養消費 つながりを拡げ る消費 ⑧クチコミ消費 これらの調査から、女性の買物が、いかに周囲の人とのつながりのために行なわれているかがわかります。 女性が購買決定の6割~8割を占めると言われる理由は、こうした人間関係のつながりを維持していくための買物を日常生活で行なっていることからも言えます。これは、米国ゴールドマン・サックスが2014年に発表した「Giving Credit Where It Is Due」と同じ結果とも言えます。 収入の多くを身近な人へのつながりのために消費する 女性は収入の多くを、家族や子どもなどの身近な対象のために、教育やヘルスケア、栄養などの分野に消費するという点です。 単純に「夫のパンツを買うのは妻だから」とか、「子どもの学用品を買うのは母親が多い」といったような代理購買という話だけではないことがよくわかります。 女性たちは日常的に売場に立って、「あっ、これ娘に贈ろう」とか、「あっ、夕方の子ども会でみんなに配るのにちょうどいいわ」とひらめくのです。 このような女性たちに対し、店頭やサイトでは、女性たちがひらめきやすい提案を発信すれば、売上は伸びるでしょう。 次回は、女性の消費行動を起こす「節目」について解説します。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 2027年、SNS利用者1億1300万人突破予測!「うれしい!助かる!伝えたい!」が生み出す「バズ消費」動向
女性インサイト総研を有する株式会社ハー・ストーリィ(本社:東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、法人クラブ会報誌「HERSTORY REVIEW」2024年5月号にて、SNSにおける「バズ消費」に焦点を当てたトレンドレポートを発表しました。 ◆2027年には利用者が1億1300万人にも。日本人のSNS利用の変化 2022年時点で日本のSNS利用者数は約1億200万人に達し、2027年には1億1,300万人に増加すると予測されています。10代から70代まで幅広い年代が高い利用率を示し、SNSは重要な情報収集ツールとなっています。コロナ禍を経て、特に短尺動画が若年層を中心に人気を博し、大きな話題を生み出すことが増えました。 ◆SNSにおける「バズ消費」に注目 「バズ」とは、短期間で大量の注目を集める現象を指し、面白さや意外性、共感性が拡散の要因となります。近年、「バズ」は一般消費者から始まり、年代を問わず情報が広がるようになり、それによって商品が売れる「バズ消費」が注目されています。これは情報の共感性や消費者の価値観との強い結びつきにより生まれます。 ◆SNSの影響を受けやすい若年層 Q.SNSでバズっている商品を購入したことはありますか。 15~24歳の単身女性、(プレ社会人※)は、SNSの影響を強く受けており、その75.4%がSNSでバズる商品に頻繁に接触し、それが購買意欲を高める要因となっています。一方で、年齢が上がるにつれて、SNSだけでなくテレビや雑誌など他のメディアも情報収集に利用するようになり、その結果、SNSでバズる商品の購入意欲は低下する傾向にあります。 ※プレ社会人とは、15歳~24歳の単身女性を指す。 ◆Instagramが情報収集の主要プラットフォーム。クラスター別に異なる情報源 Q.どこでバズっている情報を入手しましたか。当てはまるものを全て教えてください。 最新の調査によると、Instagramがバズる情報を入手する主要なプラットフォームとして、69.5%のシェアを占めており、視覚的コンテンツの強い訴求力が理由であることが明らかになりました。一方、テレビやYouTubeなど他の多様なプラットフォームも情報源として活用されており、効果的なマーケティング戦略にはこれらを組み合わせることが求められます。消費者は自身にとってより最適な情報源を選び、情報の多様化に対応しています。そのため、商品の魅力を伝えるだけでなく、ターゲット層から信頼を得られるような情報発信を続けることが、女性顧客との接点を増やしバズを生む鍵となります 。 ◆詳細記事は法人クラブ会報誌「HERSTORY REVIEW」5月号内に掲載 2024年5月号はこちら https://www.shop.herstory.co.jp/herstory-review/202405 ◆法人クラブ「in herstory」とは 女性インサイト研究に特化した法人クラブのサービス。年会費税込54,000円で3つの特典が受けられます 1.女性月刊インサイトレポート『HERSTORY REVIEW』が会報誌として毎号届く 2.データの自由ダウンロード ・会報誌のバックナンバーの公開 ・調査データのダウンロード、解説動画が見放題 ・調査データのダウンロードおよび自由活用 3.会員専用LINEオープンチャットに参加可能!女性インサイトの最新情報が手元に届く ★その他セミナーや一般女性たちとの座談会などにお得に参加できます。
- 家族のための代理購買消費と良好な関係性を維持する交際維持消費
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.17 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第17回目は、前回に引き続き、女性特有の2つの消費行動についてお話しします。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 家族に必要なものの購入決定をする「代理購買消費」 夫が、妻や子どものモノを代理で買うという行動に比べて、妻が、夫や子どものモノを買うほうが圧倒的に多くなります。 ある大手通販会社と一緒に「誰が本当の顧客か」という分析をした時、男性向けのファッションカタログを見て商品を買っているのは、ほぼ妻だったという結果が出ました。 その逆は皆無に等しかったのです。夫は、「自分のモノは自分で買う」ことはあっても、「妻のモノを買う」という消費行動はとても少ないことがわかります。子どものパンツや靴下、義理の母の誕生日祝い、職場の後輩の結婚祝い、調味料などの補充、災害に備えた保存食、夫の好きなビールなどが、妻の頭の中には膨大なデータとして収められています。 情景と共に必要なものを考えて買い物をする女性の思考 たとえば、スーパーに行った時には、今夜の料理に必要な「目的の食材」を考えつつも、子どもの水筒や習い事のことも考えています。 カートを押して棚を見ながら、「忘れているモノはないかな」「今週はもう来られないから、他に何か買うモノはなかったかな」と必要なモノを、情景と共に思い出そうとします。 一般的に、女性は「シーンでモノを買う」と言われるのは、こうして日常生活と紐づけながら買物をするからです。女性の買物が長いと言われる理由にもつながります。「ついでにあっちも見たい」「こっちも見たい」と動きまわるのは、家族や知人たちのことを想像するためです。 そのため、生活シーンや誰かを想像しやすい売場をつくれば、思い出して購入することも起きます。気づくと商品点数が増え、客単価が上がっていきます。 他人との関係を繋ぐ「交際維持消費」 女性たちは他人との関係をつなぐ消費行動をよくします。そのひとつがちょっとしたプレゼントの小土産やプチギフトです。 小土産は、女子会、ママ友会、趣味の会などの集いの場に持参する品です。プチギフトは、職場の仲間や友人の誕生日や結婚祝い、うれしいことやいいことがあった時など、正式な場ではなくとも、女性同士が集まる場に、お菓子などの手土産を持参することがよくあります。 お中元やお歳暮だけではない女性たちのギフト ギフトと聞くと、お中元、お歳暮、年賀といった仰々しい儀礼をイメージしやすいかもしれませんが、「久しぶりに大学時代の友達と集まるから」といった理由で、クッキーが2、3枚入ったリボンつきの小袋のような小土産を持参し合います。 アイドルのファン仲間なども、日頃はSNSで交流し、実際のコンサート会場で待ち合わせると、互いが手づくりしたアイドルグッズや、かわいい便箋や封筒を使って書いた手紙やカードを交換したりしています。 インタビューなどでも、「友達とプレゼントを贈り合う」「女子会に持参する小土産にいい品をいつも探している」などといった声をしばしば聞きます。 女性たちの交際維持消費は、女性たちの暮らしに自然に根づいているのです。 次回は、女性の「クチコミ消費」と「トレンド消費」についてのお話です。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 豊かな生活のための消費行動と気遣いの消費行動
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.16 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第16回目は、女性特有の2つの消費行動についてお話しします。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 日々の生活を豊かにしようとする女性の「生活向上消費」 女性は、常に日々の暮らしを少しでもよくしたいと思っています。だから、生活向上につながる情報を好みます。レシピ、暮らしの知恵、ダイエットや健康情報などがそれにあたります。いつも生活情報にアンテナを張っているのです。 例えば、レストランの新商品の試食会などを開催したとしましょう。 女性消費者を集めたグループインタビューでは、必ずと言っていいほど、「これとこれを組み合わせるなんて考えたことがなかったです」「意外においしい、今夜すぐにやってみよう」「自分が知らなかった方法を知って参考になりました」といったような言葉が出ます。 自分基準で常に向上しようとする女性たち 常に自分を基準にして、少しでも自分が向上するための情報を得たいと思っているからです。逆に、「この程度なら自分でもできる」など、自分と同じでは意味がありません。 「さっきのサラダ程度なら、いつもの食材にフルーツを乗せただけだから別に新しい発見はないです」といった言葉が出ることもよくあります。自分を基準に、今より自分の暮らしや生活が向上することに関心を示すのです。 ツイッターで160万人以上のフォロワーを持つ(2020年12月時点)「リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ」や「伝説の家政婦タサン志麻さん」などは、一般家庭の冷蔵庫にあるもので、家族構成を考えた料理をつくることが身近で新鮮と大ブレイクしました。 これは美容などでも同じで、化粧品を買いたいのではなく、「自分がきれいになりたい」がゴールです。 少しでも肌がきれいに見えるファンデーションの選び方、使い方、塗り方などを知りたいのです。 よりよい効果を求める女性の心が、消費を拡大していく どんなに肌が美しくなるファンデーションと宣伝されても、それだけでは物足りなく感じ、どうしたらその商品を使って、最大限の効果が得られるのかという方法に関心を示します。 そのため、美容においては芸能人のメイクテクニックや、人気ユーチューバーの発信するテクニックの情報のほうが、メーカーの発信よりもはるかに具体的でリアルで役立ちます。ユーチューバーの紹介する商品のほうが、疑似体験やリアリティが高いため、欲しくなるのです。 生活向上消費には、こうした女性の“今よりよくなりたい”という向上意欲に応える「指南役」の存在があるとさらに強くなります。SNSによって女性たちの消費はどんどん熱くなっています。 日頃から周りの人に気遣いをする女性の「おせっかい消費」 「おせっかい」という言葉は、ほぼ女性に向けられた言葉でしょう。男性のおせっかいというのは、ほとんど聞きません。女性のおせっかいのイメージは、こちらが何かを頼まなくても、先まわりして何かをしてくれたり、買ったり、世話を焼いてくれたりするイメージではないでしょうか。 こうした「おせっかい行動」は、すべて自分以外の人のことを日頃から気にかけていることで起こる行動だと言えます。 たとえば、ひとり暮らしの息子や娘に対して、「お米、送っておいたから」「温かい下着、入れておいたからね」「しっかりご飯食べてる?野菜送ったからね」などなど、子どもの暮らしや身体を気にかけて何かを送るなどの消費行動は、ほぼ母親です。 父親が、子どもに冬の下着を送ったといった話は聞かないのではないでしょうか。 どの代にもみられる「おせっかい消費」のコミュニケーション また、旅行シーズンになると、特急列車などで、中高年の女性たちのグループに出会うことがあります。彼女たちは次々とカバンの中から、まるでドラえもんのポケットのように、「おみかん食べない?」「おはぎつくったの」「おいしい漬物たくさんもらったから、あなたにもあげようと思って」などの会話が飛び交っています。 実は、こうした行動は20代でも30代でも変わらず見られます。「これ買っといたよ」「これ好きでしょう?このサイトで売ってるよ」などです。 「おせっかい消費」は、世代を問わずいつまでも女性たちの得意行動のようです。 次回は、女性の「代理購買消費」と「交際維持消費」についてのお話です。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 消費の8割に影響を与える女性の行動とそのパワー
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.15 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第15回目は、女性たちが家庭内や社会全体の消費に、どのような影響を与えているのかをお話します。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 世帯消費の8割を決め、9割に口を出す女性たち 女性たちの環境が変われば、それに伴って買物行動も変わります。しかも、そのインパクトは、世帯消費の8割を決め、9割に口を出すという結果が弊社調べで見えています。女性の消費に与える影響がいかにすごいのかを改めて確認しましょう。 女性は、ありとあらゆる場面で、自分や誰かのことを考え、関わる商品やサービスを好むか、好まざるかを判断し、購入を決定しています。これがどういうことなのか考えていきます。 消費に影響を与える女性の行動 具体的に見ていきましょう。 女性消費者は、世帯消費の6割~8割を決めている。 女性消費者は、世帯消費の実に9割に口を出している。 女性消費者は、女縁から情報を入手し次の女縁に渡すことで、情報の渦は拡大させる。 この3つによって、女性は消費を動かし、影響を及ぼし、拡大させていきます。圧倒的消費リーダーです。 家族に関わる消費財品目中9割に口出しをする「世帯消費の8割を握っているのは女性」という話を耳にしたことはないでしょうか。 弊社でも定期的に世帯消費の決定権を調査しています。選択項目にもよりますが、おおむね6割~8割で女性が世帯における消費財の購買決定をしていました。 データから見る女性の消費パワー 2019年に行なった「家族に関わる消費財49品目に対しての影響者」という調査で面白い結果が出ています。まずは、「49品目の購入決定を夫と妻のどちらが主にしますか?」という設問では、夫が決定者である=14.3%、妻が決定者である=63.3%、残りは半々という調査結果となりました。 「パートナーの買物に対して意見や口出しをして、買物に影響を及ぼしていますか?」という質問に対して、口を出すという回答をしたのは、妻89.9%。夫59.1%という結果がでています。 以前、眼鏡店の女性スタッフから「男性のお客様が眼鏡を購入後に、妻と娘から不評で」とフレームの交換相談があるという話を聞いたことがあります。 なかには、奥様と一緒に再来ということもあるらしいのです。「似合う、似合わない」と夫の買物に口を出して、商品を交換させてしまう妻。こうしたケースはほかの業種でもよく耳にします。女性は「7つの消費」を創出する周囲の人の買物にまで口を出す女性は、消費を創造し、拡大させます。 これが、女性視点マーケティングの面白さです。夫の買物に9割は口を出すといった結果だけではなく、子どもの買物、親への買物など、周辺のありとあらゆる人々に関わっていくのです。 それをまとめると、大きく7つの消費を創出するリーダーとなります。 生活基盤消費 生活向上消費 おせっかい消費 代理購買消費 交際維持消費 クチコミ消費 トレンド消費 生活する上で欠かせない「生活基盤消費」 「生活基盤消費」から説明していきましょう。 生活必需品の管理監督者は、女性といえます。 生活をしていくうえで欠かせないトイレットペーパー、ティッシュ、ゴミ袋など家の中の細々した、かといってなければならないモノの多くを女性は在庫管理しています。また、緊急時において、人々が不安感から買い溜めをする行動に走ることが起こりますが、そうした場面でも女性たちの情報網はピカイチに早いのです。女性同士のSNS連絡網がセンサーを張り巡らしているからです。 新型コロナウイルスが、まだあまり大きな社会不安になっていなかった時に、私はたまたま大手の流通小売の経営企画室の室長と会議をしていました。そこに室長の携帯が鳴り、奥様から「トイレットペーパーとマスクが一気になくなるから、あなたの店ですぐに買っておいて」と言われたと、会議が終わるとすぐに売場に向かわれたのです。 小売業の第一線で働く方が、妻からトイレットペーパーとマスクを買うように電話で指示を受け、素直に従っている様子を見て少々驚きました。 仕事として商品を取り扱うプロの夫でも、妻の情報ネットワークとその情報スピードにはかないません。これが、女性が消費市場で果たす驚異的な影響力と言えるでしょう。 次回は、「生活向上消費」と「おせっかい消費」の消費行動についてお話しします 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 増加傾向のひとり暮らし世帯と伸びていく平均寿命から見るマーケティング
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.14 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第14回目は、今後、少子化と高齢化の未来において必要な、中年以上の女性消費者へのビジネス戦略についてお話しします。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 一人暮らし世帯率が増加していく日本の未来 今後10年は、全世帯でひとり暮らしの世帯率は増加していく傾向にあります。 2030年以降は全世帯の約4割となり、年齢問わずひとり暮らしの男女が増加していくでしょう。 ひとりで過ごす暮らしをテーマに、商品、サービスを考えていくことは、年齢を広く捉えることができれば大きなマーケットになるはずです。ただし、世界ジェンダーギャップ指数のランキング上位国を見る限り、女性の社会進出と出生率は比例していません。 少子化と平均寿命から見るビジネスの変化と価値観 少子化を克服した北欧諸国等を参考に国の政策対応を行うことで、ひとり世帯の減少、少子化に歯止めをかけることはできます。その重要なポイントが、女性の政治、経済への要職への参加です。 これから10年で、どういう道を選択するのか。日本は分岐点にいるのです。 長寿国ニッポン、平均寿命と共に消費者人生が伸びている医療技術の発展と共に平均寿命は延びています。 2019年の日本人の平均寿命は、男性81.41歳、女性87.45歳。明治時代の平均寿命は、男性42.3歳、女性44.3歳。明治時代から見れば寿命はほぼ2倍に延びたことになります。 男女で寿命が長いのは世界共通して女性です。彼女たちの消費者人生は最長を更新し続けています。また、2025年には3人に1人が65歳以上、2040年は人口の3割が85歳以上の高齢者になるとされ、日本は、世界のどの国も経験したことがない「超高齢化社会」の先進国になるでしょう。 日本人の寿命は今後も延び続け、2019年に生まれた86万人の子どもたちは、110歳まで生きるとも言われています。現在と同じ65歳が定年と考えると、人生は残り45年も残っています。再び0歳が中高年になるまでの年月が残っていることになります。考えたら寿命が延びる分だけ、消費者としての時間も延びることになります。これからの商売は、客数を考えるよりは、一人ひとりのお客様と長くつき合い続けることに価値を置いたほうがいいでしょう。 長寿国日本の未来と考えるべきライフタイムバリュー 今後10年、平均寿命と健康寿命の推移は共に伸びていきます。2020年9月、100歳以上の高齢者の数は前年より9176人増加し、初めて8万人を突破、8万450人となり、100歳以上人口の増加は50年連続となっています。 世界有数の長寿国日本ですが、100歳以上人口は圧倒的に女性が多く、全体の88.2%を占めます。65歳を一区切りとしても残り35年あります。女性の消費者人生が長いことを視野に入れ、その長いつき合いを考えていきましょう。 2020年は国勢調査が実施されてから100年目の年でした。100年前と比べて、人口は2倍以上になり、寿命も2倍になり、高齢化が進みました。人口減少は一気に再び下降していきますが、寿命は医学の進歩によってさらに進んでいくでしょう。そうなると、消費者を数で捉えるのではなく、長期にわたっての関係づくりに重きを置き、ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)を提供していくことこそが国内におけるマーケティングの唯一の道と考えることができます。 中年以上の女性消費者へ焦点を当てるビジネス戦略 人生の中間地点である40代から50代の女性たちは、その後、さらに倍の消費者時間を持っています。しかし、従来のマーケティングは男性視点に偏っていたこともあるためか、中年以下の女性に向けたマーケティングに目が行っていた傾向があります。 中年以上の女性たちのマーケットは、人口から考えると若い世代より大きいことは明らかです。今後10年、中年以下の女性たちはもちろんのこと、中年以上の女性たちのハートをどれだけ射とめることができるかは大きな鍵となることは間違いありません。 次回は、圧倒的消費リーダーである女性の、消費に与える影響についてお話しします。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 今後10年、増えていく女性リーダーシップの拡大とそのマーケティングの可能性
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.13 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。 日本では、ジェンダー・ギャップランキングの低さが指摘されている今日ですが、今後は女性リーダーやマネジメント層は確実に増えていくでしょう。しかしながら、この分野の商品やサービスはまだまだ多くはありません。今回は、このような女性の社会進出が進む中で、結婚や家族構成の変化に触れ、女性のニーズや価値観を探っていきます。このような流れを把握することが、今後のマーケティングにとって非常に重要だと考えられますので、ご活用ください。 今後増えていくであろう女性リーダやマネジメント層へのマーケット 今後10年、女性リーダー、マネジメント層が増えていくでしょう。 しかしながら、日本のジェンダー・ギャップランキングは、大変、恥ずかしい順位だと思います。とはいえ、多くの人々がこのランキングを上げようと行動を開始すると予想しています。 今後は、女性の起業家、経営者、取締役、管理職などのリーダーは必ず増えていくはずです。しかし、今まで女性リーダーの数が極端に少なかった国だけに、「ビジネスをする女性のリーダー」に向けたマーケティングは、ほぼ未着手だといってよいでしょう。そして、この分野の商品、サービスはとても少なく、これから必ず拡大してくるマーケットになります。 データから見る女性の生き方の変化 50歳時未婚率の増加数からみると、2030年には、男性27.6%女性18.8%(推測値)50歳の時点で一度も結婚したことがないというシングルの男女が増えています。日本の年齢階級別未婚率(2015年)は、男性35歳~39歳が35.0%、女性35歳~39歳が23.9%で、年々上昇傾向が続いています。 50歳までに一度も結婚したことがない人の割合(配偶者との離婚や死別は含まない)は、1985年までは男女共5%未満だったのが、2015年には男性が23.4%、女性が14.1%です。 2030年の数字を、国立社会保障・人口問題研究所が出した推計値で見ると、男性は、27.6%、女性は18.8%です。 女性の場合は、学歴、地位が向上すると、社会参加と活躍が活発となり、結婚、出産への関心が薄れ、積極的な行動が取れないなどが要因とも言われています。昭和の時代は、近所に仲人さんがいて、結婚する時まで世話を焼いてくれていましたが、今は、マッチングアプリで、自らさまざまな人と気軽に会うこともできます。 気軽なだけに、多様な人たちと出会うことはできますが、それはそれで結婚相手を見つけるのはたやすくありません。気軽に出会えても、本気の結婚という道のりは、簡単ではなくなっているからです。中には、そのストレスで出会いを探すのをやめてしまう人もいるのも事実です。 結婚のタイミングと女性の生き方 「50歳時未婚率」というデータは、少し前までは、「生涯未婚率」という名称でした。昔の男女は、50歳まで未婚だったら生涯未婚だろうと思われていたことになります。 「50歳時」という言葉が加えられたように、これからは年齢にとらわれず、いくつのタイミングでも結婚の機会はあるし、再婚もできます。 海外の場合は、結婚していない事実婚や同棲カップルで子どもを持っている人も多くいます。 結婚や家族という固定概念にとらわれない生き方も広がっています。結婚はしないけれども、子どもだけはほしいという女性の希望も増加しています。 フィギュアスケーターの安藤美姫さんや歌手の浜崎あゆみさんなどは、結婚はせず、パートナーを公表しないシングルマザーです。 50歳時未婚率のデータの数値の上昇は、恋愛観、結婚観、子育て観の多様化につながっているとも言えそうです。 次回は、今後増えていく一人暮らし世代と平均寿命から見るマーケティングについてのお話です。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 家事育児と仕事を両立する子育て世代が抱える、今後10年の課題(後編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.12 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第12回目は、前編に引き続き、家事育児と仕事を両立していく子育て世代の課題についてお話しします。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 結婚と出産年齢の上昇から考えるサービス 今後10年の予測として、結婚年齢、出産年齢はさらに上がり続けるでしょう。 出産年齢が高くなれば、子どもが成人するまでの母親としての年齢期間も後ろ倒しになります。 30歳で初産の場合、50歳で子どもが成人となります。夫は年上が多いと考えると、夫婦のテーマは健康で長生きすることでしょう。体力づくり、閉経(更年期)の体調不良を改善することへのニーズが高くなります。 世界ジェンダー・ギャップランキングから見る女性パワー 世界ジェンダー・ギャップランキングでは、日本は121位でG7最下位となりました。 世界経済フォーラムが毎年発表している「ジェンダー・ギャップ指数」のランキングを意識して追うことは、女性視点マーケティングの重要な指標になります。 2020年、日本はG7で最下位、153ヶ国中121位でした。前年は110位で、さらに下がっています。この数値が上がりはじめれば、女性の消費パワーはさらに大きくなると予測できるため、意識して上げていきたい重要な指標となります。 この指標は、政治・経済・教育・健康の4つで数値化されます。政治・経済の分野で、日本はいかに女性が活躍していないかがわかります。 このジェンダー・ギャップ指数の低さは、SDGsの17の目標5「ジェンダー平等を実現しよう」とも連動することから意識せざるを得ない課題となっていくでしょう。 コロナ禍から見えてきた世界の女性リーダーの活躍 新型コロナの拡大の中で、女性リーダーの活躍は目立ちました。ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相や台湾の蔡英文総統は、代表的な存在です。 今回の世界的なパンデミックを契機に、女性リーダーの存在とリーダーシップが世界から評価されることになったのです。女性リーダーは、「一人ひとりの命が大切だ」という発信と行動を促した特徴が目立ちましたが、それに対して、トランプ米大統領やブラジルのボルソナーロ大統領などは、命を軽視する発信と行動を取ったのです。 マスク着用を自身がギリギリまでしないといったような行動は、特に子どもを持つ母親、高齢の親を持つ人々などの国民に恐怖を与え、何よりも大きな不安感を持たせました。 こうした女性リーダーと男性リーダーの比較記事をメディアは取り上げていました。これは極端な例だと捉える方もいるかもしれません。女性リーダーの発信は、今、世界中で取り組まれている地球環境保護や人権格差をなくすといったSDGsをリードするにふさわしいリーダーシップに見えます。 「2020年スピーチ・オブ・ザ・イヤー」では、ドイツのメルケル首相の演説が選ばれました。パンデミック初期の3月18日にメルケル首相が国民に向けて行なったテレビ演説は、世界的に高く評価されています。このスピーチが評価されたのは「共感能力」です。 社会全体を考え行動する21世紀のリーダーシップ 21世紀型のリーダーシップは、社会全体を考えて行動しなければなりません。 今までの力で押し倒す破壊的なリーダーに辟易した若者たちが、世界各地で声を上げているのです。 日本で最初のクラウドファンディングサービスREADYFORを立ち上げた米良はるかさんは当時、24歳の大学院生でした。READYFORは、社会課題解決案件が多いです。女性リーダーを増やすことは、世界の向かうべき課題解決を推し進めていくためにも必要なことです。 政治、経済への女性参画数値が低いことは、ダイバーシティ(多様性)という観点から見ても低次マネジメント力であると捉えられてしまうでしょう。 日本が真に世界のリーダーとして認められるためには、女性リーダーの育成は急務だと言えます。 次回は、今後10年、増えていく女性リーダーシップとその課題についてお話しします。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 家事育児と仕事を両立する子育て世代が抱える、今後10年の課題(前編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.11 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第11回目は、家事育児と仕事を両立していく子育て世代の課題についてのお話です。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 今後10年の子育て世代の課題 今後10年の予測として、男女共に家事育児と仕事の両立がうまくいかない大きなストレスが続きます。“男女ともに”そして社会で家事育児を支えていくという動きに向かうでしょう。 なかでも子育て中の非正規社員の女性たちがストレスを抱えている分野に着目すると、実はそれらを解決していく商品やサービスは、すべての子育て世代に共通する悩みを解決することが分かります。そのため、需要が多く、派生効果も大きいと言えます。 男性の家事育児参加のための商品、サービスもどんどん伸びていくでしょう。10年後は、男女共に正規社員が主役マーケットになると予想することができます。さらに、国も非正規社員の抱える生活困窮などの課題解決に動き出します。また、働き方改革は、次の時代に突入していきます。 出生率と人口減少から見る日本の未来 出生数は過去最低を更新し続けている厚生労働省の発表によると、2019年、国内出生数は86万5234人。前年比5.92%の急減し、90万人を割り込むのが想定より2年早い結果となりました。 このスピードは、三世代、つまり孫の世代で4分の1近く減るという速さだとお気づきでしょうか。2020年はコロナ禍によって衝撃の前年比▲1.9%の84万7000人となる見通しだといいます。これは、1年間で約2万人減で、少子化が想定より一気に10年前倒しになりかねない状況が起きたのです。 人口の減少は自然減も入れて約51万人。これは現在の鳥取県全体の人口に近い数字です。コロナ禍でなくとも1年間にひとつの県が消滅していることになるということなのです。 人口減少予想から見る子供の未来 2020年1月1日時点の人口は1億2713万人ですが、2065年は約8808万人と推定されています。 しかも実態は、この数字の計算より速く進んでいるのです。2065年は、今年生まれた子どもたちはまだ45歳。この子たちは、将来、どれほどの負担を背負うことになるのでしょうか。 私たちは深刻に責任を考える必要に迫られているのです。 ちなみに、明治時代初めまで人口は約3000万人と、今の約4分の1でした。孫世代は明治時代に近づくレベルで加速中で、さらに下まわる可能性に向かっていると言えるでしょう。 女性のキャリアプランと結婚・出産から見る少子化現象 女性が結婚する年齢、初めて子どもを出産する年齢は上がっています。 1980年の平均初婚年齢は、夫が27.8歳、妻は25.2歳。2018年にはそれぞれ、31.1歳、29.4歳となっています。 初婚年齢の上昇に伴って、第1子出産時の平均年齢も上昇し、2019年、第1子を産む女性の平均年齢は31歳で1985年より5歳高くなっています。 ただし、これらの“平均”というデータの見方には注意もあります。 じわじわと晩婚化に向かっているのは事実だが、都市と地方の格差もあり、実態としては、28歳までに結婚している女性は2018年のデータで57.6%と約6割、32歳では80.3%と8割に到達します。 また、男性もデータでは27歳をピークに結婚をしている現実があるため、「周囲も晩婚だから」では大いに勘違いもしやすいのです。女性は男性と異なり、出産を担うことから、生殖適齢期に関する情報に敏感で、出産と結婚は切り離して考えられません。 働く女性のキャリアプランと出産の時期と婚期のトリプル意識は男女に大きな差があります。女性活躍を考える時、このトリプルの視点を忘れてしまった場合は女性のストレスは増幅し、少子化を止めることもまた難しいと言えるでしょう。 次回は、後半で女性の結婚と出産年齢の上昇から見る影響とそのサービスについてお話しします。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 変化する女性のデータから読み取る消費の未来
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.10 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第10回目は、女性の就業率のデータから女性の生き方や価値観を読み解いていきます。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 くるくる変わる女性の生き方や価値観 人生のどの時点にいるのかで、価値観がくるくると変わります。なかでも結婚・出産・育児というライフイベントにいる女性は、日常生活に与えるインパクトが大きいため、価値観は目まぐるしく変化しています。 女性全体が今、どんな状況に置かれて、そのなかでどう生きていようとしているのかをデータから読み取っていきたいと思います。特に経年的なデータを見れば、右肩上がりなのか右肩下がりなのか、山なのか谷なのかで、5年~10年先のグラフがどうなるかが大方読めるはずです。 また、私たちは国の政策によってレールが敷かれていきます。今後、国が手を入れていくポイントは、男女差の大きい数値や、国際比較において女性活躍が遅れている分野です。この2つの現状を把握すれば、この先の国の動きは予測できるはずです。 まずは実態を見ていきましょう。 家庭と仕事の両立から見た女性の就業の現状 女性の就業率は過去最高70%を超え、さらに過去最高を更新し続けています。またすべての年代で就業率が上昇しています。 働く女性が増えるということは、時間の使い方、買物の仕方が変わります。この30年で女性たちは自分の生き方を自由に選択するようになったことで、昔のように多くの人が同じ年齢・時期に結婚、出産をして一時期仕事を離れるというようなことはなくなりました。 もうひとつ意識していきたいデータがあります。 それが正規雇用か非正規雇用かです。 以前は女性マーケットを語るうえで、専業主婦と有職主婦の比率を見ていましたが、専業主婦と有職主婦の比率が入れ替わったのは、2004年から2008年あたりです。 ここから一気に「働く女性」という言葉のほうがマジョリティになっていきました。 就業率が上がっていると聞くと、イコール正規社員と思いがちですが、女性の就業率の上昇は、非正規雇用のほうが多いのです。いわゆるパート、アルバイトなど時間や日数で働く人です。 これは見落としがちな大きなチェックポイントです。 女性の半数は非正規雇用で働いている事実 今現在、女性の半数以上は非正規雇用で働いているのです。反対に、男性は圧倒的に正規雇用が多いのです。つまり、女性は男性と比べると不安定な立場にあるということです。 30代40代は、仕事に責任が出てきて忙しくなってくる時ですが、その年代で非正規が多いという数値からは、就業と家事育児の両立の難しさがあるということがわかります。コロナ禍で表面化した女性・非正規に厳しい日本の現実ですが、介護、保育、医療、スーパー、コンビニ、旅行、ブライダル、観光といった分野を支えているのは非正規の女性です。 コロナ禍後の雇用予測 コロナ禍で職を失い、困窮、絶望、自殺増加を起こしました。しかし今後、非正規雇用よりも正規雇用のほうが大きくなっていく流れが予測されます。そうすると、日本の消費社会は変わっていくでしょう。 女性たちのほとんどが、今より家庭時間が減るため、家族との共働連携や代行サービスの利用、効率化のための家電やデジタルツールなどはどんどん活用されていきます。 次回は、今後10年の家事育児と仕事から見た予測についてお話しします。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 時代と共に変化し続ける女性たちのトレンドを探る(後編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.9 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第9回目は、コロナ禍の中、女性たちがどのように変化し、社会を塗り替えていく主導者となっていくのかをお話しします。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 「リカバリーは私たちの手で」自身で動く2020年 2020年の幕開けは、「リカバリーは、私たちの手で」でした。 まさかその後に、新型コロナウイルスで世界中が大変なことになっていくとは思っていませんでしたが、このキーワードは、妙にその後を予見したような言葉となったのです。 正式には、「リカバリーは、私たちの手で。私が動く、あしたの子どもたちのために。未来意思時代へ」ですが、2月には「サステナブル・ブランド国際会議2020横浜」が開催されました。 リサーチ会社のインテージは、「FRaU」に掲載された「今日からできる100のこと」を参考に45の行動リストを作成し、全国15歳~69歳の男女3206人に調査しています。( https://www.intage.co.jp/gallery/sustainability2/ )。 その結果から生活者のサステナブル行動を4分類し、サステナブル行動の意識が高い人から、Super層、High層、Moderate層、Low層とした。上位のSuper層、High層は、どちらも男女比4:6で、女性のほうが高くなっていました。 2020年7月、20代向けの女性ファッション雑誌「ViVi」9月号(講談社)が大きくSDGs特集を組んだのですが、それには、吉本の若手人気芸人EXITを起用し、新鮮な紙面で、読んでいるだけでハッピーになる内容でした。一日一善ならぬ一日一SDGsとして、私たちが身近にできる行動を30日分、30daysとして提案した内容でした。 たとえば、「days2: フードロスえぐい。解決アプリを使うなりー」では廃棄予定の食品をテイクアウトできるサブスクアプリの「Reduce Go」や、予約人数と同じ数の子どもたちに寄付できるグルメ予約サイト「テーブルクロス」などを勧め、「days6:つねに低電力モードでよろたの」では、低電力モードにすることで20%~30%も消費電力が節約できること、いらない写真やアプリを削除するのも有効だと伝えていたのです。 ポップなノリで若い読者にわかりやすく書かれてていて、この号では、エシカルコスメ(環境、人、社会に優しいコスメ)の特集もしていました。SDGsは、特別な人たちの高尚な言葉ではなくなってきたのです。新型コロナウイルスの感染拡大に直面した2020年の「ViVi」の特集は、20代の女性たちが、楽しみながらも持続可能な社会を自分たちの手でつかもうとする行動へと変わっていくことの大切さを指南していました。 暮らしから社会を塗り替えていった2021年 2021年が幕開けました。誰も想像していなかった新型コロナウイルス感染拡大という、価値観を大きく変える1年を過ごして迎える2021年となりました。 たった1年で多くの命を失い、経済不況を起こし、グローバル社会は一転して、世界中で鎖国状態が起きたのです。この期間、女性たちの価値観も大きな変化を余儀なくされていました。 女性消費者調査から見えていたのは、新型コロナ禍における「家庭の衛生管理責任者」という自覚と行動でした。 やがてそれは人を「思いやる、気にかけ合う、応援する買物へ」と意識変化し、その後、定着していったのです。SDGsという言葉の広がりとも重なり、次第に社会に目が向いていきます。 また、デジタルネイティブ世代が活躍する年代となり、クラウドファンディングやネットを活用した寄付や応援が気軽にできる社会になったことも大きいです。 「自分の買物が誰かを幸せにする」ことが身近となり、「同じ買うのなら」「どうせ買うなら」という言葉がよく聞かれるようになりました。 女性雑誌の「FRaU」「ViVi」以外にも、「SPUR」(集英社)、「Hanako」(マガジンハウス)などが次々とSDGsの特集を掲載し、サステナブルという言葉がいよいよ大衆へと広がっていったのです。 2020年秋以降の女性たちへのインタビューでは、「お茶は買わずにパックで。ペットボトルは買っていない」「洋服はリサイクルショップに持って行く」、そして「夫や子どもにエコ意識を啓蒙してきたが、やっと行動するようになった」「友達と誘い合いゴミ拾いのサークルに入った」などのコメントが聞かれはじめました。やはり女性たちは周囲を巻き込みながら生活のリーダーシップを取っているのです。 2021年からの女性たちは、身近な暮らしから少しでも社会に役立つことを主導し始めたのです。 次回は、価値観がくるくると変わる女性に関するデータ変化を読むことで未来が見えることについて解説していきます。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 時代と共に変化し続ける女性たちのトレンドを探る(中編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.8 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第8回目は、前編に続き、2017年~2019年にかけての女性トレンドを探っていきます。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 より自分らしい生き方を模索する2017年の女性たち 女性たちの中に広がった空気は、「固定的な価値観から解放されて、自分らしい生き方を探しはじめよう」というトレンドでした。それを表すかのように、2017年2月発売の女性雑誌「an・an」(マガジンハウス)の表紙はアーティストのPerfume(パフューム)の3人。タイトルは「オンナの生き方は、いつも難しい。生き方を選ぶ。」というものでした。 3人を出すことで、3人いれば生き方も三様であるというメッセージも含まれており、副題には、「恋愛/結婚/出産/仕事/転職/起業」という6つのライフイベントが並んでいたのです。 「結婚のメリット&デメリットは?」「出産&子育ての選択とスケジュール」といった言葉が添えられ、女性は、ライフイベントに向き合うべき時が多いことが示されました。女性は都度、分岐点で選択を迫られますが、そのどれが自分の人生にとって正解なのかは分からなかったのです。この頃から「適齢期」や「クリスマスイブ(24歳までに結婚)」といったような固定概念から解放されるムードが広がってきたのです。 「生き方は自由」となってきましたが、それゆえに選択肢が多いという新たなストレスを生んだのも事実です。「私はどう生きたらいいの?その指南書がほしい」というのが女性の本音でした。 インスタ映えで存在証明をし始める2018年 前年の2017年末の流行語大賞は「インスタ映え」となりました。その後、2018年、2019年と「映える」は、女性たちのトレンド行動として浸透していったのです。 前年からの流れで、女性の生き方の選択に正解がない不安感や迷いを抱えている女性たちにとって、インスタグラムの「いいね!」は、互いに承認しあえることで、存在証明の力になっていきました。 また、有名タレントでなくともフォロワーを何万人も持つ「インスタグラマー」と呼ばれる発信力のある女性たちが多数生まれ、消費に影響を及ぼす存在となっていったのです。 この年、女性に対する差別問題なども大きく取り上げられる動きが世界で見受けられました。2018年の流行語大賞には「#MeToo(私も)」がランクインし、「#MeToo」はセクハラに声を上げた女性たちの世界的な運動や米国のニュース雑誌「TIME」は2017年度パーソン・オブ・ザ・イヤーとして、「#MeToo」運動を起こした女性61人全員を写真つきで紹介して、大きな話題を呼びました。 翌1月の第75回ゴールデングローブ賞授賞式では、賛同した女優たちが黒い衣装で参加して連携を意思表示し、女性たちが沈黙を破り、声を発して存在を示す流れができました。世界各地で女性たちは「自らの存在の証を得る動き」を活発化させはじめたのが、この年です。 「ワタシは私」から始まる新たな選択の2019年 「『FRaU』の最新号、買いましたか?」 2018年も終わりに近づく時期、何人もの知人に聞かれました。 「FRaU」は講談社が発行する女性雑誌で、ファッション、カルチャー、ライフスタイルなどを幅広く記事にしています。2019年1月号「SDGs 世界を変える、はじめかた」というタイトルで、一般の女性に「SDGs」という言葉を強く発信した日本では最初の女性雑誌だと思います。なんと、同誌は発売後も重版を重ね続けたとのことです! その後も毎年1月号は、SDGsを特集テーマとして企画は第2弾、第3弾と続いていました。女性たちは、世界の課題を雑誌から学ぶようになっていたのです。そして「自分はどうあるべきか」という消費行動の変化へとつながっていき、近年は、エシカル(倫理的な行動)やサステナブル(持続可能な)を意識したファッションやコスメ、暮らし方を選択することがおしゃれな人というイメージになってきています。 外側を飾るのではなく、中身を磨くことが本物であり、心身が健康で、地球や社会の未来を考えて行動することがもっとも美しい生き方という価値観になりました。選択者はワタシ。自分の目で、品質・美しさ・健康によいモノを選ぶ。そのためには、自らの知識も高めようとする行動も強くなっていたのです。 次回は、2020年から2021年にかけて彼女たちがどのように変化し、社会にどのような存在になっていくのかをお話しします。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。
- 時代と共に変化し続ける女性たちのトレンドを探る(前編)
市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.7 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第7回目は、女性視点マーケティングに重要なトレンド(時流)を年代ごとに解説し、女性たちの価値観がどのように変化していったのかお話しします。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 女性視点マーケティングを語るうえで、重要なのは社会のトレンド(時流)です。女性は生活に密着し、些細な変化に気づき、暮らしに反映させていきます。まず、今の日本の女性がどんな状況下にあるかを共通認識として持ちましょう。 日本の女性は、世界一のスピードで変化していると言われています。「最近の女性たちは、どんどん多様化している」「女性といってもいろいろいるだろう」「世の中は、男女共に大きく変わっているはず」「今どき、男女差をいうのはナンセンス」など、さまざまなご意見があるのではないかと思います。 そこで、まずは、日本の女性たちがどのように変化し続けているのかをご説明していきます。弊社は、毎年2月に、その年の女性消費者動向を「女性トレンドセミナー」で、キーワードにして発表し続けてきました。その年間トレンドキーワードの変遷を振り返ってみます。 昭和から令和にかけての女性マーケットの変遷 日本の女性を取り巻く環境はこの30年で大きく変わりました。 昭和、平成、令和と時代が進むにつれ、女性の行動範囲は家庭だけでなく、職場や社会的な場所へとその活躍の場は急速に拡がっています。 幸せの基準が適齢期の昭和から、女性の社会進出が進んだ平成へ 1926年から1989年までの昭和時代、女性は結婚適齢期(24歳前後)を迎えたら結婚して家庭に入り、専業主婦として家族を支えることが当然とされてきました。家庭を切り盛りすることで働く夫を支える妻、子どもの世話をする母という二役にのみ、女性の役割は求められてきたのです。この流れを変えたのが、1986年に施行された「男女雇用機会均等法」です。この法律に後押しされて、続く平成時代(1989年~2019年)では、社会に進出する女性が急増しました。働く女性が増えるにつれ、育児や短時間勤務などに関する法律も徐々に整備され、時代を象徴するかのような「肉食女子」「草食男子」などの言葉が流行したのです。また、仕事を優先する女性が増えたことは、「少子高齢化」「晩婚化」に影響を及ぼしているのではないかと言われるようになりました。 情報発信が進んだスマホ元年の2014年 この年、女性たちが持つ携帯電話は、初めてガラケーよりもスマホのほうが多くなりました。 少子高齢化を実感し始めた2015年 少子高齢化を実感し始めました。子どもは宝。6ポケット(両親と両祖父母)消費に注目され始めてきたのがこのころです。 現実と期待のはざまで悩む女性が激増した2016年 女性の社会進出や発信力が、右肩上がりに増えていくなか、ひとつの分岐点となったのが2016年です。人口減少、つまり「働き手の減少」が叫ばれて以来、女性を積極的に活用していこうとする社会の流れを受けて、女性たちは現実とまわりからの期待とのギャップに悩みはじめます。この頃、話題になったのが、「#保育園落ちた」というSNSの書き込みで、年末の流行語大賞のベスト10に入るほど話題になったのです。 次回は、中編で2017年から徐々に女性たちの生き方や価値観が変化していったのかをお話しします。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。















